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目次
Cisco DX シリーズ デバイスには、Cisco WebEx、Cisco Unified Presence、インスタント メッセージング、電子メール、ビジュアル ボイスメール、Cisco Unified Communications Manager の音声とビデオ テレフォニー機能など、コラボレーション アプリケーションの統合スイートが備わっています。 また、これらのデバイスでは Google Play のアプリケーションもサポートされます。
ネットワークに Cisco DX シリーズ デバイスをインストールして、デバイスのネットワーク設定を行い、デバイスを Cisco Unified Communications Manager に追加した後、Cisco Unified Communications Manager Administration を使用してテレフォニー機能を設定し、サービスをセットアップする必要があります。
(注) |
また、Cisco Unified Communications Manager には、各種のテレフォニー機能を設定するために使用できるサービス パラメータもいくつか用意されています。 サービス パラメータへのアクセスと設定方法については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』を参照してください。 サービスの機能の詳細については、[サービス パラメータ設定(Service Parameter Configuration)] ウィンドウで、パラメータの名前または疑問符のヘルプ ボタンをクリックしてください。 |
エージェントが事前録音したグリーティングを作成したり更新したりできるようにします。このグリーティングは、エージェントが発信者と話しはじめる前に、顧客コールの開始時に再生されます。 エージェントは、必要に応じて 1 つまたは複数のグリーティングを事前録音できます。
ユーザがアクティブ コールと保留中のコールのリストを確認できるようにします。このリストは、最も古いコールから時系列順にソートされます。 ユーザは、着信コールと完了コールのリストも表示できます。このリストは、新しいコールから古いコールの順にソートされます。
プライマリ回線で [すべてのコール(All Calls)] 機能を使用できるようにします。 プライマリ回線のコール リストにすべての着信コールが表示され、プライマリ回線でこれらのコールに応答できます。
呼出音を 1 ~ 2 回鳴らした後に、着信コールを自動的に接続します。 自動応答は、スピーカーフォンとヘッドセットのどちらでも機能します。 デバイスのヘッドセットの自動応答が有効だが、ヘッドセットがデバイスに接続していない場合、デバイスはコールに自動的に応答しません。
詳細については、『『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』』の「Directory Number Configuration」の章を参照してください。
ユーザが、発信履歴、着信履歴、不在履歴を含む最近のコール履歴から該当する番号を選択できます。 コールを発信するには、ユーザはすべてのコール リストから番号を選択するか、引き続き手動で番号を入力することができます。
ユーザが共有電話回線でプライベート コール以外のコールに参加できるようにします。 割り込みにより、ユーザがコールに追加され、そのコールが会議に変換されます。 ユーザおよび他の参加者が会議機能にアクセスできるようになります。
(注) |
[組み込みブリッジ有効(Built In Bridge Enable)] サービス パラメータがオフに設定されている場合でも、ユーザは割り込みを使用できます。 デバイス上でユーザが割り込み機能を使用できないようにするには、デバイスの [機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] で [割込み(Barge)] を無効にする必要があります。 |
詳細については、以下を参照してください。
ユーザは、デバイス のスピードダイヤル ボタン、コール ログまたはディレクトリの一覧に関連付けられている電話番号のコール状態をモニタできます。
詳細については、『Features and Services Guide for Cisco Unified Communications Manager』の「IM and Presence Service」の章を参照してください。
ユーザは、着信コールを別の番号にリダイレクトできます。 コール転送オプションには、すべてのコールの転送、話中転送、無応答時転送、およびカバレッジなし時転送があります。
その他のオプションは次のとおりです。
コール転送オプションは、回線ごとに割り当てることができます。
詳細については、以下を参照してください。
ユーザは、発信回線 ID に対して完全な外線番号の使用を可能にすることができます。
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「"Cisco Unified IP Phones"」の章を参照してください。
ユーザはケースバイケースで発信側番号の発信を有効化または制限することができます。
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Cisco Unified IP Phones」の章を参照してください。
ユーザが、デバイスの Cisco エクステンション モビリティ サービスにログインして、共有デバイスからデバイス設定(ライン アピアランス、サービス、短縮ダイヤルなど)に一時的にアクセスできるようにします。
Cisco エクステンション モビリティは、社内の複数の場所でユーザが業務を行う場合や、作業場を同僚と共有する場合に便利です。
デバイスに対してエクステンション モビリティをオンにすると、[エクステンション モビリティ(Extension Mobility)] という新しいオプションがデバイス上に表示されます( が表示されます。
)。 ユーザが現在このデバイスにログインしている場合は、ロック画面に [新規ユーザとしてログイン(Sign in as New User)] と [ログアウト (Sign out)](注) |
ユーザがデバイスにログインするには、管理者から提供されるエクステンション モビリティのクレデンシャルを入力します。 これらのクレデンシャルは、ユーザ画面のロック PIN とは異なります。 |
[エクステンション モビリティ(Extension Mobility)] 画面で次のオプションがユーザに対して表示されます。
設定 | 説明 |
---|---|
ユーザ ID(User ID) | このデバイスに現在ログインしているユーザのユーザ ID です。 |
PIN 設定(Set PIN) | エクステンション モビリティの PIN を変更するには、この設定をタップします。 (Cisco Unified Communications Manager の一部のバージョンではこの設定はサポートされていません)。 これはユーザ画面ロック PIN ではなく、ユーザ エクステンション モビリティの PIN であることに注意してください。 |
アカウントを削除(Remove Account) | このデバイスからこのユーザのすべてのコンテンツと設定を削除するには、この設定をタップします。 |
ログアウト(SIGN OUT) | このデバイスからサイン アウトするにはタップします。 デバイスがログアウトについて確認をします。ユーザがログアウトを確認すると、デバイスのデフォルト設定に戻るためデバイスの再起動が開始します。 |
詳細については、『Features and Services Guide for Cisco Unified Communications Manager』の「Extension Mobility」の章を参照してください。
エクステンション モビリティ マルチユーザ機能では、エクステンション モビリティのログイン/ログアウト プロセスが使用されます。 ユーザがログインし、Cisco Unified Communications Manager サーバによりユーザ クレデンシャルが認証されるときに、サーバは、エクステンション モビリティ機能と同じメッセージング方式を使用します。
ユーザ A がデバイスに初めてログインすると、デバイスの再起動サイクルを行い、デバイス上でのユーザ A のユーザ パーティションを作成します。 デバイスは、ユーザ A にセットアップ ウィザードを表示します。 ユーザ A は個人のアプリケーションとデータのための専用領域を取得し、コール アプリケーションは他の Cisco DX シリーズデバイスの場合と同様に機能します。 最初のログインの後、ユーザ A はアプリケーション関連の設定を行います。 ユーザ A がこのデバイスからログアウトすると、ユーザ A が次回デバイスにログインしたときのためにユーザ設定が保存されます。
ユーザ A がデバイスからログアウトすると、ユーザ B がユーザ B のクレデンシャルを使用してデバイスにログインできます。 ユーザ B は同じ手順でユーザ B のパーティションを取得します。初回ログイン時に、セットアップ ウィザードでユーザ B に対し個人のアプリケーションおよびデータを設定するように指示が出されます。ユーザ B には、Cisco DX シリーズ デバイスで通常使用するコール アプリケーションもあります。
パーティションは完全に個別ものであるため、ユーザが他のユーザのデータを参照することは絶対にできません。
エクステンション モビリティのマルチユーザによりの企業でマルチユーザの利用が可能です。システム管理者は、エクステンション モビリティのマルチユーザを設定するデバイスを決定し、特定のデバイスにログインできるユーザにクレデンシャルを提供します。 適切なクレデンシャルにより、ユーザは特定デバイスだけにログインし、各自のアカウントを設定することができます(各自のアカウントの削除を含む)。 ユーザは、同一デバイス上の他のユーザのアカウントの変更はできません。
アルゴリズムにより特定のデバイスにログインできるユーザの数を制限します。 デバイスのユーザの最大数は、各ユーザの使用率によって異なります。 デバイスのフラッシュ メモリ容量が特定の割合まで低下すると、新規ユーザ用の領域を確保するために、最終ログイン日時が最も古いユーザのアカウントが削除されます。したがって、デバイスの容量不足のために新規ユーザがログインできないという事態は生じません。
Cisco Extension Mobility により、ユーザは、一時的にその他のデバイスからライン アピアランス、サービス、スピードダイヤルなどの電話機の設定にアクセスできるようになります。
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] の [デフォルトのデバイスプロファイル(Default Device Profile)] ウィンドウで、Cisco Extension Mobility に対応するように各デバイスを設定します。 これにより、特定のデバイスのユーザ デバイス プロファイルを持たないユーザが、そのデバイスを使用して Cisco Extension Mobility を使用することができるようになります。
(注) |
Extension Mobility は、通信プロトコルとして HTTP または HTTPS を使用します。 Web プロキシを使用するためにこのデバイスを設定する場合、Extension Mobility のバイパスを設定する必要があります。 |
ユーザは、1 つの電話番号を使用してビジネス コールを管理したり、デスクトップ電話機および携帯電話などのリモート デバイスで、進行中のコールをピックアップしたりすることができます。 また、電話番号や時刻に応じて、発信者グループを制限できます。
Cisco Mobility for Cisco DX シリーズ デバイスには、Cisco Unified Communications Manager リリース 9.0(1) 以降が必要です。
詳細については、『Features and Services Guide for Cisco Unified Communications Manager』の「Cisco Mobility」の章を参照してください。
これらの機能を有効にするには、[高度なアドホック会議(Advanced Adhoc Conference)] サービス パラメータ(Cisco Unified Communications Manager ではデフォルトで無効になっています)を使用します。
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Conference Bridges」の章を参照してください。
セキュア会議を使用すると、セキュア デバイスはセキュア会議ブリッジを使用して会議コールを発信できます。 新しい参加者が追加されても、すべての参加者がセキュアなデバイスを使用している限り、セキュア コール アイコンが表示されます。
詳細については、次の各項を参照してください。
拡張即時転送機能を有効にすると、ユーザが着信コールを自分のボイス メッセージング システムに着信コールを直接転送できます。
ボイスメールへのコールの転送の詳細については『『Features and Services Guide for Cisco Unified Communications Manager』』の「Immediate Divert」の章を参照してください。
拡張即時転送機能の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Cisco Unified IP Phones」の章を参照してください。
DND をオンにすると、コールが呼び出し状態になっても呼出音が鳴らなくなります。またあらゆる種類の表示や音による通知も、一切行われません。
(注) |
サイレント(DND)は、911 コールには影響しません。 |
[Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] では、次の DND 関連のパラメータを設定できます。
詳細については、『『Features and Services Guide for Cisco Unified Communications Manager』』の「Do Not Disturb」の章を参照してください。
この機能は、メディア ゲートウェアに対し、コールを録音サーバに送信し、コール モニタリングを改善するように指示します。
詳細については、『『Features and Services Guide for Cisco Unified Communications Manager』』の「Monitoring and Recording」の章を参照してください。
共有回線を持つデバイスでは、ローカル回線とリモート回線のいずれがコールを保留したのかを区別できます。
ユーザは、接続されたコールをアクティブな状態から保留状態に移行できます。
発信者が保留状態になっている間、音楽を再生します。
詳細については、『『Features and Services Guide for Cisco Unified Communications Manager』』の「Music On Hold」の章を参照してください。
ユーザは、通知ウィンドウから着信コールを無視できます。
ハンドセットのランプの 1 つで、ユーザに対する 1 つまたは複数の新着ボイス メッセージが届いていることを示します。
詳細については、以下を参照してください。
デバイスのスピーカー、ハンドセット、ヘッドセットを含むすべての入力デバイスのオーディオ入力音声を消音します。
ユーザは、先頭に「+」記号を付けて E.164 番号をダイヤルできます。
+ 記号をダイヤルするには、「*」キーを 1 秒以上押し続ける必要があります。 これは、オンフックかオフフックのコールで先頭桁をダイヤルするときにのみ当てはまります。
2 台のデバイスの間にセキュアな(暗号化された)接続を提供します。 コールの開始時にはセキュリティ トーンが再生され、両方のデバイスが保護されていることを通知します。 保護コールを設定すると、一部の機能(会議コール、共有回線、複数ライン同時通話機能など)は使用できません。 保護されたコールは認証されません。
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。
別のアクティブ コールがデバイスに着信したときに回線で使用される呼出音タイプを指定します。
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Directory Number Setup」の章を参照してください。
ユーザは、デバイスで着信コールや新しいボイス メッセージを通知する方法をカスタマイズできます。
Cisco Unified Communications Manager でセキュア(暗号化および信頼)に設定されたデバイスを、「保護された」ステータスにすることができます。 その後、必要に応じて、保護されたデバイスは、コールの初めに通知トーンを再生するように設定できます。
セキュアまたは非セキュア通知トーンは、保護されたデバイスでのみ再生されます。 (保護されていないデバイスではトーンは聞こえません)。 コール中にコール全体のステータスが変化すると、それに従ってインディケーション トーンも変化します。 そのとき、保護されたデバイスは対応するトーンを再生します。
次のような状況で、保護されたデバイスはトーンを再生する、または再生しません。
管理者は、デバイスからデバッグ情報を迅速かつ容易に収集できます。
この機能は SSH を使用して、リモートから各電話機にアクセスします。 この機能を使用するには、各 IP フォンの SSH が有効になっている必要があります。
ユーザは、自分が所有する複数のデバイス間で同じ電話番号を共有したり、同僚との間で電話番号を共有したりすることができます。
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Directory Numbers」の章を参照してください。
ユーザは、特定の宛先電話番号にスピード ダイヤルを設定できます。
ユーザは、接続されているコールを自分のデバイスから別の番号にリダイレクトできます。
ユーザは 2 つのコールを互いに接続できます。 ユーザは回線に留まることも、回線に留まらずにコールを転送することもできます。
Uniform Resource Identifier (URI) ダイヤル機能を使用すると、ユーザは英数字の URI アドレス(たとえば、bob@cisco.com)を電話番号として使ってコールを発信できます。 ユーザが連絡先を選択するには、URI アドレスを入力する必要があります。
画面には、URI コールのコール情報が表示されます。 コール ログでは、[通話履歴(Call History)] および [詳細(Details)] ページに URI コールの情報が記録されます。
詳細については、『Features and Services Guide for Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。
電話番号(DN)と URI の両方を使用できるコールを対象とした、デバイスの表示プリファレンスを指定できます。
URI ダイヤル表示プリファレンスが DN に設定されている場合、DN が使用可能な場合は常に DN が表示されます。 URI ダイヤル表示プリファレンスが URI に設定されている場合、URI が使用可能な場合は常に URI が表示されます。
プリファレンスを指定するには、Cisco Unified Communications Manager Administration で、Cisco CallManager サービスの [クラスタ全体のパラメータ(デバイス - 電話機)(Clusterwide Parameters (Device - Phone))] ペインに [URI ダイヤル表示設定(URI Dialing Display Preference)] サービス パラメータを設定します。
ユーザはビデオ コール中にビデオをオフ/オンに切り替えることができます。
コールに応答がない場合に、発信者がメッセージを残せるようにします。
詳細については、以下を参照してください。
ビジュアル ボイスメールは、すべてのデバイスに対して、あるいは個別のユーザまたはユーザ グループに対して、[Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] から設定されます。 すべてのデバイスに対してビジュアル ボイスメールを設定する場合は、次の手順を使用します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [検索(Find)] を選択し、[標準の共通の電話プロファイル(Standard Common Phone Profile)] を選択します。 |
ステップ 3 | [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] ウィンドウで、[ボイスメール サーバ(プライマリ)(Voicemail Server (Primary))] フィールドに次の情報を入力します。 |
ステップ 4 |
変更を保存し、[設定の適用(Apply Config)] をクリックします。 ビジュアル ボイス メールの設定方法と同期する方法の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Voice-Mail Profile Configuration」の章を参照してください。 |
特定のユーザまたはユーザ グループに対してビジュアル ボイスメールを設定する場合は、次の手順を使用します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | 検索対象のユーザに関連付けるデバイスを選択します。 |
ステップ 3 | [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] ウィンドウで、[ボイスメール サーバ(プライマリ)(Voicemail Server (Primary))] フィールドに次の情報を入力します。 |
ステップ 4 | 変更を保存し、[設定の適用(Apply Config)] をクリックします。 |
ステップ 5 | [リセット(Reset)] と [リスタート(Restart)] を選択して、新しい設定をデバイスに配信します。 |
ステップ 6 | [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] からデバイス上のセキュア メッセージを許可するには、 を選択し、[CUMIを介したセキュア メッセージ録音へのアクセスを許可する(Allow Access to Secure Message Recordings through CUMI)] と [CUMI 経由のメッセージ添付ファイルを許可する(Allow Message Attachments through CUMI)] の両方を有効にします。 |
ステップ 7 |
ディレクトリの画像をビジュアル ボイス メールに設定するよう Cisco Unified Communications Manager を設定するには、 を選択し、[企業画像ディレクトリ フィールド(Company Photo Directory Field)] に企業の画像ディレクトリの URL を入力します。 ビジュアル ボイス メールの設定方法と同期する方法の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Voice-Mail Profile Configuration」の章を参照してください。 |
コール制御バーにある機能と、プログラム可能な機能ボタンとして設定する必要がある機能について次の表で説明します。 この表の「X」は、その機能が対応するボタンのタイプでサポートされることを意味します。 2 つのボタン タイプのうち、[Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] での設定が必要となるのは、プログラム可能な機能ボタンだけです。
機能名 | コール制御バーのボタン | プログラム可能な機能ボタン |
---|---|---|
折り返し | X |
|
コール転送 | X |
|
すべてのコールの転送 | X |
|
コール パーク | X |
|
コール ピックアップ | X |
|
Cisco Mobility | X |
|
会議(追加) | X |
|
転送 | X |
|
サイレント | X |
|
終了 | X |
|
グループ ピックアップ | X |
|
保留 | X |
|
ハント グループ | X |
|
インターコム | X |
|
迷惑呼 ID(MCID) | X |
|
ミートミー | X |
|
プライバシー | X |
|
リダイヤル | X |
|
共有(DX70 および DX80 のみ) | X |
|
スピード ダイヤル | X |
|
ビデオを停止 | X |
|
転送 | X |
機能管理ポリシー設定でテレフォニー機能を有効または無効にすることで、Cisco DX シリーズ デバイスでの一部のテレフォニー機能の表示を制限できます。 機能管理ポリシー設定で機能を無効にすると、その機能へのユーザのアクセスが制限されます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で、 を選択します。 [機能管理ポリシーの検索と一覧表示(Find and List Feature Control Policy)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 2 | [新規追加(Add New)] をクリックして、一連のポリシーを定義します。 |
ステップ 3 | 次の設定値を入力します。 |
ステップ 4 | [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 5 | 次の設定にポリシーを含めることで、ポリシーを Cisco DX シリーズ デバイスに適用します。 |
次の表に、ユーザが設定できる機能、およびデフォルト値機能のリストを示します。
機能 | デフォルト値 |
---|---|
割込み | 有効 |
折り返し | 有効 |
コール ピックアップ | 無効 |
会議リスト | 有効 |
転送(アラート) | 無効 |
転送(接続) | 無効 |
不在転送 | 有効 |
グループ コール ピックアップ | 無効 |
ミートミー | 無効 |
モビリティ | 無効 |
他のコール ピックアップ | 無効 |
パーク | 無効 |
リダイヤル | 有効 |
発信者の報告 | 無効 |
品質の報告 | 無効 |
スピード ダイヤル | 有効 |
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Feature Control Policy Setup」の章を参照してください。
電話ボタン テンプレートを使用すると、スピード ダイヤルやコール処理機能をプログラム可能なボタンに割り当てることができます。
テンプレートの変更は、可能な限りデバイスをネットワークに登録する前に行ってください。 この順序に従うと、登録の実行中、カスタマイズした電話ボタン テンプレート オプションに Cisco Unified Communications Manager からアクセスできます。
電話サービスの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「IP Phone Services Setup」の章を参照してください。 回線ボタンの設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Cisco Unified IP Phone Setup」の章および「Configuring Speed-Dial Buttons」の項を参照してください。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [検索(Find)] をクリックします。 |
ステップ 3 | デバイス モデルを選択します。 |
ステップ 4 | [コピー(Copy)] を選択し、新しいテンプレートの名前を入力して、[保存(Save)] を選択します。 [電話ボタン テンプレートの設定(Phone Button Template Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 5 | 割り当てるボタンを確認して、機能が表示されるドロップダウン リストから、その回線に関連付ける [サービス URL(Service URL)] を選択します。 |
ステップ 6 | [保存(Save)] をクリックして、サービス URL を使用する新しい電話ボタン テンプレートを作成します。 |
ステップ 7 | ウィンドウを開きます。 を選択して、デバイスの [電話の設定(Phone Configuration)] |
ステップ 8 | [電話ボタン テンプレート(Phone Button Template)] ドロップダウン リストから、新しい電話ボタン テンプレートを選択します。 |
ステップ 9 | [保存(Save)] をクリックして変更を保存し、次に [リセット(Reset)] をクリックして変更を実装します。 これでユーザが、セルフ ケア ポータルにアクセスして、デバイスのボタンにサービスを関連付けられるようになりました。 |
[Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] では、次のウィンドウでデバイスに対してプロダクト固有の設定パラメータの一部を設定できます。
[エンタープライズ電話の設定(Enterprise Phone Configuration)] ウィンドウ( )
ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 部分にある、[共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ウィンドウ( )
ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 部分にある、[デバイス電話機設定(Device Phone Configuration)] ウィンドウ( )
機能 |
説明 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
スピーカーフォンを無効にする(Disable Speakerphone) |
スピーカーフォン機能のみ無効にします。 スピーカーフォン機能を無効にしても、ヘッドセットには影響しません。 ハンドセットまたはヘッドセットで回線とスピード ダイヤルを使用できます。 デフォルト:False |
||||||
スピーカーフォンとヘッドセットを無効にする(Disable Speakerphone and Headset) |
すべてのスピーカー フォン機能およびヘッドセット マイクを無効にします。 デフォルト:False |
||||||
USB の無効化(Disable USB) |
デバイスで USB ポートを無効にします。 デフォルト:False |
||||||
SDIO |
デバイス上の SDIO デバイスが有効になっているか無効になっているかを示します。 デフォルト:無効 |
||||||
Bluetooth |
デバイス上の Bluetooth サービスが有効になっているか無効になっているかを示します。 デフォルト:有効 |
||||||
Bluetooth 連絡先のインポートを許可(Allow Bluetooth Contacts Import) |
ユーザは Bluetooth デバイスから連絡先とコール履歴をインポートし、同期できます。 デフォルト:有効 |
||||||
Bluetooth モバイル ハンズフリー モードを許可(Allow Bluetooth Mobile Handsfree Mode) |
ユーザはデスク電話で携帯電話回線を使用できます。 デフォルト:有効 |
||||||
ディスプレイ非点灯日(Days Display Not Active) |
ユーザは、バックライトをデフォルトでオフのままにする日を指定できます。 デフォルト:米国の企業顧客の場合、通常は土曜日と日曜日
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||||||
ディスプレイ点灯時刻(Display On Time) |
オフ スケジュールに一覧表示されている日において、ディスプレイを自動的にオンにする時刻を示します。 デフォルト:07:30 最大長:5
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||||||
ディスプレイ点灯継続時間(Display On Duration) |
プログラムされた時刻にディスプレイがオンになった後、ディスプレイのアクティブな状態を保つ時間の長さを示します。 デフォルト:10:30 最大長:5
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||||||
着信コール時に点灯(Display On When Incoming Call) |
デバイスがスクリーン セーブ モードの場合にこの機能を有効にすると、コールを着信した時点でディスプレイがオンになります。 デフォルト:有効 |
||||||
Power Save Plus の有効化(Enable Power Save Plus) |
Power Save Plus 機能を有効にするには、スケジュールで、デバイスの電源をオフにする日を選択します。 Ctrl キーを押しながら日をクリックすると、Power Save Plus を実行する日を複数選択できます。 Power Save Plus モードでは 1 つのキーを点灯させるだけの電力が維持されます。 デバイスのその他の機能はすべてオフになります。 Power Save Plus モードは、[電話をオンにする時刻(Phone On Time)] と [電話をオフにする時刻(Phone Off Time)] フィールドで指定された期間、デバイスをオフにします。 この期間は、通常、組織の通常の運用時間外です。 点灯しているキーをユーザが押すと、デバイスが完全にオンになります。 点灯しているキーを押すと、電話機の電源が再投入され、完全に動作可能になる前に Unified CM に再登録されます。 このフィールドの日を選択すると、次の、E911 の問題を示す通知が表示されます。 Power Save Plus を有効にすることで、この通知で指定された条件に同意します。 Power Save Plus モードが有効である間は、モードに設定されたエンドポイントは、緊急コールでは無効で、インバウンド コールの受信ができません。 このモードを選択すると、次に同意したことになります。
デフォルト:選択された日なし |
||||||
電話機をオンにする時刻(Phone On Time) |
このフィールドでは、[Power Save Plusを有効にする(Enable Power Save Plus)] リスト ボックスで選択された日に自動的にデバイスがオンになる時刻を指定します。 時刻を 24 時間形式で入力します。00:00 は午前 0 時を表します。 たとえば、午前 7:00(0700)に電話機を自動的にオンにするには、7:00 と入力します。 午後 2 時(1400)に電話機をオンにするには、14:00 と入力します。このフィールドがブランクの場合、デバイスは 00:00 に自動的にオンになります。 デフォルト:0:00 最大長:5 |
||||||
電話機をオフにする時刻(Phone Off Time) |
デフォルト:24:00 最大長:5 |
||||||
電話機をオフにするアイドル タイムアウト(Phone Off Idle Timeout) |
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音声アラートを有効にする(Enable Audio Alert) |
このチェックボックスがオンの場合、[電話をオフにする時刻(Phone Off Time)] フィールドで指定された時刻の 10 分前に音声アラートを再生するようにデバイスに指示します。 デフォルトではディセーブルになっています。 このチェックボックスが表示されるのは、[Power Save Plus の有効化(Enable Power Save Plus)] リストボックスで 1 日以上が選択されている場合だけです。 |
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EnergyWise ドメイン(EnergyWise Domain) |
このフィールドでは、デバイスが参加している EnergyWise ドメインを定義します。 EnergyWise ドメインは、Power Save Plus 機能で必要となります。 [Power Save Plus の有効化(Enable Power Save Plus)] リスト ボックスで日数を選択した場合は、EnergyWise ドメインを用意する必要があります。 デフォルトは空白です。 最大長:127 |
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EnergyWise Endpoint Security Secret |
このフィールドは、EnergyWise ドメイン内で通信するために使用するパスワード(共有秘密)を定義します。 EnergyWise ドメインと秘密は、Power Save Plus 機能で必要となります。 [Power Save Plus の有効化(Enable Power Save Plus)] リスト ボックスで日数を選択した場合は、EnergyWise ドメインと秘密を用意する必要があります。 デフォルトは空白です。 最大長:127 |
||||||
EnergyWise オーバーライドを許可(Allow EnergyWise Overrides) |
このチェックボックスにより、電話機に電源レベルの更新を送信するための EnergyWise ドメイン コントローラのポリシーを許可するかどうかを決定します。 次の条件が適用されます。最初に、1 日以上、[Power Save Plus の有効化(Enable Power Save Plus)] フィールドで選択する必要があります。 [Power Save Plus を有効にする(Enable Power Save Plus)] リスト ボックスで日を選択しないと、EnergyWise からのデバイスをオフにする指示は無視されます。 第二に、Unified CM の管理での設定は、EnergyWise がオーバーライドを送信した場合でも、スケジュールどおりに有効になります。 たとえば、[ディスプレイをオフにする時刻(Display Off Time)] が 22:00(午後 10 時)に設定されていると仮定すると、[ディスプレイをオンにする時刻(Display On Time)] フィールドの値は 06:00(午前 6 時)となり、[Power Save Plus の有効化(Enable Power Save Plus)] では 1 日以上が選択されています。 20:00(午後 8 時)にデバイスをオフにするように EnergyWise で指示した場合、この指示は、[電話をオンにする時刻(Phone On Time)] で設定された午前 6 時まで有効になります(ユーザによる介入が発生しないと仮定した場合)。午前 6 時になると、デバイスがオンになり、[Unified CM の管理(Unified CM Administration)] で設定された電力レベル変更の受信を再開します。 電力レベルをデバイスで再び変更するには、EnergyWise は電力レベル変更コマンドを新たに再発行する必要があります。 また、すべてのユーザ操作が有効になるため、EnergyWise によりデバイスの電源オフが指示された後でユーザがキーを押すと、その結果としてデバイスの電源がオンになります。 デフォルトでは、オフになっています。 |
||||||
録音トーン(Recording Tone) |
録音トーンをデバイスで有効にするか無効にするかを設定するために使用できます。 デフォルト:無効 |
||||||
録音トーンのローカル音量(Recording Tone Local Volume) |
ローカル通話者が聞く録音トーンの音量を設定するために使用できます。 この音量設定は再生に使用される実際のデバイス(ハンドセット、スピーカ フォン、ヘッドセット)に関係なく適用されます。 音量設定は 0% ~ 100% の範囲内でなければなりません。0% ではトーンなし、100% では現在の音量設定と同じレベルになります。 デフォルト値は 100% です。 |
||||||
録音トーンのリモート音量(RecordingTone Remote Volume) |
リモート通話者が聞く録音トーンの音量を設定するために使用できます。 音量設定は 0% ~ 100 % の範囲内でなければなりません。0% では -66dBM 未満、100% では -4dBM です。 デフォルト値は -10dBM または 50% です。 |
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録音トーンの長さ(Recording Tone Duration) |
録音トーンがオーディオ ストリームに挿入される時間をミリ秒単位で指定します。 このパラメータはデフォルトでこのフィールドのネットワーク ロケール ファイルの値に設定されます。 このパラメータの有効な値の範囲は 1 ~ 3000 ミリ秒です。 |
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G.722 コーデックと iSAC コーデックをアドバタイズする(Advertise G.722 and iSAC Codecs) |
コール アプリケーションがワイドバンド コーデックを Cisco Unified Communications Manager にアドバタイズするかどうかを示します。 コーデックのネゴシエーションでは、次の 2 つの手順が実行されます。
[システムデフォルトの使用(Use System Default)] 有効な値は、次のとおりです。
|
||||||
ビデオ コール(Video Calling) |
有効になっている場合、デバイスがビデオ コールに参加することを示します。 デフォルト:有効 |
||||||
デバイス UI プロファイル(Device UI Profile) |
デバイスのユーザ インターフェイスの特性を変更し、特定のユーザ個人(基本ビデオ発信者(簡易モード)または一般コラボレーション ユーザ(拡張モード)など)に合わせて最適化します。 デフォルト:シンプル(Simple) |
||||||
Wifi |
デバイス上の Wi-Fi が有効になっているか無効になっているかを示します。
デフォルト:有効 |
||||||
PC ポート(PC Port) |
PC ポートを有効にするか無効にするかを指定します。 デフォルト:有効 |
||||||
PC ポートへのスパン(Span to PC Port) |
PC ポートで送受信されるパケットを転送するかどうかを表示します。
デフォルト:無効 |
||||||
PC Voice VLAN へのアクセス(PC Voice VLAN Access) |
PC ポートに接続されているデバイスがボイス VLAN へのアクセスを許可されるかどうかを示します。
デフォルト:有効 |
||||||
PC ポートのリモート設定(PC Port Remote Configuration) |
デバイスの PC ポートの速度とデュプレックスのリモート設定を許可します。 デフォルト:無効 |
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スイッチ ポートのリモート設定(Switch Port Remote Configuration) |
デバイスのスイッチ ポートの速度とデュプレックスのリモート設定を許可します。 これは、デバイス上での手動設定よりも優先されます。 デフォルト:無効 |
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Unified CM 接続障害の検出(Detect Unified CM Connection Failure) |
このフィールドでは、Unified CM/SRST のバックアップへのデバイスのフェールオーバーが発生する前の最初のステップである、Cisco Unified Communications Manager(Unified CM)への接続障害を検出するための電話機の感度を決定します。 有効な値は [標準(Normal)](Unified CM 接続障害の標準システム レートで発生の検出)または [遅延(Delayed)](Unified CM 接続のフェールオーバーの、通常よりも約 4 倍の遅延での発生の検出)を指定します。 Unified CM 接続エラーの高速認識のためには、[標準(Normal)] を選択します。 接続を再確立できるようするためにフェールオーバーを少し遅らせる場合は、[遅延(Delayed)] を選択します。 [標準(Normal)] と [遅延(Delayed)] の接続エラー検出の正確な時間の差は、常に変化する多数の変数に応じて異なります。 これは、有線イーサネット接続にだけ適用されます。 デフォルト:標準(Normal) |
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Gratuitous ARP |
デバイスが Gratuitous ARP 応答から MAC アドレスを学習するかどうかを示します。
デフォルト:無効 |
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Cisco Discovery Protocol(CDP):スイッチ ポート(Cisco Discovery Protocol (CDP): Switch Port) |
管理者は、スイッチ ポート上で CDP を有効または無効にできます。
デフォルト:有効 |
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Cisco Discovery Protocol(CDP):PC ポート(Cisco Discovery Protocol (CDP): PC Port) |
CDP が PC ポートでサポートされるかどうかを示します。 デフォルト:有効 |
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Link Layer Discovery Protocol - Media Endpoint Discover(LLDP-MED):スイッチ ポート(Link Layer Discovery Protocol - Media Endpoint Discover(LLDP-MED): Switch Port) |
管理者は、スイッチ ポート上でリンク層検出プロトコル(LLDP-MED)を有効または無効にできます。 デフォルト:有効 |
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Link Layer Discovery Protocol(LLDP):PC ポート(Link Layer Discovery Protocol(LLDP): PC Port) |
管理者は、PC ポート上でリンク層検出プロトコル(LLDP)を有効または無効にできます。 デフォルト:有効 |
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LLDP アセット ID(LLDP Asset ID) |
管理者は、リンク層検出プロトコル用のアセット ID を設定できます。 最大長:32 |
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LLDP 電源優先度(LLDP Power Priority) |
管理者は、リンク層検出プロトコル用の電源優先度を設定できます。 デフォルト:不明 |
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電力ネゴシエーション(Power Negotiation) |
管理者は、電力ネゴシエーションを有効または無効にできます。
デフォルト:有効 |
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自動ポート同期(Automatic Port Synchronization) |
電話で PC ポートおよび SW ポートを同じ速度およびデュプレックスに同期することを有効にします。 自動ネゴシエート用に設定されたポートだけが速度を変更します。 デフォルト:無効 |
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802.1X 認証(802.1x Authentication) |
802.1x 認証機能のステータスを指定します。 オプション
デフォルト:ユーザ制御 |
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常時 VPN(Always On VPN) |
常にデバイスが VPN AnyConnect クライアントを起動し、Cisco Unified Communications Manager の設定済みの VPN プロファイルで接続を確立するかどうかを示します。 デフォルト:False |
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デバイス上に VPN パスワードを保存(Store VPN Password on Device) |
このパラメータは VPN パスワードがデバイスに保存できるかどうかを制御します。 この値はパスワード永続性が連携できるように設定されている場合にのみ使用されます。 無効の場合、ユーザの VPN パスワードはメモリに格納され、以降の接続で自動的に再送信されます。 ただし、デバイスの再起動時は、VPN パスワードを再入力する必要があります。 有効の場合、ユーザの VPN パスワードはデバイスに保存され、再起動時も保持されます。 デフォルト:False |
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ユーザ定義 VPN プロファイルの許可(Allow User-Defined VPN Profiles) |
ユーザが AnyConnect VPN クライアントを使用して VPN プロファイルを作成できるかどうかを制御します。 無効にすると、ユーザは VPN プロファイルを作成できません。 デフォルト:True |
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画面ロックが必要(Require Screen Lock) |
デバイス上で画面ロックが必要かどうかを示します。 オプション
デフォルト:PIN |
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画面ロック タイムアウトの最大値(Maximum Screen Lock Timeout) |
デバイスによって画面が自動的にロックされるまでの最大アイドル時間を秒単位で示します。 画面がロックされると、画面のロックを解除する際にユーザ パスワードが要求されます。 デフォルト:600 最小値:15 最大値:1800 |
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ディスプレイがオンの時刻に画面ロックを強制(Enforce Screen Lock During Display-On Time) |
このパラメータは、Cisco Unified Communications Manager で設定された期間後もデバイスがロックされないような、ユーザが業務時間全体でこれらのデバイスを自由に使用できる、消極的なロック ポリシーを提供します。 作業後、デバイスはポリシーの定義に従ってロックし、権限のないユーザがアクセスすることを防ぎます。 デバイスは、会議または昼休みのためのユーザ制御の手動ロック オプション(電源ボタン)を常にサポートしています。 デバイスは、ユーザが次の使用時に PIN/パスワードを入力するまでロックされたままとなります。 [オン(ON)]:デバイスは業務時間中またはディスプレイ点灯時刻の間はロックされます(デフォルト設定)。 [オフ(OFF)]:デバイスは、ディスプレイ消灯時刻または業務時間後のみに、上に示されている日付/時刻設定に基づいてロックされます。 デフォルト:True
|
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音声コール中のデバイスのロック(Lock Device During Audio Call) |
デバイスが充電状態になり、アクティブな音声コールが行われている場合、管理者は画面ロック PIN 強制タイマーをオーバライドし、音声コール中は画面をアクティブなままにすることができます。 画面ロック タイマーは音声コールが完了し、タイマーの時間を超過すると有効になります。 デフォルト:無効 |
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Kerberos サーバ(Kerberos Server) |
Web プロキシ Kerberos の認証サーバ。 最大長:256 |
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Kerberos レルム(Kerberos Realm) |
Kerberos Web プロキシの認証レルム。 最大長:256 |
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ロード サーバ(Load Server) |
デバイスが、定義されている TFTP サーバではなく、代替サーバを使用して、ファームウェア ロードとアップグレードを取得することを示します。 デフォルト:ローカル サーバのホスト名または IP アドレス 最大長:256 |
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ピア ファームウェア共有(Peer Firmware sharing) |
サブネット内の 1 台のデバイスがイメージ ファームウェア ファイルを取得し、それを各ピアに配布できるようにするためのピアツーピア イメージ配信を有効または無効にします。 デフォルト:有効 |
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ログ サーバ(Log Server) |
ログ メッセージの送信先となるリモート システムの IP アドレスとポートを指定します。 デフォルト:リモート システムの IP アドレス。 最大長:32 |
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ログのプロファイル(Log Profile) |
事前定義されたデバッグ コマンドをリモートで実行します。 デフォルト:プリセット |
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Web アクセス(Web Access) |
デバイスが Web ブラウザまたはその他の HTTP クライアントからの接続を受け入れるかどうかを示します。 デフォルト:無効 |
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SSH アクセス(SSH Access) |
このパラメータは、デバイスが SSH 接続を受け入れるかどうかを示します。 デバイスの SSH サーバ機能を無効にすると、デバイスへのアクセスはブロックされます。 デフォルト:無効 |
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Android Debug Bridge (ADB) |
デバイス上で ADB を有効または無効にします。 [有効(Enabled)]、[無効(Disabled)]、または [ユーザ制御(User Controlled)] に設定できます。 デフォルト:無効 |
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マルチユーザ(Multi-User) |
デバイスのマルチユーザが有効になっているか無効になっているかを示します。 デフォルト:無効 |
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未知の提供元からのアプリケーションを許可(Allow Applications from Unknown Sources) |
URL から、あるいは電子メール、インスタント メッセージ(IM)、または Secure Digital(SD)カード経由で受け取った Android アプリケーション パッケージ ファイル(APK)から、ユーザが Android アプリケーションをデバイス上にインストールできるかどうかを制御します。 [有効(Enabled)]、[無効(Disabled)]、または [ユーザ制御(User Controlled)] に設定できます。 デフォルト:無効 |
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Google Play からのアプリケーションを許可(Allow Applications from Google Play) |
ユーザが Google Play から Android アプリケーションをインストールできるかどうかを制御します。
デフォルト:False |
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Cisco UCM アプリケーション クライアントの有効化(Enable Cisco UCM App Client) |
アプリケーション クライアントがデバイス上で動作するかどうかを制御します。 アプリケーション クライアントが有効になっている場合、ユーザは、Cisco Unified Communications Manager からインストールするアプリケーションを選択できます。 デフォルト:False |
||||||
背景イメージ(Background Image) |
このパラメータは、デフォルトの壁紙ファイルを指定します。 このパラメータを有効にすると、管理者だけが、電話機の壁紙リストへのエンド ユーザ アクセスを無効にできます。 最大長:64 |
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企業画像ディレクトリ(Company Photo Directory) |
デバイスがユーザを問い合わせ、そのユーザの画像を取得できる URL を指定します。 例:http://www.cisco.com/dir/photo/zoom/%%uid%%(uid は従業員のユーザ ID です) デフォルト:画像ディレクトリ URL 最大長:256 |
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ボイスメール サーバ(プライマリ)(Voicemail Server (Primary)) |
プライマリ ビジュアル ボイスメール サーバのホスト名または IP アドレス。 デフォルト:プライマリ ビジュアル ボイスメール サーバの IP アドレス。 最大長:256 |
||||||
ボイスメール サーバ(バックアップ)(Voicemail Server (Backup)) |
バックアップ ビジュアル ボイスメール サーバのホスト名または IP アドレス。 デフォルト:バックアップ ビジュアル ボイスメール サーバの IP アドレス。 最大長:256 |
||||||
プレゼンスとチャットのサーバ(プライマリ)(Presence and Chat Server (Primary)) |
プライマリ プレゼンス サーバのホスト名または IP アドレス。 デフォルト:プライマリ プレゼンス サーバの IP アドレス。 最大長:256 |
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プレゼンスとチャットのサーバのタイプ(Presence and Chat Server Type) |
デバイスが使用するプレゼンスおよび IM のセカンダリ サーバのタイプを指定します。 [Cisco Unified Presence] または [Cisco WebEx Connect] に設定できます。 デフォルト:Cisco WebEx Connect |
||||||
プレゼンスとチャットのシングル サインオン(SSO)ドメイン(Presence and Chat Single Sign-On (SSO) Domain) |
企業に対するシングルサインオン(SSO)認証を実施するために Cisco WebEx Connect Cloud で使用されるエンタープライズ ドメイン。 デフォルト:空白フィールド 最大長:256 |
||||||
マルチ ユーザ URL(Multi-User URL) |
このパラメータは、エクステンション モビリティ サーバの URL を指定します。 最大長:256 |
||||||
Expressway サインインに対するユーザ クレデンシャルの永続性(User Credentials Persistent for Expressway Sign In) |
このパラメータは、Expressway クレデンシャルをデバイスに保存できるかどうかを制御します。 デフォルト:無効 |
||||||
カスタマー サポートのアップロード URL(Customer support upload URL) |
ユーザがエンドポイントの「問題レポート ツール」から問題レポート ファイルを送信できる、送信先サーバ アドレスを設定します。 最大長:256 |
(注) |
設定の詳細については、『Cisco DX Series Wireless LAN Deployment Guide』を参照してください。 |
パラメータを設定した後、更新する設定ごとに [共通設定の上書き(Override Common Settings)] チェックボックスをオンにします。 このチェックボックスをオンにしないと、対応するパラメータ設定が有効になりません。 3 つの設定ウィンドウでパラメータを設定した場合、設定の優先順序は次のとおりです。
Cisco DX シリーズ デバイスは、高解像度マルチタッチ カラー LCD と内蔵カメラを介してビデオ コールをサポートします。 デバイスでビデオを送受信するには、Cisco Unified Communications Manager でビデオ機能を有効にする必要があります。
(注) |
[ビデオ コール(Video Calls)] オプションが [オフ(Off)] に設定されていると、[ビデオの自動転送(Auto Transmit Video)] がグレー表示されます。 [通話設定(Call settings)] メニューの下にあるすべてのビデオ設定は、[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] ウィンドウで [ビデオ コール(Video Calling)] が無効になっているとグレー表示されます。 |
ビデオのタイプ | ビデオ解像度 | FPS | ビデオ ビット レート(帯域幅) | DX650 外部カメラ サポート |
---|---|---|---|---|
240p | 432 X 240 | 15 | 64 ~ 149 kbps | はい。ただし、Logitech C930e では 424 x 240 の解像度を使用します。 |
240p | 432 X 240 | 30 | 150 ~ 299 kbps | はい。ただし、Logitech C930e では 424 x 240 の解像度を使用します。 |
360p | 640 X 360 | 30 | 300 ~ 599 kbps | はい |
480p | 848 X 480 | 30 | 600 ~ 799 kbps | はい。ただし、Logitech C920-C では 864 X 480 の解像度を使用します。 |
576p | 1024 X 576 | 30 | 800 ~ 1299 kbps | はい |
600p | 1024 X 600 | 30 | 800 ~ 3000 kbps | いいえ |
720p | 1280 X 720 | 30 | 900 ~ 1999 kbps | はい |
1080p | 1920 X 1080 | 30 | 2000 ~ 4000 kbps | はい |
CIF | 352 X 288(4:3) | 30 | 64 ~ 299 kbps | はい |
VGA | 640 X 480(4:3) | 30 | 400 ~ 1500 kbps | はい |
(注) |
外部カメラは、600p などのこれらの一部の解像度をサポートしません。外部カメラが実行できる最小ビット レートは 64 kbps です。 |
(注) |
Cisco DX650 が Logitech C920-C Webcam を使ってコールを実行し、リモート デバイスがパケット化モード 0 だけをサポートする場合、最大送信解像度は 640 X 360 です。 パケット化モード 1 を使用する場合、最大送信解像度は 1920 X 1080 です。 |
(注) |
Cisco DX シリーズ デバイスの VGA での最適解像度は w360p です。400 kbps ~ 999 kbps までの帯域幅の場合、デバイスは w360p を送信します。 |
インスタント メッセージおよびプレゼンスを使用すると、ユーザは、時間、場所、デバイスを問わず通信できるようになります。 Cisco DX シリーズ デバイスは Cisco Unified Presence または WebEx バック エンド サーバのどちらかで Jabber IM をサポートします。 セキュリティ上の理由から、クラウドベースの IM およびプレゼンス トラフィックは、プロキシ経由でルーティングされます。
インスタント メッセージングとプレゼンスは、デバイスの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] ウィンドウにおいてデバイス レベル、グループ レベル、またはエンタープライズ レベルで設定されます。 プレゼンスと IM のサーバ(プライマリ)およびプレゼンスと IM のサーバ(バックアップ)のホスト名または IP アドレスを入力し、プレゼンスと IM のサーバのタイプを指定します。
ユーザは、アプリケーションをダウンロードして、デバイスの機能をカスタマイズしたり、拡張したりできます。 アプリケーションは、Google Play から入手できます。 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)]は、次のパラメータ([プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] ウィンドウ内)の設定を通じてアプリケーションへのアクセスを提供します。
[未知の提供元からのアプリケーションを許可(Allow Applications from Unknown Sources)]:ユーザが Google Play 以外の提供元からアプリケーションをインストール可能かどうかを制御します。
[Google Play からのアプリケーションを許可(Allow Applications from Google Play)]: Google Play からユーザがアプリケーションをインストールする機能を制御します。
Cisco UCM アプリケーション クライアントの有効化(Enable Cisco UCM App Client): Cisco Unified Communications Manager からアプリケーションをプッシュする管理者機能を制御します。
UCM アプリケーションは、Cisco Unified Communications Manager で作成された Android アプリケーションの登録、または登録解除に使用できるデバイス上のクライアントです。 このクライアントは、Cisco Unified Communications Manager からの Android アプリケーションの登録または登録解除と同じ機能を提供しますが、デバイスからこれを実行することができるようになります。
ステップ 1 | [デバイス設定(Device Configuration)] ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションで、[Cisco UCM アプリケーション クライアントの有効化(Enable Cisco UCM App Client)] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 2 | [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
[設定の適用(Apply Config)] をクリックします。 この操作によって、デバイスに UCM アプリケーション クライアントをインストールします。 UCM アプリケーション クライアントがデバイスにインストールされると、デバイス ユーザは UCM アプリケーション クライアントログインするときに Cisco Unified Communications Manager に作成されるアプリケーションを登録、または登録解除できます。 |
エンド ユーザが UCM アプリケーションにログインできるように、管理者は、エンド ユーザを作成してデバイスに関連付け、デバイスの所有者として割り当てる必要があります。
ステップ 1 | エンド ユーザを作成します。 (新規エンド ユーザを作成するには、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で、 を選択します。) |
ステップ 2 | [制御するデバイス(Controlled Devices)] でデバイスがエンド ユーザに対して表示されるように、エンド ユーザとデバイスを関連付けます。 |
ステップ 3 | エンド ユーザに標準 CCM エンド ユーザに権限を割り当てます。 |
ステップ 4 | デバイスの [デバイス設定(Device Configuration)] ウィンドウで、[オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドに、このエンド ユーザを割り当てます。 |
デバイスのユーザは、デバイスで UCM アプリケーションを使用して、Cisco Unified Communications Manager で作成されたアプリケーションを登録および登録解除します。
ステップ 1 |
エンド ユーザ資格情報を使用して、デバイスで UCM アプリケーションにログインします。 ログイン成功時に UCM アプリケーションは、Cisco Unified Communications Manager で作成されたすべての Android アプリケーションを表示します。 |
||
ステップ 2 |
アプリケーションへの登録を行うには、アプリケーション名の横にあるチェックボックスをオンにします。 この操作は、デバイスのアプリケーションのダウンロードとインストールをトリガーします。
|
||
ステップ 3 | アプリケーションの登録を解除するには、アプリケーション名の横のチェックボックスをオフにします。 |
Cisco Unified Communications Manager から Android APK ファイルをプッシュするには、まずアプリケーションを電話機サービスとして設定し、サービスにデバイスを登録します。
ステップ 1 | 次の apktool を使用して APK から AndroidManifest ファイルを抽出します。 |
ステップ 2 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications ManagerAdministration)] で Android サービスを追加します。 |
ステップ 3 | Android サービスにデバイスを登録します。 |
Cisco Unified Communications Manager Administration で Android サービスを追加するには、次の手順に従います。
APK から AndroidManifest ファイルを取得した後で、この手順を使用します。
ステップ 1 |
Cisco Unified Communications Manager Administration で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [新規追加(Add New)] をクリックします。 |
ステップ 3 | [サービス名(Service Name)] フィールドに、APK から抽出された AndroidManifest ファイルのパッケージ名と一致する名前を入力します。 |
ステップ 4 | [サービスカテゴリ(Service Category)] ドロップダウン リスト ボックスで、[Android APK] を選択します。 |
ステップ 5 | このウィンドウのその他のフィールドは任意です。AndroidManifest ファイルに表示される情報を入力できます。 |
ステップ 6 | [有効(Enable)] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 7 | [保存(Save)] をクリックします。 |
Android Phone サービスにデバイスを登録する前に、Android Phone サービスを Cisco Unified Communications Manager に追加する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウに、Android Phone サービスに登録するデバイスが表示されます。 |
ステップ 3 | ユーザが選択したデバイスの [デバイス名(Device Name)] エントリをクリックします。 |
ステップ 4 |
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで、[関連リンク(Related Links)] ドロップ ダウン リスト ボックスから、[サービスの登録/登録解除(Subscribe/Unsubscribe Services)] を選択します。 そのデバイスの [登録済みの Cisco IP Phone サービス(Subscribed Cisco IP Phone Services)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 5 |
そのデバイスの [登録済みの Cisco IP Phone サービス(Subscribed Cisco IP Phone Services)] ウィンドウで、[サービスの選択(Select a Service)] ドロップ ダウン リスト ボックスから作成したサービスを選択します。 この操作は、指定したサービスへのデバイスの登録をトリガーします。 |
ステップ 6 | [次へ(Next)] をクリックします。 |
ステップ 7 | [登録(Subscribe)] をクリックします。 |
目次
- 機能とサービス
- 使用可能なテレフォニー機能
- エージェントのグリーティング
- エージェント グリーティングの有効化
- すべてのコール
- プライマリ回線でのすべてのコール
- 自動応答
- 自動ダイヤル
- 割込み
- ビジー ランプ フィールド
- コール転送
- 発信回線 ID
- 発信回線 ID の表記
- Cisco エクステンション モビリティ
- エクステンション モビリティ マルチユーザ
- Cisco Extension Mobility の設定
- Cisco Mobility
- 会議
- セキュアな会議
- 転送
- サイレント
- ゲートウェイ録音
- 保留状態
- 保留と保留解除
- 保留音
- 無視
- メッセージ受信インジケータ
- ミュート
- プラス ダイヤル
- 保護コール
- 呼出音の設定
- 呼出音
- セキュアおよび非セキュアの通知トーン
- サービサビリティ
- 共有回線
- スピード ダイヤル
- 転送
- URI ダイヤル
- URI ダイヤル機能拡張
- ビデオの切り替え
- ボイス メッセージ システム
- Visual Voicemail のセットアップ
- 特定のユーザまたはグループに対するビジュアル ボイス メールの設定
- 機能ボタン
- 機能管理ポリシーの設定
- 機能管理ポリシーのデフォルト値
- 電話ボタン テンプレート
- 電話ボタン テンプレートの変更
- 製品固有オプションの設定
- ビデオ送信解像度のセットアップ
- インスタント メッセージングとプレゼンスのセットアップ
- アプリケーションの設定
- Cisco UCM アプリケーション クライアントの有効化
- UCM アプリケーションにログインするエンド ユーザの作成
- UCM アプリケーションでのユーザ登録
- Unified Communications Manager からの Android APK ファイルのプッシュ
- Cisco Unified Communications Manager Administration での Android サービスの追加
- Android Phone サービスへのデバイスの登録
使用可能なテレフォニー機能
Cisco DX シリーズ デバイスには、Cisco WebEx、Cisco Unified Presence、インスタント メッセージング、電子メール、ビジュアル ボイスメール、Cisco Unified Communications Manager の音声とビデオ テレフォニー機能など、コラボレーション アプリケーションの統合スイートが備わっています。 また、これらのデバイスでは Google Play のアプリケーションもサポートされます。
ネットワークに Cisco DX シリーズ デバイスをインストールして、デバイスのネットワーク設定を行い、デバイスを Cisco Unified Communications Manager に追加した後、Cisco Unified Communications Manager Administration を使用してテレフォニー機能を設定し、サービスをセットアップする必要があります。
(注)
また、Cisco Unified Communications Manager には、各種のテレフォニー機能を設定するために使用できるサービス パラメータもいくつか用意されています。 サービス パラメータへのアクセスと設定方法については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』を参照してください。 サービスの機能の詳細については、[サービス パラメータ設定(Service Parameter Configuration)] ウィンドウで、パラメータの名前または疑問符のヘルプ ボタンをクリックしてください。
- エージェントのグリーティング
- すべてのコール
- プライマリ回線でのすべてのコール
- 自動応答
- 自動ダイヤル
- 割込み
- ビジー ランプ フィールド
- コール転送
- 発信回線 ID
- 発信回線 ID の表記
- Cisco エクステンション モビリティ
- Cisco Mobility
- 会議
- 転送
- サイレント
- ゲートウェイ録音
- 保留状態
- 保留と保留解除
- 無視
- メッセージ受信インジケータ
- ミュート
- プラス ダイヤル
- 保護コール
- 呼出音の設定
- 呼出音
- セキュアおよび非セキュアの通知トーン
- サービサビリティ
- 共有回線
- スピード ダイヤル
- 転送
- URI ダイヤル
- ビデオの切り替え
- ボイス メッセージ システム
エージェントのグリーティング
割込み
ユーザが共有電話回線でプライベート コール以外のコールに参加できるようにします。 割り込みにより、ユーザがコールに追加され、そのコールが会議に変換されます。 ユーザおよび他の参加者が会議機能にアクセスできるようになります。
(注)
[組み込みブリッジ有効(Built In Bridge Enable)] サービス パラメータがオフに設定されている場合でも、ユーザは割り込みを使用できます。 デバイス上でユーザが割り込み機能を使用できないようにするには、デバイスの [機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] で [割込み(Barge)] を無効にする必要があります。
詳細については、以下を参照してください。
- 『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Cisco Unified IP Phone Setup」の章
- 『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Cisco Unified IP Phones」の章
- 『Features and Services Guide for Cisco Unified Communications Manager』の「Barge and Privacy」の章
- 『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Feature Control Policy Setup」の章
コール転送
Cisco エクステンション モビリティ
ユーザが、デバイスの Cisco エクステンション モビリティ サービスにログインして、共有デバイスからデバイス設定(ライン アピアランス、サービス、短縮ダイヤルなど)に一時的にアクセスできるようにします。
Cisco エクステンション モビリティは、社内の複数の場所でユーザが業務を行う場合や、作業場を同僚と共有する場合に便利です。
デバイスに対してエクステンション モビリティをオンにすると、[エクステンション モビリティ(Extension Mobility)] という新しいオプションがデバイス上に表示されます( が表示されます。
)。 ユーザが現在このデバイスにログインしている場合は、ロック画面に [新規ユーザとしてログイン(Sign in as New User)] と [ログアウト (Sign out)]
(注)
ユーザがデバイスにログインするには、管理者から提供されるエクステンション モビリティのクレデンシャルを入力します。 これらのクレデンシャルは、ユーザ画面のロック PIN とは異なります。
[エクステンション モビリティ(Extension Mobility)] 画面で次のオプションがユーザに対して表示されます。
設定 説明 ユーザ ID(User ID) このデバイスに現在ログインしているユーザのユーザ ID です。 PIN 設定(Set PIN) エクステンション モビリティの PIN を変更するには、この設定をタップします。 (Cisco Unified Communications Manager の一部のバージョンではこの設定はサポートされていません)。 これはユーザ画面ロック PIN ではなく、ユーザ エクステンション モビリティの PIN であることに注意してください。 アカウントを削除(Remove Account) このデバイスからこのユーザのすべてのコンテンツと設定を削除するには、この設定をタップします。 ログアウト(SIGN OUT) このデバイスからサイン アウトするにはタップします。 デバイスがログアウトについて確認をします。ユーザがログアウトを確認すると、デバイスのデフォルト設定に戻るためデバイスの再起動が開始します。 詳細については、『Features and Services Guide for Cisco Unified Communications Manager』の「Extension Mobility」の章を参照してください。
エクステンション モビリティ マルチユーザ
エクステンション モビリティ マルチユーザ機能では、エクステンション モビリティのログイン/ログアウト プロセスが使用されます。 ユーザがログインし、Cisco Unified Communications Manager サーバによりユーザ クレデンシャルが認証されるときに、サーバは、エクステンション モビリティ機能と同じメッセージング方式を使用します。
ユーザ A がデバイスに初めてログインすると、デバイスの再起動サイクルを行い、デバイス上でのユーザ A のユーザ パーティションを作成します。 デバイスは、ユーザ A にセットアップ ウィザードを表示します。 ユーザ A は個人のアプリケーションとデータのための専用領域を取得し、コール アプリケーションは他の Cisco DX シリーズデバイスの場合と同様に機能します。 最初のログインの後、ユーザ A はアプリケーション関連の設定を行います。 ユーザ A がこのデバイスからログアウトすると、ユーザ A が次回デバイスにログインしたときのためにユーザ設定が保存されます。
ユーザ A がデバイスからログアウトすると、ユーザ B がユーザ B のクレデンシャルを使用してデバイスにログインできます。 ユーザ B は同じ手順でユーザ B のパーティションを取得します。初回ログイン時に、セットアップ ウィザードでユーザ B に対し個人のアプリケーションおよびデータを設定するように指示が出されます。ユーザ B には、Cisco DX シリーズ デバイスで通常使用するコール アプリケーションもあります。
パーティションは完全に個別ものであるため、ユーザが他のユーザのデータを参照することは絶対にできません。
エクステンション モビリティのマルチユーザによりの企業でマルチユーザの利用が可能です。システム管理者は、エクステンション モビリティのマルチユーザを設定するデバイスを決定し、特定のデバイスにログインできるユーザにクレデンシャルを提供します。 適切なクレデンシャルにより、ユーザは特定デバイスだけにログインし、各自のアカウントを設定することができます(各自のアカウントの削除を含む)。 ユーザは、同一デバイス上の他のユーザのアカウントの変更はできません。
アルゴリズムにより特定のデバイスにログインできるユーザの数を制限します。 デバイスのユーザの最大数は、各ユーザの使用率によって異なります。 デバイスのフラッシュ メモリ容量が特定の割合まで低下すると、新規ユーザ用の領域を確保するために、最終ログイン日時が最も古いユーザのアカウントが削除されます。したがって、デバイスの容量不足のために新規ユーザがログインできないという事態は生じません。
Cisco Extension Mobility の設定
手順Cisco Extension Mobility により、ユーザは、一時的にその他のデバイスからライン アピアランス、サービス、スピードダイヤルなどの電話機の設定にアクセスできるようになります。
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] の [デフォルトのデバイスプロファイル(Default Device Profile)] ウィンドウで、Cisco Extension Mobility に対応するように各デバイスを設定します。 これにより、特定のデバイスのユーザ デバイス プロファイルを持たないユーザが、そのデバイスを使用して Cisco Extension Mobility を使用することができるようになります。
(注)
Extension Mobility は、通信プロトコルとして HTTP または HTTPS を使用します。 Web プロキシを使用するためにこのデバイスを設定する場合、Extension Mobility のバイパスを設定する必要があります。
ステップ 1 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で、 を選択します。 ステップ 2 Cisco Unified Serviceability で を選択して、Cisco Extension Mobility サービスをアクティブにします。
(注) どのノードでエクステンション モビリティ サービスをディセーブルにするには、最初にそのノードをサービス アクティベーション用のサービスを非アクティブにします。
(注) いずれかのノードで Cisco Extension Mobility サービスのアクティブ化または非アクティブ化の変更がなされると、サービス URL を構築するために必要な情報を使用して、データベース テーブルが更新されます。 データベース テーブルは、エクステンション モビリティ サービス パラメータが変更されると更新されます。 EMApp サービスにより、変更通知が処理されます。
ステップ 3 Cisco Extension Mobility サービスを作成します。 要約手順は次のとおりです。
- を選択します。
- サービス名(Extension Mobility Service または EM)を入力してください。
- 次の URL を入力してください:http://10.89.80.19:8080/emapp/EMAppServlet?device=#DEVICENAME#
(注) URL を間違って入力し、デバイスを誤ったサービスに登録した場合は、URL を修正して保存し、[登録の更新(Update Subscriptions)] をクリックするか、または URL を修正し、間違ったサービスが登録されている各デバイスを再び登録します。
ステップ 4 管理パラメータを設定します。 ステップ 5 Cisco Extension Mobility をサポートする各電話機タイプのデフォルトのデバイス プロファイルを作成します。 ステップ 6 ユーザのユーザ デバイス プロファイルを作成します。 要約手順は次のとおりです。
- と選択し、[新規追加(Add New)] をクリックします。
- [デバイス タイプ(Device Type)] を入力します。
- デバイス プロファイルの名前を入力し、[保存(Save)] をクリックします。
- 電話番号(DN)と必要な情報を入力して、[保存(Save)] をクリックします。 すべての DN を繰り返します。
- このデバイス プロファイルにインターコム回線をイネーブルにするには、このデバイス プロファイルのインターコム ディレクトリ番号(DN)を設定します。 [インターコム電話番号の設定(Intercom Directory Number Configuration)] ウィンドウでインターコム DN の設定をします。このウィンドウには、 からもアクセス可能です。 アクティブにするインターコム DN 用に、[インターコム電話番号の設定(Intercom Directory Number Settings)] ペインで[デフォルトのアクティブ デバイス(Default Activated Device)] を指定します。
- Cisco Extension Mobility にデバイス プロファイルを登録するため、[デバイス プロファイルの設定(Device Profile Configuration)] ウィンドウで、右上隅にある [関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスから、[サービスの登録/登録解除(Subscribe/Unsubscribe Services)] を選択し、[検索(Go)] をクリックします。
(注) 電話番号およびデバイス プロファイルを同じエクステンション モビリティ サービスに登録します。
ステップ 7 ユーザとユーザ デバイス プロファイルを関連付けます。 要約手順は次のとおりです。 ステップ 8 デバイスおよびユーザ デバイス プロファイルを設定し、Cisco Extension Mobility に登録します。
- を選択し、[新規追加(Add New)] をクリックします。
- [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [拡張情報(Extension Information)] で、[エクステンションモビリティの有効化(Enable Extension Mobility)] をオンにします。
- [ログアウト プロファイル(Log Out Profile)] ドロップダウンド リスト ボックスで、[現在のデバイス設定を使用(Use Current Device Settings)] または仕様を設定したプロファイルを選択し、[保存(Save)] をクリックします。
- デバイスに Cisco Extension Mobility を登録するため、右上隅にある [関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスから [サービスの登録/登録解除(Subscribe/Unsubscribe Services)] を選択してください。そして、[検索(Go)] をクリックします。
ステップ 9 ユーザは、Cisco Extension Mobility により、デバイスのユーザ PIN を変更し、[クレデンシャルの変更(Change Credential)] 電話サービスを設定して、ユーザ、ユーザ デバイス プロファイルまたはデバイスを [クレデンシャルの変更(Change Credential)] 電話サービスに関連付けることができます。 ステップ 10 デバイスの [デバイス設定(Device Configuration)] ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 領域で、[マルチユーザ(Multi-User)] ドロップダウン リスト ボックスから [有効化(Enabled)] の値を選択します。 ステップ 11 エクステンション モビリティ サーバのデフォルトの URL を変更する、またはデフォルトの HTTPS URL から HTTP に変更するには、[マルチ ユーザ URL(Multi-User URL)] フィールドに新しいエクステンション モビリティ サーバ URL を入力します。
Cisco Mobility
ユーザは、1 つの電話番号を使用してビジネス コールを管理したり、デスクトップ電話機および携帯電話などのリモート デバイスで、進行中のコールをピックアップしたりすることができます。 また、電話番号や時刻に応じて、発信者グループを制限できます。
Cisco Mobility for Cisco DX シリーズ デバイスには、Cisco Unified Communications Manager リリース 9.0(1) 以降が必要です。
詳細については、『Features and Services Guide for Cisco Unified Communications Manager』の「Cisco Mobility」の章を参照してください。
会議
- ユーザは複数の通話相手と同時に会話できます。このため、この機能は各参加者に個別にコールします。
- 標準(アドホック)会議では、すべての参加者が参加者を追加または削除できます。
- ユーザが、同一電話回線上にある 2 つ以上のコールを 1 つの電話会議として接続したうえで、そのコールに留まることができます。
これらの機能を有効にするには、[高度なアドホック会議(Advanced Adhoc Conference)] サービス パラメータ(Cisco Unified Communications Manager ではデフォルトで無効になっています)を使用します。
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Conference Bridges」の章を参照してください。
サイレント
DND をオンにすると、コールが呼び出し状態になっても呼出音が鳴らなくなります。またあらゆる種類の表示や音による通知も、一切行われません。
(注)
サイレント(DND)は、911 コールには影響しません。
[Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] では、次の DND 関連のパラメータを設定できます。
- [サイレント(Do Not Disturb)]:このチェックボックスを使用すると、DND をデバイスごとに有効にすることができます。 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で、 を選択します。
- [DND 着信呼警告(DND Incoming Call Alert)]:デバイスで DND がアクティブのときに着信コールに対して発生させるアラート(存在する場合)のタイプを選択します。 このパラメータは、[共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ウィンドウおよび [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの両方にあります ([電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの値が優先されます)。
詳細については、『『Features and Services Guide for Cisco Unified Communications Manager』』の「Do Not Disturb」の章を参照してください。
セキュアおよび非セキュアの通知トーン
Cisco Unified Communications Manager でセキュア(暗号化および信頼)に設定されたデバイスを、「保護された」ステータスにすることができます。 その後、必要に応じて、保護されたデバイスは、コールの初めに通知トーンを再生するように設定できます。
- 保護されたデバイス(Protected Device):セキュアなデバイスを [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で「保護された」ステータスに変更するには、[保護されたデバイス(Protected Device)] をオンにします( )。
- [セキュア通知トーンの再生(Play Secure Indication Tone)]:保護されたデバイスで、セキュアまたは非セキュア通知トーンの再生を有効にするには、[セキュア通知トーンの再生(Play Secure Indication Tone)] 設定を [はい(True)] に設定します。 (デフォルト設定は [いいえ(False)] です)。 このオプションは、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] の で設定します。 サーバを選択してから、Cisco CallManager サービスを選択します。 [サービス パラメータ設定(Service Parameter Configuration)] ウィンドウで、[機能 - セキュア トーン(Feature - Secure Tone)] 領域内にあるオプションを選択します。 (デフォルト設定は [いいえ(False)] です)。
セキュアまたは非セキュア通知トーンは、保護されたデバイスでのみ再生されます。 (保護されていないデバイスではトーンは聞こえません)。 コール中にコール全体のステータスが変化すると、それに従ってインディケーション トーンも変化します。 そのとき、保護されたデバイスは対応するトーンを再生します。
次のような状況で、保護されたデバイスはトーンを再生する、または再生しません。
URI ダイヤル
Uniform Resource Identifier (URI) ダイヤル機能を使用すると、ユーザは英数字の URI アドレス(たとえば、bob@cisco.com)を電話番号として使ってコールを発信できます。 ユーザが連絡先を選択するには、URI アドレスを入力する必要があります。
画面には、URI コールのコール情報が表示されます。 コール ログでは、[通話履歴(Call History)] および [詳細(Details)] ページに URI コールの情報が記録されます。
詳細については、『Features and Services Guide for Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。
URI ダイヤル機能拡張
電話番号(DN)と URI の両方を使用できるコールを対象とした、デバイスの表示プリファレンスを指定できます。
URI ダイヤル表示プリファレンスが DN に設定されている場合、DN が使用可能な場合は常に DN が表示されます。 URI ダイヤル表示プリファレンスが URI に設定されている場合、URI が使用可能な場合は常に URI が表示されます。
プリファレンスを指定するには、Cisco Unified Communications Manager Administration で、Cisco CallManager サービスの [クラスタ全体のパラメータ(デバイス - 電話機)(Clusterwide Parameters (Device - Phone))] ペインに [URI ダイヤル表示設定(URI Dialing Display Preference)] サービス パラメータを設定します。
ボイス メッセージ システム
Visual Voicemail のセットアップ
手順ビジュアル ボイスメールは、すべてのデバイスに対して、あるいは個別のユーザまたはユーザ グループに対して、[Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] から設定されます。 すべてのデバイスに対してビジュアル ボイスメールを設定する場合は、次の手順を使用します。
ステップ 1 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で、 を選択します。 ステップ 2 [検索(Find)] を選択し、[標準の共通の電話プロファイル(Standard Common Phone Profile)] を選択します。 ステップ 3 [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] ウィンドウで、[ボイスメール サーバ(プライマリ)(Voicemail Server (Primary))] フィールドに次の情報を入力します。 ステップ 4 変更を保存し、[設定の適用(Apply Config)] をクリックします。 ビジュアル ボイス メールの設定方法と同期する方法の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Voice-Mail Profile Configuration」の章を参照してください。
特定のユーザまたはグループに対するビジュアル ボイス メールの設定
手順
ステップ 1 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で、 を選択します。 ステップ 2 検索対象のユーザに関連付けるデバイスを選択します。 ステップ 3 [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] ウィンドウで、[ボイスメール サーバ(プライマリ)(Voicemail Server (Primary))] フィールドに次の情報を入力します。 ステップ 4 変更を保存し、[設定の適用(Apply Config)] をクリックします。 ステップ 5 [リセット(Reset)] と [リスタート(Restart)] を選択して、新しい設定をデバイスに配信します。 ステップ 6 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] からデバイス上のセキュア メッセージを許可するには、 を選択し、[CUMIを介したセキュア メッセージ録音へのアクセスを許可する(Allow Access to Secure Message Recordings through CUMI)] と [CUMI 経由のメッセージ添付ファイルを許可する(Allow Message Attachments through CUMI)] の両方を有効にします。 ステップ 7 ディレクトリの画像をビジュアル ボイス メールに設定するよう Cisco Unified Communications Manager を設定するには、 を選択し、[企業画像ディレクトリ フィールド(Company Photo Directory Field)] に企業の画像ディレクトリの URL を入力します。 ビジュアル ボイス メールの設定方法と同期する方法の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Voice-Mail Profile Configuration」の章を参照してください。
機能ボタン
機能管理ポリシーの設定
手順機能管理ポリシー設定でテレフォニー機能を有効または無効にすることで、Cisco DX シリーズ デバイスでの一部のテレフォニー機能の表示を制限できます。 機能管理ポリシー設定で機能を無効にすると、その機能へのユーザのアクセスが制限されます。
ステップ 1 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で、 を選択します。 [機能管理ポリシーの検索と一覧表示(Find and List Feature Control Policy)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 [新規追加(Add New)] をクリックして、一連のポリシーを定義します。 ステップ 3 次の設定値を入力します。 ステップ 4 [保存(Save)] をクリックします。 ステップ 5 次の設定にポリシーを含めることで、ポリシーを Cisco DX シリーズ デバイスに適用します。
機能管理ポリシーのデフォルト値
次の表に、ユーザが設定できる機能、およびデフォルト値機能のリストを示します。
表 2 機能管理ポリシーのデフォルト値 機能 デフォルト値 割込み 有効 折り返し 有効 コール ピックアップ 無効 会議リスト 有効 転送(アラート) 無効 転送(接続) 無効 不在転送 有効 グループ コール ピックアップ 無効 ミートミー 無効 モビリティ 無効 他のコール ピックアップ 無効 パーク 無効 リダイヤル 有効 発信者の報告 無効 品質の報告 無効 スピード ダイヤル 有効 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Feature Control Policy Setup」の章を参照してください。
電話ボタン テンプレート
電話ボタン テンプレートの変更
手順電話サービスの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「IP Phone Services Setup」の章を参照してください。 回線ボタンの設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Cisco Unified IP Phone Setup」の章および「Configuring Speed-Dial Buttons」の項を参照してください。
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で、 を選択します。 ステップ 2 [検索(Find)] をクリックします。 ステップ 3 デバイス モデルを選択します。 ステップ 4 [コピー(Copy)] を選択し、新しいテンプレートの名前を入力して、[保存(Save)] を選択します。 [電話ボタン テンプレートの設定(Phone Button Template Configuration)] ウィンドウが表示されます。 ステップ 5 割り当てるボタンを確認して、機能が表示されるドロップダウン リストから、その回線に関連付ける [サービス URL(Service URL)] を選択します。 ステップ 6 [保存(Save)] をクリックして、サービス URL を使用する新しい電話ボタン テンプレートを作成します。 ステップ 7 ウィンドウを開きます。 を選択して、デバイスの [電話の設定(Phone Configuration)] ステップ 8 [電話ボタン テンプレート(Phone Button Template)] ドロップダウン リストから、新しい電話ボタン テンプレートを選択します。 ステップ 9 [保存(Save)] をクリックして変更を保存し、次に [リセット(Reset)] をクリックして変更を実装します。 これでユーザが、セルフ ケア ポータルにアクセスして、デバイスのボタンにサービスを関連付けられるようになりました。
製品固有オプションの設定
[Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] では、次のウィンドウでデバイスに対してプロダクト固有の設定パラメータの一部を設定できます。
[エンタープライズ電話の設定(Enterprise Phone Configuration)] ウィンドウ( )
ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 部分にある、[共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ウィンドウ( )
ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 部分にある、[デバイス電話機設定(Device Phone Configuration)] ウィンドウ( )
表 3 Cisco DX シリーズ 製品固有の設定オプション 機能
説明
スピーカーフォンを無効にする(Disable Speakerphone)
スピーカーフォン機能のみ無効にします。 スピーカーフォン機能を無効にしても、ヘッドセットには影響しません。 ハンドセットまたはヘッドセットで回線とスピード ダイヤルを使用できます。
デフォルト:False
スピーカーフォンとヘッドセットを無効にする(Disable Speakerphone and Headset)
すべてのスピーカー フォン機能およびヘッドセット マイクを無効にします。
デフォルト:False
USB の無効化(Disable USB)
デバイスで USB ポートを無効にします。
デフォルト:False
SDIO
デバイス上の SDIO デバイスが有効になっているか無効になっているかを示します。
デフォルト:無効
Bluetooth
デバイス上の Bluetooth サービスが有効になっているか無効になっているかを示します。
デフォルト:有効
Bluetooth 連絡先のインポートを許可(Allow Bluetooth Contacts Import)
ユーザは Bluetooth デバイスから連絡先とコール履歴をインポートし、同期できます。
デフォルト:有効
Bluetooth モバイル ハンズフリー モードを許可(Allow Bluetooth Mobile Handsfree Mode)
ユーザはデスク電話で携帯電話回線を使用できます。
デフォルト:有効
ディスプレイ非点灯日(Days Display Not Active)
ユーザは、バックライトをデフォルトでオフのままにする日を指定できます。
デフォルト:米国の企業顧客の場合、通常は土曜日と日曜日
(注) リストには、曜日すべてが含まれます。 土曜日と日曜日にバックライトをオフにするには、Ctrl キーを押したままにして [土曜日(Saturday)] と [日曜日(Sunday)] を選択します。
ディスプレイ点灯時刻(Display On Time)
オフ スケジュールに一覧表示されている日において、ディスプレイを自動的にオンにする時刻を示します。
デフォルト:07:30
最大長:5
(注) 24 時間形式で入力します。00:00 は一日の始まりで、23:59 が一日の終わりを表します。
ディスプレイ点灯継続時間(Display On Duration)
プログラムされた時刻にディスプレイがオンになった後、ディスプレイのアクティブな状態を保つ時間の長さを示します。
デフォルト:10:30
最大長:5
(注) 最大値は 24 時間です。 この値は、時間と分の形式で指定します。 たとえば、"01:30" では 1 時間 30 分にわたってディスプレイがオンになります。
着信コール時に点灯(Display On When Incoming Call)
デバイスがスクリーン セーブ モードの場合にこの機能を有効にすると、コールを着信した時点でディスプレイがオンになります。
デフォルト:有効
Power Save Plus の有効化(Enable Power Save Plus)
Power Save Plus 機能を有効にするには、スケジュールで、デバイスの電源をオフにする日を選択します。 Ctrl キーを押しながら日をクリックすると、Power Save Plus を実行する日を複数選択できます。 Power Save Plus モードでは 1 つのキーを点灯させるだけの電力が維持されます。 デバイスのその他の機能はすべてオフになります。 Power Save Plus モードは、[電話をオンにする時刻(Phone On Time)] と [電話をオフにする時刻(Phone Off Time)] フィールドで指定された期間、デバイスをオフにします。 この期間は、通常、組織の通常の運用時間外です。 点灯しているキーをユーザが押すと、デバイスが完全にオンになります。 点灯しているキーを押すと、電話機の電源が再投入され、完全に動作可能になる前に Unified CM に再登録されます。 このフィールドの日を選択すると、次の、E911 の問題を示す通知が表示されます。 Power Save Plus を有効にすることで、この通知で指定された条件に同意します。
Power Save Plus モードが有効である間は、モードに設定されたエンドポイントは、緊急コールでは無効で、インバウンド コールの受信ができません。 このモードを選択すると、次に同意したことになります。
このモードが有効である間、非常発着信コールの代替手段を提供するすべての責任をお客様が負うものとします。
シスコはお客様によるモードの選択に関連する責任を負わず、モードの有効化に関連するすべての責任はお客様が負うものとします。
コール、発信、およびその他に対するこのモードの影響に関するすべての情報をユーザに通知します。
デフォルト:選択された日なし
電話機をオンにする時刻(Phone On Time)
このフィールドでは、[Power Save Plusを有効にする(Enable Power Save Plus)] リスト ボックスで選択された日に自動的にデバイスがオンになる時刻を指定します。 時刻を 24 時間形式で入力します。00:00 は午前 0 時を表します。 たとえば、午前 7:00(0700)に電話機を自動的にオンにするには、7:00 と入力します。 午後 2 時(1400)に電話機をオンにするには、14:00 と入力します。このフィールドがブランクの場合、デバイスは 00:00 に自動的にオンになります。
デフォルト:0:00
最大長:5
電話機をオフにする時刻(Phone Off Time)
このフィールドは、[Power Save Plusを有効にする(Enable Power Save Plus)] リスト ボックスで選択された日にデバイスがオフになる時刻を指定します。 時:分の形式で時間を入力します。 このフィールドがブランクの場合、デバイスは午前 0 時(00:00)に自動的にオフになります。
(注) [電話をオンにする時刻(Phone On Time)] がブランク(または 00:00)の場合、もしくは [電話をオフにする時刻(Phone Off Time)] がブランク(または 24:00)の場合、EnergyWise でオーバーライドを送信可能にしない限り、デバイスでは実質的に Power Save Plus 機能が無効なままの状態が継続されます。 デフォルト:24:00
最大長:5
電話機をオフにするアイドル タイムアウト(Phone Off Idle Timeout)
このフィールドは、デバイスの電源をオンにデバイスが給電側機器(PSE)を要求するまでにデバイスがアイドル状態になっている必要がある分数を表します。 このフィールドの値は、次の場合に有効になります。音声アラートを有効にする(Enable Audio Alert)
このチェックボックスがオンの場合、[電話をオフにする時刻(Phone Off Time)] フィールドで指定された時刻の 10 分前に音声アラートを再生するようにデバイスに指示します。 デフォルトではディセーブルになっています。 このチェックボックスが表示されるのは、[Power Save Plus の有効化(Enable Power Save Plus)] リストボックスで 1 日以上が選択されている場合だけです。
EnergyWise ドメイン(EnergyWise Domain)
このフィールドでは、デバイスが参加している EnergyWise ドメインを定義します。 EnergyWise ドメインは、Power Save Plus 機能で必要となります。 [Power Save Plus の有効化(Enable Power Save Plus)] リスト ボックスで日数を選択した場合は、EnergyWise ドメインを用意する必要があります。 デフォルトは空白です。
最大長:127
EnergyWise Endpoint Security Secret
このフィールドは、EnergyWise ドメイン内で通信するために使用するパスワード(共有秘密)を定義します。 EnergyWise ドメインと秘密は、Power Save Plus 機能で必要となります。 [Power Save Plus の有効化(Enable Power Save Plus)] リスト ボックスで日数を選択した場合は、EnergyWise ドメインと秘密を用意する必要があります。 デフォルトは空白です。
最大長:127
EnergyWise オーバーライドを許可(Allow EnergyWise Overrides)
このチェックボックスにより、電話機に電源レベルの更新を送信するための EnergyWise ドメイン コントローラのポリシーを許可するかどうかを決定します。 次の条件が適用されます。最初に、1 日以上、[Power Save Plus の有効化(Enable Power Save Plus)] フィールドで選択する必要があります。 [Power Save Plus を有効にする(Enable Power Save Plus)] リスト ボックスで日を選択しないと、EnergyWise からのデバイスをオフにする指示は無視されます。 第二に、Unified CM の管理での設定は、EnergyWise がオーバーライドを送信した場合でも、スケジュールどおりに有効になります。 たとえば、[ディスプレイをオフにする時刻(Display Off Time)] が 22:00(午後 10 時)に設定されていると仮定すると、[ディスプレイをオンにする時刻(Display On Time)] フィールドの値は 06:00(午前 6 時)となり、[Power Save Plus の有効化(Enable Power Save Plus)] では 1 日以上が選択されています。 20:00(午後 8 時)にデバイスをオフにするように EnergyWise で指示した場合、この指示は、[電話をオンにする時刻(Phone On Time)] で設定された午前 6 時まで有効になります(ユーザによる介入が発生しないと仮定した場合)。午前 6 時になると、デバイスがオンになり、[Unified CM の管理(Unified CM Administration)] で設定された電力レベル変更の受信を再開します。 電力レベルをデバイスで再び変更するには、EnergyWise は電力レベル変更コマンドを新たに再発行する必要があります。 また、すべてのユーザ操作が有効になるため、EnergyWise によりデバイスの電源オフが指示された後でユーザがキーを押すと、その結果としてデバイスの電源がオンになります。 デフォルトでは、オフになっています。
録音トーン(Recording Tone)
録音トーンをデバイスで有効にするか無効にするかを設定するために使用できます。
デフォルト:無効
録音トーンのローカル音量(Recording Tone Local Volume)
ローカル通話者が聞く録音トーンの音量を設定するために使用できます。 この音量設定は再生に使用される実際のデバイス(ハンドセット、スピーカ フォン、ヘッドセット)に関係なく適用されます。 音量設定は 0% ~ 100% の範囲内でなければなりません。0% ではトーンなし、100% では現在の音量設定と同じレベルになります。 デフォルト値は 100% です。
録音トーンのリモート音量(RecordingTone Remote Volume)
リモート通話者が聞く録音トーンの音量を設定するために使用できます。 音量設定は 0% ~ 100 % の範囲内でなければなりません。0% では -66dBM 未満、100% では -4dBM です。 デフォルト値は -10dBM または 50% です。
録音トーンの長さ(Recording Tone Duration)
録音トーンがオーディオ ストリームに挿入される時間をミリ秒単位で指定します。 このパラメータはデフォルトでこのフィールドのネットワーク ロケール ファイルの値に設定されます。 このパラメータの有効な値の範囲は 1 ~ 3000 ミリ秒です。
G.722 コーデックと iSAC コーデックをアドバタイズする(Advertise G.722 and iSAC Codecs)
コール アプリケーションがワイドバンド コーデックを Cisco Unified Communications Manager にアドバタイズするかどうかを示します。
コーデックのネゴシエーションでは、次の 2 つの手順が実行されます。
コール アプリケーションは、サポートされるコーデックを Cisco Unified Communications Manager にアドバタイズする必要があります。
Cisco Unified Communications Manager が、コール試行に関連するすべてのデバイスからサポートされるコーデックのリストを取得すると、リージョン ペア設定などのさまざまな要因に基づいて一般にサポートされるコーデックが選択されます。
[システムデフォルトの使用(Use System Default)]
有効な値は、次のとおりです。
- [システム デフォルト(System Default)]:コール アプリケーションは、[G.722 コーデックと iSAC コーデックをアドバタイズする(Advertise G.722 and iSAC Codecs)] エンタープライズ パラメータで指定された設定に従います。
- [無効(Disabled)]:コール アプリケーションはワイドバンド コーデックを Cisco Unified Communications Manager にアドバタイズしません。
- [有効(Enabled)]:コール アプリケーションはワイドバンド コーデックを Cisco Unified Communications Manager にアドバタイズします。
ビデオ コール(Video Calling)
有効になっている場合、デバイスがビデオ コールに参加することを示します。
デフォルト:有効
デバイス UI プロファイル(Device UI Profile)
デバイスのユーザ インターフェイスの特性を変更し、特定のユーザ個人(基本ビデオ発信者(簡易モード)または一般コラボレーション ユーザ(拡張モード)など)に合わせて最適化します。
デフォルト:シンプル(Simple)
Wifi
デバイス上の Wi-Fi が有効になっているか無効になっているかを示します。
(注) エンタープライズ設定と共通設定の場合、Wifi パラメータはデフォルト値(有効)に設定され、[共通設定の上書き(Override Common Settings)] チェックボックスがオンにされます。
(注) デバイス設定の場合、Wifi パラメータはデフォルト値(Enabled)のままにされますが、[共通設定の上書き(Override Common Settings)] チェックボックスはオンにされません。
ヒント シスコは、企業のポリシーですべてのデバイスの WiFi のデフォルトを Disabled に設定する場合を除いて、企業および一般的なレベルの導入環境のデフォルト設定が Disabled になっている場合、WiFi パラメータが Enabled に設定されているデバイスの新しい共通の電話プロファイルを作成することを推奨します。
デフォルト:有効
PC ポート(PC Port)
PC ポートを有効にするか無効にするかを指定します。
デフォルト:有効
PC ポートへのスパン(Span to PC Port)
PC ポートで送受信されるパケットを転送するかどうかを表示します。
(注) 診断目的で使用されるモニタリングと記録用のアプリケーション、ネットワーク パケットキャプチャ ツールなど、デバイス トラフィックのモニタリングを必要とするアプリケーションが PC ポート上で実行されている場合は、[有効(Enabled)] を選択します。 この機能を使用するには、PC ボイス VLAN へのアクセスを有効にする必要があります。
デフォルト:無効
PC Voice VLAN へのアクセス(PC Voice VLAN Access)
PC ポートに接続されているデバイスがボイス VLAN へのアクセスを許可されるかどうかを示します。
(注) ボイス VLAN アクセスを無効にすると、接続されている PC でボイス VLAN 上のデータを送受信できなくなります。 また、デバイスで送受信されたデータを PC で受信することもできなくなります。
デフォルト:有効
PC ポートのリモート設定(PC Port Remote Configuration)
デバイスの PC ポートの速度とデュプレックスのリモート設定を許可します。
デフォルト:無効
スイッチ ポートのリモート設定(Switch Port Remote Configuration)
デバイスのスイッチ ポートの速度とデュプレックスのリモート設定を許可します。 これは、デバイス上での手動設定よりも優先されます。
デフォルト:無効
Unified CM 接続障害の検出(Detect Unified CM Connection Failure)
このフィールドでは、Unified CM/SRST のバックアップへのデバイスのフェールオーバーが発生する前の最初のステップである、Cisco Unified Communications Manager(Unified CM)への接続障害を検出するための電話機の感度を決定します。 有効な値は [標準(Normal)](Unified CM 接続障害の標準システム レートで発生の検出)または [遅延(Delayed)](Unified CM 接続のフェールオーバーの、通常よりも約 4 倍の遅延での発生の検出)を指定します。 Unified CM 接続エラーの高速認識のためには、[標準(Normal)] を選択します。 接続を再確立できるようするためにフェールオーバーを少し遅らせる場合は、[遅延(Delayed)] を選択します。 [標準(Normal)] と [遅延(Delayed)] の接続エラー検出の正確な時間の差は、常に変化する多数の変数に応じて異なります。 これは、有線イーサネット接続にだけ適用されます。
デフォルト:標準(Normal)
Gratuitous ARP
デバイスが Gratuitous ARP 応答から MAC アドレスを学習するかどうかを示します。
(注) Gratuitous ARP を受信するデバイス機能を無効にすると、この仕組みを使って音声ストリームのモニタリングおよび記録を行うアプリケーションが機能しなくなります。
デフォルト:無効
Cisco Discovery Protocol(CDP):スイッチ ポート(Cisco Discovery Protocol (CDP): Switch Port)
管理者は、スイッチ ポート上で CDP を有効または無効にできます。
警告 デバイスがシスコ以外のスイッチに接続する場合にのみ、ネットワーク ポート上で CDP を無効にします。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』を参照してください。
デフォルト:有効
Cisco Discovery Protocol(CDP):PC ポート(Cisco Discovery Protocol (CDP): PC Port)
CDP が PC ポートでサポートされるかどうかを示します。
デフォルト:有効
Link Layer Discovery Protocol - Media Endpoint Discover(LLDP-MED):スイッチ ポート(Link Layer Discovery Protocol - Media Endpoint Discover(LLDP-MED): Switch Port)
管理者は、スイッチ ポート上でリンク層検出プロトコル(LLDP-MED)を有効または無効にできます。
デフォルト:有効
Link Layer Discovery Protocol(LLDP):PC ポート(Link Layer Discovery Protocol(LLDP): PC Port)
管理者は、PC ポート上でリンク層検出プロトコル(LLDP)を有効または無効にできます。
デフォルト:有効
LLDP アセット ID(LLDP Asset ID)
管理者は、リンク層検出プロトコル用のアセット ID を設定できます。
最大長:32
LLDP 電源優先度(LLDP Power Priority)
管理者は、リンク層検出プロトコル用の電源優先度を設定できます。
デフォルト:不明
電力ネゴシエーション(Power Negotiation)
管理者は、電力ネゴシエーションを有効または無効にできます。
(注) 電力ネゴシエーション機能は、電力ネゴシエーションをサポートしているスイッチにデバイスが接続されると有効になります。 一方、スイッチが電力ネゴシエーションに対応していない場合は、アクセサリの電源を PoE+ で投入する前に、電力ネゴシエーション機能を無効にしてください。
デフォルト:有効
自動ポート同期(Automatic Port Synchronization)
電話で PC ポートおよび SW ポートを同じ速度およびデュプレックスに同期することを有効にします。 自動ネゴシエート用に設定されたポートだけが速度を変更します。
デフォルト:無効
802.1X 認証(802.1x Authentication)
802.1x 認証機能のステータスを指定します。 オプション
- [有効(Enabled]:デバイスは 802.1X 認証を使用してネットワーク アクセスを要求します。
- [無効(Disabled)]:デフォルト設定。デバイスは CDP を使用して VLAN およびネットワークにアクセスします。
デフォルト:ユーザ制御
常時 VPN(Always On VPN)
常にデバイスが VPN AnyConnect クライアントを起動し、Cisco Unified Communications Manager の設定済みの VPN プロファイルで接続を確立するかどうかを示します。
デフォルト:False
デバイス上に VPN パスワードを保存(Store VPN Password on Device)
このパラメータは VPN パスワードがデバイスに保存できるかどうかを制御します。 この値はパスワード永続性が連携できるように設定されている場合にのみ使用されます。 無効の場合、ユーザの VPN パスワードはメモリに格納され、以降の接続で自動的に再送信されます。 ただし、デバイスの再起動時は、VPN パスワードを再入力する必要があります。 有効の場合、ユーザの VPN パスワードはデバイスに保存され、再起動時も保持されます。
デフォルト:False
ユーザ定義 VPN プロファイルの許可(Allow User-Defined VPN Profiles)
ユーザが AnyConnect VPN クライアントを使用して VPN プロファイルを作成できるかどうかを制御します。 無効にすると、ユーザは VPN プロファイルを作成できません。
デフォルト:True
画面ロックが必要(Require Screen Lock)
デバイス上で画面ロックが必要かどうかを示します。 オプション
- ユーザ制御。
- PIN:数字のパスワードで、少なくとも 4 桁の長さが必要です。
- パスワード(Password):英数字のパスワード。4 文字以上の英数字で構成され、そのうちの 1 文字は数字以外の文字とし、さらに 1 文字は大文字にする必要があります。
デフォルト:PIN
画面ロック タイムアウトの最大値(Maximum Screen Lock Timeout)
デバイスによって画面が自動的にロックされるまでの最大アイドル時間を秒単位で示します。 画面がロックされると、画面のロックを解除する際にユーザ パスワードが要求されます。
デフォルト:600
最小値:15
最大値:1800
ディスプレイがオンの時刻に画面ロックを強制(Enforce Screen Lock During Display-On Time)
このパラメータは、Cisco Unified Communications Manager で設定された期間後もデバイスがロックされないような、ユーザが業務時間全体でこれらのデバイスを自由に使用できる、消極的なロック ポリシーを提供します。 作業後、デバイスはポリシーの定義に従ってロックし、権限のないユーザがアクセスすることを防ぎます。 デバイスは、会議または昼休みのためのユーザ制御の手動ロック オプション(電源ボタン)を常にサポートしています。 デバイスは、ユーザが次の使用時に PIN/パスワードを入力するまでロックされたままとなります。 [オン(ON)]:デバイスは業務時間中またはディスプレイ点灯時刻の間はロックされます(デフォルト設定)。 [オフ(OFF)]:デバイスは、ディスプレイ消灯時刻または業務時間後のみに、上に示されている日付/時刻設定に基づいてロックされます。
デフォルト:True
(注) このパラメータを無効にすると、デバイスにインストールされているロック画面のタイムアウトに関連するサードパーティ デバイス管理ポリシーがすべてオーバーライドされます。 音声コール中のデバイスのロック(Lock Device During Audio Call)
デバイスが充電状態になり、アクティブな音声コールが行われている場合、管理者は画面ロック PIN 強制タイマーをオーバライドし、音声コール中は画面をアクティブなままにすることができます。 画面ロック タイマーは音声コールが完了し、タイマーの時間を超過すると有効になります。
デフォルト:無効
Kerberos サーバ(Kerberos Server)
Web プロキシ Kerberos の認証サーバ。
最大長:256
Kerberos レルム(Kerberos Realm)
Kerberos Web プロキシの認証レルム。
最大長:256
ロード サーバ(Load Server)
デバイスが、定義されている TFTP サーバではなく、代替サーバを使用して、ファームウェア ロードとアップグレードを取得することを示します。
デフォルト:ローカル サーバのホスト名または IP アドレス
最大長:256
ピア ファームウェア共有(Peer Firmware sharing)
サブネット内の 1 台のデバイスがイメージ ファームウェア ファイルを取得し、それを各ピアに配布できるようにするためのピアツーピア イメージ配信を有効または無効にします。
デフォルト:有効
ログ サーバ(Log Server)
ログ メッセージの送信先となるリモート システムの IP アドレスとポートを指定します。
デフォルト:リモート システムの IP アドレス。
最大長:32
ログのプロファイル(Log Profile)
事前定義されたデバッグ コマンドをリモートで実行します。
デフォルト:プリセット
Web アクセス(Web Access)
デバイスが Web ブラウザまたはその他の HTTP クライアントからの接続を受け入れるかどうかを示します。
デフォルト:無効
SSH アクセス(SSH Access)
このパラメータは、デバイスが SSH 接続を受け入れるかどうかを示します。 デバイスの SSH サーバ機能を無効にすると、デバイスへのアクセスはブロックされます。
デフォルト:無効
Android Debug Bridge (ADB)
デバイス上で ADB を有効または無効にします。
[有効(Enabled)]、[無効(Disabled)]、または [ユーザ制御(User Controlled)] に設定できます。
デフォルト:無効
マルチユーザ(Multi-User)
デバイスのマルチユーザが有効になっているか無効になっているかを示します。
デフォルト:無効
未知の提供元からのアプリケーションを許可(Allow Applications from Unknown Sources)
URL から、あるいは電子メール、インスタント メッセージ(IM)、または Secure Digital(SD)カード経由で受け取った Android アプリケーション パッケージ ファイル(APK)から、ユーザが Android アプリケーションをデバイス上にインストールできるかどうかを制御します。
[有効(Enabled)]、[無効(Disabled)]、または [ユーザ制御(User Controlled)] に設定できます。
デフォルト:無効
Google Play からのアプリケーションを許可(Allow Applications from Google Play)
ユーザが Google Play から Android アプリケーションをインストールできるかどうかを制御します。
(注) Google Play にあるアプリケーションによっては、GPS または背面カメラなどの Cisco DX シリーズデバイスで利用できないハードウェア要件がある場合があります。 シスコはサードパーティのサイトからダウンロードされたアプリケーションの動作を保証しません。 デフォルト:False
Cisco UCM アプリケーション クライアントの有効化(Enable Cisco UCM App Client)
アプリケーション クライアントがデバイス上で動作するかどうかを制御します。 アプリケーション クライアントが有効になっている場合、ユーザは、Cisco Unified Communications Manager からインストールするアプリケーションを選択できます。
デフォルト:False
背景イメージ(Background Image)
このパラメータは、デフォルトの壁紙ファイルを指定します。 このパラメータを有効にすると、管理者だけが、電話機の壁紙リストへのエンド ユーザ アクセスを無効にできます。
最大長:64
企業画像ディレクトリ(Company Photo Directory)
デバイスがユーザを問い合わせ、そのユーザの画像を取得できる URL を指定します。
例:http://www.cisco.com/dir/photo/zoom/%%uid%%(uid は従業員のユーザ ID です)
デフォルト:画像ディレクトリ URL
最大長:256
ボイスメール サーバ(プライマリ)(Voicemail Server (Primary))
プライマリ ビジュアル ボイスメール サーバのホスト名または IP アドレス。
デフォルト:プライマリ ビジュアル ボイスメール サーバの IP アドレス。
最大長:256
ボイスメール サーバ(バックアップ)(Voicemail Server (Backup))
バックアップ ビジュアル ボイスメール サーバのホスト名または IP アドレス。
デフォルト:バックアップ ビジュアル ボイスメール サーバの IP アドレス。
最大長:256
プレゼンスとチャットのサーバ(プライマリ)(Presence and Chat Server (Primary))
プライマリ プレゼンス サーバのホスト名または IP アドレス。
デフォルト:プライマリ プレゼンス サーバの IP アドレス。
最大長:256
プレゼンスとチャットのサーバのタイプ(Presence and Chat Server Type)
デバイスが使用するプレゼンスおよび IM のセカンダリ サーバのタイプを指定します。
[Cisco Unified Presence] または [Cisco WebEx Connect] に設定できます。
デフォルト:Cisco WebEx Connect
プレゼンスとチャットのシングル サインオン(SSO)ドメイン(Presence and Chat Single Sign-On (SSO) Domain)
企業に対するシングルサインオン(SSO)認証を実施するために Cisco WebEx Connect Cloud で使用されるエンタープライズ ドメイン。
デフォルト:空白フィールド
最大長:256
マルチ ユーザ URL(Multi-User URL)
このパラメータは、エクステンション モビリティ サーバの URL を指定します。
最大長:256
Expressway サインインに対するユーザ クレデンシャルの永続性(User Credentials Persistent for Expressway Sign In)
このパラメータは、Expressway クレデンシャルをデバイスに保存できるかどうかを制御します。
デフォルト:無効
カスタマー サポートのアップロード URL(Customer support upload URL)
ユーザがエンドポイントの「問題レポート ツール」から問題レポート ファイルを送信できる、送信先サーバ アドレスを設定します。
最大長:256
(注)
設定の詳細については、『Cisco DX Series Wireless LAN Deployment Guide』を参照してください。
ビデオ送信解像度のセットアップ
Cisco DX シリーズ デバイスは、高解像度マルチタッチ カラー LCD と内蔵カメラを介してビデオ コールをサポートします。 デバイスでビデオを送受信するには、Cisco Unified Communications Manager でビデオ機能を有効にする必要があります。
(注)
[ビデオ コール(Video Calls)] オプションが [オフ(Off)] に設定されていると、[ビデオの自動転送(Auto Transmit Video)] がグレー表示されます。 [通話設定(Call settings)] メニューの下にあるすべてのビデオ設定は、[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] ウィンドウで [ビデオ コール(Video Calling)] が無効になっているとグレー表示されます。
表 4 ビデオ送信解像度と機能 ビデオのタイプ ビデオ解像度 FPS ビデオ ビット レート(帯域幅) DX650 外部カメラ サポート 240p 432 X 240 15 64 ~ 149 kbps はい。ただし、Logitech C930e では 424 x 240 の解像度を使用します。 240p 432 X 240 30 150 ~ 299 kbps はい。ただし、Logitech C930e では 424 x 240 の解像度を使用します。 360p 640 X 360 30 300 ~ 599 kbps はい 480p 848 X 480 30 600 ~ 799 kbps はい。ただし、Logitech C920-C では 864 X 480 の解像度を使用します。 576p 1024 X 576 30 800 ~ 1299 kbps はい 600p 1024 X 600 30 800 ~ 3000 kbps いいえ 720p 1280 X 720 30 900 ~ 1999 kbps はい 1080p 1920 X 1080 30 2000 ~ 4000 kbps はい CIF 352 X 288(4:3) 30 64 ~ 299 kbps はい VGA 640 X 480(4:3) 30 400 ~ 1500 kbps はい
(注)
外部カメラは、600p などのこれらの一部の解像度をサポートしません。外部カメラが実行できる最小ビット レートは 64 kbps です。
(注)
Cisco DX650 が Logitech C920-C Webcam を使ってコールを実行し、リモート デバイスがパケット化モード 0 だけをサポートする場合、最大送信解像度は 640 X 360 です。 パケット化モード 1 を使用する場合、最大送信解像度は 1920 X 1080 です。
(注)
Cisco DX シリーズ デバイスの VGA での最適解像度は w360p です。400 kbps ~ 999 kbps までの帯域幅の場合、デバイスは w360p を送信します。
インスタント メッセージングとプレゼンスのセットアップ
インスタント メッセージおよびプレゼンスを使用すると、ユーザは、時間、場所、デバイスを問わず通信できるようになります。 Cisco DX シリーズ デバイスは Cisco Unified Presence または WebEx バック エンド サーバのどちらかで Jabber IM をサポートします。 セキュリティ上の理由から、クラウドベースの IM およびプレゼンス トラフィックは、プロキシ経由でルーティングされます。
インスタント メッセージングとプレゼンスは、デバイスの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] ウィンドウにおいてデバイス レベル、グループ レベル、またはエンタープライズ レベルで設定されます。 プレゼンスと IM のサーバ(プライマリ)およびプレゼンスと IM のサーバ(バックアップ)のホスト名または IP アドレスを入力し、プレゼンスと IM のサーバのタイプを指定します。
アプリケーションの設定
ユーザは、アプリケーションをダウンロードして、デバイスの機能をカスタマイズしたり、拡張したりできます。 アプリケーションは、Google Play から入手できます。 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)]は、次のパラメータ([プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] ウィンドウ内)の設定を通じてアプリケーションへのアクセスを提供します。
[未知の提供元からのアプリケーションを許可(Allow Applications from Unknown Sources)]:ユーザが Google Play 以外の提供元からアプリケーションをインストール可能かどうかを制御します。
[Google Play からのアプリケーションを許可(Allow Applications from Google Play)]: Google Play からユーザがアプリケーションをインストールする機能を制御します。
Cisco UCM アプリケーション クライアントの有効化(Enable Cisco UCM App Client): Cisco Unified Communications Manager からアプリケーションをプッシュする管理者機能を制御します。
UCM アプリケーションは、Cisco Unified Communications Manager で作成された Android アプリケーションの登録、または登録解除に使用できるデバイス上のクライアントです。 このクライアントは、Cisco Unified Communications Manager からの Android アプリケーションの登録または登録解除と同じ機能を提供しますが、デバイスからこれを実行することができるようになります。
Cisco UCM アプリケーション クライアントの有効化
手順
ステップ 1 [デバイス設定(Device Configuration)] ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションで、[Cisco UCM アプリケーション クライアントの有効化(Enable Cisco UCM App Client)] チェックボックスをオンにします。 ステップ 2 [保存(Save)] をクリックします。 ステップ 3 [設定の適用(Apply Config)] をクリックします。 この操作によって、デバイスに UCM アプリケーション クライアントをインストールします。
UCM アプリケーション クライアントがデバイスにインストールされると、デバイス ユーザは UCM アプリケーション クライアントログインするときに Cisco Unified Communications Manager に作成されるアプリケーションを登録、または登録解除できます。
UCM アプリケーションにログインするエンド ユーザの作成
手順
ステップ 1 エンド ユーザを作成します。 (新規エンド ユーザを作成するには、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で、 を選択します。) ステップ 2 [制御するデバイス(Controlled Devices)] でデバイスがエンド ユーザに対して表示されるように、エンド ユーザとデバイスを関連付けます。 ステップ 3 エンド ユーザに標準 CCM エンド ユーザに権限を割り当てます。 ステップ 4 デバイスの [デバイス設定(Device Configuration)] ウィンドウで、[オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドに、このエンド ユーザを割り当てます。
UCM アプリケーションでのユーザ登録
手順
ステップ 1 エンド ユーザ資格情報を使用して、デバイスで UCM アプリケーションにログインします。 ログイン成功時に UCM アプリケーションは、Cisco Unified Communications Manager で作成されたすべての Android アプリケーションを表示します。
ステップ 2 アプリケーションへの登録を行うには、アプリケーション名の横にあるチェックボックスをオンにします。 この操作は、デバイスのアプリケーションのダウンロードとインストールをトリガーします。
(注) アプリケーションによっては最新の詳細情報をユーザに表示します。 チェックボックスをオンにするか、またはアプリケーションを選択すると、ユーザに 2 番目の画面が表示されます。 これらのアプリケーションを登録するには、2 番目の画面のボックスをオンにし、[戻る(Back)] をタップします。 この操作によって、インストールが開始します。
ステップ 3 アプリケーションの登録を解除するには、アプリケーション名の横のチェックボックスをオフにします。
Unified Communications Manager からの Android APK ファイルのプッシュ
手順Cisco Unified Communications Manager から Android APK ファイルをプッシュするには、まずアプリケーションを電話機サービスとして設定し、サービスにデバイスを登録します。
ステップ 1 次の apktool を使用して APK から AndroidManifest ファイルを抽出します。 ステップ 2 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications ManagerAdministration)] で Android サービスを追加します。 ステップ 3 Android サービスにデバイスを登録します。
Cisco Unified Communications Manager Administration での Android サービスの追加
手順
ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager Administration で、 を選択します。 ステップ 2 [新規追加(Add New)] をクリックします。 ステップ 3 [サービス名(Service Name)] フィールドに、APK から抽出された AndroidManifest ファイルのパッケージ名と一致する名前を入力します。 ステップ 4 [サービスカテゴリ(Service Category)] ドロップダウン リスト ボックスで、[Android APK] を選択します。 ステップ 5 このウィンドウのその他のフィールドは任意です。AndroidManifest ファイルに表示される情報を入力できます。 ステップ 6 [有効(Enable)] チェックボックスをオンにします。 ステップ 7 [保存(Save)] をクリックします。
Android Phone サービスへのデバイスの登録
はじめる前に手順Android Phone サービスにデバイスを登録する前に、Android Phone サービスを Cisco Unified Communications Manager に追加する必要があります。
ステップ 1 [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] で、 を選択します。 ステップ 2 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウに、Android Phone サービスに登録するデバイスが表示されます。 ステップ 3 ユーザが選択したデバイスの [デバイス名(Device Name)] エントリをクリックします。 ステップ 4 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで、[関連リンク(Related Links)] ドロップ ダウン リスト ボックスから、[サービスの登録/登録解除(Subscribe/Unsubscribe Services)] を選択します。 そのデバイスの [登録済みの Cisco IP Phone サービス(Subscribed Cisco IP Phone Services)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 そのデバイスの [登録済みの Cisco IP Phone サービス(Subscribed Cisco IP Phone Services)] ウィンドウで、[サービスの選択(Select a Service)] ドロップ ダウン リスト ボックスから作成したサービスを選択します。 この操作は、指定したサービスへのデバイスの登録をトリガーします。
ステップ 6 [次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 7 [登録(Subscribe)] をクリックします。