[アドホック会議の削除(Drop Ad Hoc Conference)]
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[アドホック会議の削除(Drop Ad Hoc Conference)] は、電話料金の詐欺行為を防止します。このような詐欺行為では、内部の会議開催者は会議から切断されますが、外部発信者は接続されたままになります。 このサービス パラメータの設定値は、アドホック会議が削除される条件を指定します。
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[なし(Never)]:会議が削除されることはありません (意図しない会議の終了を防ぐため、デフォルト オプションを使用することが推奨されます)。
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[会議にオンネット参加者がいなくなった時点(When No OnNet Parties Remain in the Conference)]:アクティブな会議の最後のオンネット参加者がコールを切断するかまたは会議から退席すると、その会議が削除されます。Unified Communications Manager は、会議に割り当てられているすべてのリソースを解放します。
(注)
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学習したルート パターンがオンネットに分類されるため、ILS 導入でのアドホック会議のドロップ機能が [会議に OnNet パーティが誰も残っていないとき] に設定した場合、関係者はドロップされません。
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[会議の開催者が退席した時点(When Conference Controller Leaves)]:主要開催者(会議作成者)がコールを切断すると、アクティブな会議が終了します。Unified Communications Manager は、会議に割り当てられているすべてのリソースを解放します。
(注)
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このサービス パラメータを [なし(Never)] に設定することが推奨されます。 その他の設定では、意図しない会議の終了が発生する可能性があります。
[アドホック会議の削除(Drop Ad Hoc Conference)] サービス パラメータの効果は、SIP を実行している Cisco Unified IP 電話7940 または 7960 から開始された会議コールと、SIP を実行しているサードパーティの電話から開始された会議コールでは異なります
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[アドホック会議の最大参加者数(Maximum Ad Hoc Conference)]
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このパラメータは、1 つのアドホック会議に参加可能な最大参加者数を指定します。
デフォルト値:4
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[高度なアドホック会議の有効化(Advanced Ad Hoc Conference Enabled)]
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このパラメータは、高度なアドホック会議機能が有効であるかどうかを指定します。 これには、開催者以外の参加者が他の参加者を追加および削除できる機能や、全参加者がアドホック会議をリンクできる機能などが含まれます。
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[非線形アドホック会議リンクの有効化(Non-linear Ad Hoc Conference Linking Enabled)]
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このパラメータは、3 つ以上のアドホック会議を 1 つのアドホック会議に非線形で直接リンクできるかどうか(3 つ以上の会議を 1 つの会議にリンクできるかどうか)を決定します。
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[ビデオ会議の代わりに暗号化音声会議を選択する(Choose Encrypted Audio Conference Instead Of Video Conference)]
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このパラメータは、会議の開催者の [デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] が [認証(Authenticated)] または [暗号化(Encrypted)] のいずれかに設定されており、2 人以上の会議参加者がビデオに対応している場合に、Unified Communications Manager が、アドホック会議コールに暗号化オーディオ会議ブリッジまたは非暗号化ビデオ会議ブリッジのいずれを選択するかを決定します。 このリリースでは暗号化ビデオ会議ブリッジがサポートされていないため、Unified Communications Manager は暗号化オーディオ会議ブリッジと非暗号化ビデオ会議ブリッジのいずれかを選択する必要があります。 デフォルト値は [はい(True)] です。
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[ビデオ会議割り当てのための最小ビデオ対応参加者数(Minimum Video Capable Participants To Allocate Video Conference)]
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このパラメータは、ビデオ会議ブリッジを割り当てるためにアドホック会議に存在している必要があるビデオ対応会議参加者の数を指定します。 ビデオ対応参加者の数がこのパラメータで指定されている数よりも少ない場合、Unified Communications Manager はオーディオ会議ブリッジを割り当てます。 ビデオ対応参加者の数がこのパラメータに指定されている数以上の場合、Unified Communications Manager は、ビデオ会議ブリッジが使用可能であれば、設定されているメディア リソース グループ リスト(MRGL)からビデオ会議ブリッジを割り当てます。 値 0 を指定すると、会議にビデオ対応参加者がいない場合を含め、常にビデオ会議ブリッジが割り当てられます。
オーディオ ブリッジを使用して確立された会議に追加のビデオ対応参加者が参加すると、この会議はオーディオ ブリッジのままで、ビデオに変換されることはありません。 デフォルト値は 2 です。
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[ビデオ会議ブリッジの優先度が高い場合に音声のみの会議にビデオ会議ブリッジを割り当てる(Allocate Video Conference Bridge For Audio Only Conferences When The Video Conference
Bridge Has Higher Priority)]
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このパラメータは、メディア リソース グループ リスト(MRGL)でビデオ会議ブリッジの優先度がオーディオ会議ブリッジよりも高い場合に、Unified Communications Manager が音声のみのアドホック会議コールに対し、ビデオ会議ブリッジが使用可能であればビデオ会議ブリッジを選択するかどうかを指定します。 MRGL でオーディオ会議ブリッジの優先度がすべてのビデオ会議ブリッジよりも高い場合、Unified Communications Manager はこのパラメータを無視します。 このパラメータは、ローカル会議ブリッジがビデオ ブリッジであり(かつ MRGL で高い優先度が設定されており)、オーディオ会議ブリッジがリモート ロケーションでのみ使用可能な場合に便利です。このような状況でこのパラメータを有効にすると、Unified Communications Manager は音声のみの会議コールに対しても最初にローカル ビデオ会議ブリッジの使用を試行します。 デフォルト値は [False] です。
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[サードパーティ アプリケーションでクリックツー会議機能を有効にする(Enable Click-to-Conference for Third-Party Applications)]
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このパラメータは、SIP トランクでのクリックツー会議機能を Unified Communications Manager で有効にするかどうかを指定します。 クリックツー会議機能により、サードパーティのアプリケーションが SIP アウトオブダイアログ REFER メソッドを使用して会議をセットアップし、SIP SUBSCRIBE/NOTIFY により会議イベント
パッケージのために SIP トランクに登録できるようになります。
警告
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このパラメータを有効にすると、この機能をサポートするようにコーディングされている CTI アプリケーションに悪影響を及ぼす可能性があります。
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デフォルト値:False
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[クラスタ会議プレフィックス ID(Cluster Conferencing Prefix Identifier)]
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このパラメータは、SIP 会議ブリッジ(Cisco TelePresence MCU や Cisco TelePresence Conductor など)でホストされるアドホック会議とミートミー会議に対して生成される会議 ID にプレフィックスとして追加される最大
8 桁の番号(例:0001)を定義します。 このフィールドには、Unified Communications Manager が管理する SIP 会議ブリッジが、ネットワーク内の複数クラスタによって共有される場合に、管理者が値を指定する必要があります。 アドホック会議とミートミー会議の会議 ID が一意であるようにするため、すべてのクラスタに固有のプレフィックスを設定する必要があります。
会議リソースがクラスタ間で共有されない場合、このフィールドに値を指定されないことがあります。
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