ポリシーを使用してスマート ライセンスを設定するための一般的なタスク

このセクションでは、SLP に適用されるタスクのグループ化について説明します。製品インスタンス、CSLU インターフェイス、および CSSM Web UI で実行されるタスクが含まれます。

特定のトポロジを実装するには、対応するワークフローを参照して、適用されるタスクの順序を確認します。ポリシーを使用したスマート ライセンシングの設定を参照してください。

追加の設定タスクを実行する場合(たとえば別のライセンスの設定、アドオンライセンスの使用、またはより短いレポート間隔の設定)は、対応するタスクを参照してください。続行する前に、「サポートされるトポロジ」を確認してください。

シスコへのログイン(CSLU インターフェイス)

必要に応じて、CSLU で作業するときに接続モードまたは切断モードのいずれかにすることができます。接続モードで作業するには、次の手順を実行してシスコに接続します。

手順


ステップ 1

CSLU のホーム画面で、[シスコにログイン(Login to Cisco)](画面の右上隅)をクリックします。

ステップ 2

[CCO ユーザ名(CCO User Name)][CCO パスワード(CCO Password)] を入力します。

ステップ 3

CSLU の [基本設定(Preferences)] タブで、シスコ接続トグルに「Cisco Is Available」と表示されていることを確認します。


Cisco へのログイン(SSM オンプレミス インターフェイス)

要件に基づいて、SSM オンプレミスで作業するときは、接続モードまたは切断モードのいずれかになります。接続モードで作業するには、次の手順を実行してシスコに接続します。

手順


ステップ 1

ソフトウェアのダウンロード」ページに進みます。

ステップ 2

適切なリリースをクリックします。

ステップ 3

[関連リンクとドキュメント] > [ユーザー ガイド] をクリックします。

ステップ 4

ユーザー ガイドの「Cisco SSM On-Prem へのログイン」セクションを表示します。


スマートアカウントとバーチャルアカウントの設定(CSLU インターフェイス)

スマートアカウントとバーチャルアカウントはどちらも [Preferences] タブで設定します。シスコに接続するためのスマートアカウントとバーチャル アカウントの両方を設定するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

CSLU のホーム画面から [基本設定(Preferences)] タブを選択します。

ステップ 2

スマート アカウントと仮想アカウントの両方を追加するには、次の手順を実行します。

  1. [環境設定(Preference)] 画面で、[スマート アカウント(Smart Account)] フィールドに移動し、[スマート アカウント名(Smart Account Name)] を追加します。

  2. 次に、[仮想アカウント(Virtual Account)] フィールドに移動し、[仮想アカウント名(Virtual Account Name)] を追加します。

CSSM に接続している場合([基本設定(Preferences)] タブに「Cisco is Available」)、使用可能なスマート アカウント(SA)/仮想アカウント(VA) のリストから選択できます。

CSSM に接続していない場合([Preferences] タブに「Cisco Is Not Available」)、SA/VA を手動で入力します。

(注)  

 

SA/VA 名では大文字と小文字が区別されます。

ステップ 3

[保存(Save)] をクリックします。SA/VA アカウントがシステムに保存されます。

一度に 1 つの SA/VA ペアのみが CSLU に存在できます。複数のアカウントを追加することはできません。別の SA/VA ペアに変更するには、ステップ 2a および 2b を繰り返してから [Save] をクリックします。新しい SA/VA アカウント ペアは、以前に保存されたペアを置き換えます。


CSLU での製品開始型製品インスタンスの追加(CSLU インターフェイス)

『Cisco Smart ライセンス ユーティリティ ユーザー ガイド』のこのセクションの手順を参照してください。

手順


ステップ 1

https://software.cisco.com/download/home/286285506/type/286327971/release/ に移動します。

ステップ 2

適切なリリースをクリックします。

ステップ 3

関連リンクとドキュメント」セクションで、[ユーザー ガイド] をクリックします。


CSV のエクスポート(CSLU インターフェイス)

始める前に

『Cisco Smart ライセンス ユーティリティ(CSLU)ユーザー ガイド』にこのセクションの手順を表示します。

手順


ステップ 1

https://software.cisco.com/download/home/286285506/type/286327971/release/ に移動します。

ステップ 2

適切なリリースをクリックします。

ステップ 3

関連リンクとドキュメント」セクションで、[ユーザー ガイド] をクリックします。


CSV のエクスポート(CSLU インターフェイス)

始める前に

『Cisco Smart ライセンス ユーティリティ(CSLU)ユーザー ガイド』にこのセクションの手順を表示します。

手順


ステップ 1

https://software.cisco.com/download/home/286285506/type/286327971/release/ に移動します。

ステップ 2

適切なリリースをクリックします。

ステップ 3

関連リンクとドキュメント」セクションで、[ユーザー ガイド] をクリックします。


CSSM へのエクスポート

始める前に

『Cisco Smart ライセンス ユーティリティ(CSLU)ユーザー ガイド』にこのセクションの手順を表示します。

手順


ステップ 1

https://software.cisco.com/download/home/286285506/type/286327971/release/ に移動します。

ステップ 2

適切なリリースをクリックします。

ステップ 3

関連リンクとドキュメント」セクションで、[ユーザー ガイド] をクリックします。


Import from CSSM からのインポート

始める前に

Cisco Smart License Utility(CSLU)ユーザー ガイドにこのセクションの手順を表示します。

手順


ステップ 1

https://software.cisco.com/download/home/286285506/type/286327971/release/ に移動します。

ステップ 2

適切なリリースをクリックします。

ステップ 3

関連リスクとドキュメント」セクションの下で、『ユーザー ガイド』をクリックします。


製品インスタンス開始型通信のネットワーク到達可能性の確認

このタスクでは、製品インスタンス開始型通信のネットワーク到達可能性を確認するために必要になる可能性のある設定を提供します。「(必須)」と付いている手順は、すべての製品インスタンスで必須です。他のすべての手順は、製品インスタンスの種類とネットワーク要件に応じて、必須の場合も任意の場合もありオンます。該当するコマンドを設定します。

はじめる前に

サポートされるトポロジ:CSLU を介して CSSM に接続(製品インスタンス開始型通信)。

手順

CSLU が Product インスタンスから到達可能であることを確認してください。詳細については、SLP 構成 - CSLU を通じた CSSM への接続 を参照してください。

HTTP プロキシ サーバの設定

HTTP プロキシサーバーからの HTTP メッセージを送信するように、Smart Call Home を設定できます。HTTP プロキシサーバーを設定しない場合、Smart Call Home は、Cisco Transport Gateway(TG)に HTTP メッセージを直接送信します。

HTTP プロキシサーバーを設定するには、次の手順を実行します。

手順の概要

  1. switch# configure terminal
  2. switch(config)# callhome
  3. switch(config-callhome)# transport http proxy server ip address
  4. switch(config-callhome)# transport http proxy enable
  5. オプション:switch(config-callhome)# show callhome transport

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

switch# configure terminal

コンフィギュレーション モードに入ります。

ステップ 2

switch(config)# callhome

Call Home 設定サブモードに入ります。

ステップ 3

switch(config-callhome)# transport http proxy server ip address

HTTP プロキシ サーバのドメイン ネーム サーバ(DNS)の名前、IPv4 アドレス、または IPv6 アドレスを設定します。

任意でポート番号を設定します。ポート範囲は 1 ~ 65535 です。デフォルトのポート番号は 8080 です。

ステップ 4

switch(config-callhome)# transport http proxy enable

Smart Call Home で、HTTP プロキシ サーバ経由ですべての HTTP メッセージを送信できるようにします。

(注)  

 

プロキシ サーバ アドレスが設定された後にだけ、このコマンドを実行できます。

ステップ 5

オプション:switch(config-callhome)# show callhome transport

Smart Call Home に対する転送関係のコンフィギュレーションを表示します。

(注)  

 

フルテキストの宛先と XML のデフォルト値は 1 MB です。

HTTPS プロキシを介したスマート転送の設定

スマート転送モードを使用している場合にプロキシサーバを使用して CSSM と通信するには、次の手順を実行します。


(注)  


認証された HTTPS プロキシ設定はサポートされていません。


手順の概要

  1. configure terminal
  2. license smart transport smart
  3. license smart proxy address address_hostname
  4. license smart proxy port port_num
  5. exit
  6. copy running-config startup-config

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

configure terminal

例:

Device# configure terminal 

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

license smart transport smart

例:

Device(config)# license smart transport smart 

スマート転送モードを有効にします。

ステップ 3

license smart proxy address address_hostname

例:

Device(config)# license smart proxy address 198.51.100.10

この手順は、HTTPS プロキシがネットワークで使用されている場合にのみ実行してください。

スマート転送モードのプロキシを設定します。プロキシが設定されている場合、ライセンスメッセージは最終宛先 URL(CSSM)に加えてプロキシにも送信されます。プロキシはメッセージを CSSM に送信します。アドレス情報を入力します。

  • address address_hostname: プロキシアドレスを指定します。プロキシ サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。

ステップ 4

license smart proxy port port_num

例:

Device(config)# license smart proxy port 3128

この手順は、HTTPS プロキシがネットワークで使用されている場合にのみ実行してください。

スマート転送モードのプロキシを設定します。プロキシが設定されている場合、ライセンスメッセージは最終宛先 URL(CSSM)に加えてプロキシにも送信されます。プロキシはメッセージを CSSM に送信します。アドレスとポート情報を入力します。

  • port port_num: プロキシポートを指定します。プロキシ ポートポート番号を入力します。

ステップ 5

exit

例:

Device(config)# exit 

グローバル コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 6

copy running-config startup-config

例:

Device# copy running-config startup-config 

コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

DNS クライアントの設定

始める前に

DNS クライアントを設定する前に、ネーム サーバが到達可能であることを確認してください。

手順の概要

  1. switch# configure terminal
  2. switch(config)# ip domain-lookup
  3. switch(config)# vrf context vrf-name
  4. switch(config-vrf)# ip domain-name domain name
  5. switch(config-vrf)# ip name-server address1 [address2... address6] [use-vrf vrf-name]

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

switch# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# ip domain-lookup

DNS ベースのアドレス変換をイネーブルにします。

ステップ 3

switch(config)# vrf context vrf-name

新しい VRF を作成し、VRF 設定モードを開始します。name には最大 32 文字の英数字を使用できます。大文字と小文字は区別されます。

ステップ 4

switch(config-vrf)# ip domain-name domain name

Cisco NX-OS が非修飾ホスト名を解決するために使用するデフォルトのドメイン名を定義します。Cisco NX-OS はドメイン リスト内の各エントリを使用して、ドメイン名ルックアップを開始する前に、完全なドメイン名を含まないあらゆるホスト名にこのドメイン名を追加します。Cisco NX-OS は、一致するものが見つかるまで、ドメイン リストの各エントリにこのプロセスを実行します。

ステップ 5

switch(config-vrf)# ip name-server address1 [address2... address6] [use-vrf vrf-name]

最大 6 台のネーム サーバを定義します。アドレスは、IPv4 または IPv6 アドレスのいずれかです。

このネーム サーバを設定した VRF でこのネーム サーバに到達できない場合は、任意で、Cisco NX-OS がこのネーム サーバに到達するために使用する VRF を定義することもできます。

(注)  

 

複数の DNS サーバは、応答しないサーバの場合に使用します。

リスト内の最初の DNS サーバが拒否で DNS クエリに応答した場合、残りの DNS サーバは照会されません。最初のサーバが応答しない場合、リスト内の次の DNS サーバが照会されます。

ダイレクトクラウドアクセス用の Call Home サービスの設定

スマート ソフトウェア ライセンシングを設定する前に、スイッチで Smart Call Home が有効になっていることを確認します。

メッセージの送信のための VRF の構成

手順の概要

  1. switch# configure terminal
  2. switch(config)# callhome
  3. switch(config-callhome)# transport http use-vrf vrf-name

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

switch# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# callhome

Call Home コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

switch(config-callhome)# transport http use-vrf vrf-name

HTTP で電子メールおよび他の Smart Call Home メッセージを送信するための VRF を設定します。

Smart Call Home プロファイルの表示

手順の概要

  1. switch# show running-config callhome

手順の詳細

コマンドまたはアクション 目的

switch# show running-config callhome

Smart Call Home プロファイルが表示されます。

CSSM からの製品インスタンスの削除

製品インスタンスを削除し、すべてのライセンスをライセンスプールに戻すには、次のタスクを実行します。

始める前に

サポートされるトポロジ:すべて

手順


ステップ 1

https://software.cisco.com で CSSM Web UI にログインし、[スマート ソフトウェア ライセンシング(Smart Software Licensing)] をクリックします。

シスコから提供されたユーザー名とパスワードを使用してログインします。

ステップ 2

[Inventory] タブをクリックします。

ステップ 3

[仮想アカウント(Virtual Account)] ドロップダウン リストから、仮想アカウントを選択します。

ステップ 4

[Product Instances] タブをクリックします。

使用可能な製品インスタンスのリストが表示されます。

ステップ 5

製品インスタンスリストから必要な製品インスタンスを見つけます。オプションで、検索タブに名前または製品タイプの文字列を入力して、製品インスタンスを検索できます。

ステップ 6

削除する製品インスタンスの [アクション(Actions)] 列で、[削除(Remove)] リンクをクリックします。

ステップ 7

[Remove Product Instance] をクリックします。

ライセンスがライセンスプールに返され、製品インスタンスが削除されます。


CSSM からの信頼コード用新規トークンの生成

信頼コードを要求するトークンを生成するには、次の手順を実行します。

所有するバーチャル アカウントごとに 1 つのトークンを生成します。1 つのバーチャル アカウントに属するすべての製品インスタンスに同じトークンを使用できます。

始める前に

サポートされるトポロジ:CSSM に直接接続

手順


ステップ 1

https://software.cisco.com で CSSM Web UI にログインし、[スマート ソフトウェア ライセンシング(Smart Software Licensing)] をクリックします。

シスコから提供されたユーザー名とパスワードを使用してログインします。

ステップ 2

[Inventory] タブをクリックします。

ステップ 3

[仮想アカウント(Virtual Account)] ドロップダウンリストから、必要な仮想アカウントを選択します。

ステップ 4

[General] タブをクリックします。

ステップ 5

[新規トークン(New Token)] をクリックします。[登録トークンの作成(Create Registration Token)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 6

[説明(Description)] フィールドに、トークンの説明を入力します。

ステップ 7

[Expire After] フィールドに、トークンをアクティブにする必要がある日数を入力します。

ステップ 8

(任意)[最大使用回数(Max. Number of Uses)]フィールドに、トークンの有効期限が切れるまでの最大使用回数を入力します。

ステップ 9

[Create Token] をクリックします。

ステップ 10

リストに新しいトークンが表示されます。[Actions] をクリックし、トークンを .txt ファイルとしてダウンロードします。


信頼コードのインストール

信頼コードを手動でインストールするには、次の手順を実行します。

始める前に

サポートされるトポロジ:CSSM に直接接続

手順の概要

  1. CSSM からの信頼コード用新規トークンの生成
  2. license smart trust idtoken id_token_value{local|all}[force]
  3. show license status

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

CSSM からの信頼コード用新規トークンの生成

まだ CSSM から信頼コードファイルを生成してダウンロードしていない場合は、生成とダウンロードを実行します。

ステップ 2

license smart trust idtoken id_token_value{local|all}[force]

例:

Device# license smart trust idtoken NGMwMjk5mYtNZaxMS00NzMZmtgWm all force

CSSM との信頼できる接続を確立できます。id_token_value には、CSSM で生成したトークンを入力します。

次のいずれかのオプションを入力します。

  • local: 高可用性セットアップのアクティブデバイスに対してのみ信頼要求を送信します。これがデフォルトのオプションです。

  • all:HA セットアップでアクティブ スーパーバイザーとスタンバイ スーパーバイザーの信頼要求を送信します。

製品インスタンスに既存の信頼コードがあるにもかかわらず、信頼コード要求を送信するには、force キーワードを入力します。

信頼コードは、製品インスタンスの UDI にノードロックされます。UDI がすでに登録されている場合、CSSM は同じ UDI の新規登録を許可しません。force キーワードを入力すると、CSSM に送信されるメッセージに強制フラグが設定され、すでに存在する場合でも新しい信頼コードが作成されます。

ステップ 3

show license status

例:

<output truncated> 
Trust Code installed: Jul 16 15:15:47 2021 UTC
    Active: PID: N9K-C9504, SN: FOX2308PCEN 
        Jul 16 15:15:47 2021 UTC 
    Standby: PID: N9K-C9504, SN: FOX2308PCEN 
        Jul 16 15:15:47 2021 UTC

信頼コードがインストールされている場合は、日時が表示されます。日時はローカルタイムゾーンで表示されます。Trust Code Installed: フィールドを参照してください。

CSSM からのポリシーファイルのダウンロード

カスタムポリシーを要求した場合、または製品インスタンスに適用されるデフォルトとは異なるポリシーを適用する場合は、次のタスクを実行します。

始める前に

サポートされるトポロジ:

  • CSSM への接続なし、CSLU なし

  • CSLU は CSSM から切断

  • オンプレミス CSLU は CSSM から切断

手順


ステップ 1

https://software.cisco.com で CSSM Web UI にログインし、[スマート ソフトウェア ライセンシング(Smart Software Licensing)] をクリックします。

シスコから提供されたユーザー名とパスワードを使用してログインします。

ステップ 2

次のディレクトリパスを移動します。 [レポート(Reports)] > [レポート ポリシー(Reporting Policy)]

ステップ 3

[Download] をクリックして、.xml ポリシーファイルを保存します。

これで、ファイルを製品インスタンスにインストールできます。「スイッチでのファイルのインストール」を参照してください。


CSSM への使用状況データのアップロードと ACK のダウンロード

製品インスタンスが CSSM や CSLU に接続されていない場合に、RUM レポートを CSSM にアップロードして ACK をダウンロードするには、次のタスクを実行します。

始める前に

サポートされるトポロジ:CSSM への接続なし、CSLU なし

手順


ステップ 1

https://software.cisco.com で CSSM Web UI にログインします。

シスコから提供されたユーザー名とパスワードを使用してログインします。

ステップ 2

レポートを受信するスマート アカウント(画面の左上隅)を選択します。

ステップ 3

[スマート ソフトウェア ライセンシング(Smart Software Licensing)] > [レポート(Reports)] > [使用データ ファイル(Usage Data Files)]を選択します。

ステップ 4

[Upload Usage Data] をクリックします。ファイルの場所(tar 形式の RUM レポート)を参照して選択し、[Upload Data] をクリックします。

使用状況レポートは、アップロード後に CSSM で削除できません。

ステップ 5

[仮想アカウントの選択(Select Virtual Accounts)] ポップアップから、アップロードされたファイルを受信する仮想アカウントを選択します。ファイルがシスコにアップロードされ、[Reports] 画面の [Usage Data Files] テーブルにファイル名、レポートの時刻、アップロード先のバーチャルアカウント、レポート ステータス、レポートされた製品インスタンス数、確認ステータスが表示されます。

ステップ 6

[確認(Acknowledgment)] 列で [ダウンロード(Download)] をクリックして、アップロードしたレポートの .txt ACK ファイルを保存します。

[確認(Acknowledgment)] 列に「ACK」が表示されるまで待ちます。処理する RUM レポートが多数ある場合、CSSM では数分かかることがあります。

これで、ファイルを製品インスタンスにインストールすることも、CSLU またはオンプレミス CSLU に転送することもできます。


スイッチでのファイルのインストール

製品インスタンスが CSSM、CSLU またはオンプレミス CSLU に接続されていない場合に、製品インスタンスにポリシーまたは ACK をインストールするには、次のタスクを実行します。

始める前に

サポートされるトポロジ:CSSM への接続なし、CSLU なし

製品インスタンスにアクセスできる場所に、対応するファイルを保存しておく必要があります。

手順の概要

  1. copy source bootflash:file-name
  2. license smart import bootflash: file-name
  3. show license all

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

copy source bootflash:file-name

例:

Device# copy tftp://10.8.0.6/example.txt bootflash: 

ファイルをソースの場所またはディレクトリから製品インスタンスのフラッシュメモリにコピーします。

source :コピーされる送信元ファイルまたはディレクトリの場所です。コピー元は、ローカルまたはリモートのいずれかです。

bootflash: :これはブートフラッシュメモリの場合の宛先です。

ステップ 2

license smart import bootflash: file-name

例:

Device# license smart import bootflash:example.txt 

ファイルを製品インスタンスにインポートしてインストールします。インストール後、インストールしたファイルのタイプを示すシステムメッセージが表示されます。

ステップ 3

show license all

例:

Device# show license all 

製品インスタンスのライセンス承認、ポリシー、およびレポート情報を表示します。

トランスポート タイプ、URL、レポート インターバル の設定

製品インスタンスの転送モードを設定するには、次のタスクを実行します。

始める前に

サポートされるトポロジ:すべて

手順の概要

  1. configure terminal
  2. license smart transport{ callhome|cslu|off|smart}
  3. license smart url{cslu cslu_url|smart smart_url}
  4. license smart usage interval interval_in_days
  5. exit
  6. copy running-config startup-config

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

configure terminal

例:

Device# configure terminal 

グローバル構成モードを開始します。

ステップ 2

license smart transport{ callhome|cslu|off|smart}

例:

Device(config)# license smart transport cslu

製品インスタンスが使用するメッセージ転送のタイプを選択します。次のオプションから選択します。

  • callhome:転送モードとして Call Home を有効にします。

  • cslu:転送モードとして CSLU を有効にします。これがデフォルトの転送モードです。

  • off:製品インスタンスからのすべての通信を無効にします。

  • smart:スマート転送を有効にします。

ステップ 3

license smart url{cslu cslu_url|smart smart_url}

例:

Device(config)# license smart url cslu http://192.168.0.1:8182/cslu/v1/pi

設定されたトランスポートモードの URL を設定します(callhome設定にある callhome を除く)。前の手順で選択した転送モードに応じて、対応する URL をここで設定します。

  • cslu cslu_url :cslu_url のデフォルト値は cslu_local に設定されています。カスタム URL を設定する場合は、以下の手順に従ってください。

    転送モードを cslu に設定している場合は、このオプションを設定します。CSLU URL を次のように入力します。

    https://<cslu_ip_or_host> :8182/cslu/v1/pi

    <cslu_ip_or_host> には、CSLU をインストールした Windows ホストのホスト名や IP アドレスを入力します。8182 はポート番号であり、CSLU が使用する唯一のポート番号です。

    no license smart url cslu cslu_url コマンドは cslu_local に戻ります。

  • smart smart_url :転送タイプを smart として設定した場合、url は自動的に https://smartreceiver.cisco.com/licservice/license に設定されます。

    no license smart url smartsmart_url コマンドは、上記のようにデフォルトの URL に戻ります。

ステップ 4

license smart usage interval interval_in_days

例:

Device(config)# license smart usage interval 40

(任意)レポート間隔の日数を設定します。デフォルトでは、RUM レポートは 30 日ごとに送信されます。有効値の範囲は 1 ~ 365 です。

ゼロより大きい値を設定し、通信タイプがオフに設定されている場合、interval_in_days と Ongoing reporting frequency(days): のポリシー値の間で、値の小さい方が適用されます。たとえば、interval_in_days が 100 に設定され、ポリシーの値が Ongoing reporting frequency (days):90 の場合、RUM レポートは 90 日ごとに送信されます。

間隔を設定せず、デフォルトが有効な場合、レポート間隔は完全にポリシー値によって決定されます。たとえば、デフォルト値が有効で、不適用ライセンスのみが使用されている場合、ポリシーでレポートが不要と記述されていると、RUM レポートは送信されません。

ステップ 5

exit

例:

Device(config)# exit 

グローバル コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 6

copy running-config startup-config

例:

Device# copy running-config startup-config

コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。