Cisco Nexus 5000 シリーズ

Cisco Nexus 5548P スイッチ

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Q&A





Cisco Nexus 5548P スイッチ



製品の位置付け


Q. Cisco Nexus® 5500 プラットフォームとは何ですか。
A. Cisco Nexus 5500 プラットフォームは Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチの次世代プラットフォームです。これによって、マルチレイヤ、マルチプロトコル、多目的のイーサネットベース ファブリックにおいて、業界最高の密度とパフォーマンスを実現できます。

Q. Cisco Nexus 5548P スイッチとは何ですか。
A. Cisco Nexus 5548P は、Cisco Nexus 5500 プラットフォーム初のスイッチです。これは、1 Rack-Unit(1RU; 1 ラックユニット)フォーム ファクタで提供され、柔軟性を追加するための 1 つの拡張スロットを備えた 32 個の 10 ギガビット イーサネット SFP+ 固定ポートがあります。First Customer Shipment(FCS; お客様への最初の出荷)では、2 個の拡張モジュール、つまり、16 ポート 10 ギガビット イーサネット SFP+ 拡張モジュールと、8 ポート 10 ギガビット イーサネット SFP+ および 8 ポート ネイティブ ファイバ チャネルの拡張モジュールがサポートされます。

Q. Cisco Nexus 5500 プラットフォームはどのような場所に展開できますか。
A. Cisco Nexus 5500 プラットフォームは、エンタープライズ データセンターのアクセス レイヤや、小規模・中堅企業のデータセンター集約環境での展開に最適です。

Q. シスコは、現世代の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチの販売終了を発表しているのですか。
A. いいえ。現行の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチの販売を終了する計画はありません。

ハードウェアと環境


Q. Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチの前の世代と比べて、Cisco Nexus 5548P の主な技術上の利点は何ですか。
A. 主な技術上の利点として次のものが挙げられます。
  • より高いポート密度:Cisco Nexus 5548P は、単一の 1RU フォーム ファクタ内で 16 ポート 10 ギガビット イーサネット拡張モジュールを備え、最大 48 個の 10 ギガビット イーサネットをサポートできます。
  • 低遅延カットスルー スイッチング:遅延は、約 2 マイクロ秒まで短縮されています。
  • 優れたスケーラビリティ:VLAN、MAC アドレス数、IGMP グループ、PortChannel、Ternary Content Addressable Memory(TCAM)、Switched Port Analyzer(SPAN; スイッチド ポート アナライザ)セッション、および Logical Interface(LIF; 論理インターフェイス)数が増加しています。
  • Cisco® FabricPath と標準ベースの Transparent Interconnection of Lots of Links(TRILL)のハードウェア サポート:このサポートによって、Cisco Nexus 5500 プラットフォームは、大規模なループフリー レイヤ 2 ネットワークを構築する卓越したプラットフォームになりました。
  • 入出力 Differentiated Service Code Point(DSCP; DiffServ コード ポイント)マーキングのサポート。
  • レイヤ 3 サポート:今後、フィールド アップグレードが可能なルーティング カードが利用できるようになる予定です。
  • 強化された SPAN の実装:この機能によって、SPAN により輻輳が発生した場合、データ トラフィックが保護されます。これによって、よりアクティブな SPAN セッションが可能になり、SPAN 宛先ポートとして、ファブリック エクステンダ ポートがサポートされます。
Q. Cisco Nexus 5548P のアーキテクチャについて教えてください。
A. Cisco Nexus 5548P は、スイッチ ファブリックベースのアーキテクチャを実装しています。Unified Port Controller(UPC; ユニファイド ポート コントローラ)という一連のポート ASIC と、Unified Fabric Controller(UFC)というスイッチ ファブリックで構成されています。UPC は、パケット編集、フォワーディング、Quality of Service(QoS; サービス品質)、セキュリティ テーブル ルックアップ、バッファリング、キューイングの各機能を提供します。UFC は、入力 UPC を出力 UPC に接続し、組み込みの中央集中型スケジューラを備えています。また、未知のユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャスト トラフィック用にパケットを複製します。それぞれの UPC が 8 つの 1 および 10 ギガビット イーサネット インターフェイスをサポートします。ただし、UPC 上ではローカル スイッチングは実行されません。すべてのパケットは同一のフォワーディング パスを通過し、システムはすべてのフローに対して一定の遅延を確保します。

Q. Cisco Nexus 5548P は Cisco FabricPath をサポートしていますか。
A. はい。Cisco Nexus 5548P のハードウェアは Cisco FabricPath をサポートします。これは、将来のソフトウェア リリースで利用可能になる予定です。

Q. Cisco Nexus 5548P は IETF TRILL をサポートしていますか。
A. はい。Cisco Nexus 5548P のハードウェアは、TRILL が完全に標準化されていないので、先行標準 IETF TRILL をサポートしています。そのため、そのサポートは将来のソフトウェア リリースで利用可能になる予定です。

Q. Cisco Nexus 5548P はレイヤ 3 ルーティングをサポートしていますか。
A. はい。Cisco Nexus 5500 プラットフォームは、開発当初からレイヤ 3 をサポートするように設計されています。FCS では、レイヤ 3 ルーティングは Cisco Nexus 5548P で利用できませんが、フィールド アップグレード可能なドーター カードで近い将来利用可能になる予定です。

Q. Cisco Nexus 5548P スイッチの前面と背面では何が考慮されていますか。
A. Cisco Nexus 5548P の前面には、ファン、電源、管理ポートがあります。Cisco Nexus 5548P の背面には、固定イーサネット データ ポートと拡張スロットがあります。データ ポートは Cisco Nexus 5548P の背面にあり、サーバとの配線が可能です。

Q. Cisco Nexus 5548P の電源は、110 V と 220 V の両方の入力端子をサポートしていますか。
A. はい。サポートされている電圧範囲は 100 〜 240 V です。

Q. Cisco Nexus 5548P の前面の管理インターフェイスの隣にある追加の RJ45 ポートについて教えてください。
A. 追加の前面パネル RJ-45 ポートは将来の使用のために設計されています。現在、Cisco Nexus 5548P は、1 つのアウトオブバンド管理インターフェイスだけをサポートしています。

Q. Cisco Nexus 5010 スイッチと 5020 スイッチにある既存の拡張モジュールを Cisco Nexus 5500 プラットフォームで使用できますか。
A. いいえ。Cisco Nexus 5010 と 5020 でサポートされている拡張モジュールは、Cisco Nexus 5500 プラットフォームではサポートされていません。

Q. Cisco Nexus 5010 と 5020 にある既存の電源とファン モジュールは Cisco Nexus 5500 プラットフォームで使用できますか。
A. いいえ。Cisco Nexus 5010 と 5020 にある電源とファン モジュールは Cisco Nexus 5500 プラットフォーム用のものと交換可能ではありません。

Q. Cisco Nexus 5548P は、Cisco Nexus 5010 スイッチおよび 5020 スイッチと同じソフトウェア イメージを実行していますか。
A. はい。Cisco Nexus 5500 プラットフォームを含め、すべての Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチは同一のソフトウェア イメージをサポートしています。

Q. Cisco Nexus 5548P は USB インターフェイスをサポートしていますか。
A. はい。Cisco Nexus 5548P の前面には、タイプ A の USB インターフェイスが 1 つあります。

Q. Cisco Nexus 5548 で使用されている CPU の種類は何ですか。
A. 2 メモリ チャネルを備えた Intel デュアルコア 1.73 GHz、DDR3 1066 MHz、4MB キャッシュ付きです。

Q. Cisco Nexus 5548P にはどの程度の CPU メモリが搭載されるのですか。
A. Cisco Nexus 5548P には 8 GB の CPU DRAM が搭載されています。

Q. Cisco Nexus 5548P にはどの程度のフラッシュ メモリが搭載されるのですか。
A. Cisco Nexus 5548P には 16 GB のフラッシュ メモリが搭載されています。

Q. Cisco Nexus 5548P の通常消費電力量と最大消費電力量はどのくらいですか。
A. Cisco Nexus 5548P の通常消費電力は 390 W であり、最大消費電力は 600 W です。

Q. Cisco Nexus 5548P は 1 ギガビット イーサネット ポートをサポートしていますか。
A. 拡張モジュール上のイーサネット ポートを含め、Cisco Nexus 5548P 上のすべてのイーサネット ポートは、1 ギガビット イーサネットと 10 ギガビット イーサネットの両方の速度をサポートしています。1 ギガビット イーサネットのソフトウェア サポートは、将来のソフトウェア リリースで利用可能です。

Q. Cisco Nexus 5548P ではどのようなトランシーバがサポートされていますか。
A. サポートされているトランシーバとケーブル タイプのリストについては、Cisco Nexus 5500 プラットフォームのデータ シートを参照してください。データ シートと関連する資料については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/switches/nexus5000/index.html を参照してください。

Q. Cisco Nexus 5548P は IEEE 802.1ae リンクレベル暗号化をサポートしていますか。
A. いいえ。Cisco Nexus 5548P スイッチのハードウェアは IEEE 802.1ae をサポートしていません。

ハードウェアのパフォーマンスとスケーラビリティ


Q. Cisco Nexus 5548P のパフォーマンス スループットはどのくらいですか。
A. Cisco Nexus 5548P は、最大 960 Gbps のスループットを提供します。ノンブロッキング ハードウェア アーキテクチャを実装しており、すべてのフレーム サイズと、すべてのポートにわたるユニキャストとマルチキャストの両方のトラフィックに対してラインレート スループットの達成を支援します。

Q. Cisco Nexus 5548P で、Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)や Fibre Channel over Ethernet(FCoE)などのいくつかの機能を有効にしたときに、パフォーマンスは低下しますか。
A. Cisco Nexus 5548P のすべてのポートは、有効になっている機能に関係なく、ラインレート パフォーマンスを提供します。

Q. Cisco Nexus 5548P は、そのすべての 10 ギガビット イーサネット ポート間でカットスルー スイッチングを実装していますか。また、すべての 1 ギガビット イーサネット、ネイティブ ファイバ チャネル、FCoE ポートに対してカットスルー スイッチングをサポートしていますか。
A. さまざまな環境の下で、Cisco Nexus 5548P は、カットスルー スイッチまたはストア アンド フォワード スイッチのいずれとしても機能します。表 1 は、さまざまなシナリオにおけるスイッチ動作を示しています。

表 1 スイッチング モード

送信元インターフェイス 宛先インターフェイス スイッチング モード
10 ギガビット イーサネット 10 ギガビット イーサネット カットスルー
10 ギガビット イーサネット 1 ギガビット イーサネット カットスルー
1 ギガビット イーサネット 1 ギガビット イーサネット ストア アンド フォワード
1 ギガビット イーサネット 10 ギガビット イーサネット ストア アンド フォワード
FCoE ファイバ チャネル カットスルー
ファイバ チャネル FCoE ストア アンド フォワード
ファイバ チャネル ファイバ チャネル ストア アンド フォワード
FCoE FCoE カットスルー


入力インターフェイスが 10 ギガビット イーサネット速度で動作するときは、いつでもカットスルー スイッチングが使用されます。

Q. Cisco Nexus 5548P がサポートする MAC アドレスの数はいくつですか。
A. Cisco Nexus 5548P スイッチのハードウェアは、32,000 個の MAC アドレス用のアドレス テーブルを提供します。同じ MAC アドレス テーブルが、ユニキャスト トラフィックとマルチキャスト トラフィックで共有されており、いくつかの内部エントリも含んでいます。FCS では、4,000 個の MAC アドレス エントリが IGMP スヌーピングで取得されたマルチキャスト グループ用に予約され、25,000 個の MAC アドレス エントリがユニキャスト トラフィック用に予約されます。残りの 3,000 個の MAC アドレス エントリは、ハッシュ衝突を処理するために使用されます。

Q. Cisco Nexus 5548P がサポートする VLAN の数はいくつですか。
A. Cisco Nexus 5548P は、最大 4094 個のアクティブ VLAN をサポートします。このうち、いくつかが内部使用のために予約されているので、ユーザには最大 4014 個の設定可能な VLAN が提供されます。

Q. Cisco Nexus 5548P でサポートされる PortChannel の数はいくつですか。
A. Cisco Nexus 5548P のすべてのポートは、PortChannel メンバーとして設定できます。Cisco Nexus 5548P スイッチのハードウェアは、最大 48 個のローカル PortChannel と最大 576 個の PortChannel を Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダのホスト側ポートでサポートできます。

Q. Cisco Nexus 5548P の 1 つの PortChannel にはいくつのポートを使用できますか。
A. 1 つの PortChannel は、Cisco Nexus 5548P で最大 16 メンバーを持つことができます。

Q. Cisco Nexus 5548P の TCAM テーブル サイズとは何ですか。
A. Cisco Nexus 5548P は、4000 の TCAM テーブル サイズを提供します。ただし、このテーブルは、ポート ACL、VLAN ACL、QoS ACL、SPAN ACL、コントロール トラフィック削減用の ACL の間で共有されています。

Q. Cisco Nexus 5548P では、いくつのスパニング ツリー プロトコル論理ポートをサポートしていますか。
A. Cisco Nexus 5548P は、最大 12,000 個の論理ポートをサポートし、そのうち、最大 4,000 個をスイッチ間接続用のネットワーク ポートにできます。

ファイバ チャネルと FCoE のサポート


Q. Cisco Nexus 5548P は FCoE をサポートしていますか。
A. はい。Cisco Nexus 5548P 上のすべての 10 ギガビット イーサネット ポートは FCoE をサポートします。

Q. Cisco Nexus 5548P スイッチ ポートをネイティブのファイバ チャネル ポートとして使用できますか。
A. 基本シャーシ上のイーサネット ポートと拡張モジュール上のイーサネット ポートは、ネイティブのファイバ チャネル機能をサポートするためには使用できません。ただし、拡張モジュールを使用することができます。拡張モジュールでは、ネイティブのファイバ チャネル ポートとして 8 つのポートが提供されています。

Q. Cisco Nexus 5548P は FCoE Virtual E_port(VE_port; 仮想 E_port)をサポートしていますか。
A. Cisco NX-OS ソフトウェア リリース 5.0(2)N1(1) において、Cisco Nexus 5548P は、IEEE Data Center Bridging(DCB; データセンター ブリッジング)対応リンクに直接接続される VE 間接続をサポートしています。ただし、VE 間接続を形成している FCoE Forwarder(FCF; FCoE フォワーダ)を数ホップ先にすることはできません。

ファブリック エクステンダ サポート


Q. Cisco Nexus 2000 シリーズのファブリック エクステンダは Cisco Nexus 5548P 上の拡張モジュール ポートに接続できますか。
A. はい。Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダは、Cisco Nexus 5548P 上のどのイーサネット ポートにも接続できます。

Q. 1 台の Cisco Nexus 5548P スイッチには、いくつの Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダを接続できますか。
A. FCS では、1 台の Cisco Nexus 5548P は最大 12 台の Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダをサポートします。将来のソフトウェア リリースでスケーラビリティがさらに増える予定です。

Q. Cisco Nexus 5548P は、現在利用可能なすべての Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダをサポートしていますか。
A. はい。Cisco Nexus 5548P は、現在利用可能な 4 つの Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダすべて、つまり、Cisco Nexus 2148T、2248TP GE、2224TP GE、および 2232PP 10GE ファブリック エクステンダをサポートしています。

管理とトラブルシューティング


Q. Cisco Nexus 5548P スイッチのハードウェアは NetFlow をサポートしていますか。
A. いいえ。Cisco Nexus 5548P スイッチのハードウェアは、NetFlow をサポートしていません。

Q. Cisco Nexus 5548P がサポートする SPAN セッションの数はいくつですか。
A. Cisco Nexus 5548P は最大 4 つのアクティブ SPAN セッションをサポートします。

Q. SPAN トラフィックは Cisco Nexus 5548P のデータ トラフィックに影響を与えますか。
A. いいえ。Cisco Nexus 5548P スイッチのハードウェアは、SPAN とデータ トラフィックが互いに競合するときに、輻輳中はデータ トラフィックの方に高い優先度を提供するように設計されています。そのような輻輳が発生した場合、Cisco Nexus 5548P はより高い優先度でデータ トラフィックを保護しつつ、より低い優先度の SPAN トラフィックを廃棄するように簡単に設定できます。

Q. Cisco Nexus 5548P 上の 1 ギガビット イーサネット ポートを SPAN 宛先ポートとして設定できますか。
A. はい。1 ギガビット イーサネット モードが Cisco Nexus 5548P においてソフトウェアで有効になった後は、任意の 1 ギガビット イーサネット ポートを SPAN 宛先ポートとして設定できます。

Q. SPAN を使って Cisco Nexus 5548P 上の Priority Flow Control(PFC; 優先度フロー制御)フレームをキャプチャできますか。
A. いいえ。PFC フレームは、SPAN 送信元ポートから SPAN 宛先ポートにミラーされません。

Q. Cisco Nexus 2000 シリーズのホスト側のポートは、Cisco Nexus 5548P 上で SPAN 宛先ポートとして設定できますか。
A. Cisco Nexus 5548P スイッチのハードウェアは、Cisco Nexus 2000 シリーズのホスト側のポートを SPAN 宛先ポートとするコンフィギュレーションをサポートしています。ただし、これに対するソフトウェア サポートは将来のリリースで利用可能になる予定です。

Q. Cisco Nexus 5548P は、Encapsulated Remote SPAN(ERSPAN)をサポートしていますか。
A. FCS の後のソフトウェア リリースで、Cisco Nexus 5548P は、ERSPAN 送信元セッションをサポートする予定です。Cisco Nexus 5548P は、ERSPAN パケットのカプセル化解除ができないので、ERSPAN 宛先セッションをサポートする予定はありません。

Q. Cisco Nexus 5548P は RSPAN をサポートしていますか。
A. いいえ。Cisco Nexus 5548P は RSPAN をサポートしていません。

Q. Cisco Nexus 5548P は IEEE 1588 Precision Time Protocol(PTP; 高精度時間プロトコル)機能をサポートしていますか。
A. Cisco Nexus 5548P スイッチのハードウェアは、IEEE 15888 PTP のサポートが可能です。ただし、ソフトウェア サポートは、将来のソフトウェア リリースで利用可能になる予定です。

Q. Cisco Data Center Network Manager(DCNM)と Cisco Fabric Manager は、Cisco Nexus 5548P をサポートしていますか。
A. Cisco DCNM と Cisco Fabric Manager の Cisco Nexus 5548P へのサポートは、FCS から 2 〜 3か月後になる予定です。

設定同期


Q. Cisco Nexus 5000 シリーズ用の Cisco NX-OS リリース 5.0(2)N1(1) に導入された設定同期機能とはどんなものですか。
A. Configuration Synchronization(config-sync; 設定同期)は、有効になると、1 台のスイッチ上のコンフィギュレーションをソフトウェア経由で別のスイッチにプッシュできます。この機能は、Virtual PortChannel(vPC)シナリオで主に使用され、両方の vPC ピア スイッチでの手動のコンフィギュレーションを不要にします。また、人的ミスの可能性を排除し、両方のスイッチが正確に同じコンフィギュレーションになるようにします。

Q. config-sync には特別なハードウェアが必要ですか。
A. config-sync は、ハードウェアに依存しないソフトウェア機能です。Cisco NX-OS リリース 5.0(2)N1(1) 以降で、すべての Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでサポートされ、これには Cisco Nexus 5548P も含まれます。

Q. config-sync を使用すると、タイプ 1 とタイプ 2 の不整合を回避できますか。
A. いいえ。vPC と config-sync は、まったく別の機能です。vPC が動作するには、タイプ 1 とタイプ 2 のパラメータが一致する必要があります。これらのパラメータが一致しない場合、vPC は連続して失敗することになります。config-sync では、一方のスイッチでユーザが変更を行うと、その変更がもう一方のピアのコンフィギュレーションに自動的に同期化されます。config-sync は、それぞれのシステムに同一のコンフィギュレーションを作成する手間を省きます。

Q. config-sync 機能を有効にするために必要な 3 つの条件とは何ですか。
A. config-sync 機能を有効にするには、次を行う必要があります。
  • 両方のピアで IP 経由での Cisco Fabric Services を有効にする
  • 各スイッチで同一のスイッチ プロファイルを作成する
  • 正しいピア IP アドレスを設定する
Q. config-sync トラフィックを伝送するのはどのインターフェイスですか。
A. config-sync メッセージは、mgmt0 インターフェイス経由だけで伝送されます。現在、インバンドの Switch Virtual Interface(SVI; スイッチ仮想インターフェイス)経由では伝送できません。

Q. SVI とデフォルトの Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスを使用する直接のポイントツーポイント接続をピアのキープアライブのために使用する場合(mgmt0 インターフェイスと管理 VRF インスタンスではなく)、config-sync は動作しますか。
A. config-sync は vPC とは別個のものです。ユーザが mgmt0 接続を持っていて、vPC ピアに到達できる限り、config-sync は動作します。

Q. config-sync が実行された際、なぜ VLAN の設定は伝播されなくなるのですか。
A. 各 Cisco Nexus 5548P スイッチ上で特定の機能が有効になっていることを確認する必要があります。機能は自動的には同期化されません。

Q. FCoE は config-sync においてサポートされていますか。
A. いいえ。FCoE は config-sync においてサポートされません。スイッチ プロファイル用にサポートされている機能は、VLAN、ACL、スパニング ツリー プロトコル、QoS、およびインターフェイス レベル コンフィギュレーション(イーサネット、PortChannel、および vPC)です。

Q. config-sync の処理中にコミット プロセスが失敗したら何が起こりますか。
A. コンフィギュレーションは、オリジナル(デフォルト)の状態にロールバックされ、その結果、コンフィギュレーションの変更はなくなります。どちらのスイッチのコンフィギュレーションも更新されません。

Q. スイッチ プロファイルは作成されているのに、コミット コマンドが入力されておらず、その状況でリロードが発生した場合は何が起こりますか。
A. この場合、スイッチ プロファイルは起動コンフィギュレーションには保存されていないので、変更は何も行われません。

Q. ピアが失われていて(config-sync 転送がダウンしている)、ローカル コンフィギュレーション変更が片方のスイッチで行われた場合、config-sync 転送(mgmt0 インターフェイス)がアップしてきたときに、何が起こりますか。
A. mgmt0 インターフェイスがアップする前にスイッチに行われた変更は、commit コマンドが入力されると、ローカルに適用されます。mgmt0 インターフェイスがアップした後、コンフィギュレーションは自動的にピアのコンフィギュレーションと同期化されます。

Q. vPC のセカンダリ スイッチからコミットできますか。
A. はい。config-sync 機能は、vPC とは関係ありません。イニシエータは、vPC のプライマリ スイッチやセカンダリ スイッチによりません。commit コマンドは、2 つのスイッチのどちらからでも入力できます。

Q. コンフィギュレーション競合を回避するメカニズムはありますか。
A. はい。競合を回避するには、commit コマンドを片方のスイッチから入力します。commit コマンドをもう一方のスイッチからも同時に入力しようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。
N5K-2(config-sync-sp)# commit
Failed: Session Database already locked, Verify/Commit in Progress.
Q. スイッチ プロファイルを作成するためのコンフィギュレーション サブモードはどこにありますか。
A. 新しいモードが config-sync で導入されています。config t で config sync コマンドを入力してスイッチ プロファイル サブコマンドにアクセスします。

コンフィギュレーション ロールバック


Q. Cisco Nexus 5548P でコンフィギュレーション ロールバックをサポートする、Cisco NX-OS リリースの最小要件を教えてください。
A. Cisco NX-OS リリース 5.0(2)N1(1) 以降、コンフィギュレーション ロールバックは、Cisco Nexus 5548P を含め、すべての Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでサポートされています。

Q. Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチのコンフィギュレーション ロールバック機能は、Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチのコンフィギュレーション ロールバック機能と同じですか。
A. はい。ただし、FCS では、Cisco Nexus 5548P などの Cisco Nexus 5000 シリーズは、アトミック(デフォルト)コンフィギュレーションだけをサポートします。

Q. FCoE はコンフィギュレーション ロールバックでサポートされていますか。
A. いいえ。feature fcoe が有効になっている場合、Cisco Nexus 5548P を含め、Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでコンフィギュレーション ロールバック機能を使用することはできません。

Q. コンフィギュレーション ロールバックにはライセンスが必要ですか。
A. いいえ。必要なのはソフトウェアの最小バージョンとしての Cisco NX-OS リリース 5.0(2)N1(1) だけです。

Q. 同じチェックポイント名を複数使用できますか。
A. いいえ。チェックポイント名はそれぞれ固有である必要があります。

Q. コンフィギュレーション ロールバックの作成方法を教えてください。
A. 次の内容を入力します。
N5k#config t
N5k(config)#checkpoint “test”
N5k(config)#show checkpoint test
Q. コンフィギュレーション ロールバックの実装方法を教えてください。
A. 次の内容を入力します。
N5k#show diff rollback-path checkpoint test
N5k#rollback running-config checkpoint test
Q. アトミック コンフィギュレーションでは、エラーがない場合、ロールバックが実装されます。エラーが発生したときはどのような動作になりますか。
A. エラーが発生した場合、ロールバック処理は中止されます。たとえば、Test1 という名前の保存済みのチェックポイントがあるとします。ユーザが現在実行中のコンフィギュレーションから Test1 にロールバックしようとしているときにエラーが発生した場合、スイッチは現在実行中のコンフィギュレーションのままになります。

Q. config-sync ロールバックとコンフィギュレーション ロールバックの違いは何ですか。
A. config-sync ロールバックは、commit コマンドが入力され、それが失敗したときに発生します。commit コマンドが失敗した場合、新しいコンフィギュレーションは無視され、システムはオリジナルのコンフィギュレーションに戻ります。これは、自動的に行われる暗黙のロールバックです。これに対して、コンフィギュレーション ロールバック機能は、ユーザが定義したものであり、ユーザが検証して適用する手動のコンフィギュレーションによって制御されます。

Q. チェックポイントの消去または削除の方法を教えてください。
A. システムが書き込み消去またはリロード処理を実行した後で、チェックポイントは削除されます。また、clear checkpoint database コマンドを入力することもできます。

QoS(Quality of Service)


Q. Cisco Nexus 5548P がサポートするサービス クラスの数はいくつですか。
A. Cisco Nexus 5548P は、8 つのサービス クラスをサポートしています。そのうちの 2 つは内部制御トラフィック用に予約されており、6 つのクラスはデータ トラフィック用に利用できます。6 つのサービス クラスすべてを非 FCoE イーサネット トラフィック用に使用できます。

Q. Cisco Nexus 5548P が備えているハードウェア キューの数はいくつですか。
A. Cisco Nexus 5548P には、各イーサネット ポートの入力用に 384 個のユニキャスト Virtual Output Queue(VOQ; 仮想出力キュー)と 128 個のマルチキャスト VOQ があります。各イーサネット ポートの出力時に、ユニキャスト用に 8 つのキュー、マルチキャスト用に 8 つのキューがあります。

Q. Cisco Nexus 5548P にはいくつのパケット バッファが存在しますか。
A. Cisco Nexus 5548P では、各 10 ギガビット イーサネット ポートに 680 KB のパケット バッファを提供します。入力用に 480 KB が割り当てられ、出力用に 160 KB が割り当てられています。デフォルトのコンフィギュレーションには 1 つのシステム クラスである、データ トラフィック用の class-default があり、バッファ領域のすべての 480 KB は class-default に割り当てられています。ユーザ定義のシステム クラスには専用のバッファがあり、480 KB の制限からバッファ領域を取得します。Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)コマンドによって、ユーザは各システム クラスに対して希望のバッファ サイズを設定できます。

Q. Cisco Nexus 5548P は、どのようにして着信トラフィックを分類するのですか。
A. Cisco Nexus 5548P は、CoS マーキング、DSCP マーキング、またはユーザ定義 ACL ルールに基づいて着信トラフィックを分類できます。

Q. Cisco Nexus 5548P は、CoS マーキングと DSCP マーキングをデフォルトで信頼しているのですか。
A. はい。Cisco Nexus 5548P は、CoS マーキングと DSCP マーキングをデフォルトで信頼しています。このスイッチは、ユーザが変更を設定しない限り、CoS 値または DSCP 値を変更しません。Cisco Nexus 5548P は CoS 値と DSCP 値を信頼していますが、それらの値に基づいたパケットを分類してキューイングすることは行いません。デフォルトで、すべてのトラフィックは class-default に割り当てられ、1 つのキューにマップされます。ユーザは自身のポリシー マップを定義して、CoS 値または DSCP 値に基づいてパケットの分類とキューイングを行う必要があります。

Q. Cisco Nexus 5548P は入力ポリシングと出力ポリシングをサポートしていますか。
A. Cisco Nexus 5548P スイッチ ハードウェアは入力と出力の両方のポリシングをサポートしています。ただし、ソフトウェア サポートは、将来のソフトウェア リリースで利用可能になる予定です。

Q. Cisco Nexus 5548P はトラフィック シェーピングをサポートしていますか。
A. いいえ。Cisco Nexus 5548P はトラフィック シェーピングをサポートしていません。

Q. Cisco Nexus 5548P は DSCP マーキングをサポートしていますか。
A. はい。Cisco Nexus 5548P は、入力と出力の両方の DSCP マーキングをサポートしています。

Q. Cisco Nexus 5548P は、Explicit Congestion Notification(ECN; 明示的輻輳通知)をサポートしていますか。
A. Cisco Nexus 5548P スイッチのハードウェアは ECN をサポートしています。ただし、ソフトウェア サポートは、将来のソフトウェア リリースで利用可能になる予定です。

マルチキャスト


Q. Cisco Nexus 5548P がサポートする IGMP グループの数はいくつですか。
A. FCS では、Cisco Nexus 5548P は最大 4000 個の IGMP グループをサポートする予定です。

Q. Cisco Nexus 5548P でマルチキャスト パケットはどのように複製されますか。
A. マルチキャスト パケットは、スイッチ ファブリックによって複製されます。入力ポートは、マルチキャスト パケットの 1 つのコピーをスイッチ ファブリックに送信し、スイッチ ファブリックはマルチキャスト グループ内のすべての出力ポートにパケットを複製します。入力レプリケーションまたは出力レプリケーションは、マルチキャスト パケットに対しては行われません。ただし、SPAN トラフィックは、ポート ASIC(UPC)によって複製されます。受信 SPAN トラフィックは入力ポートで複製され、送信 SPAN トラフィックは出力ポートで複製されます。

Q. Cisco Nexus 5548P 上の IP マルチキャスト パケットに対してはどのようにフォワーディングが決定されますか。
A. Cisco Nexus 5548P はホストからの IGMP 加入と脱退のメッセージをインターセプトし、加入と脱退のメッセージを送信するポートを把握しています。IGMP グループは 0100.5EXX.XX.XX の形式でマルチキャスト MAC アドレスに変換され、MAC アドレス テーブル(ステーション テーブルと呼ばれることもある)に格納されます。その後で、IP マルチキャスト パケット フォワーディング決定が、マルチキャスト MAC テーブルに対する宛先 MAC アドレスをチェックすることで行われます。QoS やセキュリティなどの他の機能については、マルチキャスト IP アドレスはテーブル ルックアップに使用されます。

Q. グループ アドレスがまだ習得していない IP マルチキャスト パケットを Cisco Nexus 5548P が受信した場合はどのようになりますか。
A. 宛先 MAC アドレスが 0100.5E00.00XX の範囲内にある場合、パケットはその VLAN 内にフラッディングされます。それ以外の場合、IP マルチキャスト パケットは、IGMP グループが Cisco Nexus 5548P にとって未知である場合は廃棄されます。

仮想化


Q. Cisco Nexus 5548P の Network Interface Virtualization(NIV; ネットワーク インターフェイス仮想化)とは何ですか。
A. NIV は、複数の Virtual Network Interface Card(vNIC; 仮想ネットワーク インターフェイス カード)または Virtual Host Bus Adapter(vHBA)でアダプタが仮想化されることを許可するテクノロジーです。仮想化されたアダプタは、単一のサーバ上に複数のインターフェイスを提供するために使用でき、これによって、物理サーバ環境と仮想サーバ環境の両方での統合と柔軟性を可能にします。それぞれの個別の vNIC と vHBA は、VNTag というタグによって識別されます。NIV 対応アダプタが Cisco Nexus 5548P に接続されると、Cisco Nexus 5548P は、VNTag を使用して同じ物理ポートに属しているフレームを転送できるようになります。

Q. NIV のサポートにより、ソフトウェア ハイパーバイザ スイッチの代わりに、Cisco Nexus 5548P を、仮想マシン トラフィック用の外部スイッチとして使用できることになりますか。
A. NIV は外部ハードウェア スイッチを使用して仮想マシン トラフィック スイッチングを実装するために必要な構成要素の 1 つですが、それが唯一のものではありません。機能のフル セットは、Cisco VN-Link と呼ばれ、今後のリリースで Cisco Nexus 5548P で利用可能になる予定です。

Q. NIV と VNTag は既存の標準とどのように相互運用されますか。
A. VNTag と IEEE 802.1Qbh ポート拡張は、同じ性能、機能、管理インターフェイスを提供します。VNTag と IEEE 802.1Qbh では、伝送中の形式が若干異なります。ただし、シスコは、伝送中の形式を変換できる IEEE 802.1Qbh 標準準拠製品を将来提供する計画があり、これによって、異種 VNTag および IEEE 802.1Qbh 環境で全面的な相互運用性を可能にします。

Q. Cisco Nexus 5548P 上の LIF とは何ですか。
A. 論理インターフェイスまたは LIF は、Cisco Nexus 5548P スイッチのハードウェア上のデータ構造であり、これによって、Cisco Nexus 5548P 上の物理インターフェイスが複数の論理インターフェイスまたは仮想インターフェイスをエミュレートできます。LIF データ構造は、VLAN メンバシップ、インターフェイス ACL ラベル、スパニング ツリー プロトコル状態など、一定のプロパティを伝送します。NIV サポートの場合、LIF はパケット内で伝送される VNTag 値から導出されます。LIF データ構造によって、Cisco Nexus 5548P は、LIF ごとにフレームの処理と転送を実行できます。たとえば、それぞれの Cisco Nexus 2000 シリーズのホスト側のポートや vNIC 用に作成された仮想インターフェイスは、Cisco Nexus 5548P スイッチのハードウェアの LIF データ構造にマップできます。

Q. より多くの LIF をサポートする利点は何ですか。
A. NIV が利用可能になった後で、より多くの LIF がある場合、仮想化されたアダプタ上にさらに多くの vNIC を設定できます。Cisco Nexus 5548P スイッチのハードウェアは、UPC ごとに最大 8000 個の LIF をサポートできます。

Q. Cisco Nexus 5548P は、Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)をサポートしていますか。
A. いいえ。Cisco Nexus 5548P は VDC をサポートしていません。

ポート プロファイル


Q. Nexus 5548P を含め、Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチの Cisco NX-OS リリース 5.0(2)N1(1) で提供される port-profile 機能を説明してください。
A. ポート プロファイルは、事前に設定されたテンプレートで、反復的なインターフェイス コマンドをグループ化したり、インターフェイス範囲に適用したりできます。

Q. ポート プロファイルの利点は何ですか。
A. ポート プロファイルを使用すると、設定が簡単に行えるようになります。スイッチ管理者は、1 つのシンプルなインターフェイス設定テンプレートを管理して、それを必要に応じて広範囲のポートに適用できます。

Q. ポート プロファイルでサポートされるインターフェイスのタイプは何ですか。
A. ポート プロファイルは、イーサネット、PortChannel、VLAN 用として設定できます。

Q. ポート プロファイルを設定してインターフェイスに適用する方法を教えてください。
A. ポート プロファイルの定義と適用の手順は次のとおりです。
  • ポート プロファイルの作成と削除を行うには、次のコマンドを入力します。
    N5k(config)# [no] port-profile type [eth|fc|port-channel|tunnel|interface-vlan] <name>
    N5k(config-port-prof)#
  • ポート プロファイルを有効または無効にするには、次のコマンドを入力します。
    N5k(config-port-prof)# [no] state enabled
  • ポート プロファイルのインターフェイスへの割り当てまたは割り当て解除を行うには、次のコマンドを入力します。
    N5k(config)# interface eth1/1-10
    N5k(config-if)# [no] inherit port-profile <name>
Q. ポート プロファイルが削除されたときに port-profile に継承されたインターフェイスはどうなりますか。
A. ポート プロファイルが削除されると、ポート プロファイルに設定されたコマンドは、ポート プロファイルを継承していたインターフェイスから削除されます。

Q. インターフェイス デフォルト、ポート プロファイル、インターフェイス設定のうち、優先されるのはどれですか。
A. インターフェイス設定は、ポート プロファイルよりも優先され、ポート プロファイルはインターフェイス デフォルトよりも優先されます。

Q. ポート プロファイルの継承中に障害が発生した場合、何が起こりますか。
A. ポート プロファイルが継承されるとき、または有効になるときは、必ず、コンフィギュレーション ロールバック機能とのやりとりによってチェックポイントが作成されます。障害を検出したときには、ソフトウェアは、操作が開始される前に作成されたチェックポイントまでコンフィギュレーションをロールバックします。ロールバックには、インターフェイス モード内のコマンドだけが diff の計算のために考慮されます。このアプローチによって、ポート プロファイルが部分的に適用されなくなり、port-profile の適用によるシステムの不整合がなくなります。

Q. ポート プロファイルがインターフェイスによって継承された後にポート プロファイルにコマンドを追加できますか。
A. はい。コマンドを追加すると、それらのコマンドはインターフェイスによっても継承されます。

Q. 1 つのポート プロファイルの別のポート プロファイルによる継承によって、ポート プロファイルを結合させることはできますか。
A. はい。たとえば、p2 という名前のポート プロファイルが、p1 という名前のポート プロファイルを継承するとします。この例では、プロファイル p2 はサブクラス プロファイルと呼ばれ、プロファイル p1 はスーパークラス プロファイルと呼ばれます。継承では、サブクラス ポート プロファイルが、そのコマンド リストと競合しないスーパークラス ポート プロファイルのすべてのコマンドを継承できます。競合が発生する場合、サブクラス ポート プロファイルのコンフィギュレーションが、スーパークラス ポート プロファイルのコンフィギュレーションよりも優先します。たとえば、port-profile p2 が p1 を継承し、コンフィギュレーションが次に示すものであるとします。
port-profile p1
speed 1000
port-profile p2
inherit port-profile p1
speed 10000
switch access vlan 100
p2 がインターフェイスに適用されると、インターフェイスは speed 10000 を受け取り、p1 に定義されている speed 1000 は受け取りません。

Q. port-profile モードで利用可能なインターフェイス コマンドのタイプは何ですか。
A. インターフェイス モードでサポートされているすべてのコマンドは、対応する port-profile モードでサポートされます。

ファブリック エクステンダと拡張モジュール事前プロビジョニング


Q. 事前プロビジョニング機能とは何ですか。
A. 事前プロビジョニングによって、ユーザは Cisco Nexus 2000 シリーズ スイッチ ポートと Nexus 5548P を含む Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチの拡張モジュールを設定します。このとき、Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダや拡張モジュールを Cisco Nexus 5000 シリーズのシャーシに接続する必要はありません。この機能によって、ユーザは、Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダがオフラインであるときや、実行中のコンフィギュレーションにコンフィギュレーション ファイルをコピーするときにも、コンフィギュレーションをチェックできます。

Q. Cisco NX-OS のうち、事前プロビジョニングをサポートするバージョンを教えてください。
A. 事前プロビジョニング機能は、Cisco NX-OS リリース 5.0(2)N1(1) から、Cisco Nexus 5548P を含むすべての Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでサポートされるようになりました。

Q. Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダのうち、事前プロビジョニングをサポートするものはどれですか。
A. 事前プロビジョニングは、Cisco Nexus 2148T、2248TP、2224TP、2232PP の、現在利用可能なすべての Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダでサポートされています。

Q. オフライン モジュールに対してコンフィギュレーションの変更を行うことはできますか。
A. はい。ユーザは、以前に事前プロビジョニングされているオフライン モジュールに対してコンフィギュレーションの変更を行うことができます。

Q. Cisco NX-OS でアップグレード、ダウングレード、またはリロードが必要な場合、事前プロビジョニング機能にはどのような影響がありますか。
A. 事前プロビジョニングをサポートするイメージの間でアップグレードまたはダウングレードが行われた場合、事前プロビジョニングされたコンフィギュレーションは、アップグレードされても維持されます。事前プロビジョニングをサポートするイメージから事前プロビジョニングをサポートしないイメージにダウングレードする場合、ユーザは事前プロビジョニングされたコンフィギュレーションを削除するように依頼されます。スイッチがリロードされると、すべてのコンフィギュレーションは、リロードの前に copy running startup または install all コマンドが入力されなかった場合は、リロード操作の前の状態に維持されます。