SIOC 管理

SIOC 管理 Cisco UCS Manager

Cisco UCS Manager を使用して Cisco UCS ドメイン 内のすべてのシステム I/O コントローラ(SIOC)を管理およびモニタできます。

SIOC の削除または交換

シャーシから SIOC の取り外しや交換ができます。SIOC の取り外しと交換はサービスに影響する操作であるため、シャーシ全体の電源をオフにする必要があります。

SIOC の取り外しのガイドライン

  • アクティブな SIOC または両方の SIOC を取り外すには、シャーシ全体をシャットダウンして電源を切ります。完全に電源を切るためには、すべての電源コードを抜く必要があります。

  • シャーシから SIOC を削除すると、シャーシ全体が Cisco UCS Manager から切断されます。

SIOC の取り外し

SIOC をシステムから取り外すには、次の手順を実行してください。

  1. シャット ダウンして、シャーシ全体の電源を切ります。完全に電源を切るためには、すべての電源コードを抜く必要があります。

  2. SIOC をシステムに接続しているケーブルを取り外します。

  3. システムから SIOC を取り外します。

SIOC の交換

SIOC をシステムから取り外し、別の SIOC に置き換えるには、次の手順を実行してください。

  1. シャット ダウンして、シャーシ全体の電源を切ります。完全に電源を切るためには、すべての電源コードを抜く必要があります。

  2. SIOC をシステムに接続しているケーブルを取り外します。

  3. システムから SIOC を取り外します。

  4. 新しい SIOC をシステムに接続します。

  5. ケーブルを SIOC に接続します。

  6. 電源コードを接続し、システムの電源をオンにします。

  7. 新しい SIOC を認識させます。

    置き換えられた SIOC に接続されているサーバを再度検出します。


    (注)  


    置き換えられた SIOC のファームウェアのバージョンがピア SIOC と異なる場合、シャーシ プロファイルの関連付けを再度トリガーして、置き換えられた SIOC のファームウェアを更新することが推奨されます。


SIOC の認識

Cisco UCS Manager にはシャーシの特定の SIOC を認識する機能もあります。シャーシの SIOC を交換したときには、次の手順を実行します。


注意    


この操作では、SIOC とその接続先ファブリック インターコネクトとの間に、ネットワーク接続が再構築されます。この SIOC に対応するサーバは到達不能になり、トラフィックは中断されます。


手順

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

UCS-A# scope chassis chassis-num

指定したシャーシのシャーシ モードを開始します。

ステップ 2

UCS-A /chassis # acknowledge sioc {1 | 2}

シャーシで指定した SIOC を認識します。

ステップ 3

UCS-A /chassis* # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

次の例では、SIOC 1 を認識し、トランザクションをコミットします。

UCS-A# scope chassis 3
UCS-A /chassis # acknowledge sioc 1
UCS-A /chassis* # commit-buffer
UCS-A /chassis #

CMC のリセット

手順

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

UCS-A# scope chassis chassis-num

指定したシャーシのシャーシ モードを開始します。

ステップ 2

UCS-A /chassis # scope sioc {1 | 2}

シャーシで指定した SIOC を入力します。

ステップ 3

UCS-A /chassis/sioc # scope cmc

選択した SIOC スロットの CMC を入力します。

ステップ 4

UCS-A /chassis/sioc/cmc # reset

CMC をリセットします。

ステップ 5

UCS-A /chassis/sioc/cmc* # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

次に、SIOC 1 の CMC をリセットし、トランザクションをコミットする例を示します。

UCS-A# scope chassis 1
UCS-A /chassis # scope sioc 1
UCS-A /chassis/sioc # scope cmc
UCS-A /chassis/sioc/cmc # reset
UCS-A /chassis/sioc/cmc* # commit-buffer


CMC セキュア ブート

Chassis Management Controller(CMC)のセキュア ブートにより、シスコの署名が付加されたファームウェア イメージのみインストールでき、CMC で実行できます。CMC が更新されると、イメージは、ファームウェアがフラッシュされる前に認証されます。認証に失敗すると、ファームウェアはフラッシュされません。これにより、CMC ファームウェアへの不正アクセスを防止します。

CMC セキュア ブートの注意事項と制約事項

  • CMC セキュア ブートは、Cisco UCS S3260 シャーシ上でのみサポートされます。

  • シャーシの関連付けの実行中、1 つの SIOC でセキュア ブートを有効にすると、操作は失敗します。

  • CMC セキュア ブートを有効にした後で、無効にすることはできません。

  • CMC セキュア ブートはそれが有効にされた SIOC に固有です。CMC セキュア ブートが有効になっている SIOC を置き換えると、[Secure boot operational state] フィールドには新しい SIOC のセキュア ブートのステータスが表示されます。

  • CMC セキュア ブートがシャーシで有効にされると、そのシャーシを スタンドアロン モード に戻すことはできず、CMC のファームウェア イメージを Cisco IMC リリース 2.0(13)以前にダウングレードできなくなります。

  • [Secure boot operational state] フィールドには、セキュア ブートのステータスが表示されます。次のいずれかになります。

    • Disabled:CMC セキュア ブートが有効ではありません。これは、デフォルトの状態です。

    • Enabling:CMC セキュア ブートが有効化されています。

    • Enabled: CMC セキュア ブートが有効化されました。

CMC セキュア ブートの有効化

Cisco UCS Manager リリース 3.1(2) には、Cisco が署名したファームウェア イメージのみをシャーシ管理コントローラ(CMC)にインストールして実行できるように、CMC のセキュア ブートを有効にするための機能が追加されています。

手順

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

UCS-A# scope chassis chassis-num

指定したシャーシのシャーシ モードを開始します。

ステップ 2

UCS-A /chassis # scope sioc {1 | 2}

シャーシで指定した SIOC を入力します。

ステップ 3

UCS-A /chassis/sioc # scope cmc

選択した SIOC スロットの CMC を入力します。

ステップ 4

UCS-A /chassis/sioc/cmc # enable secure-boot

CMC セキュア ブートを有効にします。

セキュア ブートの状態が enabled のときにこのコマンドを実行すると、Cisco UCS Manager はエラー メッセージを表示して、操作は失敗します。

(注)  

 

この操作は、元に戻すことができません。CMC セキュア ブートを無効にすることはできません。

ステップ 5

UCS-A /chassis/sioc/cmc* # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

次に、SIOC 1 上で CMC セキュア ブートを有効にし、トランザクションをコミットする例を示します。

UCS-A# scope chassis 1
UCS-A /chassis # scope sioc 1
UCS-A /chassis/sioc # scope cmc
UCS-A /chassis/sioc/cmc # enable secure-boot
Warning: This is an irreversible operation. 
Do you want to proceed? [Y/N] Y
UCS-A /chassis/sioc/cmc* # commit-buffer