システム パフォーマンスのモニタリング

事前定義済みのシステム オブジェクト

Unified RTMT はモニタリング ペインに事前定義済みシステム オブジェクトの情報を表示します。


ヒント


事前に準備された各モニタリング ウィンドウのポーリング レートは固定されていて、デフォルト値は 30 秒です。 AMC(Alert Manager and Collector)サービス パラメータの収集レートが変化すると、事前に準備されたウィンドウのポーリング レートも更新されます。 また、バックエンドサーバーの時刻ではなく、RTMT クライアント アプリケーションのローカル時刻が、各チャートのタイムスタンプのベースになります。

サービス パラメータについては、管理ページのオンライン ヘルプを参照してください。



ヒント


事前に定義されたオブジェクトのモニタを拡大するには、対象となるチャートの領域上でマウスの左ボタンをクリックし、ドラッグします。 必要な領域を選択してから、マウスの左ボタンを放します。 RTMT は、モニタ対象のビューを更新します。 モニタを縮小して、初期のデフォルト ビューにリセットするには、Rキーを押します。


次の表に、RTMT がモニタする事前定義済みオブジェクトに関する情報を示します。

表 1. システム カテゴリ

カテゴリ

説明

システム概要(System Summary)

仮想メモリの使用状況、CPU 使用率、共通パーティションの使用、およびアラート履歴ログに関する情報を表示します。

事前定義システム オブジェクトに関する情報を表示するには、[システム(System)] > [システム概要(System Summary)] を選択します。

サーバ(Server)

  • CPU とメモリ(CPU and Memory):サーバーの CPU 使用率と仮想メモリの使用率に関する情報を表示します。

    CPU、仮想メモリの使用状況に関する情報を表示するには、[システム(System)] > [サーバー(Server)] > [CPU およびメモリ(CPU and Memory)] を選択します。特定のサーバーの CPU とメモリの使用率を監視するには、[ホスト(Host)] ドロップダウン リスト ボックスからサーバーを選択します。

  • プロセス(Process):サーバー上で実行中のプロセスに関する情報を表示します。

    システムで実行されているプロセスに関する情報を表示するには、[システム(System)] > [サーバ(Server)] > [プロセス(Process)] を選択します。 特定のサーバーのプロセスの使用率をモニタするには、[ホスト(Host)] ドロップダウン リスト ボックスからサーバーを選択します。

  • ディスク使用率(Disk Usage):サーバー上のディスク使用率に関する情報を表示します。

    システムのディスク使用状況情報を表示するには、[システム(System)] > [サーバ(Server)] > [ディスク使用率(Disk Usage)] を選択します。 特定のサーバーのディスク使用率をモニタするには、[ホスト(Host)] ドロップダウン リスト ボックスからサーバーを選択します。

  • 重要なサービス(Critical Services):重要なサービスの名前、ステータス(サービスが起動しているか、ダウンしているか、管理者によってアクティブ化されたか、停止されたか、開始しているか、停止しているか、または不明な状態か)、およびサーバまたは(該当する場合は)クラスタ内の特定のサーバーのサービスが特定の状態にある間に経過した時間を表示します。

    重要なサービスの情報を表示するには、[システム(System)] > [サーバ(Server)] > [重要なサービス(Critical Services)] を選択し、適切なタブをクリックしてください。

    • システムの重要なサービスを表示するには、[システム(System)]タブを選択します。

    • Unified Communications Manager の重要なサービスを表示するには、[Voice/Video] タブをクリックします。

      (注)  

       

      [音声/ビデオ(Voice/Video)] タブは、[ホスト(Host)] ドロップダウン リスト ボックスで [Unified Communications Manager] サーバーを選択している場合のみ表示されます。

    • IM and Presence Service の重要なサービスを表示するには、[IM and Presence] タブをクリックします。

      (注)  

       

      [IM and Presence] タブは、[ホスト(Host)] ドロップダウン リスト ボックスで [IM and Presence] サービスサーバーを選択している場合のみ表示されます。

    • Cisco Unity Connection の重要なサービスを表示するには、[Cisco Unity Connection] タブをクリックします。

    • タブで特定のサーバーの重要なサービスをモニタするには、[ホスト(Host)] ドロップダウン リスト ボックスからサーバーを選択し、関心のある重大なサービスのタブをクリックします。

      管理者がサービスを停止したことを重要なサービスの状態が示している場合は、管理者は意図的にサービスを停止するタスクを実行した(たとえば、Unified Communications Manager をバックアップまたはリストアした、アップグレードを実行した、あるいは、Cisco Unified Serviceability または CLI でサービスを停止した)ことを意味します。

      (注)  

       

      重要なサービスの状態が不明な状態として表示される場合は、システムがサービスの状態を決定できないことを意味します。

音声およびビデオのモニタリング

Cisco Unified Communications Manager の事前定義済みオブジェクト

Unified RTMT では、クイック起動チャネルで音声/ビデオを選択すると、事前定義された Unified Communications Manager オブジェクトについての情報がモニタリング ペインに表示されます。 クラスタ内のすべてのサーバーの事前定義済みオブジェクトが、必要に応じて、ツールによりモニタされます。


ヒント


事前に準備された各モニタリング ウィンドウのポーリング レートは固定されていて、デフォルト値は 30 秒です。 AMC(Alert Manager and Collector)サービス パラメータの収集レートが変化すると、事前に準備されたウィンドウのポーリング レートも更新されます。 また、バックエンドサーバーの時刻ではなく、RTMT クライアント アプリケーションのローカル時刻が、各チャートのタイムスタンプのベースになります。

サービスパラメータの詳細については、『System Configuration Guide for Cisco Unified Communications Manager』または『Cisco Unity Connection System Administration Guide』を参照してください。



ヒント


事前に定義されたオブジェクトのモニタを拡大するには、対象となるチャートの領域上でマウスの左ボタンをクリックし、ドラッグします。 必要な領域を選択してから、マウスの左ボタンを放します。 Unified RTMT は、モニタ対象のビューを更新します。 モニタを縮小して、初期のデフォルト ビューにリセットするには、Rキーを押します。


次の表に、Unified RTMT がモニタする事前定義済みオブジェクトに関する情報を示します。

表 2. Cisco Unified Communications Manager のカテゴリ

カテゴリ

説明

音声およびビデオの概要(Voice and Video Summary)

登録済みの電話機、進行中のコール、およびアクティブな MGCP ポートとチャネルを表示します。

事前定義済みの Unified Communications Manager オブジェクトに関する情報を表示するには、Voice/Video > Voice and Video Summary を選択します。

コール処理(Call Process)

  • コール アクティビティ:Unified Communications Manager の、完了したコール、試行されたコール、進行中のコール、論理パーティション合計エラー数などのコール アクティビティを表示します。 該当する場合、これはクラスタ内のすべてのサーバーが含まれます。

    コール アクティビティに関する情報を表示するには、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [コール処理(Call Process)] > [コール アクティビティ(Call Activity)] を選択します。

  • ゲートウェイ アクティビティ(Gateway Activity):アクティブ ポート、サービス中のポート、完了したコールを含む Unified Communications Manager のゲートウェイ アクティビティを表示します。 該当する場合、これはクラスタ内のすべてのサーバーが含まれます。

    ゲートウェイアクティビティに関する情報を表示するには、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [コール処理(Call Process)] > [ゲートウェイアクティビティ(Gateway Activity)] を選択します。 [ゲートウェイタイプ(Gateway Type)] ドロップダウンリストから、ゲートウェイインターフェイスのタイプを選択します。

  • トランク アクティビティ(Trunk Activity):進行中のコールおよび完了したコールを含む Unified Communications Manager 上のトランク アクティビティを表示します。 該当する場合、これはクラスタ内のすべてのサーバーが含まれます。

    トランクアクティビティに関する情報を表示するには、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [コール処理(Call Process)] > [トランク アクティビティ(Trunk Activity)] を選択します。 [トランクタイプ(Trunk Type)] ドロップダウンリストでトランクタイプを選択します。

  • SDL キュー(SDL Queue):キューに格納されている信号の数や処理済みの信号の数などの SDL キュー情報が表示されます。

    SDL キューに関する情報を表示するには、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [コール処理(Call Process)] > [SDL キュー(SDL Queue)] を選択します。 [SDL キュータイプ(SDL Queue Type)] ドロップダウンリストからタイプを選択します。

  • SIP アクティビティ(SIP Activity):Unified Communications Manager 上の概要リクエスト、概要レスポンス、着信失敗レスポンスの概要、発信失敗レスポンスの概要、発信再試行リクエスト、発信再試行レスポンスなどの SIP アクティビティを表示します。 該当する場合、これはクラスタ内のすべてのサーバーが含まれます。

    SIP アクティビティに関する情報を表示するには、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [コール処理(Call Process)] > [SIP アクティビティ(SIP Activity)] を選択します。

セッション トレース

すべての SIP メッセージのアクティビティ、特に着信コールと発信コールおよび Unified Communications Manager を通過するセッションを表示します。 各 SIP トランザクションに対して関連付けられたコール フロー ダイアグラムを提供します。

セッション トレースに関する情報を表示するには、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [コール処理(Call Process)] > [セッション トレース(Session Trace)] を選択します。

Device

[デバイス概要(Device Summary)] には、登録済み電話機デバイス、登録済みゲートウェイデバイス、他の登録済み端末デバイス、登録済みメディアリソースデバイスなど、Unified Communications Manager サーバーに関する情報を表示します。 該当する場合、これはクラスタ内のすべてのサーバーが含まれます。

[デバイスの検索(Device Search)] には、クラスタ名とデバイス タイプがツリー階層に表示され、電話機やデバイスに関する情報を問い合わせることができます。

[電話機概要(Phone Summary)] には、登録済み電話機の数、登録済み SIP 電話機の数、登録済み SCCP 電話機の数、一部登録済み電話機の数、および登録試行の失敗回数など、Unified Communications Manager のサーバーに関する情報を表示します。 該当する場合、これはクラスタ内のすべてのサーバーが含まれます。

Unified Communications Manager 上にある登録済み電話機、ゲートウェイ、およびメディア リソース デバイスの数に関する情報を表示するには、Voice/Video > Device > Device Summary を選択します。

ヒント

 
他のデバイスを監視するには、追加の設定手順を実行します。

サービス

  • Cisco TFTP:合計 TFTP リクエスト数、および異常終了した合計 TFTP リクエスト数など、Unified Communications Manager サーバーの Cisco TFTP のステータスを表示します。 該当する場合、これはクラスタ内のすべてのサーバーが含まれます。

    Cisco TFTP サービスに関する情報を表示するには、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [サービス(Service)] > [Cisco TFTP] を選択します。

  • ハートビート(Heartbeat):Unified Communications Manager、Cisco TFTP サービスのハートビート情報を表示します。

    Unified Communications Manager サーバ、Cisco TFTP サーバーのハートビートの状態を表示するには、音声/ビデオ(Voice/Video) > サービス(Service) > ハートビート(Heartbeat)?Heartbeat を選択します。

  • データベース概要(Database Summary):サーバーの接続情報を提供します。データベースのキューに格納されている変更通知リクエスト、メモリのキューに格納されている変更通知リクエスト、アクティブなクライアント接続の総数、作成された複製の数、複製のステータスなどの情報です。

    データベースに関する情報を表示するには、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [サービス(Service)] > [データベース概要(Database Summary)] を選択します。

[CTI]

CTI Manager とインターフェイスするデバイスおよびアプリケーションに関する情報を表示します。

CTI アプリケーションに関する情報を表示するには、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [CTI] > [CTI Manager] を選択します。

特定の CTI タイプをモニタするには、追加の設定手順を実行する必要があります。 CTI アプリケーション、デバイス、および回線のモニタについてのトピックを参照してください。

Intercompany Media Service

  • ルーティング(Routing):Unified Communications Manager によって管理される Cisco インタラクション マネージャー ルートの合計数を表示します。

    コールアクティビティに関する情報を表示するには、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [Intercompany Media Service] > [ルーティング(Routing)] を選択します。

  • コール アクティビティ(Call Activities):受け入れられたコール、ビジーコール、無応答のコール、失敗したコールの数など、Cisco Intercompany Media Engine コールアクティビティを表示します。

    コールアクティビティに関する情報を表示するには、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [Intercompany Media Service] > [コールアクティビティ(Call Activities)] を選択します。

Cisco Unified Communications Manager の [サマリー(Summary)] ビュー

単一のモニタリングペインで、Unified Communications Manager サーバーに関する情報またはクラスタ内のすべてのサーバーに関する情報(該当する場合)を Unified RTMT によりモニタできます。 CallManager の [サマリー(Summary)] ウィンドウで、次の事前定義されたオブジェクトに関する情報を確認できます。

  • 登録済みの電話機(Registered Phones)

  • 進行中のコール(Calls in Progress)

  • アクティブなゲートウェイ、ポート、およびチャネル(Active Gateway, Ports, and Channels)

コール処理アクティビティのモニタリング

[コール処理(Call Process)] のモニタリング カテゴリは次の項目をモニタします。

  • コール アクティビティ(Call Activity):特定のサーバまたはクラスタ全体(該当する場合)について、試行されたコール数、完了したコール数、進行中のコール数、および論理パーティションの失敗の合計数をモニタできます。

  • ゲートウェイ アクティビティ(Gateway Activity):各ゲートウェイ タイプについて、ゲートウェイ アクティビティをモニタできます。 ゲートウェイ アクティビティのモニタリングには、特定のサーバまたはクラスタ全体(該当する場合)についての、ゲートウェイ タイプごとのアクティブ ポート数、サービス中のポート数、および完了したコール数が含まれます。

  • トランク アクティビティ(Trunk Activity):システムは、特定のサーバ、またはクラスタ全体(該当する場合)について、トランク タイプ別にトランク アクティビティをモニタします。 トランク アクティビティのモニタリングには、特定のトランク タイプについての、進行中のコール数と完了したコール数が含まれます。

  • SDL キュー(SDL Queue):SDL キューのモニタリングでは、特定の信号分配レイヤ(SDL)キュー タイプについて、SDL キュー内の信号数と処理された信号数をモニタします。 SDL キューのタイプは、高、標準、低、最低のキューから構成されます。 特定のサーバまたはクラスタ全体(該当する場合)の SDL キューを監視できます。

  • SIP アクティビティ(SIP Activity):システムにより、SIP リクエスト、SIP レスポンス、失敗した着信レスポンス数の合計(4xx、5xx、および 6xx)、失敗した発信レスポンス数の合計(4xx、5xx、および 6xx)、再試行リクエスト数、および再試行レスポンス数の要約が表示されます。

  • セッション トレース(Session Trace):コールの検索またはトレースの条件として、発信者番号/URI、着信者番号/URI、開始時刻、および通話時間を用できます。 RTMT では、開始時刻および期間を含むコール ログ ファイルをダウンロードし、一致するコールを検索し、一致するコール レコードをリストし、コール フロー図を表示します。

次の表に、コール処理に関する情報を追跡すること、パフォーマンス監視、アラート、しきい値とデフォルト提供します。 コール アクティビティの日報の詳細については、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』を参照してください

表 3. コール処理のカテゴリ

監視対象オブジェクト(表示)

アラート/しきい値/デフォルト

各サーバおよびクラスタ(該当する場合)について、CallsAttempted、CallsCompleted、CallsInProgress、おおび Logical Partition Failures Total。

各サーバおよびクラスタ(該当する場合)について、MGCP FXS/FXO/PRI/T1CAS/H.323 ゲートウェイ、ならびに SIP および H.323 トランクの各タイプの CallsAttempted、CallsCompleted、および CallsInProgress。

各 MGCP FXS/FXO/PRI/T1CAS ゲートウェイの Channel/Port Status。

各サーバーの SDL Queue アクティビティ。

MGCP FXS ゲートウェイ:各サーバおよびクラスタ(該当する場合)のサービス中およびアクティブなポートの数。

ルート リストが使い果たされました(Route-List exhausted)

MGCP FXO ゲートウェイ:各サーバおよびクラスタ(該当する場合)のサービス中およびアクティブなポートの数。

ルート リストが使い果たされました(Route-List exhausted)

MGCP PRI Gateway:各サーバおよびクラスタ(該当する場合)のサービス中およびアクティブなチャネルの数。

  • D チャネルがアウト オブ サービスです(Channel out of service)

  • ルート リストが使い果たされました(Route List exhausted)

MGCP T1CAS Gateway:各サーバおよびクラスタ(該当する場合)のサービス中およびアクティブなポートの数。

ルート リストが使い果たされました(Route List exhausted)

コール処理ログ

Unified RTMT により LogCall API が呼び出されると常に、コール処理データがメモリに蓄積されます。 5 分ごとに、Unified RTMT はデータを単一のレコードとしてファイルに記録し、メモリを消去します。

次のカウンタについて、それぞれの計算に基づき、5 分ごとにデータが記録されます。

  • cmCallsAttempted:累積(過去 5 分間で、最後に収集された値と最初に収集された値の差分)

  • cmCallsCompleted:累積(過去 5 分間で、最後に収集された値と最初に収集された値の差分)

  • cmCallsInProgress:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • gwMGCP_FXS_CallsCompleted:累積(過去 5 分間で、最後に収集された値と最初に収集された値の差分)

  • gwMGCP_FXO_CallsCompleted:累積(過去 5 分間で、最後に収集された値と最初に収集された値の差分)

  • gwMGCP_PRI_CallsCompleted:累積(過去 5 分間で、最後に収集された値と最初に収集された値の差分)

  • gwMGCP_T1_CAS_CallsCompleted:累積(過去 5 分間で、最後に収集された値と最初に収集された値の差分)

  • gwH323_CallsAttempted:累積(過去 5 分間で、最後に収集された値と最初に収集された値の差分)

  • gwH323_CallsInProgress:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • gwH323_CallsCompleted:累積(過去 5 分間で、最後に収集された値と最初に収集された値の差分)

  • trunkH323_CallsAttempted:累積(過去 5 分間で、最後に収集された値と最初に収集された値の差分)

  • trunkH323_CallsInProgress:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • trunkH323_CallsCompleted:累積(過去 5 分間で、最後に収集された値と最初に収集された値の差分)

  • trunkSIP_CallsAttempted:累積(過去 5 分間で、最後に収集された値と最初に収集された値の差分)

  • trunkSIP_CallsInProgress:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • trunkSIP_CallsCompleted:累積(過去 5 分間で、最後に収集された値と最初に収集された値の差分)

  • gwMGCP_FXS_PortsInService:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • gwMGCP_FXO_PortsInService:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • gwMGCP_PRI_SpansInService:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • gwMGCP_T1_CAS_SpansInService:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • gwMGCP_FXS_ActivePorts:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • gwMGCP_FXO_ActivePorts:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • gwMGCP_PRI_ActiveChannels:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • gwMGCP_T1_CAS_ActiveChannels:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

AMC サービスは、Windows パフォーマンス ツールと互換性のある CSV 形式でコール データを記録します。 ログのヘッダーは、タイムゾーン情報と、サーバーの以前にリストされたカウンタを含む列のセットで構成されます。 該当する場合、これら一連のカラムが、クラスタ内のすべてのサーバーに対して繰り返されます。

コール ログのファイル名には、CallLog_MM_DD_YYYY_hh_mm.csv という形式が適用されます。

各ログ ファイルの最初の行はヘッダーです。

セッション トレースの実行

Unified Communications Manager は、通過する着信および発信のコールまたはセッションを構成する SIP メッセージのすべてのアクティビティをキャプチャしてログに記録します。 Unified Communications Manager は、メッセージをトランザクションごとに新しいコール ログ ファイルに格納します。このファイルは、後処理作業のために RTMT でダウンロードできます。

RTMT を使用すると、次の基準に基づいてコールを検索したりトレースしたりすることができます。

  • 発信者番号/URI

  • 着信者番号/URI

  • 開始時刻

  • 時間(Duration)

RTMT では、開始時刻と通話時間を含むコール ログ ファイルがダウンロードされます。 一致するコールが検索され、一致するコール レコードがリストに示され、SIP メッセージのコール フロー図が表示されます。

ローカル システムにもコール ログを保存できます。 保存されているコール ログに基づいて、RTMT は一致するコールを検索し、一致するレコードを表示し、SIP メッセージのコール フロー図を提供できます。

始める前に

次の作業を実行します。

  • コール トレースを有効または無効にするには、エンタープライズ パラメータ [コール トレース ログの有効化(Enable Call Trace Log)] を使用します。 エンタープライズ パラメータの設定の詳細については、『System Configuration Guide for Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。

  • コール トレース ログ ファイルの最大数のデフォルト値を 2000 に設定し、コール トレース ログ ファイルの最大サイズのデフォルト値を 2 MB に設定します。

リアルタイム データのモニタリング

RTMT を使用してリアルタイム データをモニタするには、次の手順に従ってください。


(注)  


コールの検索条件として使用できるのは、発信者番号/URI、着信者番号/URI、開始時刻、および通話時間です。 検索は、ローカル ノードだけでなく Unified Communications Manager クラスタ全体に適用されます。 トレース ファイルを収集できないノードがある場合は、下のパネルにエラー メッセージが表示され、メッセージ プロンプトがポップアップされます。



(注)  


発信者番号/URI と着信者番号/URI では、任意の数の文字に一致するワイルド文字「*」を使用できます。 たとえば、123* を検索すると、123、1234、123456 などの数値が検索されます。

"*"を含む数値を検索するには、"\*"を使用します。 たとえば、12*45 という Called Number を検索するには、検索ボックスに 12\*45 と入力します。


手順

ステップ 1

セッション トレースに関する情報を表示するには、RTMT メニューから、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [コール処理(Call Process)] > [セッション トレース ログ表示(Session Trace Log View)] > [リアル タイム データ(Real Time Data)] の順に選択します。

[リアル タイム データ(Real Time Data)] 画面が表示されます。

ステップ 2

検索条件を入力し、[Run]をクリックします。

エラーを無視して入力に基づくテーブルを生成する場合は、[Yes]をクリックします。

一致するコールが見つかった場合は、[一致するコール(Matching Call)] ペインに、[開始時刻(Start Time)]、[発信 DN(Calling DN)]、[元の着信 DN(Original Called DN)]、[最終着信 DN(Final Called DN)]、[発信側デバイス名(Calling Device Name)]、[着信側デバイス名(Called Device Name)]、および [終了原因コード(Termination Cause Code)] が表示されます。

(注)  

 

着信側のトレース機能により、[発信側デバイス名(Calling Device Name)] フィールドと [着信側デバイス名(Called Device Name)] フィールドが追加されます。

  • 発信側デバイス名と着信側デバイス名は、到達不能な宛先に対して発信されたコールなど、失敗したコールには使用できません。

  • [終了原因コード(Termination Cause Code)] を使用して失敗したコールを特定できます。また、コールが失敗した理由も示されます。 [Termination Cause Code] はカッコ内に表示され、その後に説明が続きます。

  • コールが実行中の場合、またはコールの後にコール トレース ログ機能がオフにされた場合、[Termination Cause Code] 列は空白になります。

コール レコードが [一致するコール(Matching Calls)] ペインに表示されると、コールをトレースできます。

(注)  

 

原因コードの説明が表示されない場合、または終了原因コードの詳細を確認する必要がある場合は、『Cisco Unified Call Details Records Administration Guide』の「CDR cause codes」を参照してください。


ローカル ディスクからセッション トレース データのモニタリング

ローカル ディスクに保存されるログからセッション トレース データをモニタするには、次の手順に従ってください。

手順

ステップ 1

RTMT メニューから、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [コール処理(Call Process)] > [セッション トレース ログ表示(Session Trace Log View)] > [ローカル ディスクから開く(Open from Local Disk)] の順に選択します。

[ローカル ディスクから開く(Open from Local Disk)] 画面が表示されます。

ステップ 2

[ファイルの場所(File Location)]フィールドに、ローカル ディスク上のコール ログ ファイルが保存されるディレクトリを指定します。 [参照(Browse)]をクリックしてディレクトリ パスを指定することもできます。

ステップ 3

特定の期間のコール レコードを表示するには、[時間による検索を有効にする(Enable Time Based Search)]チェックボックスをオンにします。 このチェックボックスをオンにすると、[期間(Duration)]フィールドで期間を指定できます。 このチェックボックスをオンにしない場合、期間を指定できなくなります。 このような場合、保存されたログ ファイル内にある指定された開始時刻からのすべてのコールが表示されます。

ステップ 4

検索条件を入力し、[実行(Run)]をクリックします。

(注)  

 

発信者番号/URI と着信者番号/URI では、任意の数の文字に一致するワイルド文字「*」を使用できます。 たとえば、123* を検索すると、123、1234、123456 などの数値が検索されます。

「*」を含む数値を検索するには、「\*」を使用します。 たとえば、12*45 という Called Number を検索するには、検索ボックスに 12\*45 と入力します。

一致するコールが見つかった場合は、[一致するコール(Matching Call)] ペインに、[開始時刻(Start Time)]、[発信 DN(Calling DN)]、[元の着信 DN(Original Called DN)]、[最終着信 DN(Final Called DN)]、[発信側デバイス名(Calling Device Name)]、[着信側デバイス名(Called Device Name)]、および [終了原因コード(Termination Cause Code)] が表示されます。

(注)  

 

着信側のトレース機能により、[発信側デバイス名(Calling Device Name)] フィールドと [着信側デバイス名(Called Device Name)] フィールドが追加されます。

  1. 発信側デバイス名と着信側デバイス名は、到達不能な宛先に対して発信されたコールなど、失敗したコールには使用できません。

  2. [終了原因コード(Termination Cause Code)] を使用して失敗したコールを特定できます。また、コールが失敗した理由も示されます。 終了原因コードはカッコ内に表示され、その後に説明が続きます。

  3. コールが実行中の場合、またはコールの後にコール トレース ログ機能がオフにされた場合、[Termination Cause Code] 列は空白になります。

(注)  

 

原因コードの説明が表示されない場合、または終了原因コードの詳細を確認する必要がある場合は、『Cisco Unified Call Details Records Administration Guide』の「CDR cause codes」を参照してください。


コールのトレース

指定した検索条件によって表示されるコール レコードをトレースするには、次の手順に従います。


(注)  


この手順は、"リアルタイム データのモニタリング""ローカル ディスクからセッション トレース データのモニタリング"とともに使用します。


手順

ステップ 1

トレースするコール(行)を選択します。

デフォルトでは、[SIP メッセージを含める(Include SIP Message)]チェックボックスはオンで、関連する SIP プロトコル メッセージまたはコール トランザクションが表示されます。

ステップ 2

SIP メッセージ コール フロー図を生成するには、[Trace Call]をクリックします。 セッション情報の生成を停止する場合は、進捗ウィンドウで [Cancel]をクリックします。

[コール図の分析(Analyze Call Diagram)]ウィンドウに、コール フロー図の対応する SIP メッセージが表示されます。

ステップ 3

表示するタブをクリックします。 次のタブを使用できます。

  1. コール フロー図(Call Flow Diagram):コール フロー図の対応する SIP メッセージが表示されます。

  2. ログ ファイル(Log File):ログ ファイル全体が表示されます。

  3. SIP メッセージ(SIP Message):[SIP メッセージを含める(Include SIP Message)]チェックボックスがオンになっている場合にだけ表示されます。 SDI ログ ファイルに記録された実際の SIP メッセージが表示されます。

ステップ 4

コール フロー図の SIP メッセージにマウスをポイントします。 表示される詳細を次の表に示します。

フィールド

説明

Sender

起点のコールの IP アドレスを表示します。

GUID

SIP コール ID を表示します。

Message Label

ポイントした対応する SIP メッセージのメッセージ タイプ(「200 OK」、「180 呼び出し中(180 Ringing)」など)を表示します。

レシーバ

宛先のコールの IP アドレスを表示します。

MAC_ADDRESS

デバイス名を表示します。

Message Tag

SDI トレース ファイルの実際のメッセージと一致するシーケンス番号を表示します。

MSG_TYPE

メッセージのタイプを表示します。

相関 ID(Correlation ID)

相関 ID を表示します。

Timestamp

コール操作(コール セットアップ、スプリット、参加、解放)が行われるサーバ時刻を表示します。

詳細な SIP メッセージ(Detailed SIP Message):[SIP メッセージを含める(Include SIP Message)] チェックボックスがオンになっている場合にだけ表示されます。 SDL ログ ファイルに記録された実際の SIP メッセージが表示されます。

ログ ファイルのメッセージ(Message in Log File):メッセージを含むログ ファイルを表示します。

SDL ログ ファイルに記録された SIP メッセージを表示するには、次の操作を実行します。

  • Cisco Unified Serviceability([トレース(Trace)] > [設定(Configuration))の [トレース設定(Trace Configuration)] ウィンドウで [SIP 呼処理のトレースの有効化(Enable SIP Call Processing Trace)] チェックボックスをオンにします。 詳細については、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』を参照してください。

  • トレース レベルを、[状態遷移(State Transition)]、[重大(Significant)]、[任意(Arbitrary)] または [詳細(Detailed)] のいずれかに設定します。

(注)  

 

ローカル ディスクに保存されたログからセッション トレース データをモニタする場合は、SDL/SDI ログがコール ログの親ディレクトリに存在する場合にだけ、詳細な SIP メッセージが使用できます。

ステップ 5

[保存] をクリックします。

リアルタイム データをモニタする場合、SIP メッセージを含む SDL ファイルとともに、コール フロー図が指定したフォルダに index.html として保存されます。 ファイルはテクニカル アシスタンス センター(TAC)に電子メールで送信できます。 リアルタイム データのモニタリングの詳細については、"リアルタイム データのモニタリング"を参照してください。 保存したコール フロー図の SIP メッセージは、ハイパーリンクとして表示されます。 SIP メッセージをクリックすると、次の詳細情報とともに詳細な SIP メッセージが新しいウィンドウに表示されます。

フィールド

説明

Sender

起点のコールの IP アドレスを表示します。

GUID

SIP コール ID を表示します。

Message Label

ポイントした対応する SIP メッセージのメッセージ タイプ(「200 OK」、「180 呼び出し中(180 Ringing)」など)を表示します。

レシーバ

宛先のコールの IP アドレスを表示します。

MAC_ADDRESS

デバイス名を表示します。

Message Tag

SDI トレース ファイルの実際のメッセージと一致するシーケンス番号を表示します。

MSG_TYPE

メッセージのタイプを表示します。

相関 ID(Correlation ID)

相関 ID を表示します。

Timestamp

コール操作(コール セットアップ、スプリット、参加、解放)が行われるサーバ時刻を表示します。

[ローカル ディスクから開く] オプションを使って Unified Communications Manager 8.5(1) または 8.6(1) のログを開き、ラダー図を保存した場合、SIP メッセージ、SIP メッセージを含んでいる SDI ログ ファイル、およびコールを開始する 5 分前からコールを開始してから 5 分経つまでの期間の SDL ログ ファイルが保存されます。 Unified Communications Manager 9.0(1) 以降からログを保存すると、コールの詳細を含む SDL ログ ファイルは index.html と SIP メッセージとともに保存されます。 ローカル ディスクに保存したログからのセッション トレース データのモニタリングの詳細については、"ローカル ディスクからセッション トレース データのモニタリング"を参照してください。

(注)  

 

ファイルを zip 形式にしている場合は、zip ファイルをローカル フォルダに解凍し、それらのファイルを開いてイメージを表示します。

次の操作を実行できます。

  1. オンライン ヘルプを表示するには、[Help]をクリックします。

  2. [Analyze Call Diagram] 画面を終了するには、[Close]をクリックします。

  3. 前のページに戻るには、[Previous Messages]をクリックします。

  4. 次のページに進むには、[Next Messages]をクリックします。

    (注)  

     

    [前のメッセージ(Previous Messages)]または [次のメッセージ(Next Messages)]は、メッセージのサイズがしきい値を超えた場合にのみ有効になります。

Session Manager では、新しいログ ファイルにコール データが記録されます。 これらの新しいログ ファイルは、/var/log/active/cm/trace/ccm/calllogs/ フォルダにあります。

コール ログ名のファイル名パターンは、calllogs_dddddddd.txt.gz です。

詳細な SIP メッセージは、SDI トレースに記録されます。

コール ログには、次の種類のメッセージが含まれます。

  • コール制御:コール セットアップ、スプリット、参加およびリリースでコール情報が書き込まれます。

    Timestamp|MessageType (CC)|Operation (SETUP/SPLI/JOIN/RELEASE)|CI for one leg (aCI)|CI for other leg (bCI)|calling DN|Orig Called DN|Final Called DN
  • デバイス レイヤ:デバイスとやりとりされるメッセージに関連するメタデータ情報が書き込まれます。

    Timestamp|MessageType (SIPL/SIPT)|My leg CI|Protocol(tcp/ucp)|Direction (IN/OUT)|local ip|local port|device name|device ip|device port|Correlation id|Message Tag|SIP Call ID|SIP method

次の制限は、コール フロー図が生成された場合に適用されます。

  • 検索では、不完全なコールは表示されません。

    例:

    ユーザーがハンドセットを取り上げ、完全な DN にダイヤルせずにコールを終了した場合、そのコールは検索結果にリストされません。

  • 次のシナリオでは、コール フロー図に一部の SIP メッセージが表示されないことがあります。

    • 電話会議の参加者が 3 人以上いる場合。

    • コール レッグを使用して、機能を単独で呼び出した場合。

    例:

    電話機 B と電話機 C は同じピックアップ グループ内にあります。

    1. ユーザ A が電話機 B に電話します。

    2. ユーザ C が電話機 C のハンドセットを取り上げます。

    3. ユーザ C は [ピック(PickUp)] ソフトキーを押してコールをピックアップします。

手順 2 で交換された SIP メッセージは、コール フロー図に表示されません。

このような場合、RELEASE メッセージはコール ログに記録されますが、対応する SETUP メッセージは記録されません。


サービスのモニタリング

サービスモニタリングカテゴリは、サーバーまたはクラスタ内の異なるサーバー上の Cisco TFTP リクエスト、データベースアクティビティおよびハートビートのアクティビティをモニタします(該当する場合)。

Cisco TFTP サービスは、File Transfer Protocol(FTP)の簡易バージョンである Trivial File Transfer Protocol と整合性のあるファイルを構築して提供します。 Cisco TFTP は、コンフィギュレーションファイルを作成し、埋め込みコンポーネント実行ファイル、リンガーファイル、デバイスコンフィギュレーションファイルを提供します。 Cisco TFTP リクエストの合計、見つからないリクエスト、および中止されたリクエストを表示できます。

Unified RTMT は、Unified Communications Manager と、サーバまたはクラスタ内の異なるサーバ(該当する場合)用の Cisco TFTP サービスのハートビートをモニタします。 ハートビートはモニタ対象の期間のインジケータとして機能します。 ハートビートが失われると、RTMT ウィンドウの右下隅に点滅するアイコンが表示されます。 ハートビートの損失がいつ検出されたのかを確認するには、点滅するアイコンをクリックします。 システムを設定した場合は、電子メールでハートビートの損失を通知できます。

[Database Summary] にサーバーまたはデータベースでキューイングされる変更通知リクエストなどのクラスタ内の各サーバーに接続情報(該当する場合)、メモリ、実行中のクライアント接続の合計数、作成されたデバイスリセット、複製およびレプリケーション状態のためにキューに入れられているデバイスの数にキューイングされている変更通知リクエスト提供します。

CTI と Cisco TFTP 使用状況の統計情報に関する日次レポートについては、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』を参照してください。

次の表に、RTMT がモニタするサービス オブジェクト、アラート、しきい値とそのデフォルト値に関する情報を提供します。

表 4. サービスのカテゴリー

監視対象オブジェクト(表示)

アラート/しきい値/デフォルト

各 CTI Manager のオープン デバイス、回線、CTI 接続、およびアクティブな Unified Communications Manager リンクの数。

該当なし

各 Cisco TFTP サーバーの TotalTftpRequests および TotalTftpRequestsAborted。

該当なし

各ディレクトリサーバーの接続と複製のステータス。

  • 接続に失敗しました。

  • 複製に失敗しました。

Cisco CallManager、Cisco TFTP サービスのハートビート率。

  • Unified Communications Manager のハートビート率は <0.x を指定します。 デフォルトは 0.5 です。

  • Cisco TFTP のハートビート率は <0.x を指定します。 デフォルトは 0.5 です。

サービス ログ

RTMT が LogService API を呼び出すたびにサービス データはメモリに蓄積されます。 5 分ごとに、RTMT はデータを単一のレコードとしてファイルに記録し、メモリを消去します。

次に示すカウンタのデータが、それぞれの計算に基づいて 5 分ごとに記録されます。

  • ctiOpenDevices:最後の 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • ctiLines:最後の 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • ctiConnections:最後の 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • ctiActiveCMLinks:最後の 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • tftpRequests:累積(最後に収集された値と最後の 5 分間の最初に収集された値の差)

  • tftpAbortedRequests:累積(最後に収集された値と最後の 5 分間の最初に収集された値の差)

AMC サービスは、サービス データを CSV 形式で記録します。 ログのヘッダーは、タイムゾーン情報と、サーバーに関して以前にリストされた前のカウンタを含むカラムのセットで構成されます。 該当する場合、これら一連のカラムが、クラスタ内のすべてのサーバーに対して繰り返されます。

サービス ログのファイル名には、ServiceLog_MM_DD_YYYY_hh_mm.csv という形式が適用されます。

各ログの最初の行はヘッダーです。

デバイス ログ

RTMT から LogDevice API がコールされるたびに、デバイス データがメモリに蓄積されます。 5 分ごとに、RTMT はデータを単一のレコードとしてファイルに記録し、メモリを消去します。

次に示すカウンタのデータが、それぞれの計算に基づいて 5 分ごとに記録されます。

  • gatewayDevicesFXS:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • gatewayDevicesFXO:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • gatewayDevicesPRI:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • gatewayDevicesT1:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

  • gatewayDevicesH323:過去 5 分間に収集されたすべての値の平均

AMC サービスは、デバイス データを CSV 形式で記録します。 ログのヘッダーは、時間帯情報とサーバーの前回リストしたカウンタを含む列のセットで構成されます。 該当する場合、これら一連のカラムが、クラスタ内のすべてのサーバーに対して繰り返されます。

デバイス ログのファイル名には、DeviceLog_MM_DD_YYYY_hh_mm.csv という形式が適用されます。

各ログ ファイルの最初の行はヘッダーです。

デバイスのモニタリング

デバイスのモニタリング

デバイス監視カテゴリはデバイスの要約、電話機のデバイスの検索機能と概要を示します。

登録済みデバイスの日次レポートについては、" Cisco Unified Serviceability Administration Guide "を参照してください。

次の表に、Unified RTMT がモニタするオブジェクト、アラート、しきい値、デフォルト、およびこれらのデバイスに対して RTMT が生成するレポートの種類に関する情報を示します。

表 5. デバイスのカテゴリ

監視対象オブジェクト(表示)

アラート/しきい値/デフォルト

サーバごと、またはクラスタ内のすべてのサーバ(該当する場合)に登録された電話機の数。

登録される電話機の合計数は、連続したポーリング中は X% 下がります。 デフォルトは 10% です。

サーバごと、またはクラスタ内のすべてのサーバ(該当する場合)に登録されたゲートウェイの数。

for Unified Communications Manager

  • (警告)登録されるゲートウェイのクラスタ全体での合計数は、連続したポーリング中は減少します。

  • (情報)登録されるゲートウェイのクラスタ全体での合計数は、連続したポーリング中は増加します。

サーバごと、またはクラスタ内のすべてのサーバ(該当する場合)に登録されたメディア デバイスの数。

for Unified Communications Manager

  • (警告)登録されるメディア デバイスのクラスタ全体での合計数は、連続したポーリング中は減少します。

  • (情報)登録されるメディア デバイスのクラスタ全体での合計数は、連続したポーリング中は減少します。

  • メディア リストが使い果たされました。

[デバイス検索(Device search)] メニューを構成する検索可能な項目は、電話、ゲートウェイ デバイス、H.323 デバイス、CTI デバイス、ボイス メッセージ デバイス、メディア リソース、ハント リスト、および SIP トランクです。

Unified Communications Manager システム内のデバイスを検索し、データベースで設定された登録解除中状態、拒否されたデバイス、登録されているなど、デバイスの状態を選択できます。 また、任意のモデルまたは特定のデバイス モデルで検索したり、複数の異なる属性を含む条件を設定できます。 電話検索では、電話プロトコルに基づいて検索することもできます。 また、デバイスのレポートを生成して、それらのトラブルシューティングを行うこともできます。


(注)  


現在、クラスタ内の 1 つのノードに対して、[デバイスの検索(Device Search)] ページに表示されるデバイスの数は 200 台のみです。

Unified RTMT では、一致するデバイスを見つけるために Cisco RIS の問い合わせを行います。 結果は、一致した各デバイスを行に、指定された各属性を列に含む表で表示されます。オープンまたはクローズされたデバイスのタイムスタンプ、およびデバイス メディアを制御するアプリケーションも表示されます。

Unified Communications Manager クラスタがあり、[Status]オプションを選択することで検索すると、 Unified RTMT はメッシュ デバイス タイプのスナップショットを表示せず、すべての選択された Unified Communications Manager サーバ用の Cisco RIS データベースからそのデバイス タイプのデータをしばらく表示します。 その結果、Unified RTMT 内で複数のステータス(登録済み、未登録など)であるデバイスについて複数のエントリが表示される場合があります。

1 つのデバイスに複数のエントリが表示される場合は、そのデバイスの現在のステータスは最新のタイムスタンプを持つエントリに反映されています。 System Configuration Guide for Cisco Unified Communications Manager にある Cisco RIS Data Collector サービスに対する Cisco RIS Unused Cisco CallManager Device Store Period サービス パラメータを設定すると、登録解除されたかまたは拒否されたデバイスの情報を Cisco RIS データベースが維持する期間を設定できます。 サービス パラメータの設定の詳細については、『System Configuration Guide for Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。


ヒント


一致する項目を Unified RTMT で検索するには、[サービスのアクティブ化(Service Activation)] ウィンドウで Cisco RIS Data Collector サービスをアクティブにする必要があります。

結果は、一致した各デバイスを行に、指定された各属性を列に含む表で表示されます。オープンまたはクローズされたデバイスのタイムスタンプ、およびデバイス メディアを制御するアプリケーションも表示されます。

電話機の概要では、登録済みの電話機の数、SIP を実行中の電話機、SCCP を実行中の電話機、部分的に登録された電話機、登録の試行に失敗した回数、および登録されたデュアルモード デバイスの数(TCT および BOT デバイス タイプのみをサポート)に関する情報を提供します。

モニタする特定デバイスの検索

次のデバイス タイプのデータをモニタするには、次の手順に従ってください。

  • 電話機
  • ゲートウェイ デバイス
  • H.323 デバイス
  • CTI デバイス
  • ボイスメール デバイス
  • メディア リソース
  • ハント リスト
  • SIP トランク
手順

ステップ 1

次のいずれかの作業を実行します。

  1. クイック起動チャネルで、次の手順を実行します。

    1. [音声/ビデオ(Voice/Video)]ボタンをクリックします。

    2. ツリー階層で [デバイス(Device)]をダブルクリックします。

    3. [デバイス検索(Device Search)]アイコンをクリックします。

  2. [音声/ビデオ(Voice/Video)] > [デバイス(Device)] > [デバイス検索(Device Search)] > [デバイス検索を開く(Open Device Search)] の順に選択し、デバイス タイプ(電話機、ゲートウェイ、ハント リストなど)を選択します。 検索条件を入力するデバイス検索ウィンドウが表示されます。

    [デバイス検索(Device Search)]ウィンドウに、クラスタ名(該当する場合)および、モニタできるすべてのデバイス タイプを一覧表示するツリー階層が表示されます。

    ヒント

     

    デバイス検索ペインまたはCTI検索ペインを表示した後、デバイスタイプを右クリックしてCCMAdminを選択し、Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーションに移動できます。

ステップ 2

すべてのデバイスを検索するか、または選択できるデバイス モデルの完全なリストを表示するには、クラスタ名を右クリックし、[モニタ(Monitor)]を選択します。

ステップ 3

特定のデバイス タイプをモニタするには、ツリー階層でデバイス タイプを右クリックするか、ダブルクリックします。

(注)  

 

デバイス タイプを右クリックする場合、デバイス選択ウィンドウが表示されるように、[モニタ(Monitor)]を選択する必要があります。

ステップ 4

[ステータスでデバイスを選択(Select device with status)]ウィンドウで、適用するオプション ボタンをクリックします。

ステップ 5

クリックしたラジオボタンの隣のドロップダウンリストボックスで、デバイス情報を表示する任意のコール・マネージャーまたは特定の Unified Communications Manager サーバーを選択します。

ヒント

 

残りの手順では、[&lt; 戻る(&lt; Back)][次へ &gt;(Next &gt;)][終了(Finish)]、または [キャンセル(Cancel)] ボタンを選択できます。

ステップ 6

[次へ(Next)] ボタンをクリックします。

ステップ 7

[ダウンロード ステータスでデバイスを選択(Select Device with Download Status)] ペインで、適用するオプション ボタンをクリックし、[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 8

[デバイス モデルで検索(Search by device model)] ペインで、適用するオプション ボタンをクリックします。

ヒント

 

[デバイス モデル(Device Model)]を選択した場合、デバイス情報を表示するデバイス タイプを選択します。

ステップ 9

[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 10

[名前で検索(Search with name)] ペインで、適用するオプション ボタンをクリックし、必要に応じて対応するフィールドに適切な情報を入力します。

(注)  

 

IPv6 アドレスを入力すると、IP サブネットは適用されません。

ステップ 11

[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 12

[次の属性をモニタ(Monitor following attributes)] ペインで、検索する属性を 1 つまたはすべてオンにします。

ステップ 13

[終了(Finish)]をクリックします。

(注)  

 

デバイスの中には、すべての検索条件に対して情報を提供しないものがあります。 たとえば、アクティブ ロード、非アクティブ ロード、ダウンロード ステータス、またはダウンロード理由に対して電話機をモニタするように選択した場合、ダウンロード ステータスの結果は、この情報を提供できない電話機モデルに対して Unknown と表示します。


電話情報の表示

RTMT デバイス モニタリング ペインに表示する電話に関する情報を表示できます。 この項では、電話情報の表示方法について説明します。

手順

ステップ 1

RTMT デバイス モニタリング ペインで、電話を検索して表示します。

ステップ 2

次のいずれかの作業を実行します。

  1. 情報を表示する電話を右クリックし、[開く(Open)]を選択します。

  2. 電話をクリックし、[デバイス(Device)] > [開く(Open)] の順に選択します。

    [デバイス情報(Device Information)]ウィンドウが表示されます。

ステップ 3

[ステータスでデバイスを選択(Select device with status)] ペインで、適用するオプション ボタンをクリックします。

ステップ 4

クリックしたラジオボタンの隣のドロップダウンリストボックスで、デバイス情報を表示する任意のコール・マネージャーまたは特定の Unified Communications Manager サーバーを選択します。

ステップ 5

[デバイス モデルごとに検索(Search By Device Model)] ペインで、表示する電話プロトコルを選択します。

ステップ 6

[すべてのモデルまたはデバイス モデル(Any Model or Device Model)]オプション ボタンをクリックします。

[デバイス モデル(Device Model)]オプション ボタンをクリックした場合、表示する電話モデルを選択します。

ステップ 7

[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 8

[名前で検索(Search With Name)] ペインで適用するオプション ボタンをクリックし、対応するフィールドに適切な情報を入力します。

ステップ 9

[次の属性をモニタ(Monitor following attributes)] ペインで、検索する属性を 1 つまたはすべてオンにします。

ステップ 10

[終了(Finish)]をクリックします。

[デバイス情報(Device Information)]ウィンドウが表示されます。 デバイスの詳細については、ウィンドウの左側のペインに表示されている任意のフィールドを選択します。


エンドポイントの PRT 情報の生成

デバイスまたはエンドポイントは、診断およびトラブルシューティング用の重大なイベントごとにアラームを生成します。 [PRT の生成 (Generate)] オプションを使用して、電話機のログ収集をリモートでトリガーし、"Customer support upload URL" パラメータで設定されているログサーバーにアップロードします。

手順

ステップ 1

RTMT デバイス モニタリング ペインで、電話を検索して表示します。

ステップ 2

情報を表示する電話を右クリックし、[PRT の生成] を選択します。

生成されたレポートは、Customer support upload URL にアップロードされます。

(注)  

 

Customer support upload URL パラメータは、[エンタープライズ (Enterprise)]、[プロファイル (Profile)]、または [デバイスレベル] 設定ページの設定のいずれかで確認します。 それ以外の場合、PRT は生成できません。


デバイス プロパティの表示

RTMT デバイス モニタリング ペインに表示されるデバイスのプロパティを表示できます。 デバイスのプロパティを表示するには、次の手順に従います。

手順

ステップ 1

RTMT デバイス モニタリング ペインで、デバイスを検索して表示します。

ステップ 2

次のいずれかの作業を実行します。

  • プロパティ情報が必要なデバイスを右クリックし、[プロパティ(Properties)]を選択します。
  • プロパティ情報が必要なデバイスをクリックし、[デバイス(Device)] > [プロパティ(Properties)] の順に選択します。

ステップ 3

デバイスの説明情報を表示するには、[説明(Description)]タブをクリックします。

ステップ 4

他のデバイス情報を表示するには、[その他の情報(Other Info)]タブをクリックします。


デバイスおよび perfmon カウンタのポーリング レートのセットアップ

Unified Communications Manager は、カウンタ、デバイス、およびゲートウェイポートをポーリングして、ステータス情報を収集します。 RTMT モニタリング ペインで、パフォーマンス モニタリング カウンタとデバイスのポーリング間隔を設定します。


(注)  


頻度の高いポーリングレートは、Unified Communications Manager のパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。 チャート形式でパフォーマンスカウンタをモニタするための最小ポーリングレートは 5 秒です。表形式でパフォーマンスカウンタをモニタするための最小レートは 1 秒です。 両方のデフォルト値は 10 秒です。



(注)  


デバイスのデフォルト値は 10 分です。


ポーリング レートを更新するには、次の手順に従ってください。

手順

ステップ 1

RTMT モニタリング ペインにデバイスまたはパフォーマンス モニタリング カウンタを表示します。

ステップ 2

デバイスをクリックし、[編集(Edit)] > [ポーリング レート(Polling Rate)] の順に選択します。

ステップ 3

[ポーリング間隔(Polling Interval)] ペインで、使用する時間を指定します。

ステップ 4

OKをクリックします。


CTI アプリケーション、デバイス、および回線のモニタリング

CTI カテゴリは、CTI Manager アクティビティをモニタし、CTI 検索機能を提供します。 CTI Manager によって、オープンしているデバイスの数、回線の数、および CTI 接続の数をモニタできます。

CTI アプリケーション、デバイス、および回線についての基準(CTI の状況、デバイス名、アプリケーション パターン、属性など)を指定できます。


ヒント


一致する項目を RTMT で検索するには、Cisco Unified Serviceability[サービスのアクティブ化(Service Activation)] ウィンドウで Cisco RIS Data Collector サービスをアクティブにする必要があります。


結果は、一致した各デバイスを行に、指定された各属性を列に含む表で表示されます。オープンまたはクローズされたデバイスのタイム スタンプ、およびデバイス メディアを制御するアプリケーションも表示されます。

CTI Manager 情報の表示

各サーバーまたは(該当する場合は)クラスタ内の各サーバーに対して開いているデバイス、回線、および CTI 接続のチャートを表示するには、次の手順に従います。

手順

ステップ 1

クイック起動チャネルの [音声/ビデオ(Voice/Video)]をクリックします。

ステップ 2

[CTI]をダブルクリックします。

ステップ 3

[CTI Manager]アイコンをクリックします。


モニタする CTI アプリケーションの検索

モニタする特定の CTI アプリケーションを検索するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

次のいずれかの作業を実行します。

  • クイック起動チャネルで、次の手順を実行します。
    1. [音声/ビデオ(Voice/Video)]ボタンをクリックします。

    2. ツリー階層で [CTI]をダブルクリックします。

    3. [CTI 検索(CTI Search)] アイコンをクリックします。

  • [音声/ビデオ(Voice/Video)] > [CTI] > [CTI 検索(CTI Search)] > [CTI アプリケーション(CTI Applications)] の順に選択します。 検索条件を入力できる選択ウィンドウが表示されます。

ステップ 2

[CTI Manager]ドロップダウン リスト ボックスから、モニタする CTI Manager を選択します。

ステップ 3

[アプリケーションのステータス(Applications Status)]ドロップダウン リスト ボックスから、アプリケーションのステータスを選択します。

ステップ 4

[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 5

[アプリケーション パターン(Application Pattern)] ペインで、適用するオプション ボタンをクリックします。

ステップ 6

クリックしたオプション ボタンのフィールドに情報を入力します。たとえば [IP サブネット(IP Subnet)]オプション ボタンをクリックした場合、フィールドに IP アドレスとサブネット マスクを入力します。

(注)  

 

IPv6 アドレスを入力すると、IP サブネットは適用されません。

ステップ 7

[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 8

[次の属性をモニタ(Monitor following attributes)]ウィンドウで、モニタする属性のチェックボックスを 1 つまたはすべてオンにします。

ステップ 9

[終了(Finish)]をクリックします。

アプリケーション モニタリング ペインでは、選択した情報を表示します。


モニタする CTI デバイスの検索

モニタする特定の CTI デバイスを検索するには、次の手順に従います。

手順

ステップ 1

次のいずれかの作業を実行します。

  • クイック起動チャネルで、次の手順を実行します。
    1. [音声/ビデオ(Voice/Video)]ボタンをクリックします。

    2. ツリー階層で [CTI]をダブルクリックします。

    3. [CTI 検索(CTI Search)] アイコンをクリックします。

  • [音声/ビデオ(Voice/Video)] > [CTI] > [CTI 検索(CTI Search)] > [CTI デバイス(CTI Devices)] の順に選択します。 検索条件を入力できる選択ウィンドウが表示されます。

ヒント

 

オプションを右クリックする場合、[モニタ(Monitor)]を選択します。

ステップ 2

[CTI Manager]ドロップダウン リスト ボックスから、モニタする CTI Manager を選択します。

ステップ 3

[デバイスのステータス(Devices Status)]ドロップダウン リスト ボックスから、デバイスのステータスを選択します。

ステップ 4

[デバイス(Devices)] ペインで、適用するオプション ボタンをクリックします。

ヒント

 

[デバイス名(Device Name)]を選択した場合、フィールドにデバイス名を入力します。

ステップ 5

[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 6

[アプリケーション パターン(Application Pattern)]ウィンドウで、適用するオプション ボタンをクリックします。

ステップ 7

クリックしたオプション ボタンのフィールドに情報を入力します。たとえば [IP サブネット(IP Subnet)]をクリックした場合、フィールドに IP アドレスとサブネット マスクを入力します。

(注)  

 

IPv6 アドレスを入力すると、IP サブネットは適用されません。

ステップ 8

[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 9

[次の属性をモニタ(Monitor following attributes)]ウィンドウで、モニタする属性のチェックボックスを 1 つまたはすべてオンにします。

ステップ 10

[終了(Finish)]をクリックします。

デバイスのモニタリング ペインでは、選択した情報を表示します。


モニタする CTI 回線の検索

モニタする特定の CTI 回線を検索するには、次の手順に従います。

手順

ステップ 1

次のいずれかの作業を実行します。

  • クイック起動チャネルで、次の手順を実行します。
    1. [音声/ビデオ(Voice/Video)]ボタンをクリックします。

    2. ツリー階層で [CTI]をダブルクリックします。

    3. [CTI 検索(CTI Search)] アイコンをクリックします。

  • [音声/ビデオ(Voice/Video)] > [CTI] > [CTI 検索(CTI Search)] > [CTI 回線(CTI Lines)] の順に選択します。 検索条件を入力できる選択ウィンドウが表示されます。

ヒント

 

オプションを右クリックする場合、[モニタ(Monitor)]を選択します。

ステップ 2

[CTI Manager & ステータス(CTI Manager & Status)]ドロップダウン リスト ボックスから、モニタする CTI Manager を選択します。

ステップ 3

[回線ステータス(Lines Status)]ドロップダウン リスト ボックスから、スタータスを選択します。

ステップ 4

[デバイス(Devices)] ペインで、適用するオプション ボタンをクリックします。

ヒント

 

[デバイス名(Device Name)]を選択した場合、フィールドにデバイス名を入力します。

ステップ 5

[回線(Lines)] ペインで、適用するオプション ボタンをクリックします。

(注)  

 

[電話番号(Directory Number)]を選択した場合、フィールドに電話番号を入力します。

ステップ 6

[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 7

[アプリケーション パターン(Application Pattern)] ペインで、適用するオプション ボタンをクリックします。

ステップ 8

クリックしたオプション ボタンのフィールドに情報を入力します。たとえば [IP サブネット(IP Subnet)]をクリックした場合、フィールドに IP アドレスとサブネット マスクを入力します。

(注)  

 

IPv6 アドレスを入力すると、IP サブネットは適用されません。

ステップ 9

[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 10

[次の属性をモニタ(Monitor following attributes)]ウィンドウで、モニタする属性のチェックボックスを 1 つまたはすべてオンにします。

ステップ 11

[終了(Finish)]をクリックします。

回線のモニタリング ペインでは、選択した情報を表示します。


アプリケーション情報の表示

Cisco Unified IP 電話、CTI ポート、CTI ルート ポイントなど、選択したデバイスのアプリケーション情報を表示できます。 アプリケーション情報を表示するには、次の手順に従ってください。

手順

ステップ 1

RTMT モニタリング ペインで、デバイスを検索して表示します。

ステップ 2

次のいずれかの作業を実行します。

  • CTI など、アプリケーション情報が必要なデバイスを右クリックして、[アプリ情報(App Info)]を選択します。
  • アプリケーション情報が必要なデバイスをクリックし、[デバイス(Device)] > [アプリ情報(App Info)] の順に選択します。

[アプリケーション情報(Application Information)] ウィンドウに CTI Manager Server の名前、アプリケーション ID、ユーザー ID、アプリケーション IP アドレス、アプリケーション ステータス、アプリケーションのタイムスタンプ、デバイスのタイム スタンプ、デバイス名、および CTI デバイスのオープン ステータスが表示されます。

ステップ 3

更新された情報を表示するには、[更新(Refresh)]をクリックします。 ウィンドウを閉じるには、[OK]をクリックします。


コール制御検出の学習パターンと SAF フォワーダ レポートへのアクセス

学習パターン レポートと Service Advertisement Framework(SAF)フォワーダ レポートは、コール制御検出機能をサポートします。 コール制御ディスカバリ機能を設定すると、Unified Communications Manager は、SAF ネットワークを使用する他のリモート コール制御エンティティにそれ自身とホストされた DN パターンをアドバタイズします。 同様に、これらのリモート呼制御エンティティ、 Unified Communications Manager で番号分析に再学習、挿入できる開催された DN パターンをアドバタイズします。 コール制御検出機能の詳細については、『Feature Configuration Guide for Cisco Unified Communications Manager』"「コール制御検出」"を参照してください。


(注)  


学習パターンは異なるソースから送信されている場合があるので、学習パターンがレポートで繰り返されることがあります。たとえば、別の IP アドレスから送信される可能性があります。


学習パターン レポートには、学習パターン名、タイム スタンプ、およびパターンの到達可能性ステータスなどが含まれます。 次の表を参照してください。

表 6. 学習パターン レポートのデータ

説明

パターン(Pattern)

リモート コール制御エンティティからの学習パターンの名前が表示されます。

Timestamp

ローカルの Unified Communications Manager が学習パターンとしてパターンをマークした日時が表示されます。

ステータス(Status)

学習パターンが到達可能だったか、到達不能だったかを示します。

プロトコル

学習パターンへの発信コールに使用した SAF 対応トランクのプロトコルが表示されます。リモート コール制御エンティティに SAF 対応トランクの QSIG トンネリングが設定されている場合は、データは、QSIG トンネリングが使用されていたことを示します。たとえば、このカラムに H.323 とともに EMCA が表示されます。

AgentID

学習パターンをアドバタイズしたリモート コール制御エンティティの名前が表示されます。

IP アドレス(IP Address)

学習パターンをアドバタイズしたコール制御エンティティの IP アドレスが表示されます。また、コール制御エンティティがコールの待機に使用するポート番号を表示します。

ToDID

学習パターンの PSTN フェールオーバー設定を表示します。

CUCMNodeId

ローカルの Unified Communications Manager ノードの ID を表示します。

SAF フォワーダ レポートは、SAF フォワーダの認証ステータスおよび登録ステータスなどの情報を表示します。 次の表を参照してください。

表 7. SAF フォワーダ レポートのデータ

説明

名前

Cisco Unified Communications Manager の管理 の [SAF フォワーダの設定(SAF Forwarder Configuration)] ウィンドウで設定した SAF フォワーダの名前が表示されます。

説明

Cisco Unified Communications Manager の管理 の [SAF フォワーダの設定(SAF Forwarder Configuration)] ウィンドウで設定した SAF フォワーダの説明が表示されます。 SAF フォワーダの説明を入力していない場合は、何も表示されません。

IP アドレス(IP Address)

" Cisco Unified Communications Manager の管理 "の[SAF Forwarder Configuration)]ウィンドウの設定値によって SAF フォワーダの IP アドレスを表示します。

ポート

Unified Communications Manager が SAF フォワーダに接続するために使用するポート番号を示します。デフォルトでは、Unified Communications Manager は 5050 を使用します。

タイプ(Type)

SAF フォワーダがプライマリ SAF フォワーダか、またはバックアップ SAF フォワーダに分類されているかを示します。

接続状況(Connection Status)

Unified Communications Manager がに SAF フォワーダに接続できるかどうかを示します。

認証タイプ(Authentication Type)

Unified Communications Manager がダイジェスト認証を使用して SAF フォワーダに接続したことを示します。

登録ステータス

Unified Communications Manager が SAF フォワーダに登録されているかどうかを示します。

最後に登録された時間(Time Last Registered)

Unified Communications Manager から SAF フォワーダと最後に登録された日付と時刻を表示します。

登録されたアプリケーション数(No of Registered Applications)

SAF フォワーダに登録されたサービスをアドバタイズおよびリクエストする CCD の総数を表示します。

接続の再試行数(No of Connection Re-Attempts)

コール制御エンティティ(この場合は、Unified Communications Manager)が SAF フォワーダに接続しようとした回数を表示します。

RTMT を使用すると、さまざまな条件に基づいて検索できます。たとえば、リモート コール制御エンティティの検索を指定すると、リモート コール制御エンティティのすべての学習パターンが表示されます。

RTMT で学習パターン レポートまたは SAF フォワーダ レポートにアクセスするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

レポートにアクセスするには、次のいずれかのアクションを実行します。

  1. 学習パターンの場合:RTMT のメニューから、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [レポート(Report)] > [学習パターン(Learned Pattern)] の順に選択します。 または、[音声/ビデオ(Voice/Video)]タブをクリックし、[学習パターン(Learned Pattern)]をクリックします。

  2. SAF フォワーダの場合:RTMT のメニューから、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [レポート(Report)] > [SAF フォワーダ(SAF Forwarders)] の順に選択します。 または、[音声/ビデオ(Voice/Video)]タブをクリックし、[SAF フォワーダ(SAF Forwarders)]をクリックします。

ステップ 2

[ノードの選択(Select a Node)]ドロップダウン リスト ボックスからノードを選択します。

学習パターンレポートでは、Cisco CallManager サービスを実行しているが、そのノード上で CCD リクエストサービスを実行していない場合は、ノードを選択したら、CCD Report Service が動作していないというメッセージが報告されます。 CCD リクエストサービスが選択したノードでアクティブでない場合、レポートは空として表示されます。

ステップ 3

レポート内のデータを確認します。

レポートされた項目の説明については、[学習パターン レポート(Learned Pattern Report)] テーブルのデータおよび [SAF フォワーダ レポート(SAF Forwarder Report)] テーブルのデータを参照します。

ステップ 4

データの表示後に、特定の条件に基づいて結果をフィルタ処理する場合は、[フィルタ(Filter)]ボタンをクリックし、検索する条件を指定し、[適用(Apply)]をクリックし、次に [OK]をクリックします。

ステップ 5

最新の結果を表示するには、[更新(Refresh)]をクリックします。

ステップ 6

データの特定の文字列を検索する場合は、[検索(Find)]ボタンをクリックして、文字列を入力したら、[次を検索(Find Next)]をクリックします。

ステップ 7

結果を保存する場合は、[保存(Save)]をクリックし、結果をどのように保存するかに応じて [XML]または [テキスト(Text)]を選択します。 データを保存する場所を参照し、保存するファイルに名前を付け、[保存(Save)]をクリックします。


着信側トレース レポートへのアクセス

着信側トレースでは、トレースする電話番号または電話番号のリストを設定することができます。 セッショントレースツールを使用してコールのオンデマンドトレースをリクエストできます。

着信側トレース機能は、ノード内の着信者番号に加えて、その発信者番号についての情報を提供します。 各ノードの情報を使用して、発信元へのコール バックをトレースできます。


(注)  


ユーザーは、電話番号のログにアクセスする権限を持つ管理者である必要があります。 MLA を使用して特定のロールに許可を付与するには、"着信側トレース"のリソースはロールに対して読み取りアクセス許可を有効にする必要があります。


Real-Time Monitoring Tool で着信側トレース レポートにアクセスするには、以下のステップに従います。

手順


ステップ 1

[RTMT] メニューから、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [Callprocess] > [着信側トレース(Called Party Trace)] の順に選択します。 または、[音声/ビデオ(Voice/Video)]タブをクリックし、次に、[着信側トレース(Called Party Trace)]をクリックします。

ステップ 2

ドロップダウン ボックスを使用して、レポートの開始時刻を選択します。

(注)  

 

開始時間は、現在の日付から 5 年前より古く設定できません。

ステップ 3

このレポートには、次の情報が表示されます。

  • 開始時刻

  • 発信側電話番号

  • 元の送信先電話番号

  • 着信側電話番号

  • 発信側デバイス名

  • 着信側デバイス名

(注)  

 

5 MB のトレース ファイル エントリが、RTMT によってアクセスされるログ ファイルに書き込まれている場合、新しいトレース エントリが記録されると最も古いログ情報が上書きされます。 RTMT は、与えられた検索に対して最大で 500 エントリしか一覧表示できません。


Intercompany Media Service

IME サービスのモニタリング

IME サービス カテゴリでは、次の項目がモニタされます。

  • ネットワーク アクティビティ(Network Activity):Cisco Intercompany Media Engine に関連する、Unified Communications Manager 上のアクティビティが表示されます。 Network Activity オブジェクトにより、次のグラフが表示されます。

    • IME 分散キャッシュの状態(IME Distributed Cache Health):IME サーバ パフォーマンス オブジェクトの IMEDistributedCacheHealth カウンタに基づき、IME 分散キャッシュの状態を表示します。

    • IME 分散ノード数(IME Distributed Node Count):IME サーバ パフォーマンス オブジェクトの IMEDistributedCacheNodeCount カウンタの値に基づき、IME 分散キャッシュ内のノードの概数を表示します。 Cisco Intercompany Media Engine の各物理サーバーには複数のノードが含まれるため、グラフに表示される数は、IME 分散キャッシュに参加する Cisco Intercompany Media Engine の物理サーバーの数を示しません。

    • 受信インターネット帯域幅(Internet BW Received):Cisco IME サービスで着信インターネット トラフィックのために使用される帯域幅量をキロビット/秒単位で表示します。IME サーバ パフォーマンス オブジェクトの InternetBandwidthRecv カウンタを表します。

    • 送信インターネット帯域幅(Internet BW Send):Cisco IME サービスで発信インターネット トラフィックのために使用される帯域幅量をキロビット/秒単位で表示します。IME サーバ パフォーマンス オブジェクトの InternetBandwidthSend カウンタを表します。

    • IME 分散キャッシュに保存されたデータレコード(IME Distributed Cache Stored Data Records): Cisco Intercompany Media Engine サーバーが保存した IME 分散キャッシュレコードの数を表示します。IME サーバー パフォーマンス オブジェクトの IMEDistributedCacheStoredData カウンタを表します。

      ネットワーク アクティビティに関する情報を表示するには、[Cisco IME サービス(Cisco IME Service)] > [ネットワーク アクティビティ(Network Activity)] を選択します。

  • サーバーアクティビティ(Server Activity):Cisco Intercompany Media Engine サーバー上のアクティビティをモニタできます。 Server Activity オブジェクトにより、次のグラフが表示されます。

    • 登録済みクライアントの数(Number of Registered Clients):Cisco IME サービスに接続しているクライアントの現在の数を表示します。IME サーバ パフォーマンス オブジェクトの ClientsRegistered カウンタの値を表します。

    • IME 分散キャッシュの量:IME 分散キャッシュに書き込むことができるこの IME サーバーに接続されている Unified Communications Manager サーバーによって個別の DID の数を表します。 この数は、IME 分散キャッシュの全体的な設定と IME サーバーにインストールされている IME ライセンスによって決まります。

    • 使用する IME 分散キャッシュの量:この IME サーバーに現在接続されている Unified Communications Manager サーバーによって、Intercompany Media Services 用に登録されたパターンを介して発行されるように設定されている、一意の DID 番号の合計数を示します。

    • 着信側コール VCR(Terminating VCRs):コールの着信側の Cisco IME サーバーに保存された IME 音声コールレコードの合計数を示します。 これらのレコードは、学習ルートの検証に使用できます。

    • 保留中の検証(Validations Pending):Cisco IME サービスの保留中の検証の数および検証のしきい値を表示します。 このグラフは、Cisco IME サーバ パフォーマンス オブジェクトの ValidationsPending カウンタを表します。

      サーバ アクティビティに関する情報を表示するには、[Cisco IME サービス(Cisco IME Service)] > [サーバ アクティビティ(Server Activity)] を選択します。

IME システム パフォーマンスのモニタリング

IME システム パフォーマンス モニタリング カテゴリは、SDL キュー内の信号の数および特定の Signal Distribution Layer(SDL)キュー タイプとして処理された信号の数をモニタする SDL キュー オブジェクトを提供します。 SDL キューのタイプは、高、標準、低、最低のキューから構成されます。 特定のサーバまたはクラスタ全体(該当する場合)の SDL キューを監視できます。

SDL キューに関する情報を表示するには、[Cisco IME サービス(Cisco IME Service)] > [SDL キュー(SDL Queue)] を選択します。 [SDL キュー タイプ(SDL Queue Type)]ドロップダウン リスト ボックスからタイプを選択します。

Intercompany Media Service のモニタリング


ヒント


事前に準備された各モニタリング ウィンドウのポーリング レートは固定されていて、デフォルト値は 30 秒です。 AMC(Alert Manager and Collector)サービス パラメータの収集レートが変化すると、事前に準備されたウィンドウのポーリング レートも更新されます。 また、バックエンドサーバーの時刻ではなく、RTMT クライアント アプリケーションのローカル時刻が、各チャートのタイムスタンプのベースになります。



ヒント


事前に定義されたオブジェクトのモニタを拡大するには、対象となるチャートの領域上でマウスの左ボタンをクリックし、ドラッグします。 必要な領域を選択してから、マウスの左ボタンを放します。 RTMT は、モニタ対象のビューを更新します。 モニタを縮小して、初期のデフォルト ビューにリセットするには、Rキーを押します。


[Intercompany Media Services] モニタリング カテゴリでは、次の項目がモニタされます。

  • ルーティング:ユニファイド・コミュニケーションマネージャーが維持するシスコ インタラクション マネージャーのルートの総数を表示します。 この合計数には、次のルートが含まれます。

    • Cisco インタラクション マネージャー クライアントが学習し、Cisco Unified Communications Manager のルーティング テーブル内に存在する電話番号を表す学習ルート

    • Cisco Intercompany Media Engine ルートが存在するピア企業の固有ドメイン

    • すべての Cisco Intercompany Media Engine サービス間の IME 分散ハッシュ テーブルに正常に発行されたダイヤルイン方式(DID)の番号を表す発行済みルート

    • 管理者がブロックしたために拒否される学習ルートの番号を表す拒否ルート。

      これらのチャートは、Cisco IME Client パフォーマンス オブジェクトの次のパフォーマンス カウンタを示します:RoutesLearned、DomainsUnique、RoutesPublished、および RoutesRejected。

      ルーティングに関する情報を表示するには、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [Cisco IME クライアント(Cisco IME Client)] > [ルーティング(Routing)] の順に選択します。

  • コール アクティビティ(Call Activities):Cisco Intercompany Media Engine コールの総数をモニタできます。 この合計値には、次のタイプのコールが含まれます。

    • 試行されたコール(受け入れられたコール、話し中のコール、応答のないコール、および失敗したコールが含まれます)

    • 受信したコール

    • セットアップされたコール(つまり、Unified Communications Manager によって行われ、リモートパーティによって受け入れられたコール)

    • 受け入れられた(Unified Communications Manager が受信し、着信側が応答した)コール

    • PSTN へのフォールバックが完了したコール

    • PSTN に正常にフォールバックされなかったコール。

これらのチャートは、Cisco IME Client パフォーマンス オブジェクトの次のパフォーマンス カウンタを示します:CallsAttempted、CallAccepted、CallsReceived、CallsSetup、IMESetupsFailed、および FallbackCallsFailed。

コール アクティビティ情報を表示するには、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [Cisco IME クライアント(Cisco IME Client)] > [コール アクティビティ(Call Activities)] の順に選択します。

IM and Presence モニタリング

IM and Presence および Cisco Jabber サマリーのモニタリング

Real-Time Monitoring Tool は、IM and Presence service および Cisco Jabber の全体的なパフォーマンスのモニタリングをサポートする一連の重要なパフォーマンス カウンタを提供します。 RTMT の IM and Presence および Cisco Jabber のサマリーでは、1 つのモニタリング ペインで重要な共通情報を監視することができます。

IM and Presence および Cisco Jabber の全体的なパフォーマンスを反映する重要なパフォーマンス カウンタに情報を表示するには、[IM and Presence] > [IM and Presence のサマリー(IM and Presence Summary)] または [IM and Presence] > [Cisco Jabber][サマリー(Summary)] の順に選択します。

IM and Presence のサマリーで、次の情報を確認します。

  • PE 実行中 JSM セッション

  • XCP JSM IM セッション(XCP JSM IM Sessions)

  • 処理された IM の合計(Total IMs Handled)

  • 現在接続されている XMPP クライアント(Current XMPP Clients Connected)

  • アドホック チャット ルームの合計(Total Ad hoc Chat Rooms)

  • 常設チャット ルームの合計(Total Persistant Chat Rooms)

Cisco Jabber サマリーで、次の情報を確認します。

  • クライアントの SOAP インターフェイス

  • SIP クライアントの登録ユーザ(SIP Client Registered Users)

  • SIP クライアントの登録ユーザーの失敗数

  • SIP クライアントの IM メッセージ数

Cisco XCP カウンタ

接続されている XMPP クライアントの数

Cisco XCP CM:CmConnectedSockets

個々の IM and Presence サーバーの Cisco XCP Connection Manager に接続されている XMPP クライアントの現在の数を表示します。 この数値は、展開の使用パターンに基づいて上下動します。 この数値が予想されるユーザ ベースよりも高い場合、詳細な調査が必要になることがあります。

接続されている CAXL クライアントの数

Cisco XCP Web CM:WebConnectedSockets

個々の IM and Presence サーバーの Cisco XCP Web Connection Manager に接続されている CAXL Web クライアントの現在の数を表示します。 この数値は、展開の使用パターンに基づいて上下動します。 この数値が予想されるユーザ ベースよりも高い場合、詳細な調査が必要になることがあります。

アクティブな送信 SIP サブスクリプションの数

Cisco XCP SIP S2S:SIPS2SSubscriptionsOut

IM and Presence サーバーの Cisco XCP SIP Federation Connection Manager サービスで管理されているアクティブな送信 SIP サブスクリプションの現在の数を表示します。 IM and Presence サーバーが SIP ドメイン間フェデレーションまたは SIP ドメイン内フェデレーションに対して設定されている場合、このカウンタを監視します。


(注)  


SIPS2SSubscriptionsOut と SIPS2SSubscriptionsIn を組み合わせた合計数は、単一の IM and Presence サーバー上で 260,000 を超えることはできません。


アクティブな着信 SIP サブスクリプションの数

Cisco XCP SIP S2S:SIPS2SSubscriptionsIn

IM and Presence サーバーの Cisco XCP SIP Federation Connection Manager サービスによって維持されているアクティブな着信 SIP サブスクリプションの現在の数を表示します。 IM and Presence サーバーが SIP ドメイン間フェデレーションまたは SIP ドメイン内フェデレーションに対して設定されている場合、このカウンタを監視します。


(注)  


SIPS2SSubscriptionsOut と SIPS2SSubscriptionsIn を組み合わせた合計数は、単一の IM and Presence サーバー上で 260,000 を超えることはできません。


IM セッションの数

Cisco XCP JSM:JsmIMSessions

このカウンタは、すべてのユーザ間の IM and Presence ノードで IM セッションの総数を示します。 Cisco Presence Engine(PE)は、プレゼンス構成サービスと、豊富な機能を持つ常時のネットワークプレゼンスを提供し、PE の起動時にすべてのユーザーに代わって IM セッションを作成します。 これは、ユーザーが IM クライアントにログインしていなくても、Unified Communications Manager の Telephony Presence や Exchange Calendar の通知などのネットワーク プレゼンス イベントがユーザーのプレゼンスに反映されるために必要です。

IM and Presence ノードでライセンスを取得したすべてのユーザーには、ログインしているクライアント用の 1 つの IM セッションに加えて、Presence Engine の高度なプレゼンス機能用の 1 つの IM セッションがあります。

IM and Presence ノードに次のような 100 人のライセンス取得済みユーザーがいるとします。
  • 50 人のユーザーがログインしていません。

  • 40 人のユーザーが 1 つの IM クライアントにログインしています。

  • 10 人のユーザーが 2 つの IM クライアントにログインしています。

これにより、合計 160 の IM セッションが次のように構成されます。
  • 高度な Presence Engine セッションは 100 x 1。

  • 1 つのクライアントにログインしているユーザーは 40 x 1。

  • 2 つのクライアントにログインしているユーザーは 10 x 2。

IM パケットの合計

Cisco XCP JSM:JsmTotalMessagePackets

このカウンタには、すべてのユーザーにまたがる IM and Presence ノードによって処理される IM セッション総数が表示されます。

ユーザー Alice がユーザー Bob に IM パケットを送信し、両方のユーザーが同じ IM and Presence ノードに割り当てられている場合、この IM パケットは 2 回カウントされます。 これは、XCP ルータと Jabber Session Manager が 2 人のユーザーを別々に扱うためです。 たとえば、Alice のプライバシー ルールは IM パケットが Bob に配信される前にその IM パケットに適用され、Bob のプライバシー ルールは IM パケットが Bob のクライアントに配信される前にその IM パケットに適用されます。 IM and Presence が IM パケットを処理するときは必ず、そのパケットは発信元と終端で 1 回ずつカウントされます。

Alice と Bob が別々の IM and Presence ノードに割り当てられ、Alice が Bob に IM パケットを送信する場合、その IM パケットは Alice のノードと Bob のノードで 1 回ずつカウントされます。

直前の 60 秒の IM

Cisco XCP JSM:JsmMsgsInLastSlice

このカウンタは、直前の 60 秒のすべてのユーザ間で IM and Presence ノードによって処理される IM パケットの総数を示します。 このカウンタは、60 秒ごとにゼロにリセットされます。 JsmTotalMessagePackets と同じ IM パケットをカウントするためのルールが適用されます。 このカウンタを監視すると、組織内のビジー IM 時間を識別できるようになります。

ユーザごととセッションごとのカウンタ

Cisco XCP JSM セッション カウンタ

セッションごとのこれらのカウンタは IM セッションまたはユーザ ログイン期間に対してのみ表示されます。 これらのカウンタは Presence Engine ネットワーク プレゼンス セッションごとに 1 つ存在し、クライアント ログイン セッションごとに 1 つ存在します。 IMSessions カウンタに関する上記の例では、160 個の異なる Cisco XCP JSM セッション カウンタがあります。 ユーザーがログアウトするか、Cisco Presence Engine が停止すると、関連付けられた Cisco XCP JSM セッションカウンタのインスタンスが削除されます。

Cisco XCP JSM セッションカウンタを使用すると、現在ログインしているすべてのユーザーのスナップショットを取得できます。これらのカウンタは、次のコマンドを使って、CLI からアクセスできます。

admin: show perf list instances "Cisco XCP JSM Session Counters"

システムにログインしている IM and Presence ノードに割り当てられたすべてのユーザーは、現在ログインしているクライアントセッションと、Presence Engine ネットワークセッションの JSM セッションカウンタのセットを持ちます。 5000 人のユーザーがログインしている IM and Presence ノードでは、この結果、少なくとも 10,000 セットの JSM セッションカウンタが発生します。 これらの値が変化するごとに新しい値でこれらのカウンタを更新することは、システムにストレスを与えることになります。 これに対処するため、JSM セッション カウンタ値がシステムによってローカルにキャッシュ、RTMT に 30 分ごとに更新されます。

1 セッションごとに送信される IM パケット

Cisco XCP JSM セッション カウンタ:JsmSessionMessagesIn

これは、IM クライアントまたはセッションのユーザーが送信した IM パケットの総数をカウントします。 JsmSessionMessagesIn という用語は IM and Presence サーバーの観点で使用されていることに注意してください。クライアントが送信する IM パケットは、IM and Presence に着信する IM パケットです。

1 セッションあたりに受信した IM パケット

Cisco XCP JSM セッション カウンタ:JsmSessionMessagesOut

これは、IM クライアントまたはセッションのユーザーに送信された IM パケットの総数をカウントします。 SessionMessagesOut という用語は IM and Presence サーバーの観点で使用されていることに注意してください。IM パケットはクライアントに送信され、IM and Presence から送信される IM パケットです。


(注)  


JsmTotalMessagePackets、JsmMsgsInLastSlice、JsmSessionMessagesIn、および JsmSessionMessagesOut は、それぞれ IM and Presence に送信されるインスタント メッセージ パケットを表し、システムのインスタント メッセージの正確な数字ではありません。 IM ごとの IM and Presence に送信される IM パケットの量は、使用中のクライアントによって異なる場合があります。


テキスト会議室の合計

Cisco XCP TC:TcTotalRooms

このカウンタは、ノードでホストされるテキスト会議室の合計を表します。 これは、アドホック会議室と常設チャット ルームの両方を含みます。

アドホック グループ チャット ルームの合計

Cisco XCP TC:TcAdHocRooms

このカウンタは、ノードで現在ホストされているアドホック チャット ルームの合計を表します。 アドホック チャット ルームは、すべてのユーザがルームを離れると自動的に破棄されます。そのため、このカウンタの値は定期的に増減します。

常設チャット ルームの合計

Cisco XCP TC:TcPersistentRooms

このカウンタは、ノードでホストされる常設チャット ルームの合計を表します。 常設チャット ルームは、そのチャット ルームのオーナーが明示的に破棄する必要があります。 このカウンタを監視すると、常設チャット ルームの合計が非常に多いかどうかを識別したり、いくつかの常設チャット ルームが定期的には使用されなくなっているかどうかを識別したりできます。

1 チャット ルームあたりのカウンタ

Cisco XCP TC ルーム カウンタ

1 チャット ルームあたりのカウンタは、チャット ルームのライフタイムだけに表示されます。 アドホック チャット ルームでは、これらのカウンタ インスタンスは、アドホック チャット ルームが破棄されたときに削除されます。 常設チャット ルームの場合、カウンタ インスタンスは常設チャット ルームが破棄されるときに破棄されますが、常設チャット ルームは長期間存続するので、破棄されることがほとんどありません。

1 チャット ルームあたりのカウンタを使用すると、常設(およびアドホック)チャット ルームの使用率と参加者を監視し、ほとんど使用されなくなった常設チャット ルームの識別に役立ちます。

Cisco XCP TC ルーム カウンタを使用すると、ノードで現在ホストされているすべてのルームのスナップショットを取得できます。 これらのカウンタには、次のコマンドを使用して CLI からアクセスできます。

admin:show perf list instances "Cisco XCP TC Room Counters"

ルームごとに受信した IM パケット

Cisco XCP TC ルーム カウンタ:TCRoomMsgPacketsRecv

このカウンタは、ルームごとに受信した IM パケット数を表します。

1 つの会議室あたりの占有者数

Cisco XCP TC ルーム カウンタ:TCRoomNumOccupants

このカウンタは、チャット ルームの現在の占有者数を提供します。 チャット ルームの使用状況の傾向を把握するために、常設チャット ルームでこのカウンタを監視します。

1 つの IM and Presence ノードで、最大 16,500 のテキスト会議室を持つことができます。 これらの会議室のそれぞれに、1 チャット ルームあたりの独自のカウンタのセットがあります。 JSM セッション カウンタと同じように、これらの値が変化するごとに新しい値でこれらを更新することは、システムにストレスを与えることになります。 これに対処するため、1 チャット ルームあたりのカウンタの値はシステムによってローカルにキャッシュされ、30 分ごとにのみ RTMT に更新されます。

SIP プロキシのカウンタ

アイドル状態の SIP プロキシ ワーカー プロセスの数

SIP プロキシ:NumIdleSipdWorkers

IM and Presence の SIP プロキシでアイドル状態またはフリーな状態の SIP ワーカー プロセスの現在の数を表示します。 このカウンタは、それぞれの IM and Presence サーバーの SIP プロキシに適用される負荷の良い指標となります。 IM and Presence サーバーが SIP ドメイン間フェデレーションまたは SIP ドメイン内フェデレーションに対して設定されている場合、このカウンタを監視します。

アイドル状態のプロセスの数はゼロになる場合がありますが、心配する必要はありません。 ただし、アイドルプロセスの数が常に 5 プロセスより少なくなる場合は、IM and Presence サーバーの負荷が増えており、調査が必要なことを示します。

Cisco Unity Connection のモニタリング

ポート モニタ

ポート モニタでは、各 Cisco Unity Connection ボイス メッセージング ポートのアクティビティをリアル タイムにモニタすることができます。 この情報は、システムのポート数が多すぎるかまたは不十分かを判断するために役立ちます。

ポート モニタでは、各 Cisco Unity Connection ボイス メッセージング ポートに関する情報をリアル タイムに提供します。 この情報は、ポートごとのアクティビティを判断してシステムのポート数が多すぎるかまたは不十分かを判断するために役立ちます。 ポート モニタは、次の表に説明するような各ポートの情報を表示します。

表 8. ポート モニタのフィールドと説明

フィールド

説明

[ポート名(Port Name)]

Cisco Unity Connection Administration でのポートの表示名。

発信者(Caller)

着信コールの場合、発信者の電話番号。

着信者(Called)

着信コールの場合、電話がかかっている電話番号。

理由(Reason)

該当する場合、コールがリダイレクトされた理由。

リダイレクト(Redir)

コールがリダイレクトされた内線番号。 コールが複数の内線番号にリダイレクトされている場合、このフィールドには最後の内線番号の 1 つ前の内線番号が表示されます。

最後のリダイレクト(Last Redir)

コールがリダイレクトされた最後の内線番号。

アプリケーションのステータス(Application Status)

Cisco Unity Connection が発信者に行っているカンバセーションの名称。 ポートでコールの処理が行われていない場合、ステータスは [アイドル(Idle)] と表示されます。

画面のステータス

カンバセーションが現在実行中のアクション。 ポートでコールの処理が行われていない場合、ステータスは [アイドル(Idle)] と表示されます。

カンバセーションのステータス(Conversation Status)

カンバセーションが実行中のアクションに関する特定の詳細。 ポートでコールの処理が行われていない場合、ステータスは [アイドル(Idle)] と表示されます。

ポートの内線番号(Port Ext)

ポートの内線番号。

接続先(Connected To)

Unified Communications Manager SCCP 統合に対しては、ポートが登録されている Unified Communications Manager サーバーの IP アドレスおよびポート。


(注)  


電話システム統合によって提供される情報およびコールの状態によって、一部のフィールドは空白のままになります。


Cisco Unity Connection ポート モニタのポーリングの開始

ポート モニタを使用するには、次の手順を実行します。


(注)  


低いポーリング レートを設定すると、システム パフォーマンスに影響を与える可能性があります。


手順


ステップ 1

Real Time Monitoring Tool では、Unity Connection にアクセスし、[ポート モニタ(Port Monitor)]をクリックします。 [ポート モニタ(Port Monitor)]ウィンドウが表示されます。

ステップ 2

[ノード(Node)] ドロップダウンボックスで、Cisco Unity Connection サーバーを選択します。

ステップ 3

[ポーリング レート(Polling Rate)] フィールドでデフォルト値を承認するか、[ポート モニタ(Port Monitor)]タブでデータの更新間隔の秒数を入力し、[ポーリング レートの設定(Set Polling Rate)]をクリックします。

ステップ 4

[ポーリングの開始(Start Polling)]をクリックします。 [ポート モニタ(Port Monitor)]ウィンドウに、Cisco Unity Connection のすべてのボイス メッセージング ポートのステータスが表示されます。