この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
XML ファイルで顔文字定義を作成して、それをファイル システムに保存することによって、Cisco Jabber for Windows にカスタム顔文字を追加できます。
(注) |
Cisco Jabber for Windows が emoticonDefs.xml 内のカスタム顔文字定義をロードします。
Cisco Jabber for Windows は emoticonDefs.xml から顔文字定義をロードします。
<emoticons> <emoticon defaultKey="" image="" text="" order="" hidden=""> <alt></alt> </emoticon> </emoticons>
<emoticons> <emoticon defaultKey=":)" image="Emoticons_Smiling.png" text="Smile" order="1"> <alt>:-)</alt> <alt>^_^</alt> </emoticon> <emoticon defaultKey=":(" image="Emoticons_Frowning.png" text="Frown" order="2"> <alt>:-(</alt> </emoticon> </emoticons>
ブラウザ クリック通話により、次のブラウザからコールを開始できます。
ブラウザ クリック通話は、CLICK2X インストール パラメータによって有効になります。このパラメータを ENABLED(デフォルト値)に設定すると、この機能が有効になります。この機能を無効にするには、CLICK2X インストール パラメータを DISABLED に設定する必要があります。CLICK2X パラメータの詳細については、ご使用のリリースに対応する展開ガイドを参照してください。
Google Chrome ブラウザからのクリック通話を有効にするには、ユーザ入力が必要です。ユーザは、Cisco Jabber をインストールし、サインインした後に、Google Chrome ブラウザを再起動する必要があります。ブラウザが開くと、"Jabber Call" 拡張機能のインストールの許可を求めるポップアップ ウィンドウが表示されます。[拡張機能を有効にする(Enable Extension)] をクリックしてインストールを許可する必要があります。拡張機能がインストールされます。これにより、ブラウザに表示される電話番号を選択し、右クリックすることによってコールできるようになります。
ユーザにマシンの管理者権限がない場合は、"Jabber Call" 拡張機能のインストールの許可を求めるポップアップ ウィンドウが表示されません。この場合は、システム管理者に問い合わせて、拡張機能をインストールしてもらう必要があります。
Mozilla Firefox ブラウザからのクリック通話を有効にするには、ユーザ入力が必要です。ユーザは、Cisco Jabber をインストールした後に、Firefox ブラウザを再起動する必要があります。ブラウザが開くと、"JabberCallAddOn" アドオンのインストールの許可を求めるポップアップ ウィンドウが表示されます。[このインストールを許可する(Allow this installation)] および [続ける(Continue)] をクリックしてインストールを許可する必要があります。アドオンがインストールされます。これにより、ブラウザに表示される電話番号を選択し、右クリックすることによってコールできるようになります。
Internet Explorer ブラウザからのクリック通話には、ユーザによる許可またはインストールは不要です。
クライアントは、HTTP POST メソッドを使用して問題レポートを送信します。POST 要求を受け入れるカスタム スクリプトを作成し、設定パラメータとして HTTP サーバ上のスクリプトの URL を指定します。ユーザは問題レポートをローカルに保存できるため、ユーザが問題レポートをアップロードできるようにするフォームを含む HTML ページを作成する必要もあります。
次に、問題レポートを受け入れるフォームの例を示します。
<form name="uploadPrt" action="http://server_name.com/scripts/UploadPrt.php" method="post" enctype="multipart/form-data"> <input type="file" name="zipFileName" id="zipFileName" /><br /> <input type="submit" name="submitBtn" id="submitBtn" value="Upload File" /> </form>
ステップ 1 | HTTP サーバ上でカスタム スクリプトをホストします。 |
ステップ 2 | 設定ファイルの PrtLogServerUrl パラメータの値としてスクリプトの URL を指定します。 |
ユーザが会話を閉じるたびにインスタント メッセージおよびファイル転送が自動的に保存されるように設定されている場合(EnableAutosave パラメータを使用)、これらのファイルのデフォルトの保存場所はドキュメント フォルダです。チャットは「MyJabberChats」というフォルダに保存され、ファイルは「MyJabberFiles」というフォルダに保存されます。
ただし、AutosaveChatsLocation パラメータを使用して別の場所を指定するか、AllowUserSelectChatsFileDirectory パラメータを使用してユーザに独自の場所を選択させることもできます。ユーザが独自のディレクトリの場所を設定できる場合、そのユーザ設定はシステム定義の設定よりも優先されます。これらのパラメータの詳細については、ご使用のリリースに対応する『Parameters Reference Guide』を参照してください。
Cisco Jabber for Windows では、クライアントの [会議(Meetings)] タブでの IBM Notes のカレンダー統合がサポートされています。Cisco Jabber を使用すれば、IBM Notes からローカル連絡先を検索または追加することができます。IBM Notes との統合を有効にするには、次のパラメータを設定する必要があります。
CalendarIntegrationType パラメータはユーザが上書きできます。IBM Notes とのカレンダー統合と連絡先解決を有効にするには、ユーザは [オプション(Options)] ウィンドウの [カレンダー(Calendar)] タブで [カレンダー統合(Calendar integration)] タイプが [IBM Notes] に設定されていることを確認する必要があります。
(注) |
ユーザが IBM Notes の連絡先を連絡先リストに正常に追加できるようにするには、IBM Notes の [メッセージング ID(Messaging ID)] フィールドに有効な値が入力されている必要があります。 |
Cisco Jabber for Windows は着信コールに関して IBM Notes のアドレス帳を検索しないため、通話履歴には IBM Notes の連絡先の電話番号のみが表示されます。その後に Cisco Jabber のユーザが電話番号に関連付けられた連絡先を検索すると、通話履歴が変更され、電話番号の代わりに連絡先の名前が表示されるようになります。
Cisco Jabber for Windows は、アプリケーションと統合するさまざまな Microsoft 製品をサポートします。このセクションでは、これらの製品のサポートと統合について説明します。
Microsoft Internet Explorer 8 以降が必要です。Cisco Jabber for Windows は、Internet Explorer のレンダリング エンジンを使用して HTML コンテンツを表示します。
Cisco Jabber for Windows は、IM をレンダリングするために Internet Explorer のアクティブ スクリプティングが必要です。アクティブ スクリプティングの有効化方法については、http://windows.microsoft.com/en-US/windows/help/genuine/ie-active-scriptを参照してください。
(注) |
シングル サインオン(SSO)を使用したクラウドベース展開の Internet Explorer 9 ユーザが Cisco Jabber for Windows にサインインすると、セキュリティ アラートが表示されます。このアラートを停止するには、Internet Explorer 9 の [互換表示設定(Compatibility View Settings)] ウィンドウで、Web サイトのリストに webexconnect.com を追加します。 |
次のバージョンの Office との統合がサポートされます。
Microsoft Office 365 は、プランまたはサブスクリプション タイプによって異なる設定タイプをサポートします。Cisco Jabber for Windows は Microsoft Office 365 のSmall Business プラン P1 でテスト済みです。このプランにはオンプレミス Active Directory サーバが必要です。
Microsoft Office 365 とのクライアント側統合は、次のアプリケーションでサポートされます。
次のバージョンの SharePoint との統合がサポートされます。
Microsoft SharePoint サイトの可用性 ステータスは、ユーザが Microsoft Internet Explorer を使用してこのサイトにアクセスしている場合にのみサポートされます。Microsoft Internet Explorer で信頼済みサイトのリストに Microsoft SharePoint サイトを追加する必要があります。
予定表イベントが Cisco Jabber for Windows に表示されるように、Microsoft Outlook で設定を適用する必要があります。
ユーザが Microsoft Outlook で予定表イベントを作成すると、[ミーティング(Meetings)] タブにそれらのイベントが表示されます。
Microsoft Outlook との統合を有効にするには、Microsoft Active Directory の proxyAddresses 属性の値として SIP:user@cupdomain を指定します。ユーザは Microsoft Outlook に在席かどうかを共有できるようになります。proxyAddresses 属性を変更するには、次のいずれかの方法を使用します。
Active Directory ユーザとコンピュータなどの Active Directory 管理ツールを使用する
Active Directory ユーザとコンピュータ管理ツールを使用すれば、Microsoft Windows Server 2008 以降の属性を編集できます。
ADSchemaWizard.exe ユーティリティ
ADSchemaWizard.exe ユーティリティは Cisco Jabber 管理パッケージ で使用できます。このユーティリティが生成する LDIF ファイルにより、SIP:user@cupdomain の値を持つ proxyAddresses 属性をすべてのユーザに追加するよう、ディレクトリが変更されます。
ADSchemaWizard.exe ユーティリティは、Active Directory ユーザおよびコンピュータ用管理ツールの属性編集機能をサポートしていないサーバで使用します。ADSI Edit などのツールを使用して、ADSchemaWizard.exe ユーティリティを使用して適用した変更を確認できます。
ADSchemaWizard.exe ユーティリティでは、Microsoft .NET Framework バージョン 3.5 以降が必要です。
Microsoft Windows PowerShell でスクリプトを作成する
Microsoft Outlook でのプレゼンスを有効にするスクリプトの作成については、対応する Microsoft のマニュアルを参照してください。
次の手順を実行し、Active Directory ユーザとコンピュータ管理ツールを使用して Microsoft Outlook で個別ユーザのプレゼンスを有効にします。
Cisco Jabber for Windows を使用すれば、Microsoft Outlook 内のローカル連絡先を検索または追加することができます。
Microsoft Outlook のすべてのローカル連絡先には、インスタント メッセージ アドレスと電話番号が含まれている必要があります。これらの詳細情報により、ユーザが次の操作を実行できるようになります。
この Microsoft Outlook との統合を有効にするには、Microsoft Exchange Server で Exchange キャッシュ モードを有効にします。
ユーザがクライアントから Microsoft Outlook 内のローカル連絡先を検索できるようにするには、Microsoft Outlook でプロファイルを設定する必要があります。
ユーザはクライアントで適切な予定表設定を指定する必要があります。
この機能は、Cisco Jabber for Windows クライアントで使用できます。
Cisco Jabber for Windows のバージョン |
サポートされるサーバ |
---|---|
10.6 |
Microsoft Exchange 2013 Microsoft Exchange 2010 |
11.0 |
Microsoft Office 365 Microsoft Exchange 2013 Microsoft Exchange 2010 |
クライアントが自動的にユーザの Microsoft Outlook アプリケーション内の Cisco Jabber Chats フォルダにチャット履歴を保存するようにできます。ユーザがチャット ウィンドウを閉じると、クライアントは Exchange サーバに IM 会話を保存します。
この機能の有効化に必要なすべてのパラメータの詳細については、「オプション パラメータ」を参照してください。
この機能は、ユーザが Cisco Unified Communications Manager のアカウントを所有している場合にのみ有効にできます。
Expressway 経由で Mobile and Remote Access に接続する機能をユーザに対して有効にしている場合は、次の制限が適用されます。
クライアントが Exchange Server で認証される認証方式をセットアップする必要があります。認証が完了すると、クライアントに Exchange Server へのアクセス権が付与され、Outlook 内のフォルダにチャット履歴を保存できるようになります。
認証方式を指定しなかった場合は、ユーザが [オプション(Options)] メニューの [Outlook(Outlook)] タブで、Exchange クレデンシャルをクライアントに手動で入力する必要があります。
(注) |
一部のユーザが同じ Windows アカウントを共有している場合は、この認証方式を使用しないでください。クライアントは、Cisco Jabber にログインしているユーザではなく、オペレーティング システム上のアカウントを使用して認証します。たとえば、ユーザ A は Windows マシンにログインしてから、Cisco Jabber にログインして午前のシフトに就きます。このシフトが終わると、Jabber がリセットされ、ユーザ B がクライアントにログインして午後のシフトに就きます。ユーザ A が Windows アカウントにログインしているため、ユーザ B からのチャット メッセージがユーザ A の Outlook アカウントに保存されます。 |
ユーザと彼らのコンピュータはドメインを使用する必要があります。シングル サインオンを使用した認証は、ユーザがローカル Windows ユーザの場合に機能しません。
|
Exchange クレデンシャルは、Cisco Unified Presence クレデンシャルなどの別のユーザのクレデンシャル セットと同期することができます。この方法を使用する場合は、クライアントがクレデンシャルを使用して Exchange サーバの認証を受けます。
クライアントが Exchange Server にアクセスするための認証方式を有効にしてから、クライアントが Exchange Server のアドレスを指定するための方法を有効にする必要があります。
サーバ アドレスを指定しなかった場合は、ユーザがクライアントの [オプション(Options)] メニューの タブで、内部と外部の Exchange Server を手動で入力する必要があります。
コンフィギュレーション ファイルで内部と外部の Exchange Server アドレスを定義できます。
ステップ 1 | jabber-config.xml ファイルで、InternalExchangeServer パラメータと ExternalExchangeServer パラメータを設定します。 |
ステップ 2 | Exchange Server アドレスを使用してパラメータの値を定義します。 |