この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この項では、PC カードと PCI カードの挿入/取り出しの手順について説明します。 LM カードと mini-PCI カードはコンピューティング デバイスに搭載されており、ユーザによる挿入/取り出しは想定していないので、これらについては説明しません。
以降に示すいずれかの手順に従って、PC カード、PC-Cardbus カード、または PCI カードをコンピューティング デバイスに挿入します。
ステップ 1 作業を始める前に、カードを確認します。 カードの一端は 2 列の 68 ピンの コネクタです。 カードは、PC カード スロットまたは Cardbus スロットに対して一方向からのみ挿入できるようになっています。
(注) PC カード スロットまたは Cardbus スロットは、コンピュータのモデルによって、左右どちらかの側面にあります。
• コンピュータの電源を入れてオペレーティング システムを完全に起動し、この項の残りの手順に従って PC カードを挿入します。
• コンピュータの電源を切り、この項の残りの手順に従ってカードを挿入し、コンピュータをリブートします。
ステップ 3 シスコのロゴを上に向けてカードを持ち、カードが完全に装着されるまで PC カード スロットまたは Cardbus スロットに挿入します(図 9-1)。
図 9-1 PC カードまたは PC-Cardbus カードのコンピューティング デバイスへの挿入
(注) PC-Cardbus カードのプロファイルは、カードを挿入するスロットに関連付けられます。 したがって、PC-Cardbus カードは常に同じスロットに挿入してください。あるいは、両方のスロットにプロファイルを作成してください。
ステップ 1 PC とそのすべてのコンポーネントの電源を切ります。
(注) ほとんどの Pentium PC では、PCI の拡張スロットは白です。 スロットの識別方法については、ご使用の PC のマニュアルを参照してください。
ステップ 3 空の PCI 拡張スロットの上部にある CPU バック パネルの表面からネジを外します。 バック パネルの金属製のブラケットは、このネジで固定されています。
ステップ 4 PCI カードを確認します。 アンテナ コネクタと LED はコンピュータの外側を向いており、ケースを元に戻したときに見えるようになっています。 カードの下端はコネクタになっており、この部分をコンピュータの空の拡張スロットに挿入します。 図 9-2を参照してください。
ステップ 5 カードを傾けて、アンテナ コネクタと LED が CPU のバック パネルの開口部に収まるようにします。
ステップ 6 コネクタがしっかり装着されるまで、カードを空の拡張スロットに挿入します。
ステップ 7 CPU バック パネルのネジをもう一度取り付けて、コンピュータのケースを元に戻します。
ステップ 8 カードのアンテナ コネクタに 2dBi アンテナをしっかりと取り付けます。 締めすぎない ように注意してください。
ステップ 9 最適な状態で受信できるように、アンテナを垂直に立てます。
以降に示すいずれかの手順に従って、PC カード、PC-Cardbus カード、または PCI カードをコンピューティング デバイスから取り出します(必要な場合)。
正常に取り付けおよび設定が終了している PC カードまたは PC-Cardbus カードを取り出すには(ラップトップを搬送する場合など)、コンピュータを完全にシャットダウンし、PC カード スロットまたは Cardbus スロットからカードを直接引き抜きます。 カードを再び挿入し、コンピュータをリブートする場合は、ネットワークとの接続を再確立する必要があります。
(注) PC カードまたは PC-Cardbus カードを取り外した後にコンピュータをシャットダウンしない場合は、Windows システム トレイの[Unplug or Eject Hardware]アイコンをダブルクリックし、削除する Cisco Aironet クライアント アダプタを[Hardware]デバイスで選択し、[Stop]、続いて[OK]を 2 回クリックします。 カードを直接カード スロットから引き出します。
PCI クライアント アダプタはデスクトップ コンピュータの内部に取り付けてあり、携帯用として設計されていないため、よほどの理由がない限りアダプタを取り出さないようにしてください。 PCI カードを取り出す必要が生じた場合は、次の手順に従ってください。
ステップ 2 クライアント アダプタのアンテナを取り外します。
ステップ 4 CPU バック パネルの表面からネジを外します。CPU バック パネルはクライアント アダプタが挿入された PCI 拡張スロットの上部にあります。
ステップ 5 クライアント アダプタを強く引き上げてスロットから外し、慎重に傾けて CPU バック パネルの開口部から取り出します。
ステップ 6 CPU バック パネルのネジをもう一度取り付けて、コンピュータのケースを元に戻します。
• Install Wizard のバージョンの確認(以下を参照)
• クライアント アダプタ ソフトウェアのアップグレード(クライアント アダプタ ソフトウェアのアップグレード)
• クライアント アダプタ ソフトウェアのアンインストール(クライアント アダプタ ソフトウェアのアンインストール)
• ドライバのバージョンの確認(ドライバのバージョンの確認)
• ファームウェアの手順(ファームウェアの手順)
• ACU の手順(ACU の手順)
• ACM の手順(ACM の手順)
クライアント アダプタに現在インストールされている Install Wizard のバージョンを確認する手順は、次のとおりです。
ステップ 2 Install Wizard ファイルを探します。
ステップ 3 Setup.exe ファイルを右クリックします。
ステップ 5 [Version]タブをクリックします。 現在インストールされている Install Wizard ファイルのバージョンは、[File version]フィールドに示されています。
最初にクライアント アダプタ ソフトウェアのインストールに使用したのと同じ手順を、最近のバージョンへのアップグレードにも使用できます。 クライアント アダプタのソフトウェアのアップグレード手順については、 クライアント アダプタのインストールを参照してください。
(注) クライアント アダプタのファームウェアは、ACU を通じてアップグレードすることもできます。 詳細については、「ファームウェアのアップグレード」を参照してください。
この項では、コンピュータにインストールされている Cisco Aironet クライアント アダプタ のドライバ、ユーティリティ、セキュリティ モジュールのアンインストールの手順について説明します。 クライアント アダプタのファームウェアだけは、インストールされたまま残ります。 この手順は、クライアント アダプタ ソフトウェアのインストール済みのコンポーネントをコンピュータから外す場合、または古いバージョンにダウングレードする場合に必要です。
(注) 以前のバージョンのクライアント アダプタ ソフトウェアにダウングレードする場合、次の手順に従って現在のソフトウェア コンポーネントをアンインストールします。 その後で古いソフトウェアをインストールします。
(注) クライアント アダプタ ソフトウェアをアンインストールすると、既存のプロファイルは削除されます。 後で使用するためにプロファイルを保存する場合は、 プロファイル マネージャーの使用方法の手順に従ってプロファイルをエクスポートしてから、ソフトウェア コンポーネントをアンインストールします。
(注) この手順では Windows Me と XP にバンドルされた PC カード、LM カード、PCI カードのアンインストールは扱いません。 この手順では、ユーザがアップグレードしたドライバのみがアンインストールされます。 次の手順に従って、アップグレードしたドライバをアンインストールし、カードを取り出して再挿入すると、Windows では元のドライバが検出され、それが自動的に再インストールされます。
• クライアント アダプタをコンピュータから取り外す場合、コンピュータをシャットダウンし、クライアント アダプタを取り外し、コンピュータをリブートします。
• クライアント アダプタをコンピュータに挿入したままにする場合、またはクライアント アダプタが LM カードまたは mini-PCI カードのため取り外すことができない場合は、ステップ 2に進みます。
ステップ 3 Install Wizard ソフトウェアの場所を参照し、Setup.exe ファイルを選択して、[Open]および[OK]をクリックします。
[Cisco Aironet Wireless LAN Client Adapter Installation Wizard]画面が表示されます(図 9-3を参照)。
図 9-3 [Cisco Aironet Wireless LAN Client Adapter Installation Wizard]画面
ステップ 4 [Uninstall All Components]を選択し、[Next]をクリックします。
ステップ 5 決定を確認するプロンプトが表示されたら、[Yes]をクリックします。 ファイルをアンインストールするプロセスが開始します。 プロセスを通じて、各コンポーネントのアンインストールが通知されます。
ステップ 6 プロセスが終了すると、システムのリブートの開始が通知されます。 開いたアプリケーションを閉じて、[OK]をクリックします。
ステップ 7 コンピュータからクライアント アダプタを取り外していない場合は、コンピュータのリブート後に[Found New Hardware Wizard]画面が表示されます。[Cancel]をクリックしてください。
(注) Windows NT が動作しているコンピュータでは、[Found New Hardware Wizard]画面が表示されます。
ステップ 8 この手順では Install Wizard ファイルとその圧縮前のファイルは削除されません。 コンピュータからそれらのファイルを削除する場合は、Windows エクスプローラを使用してファイルを探し、ファイルを削除します。
この項の手順に従って、クライアント アダプタに現在インストールされているドライバのバージョンを確認します。
ステップ 2 [Status]アイコンをクリックするか、[Commands]ドロップダウン メニューから[ Status] を選択します。[Status]画面の[NDIS Driver Version]フィールドに、クライアント アダプタの現在のドライバ バージョンが表示されます。
• ドライバが、ファームウェアのアップグレードをしないようにする(ドライバが、ファームウェアのアップグレードをしないようにする参照)
この項の手順に従って、クライアント アダプタに現在インストールされているファームウェアのバージョンを確認します。
ステップ 2 [Status]アイコンをクリックするか、[Commands]ドロップダウン メニューから[ Status] を選択します。[Status]画面の[Firmware Version]フィールドに、クライアント アダプタの現在のファームウェア バージョンが表示されます。
クライアント アダプタのファームウェアは、Install Wizard か ACU を使用してアップグレードします。 ウィザードを使用する場合、ファームウェアは Install Wizard ファイルからロードされ、他のソフトウェア コンポーネントとともにインストールされます。 ACU を使用する場合、ファームウェアはファームウェアのみを収めたイメージ(*.img)ファイルからインストールされます。
(注) ソフトウェア コンポーネント間の互換性を確実にするために、Install Wizard を使用して他のソフトウェア コンポーネントと一緒にファームウェアをアップグレードすることをお勧めします。
Install Wizard を使用してファームウェアをアップグレードする場合、「クライアント アダプタ ソフトウェアのインストールまたはアップグレード」の手順に従います。
(注) ACU を使ってクライアント アダプタのファームウェアをアップグレードする場合、[Aironet Client Utility Preferences]画面上の[Automatically Load New Firmware When NDIS Driver Is Update]パラメータが自動的に無効(またはチェック ボックスの選択を解除)になり、新しくロードされたファームウェアがドライバによって上書きされるのを防ぎます。 このパラメータを有効にしたい場合は、チェック ボックスを再び選択する必要があります。
ACU を使用してファームウェアをアップグレードするには、次の手順に従います。
ステップ 1 コンピュータの Web ブラウザを使用して次の URL にアクセスします。
http://www.cisco.com/public/sw-center/sw-wireless.shtml
ステップ 2 [Option 2: Aironet Wireless Software Display Tables]をクリックします。
(注) [Display Tables]以外に Software Selector ツールを使用してソフトウェアをダウンロードすることもできます。 この場合は、[Option #1: Aironet Wireless Software Selector]を選択し、画面の指示に従い、ステップ 7 に進みます。
ステップ 3 [Cisco Aironet Wireless LAN Client Adapters]を選択します。
ステップ 4 [Individual Files]でクライアント アダプタ ファームウェアを探します。
ステップ 5 クライアント アダプタのモデル番号に対応するリンクをクリックします(たとえば、340 または 350 シリーズ)。
ステップ 6 特定のクライアント アダプタ タイプ(CB や MPI 等)用の最新のファームウェア ファイルを選択してください。
(注) PC、LM、PCI カード用のファームウェアはPCMCIA-LMC-PCI、mini-PCI カード用のファームウェアはmini PCI またはMPI、PC-Cardbus カード用のファームウェアはCBというラベルがつけられています。
(注) ワイヤレス ネットワークが EAP 認証を使用する場合、クライアントアダプタが認証を試みるアクセス ポイントは次のバージョン以上のファームウェアを使用している必要があります。 11.23(340 と 350 シリーズ アクセス ポイント)、12.2(4)A(1100 シリーズ アクセス ポイント)、または 11.54T(1200 シリーズ アクセス ポイント)。
ステップ 7 ソフトウェア使用許諾契約の条項を読み、同意します。
ステップ 8 もう一度ダウンロードするファームウェア ファイルを選択します。
ステップ 9 フロッピー ディスクまたはコンピュータのハード ドライブにファイルを保存します。
ステップ 10 Windows エクスプローラ を使用してファイルを探し、それをダブル クリックして、イメージ ファイルをフォルダ内に解凍します。
(注) ファイルを解凍する場合、[WinZip Self-Extractor]画面の[Browse]をクリックして、ファイルを格納するフォルダを選択し、[OK]および[Unzip]をクリックします。 ファイルを解凍した後、[OK]をクリックして画面を閉じます。
ステップ 11 クライアント アダプタがコンピュータにインストールされていて、動作可能であることを確認します。
ステップ 12 ACU を起動し、[Load Firmware]アイコンをクリックするか、[Commands]ドロップダウン メニューから[ Load New Firmware] を選択します。[Load New Firmware]画面が表示されます(図 9-4)。
ステップ 13 [Look in]ボックスで新しいファームウェアの位置を探します。
ステップ 14 ファームウェア イメージ ファイル(*.img)をクリックすると、画面下部の[File name]ボックスにそのファイル名が表示されます。
ステップ 15 [Open] ボタンをクリックします。 選択したイメージがクライアント アダプタのフラッシュ メモリにロードされ、経過表示バーが表示されます。
ステップ 16 「Firmware Upgrade Complete!」というメッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。 処理が完了するかエラーが発生するまで、[OK]ボタンは選択できません。 エラーが発生した場合は、 トラブルシューティングの「エラー メッセージ」を参照してください。
[Aironet Client Utility Preferences]画面上の[Automatically Load New Firmware When NDIS Driver Is Updated]パラメータはドライバにバンドルされているファームウェアに影響しますが、Install Wizard に含まれているファームウェアには影響しません。 このパラメータは、ドライバが(いつロードしたものでも)バンドルされているファームウェアをインストールするかどうかを制御します。 (ドライバはクライアント アダプタを挿入するかコンピュータをリブートするたびにロードします。)
(注) この手順を実行する場合、Install Wizard を使用して ACU をインストールしている必要があります。
(注) [Automatically Load New Firmware When NDIS Driver Is Updated]パラメータは、Install Wizard 中の[Disable Firmware Checking]パラメータと機能的に同じです。 最後に設定されるパラメータは、ドライバの機能を支配するパラメータです。 詳細は、「 クライアント アダプタのインストール」を参照してください。
ステップ 2 [Preferences]アイコンをクリックするか、[Options]ドロップダウン メニューから[ Preferences] を選択します。[Aironet Client Utility Preferemces]画面が表示されます(図 9-5)。
図 9-5 [Aironet Client Utility Preferences]画面
ステップ 3 ドライバが(ロードするときに)バンドルされているファームウェアをインストールしないようにしたい場合は、クライアント アダプタが現在のファームウェア バージョンを保持できるようにし、[Automatically Load New Firmware When NDIS Driver Is Updated]チェック ボックスが選択されていないことを確認します。
(注) バンドルされているファームウェアが現在クライアント アダプタにインストールされているファームウェアよりも新しいので、ドライバが(ロードするときに)それをインストールするようにしたい場合は、[Automatically Load New Firmware When NDIS Driver Is Updated]チェック ボックスが選択されていることを確認してください。
(注) ACU を使ってクライアント アダプタのファームウェアをアップグレードする場合、
[Automatically Load New Firmware When NDIS Driver Is Update]パラメータが自動的にチェック ボックスの選択を解除し、新しくロードされたファームウェアがドライバによって上書きされるのを防ぎます。 このパラメータを有効にしたい場合は、チェック ボックスを再び選択する必要があります。
(注) [Automatically Load New Firmware When NDIS Driver Is Update]パラメータは、無線タイプ(およびPC-Cardbus カード用のCardbus スロット)により異なります。 従って、(350の代わりに340のように)異なるカードタイプのクライアント アダプタを挿入する場合、または異なるスロットに同じ PC-Cardbus カードを挿入する場合、バンドルされているファームウェアをドライバがインストールするかどうかは、このパラメータ(または Disable Firmware Checking パラメータ)がこのカード タイプまたはカード スロットにどのように最後に設定されたかに依存します。
• ACU の終了(ACU の終了を参照)
• ACU インストール設定の修正(ACU インストール設定の修正を参照)
• ACU のバージョンの確認(ACU のバージョンの確認を参照)
• ACU アイコンのデスクトップへの追加または削除(デスクトップへの ACU アイコンの追加または削除を参照)
• オンライン ヘルプへのアクセス(オンライン ヘルプへのアクセスを参照)
• デスクトップの[Aironet Client Utility]( ACU )アイコンをダブルクリックします。
• Windows の[スタート]メニューで、インストール時に選択したフォルダから[Aironet Client Utility(ACU)]を選択します(デフォルトの選択順は、[スタート]、[プログラム ファイル]、[Cisco Aironet]、[Aironet Client Utility(ACU)])。
• [マイ コンピュータ]、[コントロール パネル]、[Aironet Client Utility]の順にダブルクリックします。
ACU を終了するには、[Commands]ドロップダウン メニューから[ Exit] を選択します(図 9-6)。
インストールの間に選択した設定のいずれかを変更する必要がある場合([ACU]アイコンをデスクトップに配置する、または保存された LEAP ユーザ名とパスワードを許可するなど)、Install Wizard を再び実行してパラメータ値を修正する必要があります。 手順については、 クライアント アダプタのインストール を参照してください。
この項の手順に従って、現在インストールされている ACU のバージョンを確認します。
ステップ 2 [About]アイコンをクリックするか、[Help]ドロップダウン メニューから[About Aironet Client Utility ]オプション を選択します。[About Aironet Client Utility]画面が表示されます(図 9-7)。
図 9-7 [About Aironet Client Utility]画面
デフォルトでは、[ACU]アイコンは Install Wizard をインストールする際にコンピュータのデスクトップに追加されます。
• デスクトップから[ACU]アイコンを削除する場合は、再び Install Wizard を実行し、[Place Icon on Desktop]パラメータを[No]に設定するか、アイコンを右クリックして[ Delete] 、をクリックし、 [Yes]をクリックして選択を確認します。
• [ACU]アイコンをデスクトップに追加した場合、Install Wizard で[Place Icon on Desktop]パラメータを[Yes]に設定します。
ACU のオンライン ヘルプにアクセスするには、ACU を開きます。 次に[Help]アイコンをクリックするか、[Help]ドロップダウン メニューから[ Contents] を選択します。 ACU の概要が表示されます。
[Overview of the Aironet Client Utility]画面から、詳細情報を表示できます。
• 特定のメニュー オプションの情報を表示する場合は、 [Contents] をクリックします。[ Aironet Client Utility Commands] をダブルクリックし、必要なメニュー([Options]メニューなど)、および必要な項目([Preference]など)をダブルクリックします。
• 特定のパラメータの情報を表示する場合は、[Contents]をクリックします。[Configurable Parameters]、クライアント アダプタ、パラメータ カテゴリ([System Parameters]など)、および必要なパラメータ([SSID]など)をダブルクリックします。
• 特定の診断項目の情報を表示する場合は、[Contents]をクリックします。[Run Time Diagnostic Information]、診断カテゴリ([Running Linktest]など)、および必要な項目([Packet Size]など)をダブルクリックします。
• 特定のトピックを検索するには、 [Index] をクリックし、インデックス エントリを選択して、 [Display] をクリックします。
• 特定の語句を検索するには、 [Contents] または[ Index] をクリックし、 [Find] タブをクリックして、[Find Setup Wizard]ウィンドウの手順を実行します。
ACM による手順については、 Cisco Aironet Client Monitor(ACM)の使い方を参照してください。
ACU では、コンピュータのリブートやアダプタの取り出し/再挿入を行うことなく、クライアント アダプタを再初期化(つまり再起動)できます。 たとえば、クライアント アダプタのスループットが低い場合に、アダプタを再起動することによって現在のアクセス ポイントとの結合を強制的に解除し、信号の強い別のアクセス ポイントとの再結合を試みることができます。
(注) クライアント アダプタを再起動すると、ワイヤレス ネットワーク接続が失われることがあります。
ステップ 2 [Commands]ドロップダウン メニューから[Restart Card]オプションを選択します(図 9-6)。
ステップ 3 決定を確認するプロンプトが表示されたら、[Yes]をクリックします。 ドライバによってクライアント アダプタの無線が停止され、設定が書き込まれた後(パラメータ設定は変更されていませんが)、無線が再起動します。 ACU 画面の下部にあるステータス バーに、クライアント アダプタの結合が失われ、再結合されたことが表示されます。
クライアント アダプタの無線は、オンまたはオフに切り替えることができます。 無線をオフにすると、アダプタの RF エネルギーの放出を防ぎます。 クライアント アダプタの無線は次のような状況でオフにします。
• EAP-SIM 認証が透過的に発生するように設定し(SIM カードはリーダー内に残され、PIN はコンピュータに保存されます)、クライアントが認証を実行できるエリアに入ったときに、エアタイムに課金されないようにする。
• 飛行機でラップトップ PC を使用しているときに、アダプタの送信が特定のデバイスの動作に干渉するのを防ぐ場合。
無線がオンの間は、アクセス ポイントに結合されていなくても、定期的にプローブが送信されます。これは、802.11 規格で要求されている動作です。 したがって、RF 干渉を受けやすいデバイスの周囲では、無線をオフにしておくことが重要です。
(注) 無線がオフの間は、クライアント アダプタは結合されません。
(注) クライアント アダプタの無線を、コンピュータがスタンバイ モードまたは休止モードを開始する前に、またはコンピュータをリブートする前にオフにした場合、コンピュータが再開したときにオフのままです。 無線をオンに戻して動作を再開させる必要があります。
ACU または ACM を使用してクライアント アダプタの無線をオンまたはオフにすることができます。 ACU の使い方は次の手順を、また ACM の使い方は 「Turn Radio On/Off」 を参照してください。
クライアント アダプタの無線がオンの場合は、ACU を起動し、[Commands]ドロップダウン メニューから[ Turn Radio Off] を選択すると(図 9-6)、無線がオフになります。 ACU 画面の下部にあるステータス バーに、無線がオフに切り替わったことが表示されます。
クライアント アダプタの無線がオフの場合は、ACU を起動し、[Commands]ドロップダウン メニューから[ Turn Radio On] を選択すると(図 9-6)、無線がオフになります。
Windows 98、または 98 SE デバイスでインストール時に LEAP を選択すると、LEAP の使用に関連した 2 つの問題を修正するため、Microsoft ホット フィックスがインストールされます。 ホット フィックスをアンインストールする必要が生じた場合は、[スタート]、[ファイル名を指定して実行]の順に選択し、C:\Windows\Inf\Qfe\W98.se\241052un.inf と入力して、[OK]をクリックします。