USB 3.0 SSD
USB 3.0 SSD は、アプリケーションをホストするための追加の 120 GB ストレージを提供します。アプリケーションはカーネル仮想マシン(KVM)、Linux Containers(LXC)、または Docker コンテナでホストできます。ストレージドライブを使用して、パケットキャプチャ、オペレーティングシステムによって生成されたトレースログ、およびサードパーティ アプリケーションを保存することもできます。USB 3.0 SSD は、汎用ストレージデバイスとして、およびアプリケーション ホスティング デバイスとして同時に使用できます。Cisco USB ドライブのみを使用する必要があります。シスコ以外の USB ドライブはサポートされていません。
(注) |
USB 3.0 SSD は、イメージのブート、イメージの緊急インストール、または(ソフトウェア メンテナンス アップデート(SMU または install ))コマンドを使用した内部フラッシュのアップグレードには使用できません。USB 3.0 SSD のブートローダーサポートは使用できません。 |
USB 3.0 SSD は、ドライブのヘルスモニタリング用に Self-Monitoring、Analysis and Reporting Technology(SMART)機能が有効になっています。S.M.A.R.T の目的は、ドライブの信頼性のモニタ、ドライブ障害の予測、さまざまなタイプのドライブセルフテストを実行することです。SMART Disk Monitoring Daemon(smartd)は、USB 3.0 SSD を挿入した直後に有効になり、/crashinfo/tracelogs/smart_errors.log に警告とエラーのロギングを開始します。これらの警告とエラーは、コンソールにも表示されます。USB 3.0 SSD を取り外すと、smartd は動作を停止します。
USB 3.0 SSD は、柔軟なストレージ構成を提供する Field Replaceable Unit(FRU)としてサポートされています。最初に PC で SSD を使用する場合、USB 3.0 SSD のデフォルトパーティションが、すべてのファイルシステムをサポートする PC によって作成されます。スイッチで SSD を最初に使用する場合、EXT4 ファイルシステムをサポートするために 120 GB の 1 つのパーティションが作成されます。