この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
ここでは、Cisco IP Phone でモデル情報、ステータス メッセージ、およびネットワーク統計を表示する方法について説明します。
[モデル情報(Model Information)]:電話機のハードウェアとソフトウェアに関する情報を表示します。
[ステータス(Status)] メニュー:ステータス メッセージ、ネットワーク統計、および現在のコールに関する統計を表示する画面にアクセスできます。
これらの画面に表示される情報は、電話機の操作のモニタやトラブルシューティングに役立てることができます。
また、これらの情報の大半およびその他の関連情報は、電話機の Web ページからリモートで取得することもできます。
トラブルシューティングの詳細については、トラブルシューティング を参照してください。
次の表で、[モデル情報(Model Information)] 設定フィールドを説明します。
オプション |
説明 |
---|---|
モデル番号(Model Number) |
電話機のモデル番号。 |
IPv4 アドレス(IPv4 Address) |
電話機の IP アドレス。 |
ホスト名(Host name) |
電話機のホスト名。 |
アクティブ ロード(Active Load) |
現在、電話機にインストールされているファームウェアのバージョン。 ユーザは、[詳細(Details)] を押して詳細を確認できます。 |
非アクティブロード(Inactive Load) |
[非アクティブロード(Inactive Load)] は、ダウンロードの進行中のみ表示されます。 ダウンロード アイコン、および [アップグレード中(Upgrade in Progress)] または [アップグレードに失敗しました(Upgrade Failed)] という状態も表示されます。 ユーザがアップグレード中に [詳細(Details)] を押すと、ダウンロード ファイル名とコンポーネントの一覧が表示されます。 新しいファームウェア イメージは、保守ウィンドウより先にダウンロードするよう設定できます。 この場合、すべての電話機でファームウェアがダウンロードされるまで待たずに、非アクティブ ステータスに対する既存ロードのリセットから、新しいロードのインストールへと急速に切り替えられます。 ダウンロードが完了したときに、アイコンは完了ステータスを示すように変更され、ダウンロードの成功に対してチェックマークが表示され、ダウンロードの失敗に対して「X」が表示されます。 可能な場合は、残りのロードのダウンロードが継続されます。 |
前回のアップグレード(Last Upgrade) |
前回ファームウェアをアップグレードした日付。 |
アクティブ サーバ(Active Server) |
電話機が登録されているサーバのドメイン名。 |
スタンバイサーバ(Stand-by Server) |
スタンバイ サーバのドメイン名。 |
[ステータス(Status)] メニューには次のオプションが含まれます。これらは電話機とその動作に関する情報を示します。
[ステータス メッセージ(Status Messages)]:[ステータス メッセージ(Status Messages)] 画面を表示します。ここには、重要なシステム メッセージのログが示されます。
[イーサネット統計(Ethernet Statistics)]:[イーサネット統計(Ethernet Statistics)] 画面を表示します。ここには、イーサネット トラフィック統計が表示されます。
[ワイヤレス統計(Wireless Statistics)]:[ワイヤレス統計(Wireless Statistics)] 画面が表示されます(該当する場合)
[コール統計(Call Statistics)]:現在のコールのカウンタおよび統計を表示します。
[現在のアクセス ポイント(Current Access Point)]:[現在のアクセス ポイント(Current Access Point)] 画面が表示されます(該当する場合)
ステップ 1 | [ステータス(Status)] メニューを表示するには、[アプリケーション(Applications)] を押します。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [ステータス(Status)] メニューを終了するには、[終了(Exit)] を押します。 |
[ステータス メッセージ(Status Messages)] 画面には、電話機が最近生成したステータス メッセージが 30 件表示されます。 この画面には、電話機が起動を完了していない場合でも、いつでもアクセスできます。
ステップ 1 | アプリケーション を押します。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | 現在のステータス メッセージを削除するには、[クリア(Clear)] を押します。 |
ステップ 4 | [ステータス メッセージ(Status Messages)] 画面を終了するには、[終了(Exit)] を押します。 |
次の表に、電話機の [ステータス メッセージ(Status Messages)] 画面に表示されるステータス メッセージを示します。
メッセージ |
説明 |
考えられる状況と対処方法 |
---|---|---|
CFG TFTP サイズ エラー(CFG TFTP Size Error) |
電話機のファイル システムに対して、設定ファイルのサイズが大きすぎます。 |
電話機の電源をオフ/オンにします。 |
チェックサム エラー(Checksum Error) |
ダウンロードしたソフトウェア ファイルが破損しています。 |
電話機のファームウェアの新しいコピーを入手し、それを TFTPPath ディレクトリに置きます。 ファイルをこのディレクトリにコピーできるのは、TFTP サーバ ソフトウェアがシャットダウンされているときだけです。それ以外の場合にコピーすると、ファイルが破損する可能性があります。 |
CTL と ITL がインストールされました(CTL and ITL installed) |
電話機に Certificate Trust List(CTL)ファイルおよび証明書信頼リスト(ITL)ファイルがインストールされています。 |
なし。 このメッセージは情報を通知するだけです。 CTL ファイルと ITL ファイルのどちらも、過去にインストールされていません。 信頼リストの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。 |
CTL がインストールされました(CTL Installed) |
証明書信頼リスト(CTL)ファイルが電話機にインストールされました。 |
なし。 このメッセージは情報を通知するだけです。 CTL ファイルは過去にインストールされていません。 CTL ファイルの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。 |
CTL の更新失敗(CTL update failed) |
電話機で証明書信頼リスト(CTL)ファイルを更新できませんでした。 |
TFTP サーバの CTL ファイルに問題があります。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。 |
DHCP タイムアウト(DHCP timeout) |
DHCP サーバが応答しませんでした。 |
ネットワークがビジーになっている:このエラーは、ネットワーク負荷が軽減されると、自動的に解決します。 DHCP サーバと電話機との間にネットワーク接続がない:ネットワーク接続を確認してください。 DHCP サーバがダウンしている:DHCP サーバの設定を確認してください。 エラーが続く:スタティック IP アドレスを割り当てることを検討してください。 |
DNS タイムアウト(DNS timeout) |
DNS サーバが応答しませんでした。 |
ネットワークがビジーになっている:このエラーは、ネットワーク負荷が軽減されると、自動的に解決します。 DNS サーバと電話機との間にネットワーク接続がない:ネットワーク接続を確認してください。 DNS サーバがダウンしている:DNS サーバの設定を確認してください。 |
DNS 不明ホスト(DNS unknown host) |
DNS が TFTP サーバまたは Cisco Unified Communications Manager の名前を解決できませんでした。 |
TFTP サーバまたは Cisco Unified Communications Manager のホスト名が DNS に正しく設定されていることを確認してください。 ホスト名ではなく、IP アドレスを使用することを検討してください。 |
IP が重複しています(Duplicate IP) |
別のデバイスが、電話機に割り当てられた IP アドレスを使用中です。 |
電話機にスタティック IP アドレスが割り当てられている場合は、重複する IP アドレスを割り当てていないことを確認してください。 DHCP を使用している場合は、DHCP サーバの設定を確認してください。 |
CTL および ITL ファイルを削除中(Erasing CTL and ITL files) |
CTL および ITL ファイルを削除中です。 |
なし。 このメッセージは情報を通知するだけです。 CTL ファイルおよび ITL ファイルの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。 |
ロケールの更新エラー(Error update locale) |
1 つ以上のローカリゼーション ファイルが TFTPPath ディレクトリで見つからなかったか、または有効ではありませんでした。 ロケールは変更されませんでした。 |
Cisco Unified Communications Operating System の管理ページから、次のファイルが [TFTP ファイルの管理(TFTP File Management)] のサブディレクトリに存在することを確認してください。 |
ファイルが見つかりません <Cfg ファイル>(File not found <Cfg File>) |
TFTP サーバで、名前ベースのデフォルトの設定ファイルが見つかりませんでした。 |
電話機の設定ファイルは、電話機が Cisco Unified Communications Manager データベースに追加されたときに作成されます。 電話機が Cisco Unified Communications Manager データベースに存在しない場合、TFTP サーバは「CFG ファイルが見つかりません(CFG File Not Found)」という応答を生成します。
|
「ファイルが見つかりません <CTLFile.tlv>(File Not Found <CTLFile.tlv>)」 |
Cisco Unified Communications Manager クラスタがセキュア モードでない場合にこのメッセージが電話機に表示されます。 |
影響はありません。引き続き電話機は Cisco Unified Communications Manager に登録できます。 |
IP アドレス解放(IP address released) |
電話機は、IP アドレスを解放するように設定されます。 |
電話機は、電源をオフ/オンにするか、または DHCP アドレスをリセットするまで、アイドル状態のままです。 |
ITL がインストールされました(ITL installed) |
電話機に ITL ファイルがインストールされています。 |
なし。 このメッセージは情報を通知するだけです。 ITL ファイルは過去にインストールされていません。 ITL ファイルの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。 |
拒否された HC のロード(Load rejected HC) |
ダウンロードされたアプリケーションには、電話機のハードウェアとの互換性がありません。 |
この電話機でのハードウェア変更をサポートしていないバージョンのソフトウェアをインストールしようとすると発生します。 電話機に割り当てられたロード ID を確認します(Cisco Unified Communications Manager で を選択します)。 電話機に表示されたロードを再入力します。 |
デフォルト ルータがありません(No default router) |
DHCP またはスタティック設定でデフォルト ルータが指定されていませんでした。 |
電話機にスタティック IP アドレスが割り当てられている場合は、デフォルト ルータが設定されていることを確認してください。 DHCP を使用している場合は、DHCP サーバがデフォルト ルータを提供していません。 DHCP サーバの設定を確認してください。 |
DNS サーバ IP がありません(No DNS server IP) |
名前は指定されていましたが、DHCP またはスタティック IP 設定で DNS サーバのアドレスが指定されていませんでした。 |
電話機にスタティック IP アドレスが割り当てられている場合は、DNS サーバが設定されていることを確認してください。 DHCP を使用している場合は、DHCP サーバが DNS サーバを提供していません。 DHCP サーバの設定を確認してください。 |
信頼リストがインストールされていません(No Trust List installed) |
CTL ファイルまたは ITL ファイルが電話機にインストールされていません。 |
信頼ファイルが Cisco Unified Communications Manager で設定されていません。Cisco Unified Communications Manager はデフォルトではセキュリティをサポートしません。 信頼リストの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。 |
「CUCM 要求による再起動(Restart requested by CUCM)」 |
Cisco Unified Communications Manager(CUCM)からの要求に基づいて電話機が再起動します。 |
Cisco Unified Communications Manager で電話機の設定変更が行われ、変更を有効にするために [適用(Apply)] ボタンが押された可能性があります。 |
TFTP アクセス エラー(TFTP access error) |
TFTP サーバが、存在しないディレクトリを指定しています。 |
DHCP を使用している場合は、DHCP サーバが正しい TFTP サーバを指定していることを確認してください。 スタティック IP アドレスを使用している場合は、TFTP サーバの設定を確認してください。 |
TFTP エラー(TFTP error) |
電話機が TFTP サーバから提供されたエラー コードを認識しません。 |
Cisco TAC に連絡してください。 |
TFTP タイムアウト(TFTP timeout) |
TFTP サーバが応答しませんでした。 |
ネットワークがビジーになっている:このエラーは、ネットワーク負荷が軽減されると、自動的に解決します。 TFTP サーバと電話機との間にネットワーク接続がない:ネットワーク接続を確認してください。 TFTP サーバがダウンしている:TFTP サーバの設定を確認してください。 |
タイムアウト(Timed Out) |
サプリカントが 802.1X トランザクションを実行しようとしましたが、オーセンティケータが存在しないためにタイムアウトになりました。 |
認証は一般的に、スイッチで 802.1x が設定されていない場合にタイムアウトします。 |
信頼リストの更新に失敗しました(Trust List update failed) |
CTL ファイルおよび ITL ファイルの更新に失敗しました。 |
電話機は CTL ファイルおよび ITL ファイルをインストールしていますが、新しい CTL ファイルおよび ITL ファイルの更新に失敗しました。 失敗の理由として次が考えられます。
解決策として次が考えられます。
上述の解決策がすべて失敗した場合は、手動で CTL ファイルおよび ITL ファイルを削除し、電話機をリセットする。 |
信頼リストが更新されました(Trust List updated) |
CTL ファイル、ITL ファイル、またはその両方が更新されます。 |
なし。 このメッセージは情報を通知するだけです。 信頼リストの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。 |
バージョン エラー(Version error) |
電話機のロード ファイルの名前が不正です。 |
電話機のロード ファイルが正しい名前であることを確認してください。 |
XmlDefault.cnf.xml(または電話機のデバイス名に対応した .cnf.xml) |
設定ファイルの名前。 |
なし。 このメッセージは、電話機の設定ファイル名を示します。 |
[ネットワーク統計(Network Statistics)] 画面には、電話機およびネットワークのパフォーマンスに関する情報が表示されます。
次の表では、[イーサネット統計(Ethernet Statistics)] 画面の情報について説明します。
次の表に、DHCPv4 および DHCPv6 状態の表示メッセージについて説明します。
DHCPv4 状態 |
説明 |
---|---|
CDP INIT |
CDP がバインドされていないか、WLAN が稼働していない |
DHCP BOUND |
DHCPv4 は BOUND |
DHCP DISABLED |
DHCPv4 は無効 |
DHCP INIT |
DHCPv4 は INIT |
DHCP INVALID |
DHCPv4 は INVALID(これが初期状態) |
DHCP RENEWING |
DHCPv4 は RENEWING |
DHCP REBINDING |
DHCPv4 は REBINDING |
DHCP REBOOT |
DHCPv4 は init-reboot |
DHCP REQUESTING |
DHCPv4 は要求中 |
DHCP RESYNC |
DHCPv4 は RESYNCH |
DHCP WAITING COLDBOOT TIMEOUT |
DHCPv4 は起動中 |
DHCP UNRECOGNIZED |
認識されない DHCPv4 状態 |
DISABLED DUPLICATE IP |
重複した IPv4 アドレス |
DHCP TIMEOUT |
DHCPv4 タイムアウト |
IPV4 STACK TURNED OFF |
電話機は IPv6 のみモードで、IPv4 スタックはオフ |
ILLEGAL IPV4 STATE |
不正な IPv4 状態、発生すべきでない |
DHCPv6 状態 |
説明 |
---|---|
CDP INIT |
CDP を初期化中 |
DHCP6 BOUND |
DHCPv6 は BOUND |
DHCP6 DISABLED |
DHCPv6 は DISABLED |
DHCP6 RENEW |
DHCPv6 は更新中 |
DHCP6 REBIND |
DHCPv6 は再バインド中 |
DHCP6 INIT |
DHCPv6 は初期化中 |
DHCP6 SOLICIT |
DHCPv6 は請求中 |
DHCP6 REQUEST |
DHCPv6 は要求中 |
DHCP6 RELEASING |
DHCPv6 は解放中 |
DHCP6 RELEASED |
DHCPv6 は解放済み |
DHCP6 DISABLING |
DHCPv6 は無効化中 |
DHCP6 DECLINING |
DHCPv6 は拒否中 |
DHCP6 DECLINED |
DHCPv6 は拒否された |
DHCP6 INFOREQ |
DHCPv6 は INFOREQ |
DHCP6 INFOREQ DONE |
DHCPv6 は INFOREQ DONE |
DHCP6 INVALID |
DHCPv6 は INVALID(これが初期状態) |
DISABLED DUPLICATE IPV6 |
DHCP6 は DISABLED だが、DUPLICATE IPV6 DETECTED |
DHCP6 DECLINED DUPLICATE IP |
DHCP6 は DISABLED -- DUPLICATE IPV6 DETECTED |
ROUTER ADVERTISE., (DUPLICATE IP) |
重複した自動設定 IPv6 アドレス |
DHCP6 WAITING COLDBOOT TIMEOUT |
DHCPv6 は起動中 |
DHCP6 TIMEOUT USING RESTORED VAL |
DHCPv6 タイムアウト、フラッシュ メモリに保存された値を使用 |
DHCP6 TIMEOUT CANNOT RESTORE |
DHCP6 はタイムアウト、フラッシュ メモリからのバックアップなし |
IPV6 STACK TURNED OFF |
電話機は IPv4 のみモードで、IPv6 スタックはオフ |
ROUTER ADVERTISE., (GOOD IP) |
|
ROUTER ADVERTISE., (BAD IP) |
|
UNRECOGNIZED MANAGED BY |
IPv6 アドレスはルータまたは DHCPv6 サーバからのものではない |
ILLEGAL IPV6 STATE |
不正な IPv6 状態、発生すべきでない |
この手順は、ワイヤレスの Cisco IP Phone 8861 のみに適用されます。
項目 |
説明 |
---|---|
Tx バイト(tx bytes) |
電話機が送信したバイト数。 |
Rx バイト(rx bytes) |
電話機が受信したバイト数。 |
Tx パケット(tx packets) |
電話機が送信したパケットの数。 |
Rx パケット(rx packets) |
電話機が受信したパケットの数。 |
Tx パケット ドロップ(tx packets dropped) |
送信中にドロップされたパケット数。 |
Rx パケット ドロップ(rx packets dropped) |
受信中にドロップされたパケット数。 |
Tx パケット エラー(tx packet errors) |
電話機が送信したエラー パケット数。 |
Rx パケット エラー(rx packet errors) |
電話機が受信したエラー パケット数。 |
Tx フレーム(Tx frames) |
正常に送信された MSDU の数。 |
Tx マルチキャスト フレーム(tx multicast frames) |
正常に送信されたマルチキャスト MSDU の数。 |
Tx リトライ(tx retry) |
1 つまたは複数の再送信後に正常に送信された MSDU の数。 |
Tx マルチ リトライ(tx multi retry) |
1 つまたは複数の再送信後に正常に送信されたマルチキャスト MSDU の数。 |
Tx 失敗(tx failure) |
送信の試行数が再試行の限度を超えたために、正常に送信されなかった MSDU の数。 |
RTS 成功(rts success) |
このカウンタは、RTS の応答として CTS を受信したときに増分されます。 |
RTS 失敗(rts failure) |
このカウンタは、RTS の応答としての CTS を受信しなかったときに増分されます。 |
ACK 失敗(ack failure) |
このカウンタは、予期されている場合に ACK を受信しなかったときに増分されます。 |
Rx 重複フレーム(rx duplicate frames) |
[シーケンス制御(Sequence Control)] フィールドで重複が示されているフレームを受信した回数。 |
Rx フラグメント パケット(rx fragmented packets) |
タイプがデータまたは管理の MPDU を正常に受信した数。 |
ローミング カウント(roaming count) |
正常にローミングされた数。 |
電話機の [コールの統計(Call Statistics)] 画面にアクセスすると、最新のコールのカウンタ、統計、および音声品質メトリックを表示できます。
(注) |
また Web ブラウザを使用して [ストリームの統計(Streaming Statistics)] Web ページにアクセスすることにより、リモートでコール統計情報を表示することもできます。 この Web ページには、電話機では表示できない追加の RTCP 統計が含まれています。 |
単一のコールが複数の音声ストリームを使用する場合がありますが、最後の音声ストリームに関するデータだけがキャプチャされます。 音声ストリームは、2 つのエンドポイント間のパケット ストリームです。 一方のエンドポイントが保留になると、コールが引き続き接続されている場合でも、音声ストリームは停止します。 コールが再開されると、新しい音声パケット ストリームが開始され、以前のコール データは新しいコール データによって上書きされます。
ステップ 1 | [アプリケーション(Applications)] を押します。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [コール統計(Call Statistics)] 画面を終了するには、[終了(Exit)] を押します。 |
次の表に、[コール統計(Call Statistics)] 画面の項目を示します。
項目 |
説明 |
||
---|---|---|---|
受信コーデック(Receiver Codec) |
受信された音声ストリームのタイプ(RTP ストリーミング オーディオの送信元コーデック)。G.729、G.722、G.711 mu-law、G.711 A-law、iLBC。 |
||
送信コーデック(Sender Codec) |
送信された音声ストリームのタイプ(RTP ストリーミング オーディオの送信元コーデック)。G.729、G.722、G.711 mu-law、G.711 A-law、iLBC。 |
||
受信サイズ(Receiver Size) |
受信中の音声ストリーム(RTP ストリーミング オーディオ)の音声パケット サイズ(ミリ秒)。 |
||
送信サイズ(Sender Size) |
送信中の音声ストリームの音声パケット サイズ(ミリ秒)。 |
||
受信パケット(Receiver Packets) |
音声ストリームが開始されてから受信された RTP 音声パケットの数。
|
||
送信パケット(Sender Packets) |
音声ストリームが開始されてから送信された RTP 音声パケットの数。
|
||
平均ジッター(Avg Jitter) |
受信中の音声ストリームが開始されてから測定された、RTP パケット ジッターの推定平均値(パケットがネットワークを経由する際の動的な遅延)(ミリ秒単位)。 |
||
最大ジッター(Max Jitter) |
受信中の音声ストリームが開始されてから測定された最大ジッター(ミリ秒単位)。 |
||
受信破棄(Receiver Discarded) |
受信中の音声ストリームで廃棄された RTP パケットの数(不良パケット、過度の遅延などによる)。
|
||
受信喪失パケット(Receiver Lost Packets) |
失われた RTP パケット(転送中に喪失)。 |
||
音声品質メトリック(Voice Quality Metrics) |
|||
累積フレーム損失率(Cumulative Conceal Ratio) |
隠蔽フレームの総数を、音声ストリームの開始以降に受信された音声フレームの総数で割った値。 |
||
直近フレーム損失率(Interval Conceal Ratio) |
アクティブな音声に先行する 3 秒間の間隔における、音声フレームに対する隠蔽フレームの比率。 音声アクティビティ検出(VAD)を使用する場合は、アクティブな音声を 3 秒集めるために、もっと長い間隔が必要になる可能性があります。 |
||
最大フレーム損失率(Max Conceal Ratio) |
音声ストリームの開始以降、最も高い間隔の損失率。 |
||
フレーム損失発生秒数(Conceal Seconds) |
音声ストリームの開始以降、隠蔽イベント(フレーム損失)があった秒数([深刻なフレーム損失発生秒数(Severely Conceal Secs)] の値を含む)。 |
||
深刻なフレーム損失発生秒数(Severely Conceal Seconds) |
音声ストリームの開始以降、5 % を超える隠蔽イベント(フレーム損失)があった秒数。 |
||
遅延 |
ネットワーク遅延の推定値(ミリ秒単位)。 ラウンドトリップ遅延の実行中の平均値を表します。これは、RTCP 受信レポート ブロックの受信時に測定されます。 |
[現在のアクセスポイント(Current Access Point)] 画面には、Cisco IP Phone 8861 がワイヤレス通信に使用するアクセス ポイントに関する統計情報が表示されます。
ステップ 1 | [アプリケーション(Applications)] を押します。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [現在のアクセス ポイント(Current Access Point)] 画面を終了するには、[終了(Exit)] を押します。 |
次の表に、[現在のアクセス ポイント(Current Access Point)] 画面のフィールドを示します。
項目 |
説明 |
---|---|
AP名(AP name) |
CCX 準拠している場合は AP 名、それ以外は MAC アドレスが表示されます。 |
MAC アドレス |
AP の MAC アドレス。 |
頻度(Frequency) |
この AP で測定された最新の周波数。 |
現在のチャネル(Current Channel) |
この AP で測定された最新のチャネル。 |
前回の RSSI(Last RSSI) |
この AP で測定された最新の RSSI。 |
ビーコン間隔(Beacon Interval) |
ビーコン間の時間単位の数。 時間単位は 1.024 msec です。 |
機能(Capability) |
このフィールドには、要求またはアドバタイズされたオプション機能を示すのに使用されるサブフィールド数が含まれます。 |
基本レート(Basic Rates) |
AP が要求し、ステーションが動作に対応している必要がある AP のデータ レート。 |
オプションレート(Optional Rates) |
AP がサポートし、ステーションにとってオプションで動作する AP のデータ レート。 |
サポートされるVHT(rx)レート |
AP から受け取った VHT 対応 RX MCS Set。 |
サポートされるVHT(tx)レート |
AP から受け取った VHT 対応 TX MCS Set。 |
サポートされるHT MCS |
AP から受け取った HT 対応 MCS Set。 |
DTIM期間(DTIM Period) |
すべての nth ビーコンが DTIM 時間です。 各 DTIM ビーコン後に、AP は、電力節約デバイスに対してキューに入っているブロードキャスト パケットまたはマルチキャスト パケットを送信します。 |
国コード |
2 桁の国番号。 国情報要素(IE)がビーコン内に存在しない場合は表示されません。 |
チャネル(Channels) |
(国 IE で)サポートされているチャネルのリスト。 |
電力制限(Power Constraint) |
規制区域の制限から最大伝送パワーが減らされる電力量。 |
電力上限(Power Limit) |
そのチャネルに許容される dBm での最大送信電力。 |
チャネル使用率(Channel utilization) |
AP によって検知されたメディアがビジーである、255 に正規化された時間の割合。物理または仮想キャリア検知(CS)メカニズムによって示されます。 |
ステーション数(Station Count) |
この AP に現在関連付けられている STA の総数。 |
アドミッション キャパシティ(Admission Capacity) |
明示的なアドミッション コントロールを通じて使用可能なメディアの残り時間を指定する符号なし整数(32 マイクロ秒/秒の単位)。 値が 0 の場合、AP はこの情報要素をサポートせず、キャパシティはわかりません。 |
WMMサポート済み(WMM Supported) |
Wi-Fi マルチメディア エクステンションのサポート。 |
UAPSD サポート済み(UAPSD Supported) |
AP は Unscheduled Automatic Power Save Delivery をサポートします。 WMM がサポートされている場合だけ使用可能です。 この機能はワイヤレス IP Phone での通話時間と最大コール密度の達成にとって重要です。 |
プロキシ ARP(Proxy ARP) |
CCX 準拠 AP は、関連ステーションに代わって IP ARP 要求に対して応答します。 この機能は、ワイヤレス IP Phone のスタンバイ時間にとって重要です。 |
CCXバージョン(CCX Version) |
AP が CCX 準拠の場合、このフィールドは CCX バージョンを表示します。 |
ベスト エフォート(Best Effort) |
ベスト エフォート キューに関連した情報が記載されています。 |
バックグラウンド |
バックグラウンド キューに関連した情報が記載されています。 |
[ビデオ(Video)] |
ビデオ キューに関連した情報が記載されています。 |
音声 |
音声キューに関連した情報が記載されています。 |
Cisco IP Phone には、それぞれ Web ページがあります。この Web ページで、電話機に関する次のような情報を表示できます。
[デバイス情報(Device Information)]:電話機のデバイスの設定および関連情報を表示します。
[ネットワークのセットアップ(Network Setup)]:ネットワークのセットアップ情報およびその他の電話設定に関する情報を表示します。
[ネットワーク統計情報(Network statistics)]:ネットワーク トラフィックに関する情報を提供するハイパーリンクを表示します。
[デバイス ログ(Device Logs)]:トラブルシューティングに利用できる情報を提供する次のハイパーリンクを表示します。
[ストリームの統計(Streaming Statistic)]:さまざまなストリーミング統計情報を表示するハイパーリンクを示します。
[システム(System)]:電話機を再起動するためのハイパーリンクを示します。
ここでは、電話機の Web ページから取得可能な情報について説明します。 この情報は、電話機の操作のリモート モニタやトラブルシューティングに役立てることができます。
Cisco IP Phone の Web ページにアクセスするには、次の手順を実行します。
(注) |
Web ページにアクセスできない場合は、デフォルトでアクセスが無効になっている可能性があります。 |
ステップ 1 | 次の方法のいずれかを使用して、Cisco IP Phone の IP アドレスを入手します。 |
ステップ 2 |
Web ブラウザを開いて、次の URL を入力します。ここで、IP_address は Cisco IP Phone の IP アドレスです。 http://<IP_address> |
電話機の Web ページの [デバイス情報(Device Information)] エリアには、電話機のデバイス設定と関連情報が表示されます。 次の表に、これらの項目を示します。
(注) |
次の表にリストしている一部の項目は、すべての電話機モデルに適用されません。 |
[デバイス情報(Device Information)] 領域を表示するには、電話機の Web ページへのアクセス の説明に従って、電話機の Web ページにアクセスしてから、[デバイス情報(Device Information)] ハイパーリンクをクリックします。
電話機の Web ページにある [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] エリアには、ネットワークの設定情報と電話機のその他の設定に関する情報が表示されます。 次の表に、これらの項目を示します。
これらの項目の多くは、Cisco IP Phone の [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] メニューで表示し、設定できます。
[ネットワークのセットアップ(Network Setup)] 領域を表示するには、電話機の Web ページへのアクセス の説明に従って電話機の Web ページにアクセスし、次に [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] ハイパーリンクをクリックします。
電話機の Web ページにある次のネットワーク統計ハイパーリンクには、電話機のネットワーク トラフィックに関する情報が表示されます。
[イーサネット情報(Ethernet Information)]:イーサネット トラフィックに関する情報を表示します。
[アクセス(Access)]:電話機の PC ポートとの間で送受信されるネットワーク トラフィックに関する情報を表示します。
[ネットワーク(Network)]:電話機のネットワーク ポートとの間で送受信されるネットワーク トラフィックに関する情報を表示します。
ネットワーク統計領域を表示するには、電話機の Web ページにアクセスして、[イーサネット情報(Ethernet Information)]、[アクセス(Access)]、または [ネットワーク(Network)] ハイパーリンクをクリックします。
次の表では、[イーサネット情報(Ethernet Information)] Web ページの内容について説明しています。
項目 |
説明 |
---|---|
Tx フレーム(Tx Frames) |
電話機が送信するパケットの総数。 |
Tx ブロードキャスト(Tx broadcast) |
電話機が送信するブロードキャスト パケットの総数。 |
Tx マルチキャスト(Tx multicast) |
電話機が送信するマルチキャスト パケットの総数。 |
Tx ユニキャスト(Tx unicast) |
電話機が送信するユニキャスト パケットの総数。 |
Rx フレーム(Rx Frames) |
電話機が受信したパケットの総数。 |
Rx ブロードキャスト(Rx broadcast) |
電話機が受信するブロードキャスト パケットの総数。 |
Rx マルチキャスト(Rx multicast) |
電話機が受信するマルチキャスト パケットの総数。 |
Rx ユニキャスト(Rx unicast) |
電話機が受信するユニキャスト パケットの総数。 |
Rx PacketNoDes |
ダイレクト メモリ アクセス(DMA)記述子がないため廃棄されたパケットの総数。 |
次の表に [アクセスおよびネットワーク(Access and Network)] の Web ページの情報を示します。
項目 |
説明 |
---|---|
Rx totalPkt |
電話機が受信したパケットの合計数 |
Rx crcErr |
CRC が失敗した、受信されたパケットの合計数 |
Rx alignErr |
フレーム チェック シーケンス(FCS)が無効であり、長さが 64 ~ 1522 バイトの受信されたパケットの合計数 |
Rx マルチキャスト(Rx multicast) |
電話機が受信したマルチキャスト パケットの合計数 |
Rx ブロードキャスト(Rx broadcast) |
電話機が受信したブロードキャスト パケットの合計数 |
Rx ユニキャスト(Rx unicast) |
電話機が受信したユニキャスト パケットの合計数 |
Rx shortErr |
サイズが 64 バイトより小さい、受信された FCS エラー パケットまたは Align エラー パケットの合計数 |
Rx shortGood |
サイズが 64 バイトより小さい、受信された有効なパケットの合計数 |
Rx longGood |
サイズが 1522 バイトより大きい、受信された有効なパケットの合計数 |
Rx longErr |
サイズが 1522 バイトより大きい、受信された FCS エラー パケットまたは Align エラー パケットの合計数 |
Rx size64 |
無効なパケットを含め、サイズが 0 ~ 64 バイトまでの受信されたパケットの合計数 |
Rx size65to127 |
無効なパケットを含め、サイズが 65 ~ 127 バイトまでの受信されたパケットの合計数 |
Rx size128to255 |
無効なパケットを含め、サイズが 128 ~ 255 バイトまでの受信されたパケットの合計数 |
Rx size256to511 |
無効なパケットを含め、サイズが 256 ~ 511 バイトまでの受信されたパケットの合計数 |
Rx size512to1023 |
無効なパケットを含め、サイズが 512 ~ 1023 バイトまでの受信されたパケットの合計数 |
Rx size1024to1518 |
無効なパケットを含め、サイズが 1024 ~ 1518 バイトまでの受信されたパケットの合計数 |
Rx tokenDrop |
リソース不足(FIFO オーバーフローなど)が原因でドロップされたパケットの合計数 |
Tx excessDefer |
メディアが使用中であることが原因で送信が遅延したパケットの合計数 |
Tx lateCollision |
パケット転送の開始後 512 ビット時間過ぎてから衝突が起こった回数 |
Tx totalGoodPkt |
電話機が受信した有効なパケット(マルチキャスト、ブロードキャスト、およびユニキャスト)の合計数 |
Tx Collisions |
パケットの送信中に生じた衝突の合計回数 |
Tx excessLength |
パケット送信が 16 回試行されたために送信されなかったパケットの合計数 |
Tx ブロードキャスト(Tx broadcast) |
電話機が送信したブロードキャスト パケットの合計数 |
Tx マルチキャスト(Tx multicast) |
電話機が送信したマルチキャスト パケットの合計数 |
LLDP FramesOutTotal |
電話機から送信された LLDP フレームの合計数 |
LLDP AgeoutsTotal |
キャッシュ内でタイムアウトになった LLDP フレームの合計数 |
LLDP FramesDiscardedTotal |
必須 TLV のいずれかについて、欠落している、順序に誤りがある、または範囲を超える文字列長が含まれているために廃棄された LLDP フレームの合計数 |
LLDP FramesInErrorsTotal |
検出可能なエラーが 1 つ以上含まれる状態で受信された LLDP フレームの合計数 |
LLDP FramesInTotal |
電話機が受信した LLDP フレームの合計数 |
LLDP TLVDiscardedTotal |
破棄された LLDP TLV の総数。 |
LLDP TLVUnrecognizedTotal |
電話機で認識されなかった LLDP TLV の総数。 |
CDP ネイバー デバイス ID(CDP Neighbor Device ID) |
CDP が検出した、このポートに接続されているデバイスの ID |
CDP ネイバー IPv6 アドレス |
CDP プロトコルで検出されたネイバー デバイスの IP アドレス |
CDP ネイバー ポート(CDP Neighbor Port) |
CDP プロトコルで検出された、電話機が接続されているネイバー デバイスのポート。 |
LLDP ネイバー デバイス ID(LLDP Neighbor Device ID) |
LLDP で検出された、このポートに接続されているデバイスの ID。 |
LLDP ネイバー IPv6 アドレス |
LLDP プロトコルで検出されたネイバー デバイスの IP アドレス。 |
LLDP ネイバー ポート(LLDP Neighbor Port) |
LLDP プロトコルで検出された、電話機が接続されているネイバー デバイスのポート。 |
ポート情報(Port Information) |
速度と二重化モード。 |
電話機の Web ページにある次のデバイス ログのハイパーリンクには、電話機のモニタとトラブルシューティングに役立つ情報が表示されます。
[コンソールログ(Console Logs)]:個々のログ ファイルへのハイパーリンクが含まれています。 コンソール ログ ファイルには、電話機が受信したデバッグ メッセージとエラー メッセージが含まれます。
[コアダンプ(Core Dumps)]:個々のダンプ ファイルへのハイパーリンクが含まれています。 コア ダンプ ファイルには、電話のクラッシュ時のデータが含まれています。
[ステータスメッセージ(Status Messages)]:電話機に最後に電源が投入されてから電話機が生成したステータス メッセージの中で最近のものを最大 10 件表示します。 電話機の [ステータス メッセージ(Status Messages)] 画面にも、この情報が表示されます。
[デバッグの表示(Debug Display)]:トラブルシューティングのサポートを依頼する際に、Cisco TAC に有用なデバッグ メッセージを提供します。
Cisco Unified IP Phone は、同時に最大で 3 つのデバイスとの間で情報をストリーミングできます。 電話機は、コール中、または音声やデータの送受信サービスの作動中に、情報をストリーミングします。
電話機の Web ページにある [ストリームの統計(Streaming Statistics)] 領域には、ストリームに関する情報が表示されます。
次の表に、[ストリームの統計(Streaming Statistics)] 領域の項目を示します。
項目 |
説明 |
||
---|---|---|---|
リモートアドレス(Remote address) |
ストリームの宛先の IP アドレスおよび UDP ポート。 |
||
ローカルアドレス(Local address) |
電話機の IP アドレスおよび UPD ポート。 |
||
開始時刻 |
Cisco Unified Communications Manager が電話機にパケットの送信開始を要求した時間を示す内部タイム スタンプ。 |
||
ストリームステータス(Stream Status) |
ストリーミングがアクティブかどうかを示します。 |
||
ホスト名 |
電話機の MAC アドレスに基づいて電話機に自動的に割り当てられる一意の固定された名前。 |
||
送信パケット(Sender Packets) |
この接続の開始以降に電話機が送信した RTP データ パケットの総数。 接続が受信専用モードに設定されている場合、値は 0 です。 |
||
送信オクテット(Sender Octets) |
この接続の開始以降に電話が RTP データ パケットで送信したペイロード オクテットの総数。 接続が受信専用モードに設定されている場合、値は 0 です。 |
||
送信コーデック(Sender Codec) |
送信ストリームに対応する音声符号化のタイプ。 |
||
送信した送信レポート(Sender Reports Sent) (注を参照) |
RTCP 送信レポートが送信された回数。 |
||
送信した送信レポート時間(Sender Report Time Sent) (注を参照) |
最後に RTCP 送信レポートが送信された時間を示す内部タイム スタンプ。 |
||
受信喪失パケット(Rcvr Lost Packets) |
この接続でのデータの受信を開始してから失われた RTP データ パケットの総数。 予期されたパケット数から実際に受信されたパケット数を差し引いた値として定義されます。受信パケット数には、遅延または重複パケットも含まれます。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。 |
||
平均ジッター(Avg Jitter) |
RTP データ パケットの内部到着時間の平均偏差の推定値(ミリ秒単位)。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。 |
||
受信コーデック(Receiver Codec) |
受信ストリームに使用された音声符号化のタイプ。 |
||
送信した受信レポート (注を参照) |
RTCP 受信レポートが送信された回数。 |
||
送信した受信レポート時間 (注を参照) |
RTCP 受信レポートが送信された時間を示す内部タイム スタンプ。 |
||
受信パケット(Rcvr Packets) |
この接続でのデータ受信開始以降に電話機が受信信した RTP データ パケットの総数。 マルチキャスト コールの場合は、さまざまな送信元から受信したパケットが含まれます。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。 |
||
受信オクテット(Rcvr Octets) |
この接続でのデータ受信開始以降にデバイスが RTP データ パケットで受信したペイロード オクテットの総数。 マルチキャスト コールの場合は、さまざまな送信元から受信したパケットが含まれます。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。 |
||
累積フレーム損失率(Cumulative Conceal Ratio) |
隠蔽フレームの総数を、音声ストリームの開始以降に受信された音声フレームの総数で割った値。 |
||
直近フレーム損失率(Interval Conceal Ratio) |
アクティブな音声の直前の 3 秒間の音声フレームに対する隠蔽フレームの比率。 音声アクティビティ検出(VAD)を使用している場合、3 秒間のアクティブな音声を蓄積するには、より長い間隔が必要になることがあります。 |
||
最大フレーム損失率(Max Conceal Ratio) |
音声ストリームの開始以降、最も高い間隔の損失率。 |
||
リスニング品質(LQK)の平均オピニオン評点(MOS)を客観的に評価するスコアで、5(優良)~ 1(不良)でランク付けされます。 このスコアは、音声ストリームの先行 8 秒間でのフレーム損失に起因する音声隠蔽イベントに基づいています。 詳細については、音声品質のモニタリングを参照してください。
|
|||
平均 MOS LQK(Avg MOS LQK) |
音声ストリーム全体で測定された平均 MOS LQK スコア。 |
||
最小 MOS LQK(Min MOS LQK) |
音声ストリームの開始以降に測定された最も低い MOS LQK スコア。 |
||
最大 MOS LQK(Max MOS LQK) |
音声ストリームの開始以降に測定されたベースライン MOS LQK スコアまたは最も高い MOS LQK スコア。 これらのコーデックは、フレーム損失なしの通常の条件で次の最大 MOS LQK スコアを提供します。 |
||
MOS LQK のバージョン |
MOS LQK スコアを計算するために使用されるシスコ独自のアルゴリズムのバージョン。 |
||
フレーム損失発生秒数(Conceal Secs) |
音声ストリームの開始以降、隠蔽イベント(フレーム損失)があった秒数([深刻なフレーム損失発生秒数(Severely Conceal Secs)] の値を含む)。 |
||
深刻なフレーム損失発生秒数(Severely Conceal Secs) |
音声ストリームの開始以降、5 % を超える隠蔽イベント(フレーム損失)があった秒数。 |
||
遅延 (注を参照) |
ネットワーク遅延の推定値(ミリ秒単位)。 ラウンドトリップ遅延の実行中の平均値を表します。これは、RTCP 受信レポート ブロックの受信時に測定されます。 |
||
最大ジッター(Max Jitter) |
瞬時ジッターの最大値(ミリ秒単位)。 |
||
送信サイズ(Sender Size) |
送信ストリームの RTP パケット サイズ(ミリ秒単位)。 |
||
受信した送信レポート(Sender Reports Received) (注を参照) |
RTCP 送信レポートが受信された回数。 |
||
受信した送信レポート時間(Sender Report Time Received) (注を参照) |
RTCP 送信レポートが最後に受信された時間。 |
||
受信サイズ(Receiver Size) |
受信ストリームの RTP パケット サイズ(ミリ秒単位)。 |
||
受信破棄(Receiver Discarded) |
ネットワークから受信されたが、ジッター バッファから廃棄された RPT パケット。 |
||
受信した受信レポート(Receiver Reports Received) (注を参照) |
RTCP 受信レポートが受信された回数。 |
||
受信した受信レポート時間(Receiver Report Time Receiveds) (注を参照) |
RTCP 受信レポートが最後に受信された時間。 |
(注) |
RTP 制御プロトコルが無効になっている場合、このフィールドのデータは生成されないため、0 が表示されます。 |
トラブルシューティングの目的で、電話機からの情報を要求できます。 結果の情報は XML 形式です。 次の情報を参照できます。
情報を入手するために Web アクセスが有効になっている必要があります。
電話機がユーザに関連付けられている必要があります。
次の XML コードは、CallInfo のコマンドの出力例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <CiscoIPPhoneCallLineInfo> <Prompt/> <Notify/> <Status/> <LineDirNum>1030</LineDirNum> <LineState>CONNECTED</LineState> <CiscoIPPhoneCallInfo> <CallState>CONNECTED</CallState> <CallType>INBOUND</CallType> <CallingPartyName/> <CallingPartyDirNum>9700</CallingPartyDirNum> <CalledPartyName/> <CalledPartyDirNum>1030</CalledPartyDirNum> <HuntPilotName/> <CallReference>30303060</CallReference> <CallDuration>12835</CallDuration> <CallStatus>null</CallStatus> <CallSecurity>UNAUTHENTICATED</CallSecurity> <CallPrecedence>ROUTINE</CallPrecedence> <FeatureList/> </CiscoIPPhoneCallInfo> <VisibleFeatureList> <Feature Position="1" Enabled="true" Label="End Call"/> <Feature Position="2" Enabled="true" Label="Show Detail"/> </VisibleFeatureList> </CiscoIPPhoneCallLineInfo>
次の XML コードは LineInfo コマンドからの出力例を示します。
<CiscoIPPhoneLineInfo> <Prompt/> <Notify/> <Status>null</Status> <CiscoIPPhoneLines> <LineType>9</LineType> <lineDirNum>1028</lineDirNum> <MessageWaiting>NO</MessageWaiting> <RingerName>Chirp1</RingerName> <LineLabel/> <LineIconState>ONHOOK</LineIconState> </CiscoIPPhoneLines> <CiscoIPPhoneLines> <LineType>9</LineType> <lineDirNum>1029</lineDirNum> <MessageWaiting>NO</MessageWaiting> <RingerName>Chirp1</RingerName> <LineLabel/> <LineIconState>ONHOOK</LineIconState> </CiscoIPPhoneLines> <CiscoIPPhoneLines> <LineType>9</LineType> <lineDirNum>1030</lineDirNum> <MessageWaiting>NO</MessageWaiting> <RingerName>Chirp1</RingerName> <LineLabel/> <LineIconState>CONNECTED</LineIconState> </CiscoIPPhoneLines> <CiscoIPPhoneLines> <LineType>2</LineType> <lineDirNum>9700</lineDirNum> <MessageWaiting>NO</MessageWaiting> <LineLabel>SD9700</LineLabel> <LineIconState>ON</LineIconState> </CiscoIPPhoneLines> </CiscoIPPhoneLineInfo>
次の XML コードは ModeInfo コマンドからの出力例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <CiscoIPPhoneModeInfo> <PlaneTitle>Applications</PlaneTitle> <PlaneFieldCount>12</PlaneFieldCount> <PlaneSoftKeyIndex>0</PlaneSoftKeyIndex> <PlaneSoftKeyMask>0</PlaneSoftKeyMask> <Prompt></Prompt> <Notify></Notify> <Status></Status> <CiscoIPPhoneFields> <FieldType>0</FieldType> <FieldAttr></FieldAttr> <fieldHelpIndex>0</fieldHelpIndex> <FieldName>Call History</FieldName> <FieldValue></FieldValue> </CiscoIPPhoneFields> <CiscoIPPhoneFields> <FieldType>0</FieldType> <FieldAttr></FieldAttr> <fieldHelpIndex>0</fieldHelpIndex> <FieldName>Preferences</FieldName> <FieldValue></FieldValue> </CiscoIPPhoneFields> ... </CiscoIPPhoneModeInfo>
目次
- 電話システムの監視
- Cisco IP Phone のステータス
- [モデル情報(Model Information)] ウィンドウの表示
- [モデル情報(Model Information)] のフィールド
- [ステータス(Status)] メニューの表示
- [ステータス メッセージ(Status Messages)] ウィンドウの表示
- ステータス メッセージ フィールド
- [ネットワーク統計(Network Statistics)] 画面の表示
- イーサネット統計情報
- [ワイヤレス統計(Wireless Statistics)] 画面の表示
- WLAN 統計情報
- [コール統計(Call Statistics)] ウィンドウの表示
- コール統計のフィールド
- [現在のアクセス ポイント(Current Access Point)] ウィンドウの表示
- [現在のアクセスポイント(Current Access Point)] のフィールド
- Cisco IP Phone Web ページ
- 電話機の Web ページへのアクセス
- [デバイス情報(Device Information)]
- ネットワークのセットアップ
- ネットワーク統計(Network Statistics)
- [イーサネット情報(Ethernet Information)] Web ページ
- [アクセスおよびネットワーク(Access and Network)] の Web ページ
- デバイス ログ
- ストリームの統計
- XML での電話からの情報要求
- CallInfo の出力例
- LineInfo の出力例
- ModeInfo の出力例
Cisco IP Phone のステータス
ここでは、Cisco IP Phone でモデル情報、ステータス メッセージ、およびネットワーク統計を表示する方法について説明します。
[モデル情報(Model Information)]:電話機のハードウェアとソフトウェアに関する情報を表示します。
[ステータス(Status)] メニュー:ステータス メッセージ、ネットワーク統計、および現在のコールに関する統計を表示する画面にアクセスできます。
これらの画面に表示される情報は、電話機の操作のモニタやトラブルシューティングに役立てることができます。
また、これらの情報の大半およびその他の関連情報は、電話機の Web ページからリモートで取得することもできます。
トラブルシューティングの詳細については、トラブルシューティング を参照してください。
[モデル情報(Model Information)] ウィンドウの表示
手順
[モデル情報(Model Information)] のフィールド
次の表で、[モデル情報(Model Information)] 設定フィールドを説明します。
表 1 モデル情報の設定 オプション
説明
モデル番号(Model Number)
電話機のモデル番号。
IPv4 アドレス(IPv4 Address)
電話機の IP アドレス。
ホスト名(Host name)
電話機のホスト名。
アクティブ ロード(Active Load)
現在、電話機にインストールされているファームウェアのバージョン。 ユーザは、[詳細(Details)] を押して詳細を確認できます。
非アクティブロード(Inactive Load)
[非アクティブロード(Inactive Load)] は、ダウンロードの進行中のみ表示されます。 ダウンロード アイコン、および [アップグレード中(Upgrade in Progress)] または [アップグレードに失敗しました(Upgrade Failed)] という状態も表示されます。 ユーザがアップグレード中に [詳細(Details)] を押すと、ダウンロード ファイル名とコンポーネントの一覧が表示されます。
新しいファームウェア イメージは、保守ウィンドウより先にダウンロードするよう設定できます。 この場合、すべての電話機でファームウェアがダウンロードされるまで待たずに、非アクティブ ステータスに対する既存ロードのリセットから、新しいロードのインストールへと急速に切り替えられます。
ダウンロードが完了したときに、アイコンは完了ステータスを示すように変更され、ダウンロードの成功に対してチェックマークが表示され、ダウンロードの失敗に対して「X」が表示されます。 可能な場合は、残りのロードのダウンロードが継続されます。
前回のアップグレード(Last Upgrade)
前回ファームウェアをアップグレードした日付。
アクティブ サーバ(Active Server)
電話機が登録されているサーバのドメイン名。
スタンバイサーバ(Stand-by Server)
スタンバイ サーバのドメイン名。
[ステータス(Status)] メニューの表示
手順[ステータス(Status)] メニューには次のオプションが含まれます。これらは電話機とその動作に関する情報を示します。
[ステータス メッセージ(Status Messages)]:[ステータス メッセージ(Status Messages)] 画面を表示します。ここには、重要なシステム メッセージのログが示されます。
[イーサネット統計(Ethernet Statistics)]:[イーサネット統計(Ethernet Statistics)] 画面を表示します。ここには、イーサネット トラフィック統計が表示されます。
[ワイヤレス統計(Wireless Statistics)]:[ワイヤレス統計(Wireless Statistics)] 画面が表示されます(該当する場合)
[コール統計(Call Statistics)]:現在のコールのカウンタおよび統計を表示します。
[現在のアクセス ポイント(Current Access Point)]:[現在のアクセス ポイント(Current Access Point)] 画面が表示されます(該当する場合)
ステップ 1 [ステータス(Status)] メニューを表示するには、[アプリケーション(Applications)] を押します。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 [ステータス(Status)] メニューを終了するには、[終了(Exit)] を押します。
[ステータス メッセージ(Status Messages)] ウィンドウの表示
手順[ステータス メッセージ(Status Messages)] 画面には、電話機が最近生成したステータス メッセージが 30 件表示されます。 この画面には、電話機が起動を完了していない場合でも、いつでもアクセスできます。
ステップ 1 アプリケーション を押します。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 現在のステータス メッセージを削除するには、[クリア(Clear)] を押します。 ステップ 4 [ステータス メッセージ(Status Messages)] 画面を終了するには、[終了(Exit)] を押します。
ステータス メッセージ フィールド
次の表に、電話機の [ステータス メッセージ(Status Messages)] 画面に表示されるステータス メッセージを示します。
表 2 Cisco Unified IP Phone のステータス メッセージ メッセージ
説明
考えられる状況と対処方法
CFG TFTP サイズ エラー(CFG TFTP Size Error)
電話機のファイル システムに対して、設定ファイルのサイズが大きすぎます。
電話機の電源をオフ/オンにします。
チェックサム エラー(Checksum Error)
ダウンロードしたソフトウェア ファイルが破損しています。
電話機のファームウェアの新しいコピーを入手し、それを TFTPPath ディレクトリに置きます。 ファイルをこのディレクトリにコピーできるのは、TFTP サーバ ソフトウェアがシャットダウンされているときだけです。それ以外の場合にコピーすると、ファイルが破損する可能性があります。
CTL と ITL がインストールされました(CTL and ITL installed)
電話機に Certificate Trust List(CTL)ファイルおよび証明書信頼リスト(ITL)ファイルがインストールされています。
なし。 このメッセージは情報を通知するだけです。 CTL ファイルと ITL ファイルのどちらも、過去にインストールされていません。
信頼リストの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。
CTL がインストールされました(CTL Installed)
証明書信頼リスト(CTL)ファイルが電話機にインストールされました。
なし。 このメッセージは情報を通知するだけです。 CTL ファイルは過去にインストールされていません。
CTL ファイルの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。
CTL の更新失敗(CTL update failed)
電話機で証明書信頼リスト(CTL)ファイルを更新できませんでした。
TFTP サーバの CTL ファイルに問題があります。
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。
DHCP タイムアウト(DHCP timeout)
DHCP サーバが応答しませんでした。
ネットワークがビジーになっている:このエラーは、ネットワーク負荷が軽減されると、自動的に解決します。
DHCP サーバと電話機との間にネットワーク接続がない:ネットワーク接続を確認してください。
DHCP サーバがダウンしている:DHCP サーバの設定を確認してください。
エラーが続く:スタティック IP アドレスを割り当てることを検討してください。
DNS タイムアウト(DNS timeout)
DNS サーバが応答しませんでした。
ネットワークがビジーになっている:このエラーは、ネットワーク負荷が軽減されると、自動的に解決します。
DNS サーバと電話機との間にネットワーク接続がない:ネットワーク接続を確認してください。
DNS サーバがダウンしている:DNS サーバの設定を確認してください。
DNS 不明ホスト(DNS unknown host)
DNS が TFTP サーバまたは Cisco Unified Communications Manager の名前を解決できませんでした。
TFTP サーバまたは Cisco Unified Communications Manager のホスト名が DNS に正しく設定されていることを確認してください。
ホスト名ではなく、IP アドレスを使用することを検討してください。
IP が重複しています(Duplicate IP)
別のデバイスが、電話機に割り当てられた IP アドレスを使用中です。
電話機にスタティック IP アドレスが割り当てられている場合は、重複する IP アドレスを割り当てていないことを確認してください。
DHCP を使用している場合は、DHCP サーバの設定を確認してください。
CTL および ITL ファイルを削除中(Erasing CTL and ITL files)
CTL および ITL ファイルを削除中です。
なし。 このメッセージは情報を通知するだけです。
CTL ファイルおよび ITL ファイルの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。
ロケールの更新エラー(Error update locale)
1 つ以上のローカリゼーション ファイルが TFTPPath ディレクトリで見つからなかったか、または有効ではありませんでした。 ロケールは変更されませんでした。
Cisco Unified Communications Operating System の管理ページから、次のファイルが [TFTP ファイルの管理(TFTP File Management)] のサブディレクトリに存在することを確認してください。
ファイルが見つかりません <Cfg ファイル>(File not found <Cfg File>)
TFTP サーバで、名前ベースのデフォルトの設定ファイルが見つかりませんでした。
電話機の設定ファイルは、電話機が Cisco Unified Communications Manager データベースに追加されたときに作成されます。 電話機が Cisco Unified Communications Manager データベースに存在しない場合、TFTP サーバは「CFG ファイルが見つかりません(CFG File Not Found)」という応答を生成します。
- 電話機が Cisco Unified Communications Manager に登録されていません。
電話機を自動登録できない場合は、手動で電話機を Cisco Unified Communications Manager に追加する必要があります。 詳細については、電話機の追加方法を参照してください。
- DHCP を使用している場合は、DHCP サーバが正しい TFTP サーバを指定していることを確認してください。
- スタティック IP アドレスを使用している場合は、TFTP サーバの設定を確認してください。
「ファイルが見つかりません <CTLFile.tlv>(File Not Found <CTLFile.tlv>)」
Cisco Unified Communications Manager クラスタがセキュア モードでない場合にこのメッセージが電話機に表示されます。
影響はありません。引き続き電話機は Cisco Unified Communications Manager に登録できます。
IP アドレス解放(IP address released)
電話機は、IP アドレスを解放するように設定されます。
電話機は、電源をオフ/オンにするか、または DHCP アドレスをリセットするまで、アイドル状態のままです。
ITL がインストールされました(ITL installed)
電話機に ITL ファイルがインストールされています。
なし。 このメッセージは情報を通知するだけです。 ITL ファイルは過去にインストールされていません。
ITL ファイルの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。
拒否された HC のロード(Load rejected HC)
ダウンロードされたアプリケーションには、電話機のハードウェアとの互換性がありません。
この電話機でのハードウェア変更をサポートしていないバージョンのソフトウェアをインストールしようとすると発生します。
電話機に割り当てられたロード ID を確認します(Cisco Unified Communications Manager で
を選択します)。 電話機に表示されたロードを再入力します。デフォルト ルータがありません(No default router)
DHCP またはスタティック設定でデフォルト ルータが指定されていませんでした。
電話機にスタティック IP アドレスが割り当てられている場合は、デフォルト ルータが設定されていることを確認してください。
DHCP を使用している場合は、DHCP サーバがデフォルト ルータを提供していません。 DHCP サーバの設定を確認してください。
DNS サーバ IP がありません(No DNS server IP)
名前は指定されていましたが、DHCP またはスタティック IP 設定で DNS サーバのアドレスが指定されていませんでした。
電話機にスタティック IP アドレスが割り当てられている場合は、DNS サーバが設定されていることを確認してください。
DHCP を使用している場合は、DHCP サーバが DNS サーバを提供していません。 DHCP サーバの設定を確認してください。
信頼リストがインストールされていません(No Trust List installed)
CTL ファイルまたは ITL ファイルが電話機にインストールされていません。
信頼ファイルが Cisco Unified Communications Manager で設定されていません。Cisco Unified Communications Manager はデフォルトではセキュリティをサポートしません。
信頼リストの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。
「CUCM 要求による再起動(Restart requested by CUCM)」
Cisco Unified Communications Manager(CUCM)からの要求に基づいて電話機が再起動します。
Cisco Unified Communications Manager で電話機の設定変更が行われ、変更を有効にするために [適用(Apply)] ボタンが押された可能性があります。
TFTP アクセス エラー(TFTP access error)
TFTP サーバが、存在しないディレクトリを指定しています。
DHCP を使用している場合は、DHCP サーバが正しい TFTP サーバを指定していることを確認してください。
スタティック IP アドレスを使用している場合は、TFTP サーバの設定を確認してください。
TFTP エラー(TFTP error)
電話機が TFTP サーバから提供されたエラー コードを認識しません。
Cisco TAC に連絡してください。
TFTP タイムアウト(TFTP timeout)
TFTP サーバが応答しませんでした。
ネットワークがビジーになっている:このエラーは、ネットワーク負荷が軽減されると、自動的に解決します。
TFTP サーバと電話機との間にネットワーク接続がない:ネットワーク接続を確認してください。
TFTP サーバがダウンしている:TFTP サーバの設定を確認してください。
タイムアウト(Timed Out)
サプリカントが 802.1X トランザクションを実行しようとしましたが、オーセンティケータが存在しないためにタイムアウトになりました。
認証は一般的に、スイッチで 802.1x が設定されていない場合にタイムアウトします。
信頼リストの更新に失敗しました(Trust List update failed)
CTL ファイルおよび ITL ファイルの更新に失敗しました。
電話機は CTL ファイルおよび ITL ファイルをインストールしていますが、新しい CTL ファイルおよび ITL ファイルの更新に失敗しました。
失敗の理由として次が考えられます。
- ネットワークの障害が発生した。
- TFTP サーバがダウンしていた。
- CTL ファイルの署名に使用された新しいセキュリティ トークン、および、ITL ファイルの署名に使用された TFTP 証明書が導入されたが、電話機の現在の CTL ファイルおよび ITL ファイルには使用できない。
- 内部的な電話障害が発生した。
解決策として次が考えられます。
- ネットワーク接続を確認します。
- TFTP サーバがアクティブで、正常に機能しているかどうかを確認する。
- Transactional Vsam Services(TVS)サーバが Cisco Unified Communications Manager でサポートされている場合は、TVS サーバがアクティブで、正常に機能しているかどうかを確認する。
- セキュリティ トークンおよび TFTP サーバが有効かどうかを確認する。
上述の解決策がすべて失敗した場合は、手動で CTL ファイルおよび ITL ファイルを削除し、電話機をリセットする。
信頼リストが更新されました(Trust List updated)
CTL ファイル、ITL ファイル、またはその両方が更新されます。
なし。 このメッセージは情報を通知するだけです。
信頼リストの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。
バージョン エラー(Version error)
電話機のロード ファイルの名前が不正です。
電話機のロード ファイルが正しい名前であることを確認してください。
XmlDefault.cnf.xml(または電話機のデバイス名に対応した .cnf.xml)
設定ファイルの名前。
なし。 このメッセージは、電話機の設定ファイル名を示します。
[ネットワーク統計(Network Statistics)] 画面の表示
手順
イーサネット統計情報
次の表では、[イーサネット統計(Ethernet Statistics)] 画面の情報について説明します。
次の表に、DHCPv4 および DHCPv6 状態の表示メッセージについて説明します。
表 4 DHCPv4 のイーサネット統計メッセージ DHCPv4 状態
説明
CDP INIT
CDP がバインドされていないか、WLAN が稼働していない
DHCP BOUND
DHCPv4 は BOUND
DHCP DISABLED
DHCPv4 は無効
DHCP INIT
DHCPv4 は INIT
DHCP INVALID
DHCPv4 は INVALID(これが初期状態)
DHCP RENEWING
DHCPv4 は RENEWING
DHCP REBINDING
DHCPv4 は REBINDING
DHCP REBOOT
DHCPv4 は init-reboot
DHCP REQUESTING
DHCPv4 は要求中
DHCP RESYNC
DHCPv4 は RESYNCH
DHCP WAITING COLDBOOT TIMEOUT
DHCPv4 は起動中
DHCP UNRECOGNIZED
認識されない DHCPv4 状態
DISABLED DUPLICATE IP
重複した IPv4 アドレス
DHCP TIMEOUT
DHCPv4 タイムアウト
IPV4 STACK TURNED OFF
電話機は IPv6 のみモードで、IPv4 スタックはオフ
ILLEGAL IPV4 STATE
不正な IPv4 状態、発生すべきでない
表 5 DHCPv6 のイーサネット統計メッセージ DHCPv6 状態
説明
CDP INIT
CDP を初期化中
DHCP6 BOUND
DHCPv6 は BOUND
DHCP6 DISABLED
DHCPv6 は DISABLED
DHCP6 RENEW
DHCPv6 は更新中
DHCP6 REBIND
DHCPv6 は再バインド中
DHCP6 INIT
DHCPv6 は初期化中
DHCP6 SOLICIT
DHCPv6 は請求中
DHCP6 REQUEST
DHCPv6 は要求中
DHCP6 RELEASING
DHCPv6 は解放中
DHCP6 RELEASED
DHCPv6 は解放済み
DHCP6 DISABLING
DHCPv6 は無効化中
DHCP6 DECLINING
DHCPv6 は拒否中
DHCP6 DECLINED
DHCPv6 は拒否された
DHCP6 INFOREQ
DHCPv6 は INFOREQ
DHCP6 INFOREQ DONE
DHCPv6 は INFOREQ DONE
DHCP6 INVALID
DHCPv6 は INVALID(これが初期状態)
DISABLED DUPLICATE IPV6
DHCP6 は DISABLED だが、DUPLICATE IPV6 DETECTED
DHCP6 DECLINED DUPLICATE IP
DHCP6 は DISABLED -- DUPLICATE IPV6 DETECTED
ROUTER ADVERTISE., (DUPLICATE IP)
重複した自動設定 IPv6 アドレス
DHCP6 WAITING COLDBOOT TIMEOUT
DHCPv6 は起動中
DHCP6 TIMEOUT USING RESTORED VAL
DHCPv6 タイムアウト、フラッシュ メモリに保存された値を使用
DHCP6 TIMEOUT CANNOT RESTORE
DHCP6 はタイムアウト、フラッシュ メモリからのバックアップなし
IPV6 STACK TURNED OFF
電話機は IPv4 のみモードで、IPv6 スタックはオフ
ROUTER ADVERTISE., (GOOD IP)
ROUTER ADVERTISE., (BAD IP)
UNRECOGNIZED MANAGED BY
IPv6 アドレスはルータまたは DHCPv6 サーバからのものではない
ILLEGAL IPV6 STATE
不正な IPv6 状態、発生すべきでない
[ワイヤレス統計(Wireless Statistics)] 画面の表示
手順
WLAN 統計情報
表 6 Cisco Unified IP Phone の WLAN 統計 項目
説明
Tx バイト(tx bytes)
電話機が送信したバイト数。
Rx バイト(rx bytes)
電話機が受信したバイト数。
Tx パケット(tx packets)
電話機が送信したパケットの数。
Rx パケット(rx packets)
電話機が受信したパケットの数。
Tx パケット ドロップ(tx packets dropped)
送信中にドロップされたパケット数。
Rx パケット ドロップ(rx packets dropped)
受信中にドロップされたパケット数。
Tx パケット エラー(tx packet errors)
電話機が送信したエラー パケット数。
Rx パケット エラー(rx packet errors)
電話機が受信したエラー パケット数。
Tx フレーム(Tx frames)
正常に送信された MSDU の数。
Tx マルチキャスト フレーム(tx multicast frames)
正常に送信されたマルチキャスト MSDU の数。
Tx リトライ(tx retry)
1 つまたは複数の再送信後に正常に送信された MSDU の数。
Tx マルチ リトライ(tx multi retry)
1 つまたは複数の再送信後に正常に送信されたマルチキャスト MSDU の数。
Tx 失敗(tx failure)
送信の試行数が再試行の限度を超えたために、正常に送信されなかった MSDU の数。
RTS 成功(rts success)
このカウンタは、RTS の応答として CTS を受信したときに増分されます。
RTS 失敗(rts failure)
このカウンタは、RTS の応答としての CTS を受信しなかったときに増分されます。
ACK 失敗(ack failure)
このカウンタは、予期されている場合に ACK を受信しなかったときに増分されます。
Rx 重複フレーム(rx duplicate frames)
[シーケンス制御(Sequence Control)] フィールドで重複が示されているフレームを受信した回数。
Rx フラグメント パケット(rx fragmented packets)
タイプがデータまたは管理の MPDU を正常に受信した数。
ローミング カウント(roaming count)
正常にローミングされた数。
[コール統計(Call Statistics)] ウィンドウの表示
手順電話機の [コールの統計(Call Statistics)] 画面にアクセスすると、最新のコールのカウンタ、統計、および音声品質メトリックを表示できます。
(注)
また Web ブラウザを使用して [ストリームの統計(Streaming Statistics)] Web ページにアクセスすることにより、リモートでコール統計情報を表示することもできます。 この Web ページには、電話機では表示できない追加の RTCP 統計が含まれています。
単一のコールが複数の音声ストリームを使用する場合がありますが、最後の音声ストリームに関するデータだけがキャプチャされます。 音声ストリームは、2 つのエンドポイント間のパケット ストリームです。 一方のエンドポイントが保留になると、コールが引き続き接続されている場合でも、音声ストリームは停止します。 コールが再開されると、新しい音声パケット ストリームが開始され、以前のコール データは新しいコール データによって上書きされます。
ステップ 1 [アプリケーション(Applications)] を押します。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 [コール統計(Call Statistics)] 画面を終了するには、[終了(Exit)] を押します。
コール統計のフィールド
次の表に、[コール統計(Call Statistics)] 画面の項目を示します。
表 7 Cisco Unified Phone の [コール統計(Call Statistics)] の項目 項目
説明
受信コーデック(Receiver Codec)
受信された音声ストリームのタイプ(RTP ストリーミング オーディオの送信元コーデック)。G.729、G.722、G.711 mu-law、G.711 A-law、iLBC。
送信コーデック(Sender Codec)
送信された音声ストリームのタイプ(RTP ストリーミング オーディオの送信元コーデック)。G.729、G.722、G.711 mu-law、G.711 A-law、iLBC。
受信サイズ(Receiver Size)
受信中の音声ストリーム(RTP ストリーミング オーディオ)の音声パケット サイズ(ミリ秒)。
送信サイズ(Sender Size)
送信中の音声ストリームの音声パケット サイズ(ミリ秒)。
受信パケット(Receiver Packets)
音声ストリームが開始されてから受信された RTP 音声パケットの数。
(注) コールが保留されていた可能性があるため、この数値は、必ずしもコールが開始されてから受信された RTP 音声パケットの数と同じであるとは限りません。
送信パケット(Sender Packets)
音声ストリームが開始されてから送信された RTP 音声パケットの数。
(注) コールが保留されていた可能性があるため、この数値は、必ずしもコールが開始されてから送信された RTP 音声パケットの数と同じであるとは限りません。
平均ジッター(Avg Jitter)
受信中の音声ストリームが開始されてから測定された、RTP パケット ジッターの推定平均値(パケットがネットワークを経由する際の動的な遅延)(ミリ秒単位)。
最大ジッター(Max Jitter)
受信中の音声ストリームが開始されてから測定された最大ジッター(ミリ秒単位)。
受信破棄(Receiver Discarded)
受信中の音声ストリームで廃棄された RTP パケットの数(不良パケット、過度の遅延などによる)。
(注) シスコ ゲートウェイが生成したペイロード タイプ 19 のコンフォート ノイズ パケットはこのカウンタを増分するため、電話機はこれらのパケットを破棄します。
受信喪失パケット(Receiver Lost Packets)
失われた RTP パケット(転送中に喪失)。
音声品質メトリック(Voice Quality Metrics)
累積フレーム損失率(Cumulative Conceal Ratio)
隠蔽フレームの総数を、音声ストリームの開始以降に受信された音声フレームの総数で割った値。
直近フレーム損失率(Interval Conceal Ratio)
アクティブな音声に先行する 3 秒間の間隔における、音声フレームに対する隠蔽フレームの比率。 音声アクティビティ検出(VAD)を使用する場合は、アクティブな音声を 3 秒集めるために、もっと長い間隔が必要になる可能性があります。
最大フレーム損失率(Max Conceal Ratio)
音声ストリームの開始以降、最も高い間隔の損失率。
フレーム損失発生秒数(Conceal Seconds)
音声ストリームの開始以降、隠蔽イベント(フレーム損失)があった秒数([深刻なフレーム損失発生秒数(Severely Conceal Secs)] の値を含む)。
深刻なフレーム損失発生秒数(Severely Conceal Seconds)
音声ストリームの開始以降、5 % を超える隠蔽イベント(フレーム損失)があった秒数。
遅延
ネットワーク遅延の推定値(ミリ秒単位)。 ラウンドトリップ遅延の実行中の平均値を表します。これは、RTCP 受信レポート ブロックの受信時に測定されます。
[現在のアクセス ポイント(Current Access Point)] ウィンドウの表示
手順
ステップ 1 [アプリケーション(Applications)] を押します。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 [現在のアクセス ポイント(Current Access Point)] 画面を終了するには、[終了(Exit)] を押します。
[現在のアクセスポイント(Current Access Point)] のフィールド
次の表に、[現在のアクセス ポイント(Current Access Point)] 画面のフィールドを示します。
表 8 [現在のアクセス ポイント(Current Access Point)] の項目 項目
説明
AP名(AP name)
CCX 準拠している場合は AP 名、それ以外は MAC アドレスが表示されます。
MAC アドレス
AP の MAC アドレス。
頻度(Frequency)
この AP で測定された最新の周波数。
現在のチャネル(Current Channel)
この AP で測定された最新のチャネル。
前回の RSSI(Last RSSI)
この AP で測定された最新の RSSI。
ビーコン間隔(Beacon Interval)
ビーコン間の時間単位の数。 時間単位は 1.024 msec です。
機能(Capability)
このフィールドには、要求またはアドバタイズされたオプション機能を示すのに使用されるサブフィールド数が含まれます。
基本レート(Basic Rates)
AP が要求し、ステーションが動作に対応している必要がある AP のデータ レート。
オプションレート(Optional Rates)
AP がサポートし、ステーションにとってオプションで動作する AP のデータ レート。
サポートされるVHT(rx)レート
AP から受け取った VHT 対応 RX MCS Set。
サポートされるVHT(tx)レート
AP から受け取った VHT 対応 TX MCS Set。
サポートされるHT MCS
AP から受け取った HT 対応 MCS Set。
DTIM期間(DTIM Period)
すべての nth ビーコンが DTIM 時間です。 各 DTIM ビーコン後に、AP は、電力節約デバイスに対してキューに入っているブロードキャスト パケットまたはマルチキャスト パケットを送信します。
国コード
2 桁の国番号。 国情報要素(IE)がビーコン内に存在しない場合は表示されません。
チャネル(Channels)
(国 IE で)サポートされているチャネルのリスト。
電力制限(Power Constraint)
規制区域の制限から最大伝送パワーが減らされる電力量。
電力上限(Power Limit)
そのチャネルに許容される dBm での最大送信電力。
チャネル使用率(Channel utilization)
AP によって検知されたメディアがビジーである、255 に正規化された時間の割合。物理または仮想キャリア検知(CS)メカニズムによって示されます。
ステーション数(Station Count)
この AP に現在関連付けられている STA の総数。
アドミッション キャパシティ(Admission Capacity)
明示的なアドミッション コントロールを通じて使用可能なメディアの残り時間を指定する符号なし整数(32 マイクロ秒/秒の単位)。
値が 0 の場合、AP はこの情報要素をサポートせず、キャパシティはわかりません。
WMMサポート済み(WMM Supported)
Wi-Fi マルチメディア エクステンションのサポート。
UAPSD サポート済み(UAPSD Supported)
AP は Unscheduled Automatic Power Save Delivery をサポートします。 WMM がサポートされている場合だけ使用可能です。 この機能はワイヤレス IP Phone での通話時間と最大コール密度の達成にとって重要です。
プロキシ ARP(Proxy ARP)
CCX 準拠 AP は、関連ステーションに代わって IP ARP 要求に対して応答します。 この機能は、ワイヤレス IP Phone のスタンバイ時間にとって重要です。
CCXバージョン(CCX Version)
AP が CCX 準拠の場合、このフィールドは CCX バージョンを表示します。
ベスト エフォート(Best Effort)
ベスト エフォート キューに関連した情報が記載されています。
バックグラウンド
バックグラウンド キューに関連した情報が記載されています。
[ビデオ(Video)]
ビデオ キューに関連した情報が記載されています。
音声
音声キューに関連した情報が記載されています。
Cisco IP Phone Web ページ
Cisco IP Phone には、それぞれ Web ページがあります。この Web ページで、電話機に関する次のような情報を表示できます。
[デバイス情報(Device Information)]:電話機のデバイスの設定および関連情報を表示します。
[ネットワークのセットアップ(Network Setup)]:ネットワークのセットアップ情報およびその他の電話設定に関する情報を表示します。
[ネットワーク統計情報(Network statistics)]:ネットワーク トラフィックに関する情報を提供するハイパーリンクを表示します。
[デバイス ログ(Device Logs)]:トラブルシューティングに利用できる情報を提供する次のハイパーリンクを表示します。
[ストリームの統計(Streaming Statistic)]:さまざまなストリーミング統計情報を表示するハイパーリンクを示します。
[システム(System)]:電話機を再起動するためのハイパーリンクを示します。
ここでは、電話機の Web ページから取得可能な情報について説明します。 この情報は、電話機の操作のリモート モニタやトラブルシューティングに役立てることができます。
電話機の Web ページへのアクセス
手順
ステップ 1 次の方法のいずれかを使用して、Cisco IP Phone の IP アドレスを入手します。 ステップ 2 Web ブラウザを開いて、次の URL を入力します。ここで、IP_address は Cisco IP Phone の IP アドレスです。 http://<IP_address>
[デバイス情報(Device Information)]
電話機の Web ページの [デバイス情報(Device Information)] エリアには、電話機のデバイス設定と関連情報が表示されます。 次の表に、これらの項目を示します。
(注)
次の表にリストしている一部の項目は、すべての電話機モデルに適用されません。
[デバイス情報(Device Information)] 領域を表示するには、電話機の Web ページへのアクセス の説明に従って、電話機の Web ページにアクセスしてから、[デバイス情報(Device Information)] ハイパーリンクをクリックします。
ネットワークのセットアップ
電話機の Web ページにある [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] エリアには、ネットワークの設定情報と電話機のその他の設定に関する情報が表示されます。 次の表に、これらの項目を示します。
これらの項目の多くは、Cisco IP Phone の [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] メニューで表示し、設定できます。
[ネットワークのセットアップ(Network Setup)] 領域を表示するには、電話機の Web ページへのアクセス の説明に従って電話機の Web ページにアクセスし、次に [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] ハイパーリンクをクリックします。
ネットワーク統計(Network Statistics)
電話機の Web ページにある次のネットワーク統計ハイパーリンクには、電話機のネットワーク トラフィックに関する情報が表示されます。
[イーサネット情報(Ethernet Information)]:イーサネット トラフィックに関する情報を表示します。
[アクセス(Access)]:電話機の PC ポートとの間で送受信されるネットワーク トラフィックに関する情報を表示します。
[ネットワーク(Network)]:電話機のネットワーク ポートとの間で送受信されるネットワーク トラフィックに関する情報を表示します。
ネットワーク統計領域を表示するには、電話機の Web ページにアクセスして、[イーサネット情報(Ethernet Information)]、[アクセス(Access)]、または [ネットワーク(Network)] ハイパーリンクをクリックします。
[イーサネット情報(Ethernet Information)] Web ページ
次の表では、[イーサネット情報(Ethernet Information)] Web ページの内容について説明しています。
表 11 [イーサネット情報(Ethernet Information)] の項目 項目
説明
Tx フレーム(Tx Frames)
電話機が送信するパケットの総数。
Tx ブロードキャスト(Tx broadcast)
電話機が送信するブロードキャスト パケットの総数。
Tx マルチキャスト(Tx multicast)
電話機が送信するマルチキャスト パケットの総数。
Tx ユニキャスト(Tx unicast)
電話機が送信するユニキャスト パケットの総数。
Rx フレーム(Rx Frames)
電話機が受信したパケットの総数。
Rx ブロードキャスト(Rx broadcast)
電話機が受信するブロードキャスト パケットの総数。
Rx マルチキャスト(Rx multicast)
電話機が受信するマルチキャスト パケットの総数。
Rx ユニキャスト(Rx unicast)
電話機が受信するユニキャスト パケットの総数。
Rx PacketNoDes
ダイレクト メモリ アクセス(DMA)記述子がないため廃棄されたパケットの総数。
[アクセスおよびネットワーク(Access and Network)] の Web ページ
次の表に [アクセスおよびネットワーク(Access and Network)] の Web ページの情報を示します。
表 12 [アクセスおよびネットワーク(Access and Network)] のフィールド 項目
説明
Rx totalPkt
電話機が受信したパケットの合計数
Rx crcErr
CRC が失敗した、受信されたパケットの合計数
Rx alignErr
フレーム チェック シーケンス(FCS)が無効であり、長さが 64 ~ 1522 バイトの受信されたパケットの合計数
Rx マルチキャスト(Rx multicast)
電話機が受信したマルチキャスト パケットの合計数
Rx ブロードキャスト(Rx broadcast)
電話機が受信したブロードキャスト パケットの合計数
Rx ユニキャスト(Rx unicast)
電話機が受信したユニキャスト パケットの合計数
Rx shortErr
サイズが 64 バイトより小さい、受信された FCS エラー パケットまたは Align エラー パケットの合計数
Rx shortGood
サイズが 64 バイトより小さい、受信された有効なパケットの合計数
Rx longGood
サイズが 1522 バイトより大きい、受信された有効なパケットの合計数
Rx longErr
サイズが 1522 バイトより大きい、受信された FCS エラー パケットまたは Align エラー パケットの合計数
Rx size64
無効なパケットを含め、サイズが 0 ~ 64 バイトまでの受信されたパケットの合計数
Rx size65to127
無効なパケットを含め、サイズが 65 ~ 127 バイトまでの受信されたパケットの合計数
Rx size128to255
無効なパケットを含め、サイズが 128 ~ 255 バイトまでの受信されたパケットの合計数
Rx size256to511
無効なパケットを含め、サイズが 256 ~ 511 バイトまでの受信されたパケットの合計数
Rx size512to1023
無効なパケットを含め、サイズが 512 ~ 1023 バイトまでの受信されたパケットの合計数
Rx size1024to1518
無効なパケットを含め、サイズが 1024 ~ 1518 バイトまでの受信されたパケットの合計数
Rx tokenDrop
リソース不足(FIFO オーバーフローなど)が原因でドロップされたパケットの合計数
Tx excessDefer
メディアが使用中であることが原因で送信が遅延したパケットの合計数
Tx lateCollision
パケット転送の開始後 512 ビット時間過ぎてから衝突が起こった回数
Tx totalGoodPkt
電話機が受信した有効なパケット(マルチキャスト、ブロードキャスト、およびユニキャスト)の合計数
Tx Collisions
パケットの送信中に生じた衝突の合計回数
Tx excessLength
パケット送信が 16 回試行されたために送信されなかったパケットの合計数
Tx ブロードキャスト(Tx broadcast)
電話機が送信したブロードキャスト パケットの合計数
Tx マルチキャスト(Tx multicast)
電話機が送信したマルチキャスト パケットの合計数
LLDP FramesOutTotal
電話機から送信された LLDP フレームの合計数
LLDP AgeoutsTotal
キャッシュ内でタイムアウトになった LLDP フレームの合計数
LLDP FramesDiscardedTotal
必須 TLV のいずれかについて、欠落している、順序に誤りがある、または範囲を超える文字列長が含まれているために廃棄された LLDP フレームの合計数
LLDP FramesInErrorsTotal
検出可能なエラーが 1 つ以上含まれる状態で受信された LLDP フレームの合計数
LLDP FramesInTotal
電話機が受信した LLDP フレームの合計数
LLDP TLVDiscardedTotal
破棄された LLDP TLV の総数。
LLDP TLVUnrecognizedTotal
電話機で認識されなかった LLDP TLV の総数。
CDP ネイバー デバイス ID(CDP Neighbor Device ID)
CDP が検出した、このポートに接続されているデバイスの ID
CDP ネイバー IPv6 アドレス
CDP プロトコルで検出されたネイバー デバイスの IP アドレス
CDP ネイバー ポート(CDP Neighbor Port)
CDP プロトコルで検出された、電話機が接続されているネイバー デバイスのポート。
LLDP ネイバー デバイス ID(LLDP Neighbor Device ID)
LLDP で検出された、このポートに接続されているデバイスの ID。
LLDP ネイバー IPv6 アドレス
LLDP プロトコルで検出されたネイバー デバイスの IP アドレス。
LLDP ネイバー ポート(LLDP Neighbor Port)
LLDP プロトコルで検出された、電話機が接続されているネイバー デバイスのポート。
ポート情報(Port Information)
速度と二重化モード。
デバイス ログ
電話機の Web ページにある次のデバイス ログのハイパーリンクには、電話機のモニタとトラブルシューティングに役立つ情報が表示されます。
[コンソールログ(Console Logs)]:個々のログ ファイルへのハイパーリンクが含まれています。 コンソール ログ ファイルには、電話機が受信したデバッグ メッセージとエラー メッセージが含まれます。
[コアダンプ(Core Dumps)]:個々のダンプ ファイルへのハイパーリンクが含まれています。 コア ダンプ ファイルには、電話のクラッシュ時のデータが含まれています。
[ステータスメッセージ(Status Messages)]:電話機に最後に電源が投入されてから電話機が生成したステータス メッセージの中で最近のものを最大 10 件表示します。 電話機の [ステータス メッセージ(Status Messages)] 画面にも、この情報が表示されます。
[デバッグの表示(Debug Display)]:トラブルシューティングのサポートを依頼する際に、Cisco TAC に有用なデバッグ メッセージを提供します。
ストリームの統計
Cisco Unified IP Phone は、同時に最大で 3 つのデバイスとの間で情報をストリーミングできます。 電話機は、コール中、または音声やデータの送受信サービスの作動中に、情報をストリーミングします。
電話機の Web ページにある [ストリームの統計(Streaming Statistics)] 領域には、ストリームに関する情報が表示されます。
次の表に、[ストリームの統計(Streaming Statistics)] 領域の項目を示します。
表 13 [ストリームの統計(Streaming Statistics)] 領域の項目 項目
説明
リモートアドレス(Remote address)
ストリームの宛先の IP アドレスおよび UDP ポート。
ローカルアドレス(Local address)
電話機の IP アドレスおよび UPD ポート。
開始時刻
Cisco Unified Communications Manager が電話機にパケットの送信開始を要求した時間を示す内部タイム スタンプ。
ストリームステータス(Stream Status)
ストリーミングがアクティブかどうかを示します。
ホスト名
電話機の MAC アドレスに基づいて電話機に自動的に割り当てられる一意の固定された名前。
送信パケット(Sender Packets)
この接続の開始以降に電話機が送信した RTP データ パケットの総数。 接続が受信専用モードに設定されている場合、値は 0 です。
送信オクテット(Sender Octets)
この接続の開始以降に電話が RTP データ パケットで送信したペイロード オクテットの総数。 接続が受信専用モードに設定されている場合、値は 0 です。
送信コーデック(Sender Codec)
送信ストリームに対応する音声符号化のタイプ。
送信した送信レポート(Sender Reports Sent)
(注を参照)
RTCP 送信レポートが送信された回数。
送信した送信レポート時間(Sender Report Time Sent)
(注を参照)
最後に RTCP 送信レポートが送信された時間を示す内部タイム スタンプ。
受信喪失パケット(Rcvr Lost Packets)
この接続でのデータの受信を開始してから失われた RTP データ パケットの総数。 予期されたパケット数から実際に受信されたパケット数を差し引いた値として定義されます。受信パケット数には、遅延または重複パケットも含まれます。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。
平均ジッター(Avg Jitter)
RTP データ パケットの内部到着時間の平均偏差の推定値(ミリ秒単位)。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。
受信コーデック(Receiver Codec)
受信ストリームに使用された音声符号化のタイプ。
送信した受信レポート
(注を参照)
RTCP 受信レポートが送信された回数。
送信した受信レポート時間
(注を参照)
RTCP 受信レポートが送信された時間を示す内部タイム スタンプ。
受信パケット(Rcvr Packets)
この接続でのデータ受信開始以降に電話機が受信信した RTP データ パケットの総数。 マルチキャスト コールの場合は、さまざまな送信元から受信したパケットが含まれます。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。
受信オクテット(Rcvr Octets)
この接続でのデータ受信開始以降にデバイスが RTP データ パケットで受信したペイロード オクテットの総数。 マルチキャスト コールの場合は、さまざまな送信元から受信したパケットが含まれます。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。
累積フレーム損失率(Cumulative Conceal Ratio)
隠蔽フレームの総数を、音声ストリームの開始以降に受信された音声フレームの総数で割った値。
直近フレーム損失率(Interval Conceal Ratio)
アクティブな音声の直前の 3 秒間の音声フレームに対する隠蔽フレームの比率。 音声アクティビティ検出(VAD)を使用している場合、3 秒間のアクティブな音声を蓄積するには、より長い間隔が必要になることがあります。
最大フレーム損失率(Max Conceal Ratio)
音声ストリームの開始以降、最も高い間隔の損失率。
リスニング品質(LQK)の平均オピニオン評点(MOS)を客観的に評価するスコアで、5(優良)~ 1(不良)でランク付けされます。 このスコアは、音声ストリームの先行 8 秒間でのフレーム損失に起因する音声隠蔽イベントに基づいています。 詳細については、音声品質のモニタリングを参照してください。
(注) MOS LQK スコアは、Cisco Unified IP Phone が使用するコーデック タイプに基づいて変化する可能性があります。
平均 MOS LQK(Avg MOS LQK)
音声ストリーム全体で測定された平均 MOS LQK スコア。
最小 MOS LQK(Min MOS LQK)
音声ストリームの開始以降に測定された最も低い MOS LQK スコア。
最大 MOS LQK(Max MOS LQK)
音声ストリームの開始以降に測定されたベースライン MOS LQK スコアまたは最も高い MOS LQK スコア。
これらのコーデックは、フレーム損失なしの通常の条件で次の最大 MOS LQK スコアを提供します。
MOS LQK のバージョン
MOS LQK スコアを計算するために使用されるシスコ独自のアルゴリズムのバージョン。
フレーム損失発生秒数(Conceal Secs)
音声ストリームの開始以降、隠蔽イベント(フレーム損失)があった秒数([深刻なフレーム損失発生秒数(Severely Conceal Secs)] の値を含む)。
深刻なフレーム損失発生秒数(Severely Conceal Secs)
音声ストリームの開始以降、5 % を超える隠蔽イベント(フレーム損失)があった秒数。
遅延
(注を参照)
ネットワーク遅延の推定値(ミリ秒単位)。 ラウンドトリップ遅延の実行中の平均値を表します。これは、RTCP 受信レポート ブロックの受信時に測定されます。
最大ジッター(Max Jitter)
瞬時ジッターの最大値(ミリ秒単位)。
送信サイズ(Sender Size)
送信ストリームの RTP パケット サイズ(ミリ秒単位)。
受信した送信レポート(Sender Reports Received)
(注を参照)
RTCP 送信レポートが受信された回数。
受信した送信レポート時間(Sender Report Time Received)
(注を参照)
RTCP 送信レポートが最後に受信された時間。
受信サイズ(Receiver Size)
受信ストリームの RTP パケット サイズ(ミリ秒単位)。
受信破棄(Receiver Discarded)
ネットワークから受信されたが、ジッター バッファから廃棄された RPT パケット。
受信した受信レポート(Receiver Reports Received)
(注を参照)
RTCP 受信レポートが受信された回数。
受信した受信レポート時間(Receiver Report Time Receiveds)
(注を参照)
RTCP 受信レポートが最後に受信された時間。
(注)
RTP 制御プロトコルが無効になっている場合、このフィールドのデータは生成されないため、0 が表示されます。
XML での電話からの情報要求
手順
CallInfo の出力例
次の XML コードは、CallInfo のコマンドの出力例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <CiscoIPPhoneCallLineInfo> <Prompt/> <Notify/> <Status/> <LineDirNum>1030</LineDirNum> <LineState>CONNECTED</LineState> <CiscoIPPhoneCallInfo> <CallState>CONNECTED</CallState> <CallType>INBOUND</CallType> <CallingPartyName/> <CallingPartyDirNum>9700</CallingPartyDirNum> <CalledPartyName/> <CalledPartyDirNum>1030</CalledPartyDirNum> <HuntPilotName/> <CallReference>30303060</CallReference> <CallDuration>12835</CallDuration> <CallStatus>null</CallStatus> <CallSecurity>UNAUTHENTICATED</CallSecurity> <CallPrecedence>ROUTINE</CallPrecedence> <FeatureList/> </CiscoIPPhoneCallInfo> <VisibleFeatureList> <Feature Position="1" Enabled="true" Label="End Call"/> <Feature Position="2" Enabled="true" Label="Show Detail"/> </VisibleFeatureList> </CiscoIPPhoneCallLineInfo>LineInfo の出力例
次の XML コードは LineInfo コマンドからの出力例を示します。
<CiscoIPPhoneLineInfo> <Prompt/> <Notify/> <Status>null</Status> <CiscoIPPhoneLines> <LineType>9</LineType> <lineDirNum>1028</lineDirNum> <MessageWaiting>NO</MessageWaiting> <RingerName>Chirp1</RingerName> <LineLabel/> <LineIconState>ONHOOK</LineIconState> </CiscoIPPhoneLines> <CiscoIPPhoneLines> <LineType>9</LineType> <lineDirNum>1029</lineDirNum> <MessageWaiting>NO</MessageWaiting> <RingerName>Chirp1</RingerName> <LineLabel/> <LineIconState>ONHOOK</LineIconState> </CiscoIPPhoneLines> <CiscoIPPhoneLines> <LineType>9</LineType> <lineDirNum>1030</lineDirNum> <MessageWaiting>NO</MessageWaiting> <RingerName>Chirp1</RingerName> <LineLabel/> <LineIconState>CONNECTED</LineIconState> </CiscoIPPhoneLines> <CiscoIPPhoneLines> <LineType>2</LineType> <lineDirNum>9700</lineDirNum> <MessageWaiting>NO</MessageWaiting> <LineLabel>SD9700</LineLabel> <LineIconState>ON</LineIconState> </CiscoIPPhoneLines> </CiscoIPPhoneLineInfo>ModeInfo の出力例
次の XML コードは ModeInfo コマンドからの出力例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <CiscoIPPhoneModeInfo> <PlaneTitle>Applications</PlaneTitle> <PlaneFieldCount>12</PlaneFieldCount> <PlaneSoftKeyIndex>0</PlaneSoftKeyIndex> <PlaneSoftKeyMask>0</PlaneSoftKeyMask> <Prompt></Prompt> <Notify></Notify> <Status></Status> <CiscoIPPhoneFields> <FieldType>0</FieldType> <FieldAttr></FieldAttr> <fieldHelpIndex>0</fieldHelpIndex> <FieldName>Call History</FieldName> <FieldValue></FieldValue> </CiscoIPPhoneFields> <CiscoIPPhoneFields> <FieldType>0</FieldType> <FieldAttr></FieldAttr> <fieldHelpIndex>0</fieldHelpIndex> <FieldName>Preferences</FieldName> <FieldValue></FieldValue> </CiscoIPPhoneFields> ... </CiscoIPPhoneModeInfo>