カーネルベースの仮想マシン環境の概要
クラウドの Cisco Catalyst 9800 ワイヤレス コントローラ は、カーネルベースの仮想マシン(KVM)を使用して Ubuntu、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)7.2、および Red Hat Enterprise Virtualization(RHEV)の上部でサポートされます。KVM でのインストールでは仮想マシン(VM)の作成と、.iso ファイルまたは .qcow2 ファイルを使用したインストールが必要です。VM は、KVM コマンド ラインまたは Virsh を使用して起動できます。
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.qcow2:KVM 環境でソフトウェア イメージをブートするために使用します。
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.iso:Virsh ツールを使用して手動で クラウドの Cisco Catalyst 9800 ワイヤレス コントローラ をインストールするために使用します。また、KVM 環境で virsh コマンドを使用してコントローラを起動するには、サンプル XML 設定の virsh.xml ファイルも必要です。
サポートされているプロファイルの設定
次のプロファイル設定がサポートされています。
テンプレート |
CPU |
RAM |
AP |
クライアント |
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Small |
4 vCPU |
8 GB |
1000 |
10000 |
Medium |
6 vCPU |
16 GB |
3000 |
320000 |
Large |
10 vCPU |
32 GB |
6000 |
640000 |
サポートされているネットワー キング オプション
次のネットワーキング オプションがサポートされています。
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Linux ブリッジ
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Open vSwitch(OVS)
KVM のインストールに必要なパッケージ
KVM をインストールするには、次のパッケージが必要です。
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Qemu-kvm
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Qemu-utils
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Uml-utilities
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Socat
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KVM
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Libvirt-bin
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Virtinst