Cisco Business Edition 6000 バージョン 12.0 発注ガイド

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偏向のない言語

この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください

翻訳について

このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。

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目次

 

1. はじめに

1.1 目的、対象者、適用範囲

本書では、M5 世代アプライアンス上での Cisco® Business Edition 6000BE6000)バージョン 12.0 の価格、パッケージ構造、発注について説明します。

内容に入る前に、https://www.cisco.com/c/en/us/products/unified-communications/business-edition-6000/sales-resources-listing.html を参照して、このガイドが最新バージョンであることをご確認ください。

対象者:本ガイドは、シスコの販売スタッフとシスコ スペシャライゼーションを取得済みのパートナーを対象にしています。

範囲:このガイドでは、BE6000 ソリューションの発注プロセスを説明します。発注は、シスコへの直接発注、もしくはシスコのディストリビュータ経由の発注が可能で、その両方の発注プロセスは、シンプルで統一されているため、小規模な導入におけるコストの削減、およびリード タイムの短縮化につながります。

Cisco BE6000 ソリューションの詳細については、https://www.cisco.com/go/be6000 にアクセスしてください。

1.2 販売サポート ツール

Cisco Quick Pricing ToolQPTBE 6000 など、シスコの小規模から中規模向けビジネス ソリューションの見積を作成するためのインストール方式のアプリケーション。QPT は、非公式な見積を迅速かつ簡単に作成できる要件主導型のツールです。QPT で作成した構成は Cisco Commerce Workspace にインポートできます。アクセス権を申請するには、https://www.cisco.com/go/qpt をご覧ください。

Cisco Collaboration 仮想マシン配置ツール(VMPTは、BE6000 などのプラットフォームで仮想化コラボレーション アプリケーションを導入する際に、プランニングや視覚化に役立つオンライン ツールです(https://www.cisco.com/go/vmpt)。VMPT Collaboration サイジング ツール(tools.cisco.com/cucst [英語])からエクスポートされた情報を受け取り、設計プロセスを迅速化します。

Cisco Commerce WorkspaceCCWは、シスコ製品の見積と注文を作成、管理、共有できるオンライン ツールです(https://www.cisco.com/go/ccw)。CCW を使用してプロモーション登録を管理できます。

注:   CCW を使用して見積書や概算見積書を作成する際には、自動展開された無料の製品コードの表示、非表示を設定できます。

Cisco Service Contract CenterSCCサービス契約の料金設定、管理、更新、およびシスコ製品のサブスクリプションのためのオンライン ツール。詳細の確認とツールへのアクセスについては、https://www.cisco.com/go/cscc [英語] をご覧ください。

パートナー セントラルは、BE 6000 の位置付けと販売に役立つツールとリソースを提供します。Not For ResaleNFR)などのサービスの情報や、Cisco Capital® による融資の詳細についても、パートナー セントラル(https://www.cisco.com/web/partners [英語])で確認できます。

 

1.3 販売終了および製品コード変更に関する通知

見積を開始する前に、BE6000 に関連する販売終了が発表されていないか、Web サイト(https://www.cisco.com/en/US/products/ps11369/prod_eol_notices_list.html [英語])で確認してください。

以前の BE6000 バージョンで使用されていた製品コードの一部について、販売終了が発表されています。過去に BE 6000 を発注したことがある場合は、このドキュメントをお読みの上、記載されている最新のプロセスに従ってください。

BE6000SM2)アプライアンスの販売の終わりになりました。公開されている次の通知を参照してください。https://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/unified-communications/business-edition-6000/eos-eol-notice-c51-739191.html [英語]

BE6000MM4)および BE6000HM4)アプライアンスは 2018 6 30 日に販売を終了します。公開されている次の通知を参照してください。https://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/unified-communications/business-edition-6000/eos-eol-notice-c51-740522.html [英語]

2. Cisco Business Edition 6000

Cisco Business Edition 6000BE6000)は、従業員数 1000 人までの組織向けに設計された、パッケージ型のコラボレーション プラットフォーム ポートフォリオです。高品質の音声、ビデオ、モビリティ、メッセージング、プレゼンス、コンタクト センターの機能を 1 つの統合プラットフォームで提供するソリューションです。これらのコア コミュニケーション機能を導入した中規模の企業では、効率と生産性を向上させる高機能なコラボレーション ツールを活用してさまざまな利点が得られます。

2.1 Cisco Business Edition 6000 バージョン 12.0 の概要

モバイル エクスペリエンスの強化

Apple® Push Notification ServiceAPN)は、Apple iOS デバイス上のアプリケーションが着信とメッセージの通知を受け取る新しい方法です。アップルは、2018 年の後半に APN を標準化する予定です(以前の「キープアライブ」アプローチの使用は終了します)。CSR 12.0 は音声およびビデオ通話の APN をサポートしており、APN をフルに利用してユーザのエクスペリエンスを向上させながら、iOS デバイスのバッテリ寿命を拡張します。

セキュリティとコンプライアンス

お客様がセキュア システムの PCI DSS 要件を満たすために、CSR 12.0 は、お客様のユニファイド コミュニケーション環境でのクライアント/サーバ接続を保護するための、最新のトランスポート層セキュリティ(特に TLS 1.2)をサポートしています。セキュリティ強化のため、CSR 12.0 ではシステム管理者はクライアント/サーバ接続が TLS 1.2 を使用するように指示できます。これにより UC 導入の「攻撃対象領域」を大幅に削減し、PCI コンプライアンス監査にパスできるようになります。

IPv6 のサポート

IPv4 から IPv6 への移行を支援するために、CSR 12.0 では、IPv6 アドレスを使用して IP 電話とビデオ エンドポイントの導入をサポートしています。IP 電話やビデオ エンドポイントで IPv4 アドレスが必要とされないようにすることで、CSR 12.0 は標準的な UC 導入で使用される IPv4 アドレスの数を 98% 減らすことができます。

スマート ライセンス

Cisco Smart Software Licensing Manager はクラウドベースのライセンス コンプライアンス リポジトリであり、製品のインストールだけではなく、お客様ごとにライセンスを表示します。これによりライセンスの発注とアクティベーションがさらに簡単になり、エンド ユーザの可視性はさらに高まります。注:顧客は 12.0 をインストールするかまたは 12.0 にアップグレードする前にスマート アカウントを設定する必要があります。詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/buy/smart-accounts.html [英語] と、Unified Communications Solutions 12.0 発注ガイドのスマート ライセンスの章を参照してください。

簡素化された管理

CSR 12.0 には、システム管理者の作業を容易にするためのいくつかの拡張機能があります。更新には、外部 IM & P データベースの簡略化された管理、デバイス最新表示レポート、およびユニファイド CM アップグレードを実行するために必要な時間の大幅な削減が含まれています。

Cisco Webex ハイブリッド サービス

CSR 12.0 では、ハイブリッド サービスは、お客様がクラウドに移行して、既存の UC 投資をさらに効果的かつ効率的に利用できるように拡張されています。更新には、Cisco Webex Cisco Jabber®/Cisco Webex Messenger の間の相互運用性が含まれ、ハイブリッド サービス用の Cisco Webex Hybrid Calling および統合 Cisco Expressway VM の要件の実装が簡単になります。

設置とプロビジョニングの容易さ

   仮想化ソフトウェア 6.5 は、Cisco Unified Communications Virtualization Hypervisor Plus ライセンスでサーバにプレインストールされています。

   Cisco Unified Communications ソフトウェア スイートは、ハイパーバイザ データ ストアにプリロードされています。インストールを簡易化するための厳選されたアプリケーションが事前導入されています。ソフトウェア ロードの詳細全体は、リリース ノート https://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/business-edition-6000-version-12-0/model.html [英語] にあります。

   出荷時の BE6000 サーバに、事前設定イメージ アプリケーションが付属されなくなりました。お客様固有の要件に合わせてサーバを事前に構築しておくには、パートナーはセクション 1.2 に記載の Business Edition 管理サービス(deploybe.cisco.com [英語])を利用できます。

   移行と新規インストールをシンプル化するため、新しい Unified Communications Virtualization Hypervisor Plus ライセンスでは、BE6000 ラックマウント サーバで Cisco Prime® Collaboration Deployment を使用できるようになりました。

提供プロモーション

   Business Edition 6000 ソリューションはすべて、Collaborate Everywhere プロモーションの割引対象です。詳細については、https://www.cisco.com/go/collaborateeverywhere [英語] をご覧ください。

   Cisco Unified Contact Center Express プロモーション バンドルは、BE6000 ライセンス スターター バンドルの発注時に利用できます。詳細については、https://www.cisco.com/web/partners/sell/promotions/cucce_bundle.html [英語] をご覧ください。

   BE6000 の新規および既存のお客様に、Cisco Webex Meeting Center プロモーション価格が引き続き提供されます。

   Cisco TelePresence® のお客様は、Video Communications ServerVCS)ライセンスを BE6000 に無料で移行できます(現行のサポート料金が適用されます)。

2.2 ユニファイド コミュニケーション ライセンスの概要

シスコのユーザ ライセンス

Cisco Unified Communications リリース 9.0 以降のアプリケーションは、エンド ユーザに基づいてライセンスが供与されます。このモデルは、デバイス単位でライセンスが供与されていた以前のリリースとは異なります。次のセクションでは、2 つのライセンス タイプ、User Connect License Unified Workspace License について説明します。これら 2 つは、必要に応じて 1 つのシステム導入で混在させることができます。また、条件を満たした BE6000 のお客様には Cisco Collaboration Flex Plan をご利用いただけるようになりました。詳細および発注情報については、http://www.cisco.com/go/collaborationflexplan [英語] を参照してください。

注:   お客様には、永久ユーザ ライセンスの購入か、Cisco Collaboration Flex Plan へのサブスクリプションをお選びいただけます。両方のサービス要素を併用することはできません。永久ライセンスをお持ちの既存のお客様は、ご希望があれば、Flex Plan への移行が可能です。

Cisco Collaboration Flex Plan サブスクリプション

Cisco Collaboration Flex Plan は、1 つのサブスクリプションベースのオファーにオンプレミスとクラウドベースのコラボレーション サービスを兼ね備えたプランで、ナレッジ ワーカー 250 人以上の新規および既存のお客様を対象としています。1 つの契約でクラウドベースの Cisco Webex サービスのソフトウェア、ライセンス、テクニカル サポートをカバーし、ハイブリッド サービス、Cisco Unity® ConnectionCisco Meeting Server 導入を含むオンプレミスの Cisco Unified Communications Manager も統合されています。

Cisco User Connect Licensing

Cisco User Connect LicensingUCL)では、ほとんどの Cisco Unified Communications 製品のライセンスをユーザ数に応じて購入できます。UCL を使用すると、クライアントとサーバ ソフトウェア、機能使用(RTU)料金、ポート ライセンスなどのすべてがユーザ単位のライセンスで提供されるため、発注および導入のプロセスがシンプルになります。

UCL には次のライセンスがあります( 1 の概要を参照)。

   Essential UCLアナログ電話アダプタ(ATA)ポートや、共用ワーク エリアでの単純な IP 電話の利用を可能にするライセンス。ユーザにデバイスが割り当てられている場合は、インスタント メッセージとプレゼンスの機能もライセンスに含まれます。

   Basic UCLエントリーレベルの IP 電話を使った音声中心のコミュニケーション ソリューションを必要とする、デスクワーカーに最適なライセンス。音声、インスタント メッセージ、プレゼンスの機能が含まれます。

   Enhanced UCLデスクトップまたはモバイルのデバイスが 1 台必要なユーザに、さらに高機能なコラボレーション エクスペリエンスを提供するライセンス。音声、ビデオ、インスタント メッセージ、プレゼンスの機能が含まれ、Cisco Expressway を使用したモバイルおよびリモート アクセスに対応できます。また、このライセンスを使用して、1 つのデスクトップ テレプレゼンス デバイス(DX または EX シリーズ)を Cisco Expressway に直接登録することができます。

   Enhanced Plus UCLデスクトップおよびモバイルのデバイスが 2 台必要なユーザに、さらに高機能なコラボレーション エクスペリエンスを提供するライセンス。音声、ビデオ、インスタント メッセージ、プレゼンスの機能が含まれ、Cisco Expressway を使用したモバイルおよびリモート アクセスに対応できます。また、このライセンスを使用して、1 つのデスクトップ テレプレゼンス デバイス(DX または EX シリーズ)を Cisco Expressway に直接登録することができます。

   Cisco TelePresence RoomUnified Communications Manager または Expressway システムでシスコの会議室型テレプレゼンス システムを有効化するライセンス。サポートされるシステムはさらに、Expressway を使用したリモート アクセスにも対応します。また、このライセンスを使用して、1 つの Cisco TelePresence ルーム システムまたはサードパーティ(SIP 準拠)ビデオ エンドポイントを Expressway に直接登録することができます。

   Voice Messaging(ボイスメール):Cisco Unity Connection での 1 ユーザのボイス メッセージング機能を有効化する Basic ライセンス。高度なメッセージ アクセス オプション(Internet Message Access ProtocolIMAP)、ユニファイド メッセージング、電話、および Web)が含まれます。

注:   Media Gateway Control ProtocolMGCP)制御または Cisco IOS® ソフトウェアの音声ゲートウェイ ポートには、ユーザ ライセンスは必要ありません。

Cisco Unified Workspace Licensing

Cisco Unified Workspace LicensingUWL)が提供するユーザ単位のライセンスにより、シスコ ユニファイド コミュニケーションの広範なアプリケーションとサービスを低コストで簡単に購入し、導入することができます。

UWL には現在、次の 2 つのエディションがあります( 1 の概要を参照)。

   Standard EditionUWL-Std):複数のデバイスを必要とするデスクワーカーとモバイル ユーザの両方に、さらに高機能なコラボレーション エクスペリエンスを提供するライセンス。音声、ビデオ、ボイス メッセージング、インスタント メッセージ、プレゼンスの機能が含まれ、Expressway を使用したモバイルおよびリモート アクセスにも対応できます。また、このライセンスを使用して、1 つのデスクトップ テレプレゼンス デバイス(DX または EX シリーズ)を Expressway に直接登録することができます。

   Meetings EditionUWL-Meetings):包括的なコラボレーション エクスペリエンスをユーザに提供するライセンス。各ライセンスには、UWL Standard Edition の利点に加え、以下の内容が含まれます。

    Unified Communications Manager を使用する代わりに、このライセンスを使用して、2 つのデスクトップ テレプレゼンス デバイス(DX または EX シリーズ)を Expressway に登録することができます。

    パーソナル マルチパーティ プラス(PMP+)指名ホスト ライセンスUnified Communications Manager または Expressway ソリューションで使用可能です。

    オンプレミスの Cisco Webex Meetings Server 永久ライセンス

    UWL-Meetings ユーザ 25 名ごとに 1 つの Cisco Unified Contact Center Express Standard Agent ライセンス

    UWL-Meetings ユーザ 5 名ごとに 1 つの Cisco Unified Communications Manager Session Manager EditionSME)セッション ライセンス

Cisco UWL の詳細については、https://www.cisco.com/go/cuwl [英語] をご覧ください。

パーベイシブ ビデオ会議およびパーソナル マルチパーティ ライセンスの詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/products/conferencing/technology.html [英語] および https://www.cisco.com/go/meetingserver [英語] をご覧ください。

1 および 1 では、要件に最適なライセンス タイプを決定できるように、Cisco Unified Communications バージョン 11 のライセンス タイプを比較しています。 1 は、各ライセンス タイプで利用可能な機能を説明したものです。 1 は、シスコの各デバイスまたはクライアントで必要な最小限のライセンス タイプを説明したものです。

表 1.       Cisco Business Edition 6000 バージョン 12 のライセンス

ライセンス

Cisco UCL Essential

Cisco UCL Basic

Cisco UCL Enhanced

Cisco UCL Enhanced Plus

Cisco UWL Standard

Cisco UWL Meetings

価格

$ 40

$ 125

$ 210

$ 295

$ 325

$ 600

Unified Communications Manager ユーザ プロファイル

1

1

1

1

1

1

デバイスの数

1

1

1

2

10

10

Expressway 登録*

-

-

1

1

1

2

IM およびプレゼンス**

ü

ü

ü

ü

ü

ü

Cisco Jabber 音声/ビデオ クライアント

-

-

ü

ü

ü

ü

ビデオ通話***

-

-

ü

ü

ü

ü

Cisco Expressway Remote Access***

-

-

ü

ü

ü

ü

ボイス メッセージ

l

l

l

l

ü

ü

パーソナル マルチパーティ会議

l

l

l

l

l

ü

パーソナル マルチパーティ プラス会議

l

l

l

l

l

ü

Cisco Prime Collaboration Provisioning

ü

ü

ü

ü

ü

ü

凡例: ü 付属、 l オプション、 - 該当なし
* 通話制御を選択できるようにするために、デスクトップ エンドポイント向け Expressway 登録ライセンスが提供されます。ビデオ エンドポイントの登録先に応じて、 Expressway 登録または Unified Communications Manager ユーザ ライセンスを使用できます。
** BE6000 サーバで Unified Communications Manager IM および Presence Service を使用する場合。
*** デバイスまたはクライアントによってサポートされている場合。
図 1.       各ユーザ ライセンスでサポートされるデバイス

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ライセンス管理メカニズム

BE6000 では、考慮すべきライセンス管理メカニズムがいくつか含まれます。

   単一履行:新しいユーザ ライセンスは、オーダーごとに単一履行の製品アクティベーション キー(PAK)で提供されます。これにより、1 つのシステムで使用する単一履行 PAK のライセンスは、すべて同時に履行する必要があります。

   部分履行:ソフトウェア バージョン ライセンスまたは機能のアップグレード ライセンスは個別の PAK で提供されるため、部分履行が可能です。たとえば、1 つの PAK 内のライセンスの一部を、必要に応じて、異なるシステムで有効化することができます。ライセンスをバージョン 9 以降からより高度な機能の権利にアップグレードする場合、移行ライセンスを履行するには、元のライセンスがインストールされている必要があります。

   スターター パックの適用:BE 6000 ソリューションごとにライセンス スターター パック 1 つの権利が付与されます。バージョン 10 以降のライセンスでは、システムのライセンス マネージャ 1 つにつきライセンス スターター パックつのみを導入できます。

注:   ライセンス スターター パックを発注する際には、スターター パックが対象システムにすでにインストールされていないことを確認してください。インストールされている場合、同じ単一履行 PAK で提供されるライセンスのいずれもそのシステムでは使用できません。

3. シスコのサービスとサポート

3.1 製品サポート サービス

2 に、BE6000 サーバで利用可能なサービスと、サポートするアプリケーションを示します。

表 2.       Cisco Business Edition 6000 のサービスに関する説明

サービス

説明

Cisco Smart Net Total Care
(ハードウェア サポート)

  Cisco Technical Assistance Center TAC )への 24 時間可能なグローバル アクセスによる迅速な問題解決。
  強力なオンライン トラブルシューティング ツールやサポート情報(Cisco TAC Case Collection 、ソフトウェア Bug Toolkit 、プロダクト アラート ツール)を提供する Cisco.com への登録アクセス。
  翌営業日の代替品先行手配(2 時間以内の交換が可能なサービス レベルを追加することも可能。各地域での提供状況については、 tools.cisco.com/apidc/sam [ 英語] Service Availability Matrix を参照)。
  問題を事前に防止する Smart Call Home 機能が、潜在的な問題を検知し、顕在化する前にお客様と Cisco TAC に警告。
  詳細については、 https://www.cisco.com/go/smartnet [ 英語] をご覧ください。

Cisco Collaboration 製品および Cisco Prime 製品向けの Cisco Software Support サービス(SWSS

  Cisco Technical Assistance Center TAC )への 24 時間可能なグローバル アクセスによる迅速な問題解決。
  強力なオンライン トラブルシューティング ツールやサポート情報(Cisco TAC Case Collection 、ソフトウェア Bug Toolkit 、プロダクト アラート ツール)を提供する Cisco.com への登録アクセス。
  問題を事前に防止する Smart Call Home 機能が、潜在的な問題を検知し、顕在化する前にお客様と Cisco TAC に警告ライセンス対象フィーチャ セット内のソフトウェアの継続的なアップデートおよび主要なソフトウェアのバージョンのアップグレード。
  詳細については、 https://www.cisco.com/go/swss [ 英語] をご覧ください。

3.2 製品の保証

BE6000 製品は Cisco Collaboration ポートフォリオの一部として販売されているため、シスコの基本保証条項が適用されます。特に、BE6000 ハードウェアはシスコの 90 日限定ハードウェア保証の対象となります。一部の Cisco Unified Computing SystemCisco UCS®)製品に適用される保証期間の延長はできません。詳細については、https://www.cisco.com/go/warranty [英語] を参照してください。

3.3 Cisco Software Support サービス

Cisco Software Support サービス(SWSS)は、Essential Operate ServiceESW)と Unified Communications Support ServiceUCSS)のサービス レベルを 1 つに統一し、Cisco Collaboration ソフトウェア製品および Cisco Prime ソフトウェア製品の技術サポートの利用プロセスを簡略化します。そのため、一貫したパートナー プログラム、プロモーション、ディスカウント、リベートにより、シスコ サービス パートナー プログラム(SPP)に該当するサービスを、共通の価格表で利用できます。

ESW および UCSS の既存契約を持つお客様は、更新時に SWSS に移行できます。

BE6000 ソリューション向けの新規ライセンスまたは移行ライセンスを購入するには、最低 1 年間の SWSS の契約が必要です。オーダーの設定中、Cisco Commerce Workplace は自動的に該当するすべての製品に SWSS を追加します。契約期間は、お客様のニーズに応じて 12 60 ヵ月から選択できます。サポート契約実施中の現行システムに新しいライセンスを追加する場合は、既存の契約と合わせる期間を 1 60 ヵ月の間で選択できます。

既存のソリューションの契約を更新する際は、Cisco Service Contract CenterCisco SCC)を使用してサービスの見積や管理を行う必要があります。Cisco SCC では、新規コンポーネントの購入に契約期間を日割り計算することもできるため、ソリューション全体の契約終了日を合わせることが可能です。

注:   ライセンスを新しい機能の権利にアップグレードする場合、既存のサポートとサブスクリプションはそれぞれの期間の終了日まで有効です。更新時には、アップグレードした権利のサポートを購入する必要があります。

注:   BE6000 Unified Communications ユーザ ライセンスの SWSS では、次のアプリケーションおよび組み込みの仮想化ソフトウェアのサポートとアップグレードが提供されます。

   Cisco Unified Communications Manager

   Cisco Instant Messaging and Presence Server

   Cisco Unity Connection

   Cisco Expressway-C および Expressway-E

   Cisco Jabber のデスクトップおよびモバイル クライアント

   Cisco Prime Collaboration Provisioning Standard Edition

   Cisco Prime Collaboration Assurance Standard Edition

   Cisco Paging Server Basic Edition

   Cisco Unified Communications Virtualization Hypervisor Plus

注:   これらのアプリケーションのサポートは、ハードウェアの Smart Net Total Care プランには含まれていません。

さらに、UWL-Meetings ライセンスの SWSS では、次のアプリケーションのサポートとアップグレードが提供されます。

   Cisco TelePresence Conductor(パーソナル マルチパーティ ライセンスで使用する場合)

   Cisco TelePresence Server(パーソナル マルチパーティ ライセンスで使用する場合)

   Cisco Unified Contact Center Express Standard Edition

   Cisco Webex Meetings Server

   Cisco Unified Communications Manager Session Manager Session Management Edition

   Cisco Meeting ServerUWL-Meetings のみ)

注:   サポートとアップグレードの権利を得るには、これらのアプリケーションに購入したすべての追加機能ライセンスで SWSS を購入する必要があります。

4. Cisco BE6000 ソリューションの発注

4.1 新規システム

「新規システム」は、次のいずれかを意味します。

   既存インフラストラクチャがない顧客のためグリーンフィールド システム

   既存のインフラストラクチャを「フォークリフティング」するインストール ベースの顧客(たとえば、MCS 7800 上の UCM 4.x BE6000 12.0 と交換する)。

新しい BE6000 ソリューションは次を注文する必要があります。

   アプライアンス ハードウェアおよびハードウェア サービス

   仮想化ソフトウェア ライセンスおよびソフトウェア サービス(サポートとアップグレード用)

   アプリケーション/ユーザ ソフトウェア ライセンスおよびソフトウェア サービス(サポートとアップグレード用)

   (たとえば、電話、ビデオ エンドポイント、ルーム システム、およびソフト クライアント)のエンドポイント

4.1.1 アプライアンス ハードウェアおよびハードウェア サービス

3 の製品番号を使用して、導入に必要な数量とタイプのアプライアンスを発注します。正しい電源ケーブル タイプと仮想化ソフトウェア ライセンス タイプが選択されていることを確認します。ディストリビューター ストッキングの場合、電源ケーブルおよび仮想化ソフトウェア ライセンスが設定されていないと、デフォルト値が使用されます。

ハードウェア サービスはハードウェア TAC サポートおよびハードウェア RMA 用に必要です。8 x 5 x 翌営業日(NBD)サービス レベル(サービス タイプ「SNT」)の Cisco Smart Net Total Care サポートの価格は説明されていますが、代替サービス レベルを Cisco Commerce Workspace で選択できます。

表 3.       Cisco Business Edition 6000 ハードウェア アプライアンス

製品コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品(8x5xNBD

サポート料金
(米ドル)(1 年間)

BE6M-M5-K9

Cisco Business Edition 6000MM5)アプライアンス、輸出規制対象ソフトウェア

$ 12,000

CON-SNT-BE6MM5K9

$ 364

BE6M-M5-XU

Cisco Business Edition 6000MM5)アプライアンス、輸出規制対象外ソフトウェア

$ 12,000

CON-SNT-BE6MM5XU

$ 364

BE6H-M5-K9

Cisco Business Edition 6000HM5)アプライアンス、輸出規制対象ソフトウェア

$ 22,000

CON-SNT-BE6HM5K9

$ 364

BE6H-M5-XU

Cisco Business Edition 6000HM5)アプライアンス、輸出規制対象外ソフトウェア

$ 22,000

CON-SNT-BE6HM5XU

$ 364

注:   Business Edition アプライアンスは汎用コンピューティング サーバではないことに注意してください。それらは固定された構成であり、変更できません(出荷後に変更が実行されると、TAC サポートとハードウェア RMA により問題の原因となる可能性があります)。BE6000 アプライアンスが提供するものと異なるハードウェア ビルドが必要な場合は、代わりに汎用 Cisco UCS サーバを注文してください。

注:   輸出規制対象(-K9)または輸出規制対象外(-XU)の事前ロード アプリケーション スイートがあるアプライアンスを選択します。輸出規制対象外(-XU)バージョンの方が暗号化機能が少ない限定アプリケーション セットをサポートし、米国の輸出規制対象外として分類されます。輸出規制対象外のリリースは、米国からの輸出、および海外からの輸入の場合の暗号化規制が適用されるユーザを対象としています(https://www.cisco.com/web/about/doing_business/legal/global_export_trade/general_export/index.html [英語] を参照)。規制対象外のリリースをインストールした後からの、完全な暗号化機能をサポートする規制対象リリースへの変換やアップグレードはできません。

注:   冗長ハードウェアを必要とする導入では、複数のアプライアンスを注文し、それらの間でアプリケーション ワークロードを分散させます。

注:   BE6000H アプライアンスには冗長電源が搭載されています。BE6000M アプライアンスには搭載されていません。BE6000M アプライアンスに 2 台目の電源装置が必要な場合は、 4 に指定された製品番号と適正な電源ケーブルを個別の品目として注文してください。電源ケーブルの適正な製品コードを選択するには、サーバ バンドルのオプションとして選択した品目のコードの後ろに等号(=)を付けたものを使用します。たとえば、北米仕様のケーブルを選択する場合は、製品コード CAB-9K12A-NA= 1 つ追加します。

表 4.       Cisco Business Edition 6000M の第 2 電源

製品コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金
(米ドル)(1 年間)

UCSC-PSU1-770W=

ラック サーバ用 Cisco UCS 770W AC 電源

$ 699

該当なし

-

BE6000M および BE6000H アプライアンスの詳細:

     1,000 ユーザまでの導入向け:

     Cisco UCS C220 M5SX ラック サーバの固定構成。詳細な仕様については、https://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/voice_ip_comm/uc_system/virtualization/collaboration-virtualization-hardware.html#bom [英語] を参照してください。

     アプライアンスには音声ゲートウェイ機能は含まれません。Cisco Integrated Services RouterISR)音声ゲートウェイは、必要に応じて別途購入する必要があります。

     ハードウェアは、フォーマット済みのハードウェアが付属し、RAID 冗長性用に設定された状態で出荷されます。RAID アレイは再構築しないでください。再構築すると、工場出荷時にロードされたソフトウェアは消去され、ポストインストール ライセンス問題が発生します。

     仮想化ソフトウェアは、工場でインストール、構成、およびライセンス供与されています。仮想化ソフトウェアは再インストールしないでください。再インストールすると、工場出荷時にロードされたライセンスは消去され、インストール後ライセンス問題が発生します。

     シスコ コラボレーション アプリケーションのスイートは、工場出荷時にロードされています。アプライアンス モデル別詳細のソフトウェア プリロード概要については、https://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/business-edition-6000-version-12-0/model.html [英語] を参照してください。BE6000 アプライアンスには、物理的なソフトウェア配布メディア(DVD)またはアプリケーション/ユーザ ライセンスは含まれません。

4.1.2 ソフトウェア サービス、サポート、およびアップグレードがある仮想化ソフトウェア ライセンス

Business Edition 6000 アプライアンスは、VMware vSphere ESXi バージョン 6.5 が工場出荷時にインストールされており、Cisco Unified Communications Hypervisor Plus 用のコラボレーション組み込み OEM ライセンスが工場出荷時にロードされています。この組み込みライセンスの機能については、https://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/voice_ip_comm/uc_system/virtualization/virtualization-software-requirements.html#license_comparison-shipping [英語] を参照してください。ディストリビューターストック アプライアンスのデフォルトはこの組み込みライセンスです。お客様は工場出荷時に事前ロードされたものを(たとえば、ESXi の再インストールやディスクのフォーマットなどによって)決して上書きしないでください。そのようにするとこのライセンスは削除され、仮想化ソフトウェアは期間限定の評価モードになり、その期間が過ぎるとアプリケーションはシャットダウン後に再起動したり電源を入れたりすることができなくなります。

Hypervisor Plus ライセンスは、ほとんどのシステム導入に適合しており、現在、Cisco Prime Collaboration での自動導入のサポートを含んでいます。VMware vCenter の使用によりサーバをデータセンターの一部として管理する必要がある場合、または、8 個超の vCPU を備えた仮想マシンを稼働したい場合には、このデフォルトのライセンスをより高い機能レベルの vSphere ライセンスと置き換える必要があります。詳細については、『Data Center Ordering Guides(データセンター発注ガイド)』を参照してください。

BE6000 Cisco Unified Communications Virtualization Hypervisor Plus ライセンスのテクニカル サポートは、アプライアンス用に購入した Cisco Smart Net Total Care サポートに含まれています。仮想化ソフトウェア ライセンスについては、サポートを別途購入する必要があります。

注:   BE6000 アプライアンスに対して、 5 の部品番号を使用して、組み込み仮想化ライセンス タイプを選択します。ディストリビューター ストッキングの場合、および仮想化ソフトウェア ライセンスが設定されていないと、デフォルト値が使用されます。

ソフトウェア サポート サービスは、ソフトウェア TAC のサポートおよびバージョンのアップグレードに必要です。組み込みライセンスの場合、セクション 3.3 で説明した「SWSS」契約になります(サービス タイプ「ECMU」とサービス製品番号 CON-ECMU-*)。

表 5.       組み込み仮想化ライセンス タイプ

製品番号

説明

表示価格(米ドル)

ソフトウェア サポート サービス(SWSS/ECMU

サポート料金
(米ドル)(1 年間)

VMW-VS6-HYPPLS-K9

組込みライセンス、Cisco UC Virt.Hypervisor Plus 6.x2 CPU

$ 0BE6000 アプライアンスで組み込まれている)

R-CBE6K-K9 からのアプリ/ユーザ ライセンスが使用される場合、それらのライセンスのソフトウェア サービスで組み込まれます。

アプリケーション/ユーザ ライセンスを参照してください。

VMW-VS6-FND-K9

組込みライセンス、Cisco UC Virt.Foundation 6.x2 ソケット)

$ 2499

CON-ECMU-VMWVS6FN

$ 300

注:   仮想化ソフトウェアは工場出荷時にロードされ、組み込みライセンスは工場出荷時にインストールされます。

注:   「組み込みシステム ライセンス」は、次のことを意味します。

·         機能サポートは制限されています。詳細については、ライセンスとともに提供される一般取引条件およびhttps://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/voice_ip_comm/uc_system/virtualization/virtualization-software-requirements.html#license_comparison-shipping [英語] を参照してください。

·         その使用は制限されています。特定のワークロードは、これらのライセンスに基づいてのみ実行できる可能性があります。混在ポリシー ドキュメントについては、https://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/business-edition-6000-version-12-0/model.html [英語] を参照してください。

·         ライセンスは、VMware パートナー アクティベーション コード(PAC)または Cisco 製品認証キー(PAK)は使用しません。それらは事前にアクティベーション済みで、2 つの CPU にハードコーディングされており、esxihost に直接適用されます。

·         ライセンスは vCenter を使用して esxihost に適用できない可能性があります(それらは組み込みホスト クライアントまたは vSphere クライアントなどのローカル管理クライアントを使用する必要があります)。

·         サポートのためには Cisco TAC と連絡を取る必要があります(その資格が得られるソフトウェア サービスが前提)。VMware TAC は使用できない場合があります。

·         このライセンスへのバージョン アップグレードは、Cisco Product Upgrade Tool から取得する必要があります(その資格が得られるソフトウェア サービスが前提)。それらは vmware.com を使用して入手できない可能性があります。

·         TAC サポートとバージョン アップグレードには、「SWSS」契約が必要です(セクション 3.3 で説明されている、サービス タイプ「ECMU」、サービス製品番号 CON-ECMU-*)。それらは「ISV1」契約を使用しません。

·         上記のいずれかが顧客要件を満たしていない場合、組み込みライセンスを販売することはできず、汎用/非組み込みライセンスで置き換えられます(この発注ガイドの範囲外)。

4.1.3 ソフトウェア サーバ、サポート、およびアップグレードがあるアプリケーション ソフトウェア ライセンス

BE6000 の導入は、次のいずれかでライセンス供与されます。

·         トップレベルの SKU R-CBE6K-K9 からの永久ライセンス(スターター パックおよびアドオン)と、Cisco ソフトウェア サポート サービス(SWSS、サービス タイプ ECMU、最小期間 12 ヵ月)の必須付随契約は、オンプレミスおよびハイブリッド コラボレーションを提供します。これらはこの発注ガイドで扱われています。R-CBE6K-K9 の特別ライセンスおよび SWSS 価格は、すべてが BE6000 アプライアンス上に展開される 1000 未満のユーザの中規模企業の導入にのみ許可されます。

·         Cisco Collaboration Flex Plan サブスクリプションは、シームレスなオンプレミスおよびクラウド コラボレーションを提供しますセクション 2.2 を参照してください)。このサブスクリプションは、Cisco Webex Services 発注ガイドhttps://www.cisco.com/c/en/us/partners/tools/collaboration-ordering-guides.html [英語])で扱われています。

ステップ 1:           永久ライセンス トップレベル SKU を選択してください。

BE6000 ユーザ ライセンスを発注する際には、 6 に記載されているトップ レベルの電子配信製品コードを選択します。各注文には、必要なライセンスがすべて含まれるトップ レベルのライセンス製品を 1 つのみ含めるようにします。トップレベル製品番号または個別のライセンスを複数追加して 1 度に複数のライセンスを発注することは、避けてください。このトップレベル SKU には、次のオプションが含まれます。

·         スターター ライセンス バンドル(スターター パック、スターター バンドル、またはスターター ライセンス バンドルとも呼ばれる):特別価格で、最初の 35 User Connect Licensing または Unified Workspace Licensing ユーザ ライセンスを追加します。各 BE6000 システムで利用できるライセンス スターター バンドルは 1 つのみです。

·         アドオン ユーザ ライセンス:User Connect Licensing または Unified Workspace Licensing ユーザ ライセンスを追加します。

·         追加のアプリケーション: R-CBE6K-K9 BE6000 UCL/UWL でライセンス供与されるアプリケーションのオプション(Cisco Expressway など)を構成するか、または R-CBE6K-K9 とは別に見積もる必要がある別のアプリケーション(Cisco Emergency Responder など)を追加します。

表 6.       BE6000 ライセンスのトップレベル SKUeDelivery

製品コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金
(米ドル)(1 年間)

R-CBE6K-K9

Cisco Business Edition 6000:電子配信ソフトウェアおよびライセンスのトップレベル

$ 0

CON-ECMU-RCBE6KK

$ 0

ステップ 2:           7 から必要なシステム ソフトウェアのバージョンを選択します。

選択したソフトウェア バージョンにより、発行されるライセンスのバージョンと、Cisco Electronic Software DeliveryeSD)からダウンロードできるアプリケーションが決まります。セクション 4.1.1 で選択したハードウェア モデルに基づいて、適切なソフトウェア タイプを選択してください。

新規システムの発注時には、ステップ 1 で選択したハードウェア モデルのソフトウェア バージョンを選択します。このオプションによって、電子配信経由で提供されるライセンスとソフトウェアのバージョンが決まります。

表 7.       必要なソフトウェア バージョンの発注

R-CBE6K-K9
オプション コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金
(米ドル)(1 年間)

BE6K-SW-11.5

Business Edition 6000 v11.5、輸出規制対象ソフトウェア

$ 0

該当なし

-

BE6K-SW-11.5-XU

Business Edition 6000 v11.5、輸出規制対象外ソフトウェア

$ 0

該当なし

-

注:   輸出規制対象外(-XU)バージョンの方が暗号化機能が少ない限定アプリケーション セットをサポートし、米国の輸出規制対象外として分類されます。輸出規制対象外のリリースは、米国からの輸出、および海外からの輸入の場合の暗号化規制が適用されるユーザを対象としています(https://www.cisco.com/web/about/doing_business/legal/global_export_trade/general_export/index.html [英語] を参照)。規制対象外のリリースをインストールした後からの、完全な暗号化機能をサポートする規制対象リリースへの変換やアップグレードはできません。

ステップ 3:           ソフトウェア ライセンス スターター バンドルを選択します。

8 BE6000 ライセンス スターター バンドルでは、最初の 35 人分の Unified Communications ユーザ ライセンスを割引料金で利用できます。ライセンス スターター バンドルは 1 つだけ選択し、BE6000 Cisco Unified Communications Manager を導入するごとにインストールすることができます。

表 8.       ソフトウェア ライセンス スターター バンドル

R-CBE6K-K9
オプション コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品1

サポート料金(米ドル)

BE6K-START-UCL35

Cisco Business Edition 600035 Enhanced UCL ライセンスと 35 Basic Voicemail ライセンスを含むユーザ ライセンス スターター バンドル

$ 500

CON-ECMU-BE1U1XCU

$ 250
(スターター パック/年)

BE6K-START-UWL35

Cisco Business Edition 600035 UWL BE ライセンスを含むユーザ ライセンス スターター バンドル

$ 1,000

CON-ECMU-BE11WXUR

$ 500
(スターター パック/年)

BE6K-START-MTG35

Cisco Business Edition 600035 UWL Meetings ライセンスを含むユーザ ライセンス スターター バンドル

$ 11,000

CON-ECMU-BEUWL11T

$ 72(ユーザ/年)

1 バージョン 11 ライセンス用 Cisco SWSS サービスの商品番号を記載。その他のライセンス バージョンの商品番号は異なる場合があります。

注:   UCL および UWL Standard スターター パックの新規購入のサポートはすべて、1 パック 1 年分を単位として請求されるようになりました。この変更は、既存のお客様には適用されません。UWL Professional および Meetings スターター ライセンスのサポートは、ユーザ単位の価格設定となります。

ステップ 4:            ユーザ ライセンスを追加します。

ライセンス スターター バンドルでサポートされる人数を超えるユーザを有効化するには、 9 のオプションを選択して合計要件を満たします。

表 9.       Cisco Business Edition 6000 ユーザ ライセンスの発注

R-CBE6K-K9
オプション コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金
(米ドル)(ユーザ/年)

BE6K-UCL-ESS

Cisco BE6000 - Essential User Connect License

$ 40

CON-ECMU-UCMESSUC

$ 5

BE6K-UCL-BAS

Cisco BE6000 - Basic User Connect License

$ 125

CON-ECMU-UCMUCBAS

$ 15

BE6K-UCL-ENH

Cisco BE6000 - Enhanced User Connect License

$ 210

CON-ECMU-UCMENHUC

$ 24

BE6K-UCL-ENHP

Cisco BE6000 - Enhanced Plus User Connect License

$ 295

CON-ECMU-UCMUCENH

$ 35

BE6K-UCL-VM

Cisco BE6000 - Basic Voicemail/Unified Messaging User Connect License

$ 75

CON-ECMU-UCN10XVM

$ 9

BE6K-UCL-TP-RM

Cisco BE6000 - TelePresence Room System User Connect License

$ 650

CON-ECMU-UCMUCLTP

$ 78

BE6K-UWL-STD

Cisco BE6000 - Workspace License Standard

$ 325

CON-ECMU-UCMUWLST

$ 39

BE6K-UWL-MTG

Cisco Business Edition 6000 - Meetings Workspace License(以下の注を参照)

$ 600

CON-ECMU-BEUWL11T

$ 72

JABBER-IM-ADDON

追加の IM ユーザに Cisco Jabber を提供

$ 0

該当なし

-

注:   FIRST-MTG オプションを選択して、システムの UWL-Meetings ライセンスの最初の発注数を示します。最初の注文では、最低 25 のライセンスを発注し、パーソナル マルチパーティ プラス会議と Contact Center Express サーバの基本ライセンスを含める必要があります。UWL の追加発注時には最小要件はありませんが、基本ライセンスは含まれません

インスタント メッセージやオンプレミスのプレゼンスを選択すると、これらの機能を使用する権利が UCL および UWL のすべてのユーザ ライセンスに自動的に付属します。電話サービスを必要としないその他のユーザも、インスタント メッセージとプレゼンスの機能を追加コストなしで利用できます。その場合、必要な数量の Cisco Jabber インスタント メッセージ アドオン RTU ライセンスを発注してください。

BE6000 の導入では、UCLUWL、および Cisco Jabber アドオン ライセンスを自由に組み合わせることができます。合計 1000 ライセンスを、BE6000M または BE6000H ベースのソリューション用に購入できます。複数のデバイスの使用を可能にするライセンスを購入する際は、プラットフォーム別のデバイス数制限(BE6000M では 1200 台、BE6000H では 2500 台)に注意してください。

ステップ 5:           Cisco Jabber およびユニファイド コミュニケーション クライアント アプリケーション使用権(RTU)ライセンスを発注します。

Cisco Jabber の代わりに Cisco Webex チーム クライアントを使用している場合は、このセクションをスキップします。

UCL EnhancedUCL Enhanced Plus、および UWL ライセンスで、すべてのクライアント アプリケーションを無償で利用できるようになりました。適正な数の RTU ライセンスが提供されるよう、 10 から必要なクライアントのタイプと数を選択します。

Cisco Jabber for Android は、Google Play からのみダウンロードできます。Cisco Jabber for iPhone は、iTunes App Store からのみ入手できます。その他のクライアント アプリケーションは https://www.cisco.com/go/software からダウンロードできます。

表 10.     Cisco Jabber およびクライアント アプリケーションのオプション

R-CBE6K-K9
オプション コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金
(米ドル)(1 年間)

CUCILYNC-CLNT-UWL

Cisco Unified Communicator Integration for Lync

$ 0

該当なし

-

IPC8-CLIENT-UWL

Cisco IP Communicator 8.x

$ 0

該当なし

-

JABBER-DESKTOP

Cisco Jabber for Desktop for PC and Mac

$ 0

該当なし

-

JABBER-TABLET

Cisco Jabber for iPad and Android Tablet

$ 0

該当なし

-

JAB-ADR-CLNT-UWL

Cisco Jabber for Android

$ 0

該当なし

-

JAB-IPH-CLNT-UWL

Cisco Jabber for iPhone

$ 0

該当なし

-

JABBER-SDK

Cisco Jabber ソフトウェア開発キット

$ 0

該当なし

-

VXME-USR

Cisco VXME User

$ 0

該当なし

-

ステップ 6:           CSR 11.6 ソフトウェアを展開する場合は、必要であれば暗号化ライセンスを注文します。

以下は Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unity Connection 11.x にのみ適用されます。Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unity Connection 12.0 には適用されません。

Cisco Unified Communications Manager 11.5 SU3 以上および Cisco Unity Connection 11.5 SU3 以上の輸出規制対象(-K9)イメージを導入し、お客様が混合モード暗号化機能を有効にして実行したいと希望していれば、ネットワークで Cisco Prime License Manager あたり数量 1 で、以下の表の製品番号 1 を発注する必要があります。

11 にリストされている製品番号を発注する場合、注文時にエンド ユーザの情報(名前や住所など)を使用する必要があります。Cisco Prime License Manager 上でのインストール時にエンド ユーザが PAK(製品アクティベーション キー)を受け取ると、規制対象イメージは混合モードをオンにできるようになります。

詳細については、Unified Communications Solution 発注ガイドおよび Unity Connection 発注ガイド(https://www.cisco.com/go/collaborationordering [英語])を参照してください。

表 11.     暗号化ライセンスの製品番号

製品番号

説明

表示価格(米ドル)

R-UCM-UCL-K9
|- CUCM-PLM-ENC-K9=

混合モードを有効にするために規制対象 Cisco Unified Communications Manager 11.X 10.X が必要とする PLM の暗号化ライセンス

$ 0

ステップ 7:           製品のサポート サービスを追加します。

最低 1 年のシスコ ブランドの Software Support ServiceSWSS)か、パートナーが提供する同等のサービスを、すべてのアプリケーション ユーザ ライセンスに追加する必要があります。この契約がないと、お客様はアプリケーション上での TAC サポートまたはバージョン アップグレードのライセンス供与はされません。

4.2 既存システム/インストール ベース

4.2.1 さらに多くのユーザの追加

このセクションは、ユーザを追加する BE6000 の既存の導入を対象にしています。

以下の表にあるいずれかの製品 ID を選択し、セクション 4.1.3、ステップ 4 からユーザ SKU を選択します。

次の容量の制限に注意します。

   BE6000S アプライアンスを含む導入は、最大 150 ユーザおよび 300 デバイスに制限されます。

   BE6000M アプライアンスを含む導入は、最大 1000 ユーザおよび 1200 デバイスに制限されます。

   BE6000H アプライアンスを含む導入は、最大 1000 ユーザおよび 2500 デバイスに制限されます。

   アプライアンス モデルを混在させる導入では、アプライアンス モデルの中で最大数が最も低いものに合わせて制限されます。詳細については、https://www.cisco.com/go/ucsrnd [英語] を参照してください。

ユーザをバージョン 8.x または 9.x のシステムに追加することはできないということに注意してください。これらのシステムは、ユーザを追加するには 10.5 またはそれ以降のバージョンに移行する必要があります。

表 12.     必要なソフトウェア バージョンの発注

R-CBE6K-K9
オプション コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金
(米ドル)(1 年間)

BE6000-V10-ADDON

Business Edition 6000 v10 アドオン ライセンス

$ 0

該当なし

-

BE6000-V11-ADDON

Business Edition 6000 v11 アドオン ライセンス

$ 0

該当なし

-

4.2.2 アプリケーション バージョンのアップグレード

「バージョンのアップグレード」は、そのアプリケーションの 1 つを、機能レベルを変更することなく新しいバージョンにアップグレードする必要がある、既存の BE6000 導入を意味します(たとえば、UCL Enhanced 機能レベルの Cisco Unified Communications Manager 10.5 UCL Enhanced 機能レベルの Cisco Unified Communications Manager 11.5 にアップグレードする)。

この発注ガイドは、R-CBE6K-K9 を介して購入されるアプリケーション ライセンスのバージョン アップグレードのみを説明しています。

注:   このセクションは、11x へのアップグレードにのみ適用されます。12.0 にアップグレードする場合、このセクションは適用されません。

注:   Cisco Unified Communications Manager 11.5 SU3 または Cisco Unity Connection 11.5 SU3 にアップグレードし(11.5 ベース、11.5 SU1、または 11.5 SU2 からのアップグレードを含む)、混合モード暗号化機能がすでに実行しているかまたは実行する予定の場合、暗号化のライセンスが必要です。セクション 4.1.3 のステップ 6 を参照してください。

4.2.2.1 SWSS を使用

有効な SWSS 契約がある場合は、Product Upgrade Tooltools.cisco.com/gct/Upgrade/jsp/index.jsp)を通じて、Cisco Unified Communications ソフトウェアのメジャー バージョン アップグレードが追加料金なしで提供されます。

4.2.2.2 SWSS を使用しない

Cisco Unified Communications アプリケーションがサポート契約によってカバーされていない場合は、すべてのユーザ ライセンスに対するソフトウェア アップグレードを、トップレベルの製品コード R-CBE6K-K9 13)を使用して購入する必要があります。

SWSS の契約は、すべてのソフトウェア バージョンのアップグレードで 12 ヵ月以上購入する必要があります。

表 13.     ライセンス バージョンのアップグレード

R-CBE6K-K9
オプション コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金
(米ドル)(1 年間)

UPG-6K-ESS

BE6000 Essential UCL - GCSC ソフトウェア アップグレード

$ 10

CON-ECMU-UCMESSUC

$ 5

UPG-6K-BAS

BE6000 Basic UCL - GCSC ソフトウェア アップグレード

$ 25

CON-ECMU-UCMUCBAS

$ 15

UPG-6K-ENH

BE6000 Enhanced UCL - GCSC ソフトウェア アップグレード

$ 45

CON-ECMU-UCMENHUC

$ 24

UPG-6K-ENHP

BE6000 Enhanced Plus UCL - GCSC ソフトウェア アップグレード

$ 60

CON-ECMU-UCMUCENH

$ 35

UPG-6K-VM

BE6000 Messaging UCL - GCSC ソフトウェア アップグレード

$ 15

CON-ECMU-UCN10XVM

$ 9

UPG-6K-TP-RM

BE6000 TelePresence Room System UCL - GCSC ソフトウェア アップグレード

$ 130

CON-ECMU-UCMUCLTP

$ 78

UPG-6K-STD

BE6000 CUWL Standard - ソフトウェア アップグレード

$ 130

CON-ECMU-UWLSTD1

$ 39

システムをアップグレードする際にお客様に正しいライセンスが発行されていることを確認するために、CCW では現在使用中のソフトウェア リリースの指定を求められる場合があります。現在のシステムに最適なオプションを 14 から選択します。

表 14.     ソフトウェア アップグレードを購入する際のソフトウェア バージョンのオプション

R-CBE6K-K9
オプション コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金
(米ドル)(1 年間)

UC-10.X

UCM バージョン 10 システムからアップグレードする場合に選択

$ 0

該当なし

-

UC-9.X

UCM バージョン 9 システムからアップグレードする場合に選択

$ 0

該当なし

-

UC-8.X-OR-EARLIER

UCM バージョン 8.6 以前のシステムから移行する場合に選択1

$ 0

該当なし

-

UC-UCME

他のコラボレーション プラットフォームから UCM に移行する場合に選択

$ 0

該当なし

-

VCS

UCM から VCS システムに移行する場合に選択

$ 0

該当なし

-

1 BE6000 ソリューションへの移行の詳細については、セクション 4.4.3 を参照してください

4.2.3 アプリケーション機能レベルのアップグレード

「機能レベルのアップグレード」は、そのアプリケーション/ユーザ ライセンスの 1 つを、バージョンを変更することなくさらに上級の権利にアップグレードする必要がある、既存の BE6000 導入を意味します(たとえば、Cisco Unified Communications Manager 11.5 UCL Enhanced 機能レベルを Cisco Unified Communications Manager 11.5 UWL Standard にアップグレードする)。

UCL から UCLUCL から UWL、または UWL から UWL への機能レベル アップグレードを注文するには、次の表の R-CBE6K-K9 オプションを利用します。ボイスメールを使用していない UCL ユーザを UWL にアップグレードする場合は、アプリケーションなしの製品コードを使用してください。ボイスメール(Cisco UnityUnity Connection、または Unity Express)を使用している UCL ユーザの場合、UWL へのアップグレードにはアプリケーションありの製品コードを使用してください。

表 15.     ユーザ ライセンス機能のアップグレード オプション

R-CBE6K-K9
オプション コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金(米ドル)(1 年)

BE6K-UCL-ESS2BAS

BE6000 のアップグレード:Essential ライセンスから Basic

$ 85

CON-ECMU-MIG1XESS

$ 15

BE6K-UCL-ESS2ENH

BE6000 のアップグレード:Essential ライセンスから Enhanced

$ 170

CON-ECMU-MIG11XEN

$ 24

BE6K-UCL-ESS2ENHP

BE6000 のアップグレード:Essential ライセンスから Enhanced Plus

$ 225

CON-ECMU-MIGN11XE

$ 35

BE6K-UCL-BAS2ENH

BE6000 のアップグレード:Basic ライセンスから Enhanced

$ 85

CON-ECMU-MIG10XBF

$ 24

BE6K-UCL-BAS2ENHP

BE6000 のアップグレード:Basic ライセンスから Enhanced Plus

$ 170

CON-ECMU-MIG10XBS

$ 35

BE6K-UWL-BAS2STD

BE6000 のアップグレード:アプリケーションなしの Basic ライセンスから UWL Standard

$ 210

CON-ECMU-MIG11XBD

$ 39

BE6K-UWL-BASA2STD

BE6000 のアップグレード:アプリケーションありの Basic ライセンスから UWL Standard

$ 135

CON-ECMU-MIG11XBD

$ 39

BE6K-UWL-BAS2MTG

BE6000 のアップグレード:アプリケーションなしの Basic から UWL Meetings

$ 485

CON-ECMU-BEUWL11T

$ 72

BE6K-UWL-BASA2MTG

BE6000 のアップグレード:アプリケーションありの Basic から UWL Meetings

$ 410

CON-ECMU-BEUWL11T

$ 72

BE6K-UCL-ENH2ENHP

BE6000 のアップグレード:Enhanced ライセンスから Enhanced Plus

$ 85

CON-ECMU-MIG10XEA

$ 35

BE6K-UWL-CM2BE

BE6000 のアップグレード:アプリケーションなしの Enhanced ライセンスから UWL Standard

$ 125

CON-ECMU-MIGH1STD

$ 39

BE6K-UWL-CMAPPS2BE

BE6000 のアップグレード:アプリケーションありの Enhanced ライセンスから UWL Standard

$ 50

CON-ECMU-MIGH1STD

$ 39

BE6K-UWL-ENH2MTG

BE6000 のアップグレード:アプリケーションなしの Enhanced から UWL Meetings

$ 400

CON-ECMU-BEUWL11T

$ 72

BE6K-UWL-ENHA2MTG

BE6000 のアップグレード:アプリケーションありの Enhanced から UWL Meetings

$ 325

CON-ECMU-BEUWL11T

$ 72

BE6K-UWL-ENHP2STD

BE6000 のアップグレード:アプリケーションなしの Enhanced Plus ライセンスから UWL Standard

$ 40

CON-ECMU-MIG11XED

$ 39

BE6K-UWL-ENHP2MTG

BE6000 のアップグレード:アプリケーションなしの Enhanced Plus から UWL Meetings

$ 315

CON-ECMU-BEUWL11T

$ 72

BE6K-UWL-ENHPA2MTG

BE6000 のアップグレード:アプリケーションありの Enhanced Plus から UWL Meetings

$ 240

CON-ECMU-BEUWL11T

$ 72

BE6K-UWL-STD2MTG

BE6000 のアップグレード:UWL Standard から UWL Meetings

$ 285

CON-ECMU-BEUWL11T

$ 72

BE6K-UWL-PRO2MTG

BE6000 のアップグレード:UWL Professional から UWL Meetings

$ 100

CON-ECMU-BEUWL11T

$ 72

4.2.4 仮想化ソフトウェアのアップグレード

この発注ガイドは、https://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/voice_ip_comm/uc_system/virtualization/virtualization-software-requirements.html#license_comparison-install [英語] で説明されている、コラボレーション組み込み OEM ライセンスのアップグレードのみを説明しています。

4.2.4.1 バージョンのアップグレード

「バージョン アップグレード」は、仮想ソフトウェアを新しいリリースに機能レベルを変更せずにアップグレードすることを意味します(たとえば Cisco Unified Communications Virtual Hypervisor 5.5 から 6.5)。

BE6000 アプライアンス上で最初に購入された仮想化ソフトウェア ライセンスが VMW-VS-HYPVMW-VS5-HYP-K9、または VMW-VS6-HYPPLS-K9 であった場合は、次のようになります。

   メジャー バージョン ライセンスは、Cisco Product Upgrade ToolPUT)(https://tools.cisco.com/gct/Upgrade/jsp/index.jsp)から取得されます。

   バージョン アップグレードの権利には、R-CBE6K-K9 からの BE6000 アプリケーション ライセンスに対する SWSS/ECMU 契約が必要です(たとえば、SWSS/ECMU UCM-11X-UWLSTD または BE-11X-UWLS-STR に追加されます)。この契約番号を入力して、PUT を実行し、[詳細] ビューを選択します。

   発注する適切な PUT SKU を探します(BE6000 アプライアンスごとに 1 ユニット)。注:CCW でこれらの PUT SKU を発注しないでください。それらはサービス対象外であり、ライセンスのみの購入と納入はサポートされていません。

表 16.     仮想化ソフトウェア バージョン アップグレードの PUT SKU

製品番号

説明

R-VS6-HYP-K9-UPG=

VMW-VS-HYP または VMW-VS5-HYP-K9 にバージョン アップグレード

R-VS6-HPLS-K9-UPG=

VMW_VS6-HYPPLS-K9 のみへのバージョン アップグレード。注:この SKU はコンプライアンス保留です。

BE6000 アプライアンス上で最初に購入された仮想化ソフトウェア ライセンスが R-VMW-UC-FND または R-VMW-UC-FND5-K9 であった場合は、次のようになります。

   メジャー バージョン ライセンスは、Cisco Product Upgrade ToolPUT)(https://tools.cisco.com/gct/Upgrade/jsp/index.jsp)から取得されます。

   バージョン アップグレードの権利には、仮想化ライセンス SKU に対する SWSS/ECMU 契約が必要です。この契約番号を入力して、PUT を実行し、[詳細] ビューを選択します。

   発注する適切な PUT SKU を探します(契約で購入した仮想化ライセンスごとに 1 ユニット)。購入したすべての数量が PUT で表示されない場合、Cisco LicensingGLO)にエスカレーションして、主導アップグレード要求を処理するように依頼します。注:CCW でこれらの PUT SKU を発注しないでください。それらはサービス対象外であり、ライセンスのみの購入と納入はサポートされていません。

表 17.     仮想化ソフトウェア バージョン アップグレードの PUT SKU

製品番号

説明

R-VS6-FND-K9-UPG=

R-VMW-UC-FND または R-VMW-UC-FND5-K9 へのバージョン アップグレード

4.2.4.2 機能レベルのアップグレード

「機能レベルのアップグレード」は、その仮想化ソフトウェアを、バージョンを変更することなくさらに上級の権利にアップグレードする必要がある、既存の BE6000 導入を意味します(たとえば、Cisco Unified Communications Virtual Hypervisor 6.5 Cisco Unified Communications Virtual Hypervisor Plus 6.5 にアップグレードする)。

サポートされている唯一の機能レベル アップグレードは、「Cisco UC Virt.Hypervisor」から「Cisco UC Virt.Hypervisor Plus」です。これについては以下の表 18 で説明しています(BE6000 アプライアンスのシリアル番号と、アプリケーション バージョン アップグレードの権利の契約番号が必要です [通常は R-CBE6K-K9 からのライセンスに対する SWSS/ECMU])。他のすべての機能レベルのアップグレードは、新しいサポートとアップグレードの権利がある新しいライセンスの再購入が必要です。

表 18.     仮想化ソフトウェア バージョン アップグレードの PUT SKU

製品番号

説明

R-VS6-HPLS-K9-MIG

VMW-VS-HYP または VMW-VS5-HYP-K9 から VMW-VS6-HYPPLS-K9 への機能レベル アップグレード。この SKU はコンプライアンス保留です。

4.3 オプションの BE 6000 ライセンスとサービス

このセクションでは、製品コード R‑CBE6K-K9 BE6000 ソリューションと一緒に発注できるその他のライセンスとサービスについて説明します。アプリケーションによっては、すべての BE6000 モデルでのインストールが認証されていない場合があるため、互換性はケースごとに示されています。

Cisco Expressway によるモバイルおよびリモート アクセス、Cisco Jabber GuestLync インターワーキングの有効化

サポートされるモデル

BE6000S

×

BE6000M

BE6000H

UCL EnhancedEnhanced PlusCisco TelePresence Room、または UWL ライセンスの購入には Cisco Expressway サーバ ライセンスが含まれ、シスコと互換性のあるエンドポイントに対応したモバイルおよびリモート アクセスを追加コストなしで有効化できます。

サードパーティ、Cisco Jabber GuestMicrosoft Lync クライアントとのビデオ通話に使用する場合は、Expressway-C および Expressway-E の各サーバ上で同時に発生する通話ごとに、 19 Rich Media SessionRMS)ライセンスを発注する必要があります。Expressway バージョン x8.8 の時点では、Expressway-C および Expressway-E の両方を通過するリモート通話は RMS ライセンスを 1 つだけ必要とします。各サーバは、最大 100 セッションをサポートします。Cisco Jabber Guest ソリューションの場合は、Cisco Expressway ライセンスに加えて、 20 Cisco Jabber Guest サーバ 1 台につき 100 個までのセッション ライセンスを発注します。

Microsoft Lync との統合の場合は、 19 Cisco Expressway-C サーバ向けの Microsoft Interoperability オプションを発注します。

表 19.     Cisco Expressway Feature License の発注

R-CBE6K-K9
オプション コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金(米ドル)(1 年)

LIC-EXP-MSFT

Microsoft Interoperability オプション

$ 4,500

CON-ECMU-LICEXPMT

$ 3,245

LIC-EXP-RMS

Cisco Expressway Rich Media Session

$ 1,495

CON-ECMU-LICEXPRM

$ 138

注:   UWL Meetings ライセンスを購入すると、Microsoft Interoperability および Rich Media Session ライセンスも提供されます。

表 20.     Cisco Jabber Guest セッション ライセンスの発注

R-CBE6K-K9
オプション コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金(米ドル)(1 年)

JABBER-GUEST

Jabber Guest セッション

$ 0

該当なし

-

Cisco Unified Contact Center Express によるカスタマー コラボレーションの有効化

サポートされるモデル

BE6000S

×

BE6000M

BE6000H

21 Cisco Unified Contact Center ExpressUnified CCX)プロモーション バンドルのいずれか 1 つを購入し、BE6000 ソリューションと合わせて使用することができます。5 シートのスターター バンドルは、UCL または UWL ライセンスのスターター バンドルを購入する新規のお客様にのみ提供されます。各プロモーション バンドルには、オペレーティング システム、データベース高可用性ライセンス、エージェント シート ライセンスが含まれ、ディスカウント価格で提供されます。Premium プロモーション バンドルには、Social Miner および Cisco Unified Intelligence Center ライセンスも含まれます。このプロモーションの詳細については、https://www.cisco.com/web/partners/sell/promotions/cucce_bundle.html を参照してください。

5 シートまたは 25 シートのプロモーション バンドルを補完するために、25 Enhanced または Premium シートを追加するプロモーション バンドルも提供されています。25 シートの Premium または Premium アドオン バンドルを発注するお客様には、 21 5 Remote Expert Agent Mobile バンドルもご購入いただけます。

Cisco Unified CCX エージェント シート(合計 100 まで)または高可用性(HA)機能を追加発注するには、トップレベルの製品コード CCX‑11-ADD-K9 を使用します。詳細については、シスコのカスタマー コンタクト ソリューションの発注ガイド(https://www.cisco.com/web/partners/sell/technology/ipc/uc_tech_readiness.html [英語])を参照してください。

表 21.     Cisco Unified Contact Center Express ライセンスの発注

R-CBE6K-K9
オプション コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金
(米ドル)(1 年間)

CCX-11-5E

Cisco UCCX 11 5 Enhanced シート プロモーション バンドル

$ 995

CON-ECMU-CCX11NIL

$ 200(シート当たり)

CCX-11-5P

Cisco UCCX 11 5 Premium シート プロモーション バンドル

$ 2,995

CON-ECMU-CCX11NLC

$ 320(シート当たり)

CCX-11-25E

Cisco UCCX 11 25 Enhanced シート プロモーション バンドル

$ 29,995

CON-ECMU-CCX11NIL

$ 200(シート当たり)

CCX-11-25P

Cisco UCCX 11 25 Premium シート プロモーション バンドル

$ 51,995

CON-ECMU-CCX11NLC

$ 320(シート当たり)

CCX-11-25E-ADD

Cisco UCCX 11 25 Enhanced シート アドオン バンドル

$ 24,995

CON-ECMU-CCX11NIL

$ 200(シート当たり)

CCX-11-25P-ADD

Cisco UCCX 11 25 Premium シート アドオン バンドル

$ 44,995

CON-ECMU-CCX11NLC

$ 320(シート当たり)

CCX-REMOB-B5

CCX バンドル 5 Remote Expert Mobile ライセンス

$ 4,000

該当なし

-

注:   21 で示すサポート価格は、シートごとで、1 年ごとの長さです。選択したバンドル サイズに合わせて、適正な数量のサポート商品を発注してください。

新規の UWL-Meetings ユーザ ライセンス 25 個につき 1 つの Unified CCX Standard エージェント ライセンスが付属します。これらのライセンスを 21 に記載の Cisco Unified CCX バンドルのいずれかで使用する場合は、まず CCX-10-UPG-K9 または CCX-11-UPG-K9 を使用して Enhanced または Premium にライセンスをアップグレードする必要があります。

Cisco Prime Collaboration Assurance and Analytics Business でのシステム監視

サポートされるモデル

BE6000S

×

BE6000M

BE6000H

Cisco Prime Collaboration Assurance and Analytics BusinessAAB)は、Business Edition ソリューションを導入しているお客様にご利用いただけるモニタリングおよびデータ分析ツールです。ネットワークで動作する Cisco Unified Communications アプリケーション、シスコ ゲートウェイ、Business Edition ハードウェアの可用性とパフォーマンスをモニタリングすることで、完全なサービス保証が実現します。

保証機能により、ハードウェア障害およびパフォーマンス低下が検出され、システム管理者宛てに電子メールによる通知がただちに送信されます。分析機能では、資産の使用状況、通話トラフィック、サービス品質のエクスペリエンス、共有リソースの容量が分析および報告されます。

BE6000 ソリューションと合わせて AAB を発注するには、 22 の製品コードを使用してください。AAB 新規インストールのソフトウェア オプションを選択し、その後、管理したいデバイスのエンドポイント ライセンスを追加します。後でエンドポイントをさらに追加する必要が生じた場合は、追加エンドポイント ライセンスを発注してください。

表 22.     Cisco Prime Collaboration Assurance and Analytics Business の発注

R-CBE6K-K9
オプション コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金
(米ドル)(1 年間)

R-PC11.5-AABSW-K9

Cisco Prime Collaboration 11.6 Assurance ソフトウェア

$ 500

CON-ECMU-RPC116BW

$ 100

L-PC11-AAB-LIC

Cisco Prime Collaboration 11 Assurance/Analytics Business ライセンス

$ 36

CON-ECMU-LPC11APB

$ 7

次のセクションでは、BE6000 の機能を補完するために、別のトップレベルの製品コードを使用して発注できるその他の機能とアプリケーションについて説明します。アプリケーションによっては、すべての BE6000 モデルでのインストールが認証されていない場合があるため、互換性はケースごとに示されています。

Cisco Unity Connection の拡張機能

サポートされるモデル

BE6000S

BE6000M

BE6000H

Cisco Unity Connection には、Speech Connect SpeechView の音声認識機能のライセンスも含まれます。すべてのメッセージング ライセンスに含まれている Speech Connect は、音声認識機能を使用して、着信コールを従業員の音声名に届けます。BE 6000 の各ライセンス スターター パックには、2 つの Speech Connect ポートが含まれます。SpeechView は音声メッセージをテキストに変換して、電子メールで配信します。

Cisco Unity Connection Enhanced ライセンスおよび UWL ライセンスは、Survivable Remote Site VoicemailSRSV)も利用でき、中央のサイトとの接続が失われた場合はリモート サイトでメッセージにアクセスできます。

SpeechView または Speech Connect ポート追加ライセンスの発注、Enhanced ユーザの追加/アップグレードを行うには、トップレベルの製品コード L-UCXN10-LIC-UPG または L-UCXN11-LIC-UPG を使用します。

Cisco Unified Attendant Console によるコール管理の有効化

サポートされるモデル

BE6000S

Advanced:×
Standard:〇

BE6000M

BE6000H

バージョン 10 以降は、Cisco Unified Attendant Console を、サーバ ベースのソリューションである Advanced、またはスタンドアロン コンソールの Standard のいずれかとして使用できます。どちらの製品も BE6000 と一緒に使用できますが、 23 の製品コードを使用して別に発注する必要があります。BE 6000 Advanced Attendant Console サーバ アプリケーションを実行する場合は、Microsoft Windows オペレーティング システムも購入する必要があります。

表 23.     Unified Attendant Console の発注

製品コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金(米ドル)(1 年)

L-CUAC10X

Cisco Unified Attendant Console 10.x

$ 0

CON-ECMU-CUACX10M

$ 0

L-CUAC10X-STND

Cisco Unified Attendant Console Standard 10.x1 ライセンス

$ 995

CON-ECMU-CUAC10XS

$ 1991 年)

L-CUAC10X-ADV

Cisco Unified Attendant Console Advanced 10.x1 ライセンス

$ 2,495

CON-ECMU-CUAC10XA

$ 4991 年)

L-CUAC10X-ADV-HA

Cisco Unified Attendant Console Advanced 10.x Server High Availability

$ 995

該当なし

-

CUAC11X

Cisco Unified Attendant Console 11.x

$ 0

CON-ECMU-CUACVT1X

$ 0

CUAC11X-STND

Cisco Unified Attendant Console Standard 11.x1 ライセンス

$ 995

CON-ECMU-CUAC11XS

$ 1991 年)

CUAC11X-ADV

Cisco Unified Attendant Console Advanced 11.x1 ライセンス

$ 2,495

CON-ECMU-CUAC11XA

$ 4991 年)

CUAC11X-ADV-HA

Cisco Unified Attendant Console Advanced 11.x Server High Availability

$ 995

該当なし

-

Attendant Console 製品発注の詳細については、『Unified Solutions Ordering Guide(統合ソリューション発注ガイド)』(https://www.cisco.com/c/en/us/partners/tools/collaboration-ordering-guides.html [英語])を参照してください。

注:   Cisco Unified Attendant Console 製品のアプリケーション インストール ファイルは、BE 6000 サーバに付属していません。

Cisco Emergency Responder による緊急コール ルーティングの有効化

サポートされるモデル

BE6000S

×

BE6000M

BE6000H

Cisco Emergency Responder BE6000 と一緒にインストールできますが、トップレベルの製品コード R-EMRGNCY-RSPNDR を使用して別に発注する必要があります。利便性を高めるため、Cisco Emergency Responder のインストール ファイルは BE6000 サーバのデータストアにロードされています。

Cisco Emergency Responder 発注の詳細については、『Unified Solutions Ordering Guide(統合ソリューション発注ガイド)』(https://www.cisco.com/c/en/us/partners/tools/collaboration-ordering-guides.html [英語])を参照してください。

注:   Unified Communications Manager のリリース 11 以降では、緊急通報ハンドラ機能が使用できます。

Cisco Paging Server による高度な通知の有効化

サポートされるモデル

BE6000S

BE6000M

BE6000H

BE6000 は、Cisco Paging Servermarketplace.cisco.com/catalog/products/1689)と一緒に出荷されます。50 台までの電話器グループへのオーディオ ポケットベルによる呼び出しや、数に制限のないポケットベル グループの作成といった、Paging Server の基本機能は、ライセンスを購入しなくても使用できます。

高度な機能は、シスコから SolutionsPlus 永久ライセンスとして購入するか、アプリケーション ベンダーである Singlewire から年単位のサブスクリプションとして購入できます。永久ライセンスを購入するには 24 のトップレベルの製品コードを使用してください。

表 24.     Cisco Paging Server 永久ライセンスの発注

製品コード

説明

表示価格(米ドル)

サポート商品

サポート料金(米ドル)(1 年)

SP-INFMCST-1-250=

1 年間の InformaCast Advance サブスクリプション、250 エンドポイント

$ 4,960

該当なし

-

P-INFMCST-1-1K=

1 年間の InformaCast Advance サブスクリプション、1000 エンドポイント

$ 17,713

該当なし

-

SP-INFMCST-3-250=

3 年間の InformaCast Advance サブスクリプション、250 エンドポイント

$ 13,093

該当なし

-

SP-INFMCST-3-1K=

3 年間の InformaCast Advance サブスクリプション、1000 エンドポイント

$ 46,761

該当なし

-

Cisco TelePresence Management Suite によるビデオ会議の管理とスケジュール

企業におけるマルチパーティ会議リソースの管理とプロビジョニングを一元化するために、Cisco TelePresence Management SuiteTMS)を BE6000 で実行することもできます。TMS を実行するには、適切な Microsoft Windows Server のオペレーティング システムとデータベースを別途購入する必要があります。ライセンスがない場合、TMS 5 システムまでサポートします。TMS ライセンスは、UWL パーソナル マルチパーティ会議バンドルに付属しています。あるいは、必要に応じて個別に購入することも可能です。詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/products/conferencing/telepresence-management-suite-tms/index.html [英語] を参照してください。

4.4 発注の例

4.4.1 新規システム

シナリオ 1以下の要件を満たすための BE6000 発注ソリューションを 25 に示します。

   従業員数 50 人の企業。

   全従業員が Cisco Unified IP Phone 7841 エンドポイントを使用。

   全従業員がインスタント メッセージと通話制御に Cisco Jabber for Windows デスクトップを使用(ただし、ソフト フォンとしては使用しない)。

   全ユーザのために、オンプレミスのインスタント メッセージとプレゼンス サーバを使用。

   全従業員にボイスメールが必要。

   企業オーナーは、PSTN への接続のために、一次群速度 ISDN サービスと SIP トランキング サービスの両方を使用することを希望。

表 25.     複数のデバイスおよびボイスメールを使用する、50 名のユーザ用のソリューション(エンドポイントおよびパートナー向け導入サービスは含まない)。

Cisco Business Edition 6000 ソリューション

製品コード

単価

数量

上記の要件を満たす最も効果的な提案の詳細を示します。非常に小規模な事業で、コラボレーション アプリケーションの要件が制限されているため、BE6000S が理想的です。

 

 

 

品目 1PRI バンドル付属 BE6000S を発注。

BE6S-PRI-M2-K9

$ 10,800

1

品目 1.1:適正な電源ケーブルが指定されていることを確認(この場合は北米仕様)。

CAB-AC

$ 0

1

品目 1.1.1:サーバ用に 12 ヵ月間の Smart Net Total Care ハードウェア サポートを発注。

CON-SNT-B6SPRIM2

$ 550

1

品目 2:トップレベル SKU を使用して電子配信のソフトウェア ライセンスを発注。

R-CBE6K-K9

$ 0

1

品目 2.1:必要なソフトウェア バージョンを指定。

BE6S-SW-11.X

$ 0

1

品目 2.235 UCL Enhanced ライセンスと 35 UCL Messaging ライセンスで構成される、UCL ソフトウェア ライセンス スターター バンドルを発注。

BE6K-START-UCL35

$ 500

1

品目 2.315 UCL Enhanced ライセンスを発注してその他の顧客要件に対応。

BE6K-UCL-ENH

$ 210

15

品目 2.3.1:すべての UCL Enhanced ライセンス用に 12 ヵ月の SWSS を発注。

CON-ECMU-UCMENHUC

$ 24

50

品目 2.415 UCL Messaging ライセンスを発注してその他の顧客要件に対応。

BE6K-UCL-VM

$ 75

15

品目 2.4.1UCL Messaging ライセンス用に 12 ヵ月の SWSS を発注。

CON-ECMU-UCN10XVM

$ 9

50

品目 2.5Cisco Jabber for Windows デスクトップ クライアントの 50 RTU ライセンスを発注。

JABBER-DESKTOP

$ 0

50

シナリオ 2以下の要件を満たすための発注ソリューションを 26 に示します。

   従業員数 100 人の企業。

   従業員のうち 50 人が Cisco Unified IP Phone 7841 を使用し、セカンダリ デバイスとして Cisco Jabber for Mac デスクトップ クライアントも使用。

   35 人の従業員は Cisco Unified IP Phone 7841 のみを使用。

   10 人の従業員は Cisco Unified IP Phone 7821 のみを使用。

   5 人の従業員はインスタント メッセージとプレゼンスのみ必要(電話サービスは不要)。

   全従業員にオンプレミスのインスタント メッセージとプレゼンス サーバが必要。

   85 人の従業員にボイスメールとユニファイド メッセージングが必要。

   Cisco Unified Communications Manager、インスタント メッセージとプレゼンス、Cisco Unity Connection の各アプリケーションには冗長性が必要。

   50 人の従業員には Cisco Webex Meeting Center を使用するための指名ホスト サブスクリプションが必要。

表 26.     ボイスメールおよびハードウェア冗長性を備えた、100 名のユーザ用のソリューション(エンドポイントおよびパートナー向け導入サービスは含まない)。

Cisco Business Edition 6000 ソリューション

製品コード

単価

数量

上記の要件を満たす最も効果的な提案の詳細を示します。Cisco Jabber 使用の要件を満たすには、UCL ライセンスが適切です。

 

 

 

品目 1:冗長性を確保するため、BE6000M サーバ バンドルを 2 つ発注。

BE6M-M4-K9=

$ 9,400

2

品目 1.1:適正な電源ケーブルが指定されていることを確認します(この例では北米仕様)。

CAB-9K12A-NA

$ 0

2

品目 2:サーバごとに 2 台目の電源装置を発注(オプションですが、購入を推奨)。

UCSC-PSU1-770W=

$ 699

2

品目 32 台目の電源装置用の電源ケーブルを発注(この例では北米仕様)。

CAB-9K12A-NA=

$ 25

2

品目 4:トップレベル SKU を使用して電子配信のソフトウェア ライセンスを発注。

R-CBE6K-K9

$ 0

1

品目 4.1:必要なソフトウェア バージョンを指定。

BE6K-SW-11.X

$ 0

1

品目 4.235 Enhanced UCL ライセンスと 35 Basic Voicemail ライセンスで構成される、UCL ソフトウェア ライセンス スターター バンドルを発注。このライセンスにより、35 ユーザが Cisco Unified IP Phone 7841 電話とボイスメールを利用可能。

BE6K-START-UCL35

$ 500

1

品目 4.2.1UCL Enhanced スターター パック ライセンスで 12 ヵ月の SWSS を発注。

CON-ECMU-UCMENHUC

$ 24

35

品目 4.3:デスクフォンと Cisco Jabber for Mac デスクトップ クライアントの両方を必要とするユーザ用の 50 Enhanced Plus UCL ライセンスを発注。

BE6K-UCL-ENHP

$ 295

50

品目 4.3.1UCL Enhanced Plus ライセンス用に 12 ヵ月の SWSS を発注。

CON-ECMU-UCMUCENH

$ 35

50

品目 4.4Cisco Unified IP Phone 7821 エンドポイントを使用するユーザ用に 10 Basic UCL ライセンスを発注。

BE6K-UCL-BAS

$ 125

10

品目 4.4.1UCL Basic ライセンス用に 12 ヵ月の SWSS を発注。

CON-ECMU-UCMUCBAS

$ 15

10

品目 4.6:ソフトウェア ライセンス スターター パックで提供される 35 ライセンスでは不足する残り 50 Voicemail ライセンスを発注。

LIC-BE6K-VM

$ 75

50

品目 4.6.1UCL Messaging スターター パックおよび追加ライセンス用に 12 ヵ月の SWSS を発注。

CON-ECMU-UCN10XVM

$ 9

85

品目 4.7IM とプレゼンスしか利用しないユーザ用のアドオン ライセンスを発注。

JABBER-IM-ADDON

$ 0

5

品目 4.8Cisco Jabber for Mac デスクトップ クライアント用の RTU ライセンスを発注。

JABBER-DESKTOP

$ 0

55

品目 4.9Cisco Webex Meeting Center 1 年間の指名ホスト サブスクリプションを 50 発注。

WBX-MC-BE6K-NY1

$ 632

50

シナリオ 3既存の BE6000 ライセンスをアップグレードするソリューションを 27 に示します。

   BE 6000 バージョン 10.6 システムを導入済みで、100 人の既存ユーザのうち 40 人のグループにモビリティを追加したいと考えている企業。

   40 ユーザのうち 10 人は Cisco Unified IP Phone 7821 Basic ユーザ ライセンスを保有し、ボイスメール アカウントは持っていない。

   残りの 30 ユーザは Cisco Unified IP Phone 7845 Enhanced ユーザ ライセンスに加えてボイスメール アカウントも保有。

   40 ユーザのすべてに、デスクフォンに加えて Windows デスクトップと Android モバイル Cisco Jabber クライアントの両方が必要。

   アップグレードしない 60 ユーザは Cisco Unified IP Phone 7821 Basic ユーザ ライセンスを保有し、ボイスメール アカウントは持っていない。

表 27.     BE6000 ユーザ ライセンスをアップグレードするためのソリューション(エンドポイントおよびパートナー向け導入サービスは含まない)

Cisco Business Edition 6000 ソリューション

製品コード

単価

数量

次の例は、上記の要件を満たす最もコスト効果の高い発注を示しています。デスクフォン、ソフトフォン、モバイル クライアントを使用するには、UCL ライセンスを UWL-Std にアップグレードする必要があります。アップグレード ライセンスのサービスとサブスクリプションを購入済みの場合は、Cisco Support Contract Center にアクセスして、残りの 60 ユーザへのサポートを延長します。

 

 

 

品目 1:トップレベル SKU を使用してライセンス アップグレードを発注。

R-CBE6K-K9

$ 0

1

品目 1.1:必要なソフトウェア バージョンを指定。

BE6K-SW-10.X

$ 0

1

品目 1.2UWL アップグレード対象の現在のアプリケーションを指定。

UCXN

$ 0

1

品目 1.3:ボイスメールなしの Basic ライセンスから UWL Standard にアップグレード。

BE6K-UCL-BAS2 STD

$ 210

10

品目 1.4:ボイスメールありの Enhanced ユーザを UWL Standard にアップグレード。

BE6K-UWL-CMAPPS2BE

$ 50

30

品目 1.5Cisco Jabber for Windows デスクトップ クライアントの RTU ライセンスを発注。

JABBER-DESKTOP

$ 0

40

品目 1.6Cisco Jabber for Android モバイル クライアントの RTU ライセンスを発注。

JAB-ADR-CLNT-UWL

$ 0

40

シナリオ 4ソフトウェア サポートのない既存のシステムをバージョン 11.0 にアップグレードするソリューションを 28 に示します。

   ソフトウェア サポートのないバージョン 9.0 BE 6000 システムを、バージョン 11.0 にアップグレードしたいと考えている企業。

   150 ユーザをサポートするシステム。

   100 ユーザは Cisco Unified IP Phone 7821 Basic ユーザ ライセンスを保有。

   25 ユーザは Cisco Unified IP Phone 7845 Enhanced ユーザ ライセンスを保有。

   25 ユーザは Cisco Unified IP Phone 7845 および Cisco Jabber ソフトフォン クライアントと Enhanced Plus ライセンスを保有。

   全ユーザが Basic Cisco Unity Connection メールボックスを保有。

   マルチスクリーンのテレプレゼンス ユニット 1 台と、シングルスクリーンのユニット 3 台も保有。

表 28.     Cisco Business Edition 6000 ユーザ ライセンスをアップグレードするためのソリューション(エンドポイントおよびパートナー向け導入サービスは含まない)

Cisco Business Edition 6000 ソリューション

製品コード

単価

数量

次の例は、上記の要件を満たす最もコスト効果の高い発注を示しています。

 

 

 

品目 1:トップレベル SKU を使用してライセンス アップグレードを発注。

R-CBE6K-K9

$ 0

1

品目 1.1:必要なソフトウェア バージョンを指定。

BE6K-SW-11.0

$ 0

1

品目 1.2:現在のソフトウェア バージョンを指定。

UC-9.X

$ 0

1

品目 1.3Basic ライセンスのアップグレード。

UPG-6K-BAS

$ 25

100

品目 1.3.1Basic ライセンスに 12 ヵ月の SWSS を発注。

CON-ECMU-UCMUCBAS

$ 15

100

品目 1.4:デバイス 1 台を使用するユーザの Enhanced ライセンスのアップグレード。

UPG-6K-ENH

$ 45

25

品目 1.4.1Enhanced ライセンスに 12 ヵ月の SWSS を発注。

CON-ECMU-UCMENHUC

$ 24

25

品目 1.5:デバイス 2 台を使用するユーザの Enhanced ライセンスおよび Adjunct ライセンスのアップグレード。

UPG-6K-ENHP

$ 60

25

品目 1.5.1Enhanced Plus ライセンスに 12 ヵ月の SWSS を発注。

CON-ECMU-UCMUCENH

$ 35

25

品目 1.6Basic Voicemail ライセンスのアップグレード。

UPG-6K-VM

$ 15

150

品目 1.6.1Messaging ライセンスに 12 ヵ月の SWSS を発注。

CON-ECMU-UCN10XVM

$ 9

150

品目 1.7Telepresence Room ライセンスのアップグレード。

UPG-6K-TP-RM

$ 130

4

品目 1.7.1TP Room ライセンスに 12 ヵ月の SWSS を発注。

CON-ECMU-UCMUCLTP

$ 78

4

4.4.2 BE6000 から BE6000 への移行

次の Cisco Collaboration ソリューションのいずれからも、新たな BE6000 ソリューションへの移行ライセンスを購入できます。

   Cisco Unified Communications Manager または BE6000 バージョン 8.6 以前。

   Cisco Business Edition 5000BE5000)。

   Cisco Business Edition 3000BE3000)。

   Cisco Unified Communications Manager ExpressCME)。

   Cisco Unified Communications 500UC500)。

   Cisco Unified Communications 320UC320)。

   Cisco TelePresence Video Communication ServerVCS)。

可能な場合は、Cisco IP Phone、メディア コンバージェンス サーバ(MCS)、音声ゲートウェイなど、古いシステムのコンポーネントが移行時に再利用され、当初の投資を最大限に活用できます。

BE6000 への移行に関する詳細については、https://www.cisco.com/en/US/partner/products/ps11369/products_partner_resources_list.html [英語] を参照してください。

新しい BE6000 システムへの移行に必要なプロセスは、現在のソリューションに有効なソフトウェア サポート契約(UCSS または SWSS)があるかどうかによって決まります。既存のシステムがカバーされていない場合は、「Get Current - Stay Current」価格( 31)でライセンスを BE6000 に移行できます。これにより、Cisco Unified Communications Manager をベースにしていない製品であっても、一貫したアプローチでアップグレードを行えます。ライセンスのアップグレードおよび移管を無料で行えるソフトウェア サポート契約が有効期間内であるソリューションからの移行の場合、または Cisco Collaboration Flex Plan を購入する場合は、ライセンスなしで BE6000 ハードウェア バンドルを発注できます(詳細はセクション 2.2 を参照)。

BE6000 ソリューションへの移行の発注

新しい BE6000 ソリューションに移行する前に、それまでに購入したすべてのライセンスが既存のシステムに登録およびインストールされていることを確認してください。移行の時点で適用されていないライセンスは以降使用できなくなります。

BE6000 に移行するには、まず必要なユーザ ライセンスの数を計算します。以前の Cisco Unified Communications Manager ソリューションから移行する場合は、License Count UtilityLCU)を使用してシステムから情報を収集し、ライセンス移行チームに問い合わせることができます。このライセンス移行チームが、数量を検証します。システムが、有効な UCSS または SWSS 契約の対象である場合、新しいライセンスは直接提供されます。契約の対象ではない場合は、購入すべき移行ライセンスの詳細情報が移行チームから提供されます。CMEUC500、および UC320 ソリューションの場合は、既存の各ライセンスを UCL Enhanced ライセンス 1 つと UCL Messaging ライセンス 1 つに移行できます。Unified Communications Manager に移行する VCS のお客様には、ライセンスを無料で変換する権利が付与されます。

注:   LCU ユーティリティは、以前は User Count ToolUCT)と呼ばれていました。https://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/upgrade/uct/9_1_2/CUCM_BK_U0AE00F5_00_uct-admin-guide.html [英語] にあるドキュメントを参照してください。

注:   Cisco Unity Express を購入した CME のお客様には、UCL Messaging ライセンスの権利が付与されます。

移行ライセンスを発注するには、新規システムの場合と同じく、初めにトップレベルの電子配信の製品コード R-CBE6K-K9 を使用し、次に 13 を参照して、必要な数のアップグレード ライセンスを追加してください。最初の BE6000 購入用のライセンス スターター パックを含む差分新規ライセンスも、必要に応じて 8 および 9 から発注できます。

移行ライセンスを発注する際は、 14 のオプションを使用して移行元のソリューションを指定してください。

たとえば UCL Enhanced の権利の代わりに UWL Standard が必要になった場合など、BE6000 に移行する際に権利のアップグレードをご希望の場合には、 15 のみから適切な機能アップグレードを選択してください。機能アップグレードを伴った移行を行う場合は、すべてのユーザの SWSS 契約をアップグレード料金で購入する必要があります。

ビデオ エンドポイント制御のために Cisco TelePresence Video Communication Server から Cisco Unified Communications Manager に移行する場合は、 29 に記載されたライセンス移行オプションから、使用しているエンドポイント モデル( 1)に適したものを選択して発注します。VCS 移行オプションを選択することにより、以下に同意するものとします。

   移行するエンドポイントは現在の VCS の導入に登録されている。

   ライセンス購入は、これらのエンドポイントを VCS から Cisco Unified Communications Manager に移行することを目的としている。

VCS シリアル番号によって、エンドポイント ライセンスを証明するように求められる場合があります。ご不明な点がある場合は、vcs2ucm@cisco.com 宛てに E メールでお問い合わせください。

表 29.     VCS から Cisco Unified Communications Manager への移行オプション

R-CBE6K-K9
オプション コード

説明

表示価格
(米ドル)

サポート商品

サポート料金
(米ドル)(1 年間)

MIG-VCS-BE6K-ENH

VCS から BE6000 Enh - ユーザ当たり 1 ビデオ エンドポイント

$ 0

CON-ECMU-UCMENHUC

$ 24

MIG-VCS-BE6K-ENHP

VCS から BE6000 EnhPlus - ユーザ当たり 2 ビデオ エンドポイント

$ 0

CON-ECMU-UCMUCENH

$ 35

MIG-VCS-BE6K-TP

VCS から BE6000 TP Room - イマーシブ ビデオ エンドポイント

$ 0

CON-ECMU-UCMUCLTP

$ 78

BE6000 を購入すると、BE7000 または他の仮想化プラットフォーム上で稼働している Cisco Unified Communications Manager への移行が完全にサポートされます。移行では、ほとんどの場合、新しいプラットフォームへのライセンスの簡単な再ホストが無料で行われます。

次のシナリオは BE6000 へ移行する際の発注方法を説明するものです。

シナリオ 1 30 に、有効なソフトウェア サポート契約がある BE5000 BE6000 にアップグレードするソリューションを示します。

   100 人の従業員がそれぞれ UWL ライセンスと有効なソフトウェア サポート契約を持つ企業。

   全従業員が Cisco Unified IP Phone 7942G エンドポイントを使用。

   全従業員が 2 台目のデバイスとして Cisco Jabber クライアントを使用。

   すべてのユーザにボイスメールとユニファイド メッセージングを提供。

   新しい BE6000 導入環境では Cisco Unified Communications Manager、インスタント メッセージとプレゼンス、Cisco Unity Connection の各アプリケーションには冗長性が必要。

表 30.     Cisco Business Edition 5000 から Cisco Business Edition 6000 移行するためのソリューション(エンドポイントまたはパートナー向け導入サービスは含まない)

Cisco Business Edition 6000 ソリューション

製品コード

単価

数量

次の例は、上記の要件を満たす最もコスト効果の高い発注を示しています。この企業はすでに BE 5000 UWL ライセンスを持っており、BE 6000 UWL ライセンスに移行する必要がありますす。

 

 

 

品目 1BE6000 の冗長性を確保するため、サーバ バンドルを 2 つ発注。

BE6M-M4-K9=

$ 9,400

2

品目 1.0.1:サーバ用に 12 ヵ月間の Smart Net Total Care を発注。

CON-SNT-BE6MM4K9

$ 315

2

品目 1.1:適正な電源ケーブルが指定されていることを確認します(この例では北米仕様)。

CAB-9K12A-NA

$ 0

2

品目 2:サーバごとに 2 台目の電源装置を発注(オプションですが、購入を推奨)。

UCSC-PSU1-770W=

$ 699

2

品目 32 台目の電源装置用の電源ケーブルを発注(この例では北米仕様)。

CAB-9K12A-NA=

$ 25

2

インストールはソフトウェア サポート契約でカバーされるため、ライセンスは無料で移行できます。LCU を使用して、新規ライセンスを発行するためのライセンス移行ケースを提出します。

 

 

 

シナリオ 2 31 にデバイス単位ライセンスの Cisco Unified Communications Manager(ソフトウェア サポート契約なし)をユーザ単位ライセンスの BE6000 にアップグレードするソリューションを示します。

   従業員数 100 人の企業。

   全従業員が Cisco Unified IP Phone 7942G エンドポイントを使用。

   100 Cisco Unity ライセンスにより、全従業員にボイスメールとユニファイド メッセージング機能を提供。

   新しい BE6000 導入環境では Cisco Unified Communications Manager、インスタント メッセージとプレゼンス、Cisco Unity Connection の各アプリケーションには冗長性が必要。

   License Count Utility では、既存の Cisco Unified Communications Manager ライセンスを 100 Enhanced UCL ライセンスにアップグレードできることがレポートされている。

表 31.     デバイス単位の Cisco Unified Communications Manager ライセンスを BE6000 Cisco Unity Connection ライセンス(エンドポイントまたはパートナー向け導入サービスは含まない)に移行するためのソリューション

Cisco Business Edition 6000 ソリューション

製品コード

単価

数量

次の例は、上記の要件を満たす最もコスト効果の高い発注を示しています。すべてのユーザがデスクフォンのみを使用しているため、UCL ライセンスを使用できます。

 

 

 

品目 1BE6000 の冗長性を確保するため、サーバ バンドルを 2 つ発注。

BE6M-M4-K9=

$ 9,400

2

品目 1.0.1:サーバ用に 12 ヵ月間の Smart Net Total Care を発注。

CON-SNT-BE6MM4K9

$ 315

2

品目 1.1:適正な電源ケーブルが指定されていることを確認します(この例では北米仕様)。

CAB-9K12A-NA

$ 0

2

品目 2:サーバごとに 2 台目の電源装置を発注(オプションですが、購入を推奨)。

UCSC-PSU1-770W=

$ 699

2

品目 32 台目の電源装置用の電源ケーブルを発注(この例では北米仕様)。

CAB-9K12A-NA=

$ 25

2

品目 4:トップレベル SKU を使用してソフトウェア ライセンスを発注。

R-CBE6K-K9

$ 0

1

品目 4.1:必要なソフトウェア バージョンを指定。

BE6K-SW-11.0X

$ 0

1

品目 4.2:現在のソフトウェア バージョンを指定。

UC-8.X-OR-EARLIER

$ 0

1

品目 4.3Get Current Stay Current 価格を使用して UCL Enhanced ライセンスに移行。

UPG-6K-ENH

$ 45

100

品目 4.3.1UCL Enhanced ライセンスに 12 ヵ月の SWSS を発注。

CON-ECMU-UCMENHUC

$ 24

100

品目 4.4Get Current - Stay Current 価格を使用して Cisco Unity ライセンスを Cisco Unity Connection UCL Messaging ライセンスに移行。

UPG-6K-VM

$ 15

100

品目 4.4.1UCL Messaging ライセンスに 12 ヵ月の SWSS を発注。

CON-ECMU-UCN10XVM

$ 9

100

 


5. Cisco Capital ファイナンス プログラム

大きな利益をもたらす Cisco Business Edition 6000 は、コラボレーション ソリューションの最適な選択肢となります。テクノロジーに投資する際に問題となるのは、新しいシステムへ投資する余裕があるかという点です。シスコ キャピタル® はこの問題に 1 つの答えを示します。費用と利益を調和させる柔軟な返済、キャッシュ フローの問題の軽減、オペレーティング リースによる資本支出の解消など、様々な手段を通じて、適切な Unified Communications テクノロジーをお客様の必要に応じて提供します。

5.1 セールスの障壁の排除

一般的に Cisco Capital は、ビジネスに大きな利益をもたらすテクノロジーの導入を妨げる要因を解消または削減します。Cisco Capital により、以下が可能になります。

   キャッシュ フローの問題を解消:会社の投資コストを数年に分散できます。

   費用と利益を調和させる柔軟な返済期間:支払いに見合ったビジネス上の利益が得られるまでには時間がかかることがあります。プロジェクトの後半まで利益が得られなかったり、また、会社の予算サイクルに合わせて利益が持ち越される場合もあります。

   資本支出を一般支出に変換:オペレーティング リースにより、最初にテクノロジーの残存価値から利益を得られるようにします。シスコ製品を知り尽くしたスタッフのサポートにより、業界をリードする技術を確認できます。

   セールおよびリースバック契約:(可能な場合)古い機器に付随する既存のコミットメントを引き受けることで、初期コストを軽減します。

シスコ キャピタル ファイナンス プログラムについて詳しくは、次のサイトを参照してください。

   チャネル パートナー向け:https://www.cisco.com/web/ordering/ciscocapital/or6/order_finance_and_payments_concept_home.html [英語]

   Cisco フィールドの場合:

https://wwwin.cisco.com/FinAdm/csc/.

 

 

 

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