取り付け前
ここでは次の内容について説明します。
インストール オプション
Cisco MDS 9132T スイッチは、次の方法で設置できます。
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開放型 EIA ラック内
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穴あき型 EIA キャビネット内
ラックマウント キットを使用すると、スイッチをさまざまな深さのラックに設置できます。ラックマウント キット部品により、シャーシのポート接続端、またはファンおよび電源モジュール付きのシャーシの終端のいずれかに容易にアクセスできるようにスイッチを配置できます。ラックマウント キットの設置方法については、「スイッチの設置」を参照してください。
Cisco MDS 9000 シリーズ Telco および EIA シェルフ ブラケット
オプションの Telco および EIA シェルフ ブラケット キット(部品番号 DS-SHELF=)は、設置中に Cisco MDS 9132T スイッチを一時的または永続的に支えることができます。前面ラックマウント ブラケットをラックマウント レールにしっかりと取り付けたら、シェルフ ブラケットは取り外すことができます。
Telco および EIA シェルフ ブラケット キットは、次の構成をサポートします。
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2 支柱 Telco ラック内の Cisco MDS 9132T スイッチ
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4 支柱 EIA ラック内の Cisco MDS 9132T スイッチ
(注) |
Telco および EIA シェルフ ブラケットのオプション キットはスイッチに付属していません。キットを注文するには、スイッチのサプライヤにお問い合わせください。 |
このセクションでは、オプションの Telco および EIA シェルフ ブラケット キットを使用して、ラックまたはキャビネットに Cisco MDS 9132T スイッチを取り付ける手順について説明します。
シェルフ設置の注意事項
注意 |
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シェルフ ブラケットの取り付けの前に
シェルフ ブラケットを取り付ける前に、キットの内容を確認します。次の表に、シェルフ キットの内容を示します。
数量 |
製品の説明 |
---|---|
2 |
スライダ ブラケット |
2 |
シェルフ ブラケット |
1 |
クロスバー |
2 |
10-32 X 3/8 インチ プラスなべネジ |
16 |
12-24 X 3/4 インチ プラス ネジ |
16 |
10-24 X 3/4 インチ プラス ネジ |
必要な工具
設置には次の機器が必要です。
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No.2 プラス ドライバ
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巻き尺と水準器(シェルフ ブラケットが同じ高さになるようにするため)
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NEBS プレート:エアーフローがポート側吸気の場合
2 支柱 Telco ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け
次の図は、2 支柱 Telco ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け方法を示しています。
1 |
ラック取り付け支柱 |
3 |
10-32 ネジ |
2 |
シェルフ ブラケット |
4 |
クロスバー |
Telco ラックにシェルフ ブラケットを取り付けには、次の手順に従います。
手順
ステップ 1 |
Telco ラックにシェルフ ブラケット キットを取り付ける に示すように、シェルフ ブラケットをラック取り付け支柱の内側に配置し、シェルフ ブラケットの前面にあるネジ穴をラック取り付け支柱の穴に合わせます。4 本以上の 12-24 または 10-24 のネジを使用して、ラック取り付け支柱にシェルフ ブラケットを取り付けます。
|
||
ステップ 2 |
他のシェルフ ブラケットで手順 1 を繰り返します。 |
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ステップ 3 |
シェルフ ブラケットの高さが揃っていることを確認します(必要に応じて水準器または巻き尺を使用)。 |
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ステップ 4 |
Telco ラックにシェルフ ブラケット キットを取り付ける に示すように、10-32 ネジを使用して、シェルフ ブラケットの背面にクロスバーを取り付けます。 |
4 支柱 EIA ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け
次の図は、4 支柱 EIA ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け方法を示しています。
1 |
ラック取り付け支柱 |
4 |
クロスバー |
2 |
シェルフ ブラケット |
5 |
10-32 ネジ |
3 |
スライダ支柱 |
EIA ラックにシェルフ ブラケットを取り付けには、次の手順に従います。
手順
ステップ 1 |
EIA ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け に示すように、ラック取り付け支柱の内側にシェルフ ブラケットを配置します。シェルフ ブラケットの前面にあるネジ穴と、前面ラック取り付け支柱にある穴の位置を合わせます。4 本以上の 12-24 または 10-24 のネジを使用して、前面ラック取り付け支柱にシェルフ ブラケットを取り付けます。
|
||
ステップ 2 |
他のシェルフ ブラケットで手順 1 を繰り返します。 |
||
ステップ 3 |
シェルフ ブラケットの高さが揃っていることを確認します(必要に応じて水準器または巻き尺を使用)。 |
||
ステップ 4 |
EIA ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け に示すように、10-32 ネジを使用して、シェルフ ブラケットにクロスバーを取り付けます。 |
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ステップ 5 |
EIA ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け に示すように、シェルフ ブラケットにスライダ支柱を挿入します。それらを 4 本以上の 12-24 または 10-24 のネジを使用して、背面ラック取り付け支柱に取り付けます。 |
設置前の注意事項
エアーフローに関する考慮事項
スイッチには、スイッチを冷却するためのポート側吸気エアーフローまたはポート側排気エアーフローのどちらかが備わったファン モジュールと電源ユニットが付属しています。スイッチのポート端をコールドアイルに配置する場合は、赤色のカラーリングが付いたポート側吸気ファン モジュールおよび電源モジュールがスイッチに搭載されていることを確認します。スイッチのポート端をコールドアイルに配置する場合は、青色のカラーリングが付いたポート側排気ファン モジュールおよび電源モジュールがスイッチに搭載されていることを確認します。ファンと電源モジュールをコールドアイルに配置する場合は、白色のカラーリングが付いたポート側排吸気ファン モジュールおよび電源モジュールがスイッチに搭載されていることを確認します。すべてのファンモジュールと電源モジュールは、エアーフローの方向が同じである必要があります。
AC 電源システムの接続に関する注意事項
Cisco MDS 9132T スイッチの AC 電源装置を設置場所の電源に接続するには、次の注意事項に従ってください。
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各電源装置には、それぞれ専用の分岐回路を持たせるようにしてください。
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各国および地域の規定に準拠した回路を使用してください。
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シャーシとプラグ接続する AC 電源レセプタクルには、アース付きのタイプを使用してください。コンセントに接続するアース用導体は、施設のサービス供給装置の保護大地アースに接続する必要があります。
設置に関するガイドライン
Cisco MDS 9132T スイッチを設置するときは、次のガイドラインに従ってください。
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スイッチを設置する前に、設置場所の構成を計画し、設置環境を整えます。推奨される設置場所の計画タスクについては、設置場所の準備およびメンテナンス記録のセクションに記載されています。
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スイッチの周囲に、保守作業と十分なエアーフローのためのスペースがあることを確認します。エアーフローの要件は、技術仕様のセクションに記載されています。
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コールド アイルから冷気を吸気し、ホット アイルへ排気を行うように、スイッチがラックに配置されていることを確認します。詳細については、エアーフローに関する考慮事項のセクションを参照してください。
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空調が、技術仕様のセクションに記載されている熱放散の要件を満たしていることを確認します。
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キャビネットまたはラックが、キャビネットおよびラックの設置のセクションに記載された要件を満たしていることを確認します。
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シャーシが適切にアースされていることを確認します。スイッチを、アースされたラックに取り付けない場合には、シャーシのシステム アースと、設置場所の電源アースの両方を、接地アースに接続することを推奨します。
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設置場所の電源が、技術仕様に記載された要件を満たしていることを確認します。使用可能な場合は、電源障害に備えて無停電電源装置(UPS)を使用してください。
注意
鉄共振テクノロジーを使用するタイプの UPS は使用しないでください。このタイプの UPS は、Cisco MDS 9000 スイッチなどのシステムに使用すると、データ トラフィック パターンの変化によって入力電流が大きく変動し、動作が不安定になることがあります。
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回路の容量が、各国および地域の規格に準拠していることを確認します。
北米では、650 W 電源装置には 15 A の回路が必要です。北米で 200/240 VAC の電源を使用する場合、回路を 2 極回路ブレーカーで保護する必要があります。
注意
入力電力の損失を防ぐには、スイッチに電力を供給する回路上の合計最大負荷が、配線とブレーカーの定格電流の範囲内となるようにしてください。
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スイッチを設置して構成するときは、設置場所の準備およびメンテナンス記録セクションに記載されている情報を記録してください。
スイッチの開梱および確認
注意 |
スイッチのコンポーネントを取り扱うときは、静電気防止用ストラップを着用し、モジュールのフレームの端だけを持ってください。ESD ソケットはシャーシ上に付いています。ESD ソケットを有効にするには、電源コードまたはシャーシのアースを使用してシャーシをアース接続するか、またはアースされたラックとシャーシの金属部分を接触させてください。 |
ヒント |
シャーシを輸送する場合に備えて、輸送用の箱は保管しておいてください。 |
(注) |
スイッチは、厳密に検査した上で出荷されています。輸送中の破損や内容品の不足がある場合には、ただちにカスタマー担当者に連絡してください。シスコのサポートをシスコのリセラーからご購入された場合は、リセラーに直接お問い合わせください。サポートをシスコから直接ご購入された場合は、シスコ テクニカル サポートにご連絡ください。 |
梱包内容を確認する手順は、次のとおりです。
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カスタマーサービス担当者から提供された機器リストと、梱包品の内容を照合します。次の品目を含め、すべての品目が揃っていることを確認してください。
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アース ラグ キット
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ラックマウント キット
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静電気防止用リスト ストラップ
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ケーブルとコネクタ
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発注したオプションの品目(あれば)
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破損の有無を調べ、内容品の間違いや破損がある場合には、カスタマー サービス担当者に連絡してください。次の情報を用意しておきます。
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発送元の請求書番号(梱包明細を参照してください)
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破損している装置のモデルとシリアル番号
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破損状態の説明
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破損による設置への影響
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すべての電源モジュールとファン トレイが、予想されるエアーフローの方向になっているかどうかを確認します。ポート側吸気エアーフロー モジュールは赤色、ポート側排気エアーフロー モジュールは青色です。詳細については、電源とファン モジュールのセクションを参照してください。