この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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目次
Cisco Jabber Guest は、3 サーバ クラスタをサポートします。 3 台の運用サーバについて、完全な冗長性が必要です。 Cisco Jabber Guest は、クラスタ内の 2 台の運用サーバで正しく動作しますが、Cisco Jabber Guest クラスタ内のサーバをアップグレードするときなど、2 台の運用サーバで稼動する期間は短期間にすることを推奨します。 Cisco Jabber Guest は、クラスタ内の 1 台のサーバだけが動作可能である場合は正しく動作しません。
クラスタ内の 1 台のサーバだけに一度に要求を送信するために、リバース プロキシを設定します。 フィールドから Cisco Expressway-C で要求を送信する順番を設定します。 すべての Cisco Jabber Guest サーバには異なる優先度が設定される必要があります。 サーバが応答不能になった場合にのみ、要求は異なるサーバに送信されます。
の [優先度(Priority)]Cisco Jabber Guest はクラスタ内の任意のサーバで管理できますが、トラブルシューティングを簡素化するために、クラスタで 1 台のサーバを管理用に使用することを推奨します。
複製されるデータ |
複製されないデータ |
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ユーザ(Users) |
[設定(Settings)] > [ローカル SSL 証明書(Local SSL Certificate)] |
リンク |
[設定(Settings)] > [コール制御とメディア(Call Control and Media)](ローカル) |
[サービス(Services)] > [パスワード(Passwords)] |
ログ |
[設定(Settings)] > [リンク(Links)] |
|
[設定(Settings)] > [モバイル(Mobile)] |
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[設定(Settings)] > [セキュアな信頼証明書(Secure Trust Certificate)] |
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[設定(Settings)] > [コール制御とメディア(Call Control and Media)] |
遅延の上限は 15 ミリ秒です。
この手順では、プライマリ サーバをプライマリと呼び、2 台のセカンダリ サーバをノード A とノード B と呼びます。
セカンダリ サーバがクラスタに組み合わされると、セカンダリ サーバのデータはすべて破棄されます。 データを将来再利用できるように保持する必要がある場合は、セカンダリ サーバをクラスタに組み合せる前にセカンダリ サーバをバックアップします。
ステップ 1 | 3 台のすべてのサーバに .OVA を配置します。 |
ステップ 2 | 3 つすべての Cisco Jabber Guest サーバに対して、FQDN が設定されていることを確認します。 詳細については、Cisco Jabber Guest サーバの FQDN を設定を参照してください。 |
ステップ 3 | root として各サーバにサインインします。 |
ステップ 4 |
3 台のサーバの 1 台でプライマリを確立するには、以下の操作を実行します。
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ステップ 5 |
ノード A を、残りのサーバの 1 台のクラスタに結合するには、以下の操作を実行します。
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ステップ 6 |
ノード B を、残りのサーバ クラスタに結合するには、以下の操作を実行します。
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ステップ 7 |
ノード A がノード B と通信できるようにします。
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ステップ 8 |
ノード B をノード A と通信できるようにします。
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クラスタ内の 3 台のサーバごとに、ネットワーク内に設置されたサーバのタイプに応じて、Cisco Unified Communications Manager の適切な SIP トランクか Cisco TelePresence Video Communication Server のゾーンを設定します。
何らかの理由で変更した場合は、クラスタ内のサーバの IP アドレスまたはホスト名を変更できます。
この手順では、IP アドレスまたはホスト名を変更するサーバを ターゲット サーバとします。
自己署名証明書を使用する場合は、サーバの IP アドレスまたはホスト名の変更後に新しい証明書を生成します。
プライマリ サーバをセカンダリ サーバに格下げまたは降格できます。 たとえば、プライマリ サーバのメンテナンスを行う必要がある場合です。
新しいプライマリ サーバは、クラスタ内の残りのサーバから選択されます。
ステップ 1 | root としてプライマリ サーバにサインインします。 |
ステップ 2 | cluster stepdown と入力します。 |
ステップ 3 | cluster status と入力することにより、サーバがセカンダリに格下げされたことを確認します。 |
この手順では、プライマリ サーバをノード A と呼び、2 台のセカンダリ サーバをノード B とノード C と呼びます。
サーバは、クラスタから削除した後は、スタンドアロンの Cisco Jabber Guest インスタンスとして実行できません。 実行するには、サーバを再インストールする必要があります。
この手順では、削除するセカンダリ サーバをノード A と呼び、他のセカンダリ サーバをノード B と呼びます。
目次
クラスタの概要
Cisco Jabber Guest は、3 サーバ クラスタをサポートします。 3 台の運用サーバについて、完全な冗長性が必要です。 Cisco Jabber Guest は、クラスタ内の 2 台の運用サーバで正しく動作しますが、Cisco Jabber Guest クラスタ内のサーバをアップグレードするときなど、2 台の運用サーバで稼動する期間は短期間にすることを推奨します。 Cisco Jabber Guest は、クラスタ内の 1 台のサーバだけが動作可能である場合は正しく動作しません。
推奨される配置
クラスタ内の 1 台のサーバだけに一度に要求を送信するために、リバース プロキシを設定します。 フィールドから Cisco Expressway-C で要求を送信する順番を設定します。 すべての Cisco Jabber Guest サーバには異なる優先度が設定される必要があります。 サーバが応答不能になった場合にのみ、要求は異なるサーバに送信されます。
の [優先度(Priority)]Cisco Jabber Guest はクラスタ内の任意のサーバで管理できますが、トラブルシューティングを簡素化するために、クラスタで 1 台のサーバを管理用に使用することを推奨します。
データ レプリケーション
次の表に、クラスタでどのデータが複製されるのかを説明します。
表 1 クラスタ データのレプリケーション複製されるデータ
複製されないデータ
ユーザ(Users)
[設定(Settings)] > [ローカル SSL 証明書(Local SSL Certificate)]
リンク
[設定(Settings)] > [コール制御とメディア(Call Control and Media)](ローカル)
[サービス(Services)] > [パスワード(Passwords)]
ログ
[設定(Settings)] > [リンク(Links)]
[設定(Settings)] > [モバイル(Mobile)]
[設定(Settings)] > [セキュアな信頼証明書(Secure Trust Certificate)]
[設定(Settings)] > [コール制御とメディア(Call Control and Media)]
クラスタの作成
はじめる前に手順セカンダリ サーバがクラスタに組み合わされると、セカンダリ サーバのデータはすべて破棄されます。 データを将来再利用できるように保持する必要がある場合は、セカンダリ サーバをクラスタに組み合せる前にセカンダリ サーバをバックアップします。
ステップ 1 3 台のすべてのサーバに .OVA を配置します。 ステップ 2 3 つすべての Cisco Jabber Guest サーバに対して、FQDN が設定されていることを確認します。 詳細については、Cisco Jabber Guest サーバの FQDN を設定を参照してください。 ステップ 3 root として各サーバにサインインします。 ステップ 4 3 台のサーバの 1 台でプライマリを確立するには、以下の操作を実行します。
ステップ 5 ノード A を、残りのサーバの 1 台のクラスタに結合するには、以下の操作を実行します。
ステップ 6 ノード B を、残りのサーバ クラスタに結合するには、以下の操作を実行します。
ステップ 7 ノード A がノード B と通信できるようにします。
ステップ 8 ノード B をノード A と通信できるようにします。
次の作業
クラスタ内の 3 台のサーバごとに、ネットワーク内に設置されたサーバのタイプに応じて、Cisco Unified Communications Manager の適切な SIP トランクか Cisco TelePresence Video Communication Server のゾーンを設定します。
クラスタ内のサーバの IP アドレスまたはホスト名を変更
手順
次の作業自己署名証明書を使用する場合は、サーバの IP アドレスまたはホスト名の変更後に新しい証明書を生成します。
クラスタのアップグレード
手順
クラスタからサーバを削除
手順重要:サーバは、クラスタから削除した後は、スタンドアロンの Cisco Jabber Guest インスタンスとして実行できません。 実行するには、サーバを再インストールする必要があります。
この手順では、削除するセカンダリ サーバをノード A と呼び、他のセカンダリ サーバをノード B と呼びます。