この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
サービス プロファイル:Cisco Unified Communications Manager リリース 9 以降の UC サービス プロファイルで一部のクライアント設定を構成できます。 ユーザがクライアントを起動すると、クライアントは DNS SRV レコードを使用して Cisco Unified Communications Manager ホーム クラスタを検出し、自動的に UC サービス プロファイルから設定を取得します。
これは、オンプレミス展開にのみ適用されます。
電話の設定:Cisco Unified Communications Manager リリース 9 以降の電話の設定で一部のクライアント設定を構成できます。 クライアントは、UC サービス プロファイルの設定に加え、電話の設定から設定を取得します。
これは、オンプレミス展開にのみ適用されます。
Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サービス:インスタント メッセージおよびプレゼンスの機能を有効にして、プレゼンス サブスクリプション要求などの特定の設定を構成できます。
Cisco Unified Communications Manager リリース 9 以降のサービス ディスカバリが使用されていない場合は、クライアントが Unified Presence または Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サービスから UC サービスを取得します。
これは、オンプレミス展開にのみ適用されます。
クライアント コンフィギュレーション ファイル:設定パラメータを含む XML ファイルを作成できます。 その後、TFTP サーバで XML ファイルをホストします。 ユーザがサインインすると、クライアントは TFTP サーバから XML ファイルを取得して設定を適用します。
これは、オンプレミス展開およびクラウドベース展開に適用されます。
Cisco WebEx 管理ツール:Cisco WebEx 管理ツールを使用して一部のクライアント設定を構成できます。
これは、クラウドベース展開にのみ適用されます。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降の UC サービス プロファイルで特定のクライアント設定を構成できます。
クライアントが DNS クエリーから _cisco-uds SRV レコードを取得する場合は、Cisco Jabber が Cisco Unified Communications Manager 上のサービス プロファイルから設定のみを取得します。
ハイブリッド環境で、CAS URL 検索が成功した場合は、Cisco Jabber が Cisco WebEx Messenger サービスから設定を取得し、_cisco-uds SRV レコードは無視されます。
複数の Cisco Unified Communications Manager クラスタを使用した環境では、クラスタ間検索サービス(ILS)を設定できます。 ILS は、クライアントがユーザのホーム クラスタを検索して、サービスを検出できるようにします。
ILS を設定しない場合は、EMCC リモート クラスタのセットアップと同様に、リモート クラスタ情報を手動で設定する必要があります。 リモート クラスタ設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』を参照してください。
サービス プロファイルで設定できる設定パラメータについて説明します。 クライアントの設定ファイルで該当する設定パラメータを確認してください。
パラメータ |
説明 |
---|---|
ボイスメール サーバ(Voicemail server) |
ボイスメール サーバの接続設定を指定します。 |
ボイスメール サービスのクレデンシャル ソース(Credentials source for voicemail service) |
ボイスメール サービスの認証を受けるために、クライアントがインスタント メッセージおよびプレゼンスまたは会議サービスのクレデンシャルを使用することを指定します。 設定するクレデンシャル ソースがユーザのボイスメールのクレデンシャルと一致することを確認します。 このパラメータの値を設定すると、ユーザはクライアント ユーザ インターフェイスで自分のボイスメール サービスのクレデンシャルを指定できません。 |
会議サービスの設定 | 説明 |
---|---|
会議サーバ(Conferencing server) | 会議サーバの接続設定を指定します。 |
Web 会議サービスのクレデンシャル ソース(Credentials source for web conference service) | 会議サービスの認証を受けるために、クライアントがインスタント メッセージおよびプレゼンスまたはボイスメール サービスのクレデンシャルを使用することを指定します。 設定するクレデンシャル ソースがユーザの会議のクレデンシャルと一致することを確認します。 |
サービス プロファイルでディレクトリ統合を設定する方法の詳細については、「ディレクトリ統合のためのクライアント設定」の章を参照してください。
CTI サービスの設定 | 説明 |
---|---|
CTI サーバ(CTI server) | CTI サーバの接続設定を指定します。 |
IM and Presence サービス、ボイスメール、会議、ディレクトリなどのサービスのアドレス、ポート、プロトコル、およびその他の設定を指定する場合に、Cisco Unified Communications Manager サービスを追加します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
を選択します。 [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [UC サービスの設定(UC Service Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | 追加する UC サービスのタイプを選択し、[次へ(Next)] を選択します。 |
ステップ 5 | 必要に応じて、UC サービスを設定し、[保存(Save)] を選択します。 |
UC サービスをサービス プロファイルに追加します。
Cisco Unified Communications Manager サービスを追加して設定したら、それらをサービス プロファイルに追加します。 サービス プロファイルで追加の設定を適用できます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
の順に選択します。 [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [サービス プロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 4 | [名前(Name)] フィールドにサービス プロファイルの名前を入力します。 | ||
ステップ 5 |
サービス プロファイルをクラスタのデフォルトにする場合は、[システム デフォルトのサービス プロファイルに設定(Make this the default service profile for the system)] を選択します。
|
||
ステップ 6 | UC サービスを追加して追加の設定を適用し、[保存(Save)] を選択します。 |
エンド ユーザ設定にサービス プロファイルを適用します。
UC サービスを追加してサービス プロファイルを作成したら、ユーザにサービス プロファイルを適用します。 ユーザが Cisco Jabber にサインインしたら、クライアントは Cisco Unified Communications Manager からそのユーザのサービス プロファイルを取得できます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
を選択します。 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
既存のユーザを見つけるために適切な検索条件を入力して、リストからユーザを選択します。 [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 4 | [サービスの設定(Service Settings)] セクションを探します。 |
ステップ 5 |
[UC サービス プロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストからユーザに適用するサービス プロファイルを選択します。
Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x のみ:ユーザが IIM and Presence サービス機能しか使用していない(IM 専用)場合は、[デフォルトを使用(Use Default)] を選択する必要があります。 IM 専用ユーザの場合は、Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x が [UCサービスプロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストで選択された内容に関係なく、常に、デフォルト サービス プロファイルを適用します。 |
ステップ 6 | 必要に応じて、その他の設定を適用し、[保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x では、クライアントがユーザのサービス プロファイルを取得しようとすると、最初に、Cisco Unified Communications Manager からデバイス コンフィギュレーション ファイルが取得されます。 その後、クライアントはデバイス構成を使用してユーザに適用されたサービス プロファイルを取得します。
たとえば、Adam McKenzie に CSFAKenzi という名前の CSF デバイスをプロビジョニングしたとします。 Adam がサインインしている場合は、クライアントが Cisco Unified Communications Manager から CSFAKenzi.cnf.xml を取得します。 その後、クライアントは CSFAKenzi.cnf.xml で次を探します。
<userId serviceProfileFile="identifier.cnf.xml">amckenzi</userId>
(注) |
ユーザごとに別々のサービス プロファイルを使用する場合は、CSF を複数のユーザに関連付けないようにする必要があります。 |
ステップ 1 |
ユーザとデバイスを関連付けます。
|
ステップ 2 |
デバイス構成で [ユーザのオーナー ID(User Owner ID)] フィールドを設定します。
|
クライアントは、Cisco Unified Communications Manager 上の次の場所から電話の各種設定を取得できます。
クラスタ全体に適用されます。
(注) |
IM and Presence サービス機能のみを使用しているユーザ(IM 専用)の場合は、[エンタープライズ電話の設定(Enterprise Phone Configuration)] ウィンドウで電話の設定パラメータを設定する必要があります。 |
デバイスのグループに適用され、クラスタの設定よりも優先されます。
個別の CSF デバイスに適用され、グループの設定よりも優先されます。
デスクトップ クライアントの設定 | 説明 |
---|---|
ビデオ コール(Video Calling) |
このパラメータは、CSF のデバイス構成でのみ使用可能です。 |
ファイル転送でブロックするファイル タイプ(File Types to Block in File Transfer) | ユーザによる特定のファイル タイプの転送を制限します。 値として、.exe などのファイル拡張子を設定します。 複数のファイル拡張子を区切るには、セミコロンを使用します。例: .exe;.msi;.rar;.zip |
電話制御で自動的に開始(Automatically Start in Phone Control) |
|
Jabber For Windows ソフトウェア アップデート サーバ URL(Jabber For Windows Software Update Server URL) | クライアント アップデート情報を保持する XML 定義ファイルへの URL を指定します。 クライアントは、この URL を使用して Web サーバから XML ファイルを取得します。 ハイブリッド クラウドベース展開では、自動更新を設定するために Cisco WebEx 管理ツール を使用する必要があります。 |
問題レポート サーバ URL(Problem Report Server URL) | ユーザが問題レポートを送信できるようにするカスタム スクリプトの URL を指定します。 |
パラメータ |
説明 |
||
---|---|---|---|
オンデマンド VPN の URL(On-Demand VPN URL) |
|
||
プリセット Wi-Fi ネットワーク(Preset Wi-fi Networks) |
組織が承認する Wi-Fi ネットワークの SSID(SSID)を入力します。 SSID はスラッシュ(/)で区切ります。 入力した Wi-Fi ネットワークのいずれかに接続されている場合、デバイスはセキュア コネクトに接続しません。 |
||
デフォルトの着信音(Default Ringtone) |
デフォルトの着信音を [Normal] または [Loud] に設定します。 |
||
ビデオ機能(Video Capabilities) |
|
||
|
|
オンプレミス展開とハイブリッド クラウドベース展開では、クライアント コンフィギュレーション ファイルを作成して、それらを Cisco Unified Communications Manager TFTP サービス上でホストします。
クラウドベース展開では、Cisco WebEx 管理ツールでクライアントを設定します。 ただし、オプションで、Cisco WebEx 管理ツールで使用できない設定値でクライアントを設定するために TFTP サーバをセットアップすることができます。
Cisco Jabber for iPhone and iPad と Cisco Jabber for Android では、以下をセットアップするためにグローバル コンフィギュレーション ファイルを作成する必要があります。
(注) |
ほとんどの環境で、Cisco Jabber for Windows と Cisco Jabber for Mac は、サービスに接続するための設定を必要としません。 自動更新、問題報告、ユーザ ポリシーとオプションなどのカスタム コンテンツが必要な場合にのみ、コンフィギュレーション ファイルを作成します。 |
次のコンフィギュレーション ファイル要件に注意してください。
コンフィギュレーション ファイルを検証するには、Microsoft Internet Explorer でそのファイルを開きます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | TFTP サーバ アドレスの指定 |
クライアントがコンフィギュレーション ファイルにアクセスできるようにするための TFTP サーバ アドレスを指定します。 |
ステップ 2 | グローバル設定の作成 |
展開でユーザ用のクライアントを設定します。 |
ステップ 3 | グループ設定の作成 |
ユーザのセットごとに異なる設定を適用します。 |
ステップ 4 | 設定ファイルのホスト |
TFTP サーバ上でコンフィギュレーション ファイルをホストします。 |
ステップ 5 | TFTP サーバの再起動 |
TFTP サーバを再起動して、クライアントがコンフィギュレーション ファイルにアクセスできるようにします。 |
クライアントは、TFTP サーバから設定ファイルを取得します。 クライアントを設定する最初のステップは、クライアントが設定ファイルにアクセスできるように TFTP サーバのアドレスを指定することです。
Cisco Jabber が DNS クエリーから _cisco-uds SRV レコードを取得すれば、自動的にユーザのホーム クラスタを特定できます。 その結果、クライアントは Cisco Unified Communications Manager TFTP サービスを特定することもできます。
_cisco-uds SRV レコードを展開する場合は、TFTP サーバ アドレスを指定する必要はありません。
Cisco Unified Communications Manager リリース 8.x を使用している場合は、Cisco Unified Presence で TFTP サーバのアドレスを指定するための手順を実行します。 Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x を使用している場合は、次の手順を実行する必要がありません。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
の順に選択します。
[Cisco Jabber の設定(Cisco Jabber Settings)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 3 |
Cisco Unified Presence のバージョンによって異なる次のセクションのいずれかで TFTP サーバを指定するフィールドを探します。
|
||
ステップ 4 |
次のフィールドで、プライマリおよびバックアップの TFTP サーバの IP アドレスを指定します。
|
||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Unified Communications Manager リリース 8.x を使用している場合は、Cisco Unified Communications Manager 上で TFTP サーバのアドレスを指定するための手順を実行します。 Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x を使用している場合は、次の手順を実行する必要がありません。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [レガシー クライアントの設定(Legacy Client Settings)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [レガシー クライアントのセキュリティ設定(Legacy Client Security Settings)] セクションを探します。 |
ステップ 4 |
次のフィールドで、プライマリおよびバックアップの TFTP サーバの IP アドレスを指定します。
|
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
クライアントが Cisco WebEx Messenger サービスに接続している場合は、Cisco WebEx 管理者ツールを使用して TFTP サーバ アドレスを指定します。
ステップ 1 | Cisco WebEx 管理者ツールを開きます。 |
ステップ 2 | [設定(Configuration)] タブを選択します。 |
ステップ 3 | [追加サービス(Additional Services)] セクションで [Unified Communications] を選択します。 [Unified Communications] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | [クラスタ(Clusters)] タブを選択します。 |
ステップ 5 | 適切なクラスタをリストから選択します。 [クラスタの編集(Edit Cluster)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 6 | [Cisco Unified Communications Manager サーバの設定(Cisco Unified Communications Manager Server Settings)] セクションで [サーバの詳細設定(Advanced Server Settings)] を選択します。 |
ステップ 7 | [TFTP サーバ(TFTP Server)] フィールドでプライマリ TFTP サーバの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 8 | [バックアップ サーバ 1(Backup Server #1)] フィールドと [バックアップ サーバ 2(Backup Server #2)] フィールドでバックアップ TFTP サーバの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 9 | [保存(Save)] を選択します。 [クラスタの編集(Edit Cluster)] ウィンドウが閉じます。 |
ステップ 10 | [Unified Communications] ウィンドウで [保存(Save)] を選択します。 |
クライアントは、ログイン シーケンスの間に TFTP サーバからグローバル設定ファイルをダウンロードします。 展開に含まれるすべてのユーザに対してクライアントを設定します。
設定ファイルの構造が有効でない場合、クライアントは設定した値を読み取ることができません。 詳細については、この章の XML サンプルを確認してください。
ステップ 1 |
任意のテキスト エディタで jabber-config.xml という名前のファイルを作成します。
|
ステップ 2 | jabber-config.xml で必要な設定パラメータを定義します。 |
ステップ 3 |
TFTP サーバ上でグループ設定ファイルをホストします。 環境内に複数の TFTP サーバが存在する場合は、すべての TFTP サーバのコンフィギュレーション ファイルが同じであることを確認します。 |
グループ コンフィギュレーション ファイルは、ユーザのサブセットに適用され、Cisco Jabber for Windows(CSF デバイス)上と Cisco Jabber for mobile devices 上でサポートされます。 グループ設定ファイルは、グローバル設定ファイルよりも優先されます。
CSF デバイスでユーザをプロビジョニングする場合は、デバイス設定の [シスコサポートフィールド(Cisco Support Field)] フィールドでグループ コンフィギュレーション ファイル名を指定します。 ユーザが CSF デバイスを所有していない場合は、インストール中に TFTP_FILE_NAME 引数を使用してグループごとに一意のコンフィギュレーション ファイル名を設定します。
Cisco Unified Communications Manager 8.6 を使用している場合は、[シスコサポートフィールド(Cisco Support Field)] フィールドが存在しません。 Cisco Jabber 管理パッケージからファイル システムに ciscocm.addcsfsupportfield.cop COP ファイルをダウンロードして、Cisco Unified Communications Manager に展開します。 COP ファイルの展開方法については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
COP ファイルは、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [デスクトップ クライアントの設定(Desktop Client Settings)] セクションの CSF デバイスに [シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドを追加します。
設定ファイルの構造が有効でない場合、クライアントは設定した値を読み取ることができません。 詳細については、この章の XML サンプルを確認してください。
ステップ 1 |
任意のテキスト エディタを使用して XML グループ設定ファイルを作成します。 グループ設定ファイルには、適切な名前を指定できます(例:jabber-groupa-config.xml)。 |
ステップ 2 | グループ設定ファイルで必須の設定パラメータを定義します。 |
ステップ 3 |
該当する CSF デバイスにグループ コンフィギュレーション ファイルを追加します。
|
ステップ 4 | TFTP サーバ上でグループ設定ファイルをホストします。 |
設定ファイルは任意の TFTP サーバでホストできます。 ただし、デバイス コンフィギュレーション ファイルが存在する Cisco Unified Communications Manager TFTP サーバでコンフィギュレーション ファイルをホストすることをお勧めします。
ステップ 1 | Cisco Unified Communications Manager で Cisco Unified OS の管理インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。 |
ステップ 4 | [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションで [参照(Browse)] を選択します。 |
ステップ 5 | ファイル システム上の設定ファイルを選択します。 |
ステップ 6 |
[ファイルのアップロード(Upload File)] セクションの [ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスに値を指定しないでください。 設定ファイルが TFTP サーバのデフォルト ディレクトリに格納されるように、[ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスの値は空のままにします。 |
ステップ 7 | [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。 |
ステップ 1 | Cisco Unified Communications Manager で Cisco Unified Serviceability インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [CM サービス(CM Services)] セクションから [Cisco Tftp] を選択します。 |
ステップ 4 |
[リスタート(Restart)] を選択します。 再起動の確認を求めるウィンドウが表示されます。 |
ステップ 5 |
[OK] を選択します。 「Cisco Tftp サービスの再起動操作が成功しました(Cisco Tftp Service Restart Operation was Successful)」というステータスが表示されます。 |
ステップ 6 | [更新(Refresh)] を選択し、Cisco Tftp サービスが正常に起動していることを確認します。 |
設定ファイルが TFTP サーバで使用できることを確認するには、任意のブラウザで設定ファイルを開きます。 通常、http://tftp_server_address:6970/jabber-config.xml の URL にあるグローバル設定ファイルにアクセスできます。
次の要素を含む XML 形式でクライアント コンフィギュレーション ファイルを作成します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> </config>
グループ要素には設定パラメータと値が含まれます。 ルート要素内にグループ要素をネストする必要があります。
<Client> <parameter>value</parameter> </Client> <Directory> <parameter>value</parameter> </Directory> <Options> <parameter>value</parameter> </Options> <Phone> <parameter>value</parameter> </Phone> <Policies> <parameter>value</parameter> </Policies> <Presence> <parameter>value</parameter> </Presence> <Voicemail> <parameter>value</parameter> </Voicemail>
要素 | 説明 |
---|---|
クライアント(Client) |
|
[ディレクトリ(Directory)] |
|
オプション |
|
電話 |
|
Policies |
|
プレゼンス |
|
ボイスメール |
パラメータ |
説明(Description) |
||
---|---|---|---|
PrtLogServerURL |
問題レポートを送信するためのカスタム スクリプトを指定します。 |
||
UpdateURL |
HTTP サーバ上の自動更新 XML 定義ファイルへの URL を指定します。 クライアントは、この URL を使用して更新 XML ファイルを取得します。 |
||
jabber-plugin-config |
HTML コンテンツを表示するカスタム埋め込みタブなどのプラグイン定義が含まれます。 |
||
Forgot_Password_URL |
パスワードを忘れた場合に、パスワードをリセットまたは取得するための Web ページの URL を指定します。 ハイブリッド クラウドベース展開では、Cisco WebEx 管理ツールを使用して、忘れたパスワードをリセットまたは取得するための Web ページにユーザを誘導します。 |
||
Persistent_Chat_Enabled |
|
||
MaxNumberOfBookmarks |
|
||
Mention_P2Pchat |
|
||
Mention_GroupChat |
|
||
Mention_PersistentChat |
|
||
spell_check_enabled |
|
||
spell_check_language |
ユーザのデフォルト スペル チェック言語を指定します。 デフォルトで、クライアントはデフォルト スペルチェック言語として Jabber 言語を使用します。 使用するクライアントを設定するデフォルト言語辞書を定義できます。 会話ウィンドウで、ユーザは IM 相手ごとに別々のデフォルト言語を選択できます。 <spell_check_language)1031</spell_check_language> はデフォルト スペル チェック言語としてドイツ語を定義します。 |
||
Disable_IM_History |
参加者が再度チャット ウィンドウを開くと、最新の 99 メッセージが表示されます。 サーバ上でメッセージ アーカイブを無効にする必要があります。 |
||
EnableAutosave |
|
||
AutosaveChatsLocation |
ユーザが会話を閉じるたびに自動的にインスタント メッセージが保存されるパスを定義します。 ローカル ファイル システム上の絶対パスを使用します。 |
||
Location_Enabled |
クライアントでロケーション機能を使用できるようにするかどうかを指定します。 |
||
LOCATION_MATCHING_MODE |
|
パラメータ |
説明(Description) |
---|---|
Set_Status_Away_On_Inactive |
|
Set_Status_Inactive_Timeout |
ユーザが非アクティブになった場合にアベイラビリティ ステータスが [退席中(Away)] に変更される前の時間を分単位で設定します。 デフォルト値は 15 です。 |
Set_Status_Away_On_Lock_OS |
|
StartCallWithVideo |
サーバの設定は、このクライアントの設定ファイルのパラメータよりも優先されます。 ただし、ユーザがクライアントのユーザ インターフェイスでデフォルトのオプションを変更した場合、その設定はサーバとクライアントの両方よりも優先されます。 |
Start_Client_On_Start_OS |
|
AllowUserCustomTabs |
|
ShowContactPictures |
|
ShowOfflineContacts |
|
Location_Mode |
ロケーション機能をオンにするかどうかと新しいロケーションの検出時にユーザに通知するかどうかを指定します。 |
DockedWindowVisible |
|
DockedWindowPosition |
|
Callhistory_Expire_Days |
通話履歴が削除されるまでの日数を設定します。 設定ファイルで、値が 0 または指定されていない場合、通話の保存最大数を超えるまで、通話履歴は削除されません。 |
EnableSaveChatHistoryToExchange |
Cisco Jabber for Windows のみ クライアントが自動的にユーザの Microsoft Outlook アプリケーションでチャット履歴を Cisco Jabber Chats フォルダに保存できるようにします。 |
ExchangeAuthenticateWithSystemAccount |
Cisco Jabber for Windows のみ Exchange Server に対する認証方式。 チャット履歴を Outlook フォルダに保存するために、クライアントがログインしているユーザのオペレーティング システム アカウントの詳細を使用して Exchange Server の認証を受けることができるようにします。 この認証方式は、Windows NT LAN Manager(NTLM)セキュリティ プロトコルを使用します。 |
Exchange_UseCredentialsFrom |
Cisco Jabber for Windows のみ Exchange Server に対する認証方式。 チャット履歴を Outlook フォルダに保存するために、Exchange クレデンシャルと、Cisco Unified Presence クレデンシャルなどの別のユーザ用のクレデンシャル セットを同期して、Exchange Server の認証を受けます。 このパラメータの値をクレデンシャルの同期に使用するサービスのオーセンティケータとして定義します。 たとえば、Exchange_UseCredentialsFrom=CUCM とします。 |
ExchangeAutodiscoverDomain |
Cisco Jabber for Windows のみ サーバ アドレスの指定方式。 チャット履歴を Outlook フォルダに保存するために、クライアントが自動的にユーザのクレデンシャルからのドメインに基づいて Exchange Server を検出できるようにします。 Exchange Server を検出するドメインとしてパラメータの値を定義します。 クライアントは、このドメインを使用して、次の Web アドレスのいずれかで Exchange Server を検索します。 https://<domain>/autodiscover/autodiscover.svc https://autodiscover.<domain>/ autodiscover/autodiscover.svc |
InternalExchangeServer |
Cisco Jabber for Windows のみ サーバ アドレスの指定方式。 チャット履歴を Outlook フォルダに保存するために、手動で内部 Exchange Server を定義します。 |
ExternalExchangeServer |
Cisco Jabber for Windows のみ サーバ アドレスの指定方式。 チャット履歴を Outlook フォルダに保存するために、手動で外部 Exchange Server を定義します。 |
パラメータ |
説明(Description) |
---|---|
CcmcipServer1 |
|
CcmcipServer2 |
このパラメータはオプションです。 |
CtiServer1 |
ユーザがデスクフォン デバイスを所有している場合は、クライアントの設定で CTI サーバ アドレスを指定する必要があります。 |
CtiServer2 |
このパラメータはオプションです。 |
EnableCallPark |
|
EnableDSCPPacketMarking |
Jabber for Mac にのみ適用されます。 |
Meeting_Server_Address |
ユーザのプライマリ Cisco webEx 会議サイトの URL を指定します。 Jabber for Windows クライアントが、[オプション(Options)] ウィンドウのユーザのホスト アカウントに会議サイトを入力します。 Jabber for Mac クライアントが、 ウィンドウのユーザのホスト アカウントに会議サイトを入力します。 会議サイトにクレデンシャルが必要な場合は、ユーザが自分のクレデンシャルを入力してホスト アカウントをセット アップすることによって、自分の Cisco webEx 会議にアクセスできます。 無効な会議サイトを指定すると、ユーザはクライアント ユーザ インターフェイスで会議サイトを追加または編集できません。 |
Meeting_Server_Address_Backup |
ユーザのセカンダリ Cisco webEx 会議サイトの URL を指定します。 このパラメータはオプションです。 |
Meeting_Server_Address_Backup2 |
ユーザのターシャリ Cisco webEx 会議サイトの URL を指定します。 このパラメータはオプションです。 |
TftpServer1 |
|
TftpServer2 |
セカンダリ Cisco Unified Communications Manager TFTP サービスのアドレスを指定します。 このパラメータはオプションです。 |
useCUCMGroupForCti |
|
ポリシー パラメータは特定のクライアントの機能を制御できるようにします。
パラメータ |
説明(Description) |
---|---|
Screen_Capture_Enabled |
|
File_Transfer_Enabled |
|
Disallowed_File_Transfer_Types |
|
PreferredFT |
このパラメータが定義されていない場合は、クライアントが Cisco Unified Communications Manager IM and Presence ノードをチェックしてマネージド ファイル転送が使用可能であれば、そのオプションを使用します。そうでなければ、ピアツーピア ファイル転送を使用します。 |
DisableMFTForConversationTypes |
P2P;GroupChat;PersistentChat のように、複数の会話タイプをセミコロンで区切ります。 |
Customize_Phone_Server |
|
Customize_Voicemail_Server |
|
パラメータ |
説明(Description) |
||
---|---|---|---|
Disallow_File_Transfer_On_Mobile |
|
||
EnableVideo |
|
||
InitialPhoneSelection |
|
||
UserDefinedRemoteDestinations |
ユーザは、クライアント インターフェイスを使用してリモート接続先を追加、編集、および削除できます。 拡張機能と接続機能をプロビジョニングしてデフォルトの動作を変更するには、このパラメータを使用します。 デフォルトでは、ユーザのデバイス リストに CTI リモート デバイスだけが含まれる場合、クライアントはユーザがリモート接続先を追加、編集、または削除できないようにします。 これは、割り当てられた専用のリモート デバイスをユーザが変更できないようにするためです。 ただし、ユーザのデバイス リストにソフトフォン デバイスまたはデスクフォン デバイスが含まれる場合、クライアントはユーザがリモート接続先を追加、編集、および削除できるようにします。 |
||
EnableLocalAddressBookSearch |
|
||
EnableAccessoriesManager |
|
||
BlockAccessoriesManagerPlugins |
<BlockAccessoriesManagerPlugins> JabraJabberPlugin.dll,lucpcisco.dll </BlockAccessoriesManagerPlugins> |
||
ForceFontSmoothing |
|
||
EnableBFCPVideoDesktopShare |
|
||
Meetings_Enabled |
|
||
CalendarIntegrationType |
|
||
Telephony_Enabled |
クライアントが IM 専用モードに対して有効になっている場合は、このパラメータを false に設定します。 IM 限定モード展開でこのパラメータを設定しない場合、ユーザ インターフェイスではテレフォニー機能が無効であると表示される場合があります。 |
||
Voicemail_Enabled |
|
||
EnableTelProtocolHandler |
|
||
EnableIMProtocolHandler |
|
||
EnableSIPProtocolHandler |
|
||
EnableSaveChatToFile |
|
||
InstantMessageLabels |
インスタント メッセージを送信する前にユーザが適用すべき、SECRET や CONFIDENTIAL などのセキュリティ ラベルのカタログを定義します。 ラベルは、送信されるメッセージの前に表示されます。 たとえば、「SECRET: メッセージ テキスト」のように表示されます。 最大 20 のラベルを指定できます。 Jabber はこれらのラベルに基づいてメッセージ配信を制御しません。 このような制御には、コンプライアンス サーバなどの XEP-256 ラベル ヘッダーをサポートするサードパーティ製品を使用する必要があります。 XEP-0258 がセキュリティ ラベルの実装に使用されます。 詳細については、『XEP-0258: Security Labels in XMPP』を参照してください。 セキュリティ ラベルのサンプル jabber-config-user.xml: <InstantMessageLabels> <item selector="Classified|SECRET"> <securitylabel xmlns='urn:xmpp: sec-label:0'> <displaymarking fgcolor='black' bgcolor='red'>SECRET </displaymarking> </securitylabel> </item> <item…> … </item> </InstantMessageLabels> |
||
EnableSIPURIDialling |
|
||
DirectoryURI BDIDirectoryURI |
デフォルトでは、mail 属性が使用されます。 指定した値は、Cisco Unified Communications Manager または Cisco WebEx 管理ツールのユーザのディレクトリ URI 設定と一致する必要があります。 |
||
ForceC2XDirectoryResolution |
|
||
AlertOnAvailableEnabled |
|
||
ServiceDiscoveryExcludedServices |
<ServiceDiscoveryExcludedServices> WEBEX,CUCM </ServiceDiscoveryExcludedServices> |
||
VoiceServicesDomain |
_collab-edge と _cisco-uds の DNS SRV レコードを設定する DNS ドメインを表す完全修飾ドメイン名を指定します。 VoiceServicesDomain の値は voice.example.com になります。 |
||
ctiwindowbehaviour |
|
||
EnableCallPickup |
|
||
EnableGroupCallPickup |
|
||
EnableOtherGroupPickup |
|
||
EnableHuntGroup |
|
||
PreventDeclineOnHuntCall |
|
||
TelemetryEnabled |
|
||
TelemetryCustomerID |
GUID を作成する方法にかかわらず、この ID はグローバルに一意である必要があります。 |
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TelemetryEnabledOverCellularData |
|
||
EnableMediaStatistics |
|
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EnableTelProtocolPopupWindow CiscoTelProtocolPermissionEnabled |
|
||
CiscoTelProtocolCrossLaunchBackNotificationEnabled |
Jabberconfig.xml への追加:ユーザがコールの終了時に別のアプリケーションに戻るか、Jabber に留まるかを選択可能なダイアログ ボックスが有効になるように指定します。 |
||
CiscoTelProtocolCrossLaunchBackSchema |
Jabberconfig.xml への追加:コールの終了時に相互起動可能なアプリケーションのホワイト リストを指定します。 CiscoTelProtocolCrossLaunchBackSchema=HTTP;ciscoim;xxxx |
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CrossLaunchBackAppName |
|
||
CrossLaunchBackSchema |
|
||
SSO_Enabled |
ユーザがシングル サインオン(SSO)を使用してサインインするかどうかを指定します。 |
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ServicesDomainSsoEmailPrompt |
|
||
EnableP2PDesktopShare |
|
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PreferP2PDesktopShare |
|
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EnableForensicsContactData |
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||
SharePortRangeStart |
このパラメータは、ユーザが Cisco Jabber for Windows のチャット ウィンドウで画面を共有するときに使用すべきポート範囲を指定する SharePortRangeSize と一緒に使用されます。 これらのパラメータを設定しなかった場合は、クライアントが IM 画面共有のデフォルトのポート範囲を使用します。 <Policies> <SharePortRangeStart>45130</SharePortRangeStart> <SharePortRangeSize>100</SharePortRangeSize> </Policies>最小値は 1024 です。 65535 - SharePortRangeSize を超える値は指定できません。 |
||
SharePortRangeSize |
SharePortRangeStart パラメータと一緒に使用された場合にポート範囲のサイズを指定します。 最小値は 40 です。 SharePortRangeStart パラメータに加算されたときの値は 65535 を超えることができません ポート範囲の詳細については、『Cisco Jabber 10.5 Deployment and Installation Guide』または『Cisco Jabber 10.6 Planning Guide』の「Ports and Protocols for Cisco Jabber for Windows and Cisco Jabber for Mac」に関するトピックを参照してください。 |
インスタント メッセージおよびプレゼンスの機能に Cisco WebEx Messenger Service を使用する場合は、Cisco WebEx 管理ツールを介してクライアントのポリシーを設定できます。 使用可能なポリシーと説明の一覧については、「Using policy actions available in Cisco WebEx」を参照してください。
(注) |
UDS 経由で取得されたサービス プロファイル内のすべての設定によって、Cisco WebEx 管理ツール内の設定が上書きされます。 |
パラメータ |
説明(Description) |
---|---|
LoginResource |
クライアントはユーザの ID に wbxconnect サフィックスを付加します。 ユーザは、wbxconnect サフィックスを使用する他の Cisco Jabber クライアントにサインインできません。 |
PresenceServerAddress |
|
PresenceServerURL |
Cisco WebEx Messenger サービスの Central Authentication Service(CAS) URL を指定します。 次の例は、値として設定できる URL です。 https://loginp.webexconnect.com/cas/sso/ex_org/orgadmin.app |
CalendarWebExMeetingPresence |
|
パラメータ |
説明(Description) |
---|---|
VoicemailPrimaryServer |
|
ユーザが特定のサービスで認証を受ける必要をなくすために、サービス クレデンシャル パラメータを指定できます。
パラメータ |
説明(Description) |
---|---|
VoiceMailService_UseCredentialsFrom |
ボイスメール サービスにアクセスするために、クライアントが電話サービスのクレデンシャルを使用することを指定します。 ユーザの電話サービスのクレデンシャルが、ボイスメール サービスのクレデンシャルに一致することを確認します。 この設定を行うと、ユーザはクライアント インターフェイスでボイスメール サービスのクレデンシャルを指定できません。 デフォルトで、このパラメータは設定されていません。 値は電話機です。 オンプレミス展開では、プレゼンス サーバのボイスメール サービスのためにクレデンシャル ソースを設定する必要があります。 |
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Voicemail> <VoicemailService_UseCredentialsFrom>phone</VoicemailService_UseCredentialsFrom> </Voicemail> </config>
以下は、オンプレミス展開ですべてのクライアントに対して使用される設定ファイルの例です。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Client> <PrtLogServerUrl>http://server_name:port/path/prt_script.php</PrtLogServerUrl> <jabber-plugin-config> <browser-plugin> <page refresh="true" preload="true"> <tooltip>Cisco</tooltip> <icon>http://www.cisco.com/web/fw/i/logo.gif</icon> <url>www.cisco.com</url> </page> </browser-plugin> </jabber-plugin-config> </Client> <Options> <Set_Status_Inactive_Timeout>20</Set_Status_Inactive_Timeout> <StartCallWithVideo>false</StartCallWithVideo> </Options> <Policies> <Disallowed_File_Transfer_Types>.exe;.msi</Disallowed_File_Transfer_Types> </Policies> <Directory> <BDIPresenceDomain>example.com</BDIPresenceDomain> <BDIPrimaryServerName>dir.example.com</BDIPrimaryServerName> <BDISearchBase1>ou=staff,dc=example,dc=com</BDISearchBase1> <BDIConnectionUsername>ad_jabber_access@example.com</BDIConnectionUsername> <BDIConnectionPassword>jabber</BDIConnectionPassword> <BDIPhotoUriSubstitutionEnabled>True</BDIPhotoUriSubstitutionEnabled> <BDIPhotoUriSubstitutionToken>sAMAccountName</BDIPhotoUriSubstitutionToken> <BDIPhotoUriWithToken>http://example.com/photo/sAMAccountName.jpg </BDIPhotoUriWithToken> </Directory> </config>
クライアントは、HTTP POST メソッドを使用して問題レポートを送信します。 POST 要求を受け入れるカスタム スクリプトを作成し、設定パラメータとして HTTP サーバ上のスクリプトの URL を指定します。 ユーザは問題レポートをローカルに保存できるため、ユーザが問題レポートをアップロードできるようにするフォームを含む HTML ページを作成する必要もあります。
次に、問題レポートを受け入れるフォームの例を示します。
<form name="uploadPrt" action="http://server_name.com/scripts/UploadPrt.php" method="post" enctype="multipart/form-data"> <input type="file" name="zipFileName" id="zipFileName" /><br /> <input type="submit" name="submitBtn" id="submitBtn" value="Upload File" /> </form>
ステップ 1 | HTTP サーバ上でカスタム スクリプトをホストします。 |
ステップ 2 | 設定ファイルの PrtLogServerUrl パラメータの値としてスクリプトの URL を指定します。 |
(注) |
インスタント メッセージおよびプレゼンス機能に Cisco WebEx Messenger Service を使用する場合は、Cisco WebEx 管理ツールを使用して自動更新を設定する必要があります。 |
ステップ 1 | ご使用の HTTP サーバで更新インストール プログラムをホストします。 |
ステップ 2 |
任意のテキスト エディタを使用して更新の XML ファイルを作成します。 自動アップデートの XML ファイルには、次の構造があります。 <JabberUpdate> <App name=”JabberWin”> <LatestBuildNum>12345</LatestBuildNum> <LatestVersion>10.5.x</LatestVersion> <Mandatory>true</Mandatory> <Message> <![CDATA[<b>This new version of Cisco Jabber lets you do the following:</b><ul><li>Feature 1</li><li>Feature 2</li></ul>For more information click <a target="_blank" href="//cisco.com/go/jabber">here</a>.]]> </Message> <DownloadURL>http://http_server_name/CiscoJabberSetup.msi</DownloadURL> </App> </JabberUpdate> |
ステップ 3 |
XML で次のように値を指定します。
例: 以下は自動更新の XML の例です。 <JabberUpdate> <App name="JabberWin"> <LatestBuildNum>12345</LatestBuildNum> <LatestVersion>9.x</LatestVersion> <Message><![CDATA[<b>This new version of Cisco Jabber lets you do the following:</b><ul><li>Feature 1</li><li>Feature 2</li></ul>For more information click <a target="_blank" href="//cisco.com/go/jabber">here</a>.]]></Message> <DownloadURL>http://http_server_name/CiscoJabberSetup.msi</DownloadURL> </App> </JabberUpdate> 例: 以下は自動更新の XML の例です。これは、Cisco Jabber for Windows と Cisco Jabber for Mac の両方に該当します。 <JabberUpdate> <App name="JabberMac"> <LatestBuildNum>12345</LatestBuildNum> <LatestVersion>9.6.1</LatestVersion> <Message><![CDATA[<b>This new version of Cisco Jabber lets you do the following:</b><ul><li>Feature 1</li><li>Feature 2</li> </ul>For more information click <a target="_blank" href="//cisco.com/go/jabber">here</a>.]]> </Message> <DownloadURL>http://http_server_name/Cisco-Jabber-Mac-9.6.1-12345-MrbCdd.zip</DownloadURL> </App> <App name="JabberWin"> <LatestBuildNum>12345</LatestBuildNum> <LatestVersion>9.0</LatestVersion> <Message><![CDATA[<b>This new version of Cisco Jabber lets you do the following:</b><ul><li>Feature 1</li><li>Feature 2 </li></ul>For more information click <a target="_blank" href="//cisco.com/go/jabber">here</a>.]]> </Message> <DownloadURL>http://http_server_name/CiscoJabberSetup.msi </DownloadURL> </App> </JabberUpdate> |
ステップ 4 | 更新の XML ファイルを保存して閉じます。 |
ステップ 5 | HTTP サーバ上で更新 XML ファイルをホストします。 |
ステップ 6 | コンフィギュレーション ファイル内の UpdateUrl パラメータの値として更新 XML ファイルの URL を指定します。 |
カスタム埋め込みタブは、クライアント インターフェイスで HTML コンテンツを表示します。 Cisco Jabber のカスタム埋め込みタブ定義を作成する方法について説明します。
<jabber-pluging-config> <browser-plugin> <page refresh="" preload=""> <tooltip></tooltip> <icon></icon> <url></url> </page> </browser-plugin> <jabber-pluging-config>
パラメータ | 説明(Description) | ||
---|---|---|---|
browser-plugin |
値にはすべてのカスタム タブ定義が含まれます。 |
||
ページ |
|||
refresh |
|
||
preload |
このパラメータはオプションであり、ページ要素の属性です。 |
||
tooltip |
カスタム埋め込みタブのマウス オーバー テキストを定義します。 このパラメータはオプションです。 マウス オーバー テキストを指定しない場合、クライアントは [カスタム(Custom)] タブを使用します。 値は Unicode 文字の文字列です。 |
||
icon |
タブのアイコンを指定します。 次のように、ローカル アイコンまたはホステッド アイコンを指定できます。
Microsoft Internet Explorer で描画可能なアイコン(.JPG、.PNG、.GIF 形式など)を使用できます。 このパラメータはオプションです。 アイコンが指定されていない場合、クライアントは HTML ページからお気に入りアイコンをロードします。 お気に入りアイコンが使用できない場合、クライアントはデフォルトのアイコンをロードします。 |
||
URL |
埋め込みタブのコンテンツが格納される URL を指定します。 クライアントは、Internet Explorer レンダリング エンジンを使用して埋め込みタブのコンテンツを表示します。 そのため、Internet Explorer でサポートされているコンテンツを指定できます。
|
ユーザはクライアント ユーザ インターフェイスを介して独自のカスタム埋め込みタブを作成できます。
<Options> <AllowUserCustomTabs>true</AllowUserCustomTabs> </Options>
(注) |
ユーザのカスタム組み込みタブは、デフォルトで true に設定されます。 |
${UserID} トークンを url パラメータの値の一部として指定できます。 ユーザがサインインすると、クライアントにより、${UserID} トークンがログインしたユーザのユーザ名に置き換えられます。
ヒント |
また、クエリー文字列に ${UserID} トークンを指定することもできます(例:www.cisco.com/mywebapp.op?url=${UserID})。 |
カスタム埋め込みタブに JavaScript 通知を実装できます。 ここでは、JavaScript 通知用にクライアントが提供するメソッドについて説明します。 また、通知のテストに使用できる JavaScript フォームの例についても説明します。 非同期サーバ コールに対する JavaScript 通知の実装方法と他のカスタム実装に関する説明は、このマニュアルでは取り扱いません。 詳細については、該当する JavaScript のマニュアルを参照してください。
(注) |
連絡先リストに含まれていない人物のプレゼンスをサブスクライブした場合(一時プレゼンス サブスクリプションとも呼ばれる)は、そのサブスクリプションが 68 分後に期限切れになります。 登録が期限切れになった後、プレゼンスの更新情報を受信し続けるには、その人物のプレゼンスを再登録する必要があります。 |
<html>
<head>
<script type="text/javascript">
function OnPresenceStateChanged(jid, basicPresence, localizedPresence)
{
var cell = document.getElementById(jid);
cell.innerText = basicPresence.concat(", ",localizedPresence);
}
function GetUserLocale()
{
window.external.GetUserLocale();
}
function SubscribePresence()
{
window.external.SubscribePresence('johndoe@example.com');
}
function OnLocaleInfoAvailable(currentLocale)
{
var cell = document.getElementById("JabberLocale");
cell.innerText = currentLocale;
}
function onHubActivated()
{
var cell = document.getElementById("hubActive");
cell.innerText = "TRUE";
}
function onHubDeActivated()
{
var cell = document.getElementById("hubActive");
cell.innerText = "FALSE";
}
function onHubResized()
{
alert("Hub Resized or Moved");
}
function OnLoadMethods()
{
SubscribePresence();
GetUserLocale();
}
</script>
</head>
<body onload="OnLoadMethods()">
<table>
<tr>
<td>John Doe</td>
<td id="johndoe@example.com">unknown</td>
</tr>
</table>
<table>
<tr>
<td>Jabber Locale: </td>
<td id="JabberLocale">Null</td>
</tr>
<tr>
<td>Hub Activated: </td>
<td id="hubActive">---</td>
</tr>
</table>
</body>
</html>
この例の JavaScript フォームをテストするには、前述の例を HTML ページにコピーしてから、そのページをカスタム埋め込みタブとして指定します。
カスタム タブでコール イベントを表示するために次の JavaScript 関数を使用できます。
OnTelephonyConversationStateChanged:テレフォニー サービスの API は、クライアントがカスタム埋め込みタブでコール イベントを表示できるようにします。 カスタム タブに OnTelephonyConversationStateChanged JavaScript 関数を実装できます。 クライアントはテレフォニーのカンバセーションの状態が変化するたびに、この関数を呼び出します。 この関数は、クライアントがコール イベントを取得するために解析する JSON 文字列を受け入れます。
次のスニペットは、コール イベントを保持する JSON を示します。
{ "conversationId": string, "acceptanceState": "Pending" | "Accepted| | "Rejected", "state": "Started" | "Ending" | "Ended", "callType": "Missed" | "Placed" | "Received" | "Passive" | "Unknown", "remoteParticipants": [{participant1}, {participant2}, …, {participantN}], "localParticipant": { } }
JSON の各参加者オブジェクトには、次のプロパティを含めることができます。
{ "voiceMediaDisplayName": "<displayName>", "voiceMediaNumber": "<phoneNumber>", "translatedNumber": "<phoneNumber>", "voiceMediaPhoneType": "Business" | "Home" | "Mobile" | "Other" | "Unknown", "voiceMediaState": "Active" | "Inactive" | "Pending" | "Passive" | "Unknown", }
次に、この関数のカスタム埋め込みタブでの実装例を示します。 この例では、state と acceptanceState プロパティの値を取得し、これらの値をカスタム タブに表示します。
function OnTelephonyConversationStateChanged(json) { console.log("OnTelephonyConversationStateChanged"); try { var conversation = JSON.parse(json); console.log("conversation id=" + conversation.conversationId); console.log("conversation state=" + conversation.state); console.log("conversation acceptanceState=" + conversation.acceptanceState); console.log("conversation callType=" + conversation.callType); } catch(e) { console.log("cannot parse conversation:" + e.message); } }
次に、この関数の考えられるすべてのフィールドでの実装例を示します。
function OnTelephonyConversationStateChanged(json) { console.log("OnTelephonyConversationStateChanged"); try { var conversation = JSON.parse(json); console.log("conversation state=" + conversation.state); console.log("conversation acceptanceState=" + conversation.acceptanceState); console.log("conversation callType=" + conversation.callType); for (var i=0; i<conversation.remoteParticipants.length; i++) { console.log("conversation remoteParticipants[" + i + "]="); console.log("voiceMediaDisplayName=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaDisplayName); console.log("voiceMediaNumber=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaNumber); console.log("translatedNumber=" + conversation.remoteParticipants[i].translatedNumber); console.log("voiceMediaPhoneType=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaPhoneType); console.log("voiceMediaState=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaState); } console.log("conversation localParticipant="); console.log(" voiceMediaDisplayName=" + conversation.localParticipant.voiceMediaDisplayName); console.log(" voiceMediaNumber=" + conversation.localParticipant.voiceMediaNumber); console.log(" translatedNumber=" + conversation.localParticipant.translatedNumber); console.log(" voiceMediaPhoneType=" + conversation.localParticipant.voiceMediaPhoneType); console.log(" voiceMediaState=" + conversation.localParticipant.voiceMediaState); } catch(e) { console.log("cannot parse conversation:" + e.message); } }
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Client> <jabber-plugin-config> <browser-plugin> <page refresh ="true" preload="true"> <tooltip>Cisco</tooltip> <icon>http://www.cisco.com/web/fw/i/logo.gif</icon> <url>www.cisco.com</url> </page> </browser-plugin> </jabber-plugin-config> </Client> </config>