Unified CCE データベース管理
新たなロガーをインストールする場合は、中央データベースを作成します。リアルタイムの管理およびデータ サーバ上に HDS データベースを作成します。データベースを作成する際に、データ ファイルまたはログ ファイルのサイズを指定します。データ ファイルは、データベースが保持するべきすべてのデータに対して十分な容量を持つ必要があります。中央データベースと HDS データベースのサイズは、コール センターのトラフィックとデータ保存要件によって異なります。
管理サーバおよびデータ サーバのロールにリアルタイム サーバが含まれている場合は、ローカル データベース(awdb)に設定データとリアルタイム データが含まれます。ローカル データベース(awdb)内のリアルタイム データは、新たなデータで常に上書きされるため、データベースのサイズはほぼ一定のままです。
時間の経過とともに、企業のサイズまたはコール量が大幅に変更される場合があります。したがって、新しい要件を満たすために、中央データベースと HDS データベースのサイズを変更する必要がある場合があります。通常、ローカルデータベース(awdb)のサイズを変更する必要はありません。ローカル データベース (awdb) のサイズを変更するには、ICM データベース管理 (ICMDBA) ツールを使用します。
中央データベースおよび HDS データベースのデータは、履歴データが蓄積され、詳細レコードを呼び出すうちに増加します。この増加は、以下の要因に直接関係するものです。
- Unified ICM 設定のサイズ。例えば、サービス、スキル グループ、ルート、およびトランク グループがいくつ設定されているか。
- コール レート。つまり、日毎システム ソフトウェアが処理するコールの数。
- 履歴データをデータベースに保持する期間。
設定データの量は、生成される履歴データの量に直接影響します。システム ソフトウェアは、Unified ICM システムで構成されている各サービス、スキル グループ、ルート、トランク グループなどに対して、30 分ごとに新しい履歴レコードを生成します。
システム ソフトウェアのインストール後に、中央データベースと HDS データベースのサイズの変更、作成を行います。これらのデータベースのサイズの見積もりには、予想される使用方法に基づいて、データベース サイズ推定ツールのアプレットを使用します。
設定が大幅に拡大した場合や、履歴データの保存期間を変更した場合は、データベースのサイズを増やす必要があります。この増加により、ディスクがシステムに追加する場合もあります。