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VLAN 設定時の前提条件と考慮事項を次に示します。
VLAN を作成する前に、VLAN トランキング プロトコル(VTP)を使用してネットワークのグローバルな VLAN 設定を維持するかどうかを決定する必要があります。
スイッチで多数の VLAN を設定し、ルーティングをイネーブルにしない予定の場合は、Switch Database Management(SDM)機能を VLAN テンプレートに設定します。これにより、最大数のユニキャスト MAC アドレスをサポートするようにシステム リソースが設定されます。
LAN ベース フィーチャ セットが稼働しているスイッチでは、SVI のスタティック ルーティングだけがサポートされます。
VLAN グループに VLAN を追加できるようにするため、VLAN がスイッチに存在している必要があります。
次に、VLAN の制約事項を示します。
スイッチは、最大 128 のスパニングツリー インスタンスを持つ Per-VLAN Spanning-Tree Plus(PVST+)または Rapid PVST+ をサポートします。VLAN ごとに 1 つずつスパニングツリー インスタンスを使用できます。
スイッチは、イーサネット ポート経由の VLAN トラフィックの送信方式として、IEEE 802.1Q トランキングをサポートします。
インターフェイス VLAN ルータの MAC アドレスの設定はサポートされていません。インターフェイス VLAN にはデフォルトですでに MAC アドレスが割り当てられています。
プライベート VLAN はスイッチではサポートされません。
Catalyst 3850 および Catalyst 3650 スイッチの組み合わせを含むスイッチ スタックを含めることはできません。
VLAN について
VLAN は、ユーザの物理的な位置に関係なく、機能、プロジェクト チーム、またはアプリケーションなどで論理的に分割されたスイッチド ネットワークです。VLAN は、物理 LAN と同じ属性をすべて備えていますが、同じ LAN セグメントに物理的に配置されていないエンド ステーションもグループ化できます。どのようなスイッチ ポートでも VLAN に属することができ、ユニキャスト、ブロードキャスト、マルチキャストのパケットは、その VLAN 内のエンド ステーションだけに転送またはフラッディングされます。各 VLAN は 1 つの論理ネットワークと見なされ、VLAN に属さないステーション宛のパケットは、ルータまたはフォールバック ブリッジングをサポートするスイッチを経由して伝送しなければなりません。スイッチ スタックでは、VLAN はスタック全体にまたがる複数のポートに設定できます。VLAN はそれぞれが独立した論理ネットワークと見なされるので、VLAN ごとに独自のブリッジ管理情報ベース(MIB)情報があり、スパニングツリーの独自の実装をサポートできます。
VLAN は通常、IP サブネットワークに対応付けられます。たとえば、特定の IP サブネットに含まれるエンド ステーションはすべて同じ VLAN に属します。スイッチ上のインターフェイスの VLAN メンバーシップは、インターフェイスごとに手動で割り当てます。この方法でスイッチ インターフェイスを VLAN に割り当てた場合、これをインターフェイス ベース(またはスタティック)VLAN メンバーシップと呼びます。
VLAN 間のトラフィックは、ルーティングする必要があります。
スイッチは、スイッチ仮想インターフェイス(SVI)を使用して、VLAN 間でトラフィックをルーティングできます。VLAN 間でトラフィックをルーティングするには、SVI を明示的に設定して IP アドレスを割り当てる必要があります。
スイッチは、VTP クライアント、サーバ、およびトランスペアレントの各モードで VLAN をサポートしています。VLAN は、1 ~ 4094 の番号で識別します。VLAN 1 はデフォルト VLAN で、システム初期化中に作成されます。VLAN ID 1002 ~ 1005 は、トークンリングおよびファイバ分散データ インターフェイス(FDDI)VLAN 専用です。1002 ~ 1005 を除くすべての VLAN がユーザ設定のために使用できます。
VTP バージョン 1、バージョン 2、およびバージョン 3 の 3 つの VTP バージョンがあります。すべての VTP バージョンが標準および拡張範囲 VLAN の両方をサポートしますが、VTP バージョン 3 のみが スイッチ 伝播拡張範囲 VLAN 設定情報を実行します。拡張範囲 VLAN が VTP バージョン 1 および 2 で作成された場合、設定情報は伝播されません。スイッチ上のローカル VTP データベース エントリも更新されませんが、拡張範囲 VLAN 設定情報が作成され、実行設定ファイルに保存されます。
最大 4094 の VLAN をスイッチに設定できます。
VLAN に所属するポートは、メンバーシップ モードを割り当てることで設定します。メンバーシップ モードは、各ポートが伝送できるトラフィックの種類、および所属できる VLAN の数を指定します。
ポートが VLAN に所属すると、スイッチは VLAN 単位で、ポートに対応するアドレスを学習して管理します。
メンバーシップ モード |
VLAN メンバーシップの特性 |
VTP の特性 |
---|---|---|
スタティック アクセス |
スタティック アクセス ポートは、手動で割り当てられ、1 つの VLAN だけに所属します。 |
VTP は必須ではありません。VTP にグローバルに情報を伝播させないようにする場合は、VTP モードをトランスペアレント モードに設定します。VTP に加入するには、別のスイッチまたはスイッチ スタックのトランク ポートに接続されているスイッチまたはスイッチ スタック上に少なくとも 1 つのトランク ポートが必要です。 |
トランク(IEEE 802.1Q) |
デフォルトで、トランク ポートは拡張範囲 VLAN を含むすべての VLAN のメンバです。ただし、メンバーシップは許可 VLAN リストを設定して制限できます。また、プルーニング適格リストを変更して、リストに指定したトランク ポート上の VLAN へのフラッディング トラフィックを阻止することもできます。 |
VTP を推奨しますが、必須ではありません。VTP は、ネットワーク全体にわたって VLAN の追加、削除、名前変更を管理することにより、VLAN 設定の整合性を維持します。VTP はトランク リンクを通じて他のスイッチと VLAN コンフィギュレーション メッセージを交換します。 |
音声 VLAN |
音声 VLAN ポートは、Cisco IP Phone に接続し、電話に接続されたデバイスからの音声トラフィックに 1 つの VLAN を、データ トラフィックに別の VLAN を使用するように設定されたアクセス ポートです。 |
VTP は不要です。VTP は音声 VLAN に対して無効です。 |
VLAN ID 1 ~ 1005 の設定は vlan.dat(VLAN データベース)ファイルに書き込まれます。この設定を表示するには、show vlan 特権 EXEC コマンドを入力します。vlan.dat ファイルはフラッシュ メモリに格納されます。VTP モードがトランスペアレント モードの場合、それらの設定もスイッチの実行コンフィギュレーション ファイルに保存されます。
スイッチ スタックでは、スタック全体が同一の vlan.dat ファイルと実行コンフィギュレーションを使用します。一部のスイッチでは、vlan.dat ファイルがアクティブ スイッチのフラッシュ メモリに保存されます。
さらに、インターフェイス コンフィギュレーション モードを使用して、ポートのメンバーシップ モードの定義、VLAN に対するポートの追加および削除を行います。これらのコマンドの実行結果は、実行コンフィギュレーション ファイルに書き込まれます。このファイルを表示するには、show running-config 特権 EXEC コマンドを使用します。
VLAN および VTP 情報(拡張範囲 VLAN 設定情報を含む)をスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存して、スイッチを再起動すると、スイッチの設定は次のように選択されます。
スタートアップ コンフィギュレーションおよび VLAN データベース内の VTP モードがトランスペアレントで、VLAN データベースとスタートアップ コンフィギュレーション ファイルの VTP ドメイン名が一致する場合は、VLAN データベースが無視され(クリアされ)、スタートアップ コンフィギュレーション ファイル内の VTP および VLAN 設定が使用されます。VLAN データベース内の VLAN データベース リビジョン番号は変更されません。
スタートアップ コンフィギュレーション内の VTP モードまたはドメイン名が VLAN データベースと一致しない場合、VLAN ID 1 ~ 1005 のドメイン名、VTP モード、および VTP 設定には VLAN データベース情報が使用されます。
VTP バージョン 1 および 2 では、VTP モードがサーバである場合、VLAN ID 1 ~ 1005 のドメイン名と VLAN 設定で VLAN データベース情報が使用されます。VTP バージョン 3 は、VLAN 1006 ~ 4094 もサポートします。
標準範囲 VLAN は、ID が 1 ~ 1005 の VLAN です。
ネットワーク内で標準範囲 VLAN を作成または変更する場合には、次の注意事項に従ってください。
標準範囲 VLAN は、1 ~ 1001 の番号で識別します。VLAN 番号 1002 ~ 1005 は、トークンリングおよび FDDI VLAN 専用です。
VLAN 1 ~ 1005 の VLAN 設定は、常に VLAN データベースに格納されます。VTP モードがトランスペアレント モードの場合、VTP と VLAN の設定もスイッチの実行コンフィギュレーション ファイルに保存されます。
スイッチが VTP サーバ モードまたは VTP トランスペアレント モードにある場合は、VLAN データベース内の VLAN 2 ~ 1001 について設定を追加、変更、または削除できます(VLAN ID 1 および 1002 ~ 1005 は自動作成され、削除できません)。
VTP トランスペアレント モードで作成された拡張範囲 VLAN は、VLAN データベースに保存されず、伝播されません。VTP バージョン 3 では、VTP サーバ モードでの拡張範囲 VLAN(VLAN 1006~4094)データベース伝播をサポートします。
VLAN を作成する前に、スイッチを VTP サーバ モードまたは VTP トランスペアレント モードにする必要があります。スイッチが VTP サーバである場合には、VTP ドメインを定義する必要があります。VTP ドメインを定義しないと、VTP は機能しません。
スイッチは、トークンリングまたは FDDI メディアをサポートしません。スイッチは FDDI、FDDI-Net、TrCRF、または TrBRF トラフィックを転送するのではなく、VTP を介して VLAN 設定を伝播します。
スイッチは 128 のスパニングツリー インスタンスをサポートします。スイッチのアクティブな VLAN 数が、サポートされているスパニングツリー インスタンス数よりも多い場合、スパニングツリーは 128 の VLAN でイネーブルにできます。残りの VLAN で、スパニングツリーはディセーブルになります。スイッチ上の使用可能なスパニングツリー インスタンスをすべて使い切ってしまった後に、VTP ドメインの中にさらに別の VLAN を追加すると、そのスイッチ上にスパニングツリーが稼働しない VLAN が生成されます。そのスイッチのトランク ポート上でデフォルトの許可リスト(すべての VLAN を許可するリスト)が設定されていると、すべてのトランク ポート上に新しい VLAN が割り当てられます。ネットワーク トポロジによっては、新しい VLAN 上で、切断されないループが生成されることがあります。特に、複数の隣接スイッチでスパニングツリー インスタンスをすべて使用してしまっている場合には注意が必要です。スパニングツリー インスタンスの割り当てを使い果たしたスイッチのトランク ポートに許可リストを設定することにより、このような可能性を防ぐことができます。
スイッチ上の VLAN の数がサポートされているスパニングツリー インスタンスの最大数を超える場合、スイッチ上に IEEE 802.1s Multiple STP(MSTP)を設定して、複数の VLAN を単一のスパニングツリー インスタンスにマッピングすることを推奨します。
スタック内のスイッチが新しい VLAN を学習するか、または既存の VLA を削除または変更すると(ネットワーク ポートを介した VTP を通じてか、または CLI を通じて)、その VLAN 情報はすべてのスタック メンバに伝達されます。
スイッチがスタックに参加するか、またはスタックの結合が発生すると、新しいスイッチの VTP 情報(vlan.dat ファイル)のスタック スイッチの一貫性が保たれます。
拡張範囲 VLAN は、ID が 1006 ~ 4094 の VLAN です。
拡張範囲 VLAN を作成するときは次の注意事項に従ってください。
拡張範囲の VLAN ID は、スイッチが VTP バージョン 3 を実行していない場合は VLAN データベースに保存されず、VTP で認識されません。
プルーニング適格範囲に拡張範囲 VLAN を含めることはできません。
VTP バージョン 1 または 2 では、グローバル コンフィギュレーション モードで、VTP モードをトランスペアレントに設定できます。VTP トランスペアレント モードでスイッチが始動するように、この設定をスタートアップ コンフィギュレーションに保存する必要があります。このようにしないと、スイッチをリセットした場合に、拡張範囲 VLAN 設定が失われます。VTP バージョン 3 で拡張範囲 VLAN を作成する場合は、VTP バージョン 1 または 2 に変更できません。
。スイッチ上に最大数のスパニングツリー インスタンスが存在している場合に、VLAN を新規作成すると、この VLAN 上でスパニングツリーはディセーブルになります。スイッチ上の VLAN の数がスパニングツリー インスタンスの最大数を超える場合、スイッチ上に IEEE 802.1s MSTP を設定して、複数の VLAN を単一のスパニングツリー インスタンスにマッピングすることを推奨します。
スイッチスタックでは、スタック全体が同一の実行コンフィギュレーションと保存されているコンフィギュレーションを使用しており、拡張範囲 VLAN 情報はスタック全体で共有されます。
VLAN の設定方法
VLAN データベースに新しい標準範囲 VLAN を作成したり、VLAN データベース内の既存の VLAN を変更したりする場合、次のパラメータを設定できます。
VLAN ID
VLAN 名
VLAN タイプ
VLAN ステート(アクティブまたは中断)
VLAN の最大伝送単位(MTU)
Security Association Identifier(SAID)
TrBRF VLAN のブリッジ識別番号
FDDI および TrCRF VLAN のリング番号
TrCRF VLAN の親 VLAN 番号
TrCRF VLAN のスパニングツリー プロトコル(STP)タイプ
ある VLAN タイプから別の VLAN タイプに変換するときに使用する VLAN 番号
vlan.dat ファイルを手動で削除しようとすると、VLAN データベースの不整合が生じる可能性があります。VLAN 設定を変更する場合は、この項の手順に従ってください。
VTP バージョン 1 および 2 でスイッチが VTP トランスペアレント モードの場合は、1006 を超える VLAN ID を割り当てることができますが、それらを VLAN データベースに追加できません。
スイッチは、イーサネット インターフェイスだけをサポートしています。FDDI およびトークンリング VLAN は、ローカルではサポートされないので、FDDI およびトークンリング メディア固有の特性は、他のスイッチに対する VTP グローバル アドバタイズにのみ設定します。
このスイッチはトークンリング接続をサポートしていませんが、トークンリング接続を行っているリモート デバイスを、サポート対象スイッチのうちの 1 台から管理できます。VTP バージョン 2 が稼働しているスイッチは、次のトークンリング VLAN に関する情報をアドバタイズします。
2.
vlan vlan-id
3.
name vlan-name
4.
media { ethernet | fd-net | fddi | tokenring | trn-net }
5.
remote-span
7.
show vlan {name vlan-name | id vlan-id}
VTP サーバ モードのスイッチから VLAN を削除すると、VTP ドメイン内のすべてのスイッチの VLAN データベースから、その VLAN が削除されます。VTP トランスペアレント モードのスイッチから VLAN を削除した場合、その特定のスイッチスイッチまたはスイッチスタック上に限り VLAN が削除されます。
イーサネット VLAN 1 および FDDI、またはトークンリング VLAN 1002 ~ 1005 の、メディア タイプ別のデフォルト VLAN は削除できません。
注意 | VLAN を削除すると、その VLAN に割り当てられていたすべてのポートが非アクティブになります。これらのポートは、新しい VLAN に割り当てられるまで、元の VLAN に(非アクティブで)対応付けられたままです。 |
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
VTP をディセーブルにすることによって(VTP トランスペアレント モード)、VTP に VLAN 設定情報をグローバルに伝播させずに、スタティック アクセス ポートを VLAN に割り当てることができます。
存在しない VLAN にインターフェイスを割り当てると、新しい VLAN が作成されます
1.
configure terminal
2.
interface interface-id
3.
switchport mode access
4.
switchport access vlan vlan-id
5.
end
6.
show running-config interface interface-id
7.
show interfaces interface-idswitchport
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例:
Switch# configure terminal
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | interface interface-id 例:
Switch(config)# interface gigabitethernet2/0/1
|
VLAN に追加するインターフェイスを入力します。 |
ステップ 3 | switchport mode access 例:
Switch(config-if)# switchport mode access
|
ポート(レイヤ 2 アクセス ポート)の VLAN メンバーシップ モードを定義します。 |
ステップ 4 | switchport access vlan vlan-id 例:
Switch(config-if)# switchport access vlan 2
|
VLAN にポートを割り当てます。指定できる VLAN ID の範囲は 1 ~ 4094 です。 |
ステップ 5 | end 例:
Switch(config-if)# end
|
特権 EXEC モードに戻ります。 |
ステップ 6 | show running-config interface interface-id 例:
Switch# show running-config interface gigabitethernet2/0/1
|
インターフェイスの VLAN メンバーシップ モードを確認します。 |
ステップ 7 | show interfaces interface-idswitchport 例:
Switch# show interfaces gigabitethernet2/0/1 switchport
|
表示された Administrative Mode および Access Mode VLAN フィールドの設定を確認します。 |
サービス プロバイダーは拡張範囲 VLAN を使用することにより、インフラストラクチャを拡張して、多数の顧客に対応できます。拡張範囲 VLAN ID は、VLAN ID を許可するどの switchport コマンドでも許可されます。
VTP バージョン 1 または 2 での拡張範囲 VLAN の設定は VLAN データベースに格納されません。ただし、VTP モードがトランスペアレントであるため、スイッチの実行コンフィギュレーション ファイルに格納されます。また、設定をスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存できます。VTP バージョン 3 で作成された拡張範囲 VLAN は、VLAN データベースに保存されます。
拡張範囲 VLAN については MTU サイズおよびリモート SPAN 設定ステートしか変更できません。残りのすべての特性はデフォルト状態のままでなければなりません。
2.
vlan vlan-id
3.
remote-span
4.
exit
5.
interface vlan
6.
ip mtu mtu-size
8.
show vlan id vlan-id
9.
copy running-config startup config
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | configureterminal 例: Switch# configure terminal | |||
ステップ 2 | vlan vlan-id 例: Switch(config)# vlan 2000 Switch(config-vlan)# |
拡張範囲 VLAN ID を入力して、VLAN コンフィギュレーション モードを開始します。指定できる範囲は 1006 ~ 4094 です。 | ||
ステップ 3 | remote-span 例:
Switch(config-vlan)# remote-span
|
(任意)RSPAN VLAN として VLAN を設定します。 | ||
ステップ 4 | exit 例: Switch(config-vlan)# exit Switch(config)# |
コンフィギュレーション モードに戻ります。 | ||
ステップ 5 | interface vlan 例: Switch(config)# interface vlan 200 Switch(config-if)# |
選択した VLAN についてインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||
ステップ 6 | ip mtu mtu-size 例: Switch(config-if)# ip mtu 1024 Switch(config-if)# |
(任意)MTU サイズを変更して、VLAN を変更します。68 ~ 1500 バイトの MTU サイズを設定できます。
| ||
ステップ 7 | end 例: Switch(config)# end | |||
ステップ 8 | show vlan id vlan-id 例:
Switch# show vlan id 2000
|
VLAN が作成されたことを確認します。 | ||
ステップ 9 | copy running-config startup config 例:
Switch# copy running-config startup-config
|
(任意)スイッチ スタートアップ コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。拡張範囲 VLAN 設定を保存するには、スイッチのスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに VTP トランスペアレント モード設定と拡張範囲 VLAN 設定を保存する必要があります。これらを保存しないと、スイッチをリセットした場合に、スイッチがデフォルトで VTP サーバ モードになり、拡張範囲 VLAN ID は保存されません。
|
VLAN の設定方法(GUI)
スイッチ Web UI を使用してレイヤ 2 VLAN を作成するには、次の手順に従う必要があります。
スイッチ Web UI を使用してレイヤ 3 インターフェイスを作成するには、次の手順に従う必要があります。
ステップ 1 | レイヤ 3 インターフェイスを作成するには、
の順に選択します。 [レイヤ 3 インターフェイス(Layer3 Interface)] ページが表示されます。その画面に表示されているすべてのパラメータの値を入力する必要があります。
| ||||||||||||||||
ステップ 2 | [Apply] をクリックします。 |
Web UI を使用して、スイッチインターフェイスに設定されているレイヤ 2 VLAN の詳細を表示できます。
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
Web UI を使用して、スイッチに設定されているレイヤ 3 インターフェイスの詳細を表示できます。
レイヤ 2 VLAN のページが表示され、スイッチとともにレイヤ 3 インターフェイスの詳細が以下のように表示されます。
|
スイッチウェブ UI を使用してレイヤ 2 VLAN を削除するには、以下を行う必要があります。
スイッチウェブ UI を使用してレイヤ 3 インターフェイスを削除するには、以下を行う必要があります。
ステップ 1 | を選択します。 レイヤ 3 インターフェイスのページが表示され、スイッチとともにレイヤ 3 インターフェイスの詳細が以下のように表示されます。
| ||||||||||
ステップ 2 | 一覧から、削除する必要のあるレイヤ 3 インターフェイスのチェックボックスに印をつけます。 選択したレイヤ 3 インターフェイスの削除に関する確認メッセージが表示されます。 | ||||||||||
ステップ 3 | [OK] をクリックします。 |
コマンド |
目的 |
---|---|
show interfaces [vlan vlan-id] |
スイッチ上に設定されたすべてのインターフェイスまたは特定の VLAN の特性を表示します。 |
show vlan [ access-map name | brief | dot1q { tag native } | filter [ access-map | vlan ] | group [ group-name name ] | id vlan-id | ifindex | mtu | name name | remote-span | summary ] |
スイッチ上のすべての VLAN または特定の VLAN のパラメータを表示します。次のコマンド オプションが使用可能です。
|
VLAN を設定したら、次の項目を設定できます。
関連項目 | マニュアル タイトル |
---|---|
この章で使用するコマンドの完全な構文および使用方法の詳細。 |
|
VLAN アクセス マップ |
Security コンフィギュレーション ガイド (Catalyst 3850 スイッチ) Security コマンド リファレンス (Catalyst 3850 スイッチ) |
VLAN およびモビリティ エージェント |
『Mobility コンフィギュレーション ガイド, Cisco IOS XE Release 3SE (Catalyst 3850 スイッチ)』 |
Cisco Flexible NetFlow |
『Cisco Flexible NetFlow コンフィギュレーション ガイド, Cisco IOS XE Release 3SE (Catalyst 3850 スイッチ)』 『Flexible Netflow コンフィギュレーション ガイド, Cisco IOS XE Release 3SE (Catalyst 3850 スイッチ)』 |
IGMP スヌーピング |
|
IPv6 |
|
SPAN |
|
プラットフォームに依存しない設定情報 |
『Identity Based Networking Services コンフィギュレーション ガイド, Cisco IOS XE Release 3SE (Catalyst 3850 スイッチ)』 |
説明 | Link |
---|---|
このリリースのシステム エラー メッセージを調査し解決するために、エラー メッセージ デコーダ ツールを使用します。 |
https://www.cisco.com/cgi-bin/Support/Errordecoder/index.cgi |
標準/RFC | Title |
---|---|
RFC 1573 |
Evolution of the Interfaces Group of MIB-II |
RFC 1757 |
Remote Network Monitoring Management |
RFC 2021 |
SNMPv2 Management Information Base for the Transmission Control Protocol using SMIv2 |
MIB | MIB のリンク |
---|---|
本リリースでサポートするすべての MIB |
選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。 |
説明 | Link |
---|---|
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リリース |
変更内容 |
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Cisco IOS XE 3.2SE |
この機能が導入されました。 |
Cisco IOS XE 3.3SE |
VLAN(GUI)サポート。 |