この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco UCS Director は、Hyper-V 環境に導入できます。
Cisco UCS Director for Microsoft Hyper-V をインストールする前に、次の手順を実行します。
Microsoft System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)をインストールします。
Hyper-V 環境だけを導入している場合は、Hyper-V ホストに Cisco UCS Director を導入する必要があります。
Cisco UCS Director に管理者権限が付与されている SCVMM ユーザ アカウントを設定します。
Cisco.com の [ダウンロード ソフトウェア(Download Software)] エリアから Cisco UCS Director ソフトウェアをダウンロードします。
デジタル署名付き ZIP ファイルから Cisco UCS Director VHD と DB ファイルをローカルディスクに解凍します。デジタル署名付きイメージを参照してください。
システムの最小要件は、管理する VM の数によって異なります。ローカル データストアでは 25 Mbps 以上の I/O 速度、外部データストアでは 50 Mbps 以上の I/O 速度で Cisco UCS Director VM を導入することを推奨します。
マルチノード セットアップの最小システム要件については、『Cisco UCS Director Multi-Node Installation and Configuration Guide』を参照してください。
最大 2,000 台の VM を管理する場合、Cisco UCS Director 環境は、少なくとも次の表のシステムの最小要件を満たす必要があります。
要素 | サポートされる最小要件 |
---|---|
vCPU |
4 |
メモリ |
16 GB |
プライマリ ディスク(Hard Disk 1) |
100 GB |
セカンダリ ディスク(Hard Disk 2) |
100 GB |
最大 5,000 台の VM を管理する場合、Cisco UCS Director 環境は、少なくとも次の表のシステムの最小要件および推奨設定を満たす必要があります。
要素 | サポートされる最小要件 |
---|---|
vCPU |
8 |
メモリ |
20 GB |
プライマリ ディスク(Hard Disk 1) |
100 GB |
セカンダリ ディスク(Hard Disk 2) |
100 GB |
サービス |
推奨設定 |
ファイルの場所 |
パラメータ |
---|---|---|---|
inframgr |
8192 m |
/opt/infra/bin/ inframgr.env |
MEMORY_MIN |
inframgr |
8192 m |
/opt/infra/bin/ inframgr.env |
MEMORY_MAX |
/etc/my.cnf ファイル内の次の設定を更新する必要があります。
要素 | サポートされる最小設定 |
---|---|
thread_cache_size |
100 |
max_connections |
1000 |
innodb_lock_wait_timeout |
100 |
query_cache_size |
128 MB |
innodb_buffer_pool_size |
4 GB |
max_connect_errors |
10000 |
connect_timeout |
20 |
innodb_read_io_threads |
64 |
innodb_write_io_threads |
64 |
(注) | /etc/my.cnf ファイルを更新して保存した後で、Cisco UCS Director データベースを再起動する必要があります。 |
パフォーマンスを最適化するには、以下の推奨事項に従ってください。
要素 |
サポートされる最小要件 |
---|---|
vCPU |
8 CPU コア |
メモリ |
16 GB |
IOPS |
1200 |
ステップ 1 | Hyper-V ホストにログインします。 | ||
ステップ 2 | を開きます。 を選択して、[Hyper-V Manager] | ||
ステップ 3 | [Hyper-V Manager] ダイアログ ボックスで を選択します。 | ||
ステップ 4 | [始める前に(Before You Begin)] ペインで、[次へ(Next)] をクリックします。 | ||
ステップ 5 | [名前とロケーション(Name and Location)] ウィンドウで、次を実行します。
| ||
ステップ 6 | [世代の選択(Select Generation)] ペインで、[世代 1(Generation1)] を選択します。
[世代 1(Generation1)] を選択することにより、この仮想マシンは、Hyper-V の以前のバージョンと同様に、同じ仮想ハードウェアを仮想マシンに提供します。 | ||
ステップ 7 | [メモリの割り当て(Assign Memory)] ペインで、この VM に割り当てるメモリの量を入力し(12 GB 以上)、[次へ(Next)] をクリックします。 | ||
ステップ 8 | [ネットワーキングの設定(Configure Networking)] ペインで [次へ(Next)] をクリックし、[接続(Connection)] フィールドのデフォルト オプションを受け入れます。
デフォルト オプションは [未接続(Not Connected)] です。 | ||
ステップ 9 | [仮想ハードディスクの接続(Connect Virtual Hard Disk)] ペインで、[後で仮想ディスクを接続する(Attach a virtual disk later)] を選択し、[次へ(Next)] をクリックします。 | ||
ステップ 10 | [仮想マシンの新規作成ウィザードの完了(Completing the New Virtual Machine Wizard)] ペインで設定を確認し、[完了(Finish)] をクリックします。 | ||
ステップ 11 | [ナビゲーション(Navigation)] ペインで、新しい VM を右クリックし、[設定(Settings)] を選択します。 | ||
ステップ 12 | [ナビゲーション(Navigation)] ペインで、[IDE コントローラー 0(IDE Controller 0)] を選択します。 | ||
ステップ 13 | [IDE コントローラー(IDE Controller)] ペインで、[ハード ドライブ(Hard Drive)] を選択し、[追加(Add)] をクリックします。
| ||
ステップ 14 | [ハード ドライブ(Hard Drive)] ペインで、ダウンロードした Cisco UCS Director .vhd ファイルを選択して [OK] をクリックします。 | ||
ステップ 15 | 仮想ハード ドライブのプロパティを確認します。 | ||
ステップ 16 | [ナビゲーション(Navigation)] ペインで、[メモリ(Memory)] を選択します。 | ||
ステップ 17 | [メモリ(Memory)] ペインで、推奨値(12 GB 以上)を入力します。 | ||
ステップ 18 | [ナビゲーション(Navigation)] ペインで、[プロセッサ(Processor)] を選択します。 | ||
ステップ 19 | [プロセッサー(Processor)] ペインで、推奨値(4 vCPU)を入力します。 | ||
ステップ 20 | 新規 VM の作成時に作成されたネットワーク アダプタを削除します。 | ||
ステップ 21 | [ナビゲーション(Navigation)] ペインで、[ハードウェアの追加(Add Hardware)] を選択します。 | ||
ステップ 22 | [ハードウェアの追加(Add Hardware)] ペインで、[ネットワーク アダプター(Network Adapter)] を選択して [OK] をクリックします。 | ||
ステップ 23 | [ナビゲーション(Navigation)] ペインで、ネットワーク アダプタを選択します。 | ||
ステップ 24 | [ネットワーク アダプタ(Network Adapter)] ペインの [ネットワーク(Network)] フィールドで、該当するネットワークを選択して [OK] をクリックします。 | ||
ステップ 25 | vCPU とメモリのリソースが十分に割り当てられていることを確認します。最小リソース要件については、Microsoft Hyper-V での単一ノード設定の最小システム要件を参照してください。 | ||
ステップ 26 | VM の電源を投入します。
必要に応じて、shelladmin からネットワーク プロパティを設定できます。 このバージョンの Microsoft Hyper-V では、アドレスの割り当てにデフォルトで DHCP が使用されます。DHCP ではなく静的 IP アドレスを使用するには、ShellAdmin を使用してこの設定を変更します。 | ||
ステップ 27 | アプライアンスが起動されたら、表示された Cisco UCS Director の IP アドレスをコピーして、サポートされている Web ブラウザに貼り付けて [ログイン(Login)] ページにアクセスします。 | ||
ステップ 28 | ログイン プロンプトで、ユーザ名として admin、パスワードとして admin を入力して Cisco UCS Director にログインします。
|
ライセンスを更新します。