この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、マルチシェルフ システムで使用するスイッチ ファブリックについて説明します。この章の内容は、次のとおりです。
この章で説明する S2 スイッチ ファブリック カードは、クラス 1M レーザーを使用します。次に示す注意と警告は、S2 スイッチ ファブリック カードに適用されます。
警告 ビームが発散している場合、レーザー出力を特定の光学機器で 100 mm 以内の距離で見ると、目に損傷を起こす危険があります。ビームが平行の場合、離れた位置で使用するために設計された光学機器でレーザー出力を見ると、目に損傷を起こす危険があります。
警告 レーザー放射。光学機器で直接見ないでください。クラス 1M のレーザー製品です。
マルチシェルフ システムには、LCC に接続されているライン間のデータ トラフィックをサポートする、8 個のファブリック プレーンがあります。図4-1 は、ラインカードとファブリック プレーンの関係を示す簡略図です。
各ファブリック プレーンは 3 つのコンポーネントまたはステージに分割され、S1、S2、S3 という番号が付いています。LCC の S1 ステージに達したデータは、FCC の S2 ステージにファブリック ケーブル経由で渡されてから、同じくファブリック ケーブル経由で宛先 LCC の S3 ステージに渡されます。図4-2 は、ラインカードとファブリック カードの関係を示す簡略図です。
各 LCC では、8 枚の S13 ファブリック カードが、8 個のファブリック プレーンそれぞれに S1 ステージおよび S3 ステージを提供します。すべての入力トラフィックは入力 S13 カードの S1 コンポーネントから入力され、ファブリック ケーブルおよび S2 ファブリック コンポーネントを通過して、S13 ファブリック カードの S3 コンポーネントから出力されます。データ トラフィックは、あるカードの S1 コンポーネントから入力され、S2 コンポーネントを通過してから、同一カードの S3 コンポーネントから出力されます。
S2 カードは、1 、2 、または 4 台の FCC に分散できます。すべてのファブリック プレーンの S2 カードは 1 台の FCC に搭載できますが、FCC 間でプレーンを分散すると、1 台の FCC の障害によって 8 個すべてのプレーンでトラフィックが中断されることを回避できます。
ステージ 2(S2)スイッチ ファブリック カード(CRS-FCC-SFC)を図4-3 に示します。この最初のリリースでは、8 枚の S2 SFC を、1 、2 、または 4 台の FCC に分散できます。
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S2 SFC の前面パネルには、ステータスや通知メッセージを表示する LED があります。