一般的なトラブルシューティング情報
次の表に、ワイヤレス IP フォンの一般的なトラブルシューティング情報を示します。
サマリー |
説明 |
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電話機がリセットされる |
電話機は、Cisco Unified Communications Manager ソフトウェアとの接続が失われるとリセットされます。 接続が失われる原因としては、アクセス ポイントの問題、スイッチの停止、スイッチのリブートなど、ネットワーク接続障害が考えられます。 電話機のリセットの問題を参照してください。 |
電話機の時刻が正しくない |
電話機の日時が正しくない場合があります。 電話機は、Cisco Unified Communications Manager に登録されたときに時刻と日付を受け取ります。 電話機の電源を再投入して、時間または日付をリセットします。 時間は、12 時間制と 24 時間制のどちらでも表示できます。 |
電話機のファームウェアのダウングレード |
現在の電話機のファームウェアより古い Cisco Unified Communications Manager のアップグレードまたはパッチを適用すると、電話機が自動的にそのパッチに含まれているロードにダウングレードされます。 この問題を解決するには、TFTP フォルダ内の電話機のデフォルト イメージをチェックしてください。 |
バッテリの寿命が規定よりも短い |
不安定な RF 環境では電話機が AP を常に検索し続けるため、アクティブ モードのままになることがあります。 これにより、バッテリの寿命が大幅に減ります。 カバレッジ エリアを離れるときは、電話機をシャットダウンしてください。 電話機の送信電力が上昇すると、バッテリの寿命に影響を及ぼす場合があります。 電話機でのアイドル時間を最大化して、バッテリの寿命を長くするには、登録時間を最適化して、電話機が省電力モードになる頻度を高める必要があります。 |
コールを確立できない |
電話機に DHCP IP アドレスが割り当てられていない場合は、Cisco Unified Communications Manager に登録できないため、「Configuring IP」または「Registering」というメッセージが表示されます。 次のことを確認してください。
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iLBC プロトコルを使用して確立されたコールで iLBC コーデックが使用されていることが表示されない |
コールの統計は、iLBC を送信者/受信者コーデックとして表示しません。
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その他のトラブルシューティングの情報については、『Cisco Unified Communications Manager Troubleshooting Guide』を参照してください。