通話制御ウィンドウからのコールの開始
[通話制御]ウィンドウからコールを開始する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1
Cisco CallManager Attendant Console を管理する Cisco IP Phone の電話番号を示している、右上隅にある[ オペレータ回線] ボタンをクリックします。
ステップ 2
ダイアログボックスにダイヤルしたい番号を入力します。
ステップ 3
OK または[ キャンセル] をクリックします。
ヒント 短縮ダイヤル エントリ、またはディレクトリ エントリにコールを開始するときは、その 短縮ダイヤル エントリ、またはディレクトリ エントリを、[通話制御]ウィンドウの右上隅にある[オペレータ回線]ボタン上にドラッグします。
通話制御ウィンドウでのコール制御作業の実行
表 4-1 に、[通話制御]ウィンドウを使用して行う各種のコール制御作業を説明します。[通話制御]ウィンドウを使用したコール制御作業に関する詳細については、「コールの処理」を参照してください。
表 4-1 コール制御の要約表
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コールへの応答 |
コールに応答するには、次の作業のいずれかを行います。 • コールを右クリックし、前後関係に依存したメニューから[ 応答] を選択します。 • [通話制御]ツールバーにある[ 応答] ボタンをクリックします。 • [アクション]メニューから[ 応答] を選択します。 • PC のキーボード上で、 Ctrl + A キーを押します。 • [通話制御]ウィンドウでコールをダブルクリックします。 • マウスを使用して、強調表示されているコールを[ 応答] ボタンの上にドラッグします。 • Cisco IP Phone を使用して、コールに応答します(たとえば、着信コールがある回線のボタンを押すか、または[オウトウ]ソフト キーを押します)。 |
コールの開始 |
コールを開始するには、次の作業のいずれかを行います。 • [通話制御]ツールバーにある[ ダイヤル] ボタンをクリックします。 • [アクション]メニューから[ ダイヤル] を選択します。 • マウスを使用して、短縮ダイヤル エントリまたはディレクトリ エントリを[通話制御]ツールバー、または[通話制御]ウィンドウ中の[ オペレータ回線] ボタン上にドラッグします。 • PC のキーボード上で、 Ctrl + D キーを押します。 • Cisco IP Phone を使用して、番号をダイヤルします。 • PC のキーボードの右側にある数字キーパッドを使用して、番号をダイヤルした後、 Enter キーまたは Ctrl + D キーを押します。 |
コールの終了 |
コールを終了するには、次の作業のいずれかを行います。 • [通話制御]ウィンドウでコールを右クリックして、前後関係に依存したメニューから[ 終了] を選択します。 • [通話制御]ツールバーにある[ 終了] ボタンをクリックします。 • PC のキーボード上で、 Ctrl + H キーを押します。 • [アクション]メニューから[ 終了] を選択します。 • マウスを使用して、アクティブなコールを[ 終了] ボタンの上にドラッグします。 • Cisco IP Phone を使用して、コールを終了させます(たとえば、受話器を持ち上げたあと戻すか、または[シュウリョウ]ソフト キーを押します)。 |
コールの保留 |
コールを保留にするには、次の作業のいずれかを行います。 • アクティブなコールを右クリックし、前後関係に依存したメニューから[ 保留] を選択します。 • [通話制御]ウィンドウ内でコールをクリックして、次の作業のいずれかを行います。 – [通話制御]ツールバーにある[ 保留] ボタンをクリックします。 – PC のキーボード上で、 Ctrl + L キーを押します。 – [アクション]メニューから[ 保留] を選択します。 • マウスを使用して、アクティブなコールを[ 保留] ボタンの上にドラッグします。 • アクティブなコールをダブルクリックします。 • Cisco IP Phone を使用して、コールを保留にします(たとえば[ホリュウ]ソフト キーを押します)。 |
コールの保留状態からの復旧 (再開) |
コールを保留状態から復旧させるには、次の作業のいずれかを行います。 • 保留状態になっているコールを右クリックし、前後関係に依存したメニューから[ 保留解除] を選択します。 • 保留状態になっているコールをクリックした後、次の作業のいずれかを実行します。 – [通話制御]ツールバーにある[ 保留解除] ボタンをクリックします。 – PC のキーボード上で、 Ctrl + L キーを押します。 – [アクション]メニューから[ 保留解除] を選択します。 • マウスを使用して、保留状態にあるコールを[通話制御]ツールバーにある[ 保留解除] ボタン上にドラッグします。 • 保留状態にしたコールをダブルクリックします。 • Cisco IP Phone を使用して、コールを保留状態から復旧させます。 |
コールの転送 |
転送を行う手順は、次のとおりです。 1. 次の作業のいずれかを行います。 a. 転送したいコールを右クリックした後、前後関係に依存したメニューから[ 転送] を選択します。 b. 転送したいコールをクリックした後、[通話制御]ツールバー上で[ 転送] ボタンをクリックします。 c. 転送したいコールをクリックした後、[アクション]メニューから[ 転送] を選択します。 d. 転送したいコールをクリックした後、 Ctrl + X キーを押します。 2. 転送キーパッドが表示された後、コールを転送したい宛先の番号を入力します。 OK をクリックします。 を選択することもできます。 キーを押してコールを転送します。 |
打診転送 |
打診転送を行う手順は、次のとおりです。 1. 次の作業のいずれかを行います。 a. 転送したいコールを右クリックした後、前後関係に依存したメニューから[ 打診転送] を選択します。 b. 転送したいコールをクリックした後、[通話制御]ツールバー上で[ 打診転送] ボタンをクリックします。 c. 転送したいコールをクリックした後、[アクション]メニューから[ 打診転送] を選択します。 d. 転送したいコールをクリックした後、 Ctrl + T キーを押します。 2. 転送キーパッドが表示された後、コールを転送したい宛先の番号を入力します。 OK をクリックします。 [通話制御]ウィンドウにあるアクティブなコールを保留状態にしました。 3. 転送先のユーザにコールを転送すべきか否か尋ねます。
(注) 転送先のユーザがコールを転送しないように指示する場合は、そのユーザとの確認を終了させ、[通話の詳細]ペインで保留にされたコールをクリックし、「コールの保留状態からの復旧(再開)」に記述されている方法のいずれかを実行します。
4. 保留にされたコールを転送するには、手順 1. の方法のいずれかを実行します。 キーを押してコールを転送します。 |
電話会議の開始 |
アドホック電話会議を開始する手順は、次のとおりです。 1. 次の作業のいずれかを行います。 a. コールを右クリックし、前後関係に依存したメニューから[ 会議] を選択します。 b. 適切なコールをクリックします。[通話制御]ツールバーにある[ 会議] ボタンをクリックします。 c. 適切なコールをクリックします。 [アクション]>[会議] を選択します。 d. 適切なコールをクリックします。PC のキーボード上で、 Ctrl + C キーを押します。 これらの作業を実行するとコールが保留状態になり、会議キーパッドが表示されます。 2. 会議キーパッドを使用して、会議に追加したいユーザの電話番号を入力します。 OK をクリックします。 3. [会議] ボタンをクリックするか、 [アクション]>[会議] を選択するか、あるいは PC のキーボード上で Ctrl + C キーを押します。 ボタンにドラッグして作業を完了できます。 |
コールの転送先保留 |
(注) コールの転送先保留ができるのは、Attendant Console に結合されているサーバが、Cisco CallManager Release 3.3 以降を実行している場合だけです。
コールの転送先保留を行う手順は、次のとおりです。 1. 次の作業のいずれかを行います。 a. 転送先保留にしたいコールを右クリックした後、前後関係に依存したメニューから[ パーク] を選択します。 b. 転送先保留にしたいコールをクリックした後、[通話制御]ツールバー上で[ パーク] ボタンをクリックします。 c. 転送先保留にしたいコールをクリックした後、[アクション]メニューから[ パーク] を選択します。 d. PC のキーボード上で Ctrl + P キーを押します。 2. Cisco CallManager によってコールが転送先保留にされている電話番号が、ダイアログボックスに表示されます。 OK をクリックします。 3. 転送先保留にされているコールを復旧させるユーザに連絡します。 |
転送先保留にされているコールの復旧(復帰) |
転送先保留にされているコールの復旧(復帰)を行う手順は、次のとおりです。 1. 「コールの転送先保留」の手順を実行します。 2. ユーザがコールに応答しない場合は、次の作業のいずれかを実行して、転送先保留にされているコールを復旧させます。 a. 転送先保留にしたいコールを右クリックした後、前後関係に依存したメニューから[ パークの復元] を選択します。 b. 転送先保留にしたいコールをクリックした後、[通話制御]ツールバー上で[ パークの復元] ボタンをクリックします。 c. 転送先保留にしたいコールをクリックした後、[アクション]メニューから[ パークの復元] を選択します。 d. PC のキーボード上で Ctrl + P キーを押します。 3. 復旧させる電話番号を、番号が表示されているダイアログボックスで選択します。 [復元] をクリックします。 アクティブなコールが[通話の詳細]ペインに表示されます。 4. 発信者に状況を知らせます。 |
ボイスメールへのコールの転送 |
転送する手順についての情報は、「番号入力の使用方法」を参照してください。 |