Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool リリース 12.5(1)SU2 アドミニストレーション ガイド

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Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool リリース 12.5(1)SU2 アドミニストレーション ガイド

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Cisco Unified Analysis Manager

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2021年8月4日

章のタイトル： Cisco Unified Analysis Manager

Cisco Unified Analysis Manager

Cisco Unified Analysis Manager のプリファレンス

Unified Analysis Manager のドロップダウン メニューを使用して、次のプリファレンスを設定します。

FTP サーバのセットアップ

この機能により、FTP サーバを設定し、これを使用して情報をエクスポートできます。Cisco TAC FTP サーバをこのサーバとして指定できます。この情報には、ログ、トレース ファイル、およびシステム コールのトレース情報などを含めることができます。

デフォルトで、Cisco TAC FTP サーバは事前入力されています。デフォルトの FTP サーバでこの設定を変更できます。

[FTP サーバ（FTP Server）] オプションにより、設定済みのサーバを管理することができます。次の操作を実行できます。

  • 新しい FTP サーバの追加

  • 既存の FTP サーバの編集

  • FTP サーバの削除

  • FTP サーバとの接続のテスト

Cisco TAC には、ファイルのエクスポート用に設定できる次の 2 つの FTP サーバがあります。

  • ftp-rtp.cisco.com

  • ftp-sj.cisco.com


Note

どちらのサーバでも、ファイルは /incoming ディレクトリにアップロードする必要があります。

FTP サーバ オプションへのアクセス

次の手順では、FTP サーバ オプションにアクセスする方法について説明します。

Procedure
Step 1

[Unified Analysis Manager] ドロップダウン メニューから、[AnalysisManager] > [設定（Preferences）] の順に選択します。

[設定（Preferences）] ウィンドウが表示されます。[FTP サーバ（FTP Server）] をクリックします。

Step 2

[FTP サーバ（FTP Servers）] 画面が表示され、設定済みサーバの一覧と、サーバの追加、編集、削除を行うボタンが併せて表示されます。[接続のテスト（Test Connection）] ボタンは、サーバへの接続をテストすることができます。

Step 3

ボタンを使用して目的のオプションを選択します。

FTP サーバの追加または編集

FTP サーバを追加するか、既存の設定を編集するには、次の手順に従ってください。

Procedure
Step 1

[Unified Analysis Manager] ドロップダウン メニューから、[AnalysisManager] > [設定（Preferences）] の順に選択します。[Preferences] ウィンドウが表示されます。[FTP サーバ（FTP Server）] をクリックします。

Step 2

[FTP サーバ（FTP Servers）] 画面が表示され、設定済みサーバの一覧と、サーバの追加、編集、削除を行うボタンが併せて表示されます。[接続のテスト（Test Connection）] ボタンは、サーバへの接続をテストすることができます。

Step 3

[追加（Add）] ボタンをクリックしてサーバを追加するか、[編集（Edit）] ボタンをクリックして既存の設定を編集します。[FTP サーバの追加（Add FTP Server）] 画面が表示されます。

Step 4

[名前/IP アドレス（Name/IP Address）] フィールドに、追加する FTP サーバの名前または IP アドレスを入力します。

Step 5

[プロトコル（Protocol）] フィールドでは、接続しているサーバのタイプによって FTP または SFTP プロトコルを選択します。Cisco TAC サーバに接続している場合は SFTP を使用します。

Step 6

[ユーザ名（User Name）] フィールドと [パスワード（Password）] フィールドに、サーバへのアクセスを提供するユーザ名とパスワードを入力します。

Step 7

[ポート（Port）] フィールドに、使用するサーバのポート番号を入力します。

Step 8

[宛先ディレクトリ（Destination Directory）] フィールドに、ファイルをエクスポートするディレクトリのパスを入力します。Cisco TAC サーバを追加している場合は、/incoming ディレクトリを使用します。

Step 9

[OK] ボタンをクリックすると、サーバが追加されます。[キャンセル（Cancel）] ボタンを使って、FTP サーバを追加せずに操作を終了できます。

メール サーバのセットアップ

このオプションを使用すると、トレースおよびログの収集やファイル転送など、Unified Analysis Manager の操作に関する状態を、ユーザが設定した一連の受信者に通知するように、メール サーバを設定できます。

通知を送信するには、少なくとも 1 台のメール サーバを設定する必要があります。


Note

  • 最大2つのメールサーバを設定できます。

  • Unified Analysis Manager 通知には、このオプションを使って設定したメール サーバしか使用できません。RTMT 通知の場合は、別のメールサーバを設定する必要があります。

メール サーバの追加または編集

次の手順では、メール サーバを追加するか、または既存の設定を編集する方法について説明します。

Procedure
Step 1

[Unified Analysis Manager] ドロップダウン メニューから、[AnalysisManager] > [設定（Preferences）] の順に選択します。

[設定（Preferences）] ウィンドウが表示されます。[メール サーバ（Mail Server）] をクリックします。

Step 2

[メール サーバ（Mail Servers）] 画面が表示され、設定済みサーバの一覧と、サーバの追加、編集、削除を行うボタンが併せて表示されます。[接続のテスト（Test Connectivity）] ボタンは、サーバへの接続をテストすることができます。[更新（Refresh）] ボタンを使用するとサーバをリロードできます。

Step 3

[追加（Add）] ボタンをクリックしてサーバを追加するか、[編集（Edit）] ボタンをクリックして既存の設定を編集します。[追加（Add）] ボタンをクリックすると、[メール サーバの追加（Add Mail Server）] 画面が表示されます。

Step 4

[名前/IP アドレス（Name/IP Address）] フィールドに、追加するメール サーバの名前または IP アドレスを入力します。

Step 5

[ポート番号（Port No.）] フィールドに、使用するサーバのポート番号を入力します。

Step 6

[保存（Save）] ボタンをクリックして設定を保存するか、[キャンセル（Cancel）] ボタンをクリックしてメール サーバを追加せずに操作を終了します。[接続のテスト（Test Connection）] ボタンは、サーバへの接続をテストすることができます。

トレース収集ディレクトリの設定

次の手順では、トレース ログのディレクトリを設定するために、[設定（Preferences）] でトレース収集オプションを使用する方法について説明します。

Procedure

Step 1

[Unified Analysis Manager] ドロップダウン メニューから、[AnalysisManager] > [設定（Preferences）] の順に選択します。

[設定（Preferences）] ウィンドウが表示されます。[トレース収集（Trace Collection）] をクリックします。

Step 2

[トレース収集（Trace Collection）] 画面が表示されます。トレース ログに使用するディレクトリを [ダウンロード ディレクトリ（Download Directory）] ボックスに入力するか、[参照（Browse）] ボタンを使用してディレクトリを特定します。オプションで、[デフォルト（Default）] ボタンをクリックして、デフォルト ディレクトリを選択できます。

Step 3

[保存（Save）] をクリックします。

Cisco Unified Analysis Manager の制限事項

Unified Analysis Manager を使用する場合、次の制限事項を考慮してください。

  • Call Search Report で表示可能なコール レコードの最大数は 500 です。

  • Call Track Report で表示可能なコール レコードの最大数は 100 です。

  • 使用するグローバルに一意な callID がないため、Unified Analysis Manager はコールをトレースするためにリンク単位のアプローチを使用します。コール パス中の製品の 1 台でコールのコール レコードが欠落している場合、リンクの残りの連鎖は壊れている可能性があり、トラッキングが完全ではない可能性があります。

  • コール レコードは、データベースに保存される際、いずれの特定の列に基づく順序にも従いません。Call Search Report を実行する際、返されるレコード数は 500 に制限されます。取得された 500 レコードは、指定された時間範囲の（発生時間、接続時間、または切断時間に基づいた）最新のものではない可能性があります。指定した時間範囲内のすべてのコール レコードを確実に取得するには、返されるレコード数が 500 未満になるまで時間範囲を短くする必要があります。

  • Cisco Unity Connection または IM and Presence ノードにはコール レコードのデータベースがないため、Unified RTMT がこれらの製品に接続するときに Unified Analysis Manager オプションが表示されません。

    Unified RTMT を使用して Unified Communications Manager ノードに接続する場合、Unified Analysis Manager に Cisco Unity Connectionおよび IM and Presence ノードを含めるようノードを追加することができます。

  • コール トラッキングでは、Unified CCE および Unified IME から Cisco IOS ゲートウェイへの SIP Unified Outbound Option コールはサポートされません。

  • コール トラッキングでは、Unified CCE から Unified CVP への GED-125 プロトコルを使用したコール パスの直接コール トラッキングはサポートされません。

  • Unified Communications Manager からのコールをトラッキングするには、Unified Communications Manager がコール パス内にある必要があります。

  • コール トラッキングでは、Unified Communications Manager からの単一分岐トラッキングだけがサポートされます。

  • MGCP ゲートウェイはコール制御を実装しておらず、Q.931 がシグナリングのために Unified Communications Manager にトンネルされるため、MGCP ゲートウェイのコールに対してコール詳細レコード（CDR）は生成されません。CDR は Unified Communications Manager でのみ使用可能です。

  • ACS サーバでは、Unified Analysis Manager はコール トレースにのみ使用され、その後は、トレース データにゲートウェイの記録や情報を含める場合にのみ使用されます。ACS サーバ、または ACS サーバがサポートするハードウェア/ソフトウェアのバージョンがない場合、導入している Unified Analysis Manager 機能の大部分は引き続き動作しますが、ゲートウェイ情報はコール トレースに含まれません。

Cisco Unified Analysis Manager のセットアップ

[Unified Analysis Manager] メニューの [管理（Administration）] オプションを使用して、デバイスおよびグループの設定を .csv ファイルにより Unified Analysis Manager ツールにインポートできます。

デバイスとグループの設定のインポート

Unified Analysis Manager に .csv ファイルからデバイスおよびグループ設定をインポートするには、次の手順に従ってください。

Procedure

Step 1

[Unified Analysis Manager] メニューから、[管理（Administration）] > [インポート（Import）] の順に選択します。

Step 2

インポートする .csv コンフィギュレーション ファイルを選択します。

Step 3

[インポート（Import）] ボタンをクリックします。

選択したファイルが表示されます。

スケジュールされた trace and log collection ジョブのステータス表示

この機能では、スケジュールされたトレース設定のステータスを表示し、収集ジョブを記録できます。ジョブは Unified Analysis Manager ツールを使用してスケジュールできます。デバイスがグループに追加された場合、トレース設定をスケジュールし、デバイスに収集ジョブに記録できます。

スケジューリングされたジョブは設定したマシンにリンクされ、異なるマシンでジョブを実行することはできません。ジョブがスケジュールされたマシンが何らかの理由で使用できない場合は、古いジョブのクローンを作成し、新しいパラメータを使用して新しいジョブとして保存し、新しいマシン上で実行することができます。

デバイスで実行されるジョブの状態は次のいずれかです。

  • スケジュール設定済み：ジョブは Unified Analysis Manager 内でスケジュールされていますが、開始されていません

  • 実行中：現在トレースを設定しているかログを収集しているジョブ

  • 完了：完了したジョブ

  • 保留中：ログ収集の実行が 1 回完了し、次の実行を開始するまで待機しているジョブ。

  • 中止：予期しないエラーにより異常停止しているジョブ

  • キャンセル：ユーザによるキャンセル操作によって停止されているジョブ。

[ジョブのステータス（Job Status）] 画面は、Unified Analysis Manager のすべてのジョブのシステム ビューを提供します。複数実行されるジョブの場合、最後の実行のステータスと時間もこのページに表示されます。

次の操作をジョブで実行できます。

  • 詳細の表示：ジョブの詳細ビューを入手するには、このオプションを使用します。

  • キャンセル：ジョブをキャンセルするには、このオプションを使用します。キャンセル操作は、ジョブが実行中またはスケジュールされているマシンでのみ実行できます。このオプションは、完了/中止/キャンセル状態にあるジョブに使用できません。

  • クローン：ジョブを選択し、新しいジョブとして保存するには、このオプションを使用します。どのような状態のジョブもクローンできます。このオプションは、保存する前にジョブの属性を変更することができます。ジョブのクローンはクローンするジョブの属性には影響しません。

FTP サーバへのファイルのアップロードと転送

このオプションを使用すると、設定済みの FTP サーバにファイルを転送し、関係者に電子メールを送信することができます。またこのオプションを使って、別のユーザが確認できるように、一部のファイルを別のマシンに転送することもできます。

この画面では、転送するファイルとフォルダの指定と、これらのファイルに添付する注釈の指定が実行できます。

次の手順では、FTP サーバにファイルを転送する方法を説明します。

Procedure

Step 1

[Unified Analysis Manager] メニューから、[管理（Administration）] > [ファイルのアップロード（Upload Files）] の順に選択します。

[ファイルのアップロード（Upload Files）] 画面が表示されます。
Step 2

[ケース ID（Case ID）] フィールドに、Cisco TAC がケースに割り当てた番号を入力します。

Step 3

ファイルを送信する FTP サーバを選択するには、[送信先サーバ（Send to Server）] フィールドのドロップダウン リスト ボックスを使用します。

Step 4

ファイルに関する詳細情報を提供するには、[メモ（Notes）] ボックスを使用します。

Step 5

ファイルがアップロードされたことを知らせる通知を送信するメール アドレスを追加する場合は、[電子メール通知の送信（Send Email Notifications）] チェックボックスを使用します。複数の電子メール アドレスを追加するには、メール ID をカンマで区切って追加します。メール アドレスは <username> だけの場合もあれば、username@domain.com の形式で指定することもできます。

Step 6

画面の下部にある [アップロードするファイル（Files to upload）] ボックスで、転送するファイルを選択します。ファイルを選択または選択解除するには、[追加（Add）] または [削除（Remove）] ボタンを使用します。選択されたファイルはデフォルトで zip 形式で圧縮された後、アップロードされます。zip 形式のファイル名は、<case id>_uploadedfile.zip という形式になります。

Step 7

[OK] ボタンをクリックすると、ファイルが転送されます。

Cisco Unified Analysis Manager ツール

ここでは、特定のデバイスおよびデバイス グループに対して管理タスクを実行できるツール セットを提供する Unified Analysis Manager の詳細を説明します。

Analyze Call Path ツール

Analysis Call Path ツールは複数の Cisco Unified Communications 製品間でコールをトレースすることができます。Analysis Call Path ツールを使用してコールをトレースするには、ノードが Unified Analysis Manager で定義され、ノードがグループに属している必要があります。


Note

ユーザ定義のすべてのノードは AllNodes グループにデフォルトで割り当てられます。異なるグループにノードを割り当てる場合は、ノード グループ機能を使用します。コール レコード リポジトリの設定に関する詳細については、Analyze Call Path 機能を使用する前に、Analysis Call Path のセットアップに関するトピックを参照してください。

Procedure

Step 1

[Unified Analysis Manager] メニューから、[ツール（Tools）] > [Analyze Call Path] の順に選択します。

[Analyze Call Path] 情報ウィンドウが表示されます。

Step 2

[Continue（続行）] ボタンをクリックします。[検索条件（Search Criteria）] ウィンドウが表示されます。

Step 3

コールの発信元の番号を [発信番号（Calling Number）] フィールドに入力します。デフォルトはアスタリスク（*）で、ノードのすべての数値を追跡するワイルドカードです。

Step 4

コールが終端した番号を [着信番号（Called Number）] フィールドに入力します。デフォルトはアスタリスク（*）で、ノードのすべての数値を追跡するワイルドカードです。

Step 5

[終了原因（Termination Cause）] ドロップダウン リスト ボックスを使用してコール終了の原因を選択します。放棄、ドロップ、失敗または 3 つすべてを選択できます。

Step 6

トレースの開始時間を入力するには、[開始時間（Start Time）] フィールドを使用します。

Step 7

トレースする期間の長さを示すには、[期間（Duration）] フィールドを使用します。

Step 8

コールをトレースするタイム ゾーンを選択するには、[タイム ゾーン（Time Zone）] ドロップダウン リスト ボックスを使用します。

Step 9

トレースするノードのグループを選択するには、[グループごとにノードをフィルタ（Filter Nodes by Group）] ドロップダウン リスト ボックスを使用します。

Step 10

トレースするノードの種類を選択するには、[ノード タイプ（Node Type）] ドロップダウン リスト ボックスを使用します。

グループおよびノードを選択した場合、ノードごとに情報が表示されます。表示された各ノードのチェックボックスを使用すると、ノードを選択または選択解除することができます。

Note 

一度に選択できるノードの数の制限は 20 です。
Step 11

トレースを開始するには、[実行（Run）] ボタンをクリックします。トレース結果がウィンドウの下部に表示されます。複数のノードを選択した場合、タブはノードごとに表示されます。タブをクリックすると、そのノードの情報が表示されます。

Step 12

通話レコード情報が表示されると、[フル パスの表示（View Full Path）] ボタンをクリックして完全なコール パスを表示できます。コールに関する情報を表示するには、[レコードの詳細の表示（View Record Details）] ボタンをクリックできます。レポートを保存するには、[結果の保存（Save Results）] ボタンを使用します。

Analyze Call Path ツールのセットアップに関する考慮事項


Caution

コンピュータが英語以外の言語に設定されていると、Analyze Call Path ツールが正しく動作しない場合があります。

Analysis Call Path ツールを使用する場合、Unified Analysis Manager が管理する製品ごとに、設定に関する考慮事項があります。

Analysis Call Path ツールには、Cisco Unity Connection と、IM and Presence サーバの情報は含まれません。

Cisco Unified Communications Manager

ユニファイド・コミュニケーション・マネージャーのコールパスの分析を設定する場合、次の情報が適用されます。

  • バージョンサポート：ユニファイド・コミュニケーション・マネージャーは、ユニファイド・コミュニケーション・マネージャーのリリース8.0（1）以降をサポートしています。

  • コール レコードのリポジトリ：HTTPS プロトコルおよびデフォルト ポート 8443 のコール レコードのリポジトリとして最初のノード（パブリッシャ）を使用します。

  • ユーザ グループおよびアクセス権限：ユーザは、次のリソースのコール レコードへのアクセスに必要な読み取りと更新の権限を持つロールのユーザ グループに属している必要があります。

    • SOAP コール レコード API

    • SOAP コントロール センターに関する API

    • SOAP 診断ポータル データベース サービス

    • SOAP ログ収集 API

    • SOAP パフォーマンス情報に関する API

    • SOAP リアルタイム情報およびコントロール センターに関する API


      Note

      アップグレード時に追加された "SOAP 診断ポータル データベース サービス"と "SOAP コール レコード API" の新しいソースには、既存のユーザに対するセキュリティ上の理由から、デフォルトで読み取りと更新の権限を付与しないでください。作成またはロールをカスタム リソースにコピーし、必要に応じて前述のリソースに対する権限を更新する必要があります。詳細については、『Administration Guide for Cisco Unified Communications Manager 』を参照してください。

  • NTP 設定：ソリューションに搭載されている各製品は、NTP クロック ソースの同じセットをポイントするように設定する必要があります。NTP は SCT 機能のコールを含むすべてのノードで設定する必要があります。ユニファイド・コミュニケーション・マネージャーの場合、utils ntp configCLIコマンドを使用してNTPを設定します。

  • Cisco Unified Communications Manager Administration を記録するコール レコードをイネーブルにして [サービス パラメータ設定（Service Parameter Configuration）] ウィンドウに移動し、[Cisco CallManager サービス（Cisco CallManager Service）]を選択します。[CDR 有効フラグ（CDR Enabled Flag）] および [接続時間がゼロのコールを CDR に記録するフラグ（CDR Log Calls with Zero Duration Flag）] をイネーブルにします。変更通知をすぐに有効にするために [Cisco CallManager] サービスを再起動します。ユニファイド・コミュニケーション・マネージャークラスタ内のすべてのノードに対してこの手順を繰り返します。


    Note

    必要に応じてフラグが https://<HOSTNAME:PORT>/ccmadmin/vendorConfigHelp.do で設定されていることを確認できます。

  • CAR CDR ローダ：CDR Analysis and Reporting（CAR）ローダが [連続ロード 24/7（Continuous Loading 24/7）] に設定されるようにします。これを確認するには、次の手順を実行します。

    • Cisco Unified Serviceability に移動し、[ツール（Tools）] > [CDR Analysis and Reporting (CAR)] ページの順に選択します。CAR ページが新しいブラウザで開きます。

    • [ System > Scheduler > CDR Load] ページに移動します。

    • ローダと [連続ロード 24/7（Continuous Loading 24/7）] がイネーブルであることを確認します。これにより、{1}Cisco Unified Communications Manager{1} ノードから生成された CDR レコードは、{2}Cisco Unified Communications Manager{2} の最初のノード（パブリッシャ）に到着するとすぐに CAR データベースにロードされます。

      Unified Communications Manager でコールレコードが見つからない場合、CARローダーが失敗したか、最新のCDRレコードのロードに遅延がある可能性があります。この場合、CAR の [システム（System）] > [データベース（Database）] > [手動消去（Manual Purge）] ページに移動し、[テーブル情報（Table Information）] ボタンをクリックします。CAR データベースで使用できる最も古い CDR レコードと最も新しい CDR レコードを確認します。レコードが最新の日付に設定されていない場合は、[システム（System）] > [ログ画面（Log Screens）] > [イベント ログ（Event Log）] に移動して [CDR ロード（CDR Load）] を選択し、最近の実行状態と失敗した実行があるかどうかを確認します。CDR ロードにエラーがある場合は、CAR スケジューラのトレースを収集し、トラブルシューティングのためにシスコのサポートに提供します。

  • raw コール レコードの詳細：raw コール レコードに関する情報については、Cisco Unified Communications Manager の場合、『Cisco Unified Communications Manager 通話詳細記録管理ガイド』を参照してください。

Cisco Unified Contact Center Express

次の情報は、Analyze Call Path を Unified CCX に対して設定するときに適用されます。

  • バージョン サポート：United Analysis Manager は Unified CCX バージョン 8.0(1) 以降をサポートします。

  • コール レコード リポジトリ：Unified CCX に使用するコール レコード リポジトリは、Unified CCX ノードのいずれか（またはハイ アベイラビリティ システムの場合は両方）です。データベースは両方のノードでアクティブになっており、データが複製されます。JDBC のユーザは uccxsct で、パスワードは TFTP パスワードの暗号化バージョンです。パスワードは、通常は Unified CCX 管理者によって設定されます。

  • Unified CCX コール レコード リポジトリを追加するためのデフォルト ユーザ：Unified CCX コール レコード リポジトリを追加するための Informix ユーザは uccxsct です。上記ユーザのインストール時のデフォルト パスワードは、Unified CCX Application の [管理（Administration）] > [ツール（Tools）] > [パスワード管理（Password Management）] ページでリセットできます。通常、Unified CCX 管理者は必要なパスワードにリセットし、Unified Analysis Manager 管理者にそれを渡します。

  • ユーザ グループおよびアクセス権限：Unified CCX では、コール レコードにアクセスするための追加のユーザ グループおよびアクセス権限は必要ありません。uccxsct ユーザのアクセス権限は、特定のテーブルへの読み取りアクセスについて、Unified CCX インストールで設定されています。外部設定は必要ありません。

  • NTP 設定：Unified CCX に対して NTP を設定するには、[OS の管理（OS Administration）] > [設定（Settings）] > [NTP サーバ（NTP Server）] に移動します。

  • コール レコードのロギング：デフォルトで、Unified CCX は常にコール レコードを生成します。したがって、コール レコードのロギングを有効にするための設定は必要ありません。

Cisco Unified Intelligent Contact Management Enterprise および Cisco Unified Contact Center Enterprise

次の情報は、Cisco Unified Intelligent Contact Management Enterprise（Unified ICME）および Unified CCE の Analyze Call Path を設定するときに適用されます。

  • バージョン サポート：Unified Analysis Manager は、Unified ICME および Unified CCE に対し、リリース 8.0(1) をサポートします。

  • コール レコード リポジトリ：Unified ICME に使用するコール レコード リポジトリは、AW-HDS-DDS または HDS-DDS のいずれかです。Unified CCE に使用されるサーバは、HDS/AW データベース（ポート 1433）です。

  • ユーザ グループおよびアクセス権限：リリース 8.0(1) では、コール レコードにアクセスするために必要な推奨されるユーザ グループとアクセス権は SQL Server 用の Windows 認証のみです。これは、設定マネージャから [ユーザ リスト（User List）] ツールを使用して、適切なアクセス権限でユーザを作成することで実現できます。

  • NTP 設定：Unified CCE サーバの時刻同期の設定は、Microsoft Windows タイム サービスに基づいています。Unified CCE ルータ コンポーネントをセットアップする場合、ディセーブル"に ICM 時間"同期のデフォルト設定を囲みます検査されるように保ちます。推奨されるデフォルト設定を使用すると、ネットワークを介してコンピュータの内部クロックを自動的に同期する Windows タイム サービスにより、Unified CCE サーバの時刻同期が提供されます。この同期の時刻源は、コンピュータが Active Directory ドメイン内にあるか、またはワーク グループ内にあるかによって異なります。Windows タイム サービスの設定の詳細については、『Microsoft Windows Time Service Technical Reference』（http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc773061(WS.10).aspx）を参照してください。

  • コール レコード ロギングの有効化：コール レコード ロギングが有効であることを確認するには、まず、Unified CCE の Unified Analysis Manager サービスが有効であることを確認します。Web セット アップを使用するには、管理者およびデータ サーバ ロールにより AW-HDS-DDS サーバまたは HDS-DDS サーバをインストールする必要があります。Web セットアップを使用してこれらのロールをインストールした後は、デフォルトでコール レコードを使用できます。

  • raw コール レコードの詳細：raw コール レコードの詳細に関するヘルプを検索するには、AW-HDS-DDS サーバまたは HDS-DDS サーバのどちらかにある、Unified CCE Administration Tool グループからアクセスできる Schema Help を参照してください。また、特定のリリースに対する『United CCE Database Schema Handbook』（http://www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ps1844/tsd_products_support_series_home.html）を参照することもできます。


Note

RTMT を使用して Cisco Unified Contact Center Enterprise をモニタする場合は、ファイル <RTMT_INSTALLATION_FOLDER_PATH>/conf/rtmt.xml を開き、ReadTimeout の値を 360 に変更する必要があります。値を変更しない場合、RTMT のデフォルトのタイムアウト値は OPC ログの収集にかかる時間より大きいため、RTMT で OPC ログを収集できません。

Cisco Unified Customer Voice Portal

次の情報は、Analyze Call Path を Unified CVP に対して設定するときに適用されます。

  • バージョン サポート：United Analysis Manager は Unified CVP Release 8.0(1) 以降をサポートします。

  • コール レコード リポジトリ：Unified CVP ではコール レコード リポジトリ用に Unified CVP Reporting Server を使用します。

  • ユーザ グループおよびアクセス権限：Unified CVP では、コール レコードにアクセスするために必要なユーザ グループおよびアクセス権限を設定するために Unified CVP OAMP を使用します。

    • Unified CVP データベースから Unified CVP レコードへのアクセスを試行するすべてのユーザは、Unified CVP OAMP で作成される必要があります。

    • Unified CVP Reporting ユーザは、Unified CVP OAMP で Unified CVP Reporting ロールを付与される必要があります。

    • Unified CVP Reporting Server にセキュリティ強化がインストールされている場合は、ユーザ パスワードが期限切れになる場合があります。これが発生した場合、SNMP モニタにアラートが表示されます。

  • NTP 設定：Unified CVP サーバの時刻同期の設定は、Microsoft Windows タイム サービスに基づいています。Windows タイム サービスの設定の詳細については、『Microsoft Windows Time Service Technical Reference』（http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc773061(WS.10).aspx）を参照してください。

  • コール レコード ロギングの有効化：コール レコード ロギングが有効になっていることを確認するには、次を実行します。

    • Unified CVP Reporting Server はデフォルトではインストールも設定もされていません。顧客およびパートナーは、Unified CVP で Analysis Call Path ツールを使用するには、Unified CVP Reporting Server をインストールする必要があります。

    • Unified CVP データベース スキーマは、Unified CVP_database_config.bat ファイルである必要があります。このファイルは、Unified CVP Reporting Server インストール完了後にユーザによって実行される必要があります。

    • Unified CVP Reporting Server をインストールした後は、Unified CVP OAMP を介して設定し、Unified CVP Call Server を Unified CVP Reporting Server に関連付ける必要があります。

    • Unified CVP Reporting Server、Unified CVP VXML Server、および Unified CVP Call Server の設定については、Unified CVP CAG および RPT ガイドラインに従ってください。

    • デフォルトで、Unified CVP のデータは 30 日間保持されます。この値は Unified CVP OAMP によりカスタマイズできます。データベースをバック アップしていないかぎり、データはデータ保持日数の最後に消去されます。バックアップされた Unified CVP データは、データベースにインポートして戻さないかぎりアクセスできません。

    • Unified CVP VXML Server フィルタを、Unified CVP OAMP で設定する必要があります。これらのフィルタの設定については、Unified CVP OAMP のガイドを参照してください。

  • raw コール レコードの詳細：raw コール レコードの詳細については、『Unified CVP Reporting Guide for version7.0(2)』を参照してください。

Cisco Access Control Server および Cisco IOS Gateway

次の情報は、Cisco Access Control（ACS）Server および Cisco IOS Gateway の Analyze Call Path を設定しているときに適用されます。

  • バージョンのサポート：Unified Analysis Manager は、ACS リリース 5.1 をサポートします。

  • コール レコード リポジトリ：コール レコード リポジトリを割り当てるために、ACS サーバの 1 つを "コレクタ" ノードとして設定できます。

  • ユーザ グループおよびアクセス権限：ユーザ グループおよびアクセス権限を設定するには、ACS サーバのインストール後、ssh/telnet アクセスで、ユーザ名として acsadmin、パスワードとして default を入力します。これにより、パスワードの変更を要求されます。

  • NTP の設定: ACS サーバ上で NTP サーバを設定するには、CLI を使用します: ntp server <[NTP サーバー IP/ホスト（NTP server IP/host）]> 。

  • Web ビューの有効化: web ビューを有効にするには、CLI コマンド acs を実行します。 config-web-interface view enable この機能はデフォルトではディセーブルになっています。

  • ACS ネットワーク デバイスまたは AAA クライアントとしての Cisco IOS ゲートウェイ：正しい RADIUS シークレットを持つように ACS ネットワーク デバイスを設定する必要があります。正しい RADIUS シークレットは、IOS ゲートウェイ上のシークレットと同じものです。

    • acsadmin から、[ネットワーク デバイス グループ（Network Devices Group）] > [ネットワーク デバイス（Network Devices）] および AAA クライアントにアクセスして、ACS ネットワーク デバイスまたは AAA クライアントとして Cisco IOS ゲートウェイを追加します。

  • IOS の設定：

    • CLI を使用して、NTP サーバを設定します: ntp server <[NTP サーバー IP/ホスト（NTP server IP/host）]>

    • Cisco IOS ゲートウェイを ACS サーバの Radius クライアントとして設定します。サンプル CLI は次のとおりです。

      aaa new-model! !aaa group server radius acs server 172.27.25.110 auth-port auth-port 1812 acct-port 1813!aaa authentication login h323 group acs aaa authorization exec h323 group acs aaa accounting connection h323 start-stop group acs aaa session id common gw-accounting aaa radius-server host 172.27.25.110 auth-port auth-port 1812 acct-port 1813 radius-server key ciscoradius サーバ vsa 送信アカウンティング radius サーバ vsa 送信認証

  • Cisco IOS ゲートウェイへのローカル ログイン アクセスが可能であることを確認してください。

  • コール レコード ロギングの有効化：コール レコード ロギングが有効になっていることを確認するには、次を実行します。

    • aaa accounting connection h323 start-stop group acs

    • aaa session-id common

    • gw-accounting aaa

    • radius-server host 172.27.25.110 auth-port 1812 acct-port 1813

    • radius-server key cisco

    • radius-server vsa send accounting

ノード

ノード管理

設定後は、サポートされているノードが Unified Analysis Manager データベースに追加され、サポートされる Unified Analysis Manager ノード一覧に表示されます。次の 3 種類の方法のいずれかにより、Unified Analysis Manager ノードを識別できます。

  • 設定ファイルからノードおよびグループ設定をインポートする。

  • Unified Analysis Manager 画面で手動でノードとグループ情報を入力する。

  • シード ノードから Unified Analysis Manager ノードを検出する。シード ノードは、導入時にすべてのノードに関する情報を返すことのできるノードです。検出されると、このノードはノードのインベントリに追加できます。このオプションにより、これらのノードの詳細情報を手動入力する時間を節約できます。

Unified Communications Manager では、最初のノード（パブリッシャ）はシード ノードです。Cisco Unified Customer Voice Portal（Unified CVP）サーバ、Cisco Unified CVP OAMP サーバはシード ノードです。

このオプションでは、ノードの追加、編集、削除、および検出を実行できます。すべての設定済みの Unified Analysis Manager ノード（手動入力、ファイルからインポート、または検出）がノードの一覧に表示されます。

[ノード（Nodes）] オプションを使用して、次の機能を実行できます。

  • 追加：[追加（Add）] ボタンをクリックすると、手動で新しいノードを入力できます。

  • 編集：[編集（Edit）] ボタンをクリックすると、設定済みのノードを編集することができます。

  • 削除：[削除（Delete）] ボタンをクリックすると、1 つ以上のノードを削除することができます。

  • 検出：シード ノードだけに適用される [検出（Discover）] オプションを使用できます。[検出（Discover）] ボタンを使用してシード ノードにクエリーを送信します。これにより、シード ノードが認識している導入環境内のすべてのノードに関する情報がシード ノードから返されます。検出後、ノードはノード インベントリに自動的に追加されます。

  • 接続のテスト：[接続のテスト（Test Connectivity）] ボタンをクリックすると、設定済みのアクセス情報を使用してノードへの接続をテストすることができます。

ノードのサマリーの表示

[ノード（Node）] サマリー画面は、現在 Unified Analysis Manager アプリケーションで設定されているすべてのノードを表示します。ノードのサマリー画面にアクセスするには、次の手順を使用します。

Procedure
Step 1

[Unified Analysis Manager] メニューから、[インベントリ（Inventory）] > [ノード（Node）] の順に選択します。

Step 2

[ノード（Node）] サマリー画面が表示され、設定済みノードの一覧と、追加、編集、削除、検出を行うボタンが併せて表示されます。[接続のテスト（Test Connection）] ボタンは、ノードへの接続をテストすることができます。ノードは [名前（Name）] と [製品タイプ（Product Type）] ごとにリストされます。

ノードの追加または編集

次の手順では、ノードを追加するか、または既存の設定を編集する方法について説明します。

Procedure
Step 1

[Unified Analysis Manager] メニューから、[インベントリ（Inventory）] > [ノード（Node）] の順に選択します。

[ノード（Nodes）] ウィンドウが表示されます。

Step 2

[追加（Add）] ボタンをクリックしてノードを追加するか、またはリストからノードを選択し、[編集（Edit）] ボタンをクリックして既存の設定を編集します。[追加（Add）] または [ノードの編集（Edit Node）] 画面が表示されます。

Note 

この画面のアスタリスク（*）の付いたフィールドは必須フィールドです。
Step 3

[製品タイプ（Product Type）] ドロップダウン リスト ボックスを使用して製品を選択します。

Step 4

[IP/ホスト名（IP/Host Name）] フィールドに、追加または編集するノードのホスト名または IP アドレスを入力します。

Step 5

[トランスポート プロトコル（Transport Protocol）] フィールドで、使用するプロトコルを選択します。このフィールドのオプションは、選択した [製品タイプ（Product Type）] によって異なります。

Step 6

[ポート番号（Port Number）] フィールドに、使用するノードのポート番号を入力します。

Step 7

[ユーザ名（User Name）] フィールドと [パスワード（Password）] フィールドに、ノードへのアクセスを提供するユーザ名とパスワードを入力します。[Confirm Password] フィールドにパスワードを再入力します。

Step 8

オプションで、[説明（Description）] フィールドに追加するノードの簡単な説明を提供できます。

Step 9

[関連コール レコード リポジトリ（Associated Call Record Repositories）] および [関連トレース ファイル リポジトリ（Associated Trace File Repositories）] フィールドでは、ドロップ ダウン リストを使用してノードに使用するそれぞれのサーバを選択します。

Step 10

既存のグループにノードを追加する場合は、[関連グループ（Associated Group）] チェックボックスを使用します。

Step 11

NAT またはターミナル サーバ設定がある場合は、[詳細設定（Advanced）] ボタンを使用して [ノードの追加 - 詳細設定（Add Node-Advanced）] 画面を表示します。[代替 IP/ホスト名（Alternate IP/Hostname）] フィールドと [代替ポート（Alternate Port）] フィールドに、適切な情報を入力します。

Step 12

[保存（Save）] ボタンをクリックすると、ノードが追加されます。[キャンセル（Cancel）] ボタンを使って、ノードを追加せずに操作を終了できます。

グループ管理

Unified Analysis Manager 内で、グループを作成し、グループにノードを追加できます。グループにノードを追加した後は、ユーザは、グループ レベルで一連の機能（トレース収集やトレース設定）を実行できます。1 つのノードが複数のグループに属することができます。ネスト グループはサポートされません。グループのコピーはサポートされません。


Note

ノードが Unified Analysis Manager に追加されると、デフォルトで、AllNodes グループが追加されます。Unified Analysis Manager に追加されたすべてのノードは、デフォルトで、AllNodes グループの一部になります。AllNodes グループは編集も削除もできません。


Note

設定できるグループの数は 20 までに制限され、グループ（AllNodes グループ以外）に含めるノードの数も 20 に制限されます。

[グループ（Group）] オプションを使用して、次の機能を実行できます。

  • 追加（Add）：グループを作成するには、[追加（Add）] ボタンを使用ます。グループを作成した後は、そのグループにノードを追加できます。

  • 編集（Edit）：グループ情報を選択して編集するには、[編集（Edit）] ボタンを使用します。[編集（Edit）] 機能では、グループのノード メンバーを追加または削除することもできます。グループにノードを追加、またはグループからノードを削除することにより、グループに属するノードを変更できます。

  • 削除（Delete）：グループを削除するには、[削除（Delete）] ボタンを使用します。この機能により、Unified Analysis Manager からグループが削除されます。ただし、この機能によって、Unified Analysis Manager からグループ内の個別のノードが削除されることはありません。ノードを個々に削除するには、[編集（Edit）] ボタンを使用する必要があります。

グループの追加または編集

次の手順では、グループを追加するか、または既存の設定を編集する方法について説明します。

Procedure
Step 1

[Unified Analysis Manager] メニューから、[インベントリ（Inventory）] > [ノード グループ（Node Groups）] の順に選択します。

Step 2

[グループ（Groups）] ウィンドウが表示されます。[追加（Add）] ボタンをクリックしてグループを追加するか、またはリストからグループを選択し、[編集（Edit）] ボタンをクリックして既存の設定を編集します。[追加（Add）] または [グループの編集（Edit Group）] 画面が表示されます。

Step 3

グループ名を入力するには、[グループ名（Group Name）] フィールドを使用します。

Step 4

グループの簡単な説明を入力するには、[グループの説明（Group Description）] フィールドを使用します。

Step 5

[ノードの選択（Select Nodes）] セクションには、設定された各ノードのリストが含まれています。グループにノードを追加するには、リストでノードを強調表示し、[追加（Add）] ボタンをクリックします。

Step 6

グループに対するノードの選択が終了したら、[追加（Add）] ボタンをクリックしてグループを追加するか、または、グループの内容を編集している場合は [更新（Update）] ボタンをクリックします。[キャンセル（Cancel）] ボタンを使って、グループを追加または編集せずに操作を終了できます。

トレース ファイル リポジトリの管理

このオプションは、Unified Analysis Manager のトレース ファイル リポジトリの追加/編集/削除操作の実行を可能にします。管理対象ノードは、通常、トレース ファイルおよびログ ファイルに対する負荷を低減するためトレース ファイル リポジトリを使用します。その後、Unified Analysis Manager は、ログとトレースを収集するためにトレース ファイル リポジトリに接続できます。

トレース ファイル リポジトリ オプションを使用して、次の機能を実行できます。

  • 追加：[追加（Add）] ボタンをクリックすると、手動で新しいサーバを入力できます。

  • 編集：[編集（Edit）] ボタンをクリックすると、設定済みのサーバを編集できます。

  • 削除：[削除（Delete）] ボタンをクリックすると、1 つ以上のサーバを削除することができます。

  • 接続のテスト：[接続のテスト（Test Connectivity）] ボタンをクリックすると、設定済みのアクセス情報を使用してサーバへの接続をテストすることができます。

トレース ファイル リポジトリの追加または編集

次の手順では、トレース ファイル リポジトリを追加するか、または既存の設定を編集する方法について説明します。

Procedure
Step 1

[Unified Analysis Manager] メニューから、[インベントリ（Inventory）] > [トレース ファイル リポジトリ（Trace File Repositories）] の順に選択します。

Step 2

設定されているサーバのリストを含む [トレース ファイル リポジトリ（Trace File Repositories）] ウィンドウが表示されます。[追加（Add）] ボタンをクリックして新しいサーバを追加するか、またはリストでサーバを強調表示し、[編集（Edit）] ボタンをクリックして既存の設定を編集します。

Step 3

[IP/ホスト名（IP/Host Name）] フィールドに、追加するサーバのホスト名または IP アドレスを入力します。

Step 4

[トランスポート プロトコル（Transport Protocol）] フィールドで、ドロップダウン リスト ボックスを使用して、使用するプロトコルを SFTP または FTP から選択します。

Step 5

[ポート番号（Port Number）] フィールドに、使用するサーバのポート番号を入力します。

Step 6

[ユーザ名（User Name）] フィールドと [パスワード（Password）] フィールドに、サーバへのアクセスを提供するユーザ名とパスワードを入力します。[パスワードの確認（Confirm Password）] フィールドにパスワードを再入力します。

Step 7

オプションで、[説明（Description）] フィールドに追加するサーバの簡単な説明を提供できます。

Step 8

[関連ノード（Associated Nodes）] フィールドで、チェックボックスを使用してサーバにアクセスできるノードを選択します。

Step 9

NAT またはターミナル サーバ設定がある場合は、[詳細設定（Advanced）] ボタンを使用して [トレース ファイル リポジトリの追加 - 詳細設定（Add Trace File Repository-Advanced）] 画面を表示します。[代替 IP/ホスト名（Alternate IP/Hostname）] フィールドと [代替ポート（Alternate Port）] フィールドに、適切な情報を入力します。

Step 10

[追加（Add）] ボタンをクリックしてサーバを追加するか、[編集（Edit）] ボタンをクリックして設定を更新します。[キャンセル（Cancel）] ボタンを使って、サーバを追加せずに操作を終了できます。

コール レコード リポジトリの管理

このオプションを使用すると、Unified Analysis Manager のコール レコードのリポジトリで Add、Edit、および Delete 操作を実行できます。管理対象ノードは通常、データベースにコール データを保存するためにコール レコード リポジトリを参照します。その後、Unified Analysis Manager は、コール レコード リポジトリに接続して詳細なコール データを取得します。

[コール レコード リポジトリ（Call Record Repository）] オプションを使用して、次の機能を実行できます。

  • 追加（Add）：手動で新しいサーバを入力できます。
  • 編集（Edit）：設定済みのサーバを編集できます。
  • 削除（Delete）：1 つ以上のサーバを削除することができます。
  • 接続のテスト（Test Connectivity）：設定済みのアクセス情報を使用してサーバへの接続をテストすることができます。

コール レコード リポジトリの追加または編集

コール レコードのリポジトリを追加するか、既存の設定を編集するには、次の手順に従ってください。

Procedure
Step 1

[Unified Analysis Manager] メニューから、[インベントリ（Inventory）] > [コール レコード リポジトリ（Call Record Repositories）] の順に選択します。

Step 2

設定されているサーバのリストを含む [コール レコード リポジトリ（Call Record Repositories）] ウィンドウが表示されます。[追加（Add）] ボタンをクリックして新しいサーバを追加するか、またはリストでサーバを強調表示し、[編集（Edit）] ボタンをクリックして既存の設定を編集します。

Step 3

[リポジトリ タイプ（Repository Type）] ドロップ ダウン リストを使用して、サーバにアクセスするノードの製品タイプを選択します。

Step 4

[ホスト名（Hostname）] フィールドに、追加するサーバの名前を入力します。

Step 5

[JDBC ポート（JDBC Port）] フィールドに、使用するサーバのポート番号を入力します。

Step 6

[JDBC ユーザ名（JDBC User Name）] フィールドと [JDBC パスワード（JDBC Password）] フィールドに、サーバへのアクセスを提供するユーザ名とパスワードを入力します。[パスワードの確認（Confirm Password）] フィールドに、パスワードを再度入力します。

Step 7

オプションで、[説明（Description）] フィールドに追加するノードの簡単な説明を提供できます。

Step 8

[関連付けに使用可能なノード（Nodes Available for Association）] を使用して、サーバにアクセスできるノードを選択します。

Step 9

NAT またはターミナル サーバ設定がある場合は、[詳細設定（Advanced）] ボタンを使用して [コール レコード リポジトリの追加 - 詳細設定（Add Call Record Repository-Advanced）] 画面を表示します。[代替ホスト名（Alternate Hostname）] フィールドと [代替ポート（Alternate Port）] フィールドに、適切な情報を入力します。

Step 10

[追加（Add）] ボタンをクリックしてサーバを追加するか、[編集（Edit）] ボタンをクリックして設定を更新します。[キャンセル（Cancel）] ボタンを使って、サーバを追加せずに操作を終了できます。

トレース テンプレートの定義

グループ内に多数のノードがある場合、Unified Analysis Manager はトレース レベルを変更するコンポーネントを選択するためのショートカットとしてテンプレートを提供します。テンプレートを使用して、ノードの新しいトレース レベルを確立することもできます。また、ログおよびトレース ファイルの収集にテンプレートを使用できます。

[テンプレート（Templates）] オプションを使用して、次の機能を実行できます。

  • 追加：[追加（Add）] ボタンで新しいテンプレートを作成できます。テンプレートを追加するときは、実際のノードではなくノード タイプに対して追加していることに注意してください。特定のノード タイプの場合、コンポーネントとサービスの既知の固定セットがあります。
  • 編集：[編集（Edit）] ボタンで既存のテンプレートを編集することができます。
  • クローン：[クローン（Clone）] ボタンでは、既存のテンプレートを新しいテンプレートとして保存することができ、元のテンプレートが置換されません。
  • 削除：[削除（Delete）] ボタンでは、テンプレートを削除できます。
  • インポート：フラット ファイルから定義済みのテンプレートをインポートするには、[インポート（Import）] ボタンを使用します。
  • エクスポート：フラット ファイルにテンプレートをエクスポートするには、[エクスポート（Export）] ボタンを使用します。

テンプレートの追加または編集

次の手順では、テンプレートを追加したり、既存の設定を編集する方法について説明します。


Note

Unified Analysis Manager に編集または削除できないデフォルトのテンプレートがあります。
Procedure
Step 1

[Unified Analysis Manager] メニューから、[インベントリ（Inventory）] > [テンプレート（Templates）] の順に選択します。

Step 2

[テンプレート（Templates）] ウィンドウが表示されます。[追加（Add）] ボタンをクリックしてテンプレートを追加するか、またはリストからテンプレートを選択し、[編集（Edit）] ボタンをクリックして既存の設定を編集します。[追加（Add）] または [テンプレートの編集（Edit Template）] 画面が表示されます。

Step 3

テンプレート名を入力するには、[名前（Name）] フィールドを使用します。

Step 4

グループの簡単な説明を入力するには、[説明（Description）] フィールドを使用します。

Step 5

[製品タイプ（Product Type）] セクションには、Unified Analysis Manager でサポートされている製品のリストが含まれています。このリストから製品を選択すると、関連するコンポーネントが [コンポーネント名（Component Name）] フィールドに表示されます。

Step 6

表示される各コンポーネントに対して、[トレース レベル（Trace Level）] フィールドのドロップ ダウン リストを使用してトレース レベルを適用できます。

Note 

すべてのコンポーネントが、この画面でトレース レベルを設定できるわけではありません。

Step 7

[収集（Collect）] フィールドのボックスをオンにすることで、コンポーネントのトレース ログを収集するかどうか示すことができます。

Step 8

[追加（Add）] ボタンをクリックしてテンプレートを追加するか、[編集（Edit）] ボタンをクリックして設定を更新します。[キャンセル（Cancel）] ボタンを使って、サーバを追加せずに操作を終了できます。

コール定義

次の表に、コール終了のタイプを定義します。

Table 1. コール定義

コール タイプ

コール終了の説明

失敗したコール

接続が完了する前に、ユーザによる切断以外の何らかの原因により、コールが接続されない。

放棄されたコール

コールを開始した後、ユーザが切断したため、コールが接続されない。

ドロップされたコール

ユーザによる切断以外の何らかの原因で、接続確立後、コールが切断される。

次の表に、失敗したコール、放棄されたコール、およびドロップされたコールをサポートする製品を示します。

Table 2. コール タイプに対する製品サポート

コール タイプ

Unified Communications Manager

Unified CCE

Unified CVP

Unified CCX

失敗したコール

対応

サポート対象

サポート対象

サポート対象

放棄されたコール

対応

サポート対象

未サポート

サポート対象

ドロップされたコール

対応

サポート対象

未サポート

サポート対象

トレース収集

Unified Analysis Manager は、サポートされるデバイス サービスからログおよびトレース ファイルの収集を可能にします。ログおよびトレース ファイルを収集する方法は 3 つあります。

  • 今すぐトレースを収集（Collect Traces Now）：[今すぐトレースを収集（Collect Traces Now）] オプションを使用すると、過去に発生した任意の期間デバイスまたはデバイスのグループのサービスを選択することに基づいてトレース ファイルを収集できます。

  • トレース収集をスケジュール（Schedule Trace Collection）：[トレース収集をスケジュール（Schedule Trace Collection）] オプションを使用すると、将来の任意の期間デバイスまたはデバイスのグループのサービスを選択することに基づいてトレース ファイルを収集できます。

  • トレースの設定および収集をスケジュール（Schedule Trace Settings and Collections）：[トレースの設定および収集をスケジュール（Schedule Trace Settings and Collections）] オプションを使用すると、現在から将来にトレース ファイルを収集し、スケジュールされた期間内に使用するトレース レベルも指定できます。

今すぐトレースを収集

[今すぐトレースを収集（Collect Traces Now）] オプションを使用すると、過去に発生した任意の期間デバイスまたはデバイスのグループのサービスを選択することに基づいてトレース ファイルを収集できます。

Procedure
Step 1

[Unified Analysis Manager] メニューから、[ツール（Tools）] > [今すぐトレースを収集（Collect Traces Now）] の順に選択します。

[今すぐトレースを収集（Collect Traces Now）] ウィンドウが表示されます。

Step 2

サポートされているグループのリストを表示するには [グループ（Group）] を、サポートされているデバイスのリストを表示するには [ノード（Node）] を選択します。トレースを収集するグループまたはデバイスを選択します。
Step 3

使用するトレース レベルを含むテンプレートを選ぶには、[テンプレートの選択（Select the template to）] ドロップダウン リストを使用します。また、グループまたはデバイスの新しいトレース レベルをカスタマイズする場合は、[カスタマイズ（Customize）] ボタンをクリックします。

Step 4

収集期間を選択するには、[開始時刻（Start Time）] フィールドと [終了時刻（End Time）] フィールドを使用します。

Step 5

収集期間のタイム ゾーンを選択するには、[参照タイム ゾーン（Referenced Time Zone）] フィールドを使用します。

Step 6

オプションで [要約の表示（View Summary）] ボタンをクリックして、[収集のサマリー（Collection Summary）] ウィンドウを表示することもできます。このウィンドウには、ノードに関連するコンポーネントのリストが含まれます。

Step 7

トレースを開始するには、[OK] ボタンをクリックします。トレースを実行した場合、トレースのステータス サマリーおよびステータス詳細がウィンドウに表示されます。ステータス詳細は、ログの送信先ディレクトリへのパスを提供します。

トレース収集のスケジュール

現在から未来の任意の期間のトレース ファイルを収集する場合は、トレース収集のスケジュール オプションを使用します。

Procedure
Step 1

[Unified Analysis Manager] メニューから、[ツール（Tools）] > [トレース収集のスケジュール（Schedule Trace Collection）] の順に選択します。

[トレース収集のスケジュール（Schedule Trace Collection）] ウィンドウが表示されます。

Step 2

サポートされているグループのリストを表示するには [グループ（Group）] を、サポートされているデバイスのリストを表示するには [ノード（Node）] を選択します。トレースを収集するグループまたはデバイスを選択します。
Step 3

使用するトレース レベルを含むテンプレートを選ぶには、[テンプレートの選択（Select the template to）] ドロップダウン リストを使用します。また、特定のコンポーネントのトレースを収集する場合は、[カスタマイズ（Customize）] ボタンをクリックできます。

Step 4

収集期間を選択するには、[開始時刻（Start Time）] フィールドと [終了時刻（End Time）] フィールドを使用します。

Step 5

収集期間のタイム ゾーンを選択するには、[参照タイム ゾーン（Referenced Time Zone）] フィールドを使用します。

Step 6

収集の頻度を示すには、[トレースの収集頻度（Collect Traces Every）] ドロップダウン フィールドを使用します。

Step 7

オプションで、トレース収集に関する電子メール通知の送信を選択することもできます。そのためには、[電子メール通知の送信（Send Email Notification to）] チェックボックスをクリックして、テキスト ボックスに電子メール アドレスを入力します。

Step 8

オプションで [要約の表示（View Summary）] ボタンをクリックして、[収集のサマリー（Collection Summary）] ウィンドウを表示することもできます。このウィンドウには、ノードに関連するコンポーネントのリストが含まれます。

Step 9

トレースを開始するには、[OK] ボタンをクリックします。トレースをスケジュールした場合、トレースのステータス サマリーおよびステータス詳細がウィンドウに表示されます。トレースが完了すると、レポートがログ ファイルに書き込まれます。電子メール情報が提供された場合、システムにより生成された電子メールが送信されます。

トレースの設定と収集のスケジュール

現在から将来にかけての任意の期間でトレース ファイルを収集する場合、トレースの設定と収集のスケジュール オプションを使用します。また、スケジュールされた時間に使用するトレース レベルを指定します。このオプションのトレース設定を変更すると、トレース レベルは、収集期間後にデフォルト設定に復元されます。

Procedure
Step 1

[Unified Analysis Manager] メニューから、[ツール（Tools）] > [トレース収集のスケジュール（Schedule Trace Collection）] の順に選択します。

[トレース収集のスケジュール（Schedule Trace Collection）] ウィンドウが表示されます。

Step 2

サポートされているグループのリストを表示するには [グループ（Group）] を、サポートされているデバイスのリストを表示するには [ノード（Node）] を選択します。トレースを収集するグループまたはデバイスを選択します。
Step 3

使用するトレース レベルを含むテンプレートを選ぶには、[テンプレートの選択（Select the template to）] ドロップダウン リストを使用します。また、グループまたはデバイスの新しいトレース レベルをカスタマイズする場合は、[カスタマイズ（Customize）] ボタンをクリックします。このオプションを使用すると、特定のコンポーネントのトレースを収集できます。

Step 4

収集期間を選択するには、[開始時刻（Start Time）] フィールドと [終了時刻（End Time）] フィールドを使用します。

Step 5

収集期間のタイム ゾーンを選択するには、[参照タイム ゾーン（Referenced Time Zone）] フィールドを使用します。

Step 6

収集の頻度を示すには、[トレースの収集頻度（Collect Traces Every）] ドロップダウン フィールドを使用します。

Step 7

オプションで、トレース収集に関する電子メール通知の送信を選択することもできます。そのためには、[電子メール通知の送信（Send Email Notification to）] チェックボックスをクリックして、テキスト ボックスに電子メール アドレスを入力します。

Step 8

オプションで [要約の表示（View Summary）] ボタンをクリックして、[収集のサマリー（Collection Summary）] ウィンドウを表示することもできます。このウィンドウには、ノードに関連するコンポーネントのリストが含まれます。

Step 9

トレースを開始するには、[OK] ボタンをクリックします。トレースをスケジュールした場合、トレースのステータス サマリーおよびステータス詳細がウィンドウに表示されます。トレースが完了すると、レポートがログ ファイルに書き込まれます。電子メール情報が提供された場合、システムにより生成された電子メールが送信されます。

トレース レベルの設定

トレース レベルの設定オプションを使って、デバイスのグループまたは個々のデバイスにトレース レベルを割り当てます。テンプレートを使用してトレース レベルを割り当てることも、トレース レベルをカスタマイズすることもできます。トレース レベルは、次の Cisco Unified Communications コンポーネントに対して設定できます。

  • ユニファイド・コミュニケーション・マネージャー：ユニファイド・コミュニケーション・マネージャーおよびコモン・トレース・コンポーネントのトレースレベルを設定できます。
  • IM and Presence：Unified Presence と共通のトレース コンポーネントに対してトレース レベルを設定できます。
  • Cisco Unity Connection：Cisco Unity Connection と共通のトレース コンポーネントに対してトレース レベルを設定できます。
  • Cisco Unified Contact Center Express：共通のトレース コンポーネントに対してのみトレース レベルを設定できます。

次の表では、Unified Analysis Manager によって管理される Cisco Unified Communications コンポーネントに対する一般的なトレース レベル設定について説明します。

Table 3. Unified Analysis Manager トレース レベルの設定

トレース レベル

ガイドライン

トレースの予想ボリューム

デフォルト

このレベルは、異常なパスに生成されたすべてのトレースを含める必要があります。このレベルは通常発生してはならないコーディング エラー トレースとエラーのトレースを対象としています。

Note 

デフォルトのトレースレベルとして [ Detailed ] を選択します。

最小トレース（予想値）

警告

このレベルは、システム レベル操作のトレースを含める必要があります。これは、コンポーネント内の"状態遷移"によって生成されるすべてのトレースを含める必要があります。

コンポーネント使用時に中規模ボリュームのトレース（予想値）

情報

これは、コンポーネントの困難な問題をデバッグする目的で、ラボで使用できるトレースを含める必要があります。

コンポーネント使用時に大規模ボリュームのトレース（予想値）

[デバッグ（Debug）]

このレベルはデバッグ用に基本的に使用されるメッセージの詳細なデバッグ情報や大量データを含める必要があります。

コンポーネント使用時に非常な大規模ボリュームのトレース（予想値）

Procedure

Step 1

[Unified Analysis Manager] メニューから、[ツール（Tools）] > [トレース レベルの設定（Set Trace Level）] の順に選択します。

[トレース レベルの設定（Set Trace Level）] ウィンドウが表示されます。

Step 2

サポートされているグループのリストを表示するには [グループ（Group）] を、サポートされているデバイスのリストを表示するには [ノード（Node）] を選択します。トレースを収集するグループまたはデバイスを選択します。
Step 3

[テンプレートの選択（Select the template）] ドロップダウン リスト ボックスから、使用するトレース レベルを含むテンプレートを選択します。また、グループまたはデバイスのトレース レベルをカスタマイズする場合は、[カスタマイズ（Customize）] ボタンをクリックします。[カスタマイズ（Customize）] オプションを選択する場合、サポートされるデバイスのリストとともに [Design Preview（設計プレビュー）] ダイアログが表示されます。対象のデバイスを選択し、[選択済みコンポーネント（Selected Components）] フィールドを使ってトレース レベルを設定します。

Step 4

ノードのトレース レベルに対する変更を表示するには、[変更の表示（View Changes）] をクリックします。[OK] をクリックすると、レベルが設定され、この画面を終了します。

設定の表示

ノードに関連する設定情報を表示するには、[設定の表示（View Configuration）] オプションを使用します。バージョンおよび設定情報を収集し、ブラウザで表示したり、結果を保存することができます。

Procedure

Step 1

[Unified Analysis Manager] メニューから、[ツール（Tools）] > [設定の表示（View Configuration）] の順に選択します。

[設定の表示（View Configuration）] ウィンドウが表示され、ノードのリストが表示されます。

Step 2

ノードを選択して、[次へ（Next）] ボタンをクリックすると、[選択済みのコンポーネント（Selected Components）] 画面が表示されます。この画面は、製品のバージョン、プラットフォーム、ライセンス、およびその他のカテゴリの設定情報を示します。

Step 3

設定情報を収集するには、[完了（Finish）] をクリックします。

サマリ ウィンドウが表示されます。ブラウザで収集した情報を表示したり、[名前を付けて保存（Save As）] ボタンを使って収集した設定情報を保存することができます。

Cisco Unified Analysis Manager のトラブルシューティング

次の表に、Unified Analysis Manager のノードへの接続をテストしているときに発生する可能性のあるエラーと、そのエラーを修正するために推奨されるアクションを示します。

Table 4. 接続テストでのエラーと修正アクション

いいえ

Error Code

Message

改善処置

1

NOT_AUTHORIZED_CODE

ユーザ名またはパスワードが正しくありません（Username or password is not correct）

正しいユーザ名とパスワードを入力します。

2

MISSING_SERVICE_CODE

サービスが見つかりません（Missing Service）

要求された Web サービスが見つかりません。Web サービスがターゲット アプリケーションでダウンしているかどうかを確認します。

3

SERVER_BUSY_CODE

サーバがビジーです

サーバ上に実行中の他のジョブがあるかどうかを確認します。ある場合は、そのジョブが完了するまで待機します。そうでない場合は、数分待ってから、再試行してください。

4

INVALID_PORT_CODE

無効なポート

指定されたポートは構文的に正しくないか、範囲外の可能性があります。

5

CONNECTION_FAILED_CODE

指定されたノードに接続されていません（Not connected to the specified node）

このノードの正しいアドレスを入力したことを確認します。アドレスが正しい場合は、ノードが起動しており、到達可能であることを確認します。

6

NOT_SUPPORTED_CODE

サポート対象外

指定した製品のこのバージョンは、このリリースではサポートされていません。サポートされるバージョンにこの製品をアップグレードします。

7

CERTIFICATE_HANDLING_ERROR_CODE

SSL のハンドシェイクに失敗しました。クライアントとサーバは、必要なレベルのセキュリティをネゴシエートできませんでした（SSL handshake failed. The client and server could not negotiate desired level of security）

サーバからクライアントに送信された証明書を受け入れことを確認します。

8

GENERAL_CONNECTION_ERROR_CODE

内部エラーが発生しました（An internal error has occurred）

最近の Unified Analysis Manager ログ ファイルを保存し、Unified Analysis Manager サポートに問い合わせてください。

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