この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Unity Connection ライセンスは、製品でサポートされるさまざまな機能を使用するために必要です。Unity Connection 機能を使用するには、対応するライセンスを Prime License Manager(PLM)にインストールして、必要なライセンス ステータスを取得するために Unity Connection と PLM サーバを同期させる必要があります。
Unity Connection ライセンスを設定するには、次の 2 つのステップを実行します。
PLM サーバにライセンスをインストールします。詳細については、http://www.cisco.com/c/en/us/support/cloud-systems-management/prime-license-manager/products-user-guide-list.html で、『Cisco Prime License Manager User Guide, Release 10.5(1)』の「Operation」の章の「New License Planning and Fulfillment」を参照してください。
PLM サーバと製品のライセンス情報を同期するように Unity Connection を設定します。詳細については、次の URL で、『Cisco Prime License Manager User Guide, Release 10.5(1)』の「Operation」の章の「Add Product Instance」を参照してください。
http://www.cisco.com/c/en/us/support/cloud-systems-management/prime-license-manager/products-user-guide-list.html
PLM サーバと Unity Connection 間の同期が完了すると、Unity Connection ライセンス ステータスが遷移します。
Unity Connection サーバのさまざまなライセンス モードを以下に示します。
デモ:Unity Connection は、最初、PLM サーバに接続するまでデモンストレーション(デモ)モードのままです。
システムは、60 日後に期限切れになるデモ ライセンスで動作します。ライセンスが期限切れになる前に必要な機能ライセンスをインストールするには、Unity Connection を PLM サーバに接続する必要があります。
コンプライアンス:Unity Connection を PLM サーバに接続してそれぞれの機能ライセンスをインストールしたら、Unity Connection のライセンス ステータスがコンプライアンス モードに遷移します。
PLM サーバが 50 ユーザ用に設定されている場合は、Unity Connection が 50 ユーザ以下のライセンスを要求して、コンプライアンス モードに留まることができます。
違反:PLM に必要なライセンスの数がインストールされていない場合や必要な機能のライセンス制限を超えている場合は、Unity Connection ライセンス ステータスが違反モードに遷移します。
ライセンスを使用するための猶予期間は 60 日であり、ライセンス違反を避けるためには、必要なライセンスをインストールするか、ライセンスされた機能の使用量を削減する必要があります。
期限切れ:60 日の猶予期間内に必要なライセンスがインストールされなかった場合は、Unity Connection ライセンス ステータスが期限切れに遷移します。
期限切れモードでは、メールボックスを持つユーザを作成できません。ただし、Unity Connection 上の他の設定データを追加または更新することはできます。また、ボイスメールを送受信することもできます。
(注) | ライセンスを取得してインストールしたら、Unity Connection サーバを再起動する必要があります。Unity Connection 上のライセンス ステータスが「期限切れ」から「コンプライアンス」に遷移します。 Unity Connection のライセンス ステータスが「期限切れ」の場合は、ユーザと、ブランチ上の Unity Connection からのコール ハンドラ プロファイルの同期が機能しません。ただし、ボイスメールと自動応答機能はブランチ上で引き続き動作します。ブランチのライセンス要件の詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/11x/srsv/guide/b_11xcucsrsvx.html で、『Complete Reference Guide for Cisco Unity Connection Survivable Remote Site Voicemail (SRSV) for Release 11.x』の「Installing and Configuring Cisco Unity Connection SRSV」の章を参照してください。 複数の Unity Connection サーバが同じ PLM サーバを使って設定され、Unity Connection サーバのいずれかでライセンス違反が発生した場合は、すべての Unity Connection サーバのライセンス ステータスが「違反」に遷移します。同様に、Unity Connection サーバのいずれかでライセンスの期限切れが発生した場合は、すべての Unity Connection サーバのライセンス ステータスが「期限切れ」に遷移します。 |
Unity Connection クラスタでは、ライセンス ステータスを取得するために、パブリッシャ サーバのみを設定し、PLM サーバに接続する必要があります。パブリッシャ サーバが機能を停止すると(メンテナンスのためにシャットダウンされた場合など)、サブスクライバ サーバが 60 日の猶予期間にクラスタに対するすべての着信コールを処理します。ただし、パブリッシャ サーバが 60 日以内に機能の再開に失敗した場合は、Unity Connection のライセンス ステータスが「期限切れ」状態に変化します。
レガシー ライセンス情報の移行またはアップロードを開始する前に、PLM サーバを使って Unity Connection を設定する必要があります。PLM サーバを使った Unity Connection の設定方法については、http://www.cisco.com/c/en/us/support/cloud-systems-management/prime-license-manager/products-user-guide-list.html で、『Cisco Prime License Manager User Guide, Release 10.5(1)』の「Operation」の章の「Add Product Instance」を参照してください。
Unity Connection 7.x 以降では、Cisco Unity 4.x 以降から Unity Connection 7.x 以降に移行するときに、Cisco Unity 内の既存のライセンス情報を使用することができます。このライセンス情報は Unity Connection 機能の有効化に役に立ちます。
Cisco Unity 4.x 以降から Unity Connection 11.x への移行手順については、「Cisco Unity 4.x 以降から Unity Connection 7.x 以降への移行」の項を参照してください。
Unity Connection の新しいリリースにアップグレードする場合は、次のいずれかの方法を使用して、Unity Connection 8.6 以前のリリースからライセンスを移行することができます。
レガシー ライセンス情報をアップロードすると、Unity Connection が設定され、PLM サーバと同期されます。PLM サーバとの同期が完了すると、新しいバージョンの Unity Connection に関するレガシー ライセンス情報が移行のために PLM サーバに送信されます。これで、PLM サーバを介してライセンスを移行できるようになりました。
Unity Connection 8.6 以前のリリースから以降のリリースにアップグレードする場合は、アップグレードを実行する前に 8.6 ライセンスをインストールする必要があります。これは、レガシー ライセンス データと見なされるインストール済みのライセンス情報がライセンスの移行に必要だからです。Unity Connection 9.x 以降のリリースにアップグレードした後は、Prime License Manager を使用してレガシー ライセンスを適用できなくなります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
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ステップ 1 | 次の URL から COBRAS エクスポート ツールをダウンロードして起動します。 | http://www.ciscounitytools.com/Applications/General/COBRAS/COBRAS.html | ||
ステップ 2 | [Unity Connection 11.x 以降に移行するためのライセンスの詳細(License Details for Migration to Unity Connection 11.x and later)] フィールドで、[バックアップ オプション(Backup Options)] タブを選択します。Cisco Unity からレガシー ライセンス データをエクスポートするには、[Unity Connection 11.x 以降に移行するためのライセンスの詳細(License Details for migration to Unity Connection 11.x and later)] チェックボックスをオンにします。 | |||
ステップ 3 | CLI クレデンシャルを入力して、[OK] を選択します。 | |||
ステップ 4 | [バックアップの保存先(Backup Destination)] タブで、レガシー ライセンス データをエクスポートするバックアップの場所を参照します。 | |||
ステップ 5 | [データのエクスポート(Export Data)] タブを選択して、レガシー ライセンス データをエクスポートします。 |
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Unity Connection 8.6 以降のリリースから Unity Connection 9.x 以降のリリースにアップグレードする場合は、古いリリースのレガシー ライセンス情報がアップグレード対象のリリース データベースにアップロードされます。アップグレード プロセスが完了したら、新しくアップグレードしたバージョンの Unity Connection と PLM サーバを同期する必要があります。「PLM サーバへのライセンスのインストール」の項を参照してください。
ライセンス対象機能に関連付けられたライセンスに関するレポートを表示するには、Cisco Unity Connection Administration に移動して、[システム設定(System Settings)] を展開し、[ライセンス(Licenses)] を選択します。[ライセンス(Licenses)] ページに、次の情報を含むライセンス レポートが表示されます。
Unity Connection 機能のライセンス パラメータ