この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章は、次の項で構成されています。
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次に、シャーシ ロケータ LED をディセーブルにして、トランザクションをコミットする例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # set locator-led off Server /chassis *# commit Server /chassis #
このオプションを使用できるのは一部の UCS C シリーズ サーバだけです。
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次に、シャーシ ロケータ LED をディセーブルにして、トランザクションをコミットする例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # set front-locator-led off Server /chassis *# commit Server /chassis #
このアクションを使用できるのは一部の UCS C シリーズ サーバだけです。
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次に、HDD 2 のロケータ LED を点灯する例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # scope hdd Server /chassis/hdd # locateHDD 2 1 HDD Locate LED Status changed to 1 Server /chassis/hdd # show Name Status LocateLEDStatus -------------------- -------------------- -------------------- HDD1_STATUS present TurnOFF HDD2_STATUS present TurnON HDD3_STATUS absent TurnOFF HDD4_STATUS absent TurnOFF Server /chassis/hdd #
時間帯の選択
タイム ゾーンを選択すると、ローカル タイム ゾーンを選択できるため、デフォルトのマシンの時刻ではなく、ローカル タイムを表示できます。Cisco IMC Web UI および CLI では、希望するタイム ゾーンを選択して設定するオプションが提供されます。
タイム ゾーンをローカル タイムに設定すると、システムのタイミングを使用するすべてのサービスにタイム ゾーンの変数が適用されます。これは、ロギング情報に影響し、Cisco IMC の次のアプリケーションで利用されます。
ローカル タイムを設定すると、表示できるアプリケーションのタイムスタンプが、選択したローカル タイムで更新されます。
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次に、タイム ゾーンを設定する例を示します。
Server# scope CIMC Server /CIMC # timezone-select Please identify a location so that time zone rules can be set correctly. Please select a continent or ocean. 1) Africa 2) Americas 3) Antarctica 4) Arctic Ocean 5) Asia 6) Atlantic Ocean 7) Australia 8) Europe 9) Indian Ocean 10) Pacific Ocean #? 2 Please select a country whose clocks agree with yours. 1) Anguilla 2) Antigua & Barbuda 3) Argentina 4) Aruba 5) Bahamas 6) Barbados 7) Belize 8) Bolivia 9) Brazil 10) Canada 11) Caribbean Netherlands 12) Cayman Islands 13) Chile 14) Colombia 15) Costa Rica 16) Cuba 17) Curacao 18) Dominica 19) Dominican Republic 20) Ecuador 21) El Salvador 22) French Guiana 23) Greenland 24) Grenada 25) Guadeloupe 26) Guatemala 27) Guyana 28) Haiti 29) Honduras 30) Jamaica 31) Martinique 32) Mexico 33) Montserrat 34) Nicaragua 35) Panama 36) Paraguay 37) Peru 38) Puerto Rico 39) St Barthelemy 40) St Kitts & Nevis 41) St Lucia 42) St Maarten (Dutch part) 43) St Martin (French part) 44) St Pierre & Miquelon 45) St Vincent 46) Suriname 47) Trinidad & Tobago 48) Turks & Caicos Is 49) United States 50) Uruguay 51) Venezuela 52) Virgin Islands (UK) 53) Virgin Islands (US) #? 49 Please select one of the following time zone regions. 1) Eastern Time 2) Eastern Time - Michigan - most locations 3) Eastern Time - Kentucky - Louisville area 4) Eastern Time - Kentucky - Wayne County 5) Eastern Time - Indiana - most locations 6) Eastern Time - Indiana - Daviess, Dubois, Knox & Martin Counties 7) Eastern Time - Indiana - Pulaski County 8) Eastern Time - Indiana - Crawford County 9) Eastern Time - Indiana - Pike County 10) Eastern Time - Indiana - Switzerland County 11) Central Time 12) Central Time - Indiana - Perry County 13) Central Time - Indiana - Starke County 14) Central Time - Michigan - Dickinson, Gogebic, Iron & Menominee Counties 15) Central Time - North Dakota - Oliver County 16) Central Time - North Dakota - Morton County (except Mandan area) 17) Central Time - North Dakota - Mercer County 18) Mountain Time 19) Mountain Time - south Idaho & east Oregon 20) Mountain Standard Time - Arizona (except Navajo) 21) Pacific Time 22) Alaska Time 23) Alaska Time - Alaska panhandle 24) Alaska Time - southeast Alaska panhandle 25) Alaska Time - Alaska panhandle neck 26) Alaska Time - west Alaska 27) Aleutian Islands 28) Metlakatla Time - Annette Island 29) Hawaii #? 8 The following information has been given: United States Eastern Time - Indiana - Crawford County Is the above information OK? 1) Yes 2) No #? 1 You have chosen to set timezone settings to: America/Indiana/Marengo Continue?[y|N]: y Timezone has been updated. The local time now is: Sun Jun 1 02:21:15 2014 EST Server /CIMC #
サーバのブート順の管理
Cisco IMC を使用して、使用可能なブート デバイス タイプからサーバがブートを試行する順序を設定できます。レガシー ブート順の設定では、Cisco IMC によりデバイス タイプの並び替えが許可されますが、デバイス タイプ内のデバイスの並べ替えはできません。高精度ブート順の設定により、デバイスの線形順序付けができます。Web UI または CLI では、ブート順およびブート モードの変更、各デバイス タイプ下への複数のデバイスの追加、ブート順の並び替え、各デバイス タイプのパラメータの設定ができます。
ブート順の設定を変更すると、Cisco IMC は、サーバが次にリブートされるときに、設定されたブート順を BIOS に送信します。新しいブート順を実装するには、設定の変更後にサーバをリブートします。新しいブート順は以降のリブートで反映されます。設定されたブート順は、設定が Cisco IMC または BIOS 設定で再度変更されるまで保持されます。
(注) | 次のいずれかの条件が発生すると、実際のブート順は設定されたブート順と異なります。
|
(注) | ブート順の設定機能を使用して新しいポリシーを作成する場合、BIOS はこの新しいポリシーをシステムのデバイスにマッピングしようとします。実際にマッピングされたデバイス名とポリシー名が [Actual Boot Order] 領域に表示されます。BIOS が Cisco IMC の特定のポリシーにデバイスをマッピングできない場合は、実際のデバイス名が [Actual Boot Order] 領域に [NonPolicyTarget]として示されます。 |
(注) | Cisco IMC を最新のバージョン 2.0(x) に初めてアップグレードすると、レガシー ブート順は高精度ブート順に移行されます。このプロセス中に、前のブート順の設定が削除され、バージョン 2.0 にアップグレードする前に設定されたすべてのデバイス タイプが対応する高精度ブート デバイス タイプに変換され、ダミーのデバイスが同じデバイス タイプ用に作成されます。Web UI の [Configured Boot Order] 領域でこれらのデバイスを確認できます。CLI でこれらのデバイスを表示するには、show boot-device コマンドを入力します。この間に、サーバの実際のブート順が保持され、Web UI と CLI の実際のブート順オプション下で確認できます。 |
Cisco IMC を 2.0(x) よりも前のバージョンにダウングレードすると、サーバの最後のブート順が保持され、それを [Actual Boot Order] 領域で確認できます。次に例を示します。
2.0(x) バージョンでレガシー ブート順でサーバを設定した場合、ダウングレードすると、レガシー ブート順の設定が保持されます。
2.0(x) で高精度ブート順でサーバを設定した場合、ダウングレードすると、最後に設定したレガシー ブート順が保持されます。
2.0(x) より前のブート順の設定がレガシー ブート順と見なされます。実行中のバージョンが 2.0(x) の場合、Web UI でレガシー ブート順を設定できませんが、CLI および XML API を介して設定できます。CLI では、set boot-orderHDD,PXE コマンドを使用して設定できます。CLI または XML API を介してレガシー ブート順を設定できますが、Web UI では設定されたこのブート順は表示されません。
レガシー ブート順の機能と高精度ブート順の機能は相互に排他的です。レガシー ブート順または高精度ブート順のどちらかを設定できます。レガシー ブート順を設定すると、設定されたすべての高精度ブート デバイスがディセーブルになります。高精度ブート順を設定すると、レガシー ブート順の設定が消去されます。
(注) | ホストが BIOS 電源投入時自己診断テスト(POST)を実行している間は、ブート順を変更しないでください。 |
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次に、作成したブート可能デバイスの詳細情報を表示する例を示します。
Server# scope bios Server /bios # show boot-device Boot Device Device Type Device State Device Order -------------------- ------------ ------------------ ---------------- TestUSB USB Enabled 1 TestPXE PXE Enabled 2 Server /bios # show boot-device detail Boot Device TestSAN: Device Type: SAN Device State: Enabled Device Order: 1 Slot Id: Lun Id: Boot Device TestUSB: Device Type: USB Device State: Enabled Device Order: 2 Sub Type: HDD Boot Device TestPXE: Device Type: PXE Device State: Enabled Device Order: 3 Slot Id: L Port Number: 1
(注) | ホストが BIOS 電源投入時自己診断テスト(POST)を実行している間は、ブート順を変更しないでください。 |
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次に、ブート順序を設定し、ブート デバイスを作成し、新しいデバイスの属性を設定し、トランザクションをコミットする例を示します。
Server# scope bios Server /bios # create boot-device TestPXE PXE Server /bios # scope boot-device TestPXE Server /bios /boot-device # set state Enabled Server /bios /boot-device # set slot L Server /bios /boot-device # set port 1 Server /bios /boot-device # set order 1 Server /bios /boot-device # commit Enabling boot device will overwrite Legacy Boot Order configuration Continue?[y|N]y Server /bios /boot-device # y Commiting device configuration Server /bios/boot-device # show detail BIOS: BIOS Version: "C240M3.2.0.0.15 (Build Date: 03/16/2014)" Boot Order: (none) Boot Override Priority: FW Update/Recovery Status: None, OK UEFI Secure Boot: disabled Configured Boot Mode: None Actual Boot Mode: Legacy Last Configured Boot Order Source: CIMC Server /bios/boot-device # show boot-device detail Boot Device TestPXE: Device Type: PXE Device State: Enabled Device Order: 1 Slot Id: L Port Number: 1
サーバを再起動して、新しいブート順でブートします。
(注) | ホストが BIOS 電源投入時自己診断テスト(POST)を実行している間は、ブート順を変更しないでください。 |
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次に、既存のデバイスの属性を変更する例を示します。
Server# scope bios Server /bios *# scope boot-device scu-device-hdd Server /bios/boot-device # set status enabled Server /bios/boot-device *# set order 2 Server /bios/boot-device *# set port 1 Server /bios/boot-device *# commit Enabling boot device will overwrite boot order Level 1 configuration Continue?[y|N]y Server /bios/boot-device #
(注) | ホストが BIOS 電源投入時自己診断テスト(POST)を実行している間は、ブート順を変更しないでください。 |
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次に、選択したブート デバイスの順序を変更する例を示します。
Server# scope bios Server /bios # rearrange-boot-device TestPXE:1,TestUSB:2 Server /bios # show boot-device Boot Device Device Type Device State Device Order -------------------- ------------ ------------------ ---------------- TestPXE PXE Disabled 1 TestUSB USB Disabled 2 Server /bios #
(注) | ホストが BIOS 電源投入時自己診断テスト(POST)を実行している間は、ブート順を変更しないでください。 |
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次に、BIOS にブート順序を再適用する例を示します。
Server# scope bios Server /bios # re-apply Server /bios #
BIOS にブート順序を再適用した後に、ホストをリブートします。
(注) | ホストが BIOS 電源投入時自己診断テスト(POST)を実行している間は、ブート順を変更しないでください。 |
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コマンドまたはアクション | 目的 |
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次に、選択したデバイスをデバイス リストから削除する例を示します。
Server# scope bios Server /bios # remove-boot-device scu-device-hdd Server /bios #
オペレーティング システムをロードし実行する前に、ロードおよび実行前のすべての EFI ドライバ、EFI アプリケーション、オプション ROM またはオペレーティング システムが確実に署名され信頼性と整合性が確認されるために、Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)のセキュア ブートを使用できます。Web UI または CLI を使用して、このオプションをイネーブルにできます。UEFI のセキュア ブート モードをイネーブルにすると、ブート モードは UEFI モードに設定され、UEFI のブート モードがディセーブルになるまで、設定されているブート モードを変更できません。
(注) | サポートされていない OS で UEFI セキュア ブートをイネーブルにすると、次の再起動時に、その特定の OS から起動することはできません。前の OS から起動しようとすると、Web UI のシステム ソフトウェア イベントの下にエラーが報告され記録されます。前の OS から起動するには、Cisco IMC を使用して UEFI セキュア ブート オプションをディセーブルにする必要があります。 |
また、サポートされていないアダプタを使用すると、Cisco IMC SEL のエラー ログ イベントが記録されます。エラー メッセージが次のように表示されます。
System Software event: Post sensor, System Firmware error.EFI Load Image Security Violation.[0x5302] was asserted .
コンポーネント | 種類 |
---|---|
サポートされている OS |
|
Broadcom PCI アダプタ |
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Intel PCI アダプタ |
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QLogic PCI アダプタ |
|
Fusion-io |
|
LSI |
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次に、UEFI セキュア ブート モードをイネーブルにして、トランザクションをコミットする例を示します。
Server# scope bios Server /bios # set secure-boot enable Setting Value : enable Commit Pending. Server /bios *# commit UEFI Secure boot state changed successfully. Execute 'show detail' command to check the current status Server /bios #
サーバを再起動してコンフィギュレーション ブート モード設定を有効にします。
コマンドまたはアクション | 目的 |
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次に、UEFI セキュア ブート モードを無効にして、トランザクションをコミットする例を示します。
Server# scope bios Server /bios # set secure-boot disable Setting Value : enable Commit Pending. Server /bios *# commit UEFI Secure boot state changed successfully. Execute 'show detail' command to check the current status Server /bios #
サーバを再起動してコンフィギュレーション ブート モード設定を有効にします。
サーバの実際のブート順とは、サーバが最後にブートされたときに BIOS によって実際に使用されたブート順です。実際のブート順は、Cisco IMC で設定されたブート順とは異なる場合があります。
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次に、最後のブート以降のレガシー ブート順序の実際のブート順序を表示する例を示します。
Server# scope bios Server /bios # show actual-boot-order Boot Order Type Boot Device ------------ ------------------------- ----------------------------------- 1 CD/DVD CD-ROM 2 CD/DVD Cisco Virtual CD/DVD 1.18 3 Network Device (PXE) Cisco NIC 23:0.0 4 Network Device (PXE) MBA v5.0.5 Slot 0100 5 Network Device (PXE) MBA v5.0.5 Slot 0101 6 Network Device (PXE) MBA v5.0.5 Slot 0200 7 Network Device (PXE) MBA v5.0.5 Slot 0201 8 Network Device (PXE) Cisco NIC 22:0.0 9 Internal EFI Shell Internal EFI Shell 10 FDD Cisco Virtual HDD 1.18 11 FDD Cisco Virtual Floppy 1.18 Server /bios #
Server /bios # show actual-boot-order Boot Order Boot Device Device Type Boot Policy ------------ ----------------------------------- --------------- -------------------- 1 IBA GE Slot 0201 v1398 PXE TestPXE 2 IBA GE Slot 0200 v1398 PXE NonPolicyTarget 3 IBA GE Slot 0202 v1398 PXE NonPolicyTarget 4 IBA GE Slot 0203 v1398 PXE NonPolicyTarget 5 "UEFI: Built-in EFI Shell " EFI NonPolicyTarget Server /bios #
ファームウェアまたは BIOS の更新が進行中の場合は、そのタスクが完了するまでサーバをリセットしないでください。
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次に、サーバをリセットする例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # power hard-reset This operation will change the server's power state. Continue?[y|N]
ファームウェアまたは BIOS の更新が進行中の場合は、そのタスクが完了するまでサーバをシャットダウンしないでください。
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次に、サーバをシャットダウンする例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # power shutdown
サーバの電源管理
(注) | サーバの電源が Cisco IMC 経由以外の何らかの方法でオフにされた場合、サーバは電源をオンにしてもすぐにはアクティブになりません。この場合、Cisco IMC が初期化を完了するまで、サーバはスタンバイ モードに入ります。 |
ファームウェアまたは BIOS の更新が進行中の場合は、そのタスクが完了するまでサーバの電源を変更しないでください。
このタスクを実行するには、user または admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 |
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次に、サーバの電源をオンにする例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # power on Warning: System is already powered ON, this action is ineffective. Do you want to continue?[y|N]y
ファームウェアまたは BIOS の更新が進行中の場合は、そのタスクが完了するまでサーバの電源をオフにしないでください。
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コマンドまたはアクション | 目的 |
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次に、サーバの電源をオフにする例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # power off This operation will change the server's power state. Continue?[y|N]y Server /chassis # show Power Serial Number Product Name UUID ----- ------------- ------------- ------------------------------------ off Not Specified Not Specified 208F0100020F000000BEA80000DEAD00
ファームウェアまたは BIOS の更新が進行中の場合は、そのタスクが完了するまでサーバの電源を再投入しないでください。
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コマンドまたはアクション | 目的 |
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次に、サーバ電源を再投入する例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # power cycle
電力ポリシーの設定
この項が適用されるのは、一部の UCS C シリーズ サーバだけです。
電力制限によって、サーバの電力消費をアクティブに管理する方法が決定されます。電力制限オプションを有効にすると、システムは電力消費をモニタし、割り当てられた電力制限未満の値に電力を維持します。サーバが電力制限を維持できない場合や、プラットフォームの電力を修正用の時間内に指定された電力制限に戻すことができない場合は、電力制限によって、[Power Profile] 領域の [Action] フィールドでユーザが指定したアクションが実行されます。
電力制限が有効になると、定義された属性を使用して、標準または高度な電力プロファイルを持つ複数の電力プロファイルを設定できます。標準の電力プロファイルを選択した場合は、電力制限、修正用時間、是正措置、一時停止期間、ハード キャッピング、およびポリシー状態(有効な場合)を設定できます。高度な電力プロファイルを選択した場合は、標準の電力プロファイルの属性に加えて、ドメイン固有の電力制限、安全なスロットル レベル、周囲温度ベースの電力制限属性も設定できます。
このオプションを使用できるのは一部の Cisco UCS C シリーズ サーバだけです。
このタスクを実行するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次に、ホスト リブート時に電力特性評価を自動的に呼び出す例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis# scope power-cap-config Server /chassis /power-cap-config # set run-pow-char-at-boot Server /chassis /power-cap-config* # commit Server /chassis/power-cap-config #
このオプションを使用できるのは一部の Cisco UCS C シリーズ サーバだけです。
このタスクを実行するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次に、電力制限ポリシーをイネーブルにする例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis# scope power-cap-config Server /chassis /power-cap-config # set pow-cap-enable yes Server /chassis /power-cap-config* # commit Server /chassis/power-cap-config #
このオプションを使用できるのは一部の Cisco UCS C シリーズ サーバだけです。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Server# scopechassis |
シャーシ コマンド モードを開始します。 |
ステップ 2 | Server /chassis # scopepower-cap-config |
電力制限コマンド モードを開始します。 |
ステップ 3 | Server /chassis /power-cap-config# setpow-cap-enable {yes | no} |
システムの電力制限機能をイネーブルまたはディセーブルにします。 |
ステップ 4 | Server /chassis /power-cap-config# scopepower-profilestandard |
電力プロファイルの標準のコマンド モードを開始します。 |
ステップ 5 | Server /chassis /power-cap-config# setallow-throttleyes | no |
スロットリング状態(T 状態)とメモリ スロットルをプロセッサで強制的に使用させるために電力制限を維持するようにシステムを有効または無効にします。 |
ステップ 6 | Server /chassis /power-cap-config# setcorr-timevalue |
Action モードで指定したアクションが実行される前に、プラットフォームの電力が指定された電力制限に戻る必要のある時間を設定します。 有効な範囲は 3 ~ 600 秒です。デフォルトは 3 秒です。 |
ステップ 7 | Server /chassis /power-cap-config# setexcept-actionalert | shutdown |
指定した電力制限が修正用の時間内に維持されない場合に実行されるアクションを指定します。次のいずれかになります。 |
ステップ 8 | Server /chassis /power-cap-config# sethard-capyes | no |
電力消費を指定した電力制限未満の値に維持するようにシステムを有効または無効にします。 |
ステップ 9 | Server /chassis /power-cap-config# setpow-limitvalue |
電力制限を指定します。 指定した範囲内の値を入力します。 |
ステップ 10 | Server /chassis /power-cap-config# setsusp-pd {h:m-h:m | |ll,Mo,Tu,We,Th,Fr,Sa,Su.} |
電力制限プロファイルがアクティブにならない時間を指定します。 |
ステップ 11 | Server /chassis /power-cap-config# commit |
トランザクションをシステムにコミットします。 |
次に、標準の電力プロファイルを設定する例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis# scope power-cap-config Server /chassis /power-cap-config # set pow-cap-enable yes Server /chassis /power-cap-config* # commit Server /chassis/power-cap-config # scope power-profile advance Server /chassis/power-cap-config # set allow-throttle yes Server /chassis/power-cap-config* # set corr-time 6 Server /chassis/power-cap-config* # set except-action alert Server /chassis/power-cap-config* # set hard-cap yes Server /chassis/power-cap-config* # set pow-limit 360 Server /chassis/power-cap-config* # set susp-pd 1:30-2:30|All Server /chassis/power-cap-config* # commit Server /chassis/power-cap-config #
これらの設定は、一部の UCS C シリーズ サーバでのみ行うことができます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Server# scopechassis |
シャーシ コマンド モードを開始します。 |
ステップ 2 | Server /chassis # scopepower-cap-config |
電力制限コマンド モードを開始します。 |
ステップ 3 | Server /chassis /power-cap-config# setpow-cap-enable {yes | no} |
サーバの電力制限機能をイネーブルまたはディセーブルにします。 |
ステップ 4 | Server /chassis /power-cap-config# commit |
トランザクションをシステムにコミットします。 |
ステップ 5 | Server /chassis /power-cap-config# scopepower-profileadvance |
電力プロファイルの高度なコマンド モードを開始します。 |
ステップ 6 | Server /chassis /power-cap-config# setallow-throttle {yes | no} |
スロットリング状態(T 状態)とメモリ スロットルをプロセッサで強制的に使用させるために電力制限を維持するようにシステムを有効または無効にします。 |
ステップ 7 | Server /chassis /power-cap-config# setcorr-timevalue |
Action モードで指定したアクションをとる前に、プラットフォームを指定した電力制限に戻すための是正処置を実行する際の最大時間を設定します。 有効な範囲は 3 ~ 600 秒です。デフォルトは 3 秒です。 |
ステップ 8 | Server /chassis /power-cap-config# setcpu-power-limitvalue |
CPU の電力制限を指定します。 指定された範囲内の電力(ワット単位)を入力します。 |
ステップ 9 | Server /chassis /power-cap-config# setcpu-safe-throttlevalue |
CPU のスロットリング レベルを指定します。 有効な範囲は 0 ~ 100 パーセントです。 |
ステップ 10 | Server /chassis /power-cap-config# setexcept-action {alert | shutdown} |
指定した電力制限が修正用の時間内に維持されない場合に実行されるアクションを指定します。次のいずれかになります。 |
ステップ 11 | Server /chassis /power-cap-config# sethard-cap {yes | no} |
電力消費を指定した電力制限未満の値に維持するようにシステムを有効または無効にします。 |
ステップ 12 | Server /chassis /power-cap-config# setmem-pow-limitvalue |
メモリの電力制限を指定します。 指定された範囲内の電力(ワット単位)を入力します。 |
ステップ 13 | Server /chassis /power-cap-config# setmem-safe-Tlvlvalue |
メモリのスロットリング レベルを指定します。 有効な範囲は 0 ~ 100 パーセントです。 |
ステップ 14 | Server /chassis /power-cap-config# setfail-safe-timeoutvalue |
プラットフォームや CPU の電力読み取りの消失などの内部的な障害で電力制限機能が影響を受けた場合の安全なスロットル ポリシーを指定します。 有効な範囲は 1 ~ 10 秒です。 |
ステップ 15 | Server /chassis /power-cap-config# setplat-safe-Tlvlvalue |
プラットフォームのスロットリング レベルをパーセンテージで指定します。 範囲は、0 ~ 100 です。 |
ステップ 16 | Server /chassis /power-cap-config# setplat-tempvalue |
差し込み口の温度センサーを指定します。 摂氏(C°)で値を入力します |
ステップ 17 | Server /chassis /power-cap-config# setpow-limitvalue |
電力制限を指定します。 指定された範囲内の電力(ワット単位)を入力します。 |
ステップ 18 | Server /chassis /power-cap-config# setsusp-pd {h:m-h:m | |ll,Mo,Tu,We,Th,Fr,Sa,Su.} |
電力制限プロファイルがアクティブにならない時間を指定します。 |
ステップ 19 | Server /chassis /power-cap-config# setthermal-power-limitvalue |
維持する電力制限を指定します。 指定された範囲内の電力(ワット単位)を入力します。 |
ステップ 20 | Server /power-cap # commit |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、高度な電力プロファイル設定を行う例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis# scope power-cap-config Server /chassis /power-cap-config # set pow-cap-enable yes Server /chassis /power-cap-config* # commit Server /chassis/power-cap-config # scope power-profile advance Server /chassis/power-cap-config # set allow-throttle yes Server /chassis/power-cap-config* # set corr-time 6 Server /chassis/power-cap-config*# set cpu-power-limit 259 Server /chassis/power-cap-config* # set cpu-safe-Tlvl 50 Server /chassis/power-cap-config* # set except-action alert Server /chassis/power-cap-config* # set hard-cap yes Server /chassis/power-cap-config* # set mem-pow-limit 259 Server /chassis/power-cap-config* # set mem-safe-Tlvl 50 Server /chassis/power-cap-config* # set fail-safe-timeout 10 Server /chassis/power-cap-config* # set plat-safe-Tlvl 50 Server /chassis/power-cap-config* # set plat-temp 35 Server /chassis/power-cap-config* # set pow-limit 360 Server /chassis/power-cap-config* # set susp-pd 1:30-2:30|All Server /chassis/power-cap-config* # set thermal-power-limit 354 Server /chassis/power-cap-config* # commit Server /chassis/power-cap-config #
このオプションを使用できるのは一部の Cisco UCS C シリーズ サーバだけです。
このタスクを実行するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 |
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次に、電力プロファイルをデフォルトの設定値にリセットする例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis# scope power-cap-config Server /chassis /power-cap-config # reset-power-profile-to-defaults Server /chassis /power-cap-config* # commit Server /chassis/power-cap-config #
このオプションを使用できるのは一部の Cisco UCS C シリーズ サーバだけです。
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コマンドまたはアクション | 目的 |
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次に、電力制限設定に関する情報を表示する例を示します。
Server #scope chassis Server /chassis # show power-cap-config Power Capping Power Characterization at Boot Power Characterization Status Min (W) Max (W) ---------------- ------------------------------- ------------------------------ ------ ------ yes no Completed 259 580 Server /chassis #
このオプションを使用できるのは一部の UCS C シリーズ サーバだけです。
このタスクを実行するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次に、個々のドメインの電力統計情報を表示する例を示します。
Server #scope chassis Server /chassis # show power-monitoring Domain Current (W) Minimum (W) Maximum (W) Average (W) ---------- ------------ ------------ ------------ ------------ Platform 180 160 504 180 CPU 53 33 275 53 Memory 2 2 6 2 Server /chassis #
電力復元ポリシーによって、シャーシの電力供給が失われた後、サーバに電力を復元する方法が決定されます。
このタスクを実行するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Server # ScopeCIMC |
Cisco IMC コマンド モードを開始します。 |
ステップ 2 | Server /CIMC # Scopepower-restore-policy |
電力復元ポリシー コマンドを入力します。 |
ステップ 3 | Server /CIMC/power-restore-policy # setpolicy {power-off | power-on | restore-last-state} |
シャーシの電源が復旧した場合に実行するアクションを指定します。次のいずれかを選択します。
選択したアクションが power-on の場合は、サーバに対して電源を回復するまでの遅延を選択できます。 |
ステップ 4 | Server /CIMC/power-restore-policy # setdelay {fixed | random} | (任意)
サーバの電源復元までの時間を固定するか、ランダムにするかを指定します。デフォルトは fixed です。このコマンドは、電力復元アクションが power-on の場合のみ使用可能です。 |
ステップ 5 | Server /CIMC/power-restore-policy # setdelay-valuedelay | (任意)
遅延時間を秒単位で指定します。指定できる値の範囲は 0 ~ 240 です。デフォルトは 0 です。 |
ステップ 6 | Server /CIMC/power-restore-policy # commit |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、180 秒(3 分)の固定遅延で電源をオンにする電力復元ポリシーを設定し、トランザクションをコミットする例を示します。
Server# scope CIMC Server /CIMC # Scope power-restore-policy Server /CIMC/power-restore-policy # set policy power-on Server /CIMC/power-restore-policy *# commit Server /CIMC/power-restore-policy # set delay fixed Server /CIMC/power-restore-policy *# set delay-value 180 Server /CIMC/power-restore-policy *# commit Server /CIMC/power-restore-policy # show detail Power Restore Policy: Power Restore Policy: power-on Power Delay Type: fixed Power Delay Value(sec): 180 Server /CIMC/power-restore-policy #
ファン ポリシーの設定
ファン制御ポリシーを使ってファンの速度を制御することにより、サーバの消費電力を削減し、ノイズ レベルを下げることができます。これらのファン ポリシーが導入される前は、いずれかのサーバ コンポーネントの温度が設定済みしきい値を超過した場合に、ファン速度が自動的に増加しました。ファン速度を低く抑えるために、通常、コンポーネントのしきい値温度を高い値に設定しました。この動作はほとんどのサーバ構成に最適でしたが、次のような状況に対処できませんでした。
最大の CPU パフォーマンス
高パフォーマンスを得るには、いくつかの CPU を設定済みしきい値よりもかなり低い温度に冷却する必要があります。これは非常に高速なファン速度を必要とし、結果として電力消費とノイズ レベルが増大しました。
低電力消費
電力消費を最も低く抑えるにはファンを非常に遅くする必要があり、場合によっては、ファン停止をサポートするサーバで完全に停止する必要があります。ただし、ファンの速度を遅くすると、結果としてサーバが過熱します。この状況を回避するには、可能な最低速度よりもやや速くファンを作動させる必要があります。
ファン ポリシーを導入すると、サーバ内のコンポーネントに基づき、そのサーバに適したファン速度を決定できます。さらに、最大の CPU パフォーマンスと低消費電力に関連する問題に対処するために、ファン速度を設定することができます。
次のファン ポリシーの中から選択できます。
Balanced
これがデフォルトのポリシーです。この設定でほとんどのサーバ構成を冷却できますが、容易に加熱する PCIe カードを含むサーバには適さない可能性があります。
パフォーマンス
この設定は、高パフォーマンスを得るために最高速度でファンを作動させる必要のあるサーバ構成に使用できます。この設定では、Balanced ファン ポリシーと同じ速度またはそれより高速でファンが作動します。
Low Power
High Power
この設定は、60 ~ 85% の範囲のファン速度を必要とするサーバ構成に使用できます。このポリシーは、容易に過熱して高温になる PCIe カードを含むサーバに最適です。このポリシーで設定される最小ファン速度はサーバ プラットフォームごとに異なりますが、およそ 60 ~ 85% の範囲内です。
最大電力
この設定は、70 ~ 100% の範囲の非常に高いファン速度を必要とするサーバ構成に使用できます。このポリシーは、容易に過熱して非常に高温になる PCIe カードを含むサーバに最適です。このポリシーで設定される最小ファン速度はサーバ プラットフォームごとに異なりますが、およそ 70 ~ 100% の範囲内です。
(注) | Cisco IMC でファン ポリシーを設定することはできますが、実際のファン作動速度はサーバの構成要件により決定されます。たとえば、ファン ポリシーを [Balanced] に設定しても、容易に加熱する PCIe カードがサーバに含まれる場合は、過熱を防ぐためにサーバのファン速度が必要な最小のファン速度に自動的に調整されます。ファン速度の設定を必要以上に強く設定している場合、システムは選択されたファン速度を保持します。[Applied Fan Policy] には、サーバで実行されている実際のファン速度が表示されます。 |
[Configuration Status] には、設定されたファン ポリシーのステータスが表示されます。次のいずれかになります。
ファン ポリシーは、サーバの冷却要件を決定します。ファン ポリシーを設定する前に、容易に加熱する PCIe カードがサーバ内にあるかどうかを確認します。
このタスクを実行するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Server# scope chassis |
シャーシ コマンド モードを開始します。 |
ステップ 2 | Server /chassis # scope fan-policy |
ファン ポリシー コマンド モードを開始します。 |
ステップ 3 | Server /chassis/fan-policy # set fan-policy |
サーバのファン ポリシーを設定します。次のいずれかを指定できます。
|
ステップ 4 | Server /chassis/fan-policy # commit |
サーバへの変更をコミットします。 |
次に、サーバのファン ポリシーを最大電力に設定する例を示します。
server # scope chassis
server /chassis # scope fan-policy
server /chassis/fan-policy # set fan-policy maximum-power
server /chassis/fan-policy* # commit
server /chassis/fan-policy # show detail
Fan Policy: maximum-power
Applied Fan Policy: Max Power
Configuration Status: SUCCESS
server /chassis/fan-policy #
Flexible Flash コントローラの管理
C シリーズ ラックマウント サーバ の中には、サーバ ソフトウェア ツールおよびユーティリティのストレージとして、内蔵 Secure Digital(SD)メモリ カードをサポートしているものがあります。この SD カードは Cisco Flexible Flash ストレージ アダプタでホストされます。
Cisco IMC では、単一ハイパーバイザ(HV)パーティション構成として SD ストレージが使用可能です。以前のバージョンでは 4 つの仮想 USB ドライブがありました。3 つには Cisco UCS Server Configuration Utility、Cisco ドライバ、および Cisco Host Upgrade Utility が事前ロードされ、4 番目はユーザ インストールによるハイパーバイザでした。また、Cisco IMC の最新バージョンにアップグレードするか、旧バージョンにダウングレードした後、設定をリセットした場合にも、単一 HV パーティション構成が作成されます。
シスコ ソフトウェア ユーティリティおよびパッケージの詳細については、次の URL の『Cisco UCS C-Series Servers Documentation Roadmap』を参照してください。
http://www.cisco.com/go/unifiedcomputing/c-series-doc
Cisco Flexible Flash コントローラでは、単一のカードに加えて 2 つの SD カードを RAID-1 ペアとして管理できます。カード管理機能の導入により、次の作業を実行できます。
(注) |
|
Action |
説明 |
---|---|
Reset Cisco Flex Flash |
コントローラをリセットできます。 |
Reset Partition Defaults |
選択したスロットの設定をデフォルト設定にリセットできます。 |
Synchronize Card Configuration |
ファームウェア バージョン 253 以降をサポートする SD カードの設定を保持できます。 |
Configure Operational Profile |
選択した Cisco Flexible Flash コントローラの SD カードを設定できます。 |
非 RAID パーティションは常にプライマリ カードから列挙されます。列挙はプライマリ カードのステータスに依存しません。
次に、Cisco Flexible Flash コントローラに 2 枚のカードがあるときの RAID パーティションの列挙の動作を示します。
シナリオ | 動作 |
---|---|
シングル カード |
RAID パーティションは、カードが正常に動作している場合、およびモードが Primary または Secondary-active の場合に列挙されます。 |
デュアル ペア カード |
RAID パーティションは、カードの 1 つが正常に動作していれば列挙されます。 1 枚のカードだけが正常に動作している場合、すべての読み取り/書き込み操作は、この正常に動作しているカードで行われます。2 つの RAID パーティションを同期するには UCS SCU を使用する必要があります。 |
デュアル非ペア カード |
サーバを再起動するときにこのシナリオが検出された場合、RAID パーティションはいずれも列挙されません。 サーバが稼働しているときにこのシナリオが検出された場合、ユーザが新しい SD カードを取り付けても、そのカードは Cisco Flexible Flash コントローラによって管理されません。これはホストの列挙には影響しません。これらを管理するためにカードをペアにする必要があります。カードをペアにするには、[Reset Partition Defaults] または [Synchronize Card Configuration] オプションを使用できます。 |
次のいずれかの方法で、FlexFlash を使用したシングル カード ミラーリングからデュアル カード ミラーリングにアップグレードできます。
空の FlexFlash をサーバに追加し、SD ファームウェアを旧バージョンから最新バージョンにアップグレードします。
この作業を完了する方法については、を参照してください。
FlexFlash ファームウェアを最新バージョンにアップグレードした後、空のカードをサーバに追加します。
このいずれかの方法を使用する前に、次のガイドラインに注意してください。
RAID1 ミラーリングを作成するには、サーバに追加される空のカードのサイズが、サーバ上の既存のカードと正確に同じである必要があります。RAID1 ミラーリングをセットアップするうえで、同じカード サイズは必須事項です。
ハイパーバイザ パーティション内の有効なデータを持つカードが、プライマリ正常カードとしてマークされていることを確認してください。Cisco IMC GUI または Cisco IMC CLI でこの状態を判別できます。カードの状態をプライマリ正常としてマークするには、Cisco IMC GUI の [Reset Configuration] オプションを使用するか、Cisco IMC CLI で reset-config コマンドを実行することができます。特定のカードの設定をリセットすると、セカンダリ カードはセカンダリ アクティブ非正常としてマークされます。
RAID 正常性「Degraded」状態である場合、すべての読み取りおよび書き込みトランザクションは正常なカードで実行されます。このシナリオでは、データのミラーリングは行われません。データのミラーリングは、正常な RAID 状態の場合にのみ行われます。
データのミラーリングは RAID パーティションにのみ適用されます。C シリーズ サーバでは、RAID モードでハイパーバイザ パーティションだけが動作します。
旧バージョンで使用するよう SD カードを設定していない場合、最新バージョンにアップグレードすると最新の 253 ファームウェアがロードされ、4 個のパーティションすべてがホストに列挙されます。
FlexFlash バージョンのアップグレード中に次のエラー メッセージが表示される場合があります。
Unable to communicate with Flexible Flash controller: operation ffCardsGet, status CY_AS_ERROR_INVALID_RESPONSE”
さらに、カード ステータスが [missing] と示されることもあります。このエラーが発生する原因は、1.4(x) などの代替リリースまたは旧バージョンに意図せず切替えたためです。このシナリオでは、最新バージョンに戻すか、元の FlexFlash 1.4(x) 設定に切り替えることができます。最新の Cisco IMC バージョンに戻すことを選択した場合、Cisco FlexFlash 設定はそのまま残ります。旧バージョンの設定に切り替えることを選択した場合は、Flexflash 設定をリセットする必要があります。その場合、次の点に注意する必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Server# scope chassis |
シャーシ コマンド モードを開始します。 |
ステップ 2 | Server /chassis # scopeflexflashindex |
指定コントローラに対して Cisco Flexible Flash コントローラ コマンド モードを開始します。この時点では、許容される index 値は FlexFlash-0 だけです。 |
ステップ 3 | Server /chassis/flexflash # scopeoperational-profile |
Operational Profile コマンド モードを開始します。 |
ステップ 4 | Server /chassis/flexflash/operational-profile # setraid-primary-member {slot1 | slot2} |
データのプライマリ コピーが存在するスロットを指定します。 現在、Cisco Flexible Flash カードは、スロット 1 とスロット 2 でサポートされています。したがって、slot1 または slot2 を指定できます。 |
ステップ 5 | Server /chassis/flexflash/operational-profile # setraid-secondary-role {active | initializing} |
セカンダリ RAID の役割です。現在サポートされている値は active です。 |
ステップ 6 | Server /chassis/flexflash/operational-profile # setread-error-count-threshold |
Cisco Flexible Flash カードへのアクセス中に許可される読み取りエラーの数を指定します。エラー数がこのしきい値を超えると、Cisco Flexible Flash カードがディセーブルになります。Cisco IMC が再アクセスを試みる前に、カードをリセットする必要があります。 読み取りエラーのしきい値を指定するには、1 ~ 255 の整数を入力します。検出されたエラー数に関係なく、カードがディセーブルにならないように指定するには、0(ゼロ)を入力します。 |
ステップ 7 | Server /chassis/flexflash/operational-profile # setwrite-error-count-threshold |
Cisco Flexible Flash カードへのアクセス中に許可される書き込みエラーの数を指定します。エラー数がこのしきい値を超えると、Cisco Flexible Flash カードがディセーブルになります。Cisco IMC が再アクセスを試みる前に、カードをリセットする必要があります。 書き込みエラーのしきい値を指定するには、1 ~ 255 の整数を入力します。検出されたエラー数に関係なく、カードがディセーブルにならないように指定するには、0(ゼロ)を入力します。 |
ステップ 8 | Server /chassis/flexflash/operational-profile # setvirtual-drives-enabledlist |
サーバから USB 形式のドライブとして使用できるようにする仮想ドライブのリストを指定します。オプションは次のとおりです。
複数のオプションを指定する場合は、リストを引用符(")で囲む必要があります。 |
ステップ 9 | Server /chassis/adapter # commit |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、Flash コントローラのプロパティを設定する例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # scope flexflash FlexFlash-0 Server /chassis/flexflash # scope operational-profile Server /chassis/flexflash/operational-profile # set read-error-count-threshold 100 Server /chassis/flexflash/operational-profile # set write-error-count-threshold 100 Server /chassis/flexflash/operational-profile *# set raid-primary-member slot1 Server /chassis/flexflash/operational-profile # set raid-secondary-role active Server /chassis/flexflash/operational-profile *# set virtual-drives-enabled "SCU HUU" Server /chassis/flexflash/operational-profile *# commit Server /chassis/flexflash/operational-profile #
(注) |
|
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Server# scope chassis |
シャーシ コマンド モードを開始します。 |
ステップ 2 | Server /chassis # scopeflexflashindex |
指定コントローラに対して Cisco Flexible Flash コントローラ コマンド モードを開始します。この時点では、許容される index 値は FlexFlash-0 だけです。 |
ステップ 3 | Server /chassis/flexflash # scopeoperational-profile |
Operational Profile コマンド モードを開始します。 |
ステップ 4 | Server /chassis/flexflash/operational-profile # setread-error-count- slot1-thresholdthreshold |
スロット 1 の Cisco Flexible Flash カードへのアクセス中に許可される読み取りエラーの数を指定します。エラー数がこのしきい値を超えると、Cisco Flexible Flash カードがディセーブルになります。Cisco IMC が再アクセスを試みる前に、カードをリセットする必要があります。 読み取りエラーのしきい値を指定するには、1 ~ 255 の整数を入力します。検出されたエラー数に関係なく、カードがディセーブルにならないように指定するには、0(ゼロ)を入力します。 |
ステップ 5 | Server /chassis/flexflash/operational-profile # setread-error-count- slot2-thresholdthreshold |
スロット 2 の Cisco Flexible Flash カードへのアクセス中に許可される読み取りエラーの数を指定します。エラー数がこのしきい値を超えると、Cisco Flexible Flash カードがディセーブルになります。Cisco IMC が再アクセスを試みる前に、カードをリセットする必要があります。 読み取りエラーのしきい値を指定するには、1 ~ 255 の整数を入力します。検出されたエラー数に関係なく、カードがディセーブルにならないように指定するには、0(ゼロ)を入力します。 |
ステップ 6 | Server /chassis/flexflash/operational-profile # setwrite-error-count-slot1-thresholdthreshold |
スロット 1 の Cisco Flexible Flash カードへのアクセス中に許可される書き込みエラーの数を指定します。エラー数がこのしきい値を超えると、Cisco Flexible Flash カードがディセーブルになります。Cisco IMC が再アクセスを試みる前に、カードをリセットする必要があります。 書き込みエラーのしきい値を指定するには、1 ~ 255 の整数を入力します。検出されたエラー数に関係なく、カードがディセーブルにならないように指定するには、0(ゼロ)を入力します。 |
ステップ 7 | Server /chassis/flexflash/operational-profile # setwrite-error-count-slot2-thresholdthreshold |
スロット 2 の Cisco Flexible Flash カードへのアクセス中に許可される書き込みエラーの数を指定します。エラー数がこのしきい値を超えると、Cisco Flexible Flash カードがディセーブルになります。Cisco IMC が再アクセスを試みる前に、カードをリセットする必要があります。 書き込みエラーのしきい値を指定するには、1 ~ 255 の整数を入力します。検出されたエラー数に関係なく、カードがディセーブルにならないように指定するには、0(ゼロ)を入力します。 |
ステップ 8 | Server /chassis/flexflash/operational-profile # commit |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、Flash コントローラのプロパティを設定する例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # scope flexflash FlexFlash-0 Server /chassis/flexflash # scope operational-profile Server /chassis/flexflash/operational-profile # set read-err-count-slot1-threshold 9 Server /chassis/flexflash/operational-profile *# set read-err-count-slot2-threshold 10 Server /chassis/flexflash/operational-profile *# set write-err-count-slot1-threshold 11 Server /chassis/flexflash/operational-profile *# set write-err-count-slot2-threshold 12 Server /chassis/flexflash/operational-profile *# commit Server /chassis/flexflash/operational-profile # show detail FlexFlash Operational Profile: Firmware Operating Mode: util SLOT1 Read Error Threshold: 9 SLOT1 Write Error Threshold: 11 SLOT2 Read Error Threshold: 10 SLOT2 Write Error Threshold: 12
Cisco Flexible Flash カード上のブート可能な仮想ドライブを指定して、サーバが次に再起動されたときにそのドライブをデフォルトのブート プライオリティよりも優先させることができます(サーバに定義されているデフォルト ブート順は無視されます)。指定したブート デバイスは一度だけ使用されます。サーバがリブートした後、この設定は無効になります。
(注) | サーバをリブートする前に、選択する仮想ドライブが Cisco Flexible Flash カード上でイネーブルになっていることを確認してください。 Cisco IMC の最新バージョンにアップグレードするか、以前のバージョンにダウングレードしてから設定をリセットすると、サーバは HV パーティションだけを介してブートします。以前のバージョンに有効な SCU のデータがあった場合、サーバは単一 HV パーティションにもかかわらず SCU を介してブートします。 |
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
この例では、サーバが次の再起動時に Cisco UCS Server Configuration Utility からブートするよう指定します。
Server# scope bios Server /bios # set boot-override HV Committing the boot override BIOS will try boot to the specified boot device first. Failure to detect the boot device BIOS will boot from the list configured in the BIOS boot order. Server /bios *# commit Server /bios #
通常の操作では、Cisco Flexible Flash のリセットが必要になることはありません。テクニカル サポートの担当者から明確に指示された場合にだけ、この手順を実行することを推奨します。
(注) | この操作は、Cisco Flexible Flash コントローラ上の仮想ドライブへのトラフィックを中断させます。 |
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
この例では、フラッシュ コントローラをリセットします。
Server# scope chassis Server /chassis # scope flexflash FlexFlash-0 Server /chassis/flexflash # reset This operation will reset Cisco Flexible Flash controller. Host traffic to VDs on this device will be disrupted. Continue?[y|N] y Server /chassis/flexflash #
ミラー モードでコントローラ カードを設定します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | Server# scope chassis |
シャーシ コマンド モードを開始します。 | ||
ステップ 2 | Server /chassis # scopeflexflash |
指定コントローラに対して Cisco Flexible Flash コントローラ コマンド モードを開始します。 | ||
ステップ 3 | Server /chassis/flexflash # configure-cards-mirrorSLOT-1. |
正常なプライマリとして SLOT-1 を設定します。 | ||
ステップ 4 | 「Enable auto sync(by default auto sync is disabled)?[y|N]」プロンプトで y を入力します。 |
スロット 1 のカードとスロット 2 のカードを同期します。 | ||
ステップ 5 | 「Set Mirror PartitionName(Default name is Hypervisor)?[y|N]」プロンプトで y を入力します。 |
ミラー パーティションの名前を設定できるようにします。 | ||
ステップ 6 | 「Enter Partition Name MirrorPartition Name:Hypervisor」プロンプトで、ミラー パーティションの名前を入力します。 |
ミラー パーティションの名前を設定します。 次のメッセージが表示されます。このアクションは、SLOT-1 を正常なプライマリ スロットしてマークし、SLOT-2 を非正常なセカンダリとしてマークします。 この操作は、ホスト接続を妨げる場合もあります。 | ||
ステップ 7 | 「Continue?[y|N]y」プロンプトで y を入力します。 |
ミラー モードでカードを設定し、SLOT-1 のカードをプライマリで正常なカード、SLOT-2 (カードが存在する場合)を非正常なセカンダリのカードとして設定します。 | ||
ステップ 8 | Server /chassis/flexflash # show physical-drive | (任意)
|
次に、ミラー モードでコントローラ カードを設定する例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # scope flexflash Server /chassis/flexflash # configure-cards-mirror SLOT-1 Enable auto sync(by default auto sync is disabled)?[y|N]y Set Mirror Partition Name(Default name is Hypervisor)?[y|N]y Enter Partition Name Mirror Partition Name :hfldjslkjdfs This action will mark the SLOT-1 as healthy primary slot and SLOT-2 (if card existing) as unhealthy secondary. This operation may disturb the host connectivity as well. Continue?[y|N]y Server /chassis/flexflash # show detail Controller FlexFlash-0: Product Name: Cisco FlexFlash Controller HW: FX3S Vendor: Cypress Firmware Version: 1.3.2 build 159 Firmware Operating Mode: mirror Firmware Configured Mode: mirror Has Error: No Error Description: Internal State: Disconnected Controller Status: OK Cards Manageable: Yes Startup Firmware Version: 1.3.2 build 159 Server /chassis/flexflash # show physical-drive Physical Drive Status Controller Card Type Card mode Health Sync Mode --------------- --------- ------------ ----------------- ----------------- ---------- ---------- SLOT-1 present FlexFlash-0 FX3S configured mirror-primary healthy auto SLOT-2 present FlexFlash-0 FX3S configured mirror-secondary unhealthy auto Server /chassis/flexflash #
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | Server# scope chassis |
シャーシ コマンド モードを開始します。 | ||
ステップ 2 | Server /chassis # scopeflexflash |
指定コントローラに対して Cisco Flexible Flash コントローラ コマンド モードを開始します。 | ||
ステップ 3 | Server /chassis/flexflash # configure-cards-utilSLOT-1 |
Slot-1 のカードを 4 つのパーティション(SCU、HUU、ドライバ、およびユーザ パーティション)を持つ Util カードとして設定します。 | ||
ステップ 4 | 「Set User Partition Name on Util Card(Default name is UserPartition)?[y|N]」プロンプトで y を入力します。 |
ユーザ パーティションの名前を設定できるようにします。 | ||
ステップ 5 | 「Enter UserPartiton Name:UserPartition」プロンプトでユーザ パーティションの名前を入力します。 |
ユーザ パーティションの名前を設定します。 | ||
ステップ 6 | 「Set Partition Name on Non Util Card(Default name is Hypervisor)?[ y|N」で y を入力します。 |
Util 以外のカード上の単一のパーティションの名前を設定できるようにします。 | ||
ステップ 7 | 「Enter Partition Name of Non UtilCard:Hypervisor」プロンプトで、ミラー パーティションの名前を入力します。 |
Util 以外のパーティションの名前を設定します。 次のメッセージが表示されます。このアクションによって SLOT-1 上で Util 設定(4 パーティション)が、SLOT-2(カードが存在する場合)上で Util 以外の設定(1 パーティション)が作成されます。 この操作は、ホスト接続を妨げる場合もあります。 | ||
ステップ 8 | 「Continue?[y|N]y」プロンプトで y を入力します。 |
Util モードでカードを設定します。SLOT-1 のカードに 4 つのパーティションを作成し、そのカードを正常なプライマリとして設定し、SLOT-2 のカード(カードが存在する場合)は正常なセカンダリとして設定します。 | ||
ステップ 9 | Server /chassis/flexflash # show physical-drive | (任意)
|
次に、Util モードでコントローラ カードを設定する例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # scope flexflash Server /chassis/flexflash # configure-cards-mirror SLOT-1 Set User Partiton Name on Util Card (Default name is UserPartition)?[y|N]y Enter User Partiton Name :UserPartition Set Partition Name on Non Util Card(Default name is Hypervisor)?[y|N]y Enter Partition Name of Non Util Card :Hypervisor This action will create util configuration (4 partitons) on SLOT-1 card and non-util configuration(1 partition) on SLOT-2 (if card existing) This operation may disturb the host connectivity as well. Continue?[y|N]y Server /chassis/flexflash # show detail Controller FlexFlash-0: Product Name: Cisco FlexFlash Controller HW: FX3S Vendor: Cypress Firmware Version: 1.3.2 build 159 Firmware Operating Mode: util Firmware Configured Mode: util Has Error: No Error Description: Internal State: Disconnected Controller Status: OK Cards Manageable: Yes Startup Firmware Version: 1.3.2 build 159 Server /chassis/flexflash # show physical-drive Physical Drive Status Controller Card Type Card mode Health Sync Mode --------------- --------- ------------ ----------------- ----------------- ---------- ---------- SLOT-1 present FlexFlash-0 FX3S configured util healthy NA SLOT-2 present FlexFlash-0 FX3S configured util healthy NA Server /chassis/flexflash #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Server# scope chassis |
シャーシ コマンド モードを開始します。 |
ステップ 2 | Server /chassis # scopeflexflash |
指定コントローラに対して Cisco Flexible Flash コントローラ コマンド モードを開始します。 |
ステップ 3 | Server /chassis/flexflash # configure-firmware-mode. |
ファームウェア モードを現在のモードから他のモードに切り替えます。 次のメッセージが表示されます。This action will switch firmware mode from util to mirror この操作は、ホスト接続を妨げる場合もあります。 |
ステップ 4 | 「Continue?[y|N]y」プロンプトで y を入力します。 |
ファームウェア モードをミラーから Util、または Util からミラーに切り替えます。 |
次に、コントローラのファームウェア モードを設定する例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # scope flexflash Server /chassis/flexflash # configure-firmware-mode This action will switch fimrware mode from util to mirror This operation may disturb the host connectivity as well. Continue?[y|N]y Server /chassis/flexflash # show detail Controller FlexFlash-0: Product Name: Cisco FlexFlash Controller HW: FX3S Vendor: Cypress Firmware Version: 1.3.2 build 159 Firmware Operating Mode: mirror Firmware Configured Mode: mirror Has Error: Yes Error Description: Internal State: Failed Controller Status: Mode Mismatch SDcard(s) Cards Manageable: NO Startup Firmware Version: 1.3.2 build 159 *+-----------------------------------------------------------------------------+ + Based on type and number of cards please execute mirror/util Configuration + + (configure-mirror/configure-util) commands to start monitoring/managing SD cards + + OR + + Switch Firmware Operating Mode + +-----------------------------------------------------------------------------+ Server /chassis/flexflash #
Cisco Flexible Flash コントローラで、選択したスロットの設定をデフォルト設定にリセットできます。
最新バージョンにアップグレードして、設定のリセット オプションを選択した場合、単一のハイパーバイザ(HV)パーティションが作成され、既存の 4 パーティション構成は消去されます。これにより、データ損失が生じることもあります。失われたデータを取り出すことができるのは、HV パーティションにまだデータを書き込んでおらず、以前のバージョンにダウングレードする場合だけです。
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次に、スロットから設定をデフォルト設定にリセットする例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # scope flexflash FlexFlash-0 Server /chassis/flexflash # reset-partition-defaults slot1 This action will mark the slot1 as the healthy primary slot, and slot2 (if card exists) as unhealthy secondary active. This operation may disturb the host connectivity as well. Continue? [y|N] y Server /chassis/flexflash/operational-profile #
Cisco Flexible Flash カードの特定のスロットの設定を他のスロットにコピーできます。ただし、設定のコピー元スロットは SDK523 タイプである必要があります。設定は次の場合に保持できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Server# scope chassis |
シャーシ コマンド モードを開始します。 |
ステップ 2 | Server /chassis # scopeflexflashindex |
指定コントローラに対して Cisco Flexible Flash コントローラ コマンド モードを開始します。この時点では、許容される index 値は FlexFlash-0 だけです。 |
ステップ 3 | Server /chassis/flexflash # synchronize-card-configurationprimary slot ID |
プライマリ スロットからセカンダリ スロットに設定をコピーします。 |
次に、あるスロットから他のスロットに設定をコピーする例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # scope flexflash FlexFlash-0 Server /chassis/flexflash # synchronize-card-configuration slot1 This action will copy the config of slot1 to both the slots, mark slot1 as healthy, primary slot and slot2 (card must be present) as unhealthy secondary active. This operation may disturb the host connectivity as well. Continue? [y|N] y Server /chassis/flexflash/operational-profile #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Server# scope chassis |
シャーシ コマンド モードを開始します。 |
ステップ 2 | Server/chassis # scope flexflash |
指定コントローラに対して Cisco Flexible Flash コントローラ コマンド モードを開始します。 |
ステップ 3 | Server/chassis/flexflash/ # scope vd-image-configs |
仮想ドライブ コンフィギュレーション コマンド モードを開始します。 |
ステップ 4 | Server/chassis/flexflash/vd-image-configs # vd-image-cifsvirtual_drive//serverip/remote_share<remote_file> |
「Server username:」プロンプトが表示されます。 |
ステップ 5 | Server/chassis/flexflash/vd-image-configs # vd-image-nfsvirtual_driveserverip:/remote_share<remote_file> |
「Server username:」プロンプトが表示されます。 |
ステップ 6 | Server/chassis/flexflash/vd-image-configs # show detail | (任意)
仮想デバイスの詳細を表示します。 |
Server # scope chassis Server/chassis # scope flexflash Server/chassis/flexflash # scope vd-image-configs Server/chassis/flexflash/vd-image-configs # vd-image-cifs SCU //10.106.146.69/pdagguma /softwares/ucs-cxx-scu-3.1.9.iso Server/chassis/flexflash/vd-image-configs # show detail Vritual Drive SCU: Mount Type: cifs Remote Share: //10.106.146.69/pdagguma Remote File: /softwares/ucs-cxx-scu-3.1.9.iso Mount Options: "username=pdagguma,password*********,soft,nounix,noserverino,rsize=3072,wsize=3072" Vritual Drive HUU: Mount Type: cifs Remote Share: //10.101 Remote File: DFLJD_huu.iso Mount Options: "username=pdagguma,password*********,soft,nounix,noserverino,rsize=3072,wsize=3072" Vritual Drive Drivers: Mount Type: None Remote Share: None Remote File: None Mount Options: None Server/chassis/flexflash/vd-image-configs #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Server# scope chassis |
シャーシ コマンド モードを開始します。 |
ステップ 2 | Server /chassis # scopeflexflash |
指定コントローラに対して Cisco Flexible Flash コントローラ コマンド モードを開始します。 |
ステップ 3 | Server /chassis/ flexflash # scopevirtual-drive |
指定したコントローラに対して仮想デバイス コマンド モードを開始します。 |
ステップ 4 | Server /chassis/flexflash/virtual-drive # enable-vds"SCU HUU dlfd" |
ホストに対して仮想ドライブをイネーブルにします。 |
次に、仮想デバイスをホストに対してイネーブルにする例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # scope flexflash Server /chassis/flexflash # scope virtual-drive Server /chassis/flexflash/virtual-drive # enable-vds "SCU HUU dlfd" Server /chassis/flexflash/virtual-drive # show detail Virtual Drive SCU: VD ID: 1 Size: 2560 MB VD Scope: Non-Raid VD Status: Healthy VD Type: Removable Read/Write: R/W Host Accessible: Connected Operation in progress: NA Last Operation completion status: none Virtual Drive HUU: VD ID: 2 Size: 1536 MB VD Scope: Non-Raid VD Status: Healthy VD Type: Removable Read/Write: R/W Host Accessible: Connected Operation in progress: NA Last Operation completion status: none Virtual Drive Drivers: VD ID: 3 Size: 8192 MB VD Scope: Non-Raid VD Status: Healthy VD Type: Removable Read/Write: R/W Host Accessible: Not-Connected Operation in progress: NA Last Operation completion status: none Virtual Drive dlfd: VD ID: 4 Size: 9952 MB VD Scope: Non-Raid VD Status: Healthy VD Type: Removable Read/Write: R/W Host Accessible: Connected Operation in progress: NA Last Operation completion status: none Virtual Drive dfdff: VD ID: 5 Size: 30432 MB VD Scope: Non-Raid VD Status: Healthy VD Type: Removable Read/Write: R/W Host Accessible: Not-Connected Operation in progress: NA Last Operation completion status: none Server /chassis/flexflash/virtual-drive #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Server# scope chassis |
シャーシ コマンド モードを開始します。 |
ステップ 2 | Server /chassis # scopeflexflash |
指定コントローラに対して Cisco Flexible Flash コントローラ コマンド モードを開始します。 |
ステップ 3 | Server /chassis/ flexflash # scopevirtual-drive |
指定したコントローラに対して仮想デバイス コマンド モードを開始します。 |
ステップ 4 | Server /chassis/flexflash/virtual-drive # erase-vds "SCU HUU" |
FAT 32 の消去を開始します。 |
次に、仮想デバイスでデータを消去する例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # scope flexflash Server /chassis/flexflash # scope virtual-drive Server /chassis/flexflash/virtual-drive # erase-vds "SCU HUU" Server /chassis/flexflash/virtual-drive # show detail Virtual Drive SCU: VD ID: 1 Size: 2560 MB VD Scope: Non-Raid VD Status: Healthy VD Type: Removable Read/Write: R/W Host Accessible: Not-Connected Operation in progress: Erasing Last Operation completion status: none Virtual Drive HUU: VD ID: 2 Size: 1536 MB VD Scope: Non-Raid VD Status: Healthy VD Type: Removable Read/Write: R/W Host Accessible: Connected Operation in progress: Erase-Pending Last Operation completion status: none Virtual Drive Drivers: VD ID: 3 Size: 8192 MB VD Scope: Non-Raid VD Status: Healthy VD Type: Removable Read/Write: R/W Host Accessible: Not-Connected Operation in progress: NA Last Operation completion status: none Virtual Drive dlfd: Server /chassis/flexflash/virtual-drive #
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | Server# scope chassis |
シャーシ コマンド モードを開始します。 | ||
ステップ 2 | Server /chassis # scopeflexflash |
指定コントローラに対して Cisco Flexible Flash コントローラ コマンド モードを開始します。 | ||
ステップ 3 | Server /chassis/ flexflash # scopevirtual-drive |
指定したコントローラに対して仮想デバイス コマンド モードを開始します。 | ||
ステップ 4 | Server /chassis/flexflash/virtual-drive # sync-vdsHypervisor |
|
次に、仮想ドライブを同期する例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # scope flexflash Server /chassis/flexflash # scope virtual-drive Server /chassis/flexflash/virtual-drive # sync-vds Hypervisor Server /chassis/flexflash/virtual-drive # show detail Virtual Drive Hypervisor: VD ID: 1 Size: 30432 MB VD Scope: Raid VD Status: Degraded VD Type: Removable Read/Write: R/W Host Accessible: Not-Connected Operation in progress: Syncing(Manual) Last Operation completion status: none Server /chassis/flexflash/virtual-drive #
DIMM のブラックリストの設定
Cisco IMC で、デュアル インライン メモリ モジュール(DIMM)の状態は、SEL イベント レコードに基づいています。BIOS が BIOS ポスト中のメモリ テスト実行時に 16000 のエラー件数を伴う修正不可能なメモリ エラーまたは修正可能なメモリ エラーに遭遇した場合、DIMM は不良と判断されます。不良と判別された DIMM は機能しないデバイスと見なされます。
DIMM のブラックリスト化を有効にすると、Cisco IMC はメモリ テスト実行メッセージをモニタし、あらゆる時点でDIMM SPD データ内でメモリ エラーに遭遇した DIMM をブラックリストに載せます。これにより、ホストはこれらの DIMM をマップから外すことができます。
DIMM は、修正不可能なエラーが発生した場合にのみマッピング解除またはブラックリスト化されます。DIMM がブラックリスト化されると、同じチャネル上にある他の DIMM が無視されるかディセーブルとなり、その DIMM は不良として見なされなくなります。
(注) | DIMM は、修正可能なエラー 16000 の場合はマッピング解除またはブラックリスト化されません。 |
管理者としてログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
Server# scope dimm-blacklisting Server /dimm-blacklisting # set enabled yes Server /dimm-blacklisting* # commit Server /dimm-blacklisting # Server /dimm-blacklisting # show detail DIMM Blacklisting: Enabled: yes
BIOS の設定
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
BIOS ステータス情報には、次のフィールドが含まれます。
名前 | 説明 |
---|---|
BIOS Version |
実行中の BIOS のバージョン文字列。 |
Boot Order |
サーバが使用を試行する、ブート可能なターゲット タイプのレガシー ブート順序。 |
Boot Override Priority |
None または HV のいずれかを選択できます。 |
FW Update/Recovery Status |
保留中のファームウェア アップデートまたは回復アクションのステータス。 |
UEFI セキュア ブート |
UEFI セキュア ブートを有効または無効にします。 |
Configured Boot Mode |
BIOS がデバイスのブートを試行するブート モード。 |
Actual Boot Mode |
BIOS がデバイスを起動した実際のブート モード。 |
Last Configured Boot Order Source |
BIOS が最後に設定したブート順序送信元。 |
次に、BIOS ステータスを表示する例を示します。
Server# scope bios Server /bios # show detail Server /bios # show detail BIOS Version: "C460M1.1.2.2a.0 (Build Date: 01/12/2011)" Boot Order: EFI,CDROM,HDD Boot Override Priority: FW Update/Recovery Status: NONE FW Update/Recovery Progress: 100 Server /bios #
Server# scope bios Server /bios # show detail BIOS: BIOS Version: "C240M3.2.0.0.15 (Build Date: 03/16/2014)" Boot Order: (none) Boot Override Priority: FW Update/Recovery Status: None, OK UEFI Secure Boot: disabled Configured Boot Mode: Legacy Actual Boot Mode: Legacy Last Configured Boot Order Source: CIMC Server /bios #
このタスクを実行するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Server# scope bios |
BIOS コマンド モードを開始します。 |
ステップ 2 | Server /bios # scopemain |
主要な BIOS 設定コマンド モードを開始します。 |
ステップ 3 | BIOS 設定を設定します。 | 使用可能な BIOS パラメータは、使用しているサーバのモデルによって異なります。各 BIOS 設定のオプションの詳細については、次の項のいずれかを参照してください。 |
ステップ 4 | Server /bios/main # commit |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 変更内容は次のサーバのリブート時に適用されます。サーバの電源が投入されている場合、すぐにリブートするかどうかを質問されます。 |
この例では、重大な POST エラーの発生時にブートを一時停止するよう BIOS を設定し、トランザクションをコミットします。
Server# scope bios Server /bios # scope main Server /bios/main # set POSTErrorPause Enabled Server /bios/main *# commit Changes to BIOS set-up parameters will require a reboot. Do you want to reboot the system?[y|N] n Changes will be applied on next reboot. Server /bios/main #
(注) | 搭載されているハードウェアによっては、このトピックで説明されている一部の設定オプションが表示されない場合があります。 |
このタスクを実行するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Server# scope bios |
BIOS コマンド モードを開始します。 |
ステップ 2 | Server /bios # scopeadvanced |
高度な BIOS 設定コマンド モードを開始します。 |
ステップ 3 | BIOS 設定を設定します。 | 使用可能な BIOS パラメータは、使用しているサーバのモデルによって異なります。各 BIOS 設定のオプションの詳細については、次の項のいずれかを参照してください。 |
ステップ 4 | Server /bios/advanced # commit |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 変更内容は次のサーバのリブート時に適用されます。サーバの電源が投入されている場合、すぐにリブートするかどうかを質問されます。 |
この例では、低電圧 DDR メモリ モードを有効にし、トランザクションをコミットします。
Server# scope bios Server /bios # scope advanced Server /bios/advanced # set LvDDRMode Enabled Server /bios/advanced *# commit Changes to BIOS set-up parameters will require a reboot. Do you want to reboot the system?[y|N] n Changes will be applied on next reboot. Server /bios/advanced #
このタスクを実行するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Server# scope bios |
BIOS コマンド モードを開始します。 |
ステップ 2 | Server /bios # scopeserver-management |
サーバ管理 BIOS 設定コマンド モードを開始します。 |
ステップ 3 | BIOS 設定を設定します。 | 使用可能な BIOS パラメータは、使用しているサーバのモデルによって異なります。各 BIOS 設定のオプションの詳細については、次の項のいずれかを参照してください。 |
ステップ 4 | Server /bios/server-management # commit |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 変更内容は次のサーバのリブート時に適用されます。サーバの電源が投入されている場合、すぐにリブートするかどうかを質問されます。 |
次に、BMC の自動検出をイネーブルにし、トランザクションをコミットする例を示します。
Server# scope bios Server /bios # scope server-management Server /bios/server-management # set BMCPnP Enabled Server /bios/server-management *# commit Changes to BIOS set-up parameters will require a reboot. Do you want to reboot the system?[y|N] n Changes will be applied on next reboot. Server /bios/server-management #
このタスクを実行するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 |
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次の例は、BIOS デフォルト設定を復元します。
Server# scope bios Server /bios # bios-setup-default This operation will reset the BIOS set-up tokens to factory defaults. All your configuration will be lost. Changes to BIOS set-up parameters will initiate a reboot. Continue?[y|N]y
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次に、BIOS セットアップを開始できるようにする例を示します。
Server# scope bios Server /bios # enter-bios-setup This operation will enable Enter BIOS Setup option. Host must be rebooted for this option to be enabled. Continue?[y|N]y
BIOS のコンポーネントが正常に動作しない場合、BIOS セットアップ トークンを工場出荷時のデフォルト値に復元できます。
(注) | このアクションは、一部の C シリーズ サーバのみで使用できます。 |
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次に、BIOS セットアップ トークンを工場出荷時のデフォルト値に復元する例を示します。
Server # scope bios Server /bios # restore-mfg-defaults This operation will reset the BIOS set-up tokens to manufacturing defaults. The system will be powered on. Continue? [y|n] N Server /bios #
ファームウェアまたは BIOS の更新が進行中の場合は、そのタスクが完了するまでサーバをリセットしないでください。
このタスクを実行するには、user または admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
サーバの電源をオフにする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次に、サーバをリセットする例を示します。
Server# scope chassis Server /chassis # scope firmware Server /chassis / firmware # show detail Firmware update required on some components, please run update-all (under chassis/firmware scope). Server /chassis / firmware # update-all