この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
設定ファイルを修正して(たとえば、XML ファイルを編集して)、カスタマイズしたファイル(たとえば、独自の呼出トーンや、折返しトーン)を TFTP ディレクトリに追加することができます。 ファイルの修正、およびカスタマイズしたファイルの TFTP ディレクトリへの追加は、Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページの、TFTP サーバ ファイルのアップロード ウィンドウから実行できます。 Cisco Unified Communications Manager サーバ上の TFTP フォルダにファイルをアップロードする方法については、『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』を参照してください。
システムから Ringlist.xml ファイルと List.xml ファイルのコピーを取得するには、次の管理コマンドライン インターフェイス(CLI)file コマンドを使用できます。 正確な構文については、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Communications Solutions』を参照してください。
デフォルトでは、G.722 コーデックがCisco DX シリーズ デバイスで有効になります。 Cisco Unified Communications Manager が G.722 を使用するよう設定されており、通話先エンドポイントが G.722 をサポートしている場合、G.711 の代わりに G.722 コーデックを使ってコールが接続されます。
この状態は、ユーザがワイドバンド ヘッドセットまたはワイドバンド ハンドセットを有効にしているかどうかを問わず発生します。ヘッドセットまたはハンドセットが有効になっている場合、ユーザはコール中の音声の感度がより高く感じられます。 感度が高いことで音声の明瞭さは増しますが、紙が擦れる音や近くの会話など、背景のノイズも通話相手によく聞こえるようになります。 ワイドバンド ヘッドセットまたはハンドセットがない場合でも、G.722 の高い感度を好むユーザもいます。 ユーザの中には G.722 の高い感度を好まないユーザもいます。
[アドバタイズ G.722 コーデック(Advertise G.722 Codec)] サービス パラメータは、この Cisco Unified Communications Manager サーバまたは特定のデバイスに登録するすべてのデバイス関してワイド バンドがサポートされるかどうかに影響を与えます。Cisco Unified Communications Manager 管理ウィンドウで次のようにパラメータを設定します。
[アドバタイズ G.722 コーデック(Advertise G.722 Codec)] フィールド:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、 を選択します。 このエンタープライズ パラメータのデフォルト値は True です。これは、この Cisco Unified Communications Manager に登録されているすべての Cisco DX シリーズ デバイスが Cisco Unified Communications Manager に G.722 をアドバタイズすることを意味します。 通話元と通話先のそれぞれの機能セットで G.722 がサポートされている場合、Cisco Unified Communications Manager は可能な限りこのコーデックを選択します。
特定のデバイスで G.722 コーデックをアドバタイズする:Cisco Unified Communications Manager Administration で、 を選択します。 この製品固有のパラメータのデフォルト値には、エンタープライズ パラメータで指定されている値を使用します。 デバイス単位でこのパラメータを上書きするには、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific configuration)] 領域にある [アドバタイズ G.722 コーデック(Advertise G.722 Codec)] パラメータで、[有効(Enabled)] または [無効(Disabled)] を選択します。
デフォルトは、簡易モードです。
次の表に、各モードでユーザが使用できる機能を示します。
機能 | パブリック モード | 簡易モード | 拡張モード |
---|---|---|---|
アプリケーションの呼び出し | はい | はい | はい |
画面のロック | いいえ | はい | はい |
ネットワークの設定 | いいえ | はい | はい |
ホーム画面 | いいえ | はい | はい |
ウィジェットとショートカットの追加または削除 | いいえ | はい | はい |
表示によるボイスメール | いいえ | はい | はい |
シスコ ユーザ データ サービス | はい | はい | はい |
Bluetooth | はい | はい | はい |
日付と時刻の設定 | いいえ | はい | はい |
最近使用したアプリケーションのリスト | いいえ | はい | はい |
外部ストレージ デバイス | いいえ | いいえ | はい |
Jabber IM | いいえ | いいえ | はい |
Android アプリケーション | いいえ | いいえ | はい |
簡易モードまたはパブリック モードのデバイスでは、Android Debug Bridge(ADB)を無効にすることを推奨します。 これは、簡易モードまたはパブリック モードでメール アプリケーションが無効になっているため、ユーザは Problem Report Tool を使用して管理者にログを電子メールで送信できないためです。 ログは、サービスアビリティ Web ページから収集する必要があります。
デバイスの[Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] ページから、ユーザと管理者のいずれがデバイスにデフォルトの壁紙を設定できるかを制御できます。
デフォルトでは、ユーザがデバイスの壁紙を変更できます。
ステップ 1 | に移動します。 |
ステップ 2 | 壁紙の管理を管理者に制限するためには、[ユーザの電話の壁紙画像設定へのアクセスを有効にする(Enable End User Access to Phone Background Image Settings)] をオフにします。 |
Cisco DX70 および DX80 の壁紙のイメージ解像度を 2985 X 1280 にすることを推奨します。 デバイスはイメージを 2985 X 1080 にトリミングするので、2985 X 1280 のイメージの上下 100 ピクセルはデバイスに表示されません。 壁紙は 5 つの画面にまたがっており、各画面の幅は 1920 ピクセルです。
Cisco DX650 の壁紙のイメージ解像度を 1600x1280 にすることを推奨します。 デバイスはイメージを 1600x600 にトリミングするので、1600x1280 のイメージの上下 340 ピクセルはデバイスに表示されません。 壁紙は 5 つの画面にまたがっており、各画面の幅は 1024 ピクセルです。
ポート 22 を経由する SSH デーモンへのアクセスを有効または無効にすることができます。 ポート 22 を開いたままにすると、デバイスがサービス拒否(DoS)の攻撃に対して脆弱になります。 デフォルトでは、SSH ドメインは無効になっています。
デフォルトでは、デバイスでは英語(米国)のロケールが設定されます。 それ以外のロケールでデバイスを使用するには、そのロケール固有のバージョンの Unified Communications Manager Endpoints Locale Installer を、クラスタ内の各 Cisco Unified Communications Manager サーバにインストールする必要があります。 ロケール インストーラは電話機のユーザ インターフェイス用の最新版の翻訳テキスト、ならびに国別の電話トーンをシステムにインストールして、それらをデバイスで使用できるようにします。
リリースに必要なロケール インストーラにアクセスするには、http://software.cisco.com/download/navigator.html?mdfid=286037605&flowid=46245 にアクセスし、お使いのデバイス モデルに移動して、Unified Communications Manager Endpoints Locale Installer リンクを選択します。
詳細については、『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』の「Locale Installer」を参照してください。
(注) |
最新のロケール インストーラがすぐに利用できるとは限らないため、Web サイトの更新を継続的に確認してください。 |
ご使用の電話システムで国際コールのロギング(発信側の正規化)が設定されている場合、通話履歴、リダイヤル、コール ディレクトリの各エントリに通話場所の国際エスケープ コードをあらわす「+」記号が表示されることがあります。 電話システムの設定によっては、「+」記号ではなく正しい国際ダイヤル コードが表示される場合があります。国際ダイヤル コードが表示されない場合は、必要に応じて、「+」記号を通話場所の国際エスケープ コードに手動で置き換えて番号を編集した後にダイヤルします。 また、コール ログやディレクトリ エントリには受信コールの完全な国際電話番号が表示され、電話機のディスプレイには国際コード(国番号)が省略された国内用の短い番号が表示される場合もあります。
目次
設定ファイルのカスタマイズおよび変更
設定ファイルを修正して(たとえば、XML ファイルを編集して)、カスタマイズしたファイル(たとえば、独自の呼出トーンや、折返しトーン)を TFTP ディレクトリに追加することができます。 ファイルの修正、およびカスタマイズしたファイルの TFTP ディレクトリへの追加は、Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページの、TFTP サーバ ファイルのアップロード ウィンドウから実行できます。 Cisco Unified Communications Manager サーバ上の TFTP フォルダにファイルをアップロードする方法については、『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』を参照してください。
システムから Ringlist.xml ファイルと List.xml ファイルのコピーを取得するには、次の管理コマンドライン インターフェイス(CLI)file コマンドを使用できます。 正確な構文については、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Communications Solutions』を参照してください。
ワイドバンド コーデックのセットアップ
デフォルトでは、G.722 コーデックがCisco DX シリーズ デバイスで有効になります。 Cisco Unified Communications Manager が G.722 を使用するよう設定されており、通話先エンドポイントが G.722 をサポートしている場合、G.711 の代わりに G.722 コーデックを使ってコールが接続されます。
この状態は、ユーザがワイドバンド ヘッドセットまたはワイドバンド ハンドセットを有効にしているかどうかを問わず発生します。ヘッドセットまたはハンドセットが有効になっている場合、ユーザはコール中の音声の感度がより高く感じられます。 感度が高いことで音声の明瞭さは増しますが、紙が擦れる音や近くの会話など、背景のノイズも通話相手によく聞こえるようになります。 ワイドバンド ヘッドセットまたはハンドセットがない場合でも、G.722 の高い感度を好むユーザもいます。 ユーザの中には G.722 の高い感度を好まないユーザもいます。
[アドバタイズ G.722 コーデック(Advertise G.722 Codec)] サービス パラメータは、この Cisco Unified Communications Manager サーバまたは特定のデバイスに登録するすべてのデバイス関してワイド バンドがサポートされるかどうかに影響を与えます。Cisco Unified Communications Manager 管理ウィンドウで次のようにパラメータを設定します。
[アドバタイズ G.722 コーデック(Advertise G.722 Codec)] フィールド:Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、 を選択します。 このエンタープライズ パラメータのデフォルト値は True です。これは、この Cisco Unified Communications Manager に登録されているすべての Cisco DX シリーズ デバイスが Cisco Unified Communications Manager に G.722 をアドバタイズすることを意味します。 通話元と通話先のそれぞれの機能セットで G.722 がサポートされている場合、Cisco Unified Communications Manager は可能な限りこのコーデックを選択します。
特定のデバイスで G.722 コーデックをアドバタイズする:Cisco Unified Communications Manager Administration で、 を選択します。 この製品固有のパラメータのデフォルト値には、エンタープライズ パラメータで指定されている値を使用します。 デバイス単位でこのパラメータを上書きするには、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific configuration)] 領域にある [アドバタイズ G.722 コーデック(Advertise G.722 Codec)] パラメータで、[有効(Enabled)] または [無効(Disabled)] を選択します。
動作モード
デフォルトは、簡易モードです。
次の表に、各モードでユーザが使用できる機能を示します。
機能 パブリック モード 簡易モード 拡張モード アプリケーションの呼び出し はい はい はい 画面のロック いいえ はい はい ネットワークの設定 いいえ はい はい ホーム画面 いいえ はい はい ウィジェットとショートカットの追加または削除 いいえ はい はい 表示によるボイスメール いいえ はい はい シスコ ユーザ データ サービス はい はい はい Bluetooth はい はい はい 日付と時刻の設定 いいえ はい はい 最近使用したアプリケーションのリスト いいえ はい はい 外部ストレージ デバイス いいえ いいえ はい Jabber IM いいえ いいえ はい Android アプリケーション いいえ いいえ はい 動作モードの設定
はじめる前に手順簡易モードまたはパブリック モードのデバイスでは、Android Debug Bridge(ADB)を無効にすることを推奨します。 これは、簡易モードまたはパブリック モードでメール アプリケーションが無効になっているため、ユーザは Problem Report Tool を使用して管理者にログを電子メールで送信できないためです。 ログは、サービスアビリティ Web ページから収集する必要があります。
デフォルトの壁紙
デフォルトの壁紙の指定(DX70 および DX80)
手順Cisco DX70 および DX80 の壁紙のイメージ解像度を 2985 X 1280 にすることを推奨します。 デバイスはイメージを 2985 X 1080 にトリミングするので、2985 X 1280 のイメージの上下 100 ピクセルはデバイスに表示されません。 壁紙は 5 つの画面にまたがっており、各画面の幅は 1920 ピクセルです。
デフォルトの壁紙の指定(DX650)
手順Cisco DX650 の壁紙のイメージ解像度を 1600x1280 にすることを推奨します。 デバイスはイメージを 1600x600 にトリミングするので、1600x1280 のイメージの上下 340 ピクセルはデバイスに表示されません。 壁紙は 5 つの画面にまたがっており、各画面の幅は 1024 ピクセルです。
SSH アクセス
Unified Communications Manager Endpoints Locale インストーラ
デフォルトでは、デバイスでは英語(米国)のロケールが設定されます。 それ以外のロケールでデバイスを使用するには、そのロケール固有のバージョンの Unified Communications Manager Endpoints Locale Installer を、クラスタ内の各 Cisco Unified Communications Manager サーバにインストールする必要があります。 ロケール インストーラは電話機のユーザ インターフェイス用の最新版の翻訳テキスト、ならびに国別の電話トーンをシステムにインストールして、それらをデバイスで使用できるようにします。
リリースに必要なロケール インストーラにアクセスするには、http://software.cisco.com/download/navigator.html?mdfid=286037605&flowid=46245 にアクセスし、お使いのデバイス モデルに移動して、Unified Communications Manager Endpoints Locale Installer リンクを選択します。
詳細については、『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』の「Locale Installer」を参照してください。
(注)
最新のロケール インストーラがすぐに利用できるとは限らないため、Web サイトの更新を継続的に確認してください。
国際コールのロギングのサポート
ご使用の電話システムで国際コールのロギング(発信側の正規化)が設定されている場合、通話履歴、リダイヤル、コール ディレクトリの各エントリに通話場所の国際エスケープ コードをあらわす「+」記号が表示されることがあります。 電話システムの設定によっては、「+」記号ではなく正しい国際ダイヤル コードが表示される場合があります。国際ダイヤル コードが表示されない場合は、必要に応じて、「+」記号を通話場所の国際エスケープ コードに手動で置き換えて番号を編集した後にダイヤルします。 また、コール ログやディレクトリ エントリには受信コールの完全な国際電話番号が表示され、電話機のディスプレイには国際コード(国番号)が省略された国内用の短い番号が表示される場合もあります。