目次
この章では、音声ネットワークのメンテナンス方法や電話機のクリーニング方法についても説明しています。
問題解決のためにさらにサポートが必要な場合は、マニュアルの入手方法およびテクニカル サポートを参照してください。
この章の内容は、次のとおりです。
Cisco Desktop Collaboration Experience のリセット
Cisco Desktop Collaboration Experience をリセットすると、各種の設定およびセキュリティ設定をリセットまたは復元したり、デバイスにエラーが発生している状態から復旧したりすることができます。
次の手順では、実行可能なリセットのタイプについて説明します。
 (注) |
次に説明する 3 通りの方法は、すべてのユーザ データを削除し、デバイスからすべての設定をリセットします。
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リセットを実行すると、Cisco Desktop Collaboration Experience 上で次のことが行われます。
-
ユーザ設定:デフォルト値にリセットされます。
-
ネットワーク設定:デフォルト値にリセットされます。
-
コール履歴:消去されます。
-
ロケール情報:デフォルト値にリセットされます。
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セキュリティ設定:デフォルト値にリセットされます。これは、CTL ファイルの削除と、802.1x デバイス認証パラメータの「無効化」への変更が含まれます。
 (注) |
工場出荷時の状態にリセットするプロセスが完了し、ホーム画面が表示されるまで、Cisco Desktop Collaboration Experience の電源を切らないでください。
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手順
次のいずれかの操作で Cisco Desktop Collaboration Experience をリセットできます。 状況に応じて適切な操作を選択します。
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方法 1:キー入力シーケンス この方法は、デバイスが PIN またはパスワード ロックでセキュリティ保護されているデバイスで、PIN/パスワードを紛失した場合に使用する必要があります。 次の手順を実行して、ブートアップ時に Cisco Desktop Collaboration Experience をリセットします。
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デバイスをオフにするには、ロックボタンを押し続けます。
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# を押した状態で、デバイスがオンになるまでロックボタンを押します(# キーを押し続けます)。
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マイクのミュート キーの横にあるビデオ ミュート キーが赤色に点灯したら、# キーを放します。
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(順番に)1、2、3、4、5、6、7、8、9、*、0、# を押します。 成功した場合は、LED が赤く 3 回点滅してユーザ データがクリアされたことを示します。 その後、デバイスは通常の起動プロセスを続行します。
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方法 2:Android アプリケーションの設定
-
ホーム画面から、[アプリケーション(Application)] ボタンをタップし、設定アプリケーションを起動します。
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を選択します。
(注) |
デバイスに PIN またはパスワードが設定されている場合、リセットを続行する前に入力する必要があります。 |
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方法 3:Cisco Unified Communications Manager Administrator Web GUI
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[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] ウィンドウから、[デバイスのワイプ(Wipe Device)] を有効にします。
-
デバイスの消去を行うには、管理 GUI から設定の適用、再起動、リセット コマンドを実行します。
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代替イメージの起動
手順
ステップ 1 |
電源を切断して、デバイスをオフにします。 |
ステップ 2 |
* キーを押し、電源を接続します。 |
ステップ 3 |
メッセージ LED が点灯するまで * キーを押したままにします。 |
ステップ 4 |
メッセージ LED が 3 回点滅したら、* キーを放します。 デバイスは代替イメージを使用して起動します。 |
データの移行
データ移行機能により、電話機ファームウェアのアップグレードの後で既存データの非互換性がある場合、出荷時の状態へのリセットが必要とされないことが保証されます。
 (注) |
電話機のファームウェアをダウングレードした場合、データが失われる可能性があります。 新しいファームウェア リリースにアップグレードした場合、データを失うことなしに、以前のリリースに戻すことができない場合があります。
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以前の電話機のファームウェアにダウングレードし、電話機がデータを移行できない場合、アラームを受信します。 電話ユーザにデータをバック アップするように指示するか、電話機のリモート ワイプを実行します。 電話機をCisco Unified Communications Managerに登録すると、電話機は前の出荷時の状態へのリセット、オーバーライドの移行、ダウングレード、再起動を検出します。 電話機が再起動されると、ダウングレードしたファームウェアをロードします。
デバッグ ログのプロファイル
電話機または電話機グループに、デバッグ ログのプロファイルをリモートで有効にすることができます。
呼処理のデバッグ ログ プロファイルの設定
手順
ステップ 1 |
個々の電話機設定ページまたは [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ページの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションに移動します。 |
ステップ 2 |
[ログのプロファイル(Log Profile)] をチェックし、ドロップダウン メニューのリストから [テレフォニー(Telephony)] を選択します。 |
ステップ 3 |
変更を保存します。 |
ステップ 4 |
ユーザはデバッグ ロギングが通知領域で有効になっていることを通知されます。 ユーザは、詳細情報のメッセージを展開することはできますが、通知を削除することはできません。 |
デバッグ ログ プロファイルのデフォルトへのリセット
手順
ステップ 1 |
個々の電話機設定ページまたは [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ページの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションに移動します。 |
ステップ 2 |
[ログのプロファイル(Log Profile)] をチェックし、ドロップダウン メニューのリストから [テレフォニー(Telephony)] を選択します。 |
ステップ 3 |
ドロップダウン メニューのリストから、[デフォルト(Default)] を選択し、すべてのデバッグをデフォルト値にリセットします。 これには、Android Debug Bridge から手動で設定されたデバッグが含まれます。 |
ステップ 4 |
変更を保存して適用します。 |
ステップ 5 |
現在のデバッグ レベルを保持するには、ドロップダウン メニューのリストから、[プリセット(Preset)] を選択します。 |
ステップ 6 |
変更を保存します。 |
この章では、音声ネットワークのメンテナンス方法や電話機のクリーニング方法についても説明しています。
問題解決のためにさらにサポートが必要な場合は、マニュアルの入手方法およびテクニカル サポートを参照してください。
この章の内容は、次のとおりです。
Cisco Desktop Collaboration Experience のリセット
Cisco Desktop Collaboration Experience をリセットすると、各種の設定およびセキュリティ設定をリセットまたは復元したり、デバイスにエラーが発生している状態から復旧したりすることができます。
次の手順では、実行可能なリセットのタイプについて説明します。
 (注) |
次に説明する 3 通りの方法は、すべてのユーザ データを削除し、デバイスからすべての設定をリセットします。
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リセットを実行すると、Cisco Desktop Collaboration Experience 上で次のことが行われます。
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ユーザ設定:デフォルト値にリセットされます。
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ネットワーク設定:デフォルト値にリセットされます。
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コール履歴:消去されます。
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ロケール情報:デフォルト値にリセットされます。
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セキュリティ設定:デフォルト値にリセットされます。これは、CTL ファイルの削除と、802.1x デバイス認証パラメータの「無効化」への変更が含まれます。
 (注) |
工場出荷時の状態にリセットするプロセスが完了し、ホーム画面が表示されるまで、Cisco Desktop Collaboration Experience の電源を切らないでください。
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手順
次のいずれかの操作で Cisco Desktop Collaboration Experience をリセットできます。 状況に応じて適切な操作を選択します。
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方法 1:キー入力シーケンス この方法は、デバイスが PIN またはパスワード ロックでセキュリティ保護されているデバイスで、PIN/パスワードを紛失した場合に使用する必要があります。 次の手順を実行して、ブートアップ時に Cisco Desktop Collaboration Experience をリセットします。
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デバイスをオフにするには、ロックボタンを押し続けます。
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# を押した状態で、デバイスがオンになるまでロックボタンを押します(# キーを押し続けます)。
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マイクのミュート キーの横にあるビデオ ミュート キーが赤色に点灯したら、# キーを放します。
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(順番に)1、2、3、4、5、6、7、8、9、*、0、# を押します。 成功した場合は、LED が赤く 3 回点滅してユーザ データがクリアされたことを示します。 その後、デバイスは通常の起動プロセスを続行します。
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方法 2:Android アプリケーションの設定
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ホーム画面から、[アプリケーション(Application)] ボタンをタップし、設定アプリケーションを起動します。
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を選択します。
(注) |
デバイスに PIN またはパスワードが設定されている場合、リセットを続行する前に入力する必要があります。 |
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方法 3:Cisco Unified Communications Manager Administrator Web GUI
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[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] ウィンドウから、[デバイスのワイプ(Wipe Device)] を有効にします。
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デバイスの消去を行うには、管理 GUI から設定の適用、再起動、リセット コマンドを実行します。
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代替イメージの起動
手順
ステップ 1 |
電源を切断して、デバイスをオフにします。 |
ステップ 2 |
* キーを押し、電源を接続します。 |
ステップ 3 |
メッセージ LED が点灯するまで * キーを押したままにします。 |
ステップ 4 |
メッセージ LED が 3 回点滅したら、* キーを放します。 デバイスは代替イメージを使用して起動します。 |
データの移行
データ移行機能により、電話機ファームウェアのアップグレードの後で既存データの非互換性がある場合、出荷時の状態へのリセットが必要とされないことが保証されます。
 (注) |
電話機のファームウェアをダウングレードした場合、データが失われる可能性があります。 新しいファームウェア リリースにアップグレードした場合、データを失うことなしに、以前のリリースに戻すことができない場合があります。
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以前の電話機のファームウェアにダウングレードし、電話機がデータを移行できない場合、アラームを受信します。 電話ユーザにデータをバック アップするように指示するか、電話機のリモート ワイプを実行します。 電話機をCisco Unified Communications Managerに登録すると、電話機は前の出荷時の状態へのリセット、オーバーライドの移行、ダウングレード、再起動を検出します。 電話機が再起動されると、ダウングレードしたファームウェアをロードします。
デバッグ ログのプロファイル
電話機または電話機グループに、デバッグ ログのプロファイルをリモートで有効にすることができます。
呼処理のデバッグ ログ プロファイルの設定
手順
ステップ 1 |
個々の電話機設定ページまたは [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ページの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションに移動します。 |
ステップ 2 |
[ログのプロファイル(Log Profile)] をチェックし、ドロップダウン メニューのリストから [テレフォニー(Telephony)] を選択します。 |
ステップ 3 |
変更を保存します。 |
ステップ 4 |
ユーザはデバッグ ロギングが通知領域で有効になっていることを通知されます。 ユーザは、詳細情報のメッセージを展開することはできますが、通知を削除することはできません。 |
デバッグ ログ プロファイルのデフォルトへのリセット
手順
ステップ 1 |
個々の電話機設定ページまたは [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ページの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションに移動します。 |
ステップ 2 |
[ログのプロファイル(Log Profile)] をチェックし、ドロップダウン メニューのリストから [テレフォニー(Telephony)] を選択します。 |
ステップ 3 |
ドロップダウン メニューのリストから、[デフォルト(Default)] を選択し、すべてのデバッグをデフォルト値にリセットします。 これには、Android Debug Bridge から手動で設定されたデバッグが含まれます。 |
ステップ 4 |
変更を保存して適用します。 |
ステップ 5 |
現在のデバッグ レベルを保持するには、ドロップダウン メニューのリストから、[プリセット(Preset)] を選択します。 |
ステップ 6 |
変更を保存します。 |