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Cisco Nexus ファブリック エクステンダ(FEX)は、10 ギガビット イーサネット仮想マシン対応ユニファイド ファブリック テクノロジーへの透過的な移行を可能にしながら、100M/1G/10G イーサネット環境をサポートします。Cisco Nexus FEX は、親 Cisco Nexus スイッチのリモート I/O モジュールとして動作します。FEX は親 Cisco Nexus スイッチ ファブリックの拡張であり、FEX と親 Cisco Nexus スイッチで仮想モジュラ システムを形成します。
Cisco Nexus FEX は、すべてのトラフィックを 10/40 ギガビット イーサネット アップリンク経由で親 Cisco Nexus スイッチに転送します。すべてのトラフィックを親スイッチに渡すことで、単一の管理ポイントとして Cisco Nexus 親スイッチに設定されているポリシーに基づいて、トラフィック転送を制御できます。
このセクションでは、Cisco Nexus 5000 および 6000 シリーズ スイッチでサポートされる Cisco Nexus ファブリック エクステンダ(FEX)について説明します。他社によって提供される、サポート対象の FEX(B22 FEX)については、それらの企業から提供されているマニュアルを参照してください。
Cisco Nexus 5000 および 6000 シリーズ スイッチでサポートされる FEX を確認するには、 表 1-1 を参照してください。
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すべての Cisco Nexus 2000 シリーズ FEX は高さ 1 RU で、設置に 19 インチのラックが必要です。各 FEX シャーシの寸法と重量、電源、およびファン モジュールの詳細については、物理的仕様 を参照してください。
このセクションでは、Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチでサポートされる Cisco Nexus ファブリック エクステンダ(FEX)について説明します。他社によって提供される、サポート対象の FEX(B22 FEX)については、それらの企業から提供されているマニュアルを参照してください。
Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチでサポートされる FEX を確認するには、 表 1-2 を参照してください。
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すべての Cisco Nexus 2000 シリーズ FEX は高さ 1 RU で、設置に 19 インチのラックが必要です。各 FEX シャーシの寸法と重量、電源、およびファン モジュールの詳細については、物理的仕様 を参照してください。
このセクションでは、Cisco Nexus 9000 シリーズ スイッチでサポートされる Cisco Nexus ファブリック エクステンダ(FEX)について説明します。他社によって提供される、サポート対象の FEX(B22 FEX)については、それらの企業から提供されているマニュアルを参照してください。
Cisco NX-OS Release 6.1(2)I2(3) および Cisco ACI Release 1.1(1j) から、サポートするスイッチに FEX をリモート I/O モジュールとして接続することで、Cisco Nexus 9332PQ、9372PX、9372PX-E、9396PX、および 9500 スイッチ アーキテクチャを拡張できます。スイッチに接続された FEX モデルに応じて、FEX は、最大 24、32、または 48 のホストにラック上部接続を提供し、仮想モジュラ システムを形成する FEX とスイッチを使用して親 Cisco Nexus 9332PQ、9372PX、9372PX-E、9396PX、または 9500 スイッチ ファブリックを拡張します。この FEX は、すべての 100/1000 イーサネット トラフィックまたは 1/10 ギガビット イーサネット トラフィックを 10 または 40 ギガビット アップリンク経由でホストからスイッチに転送します。
Cisco Nexus 9300 シリーズ スイッチでサポートされる FEX を確認するには、 表 1-3 を参照してください。Cisco Nexus 9500 スイッチ I/O モジュールでサポートされる FEX を確認するには、 表 1-4 を参照してください。
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すべての Cisco Nexus 2000 シリーズ FEX は高さ 1 RU で、設置に 19 インチのラックが必要です。各 FEX シャーシの寸法と重量、電源、およびファン モジュールの詳細については、物理的仕様 を参照してください。
各 FEX シャーシは、1 台または 2 台の電源モジュール(動作用に 1 台、冗長用に 1 台)、および 1、3、または 4 台のファン モジュール(FEX モデルによって異なる)をサポートします。シャーシに電源モジュールが 1 つしか取り付けられていない場合には、意図どおりのエアーフローを維持するために、使用されていない電源スロットにブランク モジュール(N2200-P-BLNK)が挿入されていることを確認してください。
各 FEX シャーシは、ポート側吸気エアーフローまたはポート側排気エアーフローのどちらかが備わった電源モジュールおよびファン モジュールをサポートしています。
ポート側吸気エアーフロー モジュールの色はレッド、ポート側排気エアーフロー モジュールの色はブルーです。電源モジュールの色はモジュール リリース ラッチに表示され、ファン モジュールの色はモジュール前面のストライプまたはモジュール ハンドルに表示されます。
(注) 一部の旧式の電源モジュールとファン モジュールの中には、ポート側吸気エアーフローにブラックのストライプがあり、ポート側排気エアーフローにはストライプがありません。
シャーシで機能している電源モジュールが 2 つ以上ある場合、電源モジュールはホットスワップできます。2 つ以上ファン モジュールが設置されて機能している場合、シャーシ内のファン モジュールを複数のファン モジュールとホットスワップできます。60 秒内に置き換える場合、シャーシ内のファン モジュールが 1 つだけであってもホットスワップできます。
各 FEX シャーシでサポートされる電源モジュールについては、 表 1-5 を参照してください。各 FEX シャーシでサポートされるファン モジュールについては、 表 1-6 を参照してください。
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ホスト側のポートはシャーシの左側に、親スイッチ側のファブリック ポートはシャーシの右側にあります。ポートの各セットの番号付けは、上から下、左から右という順序になっています。
このポートに使用可能なトランシーバの詳細については、 http://www.cisco.com/c/en/us/support/interfaces-modules/transceiver-modules/products-device-support-tables-list.html で「 Cisco Transceiver Modules Compatibility Information 」を参照してください。
ここでは、Cisco Nexus 2300 および 2000 FEX のインストール、接続、またはメンテナンスを実行する場合に使用する外部ハードウェア機能について説明します。
Cisco Nexus 2348UPQ(N2K-C2348UPQ)FEX には次のインターフェイスがあります。
– 最大 24 ポートの 2/4/8/16 ギガビット ファイバ チャネル(Cisco Nexus 9000 シリーズ スイッチではサポートされません)
– FCoE(Cisco Nexus 9000 シリーズ スイッチではサポートされません)
この FEX シャーシのファン モジュール側の機能は図 1-1 に、このシャーシのポート側の機能は図 1-2 に示されています。
図 1-1 Cisco Nexus 2348UPQ FEX シャーシのファン モジュール側の機能
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図 1-2 Cisco Nexus 2348UPQ FEX シャーシのポート側の機能
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QSFP+ トランシーバ用 40 ギガビット ポート(6)および 40 ギガビット QSFP+ から 4 つの 10 ギガビット SFP+ ブレークアウト ケーブル |
Cisco Nexus 2348TQ(N2K-C2348TQ)および 2348TQ-E(N2K-C2348TQ-E)FEX には次のインターフェイスがあります。
この FEX シャーシのファン モジュール側の機能は図 1-3 に、このシャーシのポート側の機能は図 1-4 に示されています。
図 1-3 Cisco Nexus 2348TQ および 2348TQ-E FEX シャーシのファン モジュール側の機能
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図 1-4 Cisco Nexus 2348TQ および2348TQ E FEX シャーシのポート側の機能
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QSFP+ トランシーバ用 40 ギガビット ポート(6)および 40 ギガビット QSFP+ から 4 つの 10 ギガビット SFP+ ブレークアウト ケーブル |
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Cisco Nexus 2332TQ(N2K-2332TQ)FEX は、FCoE をサポートし、次のインターフェイスを持ちます。
この FEX シャーシのファン モジュール側の機能は図 1-5 に、このシャーシのポート側の機能は図 1-6 に示されています。
図 1-5 Cisco Nexus 2332TQ FEX シャーシのファン モジュール側の機能
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図 1-6 Cisco Nexus 2332TQ FEX シャーシのポート側の機能
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Cisco Nexus 2248TP(N2K-C2248TP)および 2248TP-E(N2K-C2248TP-E)FEX には次のインターフェイスがあります。
この FEX シャーシのファン モジュール側の機能は図 1-7 に、このシャーシのポート側の機能は図 1-8 に示されています。
図 1-7 Cisco Nexus 2248TP および2248TP-E FEX シャーシのファン モジュール側の機能
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図 1-8 Cisco Nexus 2248TP および 2248TP-E FEX シャーシのポート サイドの機能
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(注) Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチで、M1 シリーズ 32 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M132XP-12 または N7K-M132XP-12L)経由で 10 Gbps の帯域幅を占有する場合は、FEX のそれぞれをモジュール上の 4 つの共有ポートのいずれかに接続します(共有ポートのセットのそれぞれを 1 つの FEX に接続します)。M2 シリーズ 24 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M224XP-23L)を使用する場合は、FEX を専用帯域幅用のポートのいずれかに接続できます。F2 シリーズ 48 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-F248XP-25)を使用する場合は、接続ルールの順序を使用します(ポート グループごとに同じポート番号を接続します。たとえば、ポート グループのポート 1 とポート 2 を接続する場合は、別のポート グループの同じポートを接続します)。
Cisco Nexus 2248PQ(N2K-C2248PQ)は、FCoE およびデータセンター ブリッジング技術をサポートし、次のインターフェイスを持ちます。
この FEX シャーシのファン モジュール側の機能は図 1-9 に、このシャーシのポート側の機能は図 1-10 に示されています。
図 1-9 Cisco Nexus 2248PQ FEX シャーシのファン モジュール側の機能
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図 1-10 Cisco Nexus 2248PQ FEX シャーシのポート側の機能
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(注) Cisco Nexus 5000 および 6000 シリーズ スイッチでは、この FEX は Cisco Nexus 5500 シリーズおよび Cisco Nexus 6004 スイッチで親スイッチとしてサポートされます。サポートされるソフトウェアは、Cisco Nexus OS Release 6.0(2)N1(1) 以降です。
Cisco Nexus 2232TM(N2K-C2232TM)および 2232TM-E(N2K-C2232TM-E)FEX には次のインターフェイスがあります。
この FEX シャーシのファン モジュール側の機能は図 1-11 に、このシャーシのポート側の機能は図 1-12 に示されています。
図 1-11 Cisco Nexus 2232TM および Cisco Nexus 2232TM-E シャーシのファン モジュール側の機能
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図 1-12 Cisco Nexus 2232TM および 2232TM-E シャーシのポート側の機能
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(注) Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチで、M1 シリーズ 32 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M132XP-12 または N7K-M132XP-12L)経由で 10 Gbps の帯域幅を占有する場合は、FEX のそれぞれをモジュール上の 4 つの共有ポートのいずれかに接続します(共有ポートのセットのそれぞれを 1 つの FEX に接続します)。M2 シリーズ 24 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M224XP-23L)を使用する場合は、FEX を専用帯域幅用のポートのいずれかに接続できます。F2 シリーズ 48 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-F248XP-25)を使用する場合は、接続ルールの順序を使用します(ポート グループごとに同じポート番号を接続します。たとえば、ポート グループのポート 1 とポート 2 を接続する場合は、別のポート グループの同じポートを接続します)。
Cisco Nexus 2232PP(N2K-C2232PP)は、FCoE をサポートし、次のインターフェイスを持ちます。
この FEX シャーシのファン モジュール側の機能は図 1-13 に、このシャーシのポート側の機能は図 1-14 に示されています。
図 1-13 Cisco Nexus 2232TM および Cisco Nexus 2232TM-E シャーシのファン モジュール側の機能
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図 1-14 Cisco Nexus 2232TM および 2232TM-E シャーシのポート側の機能
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(注) Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチで、M1 シリーズ 32 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M132XP-12 または N7K-M132XP-12L)経由で 10 Gbps の帯域幅を占有する場合は、FEX のそれぞれをモジュール上の 4 つの共有ポートのいずれかに接続します(共有ポートのセットのそれぞれを 1 つの FEX に接続します)。M2 シリーズ 24 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M224XP-23L)を使用する場合は、FEX を専用帯域幅用のポートのいずれかに接続できます。F2 シリーズ 48 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-F248XP-25)を使用する場合は、接続ルールの順序を使用します(ポート グループごとに同じポート番号を接続します。たとえば、ポート グループのポート 1 とポート 2 を接続する場合は、別のポート グループの同じポートを接続します)。
Cisco Nexus 2224TP(N2K-C2224TP)には次のインターフェイスがあります。
この FEX シャーシのファン モジュール側の機能は図 1-15 に、このシャーシのポート側の機能は図 1-16 に示されています。
図 1-15 Cisco Nexus 2224TP シャーシのファン側
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(注) Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチで、M1 シリーズ 32 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M132XP-12 または N7K-M132XP-12L)経由で 10 Gbps の帯域幅を占有する場合は、FEX のそれぞれをモジュール上の 4 つの共有ポートのいずれかに接続します(共有ポートのセットのそれぞれを 1 つの FEX に接続します)。M2 シリーズ 24 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-M224XP-23L)を使用する場合は、FEX を専用帯域幅用のポートのいずれかに接続できます。F2 シリーズ 48 ポート 10 ギガビット イーサネット I/O モジュール(N7K-F248XP-25)を使用する場合は、接続ルールの順序を使用します(ポート グループごとに同じポート番号を接続します。たとえば、ポート グループのポート 1 とポート 2 を接続する場合は、別のポート グループの同じポートを接続します)。
Cisco Nexus 2148T(N2K-C2148T)には次のインターフェイスがあります。
この FEX シャーシのファン モジュール側の機能は図 1-17 に、このシャーシのポート側の機能は図 1-18 に示されています。
図 1-17 Cisco Nexus 2148T シャーシのファン側
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図 1-18 Cisco Nexus 2148T シャーシの背面図
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