Cisco ワイヤレス IP 電話 8821 および 8821-EX
Cisco ワイヤレス IP 電話 8821 および 8821-EXは、民間企業の通信ネットワーク上で Cisco Unified Communications Manager、Cisco Aironet アクセス ポイント（AP）、および Cisco Meraki アクセス ポイントを組み合わせて包括的な音声通信を提供する 802.11 デュアルバンド ワイヤレス デバイスです。
電話機は、コンピュータで使用されているものと同じワイヤレス LAN 上で音声通信を提供するため、コールを発着信したり、保留にしたり、転送したり、電話会議を行ったりできます。
この Cisco Wireless IP Phone 8821-EX 製品は、爆発性雰囲気の ATEX ゾーン 2 IP54（保留中）および北米の Class I Division 2/Zone 2 に認定されています。この電話機は、可燃性ガスや蒸気、液体が短時間または異常な条件下に存在する、爆発の危険性がある環境での使用が許可されています。 電話機には、異常事態が発生した場合にすばやく認識できるように、業界標準の黄色のスタイルが使用されています。
次の図は左側がCisco Wireless IP Phone 8821で、右側が Cisco Wireless IP Phone 8821-EXです。
これらの電話機は、他のネットワーク デバイスと同様に、設定して管理する必要があります。 電話機は G.711a、 G.711u、G.722、G.729a、G.729ab、iLBC、iSAC、および OPUS コーデックをサポートしています。 圧縮されていないワイドバンド（16 ビット、16 kHz）の音声もサポートします。
電話機は補聴器対応（HAC）ですが、TTY 機能は備えていません。 触覚識別子として 5 つのキーの側面に突起が付いています。
物理的な特性は、次のとおりです。
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電話機の落下による破損に対する耐性
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抗菌物質およびアルコールによる拭き取りに対する耐性
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ラテックスおよび鉛の不使用
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耐衝撃性および耐振動性
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USB On-the-Go（OTG）2.0 インターフェイス
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Cisco Wireless IP Phone 8821：IP54 保護は防水および防塵機器であることを意味します（下記参照）
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Cisco Wireless IP Phone 8821-EX のみ：
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通常の場所での IP67 保護
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爆発性雰囲気内での使用が許可されています。
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ATEX ゾーン 2 IP54 (保留中)
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METLABS 認定は、クラス I と II、除算 2 およびクラス III、部門 1 および 2、グループ A、B、C、および D で認定されています。
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緊急事態に見つけやすいように業界標準の黄色のスタイルになっています。
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1 台の電話機用のデスクトップチャージャ、または最大 6 台の電話機用のマルチチャージャを使用して充電します。 詳細については、サポートされるアクセサリ を参照してください。
この電話機を使用すると、基本的なコール処理機能に加えて、コール処理機能を拡張し生産性を高めることができます。
設定に応じて、次がサポートされます。
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ハンズフリー コール機能を含む、Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットの使用
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電話番号と社内ディレクトリへの無線アクセス
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ネットワーク データ、XML アプリケーション、および Web ベースのサービスへのアクセス
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セルフ ケア ポータルからの電話機能とサービスのオンライン カスタマイズ
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最初の登録時の位置情報レポートの生成。 位置情報が変更されると、その位置情報が報告されます。たとえば、建物を歩き回るときなどです。 また、電話機が移動していない場合は、その場所も 24 時間ごとに報告されます。
詳細については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
デバイスの損傷を防ぐには、次のようにします。
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電話機を持ったまま入浴または水泳しない。
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シャワー、清掃、手洗い中など、圧力がかかった勢いのある水に電話機を晒さない。
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サウナや蒸し風呂で電話機を使用しない。
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意図的に電話機を水に浸さない。
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推奨温度範囲外でまたは極端な湿度、高温、または低温の状態で電話機を使用しない。
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推奨温度範囲外でまたは極端な湿度、高温、または低温の状態で電話機、バッテリ、およびアクセサリを保管しない。
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電話機を落としたり、他の衝撃を加えたりしない。
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電話機を分解したり、ネジを外したりしない。
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漂白剤その他の化学薬品などの強力な洗浄剤を使って電話機の外装を掃除しないでください。
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破損したバッテリの蓋や変形したバッテリの蓋を使用しない。
石鹸、洗剤、酸または酸性食品、および液体（塩水、石鹸水、プール用水、香水、防虫剤、ローション、日焼け止め、オイル、粘着性の剥離剤、毛髪染料、清涼飲料、溶剤など）と電話機の接触を最小限に抑える。 詳細については、電話機の手入れ を参照してください。
IP54 および IP67
Cisco ワイヤレス IP 電話 8821 および 8821-EX は、IEC 標準 60529 に基づいて管理された実験室条件下でテストされています。通常の場所では、Cisco Wireless IP Phone 8821 は IP54 と評価され、Cisco Wireless IP Phone 8821-EX は IP67 と評価されています。 保護等級 54（IP54）および保護等級 67（IP67）は、防水および防塵機器であることを意味します。 しぶき、水、およびほこりに対する耐性は、永続的条件ではなく、通常使用の結果として劣化する可能性があります。 ユーザは、電話機を注意して使用し、ほこり、しぶき、または水が入り込むような好ましくない環境では使用しないようにする必要があります。
ボタンとハードウェア
ワイヤレス フォンは、ユーザが定期的に使用する多くのボタンとハードウェア機能を備えています。 次の図と表を使用して、重要なボタンとハードウェア機能を確認してください。 次の図は Cisco Wireless IP Phone 8821 を示していますが、Cisco Wireless IP Phone 8821-EX と外観が似ています。
![5 つのコールアウトがある Cisco ワイヤレス IP 電話 8821。 番号 1 は、電話機の上部にある 2 つの位置を示します。 番号 2 は、電話機の右側の 1 つのボタンを示しています。 番号 3 は、4 つのボタンで囲まれた丸いナビゲーションクラスタを示します。 上のボタンは 2 つのソフトキーです。 左下のボタンは [応答/送信（Answer/Send）] で、右下のボタンは[電源/終了通話（Power/End Call）]です。 番号 4 は、12つのボタンのキーパッドを示します。 番号 5 は、電話機の左側の 3 つのボタンを示しています。](/c/dam/en/us/td/i/300001-400000/390001-400000/393001-394000/393155.tif/_jcr_content/renditions/393155.jpg)
次の表に、電話機のキーの機能を示します。
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項目 |
名前またはグループ |
説明 |
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1 |
インジケータ ライト（LED） ヘッドセット ポート |
インジケータ ライト：状態を識別するために使用します。
カバー付きのヘッドセット ポート |
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2 |
スピーカー ボタン |
スピーカー |
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3 |
ソフトキー ボタン ナビゲーション クラスタ コール制御ボタン |
ソフトキー
ナビゲーション クラスタ ナビゲーション リング（外側のリング）：
[Select]
[Answer/Send] [応答/送信（Answer/Send）] |
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4 |
キーパッド |
番号をダイヤルしたり、文字を入力したり、番号でメニュー項目を選択したりします。 1
アスタリスク（*）
ゼロ（0）
シャープ（#）
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5 |
左側面のボタン |
アプリケーション 音量
ミュート |
保護カバーを外して、ヘッドセットまたはイヤホンを差し込みます。
ナビゲーション リングと 
スタートアップ シーケンス
ワイヤレス フォンの電源をオンにした場合の起動シーケンスは次のとおりです。
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赤色の LED が点灯します。
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電話機が不揮発性メモリに保存されているファームウェア イメージをロードします。
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画面がオンになります。
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電話機がアクセス ポイントをスキャンします。
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電話機がアクセス ポイントで認証します。
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電話機が Cisco Unified Communications Manager に接続します。 必要に応じて、電話機が更新されたファームウェア ロードと設定ファイルを取得します。
電話機の手入れ
電話機は清掃することができます。 必ず、シスコの清掃手順に従ってください。
電話機に染みや傷などを残しそうな物（ほこりや砂、インク、化粧品、石鹸、洗剤、酸、酸性食品、ローションなど）に接触した場合は、速やかに拭き取ってください。
 注意 |
電話機の開口部をクリーニングする際、息を吹き込んだり、圧縮空気（たとえばエアゾール缶、低圧または高圧空気ノズル）を使用したりしないでください。  電話機の開口部のクリーニングに、掃除機などの吸引機器を使用しないでください。 電話機の開口部のクリーニングに、ピンなどの物体を使用しないでください。 空気、吸引、または機械的物体を使用して開口部をクリーニングした場合、電話機が損傷するおそれがあり、電話機の保証が無効になります。 |
電話機を誤って水に落としたり、水がかかったりした場合は、次の手順に従って電話機を乾燥させてください。 電話機を水の中に落としたらを参照してください。
電話外装のクリーニング
電話機の外装は乾いた柔らかい布で清掃することができます。 医療環境では、Caviwipes™ と Saniwipes™ を使用して電話機全体を清掃することをお勧めします。 Caviwipes と Saniwipes には、最大 17% のイソプロパノールが含まれています。
純粋なイソプロパノールや代替となるアルコールベースの液体などのイソプロパノールが多く含まれる洗浄液は、電話機を傷つける可能性があります。 漂白剤やその他の腐食剤を使用して電話機を清掃しないでください。
Caviwipes と Saniwipes の 1 日に 3 回を超える過剰な使用は、電話機の表面コーティングを傷つけ、電話機の外観を損なう可能性があります。
電話機に染みや傷などを残しそうな物（ほこりや砂、インク、化粧品、石鹸、洗剤、酸、酸性食品、ローションなど）に接触した場合は、速やかに拭き取ってください。
注意 |
電話機の開口部をクリーニングする際、息を吹き込んだり、圧縮空気（たとえばエアゾール缶、低圧または高圧空気ノズル）を使用したりしないでください。 電話機の開口部のクリーニングに、掃除機などの吸引機器を使用しないでください。 電話機の開口部のクリーニングに、ピンなどの物体を使用しないでください。 空気、吸引、または機械的物体を使用して開口部をクリーニングした場合、電話機が損傷するおそれがあり、電話機の保証が無効になります。 液体に電話機を差し込むことはできません。 高彩度の布を使用しないでください。 |
手順
| ステップ 1 |
電話機をチャージャーから外すか、充電ケーブルを引き抜きます。 |
| ステップ 2 |
電話機が保護ケースに入っている場合は、ケースから電話機を外します。 |
| ステップ 3 |
電話機と画面を湿った、柔らかい、糸くずのない布で拭きます。 |
| ステップ 4 |
電話機の開口部に異物（砂など）がある場合、電話機を手で軽く叩いて異物をを取り出してください。 |
電話機を水の中に落としたら
電話機を水の中に落とした場合の対処方法を以下に示します。
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電話機を静かに振って水分を取り除きます。
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電話機を乾いた柔らかい布で拭きます。
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電話機を風通しの良い乾燥した場所に置きます。たとえば、ファンの冷たい風を電話機のスピーカー グリルに当てると乾燥が促進されます。 電話機の近くにファンを置かないでください。
禁止事項を以下に示します。
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電話機が濡れている間はバッテリの蓋を開けないでください。
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圧縮空気で水分を吹き飛ばさないでください。
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ヘア ドライヤで電話機を乾かさないでください。
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ヘッドセット ジャックやバッテリ収納部の中に綿棒、ペーパー タオル、または布を入れないでください。
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電話機を硬い表面に打ち付けないでください。
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濡れた電話機を充電ケーブルを使用して充電しないでください。 電話機が完全に乾燥するまで待つ必要があります。
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濡れた電話機をデスクトップ チャージャーやマルチチャージャーにつながないでください。 電話機が完全に乾燥するまで待つ必要があります。
注意 |
電話機の開口部をクリーニングする際、息を吹き込んだり、圧縮空気（たとえばエアゾール缶、低圧または高圧空気ノズル）を使用したりしないでください。 電話機の開口部のクリーニングに、掃除機などの吸引機器を使用しないでください。 電話機の開口部のクリーニングに、ピンなどの物体を使用しないでください。 空気、吸引、または機械的物体を使用して開口部をクリーニングした場合、電話機が損傷するおそれがあり、電話機の保証が無効になります。 |
注意 |
電話機のバッテリ収納部に水が入らないようにするには、収納部がしっかりと閉じられていることを確認します。 Cisco Wireless IP Phone 8821 のバッテリの取り付けを参照してください。 |
電話機の乾燥後に音がはっきり聞こえない場合は、マイクやスピーカー収納部に水が残っている可能性があります。 スピーカーを下にして電話機を乾いた柔らかい布の上に置き、水が垂れないかを確認します。 電話機内にまだ水が残っている場合は、完全に乾かしてから使用してください。
バッテリの電力節約に関するベスト プラクティス
Cisco ワイヤレス IP 電話 8821 および 8821-EX には 2060-mAh スマート バッテリが搭載されています。 バッテリ容量は、500 回のフル充電サイクル（空からフルまでの充電）後に 80% に減少します。 バッテリ寿命は、電話機の状態、周波数やAP スキャン設定によっても異なります。
注意 |
バッテリの予想されるライフサイクルは 2 年です。 平均使用量に基づいて、これは約 500 回の充電に対応しています。 バッテリに印刷された日付を確認して、バッテリの寿命を計算することができます。 バッテリの寿命が到来したときに、バッテリを交換することを推奨します。 |
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コール状態 |
スキャン モード |
想定されるバッテリ時間 |
|---|---|---|
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On-Call |
連続 |
最大 9.5 時間 |
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自動 |
最大 9.5 時間 |
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アイドル |
連続 |
最大 45 時間 |
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自動 |
最大 145 時間 |
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Cisco ワイヤレス IP 電話 882x Series アクセサリガイド
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Cisco ワイヤレス IP 電話 8821/8821-EX ワイヤレス LAN 導入ガイド
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Cisco ワイヤレス IP 電話 8821 バッテリのパフォーマンス
電話機のバッテリ電力を節約するには、次のベスト プラクティスに従います。
ユーザのアクション
電話機がオンになっているとバッテリ寿命が短縮されることをユーザに通知します。 通話、メッセージ、アプリケーションの使用、Bluetooth の使用、メニュー ナビゲーションの使用などの操作によって電力が消費されます。
ユーザは、電話機が良好な RF カバレッジ エリアに留まっており、Cisco Unified Communications Manager に常時接続できることを確認する必要があります。 電話機が範囲外に移動し、そこで長い時間留まっていると、バッテリ寿命が短縮される可能性があります。
RF カバレッジの詳細については、Cisco ワイヤレス IP 電話 882x 導入ガイドを参照してください。
電話機設定
Cisco Unified Communications Manager のスキャン モード フィールドを社内のニーズに合わせて設定します。 電話機は、連続、自動、および単一 AP スキャンをサポートします。連続 AP スキャンがデフォルトです。 スキャン モードの設定によって、バッテリ寿命のベースラインが決定されます。
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連続スキャン モードは、常に移動しており、ローミング イベントが頻繁に発生する電話機ユーザ用に設計されています。 このモードは、最高の性能と接続性が得られますが、バッテリ電力が消費されます。
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自動スキャン モードは、たまにしかローミングせず、連続スキャン モードよりも長いアイドル バッテリ寿命が必要な電話機ユーザ用に設計されています。
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単一 AP スキャン モードは、ローミングせず、最大のアイドル バッテリ寿命を必要とする電話機ユーザ用に設計されています。
アクセス ポイント設定
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最適なアイドル バッテリ寿命を実現するために、Cisco Compatible Extension（CCX）プロキシ ARP 機能をサポートしているアクセス ポイントを使用することをお勧めします。 CCX プロキシ ARP を使用すれば、電話機を、DTIM 期間ごとに起動するのではなく、より長く一時停止モードのままにすることができます。 これにより、電力消費が抑えられます。
Cisco Lightweight アクセス ポイントと Cisco Autonomous アクセス ポイントは CCX プロキシ ARP をサポートしますが、Cisco Meraki アクセス ポイントはサポートしません。
Cisco Lightweight アクセス ポイントでは、CCX プロキシ ARP がデフォルトで有効になり、変更できません。 Cisco Autonomous アクセス ポイントでは、CCX プロキシ ARP がデフォルトで無効になりますが、dot11 arp-cache オプション コマンドで有効にすることができます。
アクセス ポイントが CCX プロキシ ARP をサポートしていない場合は、電話機を DTIM 期間ごとに起動する必要があります。 頻繁に起動すると、アイドル バッテリ寿命が 50% 近く短縮される可能性があります。
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Cisco Compatible Extensions（CCX）Dynamic Transmit Power Control（DTPC）機能をサポートしているアクセス ポイントを使用することをお勧めします。 DTPC が有効になっている場合は、アクセス ポイントがその送信電力をすべてのクライアントにアドバタイズします。 電話機は、その送信電力をアクセス ポイントと通信するために必要な最小レベルに調整します。 送信電力が低いほど、他のエリアの不要なノイズが減少します。
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マルチキャストの使用を制限します。 電話機がマルチキャスト ストリームにサブスクライブすると、DTIM 期間ごとに起動して、マルチキャスト フレームを受信します。 頻繁に起動すると、電力消費が増加します。
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U-APSD をサポートしているアクセス ポイントを選択します。 この電力節約プロトコルは、通話中とアイドル時に使用されます。
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Wi-Fi プロファイル内の [省電力（On Call Power Save）] フィールドは、電話機で U-APSD を使用できるように有効のままにしておく必要があります。
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[省電力（On Call Power Save）] フィールドが無効になっている場合は、電話機が通話中にアクティブ モードを使用しますが、アイドル モード時は U-APSD を使用します。
[省電力（On Call Power Save）] はトラブルシューティングを行う場合にのみ無効にします。
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