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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、クライアント アダプタのファームウェア、ドライバ、ユーティリティ、およびセキュリティ モジュールのインストール方法について説明します。
• 「クライアント アダプタ ソフトウェアのインストールまたはアップグレード」
この項では、自己解凍実行ファイル、Windows-Client-Installation-Wizard-v.exe(v はバージョン番号を表します)から Cisco Aironet クライアント アダプタのファームウェア、ドライバ、ユーティリティ、およびセキュリティ モジュールをインストールまたはアップグレードします。
Windows 98、98 SE、2000、Me、または XP を実行するコンピュータでクライアント アダプタ ソフトウェアをインストールまたはアップグレードする手順は次のとおりです。 Windows NT を実行するコンピュータを使用している場合は、ページクライアント アダプタ ソフトウェアの Windows NT へのインストールまたはアップグレードの手順に従ってください。
(注) Install Wizard ファイルは、Cisco Aironet クライアント アダプタに同梱の CD に収録されていません。 Install Wizard を使用しないクライアント アダプタ ソフトウェアの使用、インストール、または旧バージョンへの更新を実行する場合は、このマニュアルのバージョン OL-1394-04 で詳細および手順を参照してください。
Windows 98、98 SE、2000、Me、または XP を実行するコンピュータでクライアント アダプタ ソフトウェアをインストールまたはアップグレードする手順は次のとおりです。
(注) Windows Me と XP には、最初に PC、LM、または PCI カードを挿入したときに自動的にインストールされるドライバが付属しています。 次の手順に従って、このドライバを最新のバージョンにアップグレードしてください。
ステップ 1 コンピュータの Web ブラウザを使用して次の URL にアクセスします。
http://www.cisco.com/public/sw-center/sw-wireless.shtml
ステップ 2 [Option #2: Aironet Wireless Software Display Tables]をクリックします。
(注) [Display Tables]以外に Software Selector ツールを使用してソフトウェアをダウンロードすることもできます。 この場合は、[Option #1: Aironet Wireless Software Selector]を選択し、画面の指示に従い、ステップ 6 に進みます。
ステップ 3 [Cisco Aironet Wireless LAN Client Adapters]を選択します。
ステップ 4 [Aironet Client Adapter Installation Wizard](Windows の場合)で[Aironet Client Adapter Installation Wizard for Windows]を選択します。
ステップ 5 リリース番号が最も大きい Install Wizard ファイルを選択します。
ステップ 6 ソフトウェア使用許諾契約の条項を読み、同意します。
ステップ 7 もう一度ダウンロードするファイルを選択します。
ステップ 8 コンピュータのハード ドライブにファイルを保存します。
ステップ 9 クライアント アダプタをまだ挿入していない場合は、 慣例手順の手順に従って挿入します。 この手順は、PC カード、PC-Cardbus カード、および PCI カードによって違います。
ステップ 10 お使いのクライアント アダプタにドライバがインストールされていない場合、[Found New Hardware Wizard]画面が表示されます。[Cancel]をクリックしてください。
ステップ 11 Windows エクスプローラ を使用して Install Wizard ファイルを探し、それをダブル クリックして、ファイルをフォルダ内に解凍します。
(注) ファイルを解凍する場合、[WinZip Self-Extractor]画面の[Browse]をクリックして、ファイルを格納するフォルダを選択し、[OK]および[Unzip]をクリックします。 ファイルを解凍した後、[OK]をクリックして画面を閉じます。
ステップ 12 Windows エクスプローラを閉じます。[Cisco Aironet Wireless LAN Client Adapter Installation Wizard]画面が表示されます(図 3-1を参照)。
図 3-1 [Cisco Aironet Wireless LAN Client Adapter Installation Wizard]画面
ステップ 13 [Cisco Aironet Wireless LAN Client Adapter Installation Wizard]画面で次のオプションのいずれかを選択し、[Next]をクリックします。
(注) ソフトウェア コンポーネント同士の互換性を保つために、[Express Installation]の実行をお勧めします。[Custom Installation]を実行する場合は、すべてのコンポーネントをインストールすることをお勧めします。
• [Express Installation/Upgrade](推奨): 表 3-1 のリスト内のデフォルトの値を使用してクライアント アダプタのファームウェア、ドライバ、クライアント ユーティリティ、およびセキュリティ モジュールをサイレントにインストールします。
• [Custom Installation/Upgrade]:インストールするソフトウェア コンポーネントを指定し、特定のパラメータのデフォルト値を変更することができます。
ステップ 14 インストール プロセスの最後にコンピュータの再起動を要求するメッセージが表示されたら、
[OK]をクリックします。
(注) [Cancel]をクリックすると、インストール プロセスが終了します。
ステップ 15 [Express Installation]を選択した場合はステップ 17に進みます。[Custom Installation]を選択した場合、[Custom Installation]画面が表示されます(図 3-2を参照)。
ステップ 16 この画面で選択を実行する手順は次のとおりです。
a. インストールするすべてのソフトウェア コンポーネントの横に、チェック マークが付いていることを確認してください。 チェック マークが付いたコンポーネントについて、Install Wizard はファイル内のバージョンのコンポーネントをインストールします。 チェック マークが付いていないコンポーネントは、システムで実行されているバージョンがそのまま使われます。
(注) [Security Modules]オプションの横の + 記号をクリックして、使用できるセキュリティ コンポーネントを表示します。
(注) コンポーネントによっては、他のコンポーネントに依存するものがあります。 この場合、これらのコンポーネントを選択または選択解除すると、他のコンポーネントの設定も変更される場合があります。 この場合、依存性の注意が表示されます。
b. 各コンポーネントの横の + 記号をクリックして、追加パラメータを表示します。[Value]フィールドに各パラメータの現在の設定値が表示されます。
c. パラメータの値を変更する場合は、[Value]フィールドの現在の値をクリックします。 既存の値を変更するための画面が表示されます。
d. 新しい値を入力するか、選択して、[OK]をクリックします。 表 3-1 に各コンポーネントとそのパラメータを説明しています。またデフォルトの値を示しています。
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[Disable Firmware Checking]パラメータは、Install Wizard に含まれているファームウェアではなく、ドライバにバンドルされているファームウェアに影響します。 このパラメータは、ドライバが(いつロードしたものでも)バンドルされているファームウェアをインストールするかどうかを制御します。 (注) ドライバはクライアント アダプタを挿入するかコンピュータをリブートするたびにロードします。 |
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ドライバがハンドルされているファームウェアをインストールするのを防ぎ、クライアント アダプタが現在のファームウェア バージョンを保持できるようにします。 |
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現在クライアント アダプタにインストールされているファームウェアより新しいファームウェアがバンドルされている場合、ドライバがそれをインストールします。 |
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(注) Disable Firmware Checking パラメータは、[ACU Preferences]画面上の[Automatically Load New Firmware When NDIS Driver Is Updated]パラメータと機能的に同等です。 最後に設定されるパラメータは、ドライバの機能を支配するパラメータです。 詳細は、「「ドライバが、ファームウェアのアップグレードをしないようにする」」を参照してください。 (注) Disable Firmware Checking パラメータは、Install Wizard version 1.1 以降で利用可能です。 |
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ACU ソフトウェアがインストールされるパスを指定します。 デフォルトを変更する場合は、新しいパスを入力します。 デフォルト: C:\Program Files\Cisco Systems\Aironet Client Utility |
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ACU ソフトウェアがインストールされるプログラム フォルダを指定します。 デフォルトを変更する場合は、新しいフォルダ名を入力します。 |
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インストール プログラムにより[ACU]アイコンがコンピュータのデスクトップに追加され、これによりこのユーティリティにすばやくアクセスできるようになります。 |
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Allow |
Windows 2000 または XP が動作するコンピュータで、管理者権限を持たないユーザがプロファイルを ACU で修正し、レジストリへ保存できるようになります。 (注) Windows 98、98 SE、Me では複数のユーザ クラスをサポートしていないため、このオプションは使用できません。 |
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ACM ソフトウェアがインストールされるパスを指定します。 デフォルトを変更する場合は、新しいパスを入力します。 デフォルト: C:\Program Files\Cisco Systems\Aironet Client Monitor |
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ACM ソフトウェアがインストールされるプログラム フォルダを指定します。 デフォルトを変更する場合は、新しいフォルダ名を入力します。 |
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Windows がブートするたびに ACM を自動的に起動するかどうかを指定します。 (注) [No]を選択した場合、後で ACM を起動することができます。この場合、Windows エクスプローラで ACM ソフトウェアがインストールされているパスを見つけ、ACUMon.exe をダブルクリックします。 |
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ACM のインストール後に ACM を自動的に起動するかどうかを指定します。 (注) [No]を選択した場合、後で ACM を起動することができます。この場合、Windows エクスプローラで ACM ソフトウェアがインストールされているパスを見つけ、ACUMon.exe をダブルクリックします。 |
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有効にする ACM コンポーネントを指定します。 このときにコンポーネントを選択せずに、後で使用する必要が生じた場合は、このインストール プログラムをもう一度実行し、使用するコンポーネントを有効にします。 |
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トラブルシューティング ユーティリティを起動します。このユーティリティを使用して、クライアント アダプタでの設定および結合の問題を特定し、解決できます。 |
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ACU で自動プロファイル選択への追加に設定されたプロファイルのリストから、クライアント アダプタのドライバが自動的にプロファイルを選択します。 |
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ACM ポップアップ メニューに表示されるオプションを指定します。 メニュー オプション: [About Box(Help)]、[Exit Program]、 |
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Install Wizard ファイル内にある LEAP サプリカント バージョンをインストールします。 LEAP サプリカントをインストールすると、LEAP 認証を使用するプロファイルを ACU で作成できます。 このオプションを現在選択せずに、後から LEAP を使用するプロファイルを生成したい場合は、インストール プログラムを再び実行し、このオプションを選択する必要があります。 (注) LEAP の有効化については、 クライアント アダプタの設定を参照してください。 (注) Windows 98 または 98 SE デバイスで LEAP を選択すると、LEAP の使用に関連した 2 つの問題を修正するため、Microsoft ホット フィックスが LEAP セキュリティ モジュールのインストール時にインストールされます。 ホット フィックスについては、 トラブルシューティングを参照してください。 (注) Windows XP デバイスで LEAP を選択すると、Windows XP の高速ユーザ切り替え機能は無効になっています。 |
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一時的でなく、保存されているユーザ名とパスワードを使用して LEAP 認証を行うプロファイルを ACU で作成できます。 このようなプロファイルを使用すると、保存されているユーザ名とパスワードを使用して LEAP 認証プロセスが開始され、ユーザはそれらを入力する必要がありません。 |
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Install Wizard ファイル内にある EAP-SIM サプリカント バージョンをインストールします。 EAP-SIM サプリカントをインストールすると、クライアントで EAP-SIM 認証がサポートされます。 このオプションを現在選択せずに、後から EAP-SIM を使用する必要が生じたときは、このインストール プログラムを再び実行し、このオプションを選択する必要があります。 (注) EAP-SIM の詳細については、 クライアント アダプタの設定を参照してください。 (注) EAP-SIM 認証を有効にするには、コンピュータで Microsoft (注) ftpeng FTP サーバーから新しい EAP-SIM サプリカントをインストールした場合は、EAP-SIM オプションが選択されていないことを確認してください。 そうでないと、Install Wizard ファイル中に含まれる EAP-SIM サプリカントが、新しいサプリカントの設定を上書きしてしまいます。 |
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Install Wizard ファイル内にある PEAP サプリカント バージョンをインストールします。 PEAP サプリカントをインストールすると、クライアントで PEAP 認証がサポートされます。 このオプションを現在選択せずに、後から PEAP を使用する必要が生じたときは、このインストール プログラムを再び実行し、このオプションを選択する必要があります。 (注) PEAP の有効化については、 クライアント アダプタの設定を参照してください。 (注) シスコの PEAP 認証を有効にするには、コンピュータで (注) Windows XP の Service Pack 1 と Windows 2000 の Microsoft |
ステップ 17 インストール プロセスが開始し、各コンポーネントがインストールされると通知のメッセージが表示されます。 次のいずれかを実行します。
• 次のメッセージが表示されたら、[OK]をクリックして、コンピュータを再起動します。 「The installation will complete and applications will be installed when a wireless LAN client adapter is inserted. If an adapter is already inserted, remove and reinsert the adapter or reboot the machine.」
[Found New Hardware]画面が表示されます。 コンピュータのオペレーティング システムによっては、[Next]をクリックする必要がある場合があります。 ドライバとその他のソフトウェア コンポーネントがインストールされます。 (インストール時にデフォルト値を変更していなければ)Windows のシステム トレイに、[ACM]アイコンが表示されます。 次のいずれかを実行します。
–今すぐにリブートするかどうかを尋ねるメッセージが表示されたら、[Yes]をクリックします。
(注) クライアント アダプタ ソフトウェアが正しくインストールされていることを確認するために、[Yes]をクリックしてコンピュータをすぐにリブートしてください。
–システムのリブートの開始を伝えるメッセージが表示されたら、[OK]をクリックしてコンピュータを再起動できるようにします。
• 今すぐにリブートするかどうかを尋ねるメッセージが表示されたら、[Yes]をクリックします。
(注) クライアント アダプタ ソフトウェアが正しくインストールされていることを確認するために、[Yes]をクリックしてコンピュータをすぐにリブートすることを推奨します。
• システムのリブートの開始を伝えるメッセージが表示されたら、[OK]をクリックしてコンピュータを再起動できるようにします。
ステップ 18 2 番目のクライアント アダプタをインストールする場合は、コンピュータが完全にリブートされた後に、コンピュータに 2 つ目のアダプタを挿入します。 コンピュータのオペレーティング システムによっては、次のシナリオのいずれかが発生します。
• [Found New Hardware Wizard]画面が表示されます。 コンピュータのオペレーティング システムによっては、[Next]をクリックする必要がある場合があります。 ドライバとその他のソフトウェア コンポーネントがインストールされ、Windows システム トレイにもう一つの[ACM]アイコンが表示されます。 コンピュータのリブートについてのメッセージが表示されたら、[Yes]または[OK]をクリックします。
(注) クライアント アダプタ ソフトウェアが正しくインストールされていることを確認するために、コンピュータをすぐにリブートすることをお勧めします。
• ドライバとその他のソフトウェア コンポーネントがインストールされ、Windows システム トレイにもう一つの[ACM]アイコンが表示されます。 コンピュータのリブートについてのメッセージが表示されたら、[Yes]または[OK]をクリックします。
(注) クライアント アダプタ ソフトウェアが正しくインストールされていることを確認するために、コンピュータをすぐにリブートすることをお勧めします。
ステップ 19 コンピュータが DHCP サーバに接続されておらず、TCP/IP を使用する予定の場合は、次の手順に従ってオペレーティング システムを操作します。 複数のクライアント アダプタをインストールしている場合、この手順を各アダプタに対して実行します。
• Windows 98、98、SE、Me: [マイ コンピュータ] 、 [コントロール パネル] 、および[ ネットワーク] をダブルクリックします。[ TCP/IP]、[Cisco Systems Wireless LAN Adapter] の順に選択します。[プロパティ]ボタンをクリックし、 [IP アドレスを指定] を選択し、コンピュータの IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイ アドレスを入力します。これらの情報は、システム管理者に問い合わせてください。[ OK] をクリックします。[ネットワーク]ウィンドウで、[OK]をクリックします。
• Windows 2000:[マイ コンピュータ]、[コントロール パネル]、および[ネットワークとダイヤルアップ接続]をダブルクリックします。[Local Area Connection x]を右クリックします(x は接続数を表します)。[プロパティ]、[インターネット プロトコル(TCP/IP)]、および[プロパティ]をクリックします。[次の IP アドレスを使用する]をクリックし、コンピュータの IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイ アドレスを入力します。これらの情報は、システム管理者に問い合わせてください。[OK]をクリックします。[ローカル エリア接続のプロパティ]ウィンドウで、[OK]をクリックします。
• Windows XP:[Wireless Network Connection]を右クリックし、[Properties]をクリックします。[インターネット プロトコル(TCP/IP)]を選択し、[プロパティ]をクリックします。[次の IP アドレスを使用する]を選択し、コンピュータの IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイ アドレスを入力します。これらの情報は、システム管理者に問い合わせてください。[OK]をクリックします。
ステップ 20 コンピュータを再起動するよう求めるプロンプトが表示されたら、[はい]をクリックします。
ステップ 21 「インストールの確認」に進んで、インストールが成功したかどうかを確認します。 インストールが成功したことを確認した後、クライアント アダプタのプロファイルを作成する場合は、 プロファイル マネージャーの使用方法に進んでください。
次の手順に従って、Windows NT を実行するコンピュータにクライアント アダプタ ソフトウェア コンポーネントをインストールまたはアップグレードします。
(注) PC-Cardbus カードは、Windows NT ではサポートされていません。
(注) この手順を実行するには、コンピュータに Windows NT Service Pack 6 以上がインストールされている必要があります。
ステップ 1 コンピュータの Web ブラウザを使用して次の URL にアクセスします。
http://www.cisco.com/public/sw-center/sw-wireless.shtml
ステップ 2 [Option #2: Aironet Wireless Software Display Tables]をクリックします。
(注) [Display Tables]以外に Software Selector ツールを使用してソフトウェアをダウンロードすることもできます。 この場合は、[Option #1: Aironet Wireless Software Selector]を選択し、画面の指示に従い、ステップ 6 に進みます。
ステップ 3 [Cisco Aironet Wireless LAN Client Adapters]を選択します。
ステップ 4 [Aironet Client Adapter Installation Wizard](Windows の場合)で[Aironet Client Adapter Installation Wizard for Windows]を選択します。
ステップ 5 リリース番号が最も大きい Install Wizard ファイルを選択します。
ステップ 6 ソフトウェア使用許諾契約の条項を読み、同意します。
ステップ 7 もう一度ダウンロードするファイルを選択します。
ステップ 8 コンピュータのハード ドライブにファイルを保存します。
ステップ 9 PC または LM カードをインストールする場合は、次の手順に従って、使用可能な割り込み要求(IRQ)を取得します。
a. [スタート]、[プログラム]、[管理ツール]、[Windows NT 診断プログラム]の順に選択します。
d. 使用済みの IRQ が[リソース]ウィンドウの左側に番号順に表示されます。 未使用の IRQ 番号を書き留めます。 この IRQ は、ステップ 21 で必要になります。
ステップ 10 PC または LM カードをインストールする場合、[マイ コンピュータ]をダブルクリックし、[コントロール パネル]、[デバイス]を選択します。[Pcmcia]までスクロールし、選択します。[スタートアップ]をクリックし、[自動]を選択し、[OK]をクリックします。
ステップ 11 クライアント アダプタをまだ挿入していない場合は、 慣例手順の手順に従って挿入します。 この手順は、PC カードと PCI カードによって違います。
ステップ 12 [Windows NT Wizard]画面が表示されたら、[Exit]をクリックします。
ステップ 13 Windows エクスプローラ を使用して Install Wizard ファイルを探し、それをダブル クリックして、ファイルをフォルダ内に解凍します。
(注) ファイルを解凍する場合、[WinZip Self-Extractor]画面の[Browse]をクリックして、ファイルを格納するフォルダを選択し、[OK]および[Unzip]をクリックします。 ファイルを解凍した後、[OK]をクリックして画面を閉じます。
ステップ 14 Windows エクスプローラを閉じます。[Cisco Aironet Wireless LAN Client Adapter Installation Wizard]画面が表示されます(図 3-3を参照)。
図 3-3 [Cisco Aironet Wireless LAN Client Adapter Installation Wizard]画面
ステップ 15 次のオプションのいずれかを選択し、[Next]をクリックします。
(注) ソフトウェア コンポーネント同士の互換性を保つために、[Express Installation]の実行をお勧めします。[Custom Installation]を実行する場合は、すべてのコンポーネントをインストールすることをお勧めします。
• [Express Installation/Upgrade](推奨): 表 3-2 のリスト内のデフォルトの値を使用してクライアント アダプタのファームウェア、ドライバ、クライアント ユーティリティ、およびセキュリティ モジュールをサイレントにインストールします。
• [Custom Installation/Upgrade]:インストールするソフトウェア コンポーネントを指定し、特定のパラメータのデフォルト値を変更することができます。
ステップ 16 使用可能なドライバのリストを示す画面が表示されます(図 3-4を参照)。
ステップ 17 クライアント アダプタの種類に対応するドライバを選択し、[Next]をクリックします。
(注) ドライバがインストールされていない場合でも、ドライバを選択しなければなりません。
ステップ 18 [Express Installation]を選択した場合はステップ 20に進みます。[Custom Installation]を選択した場合、[Custom Installation]画面が表示されます(図 3-5を参照)。
ステップ 19 この画面で選択を実行する手順は次のとおりです。
a. インストールするすべてのソフトウェア コンポーネントの横に、チェック マークが付いていることを確認してください。 チェック マークが付いたコンポーネントについて、Install Wizard はファイル内のバージョンのコンポーネントをインストールします。 チェック マークが付いていないコンポーネントは、システムで実行されているバージョンがそのまま使われます。
(注) [Security Modules]オプションの横の + 記号をクリックして、使用できるセキュリティ コンポーネントを表示します。
(注) コンポーネントによっては、他のコンポーネントに依存するものがあります。 この場合、これらのコンポーネントを選択または選択解除すると、他のコンポーネントの設定も変更される場合があります。 この場合、依存性の注意が表示されます。
b. 各コンポーネントの横の + 記号をクリックして、追加パラメータを表示します。[Value]フィールドに各パラメータの現在の設定値が表示されます。
c. パラメータの値を変更する場合は、[Value]フィールドの現在の値をクリックします。 既存の値を変更するための画面が表示されます。
d. 新しい値を入力するか、選択して、[OK]をクリックします。 表 3-2 に各コンポーネントとそのパラメータを説明しています。またデフォルトの値を示しています。
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[Disable Firmware Checking]パラメータは、Install Wizard に含まれているファームウェアではなく、ドライバにバンドルされているファームウェアに影響します。 このパラメータは、ドライバが(いつロードしたものでも)バンドルされているファームウェアをインストールするかどうかを制御します。 (注) ドライバはクライアント アダプタを挿入するかコンピュータをリブートするたびにロードします。 |
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ドライバがハンドルされているファームウェアをインストールするのを防ぎ、クライアント アダプタが現在のファームウェア バージョンを保持できるようにします。 |
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現在クライアント アダプタにインストールされているファームウェアより新しいファームウェアがバンドルされている場合、ドライバがそれをインストールします。 |
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(注) このパラメータは、[ACU Preferences]画面上の[Automatically Load New Firmware When NDIS Driver Is Updated]パラメータと機能的に同等です。 最後に設定されるパラメータは、ドライバの機能を支配するパラメータです。 詳細は、「ドライバが、ファームウェアのアップグレードをしないようにする」を参照してください。 (注) Disable Firmware Checking パラメータは、Install Wizard version 1.1 以降で利用可能です。 |
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ACU ソフトウェアがインストールされるパスを指定します。 デフォルトを変更する場合は、新しいパスを入力します。 デフォルト: C:\Program Files\Cisco Systems\Aironet Client Utility |
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ACU ソフトウェアがインストールされるプログラム フォルダを指定します。 デフォルトを変更する場合は、新しいフォルダ名を入力します。 |
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インストール プログラムにより[ACU]アイコンがコンピュータのデスクトップに追加され、これによりこのユーティリティにすばやくアクセスできるようになります。 |
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Allow |
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ACM ソフトウェアがインストールされるパスを指定します。 デフォルトを変更する場合は、新しいパスを入力します。 デフォルト: C:\Program Files\Cisco Systems\Aironet Client Monitor |
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ACM ソフトウェアがインストールされるプログラム フォルダを指定します。 デフォルトを変更する場合は、新しいフォルダ名を入力します。 |
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有効にする ACM コンポーネントを指定します。 このときにコンポーネントを選択せずに、後で使用する必要が生じた場合は、このインストール プログラムをもう一度実行し、使用するコンポーネントを有効にします。 |
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トラブルシューティング ユーティリティを起動します。このユーティリティを使用して、クライアント アダプタでの設定および結合の問題を特定し、解決できます。 |
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ACU で自動プロファイル選択への追加に設定されたプロファイルのリストから、クライアント アダプタのドライバが自動的にプロファイルを選択します。 |
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ACM ポップアップ メニューに表示されるオプションを指定します。 メニュー オプション: [About Box(Help)]、[Exit Program]、 |
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Install Wizard ファイル内にある LEAP サプリカント バージョンをインストールします。 LEAP サプリカントをインストールすると、LEAP 認証を使用するプロファイルを ACU で作成できます。 このオプションを現在選択せずに、後から LEAP を使用するプロファイルを生成したい場合は、インストール プログラムを再び実行し、このオプションを選択する必要があります。 (注) LEAP の有効化については、 クライアント アダプタの設定を参照してください。 |
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一時的でなく、保存されているユーザ名とパスワードを使用して LEAP 認証を行うプロファイルを ACU で作成できます。 このようなプロファイルを使用すると、保存されているユーザ名とパスワードを使用して LEAP 認証プロセスが開始され、ユーザはそれらを入力する必要がありません。 |
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Install Wizard ファイル内にある EAP-SIM サプリカント バージョンをインストールします。 EAP-SIM サプリカントをインストールすると、クライアントで EAP-SIM 認証がサポートされます。 このオプションを現在選択せずに、後から EAP-SIM を使用する必要が生じたときは、このインストール プログラムを再び実行し、このオプションを選択する必要があります。 (注) Microsoft 802.1X サプリカントは EAP-SIM 認証を Windows NT でサポートしません。したがって、このオペレーティング システムで EAP-SIM を有効にすることはできません。 (注) ftpeng FTP サーバーから新しい EAP-SIM サプリカントをインストールした場合は、EAP-SIM オプションが選択されていないことを確認してください。 そうでないと、Install Wizard ファイル中に含まれる EAP-SIM サプリカントが、新しいサプリカントの設定を上書きしてしまいます。 |
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Install Wizard ファイル内にある PEAP サプリカント バージョンをインストールします。 PEAP サプリカントをインストールすると、クライアントで PEAP 認証がサポートされます。 このオプションを現在選択せずに、後から PEAP を使用する必要が生じたときは、このインストール プログラムを再び実行し、このオプションを選択する必要があります。 (注) Microsoft 802.1X サプリカントはシスコの PEAP 認証を Windows NT でサポートしません。したがって、このオペレーティング システムでシスコの PEAP を有効にすることはできません。 |
ステップ 20 ウィザードがファイルのコピーを開始し、[Cisco Aironet Wireless LAN Adapter Setup]画面が表示されます(図 3-6を参照)。
図 3-6 [Cisco Aironet Wireless LAN Adapter Setup]画面
ステップ 21 PC または LM カードをインストールする場合は、[Property]リストで[Interrupt]を、[Value]フィールドで未使用の割り込み(ステップ 9を参照)を選択し、[OK]をクリックします。 PCI または mini-PCI カードをインストールする場合は、[OK]をクリックします。
ステップ 22 バインド設定が保存されたら、メッセージが表示されます。 次に Microsoft の[TCP/IP Properties]画面が表示されます(図 3-7)。
図 3-7 Microsoft の[TCP/IP Properties]画面
ステップ 23 [IP Address]タブで、[Adapter]にインストールするクライアント アダプタを見つけ、選択します。
• コンピュータが DHCP サーバに接続されている場合は、[DHCP サーバから IP アドレスを取得する]を選択します。 DHCP を有効にするかどうかを尋ねられたら、[はい]および[OK]をクリックします。
• コンピュータが DHCP サーバに接続されていない場合、TCP/IP を使用するには、[IP アドレスを指定する]を選択し、コンピュータの IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイ アドレスを入力します。これらの情報は、システム管理者に問い合わせてください。[ OK] をクリックします。
インストール プロセスが開始し、各コンポーネントがインストールされると通知のメッセージが表示されます。
ステップ 25 Windows NT はリブートして、変更を有効にする必要があります。 今すぐにリブートするかどうかを尋ねるメッセージが表示されたら、[Yes]をクリックします。
ステップ 26 2 番目のクライアント アダプタをインストールする場合は、コンピュータを完全にリブートしてから、この項の手順を 2 番目のアダプタに対して繰り返します。
(注) ステップ 13で、Windows エクスプローラを使用して Install Wizard ファイルを探します。 Setup.exe ファイルをダブルクリックします。
ステップ 27 次の「インストールの確認」に進んで、インストールが成功したかどうかを確認します。 インストールが成功したことを確認した後、クライアント アダプタのプロファイルを作成する場合は、 プロファイル マネージャーの使用方法に進んでください。
クライアント アダプタ ソフトウェアを正しくインストールしたことを確認するには、クライアント アダプタの LED を確認します。 インストールに成功すると、クライアント アダプタの緑色の LED が点滅します。
(注) インストールに失敗した場合、あるいはインストール中またはインストール後に問題が発生した場合は、 トラブルシューティングのトラブルシューティング情報を参照してください。
クライアント アダプタが正しくインストールされたら、 プロファイル マネージャーの使用方法を参照し、デバイスで Windows XP を実行していない場合、または 複数のクライアント アダプタをインストールしている場合は、クライアント アダプタのプロファイルを作成します。
• Windows XP を実行している場合は、次の「クライアント アダプタの設定方式の決定(Windows XP のみ)」の項に進みます。
• 複数のクライアントをインストールしている場合は、「インストール済みの複数のクライアント アダプタ間の選択」に進みます。
Windows XP は、ACU を使用しないでクライアント アダプタを設定できる唯一のオペレーティング システムです。 したがって、コンピュータで Windows XP を実行している場合、クライアント アダプタを Windows XP と ACU のどちらを使用して設定するかを決定する必要があります。 表 3-3 で、Windows XP と ACU のクライアント アダプタ関連の機能を比較しているので、参考にしてください。
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• クライアント アダプタを Windows XP ではなく ACU で設定する場合は、次の手順に従います。
a. [マイ コンピュータ]、[コントロール パネル]、および[ネットワーク接続]をダブルクリックします。
b. [ワイヤレス ネットワーク接続]を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
c. [Wireless Networks]タブを選択し、[Use Windows to configure my wireless network settings]チェック ボックスの選択を解除します。
(注) Service Pack 1 for Windows XP では、[認証]タブは前の場所から移動しました。 このタブにアクセスする場合は、[Wireless Networks]タブをクリックし、[Preferred network]リストで設定するネットワークを選択し、[Properties]をクリックします。
e. [Enable network access control using IEEE 802.1X]チェックボックスの選択を解除します。
f. プロファイル マネージャーの使用方法 と クライアント アダプタの設定 の手順に従って、ACU からクライアント アダプタを設定します。
• クライアント アダプタを ACU ではなく Windows XP で設定する場合は、 Windows XP でのクライアント アダプタの設定 の手順に従います。
• クライアント アダプタを Windows XP で設定し、ACU の診断ツールを使用する場合は、 Windows XP でのクライアント アダプタの設定 を参照して Windows XP でアダプタを設定してから、 診断の実行 の手順に従って ACU の診断ツールを使用します。
複数のクライアント アダプタがコンピュータにインストールされている場合、次の手順に従って、ACU でプロファイルを設定するクライアント アダプタを指定してください。
ステップ 1 デスクトップで[Aironet Client Utility (ACU)]アイコンをダブルクリックするか、[マイ コンピュータ]>[コントロール パネル]>[Aironet Client Utility]をクリックして ACU を開きます。[Select A Wireless LAN Adapter Card]画面が表示されます(図 3-8)。
(注) [Select A Wireless LAN Adapter Card]画面は、ACUを起動したときに、複数のカードがコンピュータに挿入されている場合、またはカードは挿入されていないが複数のカードがインストールされている場合に ACU を起動すると表示されます。
図 3-8 [Select A Wireless LAN Adapter Card]画面
ステップ 2 利用可能なカードのリストから、設定したいカードを選択し、[OK]をクリックします。
ステップ 3 プロファイル マネージャーの使用方法 に進んで、このカードのプロファイルを作成してください。