電話機のキーパッドのいずれかのキーを押して、Unity Connection SRSV サーバーにアクセスできます。Unity Connection SRSV カンバセーションにはいくつかのバージョンがあり、それぞれが Unity Connection SRSV メニューオプションに異なるキーパッドマッピングを提供します。（たとえば、あるバージョンではメッセージを削除するのに 3 を押しますが、別のバージョンではメッセージを削除するのに 7 を押すことがあります）。

Unity Connection SRSV の管理者は、ユーザーが聞くカンバセーションのバージョンを決定します。通常、管理者は、ユーザーになじみのあるキーパッドマッピングが設定されたカンバセーションを選択します。

ボイスメールは、内線番号をダイヤルすることなく、他の Unity Connection SRSV ユーザーに送信できます。

ヒント	Unity Connection SRSV は、すばやく移動できる一致のリストを再生します。リストから受信者を選択するには # を押します。前の名前に戻るには 7 を押します。次の名前に進むには 9 を押します。リストの先頭に戻るには 77 を押します。リストの最後に進むには 99 を押します。

Unity Connection SRSV を使用する場合は、次のタイプの受信確認を管理できます。

• NondeliveryReciept メッセージは、メッセージが意図した受信者に配信されなかった場合に通知します。メッセージを確認する場合、Unity Connection SRSV はその他のメッセージとともに受信確認を再生します。他のメッセージと同じ方法で受信確認を再生して削除します。返信または転送はできません。

• 開封受信確認：Unity Connection SRSV は、送信したメッセージを読んだ受信者のリストを再生します。不達確認（NDR）では、Unity Connection SRSV によって、メールボックスでメッセージを受信しなかった受信者が示されます。

Unity Connection SRSV が NDR を再生した後は、元のメッセージを再生し、それを受信できなかった受信者に再送できます。メッセージを再送するときに、コメントを録音したり、受信者リストを変更したり、配信オプションを変更したりすることができます。メッセージを再送すると、自動的に Unity Connection SRSV によって NDR が削除されます。

Unity Connection SRSV では、削除されたメッセージが保存されます。これらのメッセージは再生、復元、または完全に削除することができます。メッセージの完全な削除は、特に Unity Connection SRSV が一定時間の経過後にメッセージを自動的に削除するように設定されていない場合、メールボックスのサイズを削減できる重要な手段です。

メッセージ保存ポリシーを適用するようにシステムが設定されているかどうかを、Unity Connection SRSV の管理者に確認してください。Unity Connection SRSV は、メッセージ保持ポリシーが適用されるタイミングを示すことも、ポリシーの結果としてメッセージが永久に削除される前に警告することもありません。Unity Connection SRSV に保存ポリシーが設定されていない場合は、定期的にメッセージを完全に削除してください。

削除済みメッセージは、新しいメッセージや開封済みメッセージと同様に、再生できます。また、削除済みメッセージは、新しいメッセージまたは開封済みメッセージとして復元することもできます。

デフォルトでは、最も新しいメッセージが最初に再生されます。削除されたメッセージでは、メッセージ タイプ メニューを使用可能にしたり、タイプによって再生順序を指定したりできないことに注意してください。

組織外の緊急連絡先番号を指定するには、外線通話に必要なアクセスコード（たとえば 9）から入力を始めます。★日本語版では削除：For long-distance numbers, include the applicable dialing codes (for example, 1 and the area code).★

再生設定によって、次の再生音量と再生速度を変更できます。

• 再生時の個々のメッセージ。
• Unity Connection SRSV がプロンプトを再生している間、現在の電話セッションの会話が表示されます。

個々のメッセージの再生の変更は、同じ電話セッション中に再生する他のメッセージの再生には影響しません。カンバセーションの再生の変更は電話を切るまで有効です。次回 Unity Connection SRSV に発信するときには、再生設定がデフォルトの状態にリセットされます。

（注）	カンバセーションの速度または音量を調整する場合は、ボイス コマンドを使用します。電話のキーパッドは使用できません。

Unity Connection SRSV には、ボイスメールに関するいくつかの制限事項があります。

• 次の機能は、Unity Connection SRSV ではサポートされていません。

  • Fax のサポート
  • 住所と連絡先
  • ディスパッチメッセージ
  • オプショングリーティングや通知などのスケジュールされた基本サービス。
  • コールスクリーニングやコール転送などの高度なテレフォニー機能。
  • タッチトーン カンバセーション ユーザー機能を使用した音声名、配信リスト、または PIN の更新。
  • ブロードキャストやグリーティング管理などのタッチトーン カンバセーション ユーザー管理インターフェイス。
  • プライベート配信リスト。
  • 音声合成または音声認識機能。
  • タッチトーン カンバセーション ユーザー（TUI）のボイスメールフローのカスタマイズ。
  • VPIM
  • IMAP
  • シングルインボックス
  • Cisco Personal Communications Assistant と Web Inbox。
• ボイスメールの作成、転送、および返信機能は、Unity Connection SRSV ではサポートされていません。無応答時または話中転送機能のみがサポートされます。
• ボイスメールの同期は、中央 Unity Connection サーバー経由でのみサポートされます。中央 Unity Connection サーバーで受信したボイスメールは、Unity Connection SRSV に複製されません。
• ボイスメールのアップロードは、Cisco Unified Communications Manager への電話機の登録とは同期されません。
• コール ハンドラの設定はプロビジョニングデータに含まれず、このデータは中央 Unity Connection と Unity Connection SRSV サーバーの間で同期されません。
• ユーザー以外の内線番号のシステム転送は、Unity Connection SRSV では実行できません。 Cisco Unity Connection Administration のユーザーの [グリーティングの編集（Edit Greeting）] ページの [ユーザーまたはコール ハンドラに関連付けられていない番号への転送を許可（Allow Transfers to Numbers Not Associated with Users or Call Handlers）] 設定が Unity Connection SRSV に存在しないためです。
• すべての Unity Connection SRSV ユーザーに対してプロビジョニングされる、中央 Unity Connection サーバーのサービスクラス（COS）機能（配信リストへのアクセスやメッセージ削除動作など）はほとんどありません。
• ユーザーは、中央 Unity Connection サーバーでボイスメールの設定を行うまで、Cisco Unity Connection SRSV Administration にログインできません。
• ライブレコードおよびライブ返信機能はサポートされていません。

自動応答の設定は、ブランチサイトでのみ実行されます。中央 Unity Connection サーバーからの同期は必要ありません。自動応答は、内部および外部の発信者が組織内のユーザーまたは部署を見つけて、それらにコールを転送するのに役立ちます。

次に、Unity Connection SRSV でサポートされていない自動応答機能を示します。

• パーティションまたはサーチスペース
• コールスクリーニングなどの高度なコール機能
• インタビューハンドラ
• ディスパッチメッセージ

• NAT はブランチロケーションでのみサポートされ、中央 Unity Connection サーバーではサポートされません。
• 各 NAT サイトでプロビジョニングできる Unity Connection SRSV は 1 つだけです。
• スタティック NAT およびポートアドレス変換（PAT）のみがサポートされます。
• ダイナミック NAT はサポートされていません。

電子メールメッセージの重複を避けるため、Unity Connection SRSV でディザスタリカバリシステムのデータバックアップを作成することは推奨されません。

• 存続可能モードで配信リストに送信されたボイスメールは、WAN が回復した後にのみメンバーに送信されます。
• システムは、配信リストの音声名をプロビジョニングしません。
• システムは、配信リストの録音名をプロビジョニングしません。
• パブリック配信リストのみがサポートされます。