Cisco Catalyst 6500 シリーズ

Cisco IOS ソフトウェア リリース 15.0(1)SY1 の新機能およびハードウェア サポート

製品速報





Cisco IOS ソフトウェア リリース 15.0(1)SY1 の 新機能およびハードウェア サポート



PB696622

Cisco IOS® ソフトウェア リリース 15.0(1)SY1 は、Cisco® Catalyst® 6500 シリーズ Supervisor Engine 2T のみをサポートしています。リリース 15.0(1)SY1 では、リリース 15.0(1)SY および 12.2(50)SY の豊富な機能がさらに拡張された他、Supervisor 2T 搭載の Cisco Catalyst 6500 シリーズ プラットフォーム向けに開発された新しいソフトウェア機能とハードウェア機能が搭載されています。


Cisco IOS ソフトウェア リリース 15.0(1)SY1 は、Supervisor Engine 2T 向け拡張メンテナンス リリースのリビルドです。このリリースは、Cisco Catalyst 6500 VS-S720-10G-3C/3CXL 以前のスーパーバイザ モジュールをサポートしていません。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 15.0(1)SY1 に搭載されている機能は、次のとおりです。

  • Cisco Catalyst 6904 4 ポート 40 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュールのサポート
  • Cisco Catalyst 6500 シリーズ ネットワーク分析モジュール 3(NAM-3)のサポート
  • Cisco Catalyst 6500 シリーズ ASA サービス モジュール(ASA-SM)のサポート
  • 40 種類以上の新しいソフトウェア機能とハードウェア機能

リリース 12.2 SY からリリース 15.0 SY へのアップグレード時の Cisco Catalyst 6500 シリーズ プラットフォームの特別なメモリ要件はありません。このリリースは、全 Cisco Catalyst 6500 シリーズのソフトウェア リリースと同じ厳格なテスト手順に従い、Cisco Safe Harbor テストを実施済みです。

15.0 リリースの命名規則とメンテナンス ライフサイクルについては、次の URL で Cisco Catalyst 6500 の Cisco IOS ソフトウェア リリース戦略文書を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/switches/ps5718/ps708/prod_bulletin0900aecd804f0694.html [英語]

リリース 15.0(1)SY1 の機能およびハードウェア サポートの詳細については、次の URL で Cisco IOS Software Release 15.0(1)SY1 リリース ノートとカスタマー文書を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/partner/products/hw/switches/ps708/tsd_products_support_series_home.html [英語]

新機能


新しいハードウェア

リリース 15.0(1)SY1 では、表 1 に示した新しいモジュールで、Supervisor 2T を追加サポートしています。

表 1 サポートされるモジュール

モジュール 製品番号
Cisco Catalyst 6900 シリーズ 4 ポート 40 ギガビット イーサネット ファイバ モジュール WS-X6904-40G-2T
WS-X6904-40G-2TXL
Catalyst 6500 シリーズ ASA サービス モジュール(ASA-SM) WS-SVC-ASA-SM1-K9
WS-SVC-ASA-SM1-K8
WS-SVC-ASA-SM1-K7
Cisco Catalyst 6500 シリーズ ネットワーク分析モジュール 3(NAM-3) WS-SVC-NAM3-6G-K9


Cisco Catalyst 6900 シリーズ 40 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール

Cisco Catalyst 6900 シリーズ 4 ポート 40 ギガビット イーサネット ファイバ モジュール(図 1)は、Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチ初の 40 ギガビット イーサネット モジュールで、IEEE 802.3ba を完全サポートしています。このモジュールは、Supervisor Engine 2T ベースのシステムのみで動作し、1 スロットあたり 80 Gbps のパフォーマンスを実現します。また、優れたレイヤ 2 およびレイヤ 3 機能が搭載されている他、Cisco Catalyst 6500 シリーズ使用時の柔軟性を向上させます。機能には、次のものがあります。

  • 40 ギガビット イーサネット オーバーサブスクリプション モード(デフォルト)
    • 4 基の 40 ギガビット イーサネット ポート、CFP トランシーバ使用
  • 10 ギガビット イーサネット オーバーサブスクリプション モード
    • 16 基の 40 ギガビット イーサネット ポート、FourX アダプタ使用
    • 各 FourX アダプタに 4 つの SFP+ トランシーバを搭載
  • 混合 10/40 ギガビット イーサネット モード
    • モジュールの片側で 2 つの CFP モジュールを使用して 2 基の 40 ギガビット イーサネット ポートに対応し、もう一方の側で 2 つの FourX アダプタを使用して 8 基の 10 ギガビット イーサネット ポートに対応可能
  • 全ポートでの仮想プライベート LAN サービス(VPLS)
  • セキュリティ:レイヤ 2 およびレイヤ 3 での CiscoTrustSec™ テクノロジー セキュリティ グループ タグ(SGT)およびセキュリティ グループ アクセス コントロール リスト(SGACL)、ワイヤ レート IEEE 802.1ae(MACsec)によるハードウェア ベースのレイヤ 2 暗号化
  • 40 ギガビット イーサネット C Form-Factor Pluggable(CFP)光モジュール
  • FourX アダプタ経由での 10 ギガビット イーサネット モード、各 40 ギガビット イーサネット ポートを 4 基の Small Form-Factor Pluggable Plus(SFP+)ポートに変換
  • 仮想スイッチング システム(VSS)向けの仮想スイッチ リンク
  • Cisco Generic Online Diagnostics(GOLD)をサポート
図 1 Cisco Catalyst 6900 シリーズ 4 ポート 40 ギガビット イーサネット ファイバ モジュール

図 1 Cisco Catalyst 6900 シリーズ 4 ポート 40 ギガビット イーサネット ファイバ モジュール


Cisco GOLD の詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps7081/products_ios_protocol_group_home.html [英語]

シスコ適応型セキュリティ アプライアンス サービス モジュール

Cisco Catalyst 6500 シリーズ用シスコ適応型セキュリティ アプライアンス サービス モジュール(ASA-SM)には、Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチとシームレスに統合して比類のないセキュリティ、信頼性、パフォーマンスを実現する優れたテクノロジーが備わっています。Cisco ASA プラットフォームをベースとして構築された、業界トップクラスの採用率を誇るこのモジュールは、最高レベルのスループットと 5 倍の同時接続数に対応できる他、1 秒あたりの接続数が競合ネットワーク セキュリティ モジュールの 2 倍となっています。そのため、単一ブレード構成のアーキテクチャで今日のきわめて動的な組織の拡大するニーズに対応できます。

ASA-SM を使用すれば、既存の Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチの空きスロットにブレードをスライドさせるだけで、フル機能のファイアウォールを既存のインフラストラクチャに簡単に追加できます。ラック スペースやケーブル、電源、物理インターフェイスの追加は不要です(図 2)。さらに、シャーシ内の他のモジュールと連携して機能することでシャーシ全体の堅牢なセキュリティを確立するため、実質的に全ポートをセキュリティ ポートにすることができます。ASA-SM を使用すると、高い投資回収率(ROI)が得られる他、メンテナンスや管理が大幅に簡素化されます。

図 2 Cisco ASA サービス モジュール

図 2 Cisco ASA サービス モジュール


シスコ適応型セキュリティ アプライアンス サービス(ASA-SM)については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ifmodule/csm/asasmc/index.html

シスコ ネットワーク分析モジュール 3(NAM-3)

Cisco Catalyst 6500 シリーズ ネットワーク分析モジュール 3(NAM-3)(図 3)は、ネットワークとアプリケーションを比類のないレベルで可視化して、マルチ ギガビット イーサネットのエンタープライズ キャンパス、データセンター、WAN 環境に配置されたネットワーク リソースの運用管理を簡素化します。NAM-3 を使用すると、ネットワーク リソースを最適化して一貫したアプリケーション パフォーマンスを確立し、厳しいビジネス ニーズを満たすネットワーク パフォーマンスを確保できます。さらに、これまでは数日かかっていた問題の特定から解決までの時間を、このモジュールで数分に短縮できます。

図 3 シスコ ネットワーク分析モジュール 3(NAM-3)

図 3 シスコ ネットワーク分析モジュール 3(NAM-3)


Cisco NAM-3 モジュールの詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ifmodule/csm/nam3/index.html

ハードウェアの革新機能


ハードウェア抽象化レイヤ(HAL)の新機能は、次のとおりです。

  • スーパーバイザ ソフトウェアを追加することなく、新しいラインカードをシームレスに挿入できます。
  • アップデートを実行するだけで、新しいトランシーバ タイプを既存のソフトウェアで使用できます。

ソフトウェアの革新機能


ソフトウェアの革新機能はさまざまなテクノロジー分野にわたっており、双方向フォワーディング検出(BFD)とグレースフル リスタートを使用したハイ アベイラビリティ機能の他、Flexible NetFlow、ネットワーク仮想化機能、メディア配信の最適化機能、IPv6 機能などが搭載されています。

ネットワーク仮想化およびルーティング


Cisco Easy Virtual Network

Cisco Easy Virtual Network(EVN)では、ロールやグループ ポリシーに基づいて部門間のトラフィックを分離できるため、ベンダーによる一部リソースの共有や、合併買収時のアクセス制限が可能になります。このプラクティスは一般に、「ネットワーク仮想化」と呼ばれます。広く採用されているソリューションの中には、有効ではあるが、導入や管理が難しいものもあります。EVN は 1 つの物理インフラストラクチャ上に分離された複数の論理ネットワークを構築し、それぞれに異なるセキュリティ ポリシーやルーティング ポリシー、トラフィック分離機能、パス分離機能を設定することで、プロセスを簡素化します。さらに、EVN では、既存のプロトコルと Virtual Routing and Forwarding(VRF)テクノロジーを使用して、完全なネットワーク仮想化ソリューションでシェアード サービスを構築し、管理機能を強化できます。このテクノロジーに搭載されている機能は、次のとおりです。

  • EVN(VNET)トランク
  • OSPF および EIGRP ルーティング プロトコルのサポート
  • ルーティング コンテキストのサポート
  • シェアード サービスのサポート
  • マルチキャストのサポート
  • EVN MIB およびマルチキャスト MIB VRF

EIGRP IPv6 VRF-Lite

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)IPv6 VRF-Lite 機能は、複数の VRF で EIGRP IPv6 をサポートする機能です。EIGRP for IPv6 は、VRF の関連で動作します。EIGRP IPv6 VRF-Lite 機能を使用すると、明示的に設定されない限り、異なる VRF に属するデバイス間の通信が許可されないため、ルーティングとフォワーディングが分離され、セキュリティ レベルが向上します。さらに、EIGRP IPv6 VRF-Lite 機能は、特定の VRF に属するトラフィックの管理とトラブルシューティングを簡素化します。この機能で、EIGRPv6 を使用した VPN 内のルーティングが可能になります。なお、EIGRP 6PE/6VPE は、今回の機能強化には含まれていません。

EIGRPv6 の詳細については、次を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/iproute_eigrp/configuration/guide/ire_cfg_eigrp.html [英語]

IPsec による OSPF for IPv6(OSPFv3)認証サポート

Open Shortest Path First(OSPF)機能を使用すると、ルータで IPv6 を使用して隣接関係を保護できます。

OSPFv3 パケットが改ざんされてルータに再送信され、管理者の想定外の動作をしてしまうような事態を防ぐには、OSPFv3 パケットの認証が必要です。

OSPFv3 では、IPsec を使用して認証を有効にする必要があります。OSPFv3 とともに使用可能な IPsec が含まれているのは Crypto イメージのみであるため、認証では Crypto イメージを使用する必要があります。

OSPFv3 セキュリティの詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/ipv6/configuration/guide/ip6-ospf.html [英語]

MPLS VPN over mGRE による Multicast mVPN のサポート

L3 VPN over mGRE 機能では、Multicast mVPN がサポートされています。

この機能を使用すると、VRF 内のマルチキャストを IP 経由で送信して、VRF をリモートで関連付けることができます。そのため、WAN 経由でネットワーク仮想化を拡張し、マルチキャスト メディアでネットワークの VRF-over-IP 部分の分離を維持することができます。

レイヤ 3 VPN over mGRE の詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/cios/iosxe/mplsVPNmGRE/
OL-ir_mplsvpnomgre-01-J.pdf

IPv6 ネイバー探索キャッシュ管理機能の強化

IPv6 ネイバー探索キャッシュ管理機能の強化と最適化により、IPv6 ネットワークを従来よりも多くのネイバー検索エントリに拡張できます。

IPv6 強化機能の詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/lan/catalyst6500/ios/12.2SX/release/notes/features.html#wp4808396 [英語]

セキュリティ


Cisco TrustSec テクノロジー

このリリースには、Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチに搭載された Cisco TrustSec™ テクノロジーを強化し、Cisco TrustSec ソリューション全体をスムーズに導入できる高度な機能が備わっています。このアーキテクチャは、信頼できるネットワーク デバイスのドメインを確立することによって、セキュアなネットワークを構築します。ドメイン内の各デバイスは、ピアによって認証されます。ドメイン内のデバイス間リンクでの通信は、暗号化、メッセージ整合性検査、およびデータパス リプレイ保護メカニズムを組み合わせたセキュリティで保護されます。

Cisco TrustSec テクノロジーは、認証時に取得されたデバイスやユーザの認証情報を、パケットがネットワークに入る際のセキュリティ グループ別の分類で使用します。このパケット分類は、Cisco TrustSec ネットワークへの入力時にパケットにタグ付けすることで維持されます。タグによってパケットはデータ パス全体を通じて正しく識別され、セキュリティおよびその他のポリシー基準が適用されます。セキュリティ グループ タグ(SGT)と呼ばれるこのタグを使用すると、エンドポイント デバイスが SGT に基づいてトラフィックをフィルタリングできるため、ネットワークでのアクセス コントロール ポリシーの適用が可能になります。

SGT には送信元のセキュリティ グループが含まれているため、このタグは送信元 SGT とも呼ばれます。宛先デバイスもまたセキュリティ グループ(宛先セキュリティ グループ)に割り当てられるため、便宜上、このセキュリティ グループを宛先グループ タグ(DGT)と呼ぶこともあります。ただし、実際の Cisco TrustSec パケット タグには、宛先デバイスのセキュリティ グループ番号は含まれていません。セキュリティ グループのアクセス コントロール リスト(ACL)を適用するためには、出力ネットワーク デバイスでパケットの SGT を決定する必要があります。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 15.0(1)SY1 には、パケットの SGT と DGT を取得する次のような機能が追加されています。

  • レイヤ 3 アイデンティティ ポート マッピング:送信元 SGT の検索が、送信元のアイデンティティに基づいて実行されます。アイデンティティ ポート マッピング(IPM)機能を使用すると、接続されたピアのアイデンティティを使用して、レイヤ 3 リンクを手動で構成できます。ネットワーク デバイスは、SGT や信頼状態などのポリシー情報を認証サーバに要求します。
  • Cisco TrustSec VLAN-SGT マッピング:送信元 SGT の検索が、送信元 VLAN に基づいて実行されます。VLAN-SGT マッピング機能は、主に 2 つのケースで使用されることを目的としています。1 つ目のケースは、セグメント化された既存の VLAN 環境との下位互換性をもたせる場合です。VLAN はネットワーク デバイスのセグメント化によく使用されますが、SGT にはそうした構成との互換性があるため、簡単に移行できます。2 つ目のケースは、SGT には対応していないものの、VLAN に対応している機器を使用して SGT を導入する場合です。こうした機器には、ワイヤレス コントローラ、アクセス ポイント、レガシー スイッチなどがあります。
  • Cisco TrustSec サブネット-SGT マッピング:VLAN-SGT マッピング機能と同様に、VLAN やルートのサブネット ルートもまた、アセットのセグメント化によく使用されます。サブネット-SGT マッピングを使用すると、移行と使用が簡素化されます。IPv4 と IPv6 の両方をサポートしています。

Cisco TrustSec サービスの詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/lan/trustsec/configuration/guide/arch_over.html [英語]

IPv6 VACL 機能

VACL 機能を使用すると、VLAN 内でブリッジされるパケットや、VLAN や WAN インターフェイス内外にルーティングされるパケットのアクセスを制御して、VACL キャプチャを実行できます。ルータ インターフェイス上に構成され、ルーティングされたパケットだけに適用される通常の Cisco IOS ソフトウェア標準/拡張 ACL とは異なり、VACL は全パケットに適用されます。また、VLAN や WAN インターフェイスにも適用可能です。VACL は、ハードウェアで処理されます。IPv6 VACL 機能は、IPv6 First Hop Security 構成でも使用されます。

ハイ アベイラビリティ


VRF 対応 BFD 機能

VRF 対応 BFD 機能を使用すると、サービス プロバイダーと企業ネットワーク間のルーティング プロトコルの障害を迅速に検出できます。VPN ルーティングおよび転送(VRF)テクノロジーにより、サービス プロバイダーは、共有カスタマー エッジ(CE)上で複数の顧客にそれぞれ異なるルーティング ドメインを使用してサービスを提供できます。プロバイダー エッジ(PE)ルータと CE ルータの両方でボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)などのプロトコルを使用して、グローバル ルーティング テーブルや VRF ルーティング テーブル内のルートをアドバタイズできます。サービス プロバイダーのネットワークでこうしたテクノロジーのアベイラビリティが向上すると、セキュアでアベイラビリティの高い VPN サービスを維持することがこれまでにも増して重要になります。VRF 対応インターフェイスで BRF 機能を使用すると、1 つのホップで PE ルータと CE ルータ間のルーティング プロトコルの障害を迅速に検出できます。

詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/iproute_bfd/configuration/guide/irb_bfd.html [英語]

高速 UDLD 機能

単方向リンク検出(UDLD)機能を使用すると、7 〜 90 秒間隔でメッセージを送信し、レイヤ 2 光ファイバ リンクと銅線リンクでの双方向通信の障害を自動検出できます。信頼性の高い企業ネットワークの運用ニーズの高まりを受けて、レイヤ 2 リンクの障害を 1 秒未満で検出し、コントロール プレーンの不安定さを原因とする偽陽性の報告を最小限に抑える必要が生じています。高速 UDLD 機能は、時間間隔を 200 〜 1000 ミリ秒に最適化し、1 秒未満の単方向リンク検出を可能にするポート単位の構成オプションを提供します。詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/lan/catalyst6500/ios/12.2SX/configuration/
guide/udld.html#wp1040116
[英語]

IPv4 スタティック ルートの BFD 機能

スタティック ルートの双方向フォワーディング検出(BFD)機能は、ネットワーク内の静的に定義されたルートの障害を検出する機能です。スタティック ルートには、ネットワークでの変更発生時や、静的に定義された 2 つのノード間での障害発生時に、トラフィックが再ルーティングされないという特徴があります。その典型的な例は、インターフェイスの稼働中にスタティック ルートのゲートウェイがダウンしたため、スタティック ルートがルーティング情報ベース(RIB)から削除されないというものです。スタティック ルートの BFD 機能は、こうした障害を検出し、トラフィックのブラックホール化を回避します。この機能は現在、1 つのホップで到達可能な直接接続されたゲートウェイをサポートしています。

IPv6 スタティック ルートの BFD 機能

これまでの IPv6 スタティック ルート モデルは、関連するインターフェイスが稼働し、かつ、管理者によって IPv6 が有効に設定されている場合にのみ、IPv6 ルーティング情報ベース(RIB)にスタティック ルートを挿入できるというものでした。IPv6 スタティック ルートの BFD 機能は、トラフィックが送信される前にネクスト ホップへの到達可能性を確認し、到達不能なネイバーにトラフィックが送信されるのを防ぐ機能です。構成のサポートに加え、IPv6 スタティック BFDv6 ネイバーのデバッグ機能によって、IPv6 スタティック ルートと IPv6 スタティック BFDv6 ネイバーとが自動的に関連付けられます。詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/ipv6/configuration/guide/ip6-stat_routes.html#wp1027184 [英語]

VSS マルチキャスト高速リダイレクト機能

VSS マルチキャスト高速リダイレクト機能は、VSS ドメイン内で物理シャーシに接続されているレイヤ 2 トランク Multichassis EtherChannel(MEC)のメンバ ポートでリンク フラップが発生した場合に、マルチキャスト トラフィックの損失を軽減するベストエフォート型の解決策です。この機能が利用可能になる前は、MEC のメンバ ポートにフラップが発生すると、出力レプリケーション フォワーディング モードの VSS マルチキャスト システムでトラフィックが長時間中断されるおそれがありました。トラフィックの中断時間は、スイッチオーバーやシングルシャーシのリロードなどの発生時に、MEC 経由の VLAN から参加しているマルチキャスト グループの数によって決まります。トラフィックの中断は主に、事後対応策としてラインカード インターフェイス ポートをプログラミングする際の計算オーバーヘッドにより発生します。VSS マルチキャスト高速リダイレクト機能は、ラインカード インターフェイスの関連ハードウェア ショートカットをすべて事前予防的に再プログラミングすることで、マルチキャスト トラフィックのコンバージェンス時間を短縮します。詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/lan/catalyst6500/ios/12.2SX/configuration/
guide/vss.html#Multicast_Protocols
[英語]

このリリースでサポートされているその他の機能は、次のとおりです。

  • インターフェイス識別子の OSPF SNMP インターフェイス インデックス(ifIndex)値
  • Sup2T NVRAM バッテリ モニタ GOLD テスト
  • Cisco Wireless Services Module 2(WiSM2)1000 アクセス ポイントのサポート(以前は 500 アクセス ポイントをサポート)
  • VRF-Lite 対応 NAT による IP アドレスの重複回避
  • Cisco ACE 30 Application Control Engine での IPv6 ルート ヘルス インジェクション(IPv6 RHI)

ネットワーク管理


Flexible NetFlow - 32 ビットの自律システム(AS)番号をサポート

BGP ルーティング プロトコルの最新の拡張プロパティの 1 つは、自律システム(AS)番号です。ドメインの数が多くなれば(ドメイン間の相互接続密度が高くなれば)、AS 番号のプール領域のサイズが 16 ビットから 32 ビットに増加します。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 15.0(1) SY1 では、Flexible NetFlow で 32 ビットの AS 番号をサポートしています。Flexible NetFlow では、16 ビットの番号に加えて、32 ビットの番号のキャプチャとエクスポートが可能です。32 ビットの AS 番号の v9 エクスポート タイプは、16 ビットの AS 番号とは異なっています。コレクタおよび分析インフラストラクチャでは、32 ビットの AS 番号の値を処理できます。

管理性

Cisco IOS ソフトウェア リリース 15.0(1)SY1 で行われている MIB の機能拡張は、次のとおりです。

  • CISCO-HW-MODULE-CONTROL-MIB
  • CISCO-INTERFACETOPN-EXT-MIB
  • CISCO-UDLDP-MIB
  • Easy Virtual Network MIB およびコンテキストベースの SNMP 簡素化
  • マルチキャスト MIB VRF のサポート

これらの拡張機能の詳細については、CCO を参照してください。

関連情報


Cisco IOS ソフトウェアの製品ライフサイクルの日程およびマイルストーン

Cisco IOS ソフトウェアの詳細

Cisco IOS Software Center

Cisco Software Advisor(Cisco.com アカウントが必要)

Cisco Feature Navigator(Cisco.com アカウントが必要)

Cisco Catalyst スイッチ ポートフォリオ

サポート関連


Cisco IOS ソフトウェア リリース 15.0(1)SY1 は、シスコの標準サポート ポリシーに準拠しています。詳細は次の URL を参照してください。

発注情報


シスコ製品の購入方法については、「購入案内」を参照してください。ソフトウェアをダウンロードするには Cisco Software Center [英語] にアクセスしてください。表 2 に、Cisco IOS ソフトウェア リリース 15.0(1)SY1 の発注情報を示します。

表 2 Cisco IOS ソフトウェア リリース 15.0(1)SY1 発注情報

製品名 製品番号
Cisco CAT6000-VS-S2T IOS ADV ENT SERV FULL ENCRYPT S2TAEK9-15001SY
Cisco CAT6000-VS-S2T IOS ADVANCED ENTERPRISE SERVICES NPE S2TAEK9N-15001SY
Cisco CAT6000-VS-S2T IOS ADVANCED IP SERVICES FULL ENCRYPT S2TAIK9-15001SY
Cisco CAT6000-VS-S2T IOS ADVANCED IP SERVICES NPE S2TAIK9N-15001SY
Cisco CAT6000-VS-S2T IOS IP SERV FULL ENCRYPT S2TISK9-15001SY
Cisco CAT6000-VS-S2T IOS IP SERV NPE S2TISK9N-15001SY
Cisco CAT6000-VS-S2T IOS IP BASE FULL ENCRYPT S2TIBK9-15001SY
Cisco CAT6000-VS-S2T IOS IP BASE NPE S2TIBK9N-15001SY


関連情報


Cisco Catalyst 6500 シリーズの詳細については、製品のホームページ
http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/switches/cat6500/index.html) を参照してください。または、最寄りのシスコ代理店にお問い合わせください。