Cisco Intersight - Cisco Intersight Cloud Orchestrator の At-a-Glance
偏向のない言語
この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
翻訳について
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
オーケストレーションをシンプルにして、ハイブリッド環境全体で一貫したクラウド同様のエクスペリエンスを実現
組織は競争力を維持するために業務のデジタル化を推進しています。たとえクラウドファーストのアプローチを採用している組織であっても、エンタープライズグレードの拡張性と復元力を備えると同時に、既存の設備投資の維持と最適化が必要になります。しかし、アプリケーション、ワークロード、インフラストラクチャ、プラットフォーム、ツール、ロケーション、チームなど、絶えず変化する要素に満ちた常時接続型の分散環境は、計り知れないほど複雑になっています。
そのため、インフラストラクチャチームや運用チームが、環境を適切に管理し、リスクのバランスを取り、社内で求められているサービスを迅速に提供することが困難になっています。また、リソースへの迅速なアクセスを求める開発チームや基幹業務の関係者から、環境内の特定のドメインを管理する他の IT チームに至るまで、迅速な対応だけでなく、クラウド同様のエクスペリエンスを提供することも重要です。
これを実現する唯一の方法が自動化ですが、ドメイン固有のニーズを解決するために作られた 1 回限りのソリューションは、この新しい世界ではもはや通用しません。IT チームがビジネスのスピードに合わせて拡張や提供を行うには、綿密に練られた体系的なアプローチが必要です。つまり、お客様のスピードと期待に合致するだけでなく、制御性に妥協のないワークフローを簡単に設計および構築できるアプローチです。
そこで、Cisco Intersight™ Cloud Orchestrator（ICO）の登場です。この強力な自動化ツールにより、IT 運用チームはすべてのドメインのリスクを軽減しながら、ビジネスのスピードに合わせて標準化を進めるだけでなく、一貫性のあるクラウド同様のユーザーエクスペリエンスを提供できます
● 任意のインフラストラクチャやワークロードにまでオーケストレーションを拡張し、好みのツールと統合するソリューションで、パブリッククラウドとオンプレミスのリソースを合体させます。
● コーディングのエキスパートでなくても、複雑なワークフローを簡単に作成して実行できる使いやすい GUI ベースのデザイナーにより、時間を節約して、自動化を合理化します
● セルフサービスでの提供により導入プロセスを標準化し、充実した検証済みブループリントで生産性を高めます
● オーケストレーションの対象とワークフローやタスクにアクセスできるユーザーに関するルールを定めたポリシーを適用することで、リスクを軽減します
Cisco Intersight Cloud Orchestrator の使いやすいローコードのワークフローデザイナー
Cisco Intersight Cloud Orchestrator は、使いやすいワークフローデザイナーを提供することで、ハイブリッドクラウド全体のインフラストラクチャとワークロードのオーケストレーションおよび自動化をシンプルにします。キュレーションされたマルチドメインタスク（カスタムまたはシスコ提供）のライブラリが基盤となっているため、コーディングのエキスパートでなくても、迅速かつ簡単にワークフローを作成できます。これにより、サーバーから VM やネットワークにいたるまで、あらゆるインフラストラクチャ リソースを迅速かつ簡単に自動化して導入でき、ハイブリッド IT 環境の運用上の複雑さを解消できます。
ICO ワークフローデザイナーにより、以下のことが可能です。
● 制御フローをサポートする最新のドラッグアンドドロップのユーザエクスペリエンスで、ローコードやノーコードのワークフローを作成します。ワークフローデザイナーには、CiscoUCS®、仮想化、およびその他の Cisco® デバイス向けのポリシーに基づく組み込みタスクが実装されています。ソフトウェア開発キット（SDK）により、シスコのテクノロジーパートナーは、独自の I CO タスクを構築してカスタムソリューションを開発できます*。
● ロールバック機能により、障害発生時にワークフローの一部のタスクを元に戻したり、インフラストラクチャのプロビジョニングを解除したりできます。手動で行うと、通常のプロビジョニングよりも時間がかかり、エラーが発生しやすくなります。
● タスクデザイナーの拡張性により、現在サポートされているターゲットの機能を拡張したり、新しいターゲットを作成したりできます。ICO は現在、さらに多くの統合オプションを備えた Web API をサポートしています。
Cisco Intersight Cloud Orchestrator を使用することで、自動化戦略を確実に進化させて、オンプレミスのリソースとパブリッククラウド全体で一貫したエクスペリエンスを提供できるようになります。
詳細情報
Intersight Cloud Orchestrator には、Cisco Intersight Premier ライセンスが付属しています。詳細については、Cisco Intersight のライセンス階層を参照してください。
Cisco Intersight の詳細については、https://www.cisco.com/jp/go/intersight を参照してください。