基本的なリセット
Cisco IP 電話の基本的なリセットを実行することで、電話機にエラーが発生している状態から復旧します。リセットにより、さまざまな設定やセキュリティ設定をリセットまたは復元したりできます。
次の表で、基本的なリセットの実行方法を説明します。電話機が起動した後は、これらのいずれかの操作で電話機をリセットできます。状況に応じて適切な操作を選択します。
操作 |
アクション |
説明 |
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電話機の再起動 |
[サービス(Services)]、[アプリケーション(Applications)] |
ユーザ セットアップおよびネットワーク セットアップに変更を加えていても、電話機がフラッシュ メモリに書き込んでいない場合は、以前に保存された設定にリセットされ、その後、電話機が再起動されます。 |
設定のリセット |
電話機のコンフィギュレーションまたは設定値を工場出荷時に戻します。 |
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設定をリセットするには、 を押します。 |
電話機のコンフィギュレーションまたは設定値をカスタマイズされていないデフォルトに戻します。 |
電話機のキーパッドで初期設定へのリセットを実行する
電話機のキーパッドを使用して電話機を工場出荷時のデフォルト設定にリセットするには、次の手順を使用します。
始める前に
お使いの電話機がオリジナルのハードウェアリリースであるか、あるいはハードウェアが更新されてから再リリースされているかを確認する必要があります。
手順
ステップ 1 |
電話機のプラグを抜きます。
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ステップ 2 |
5秒間待ちます。 |
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ステップ 3 |
# を押したままにして電話機のプラグを再接続します。 |
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ステップ 4 |
以前のバージョンのハードウェアでは、ミュート ボタンが点灯します。ミュート ボタンがオフになるまで待ちます。 |
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ステップ 5 |
123456789 * 0#キーを順番に押します。 1 を押すと、ヘッドセット ボタンのライトが消灯します。ボタンを押すと、選択ボタンのライトが点滅します。 これらのボタンを押すと、電話機を工場出荷時の状態にリセットするプロセスが実行されます。 ボタンを押す順番を間違えた場合、通常どおりに電話機が電源オンになります。
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電話メニューからすべての設定のリセットを実行する
電話機を工場出荷時の状態にリセットするには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
[アプリケーション(Applications)] を押します。 |
ステップ 2 |
を選択します。 必要に応じて、電話機のオプションのロックを解除します。 |
電話機メニューから初期設定へのリセットを実行する
手順
ステップ 1 |
[アプリケーション (Applications)] |
ステップ 2 |
を選択します。 |
ステップ 3 |
[すべて(All)] を選択します。 までスクロールし、 |
ステップ 4 |
電話機の構成や設定を工場出荷時のデフォルトに戻すには、[OK] をクリックします。 |
電話機のメニューからのカスタム リセット
手順
ステップ 1 |
[アプリケーション (Applications)] |
ステップ 2 |
[管理者設定(Admin Settings)] にスクロールし、[カスタムリセット(Custom Reset)] を選択します。 |
ステップ 3 |
電話の設定を未カスタマイズの初期状態に復元するには、[OK] を押します。 |
バックアップイメージから電話機を再起動する
Cisco IP 電話 には、デフォルトのイメージが危険にさらされたときに電話機を回復できる 2 つ目のバックアップイメージがあります。
バックアップから電話機を再起動するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
電源モジュール ケーブルを取り外します。 |
ステップ 2 |
シャープ(#)キーを押し続けます。 |
ステップ 3 |
電源を再び接続します。シャープキーを押し続けます。スピーカーフォン |
ステップ 4 |
シャープキーを放します。 |