強制承認コードとクライアント識別コードの削除
システムからコードを削除するには、削除対象のコードが含まれるカスタム ファイルを使用します。以前に承認コードを挿入または更新したカスタム ファイルを編集するか、または、新規の CSV ファイルを作成して削除対象のコードを手動で入力することができます。
強制承認コードとクライアント識別コードを削除する手順は、次のとおりです。
•
「コードの設定の削除」
•
「強制承認コードとクライアント識別コードの削除」
コードの設定の削除
既存の CSV ファイルを編集する場合は、削除対象のコードが含まれる行だけを残すようにファイルを更新する必要があります。
CMC の例(既存の CSV ファイル)
次の情報が含まれるファイルを取得し、クライアント識別コード 5550、5551、および 5555 を削除するとします。
•
5550,Phil Jones DDS
•
5551,Southwest Shades
•
5552,Happy Pharmaceuticals
•
5553,Weddings by Joyce
•
5554,Peterson Plumbing
•
5555,Acme Toys
•
5556,Chicago Paralegals
エントリを削除するには、次のように削除対象のエントリだけをファイルに残します。
•
5550,Phil Jones DDS
•
5551,Southwest Shades
•
5555,Acme Toys
CMC の例(新規の CSV ファイル)
新規ファイルを作成してコードを削除する場合は、次のように各行にコードだけをリストします。
5550
5551
5555
FAC の例(既存の CSV ファイル)
次の情報が含まれるファイルを取得し、John、Dave、および Bill に割り当てられている承認コードを削除するとします。
•
1233,Sandy Brown,30
•
1234,John Smith,20
•
1235,Dave Green,30
•
1236,John David,20
•
1237,Alex Anderson,30
•
1238,Bill Jones,20
•
1239,Jennifer Summers,20
John、Dave、および Bill のエントリを削除するには、次のように削除対象のエントリだけをファイルに残します。
•
1234,John Smith,20
•
1235,Dave Green,30
•
1238,Bill Jones,20
FAC の例(新規の CSV ファイル)
新規ファイルを作成してコードを削除する場合は、次のように各行にコードだけをリストします。
1234
1235
1238
複数のコードを一括して削除する場合は、「強制承認コードとクライアント識別コードの削除」を参照してください。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
強制承認コードとクライアント識別コードの削除
始める前に
•
次のタスクのいずれかを実行します。
•
削除対象のコード用に新規ファイルを作成する場合は、「CMC の例(新規の CSV ファイル)」および 「FAC の例(既存の CSV ファイル)」を参照してください。
•
Cisco Unified Communications Manager サーバで、Cisco Unified Communications Manager サーバの最初のノードから該当する CSV ファイルをダウンロードします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
•
メモ帳で既存の CSV ファイルを開いて編集し、エントリを削除します。
•
変更された CSV ファイルを Cisco Unified Communications Manager サーバの最初のノードにアップロードします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
(注) 削除トランザクション用に bat.xlt として作成したトランザクション ファイルを挿入またはエクスポートしないでください。代わりに、削除が必要な CMC または FAC 用のレコードの詳細情報が設定されたカスタム ファイルを作成する必要があります。削除トランザクションには、このファイルしか使用しないでください。このカスタム削除ファイルには、ヘッダーを指定する必要がありません。コードの値を入力します。
手順
ステップ 1
クライアント識別コードと強制承認コードのどちらを削除するかに応じて、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで次のいずれかのオプションを選択します。
•
CMC の場合:[一括管理(Bulk Administration)] > [CMC] > [CMCの削除(Delete Client Matter Codes)]
•
FAC の場合:[一括管理(Bulk Administration)] > [FAC] > [FACの削除(Delete Forced Authorization Codes)]
ステップ 2
ドロップダウン リスト ボックスからカスタム ファイルを選択して、[検索(Find)] をクリックします。
ステップ 3
[CMCの削除(カスタム)(Delete Client Matter Codes Custom Configuration)] ウィンドウまたは [FACの削除(カスタム)(Delete Forced Authorization Codes Custom Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4
[ジョブ情報(Job Information)] 領域に、ジョブの説明を入力します。
ステップ 5
[今すぐ実行(Run Immediately)] オプション ボタンをクリックして CMC または FAC を即座に削除するか、[後で実行(Run Later)] をクリックして CMC または FAC を後で削除します。
ステップ 6
[送信(Submit)] をクリックして、FAC と CMC を削除するジョブを作成します。
(注) 削除のジョブを送信する前に、表示された結果のリストを全部確認してください。
ステップ 7
[一括管理(Bulk Administration)] メイン メニューの [ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] オプションを使用して、このジョブのスケジュールやアクティブ化を行います。
ジョブの詳細については、 「ジョブのスケジュール」 を参照してください。
ログ ファイルの詳細については、「BAT ログ ファイル」を参照してください。
追加情報
「関連項目」を参照してください。