OSPFv3 コマンド

Catalyst 1300X シリーズ スイッチの OSPF 機能の詳細については、Catalyst 1300X の管理者ガイドを参照してください。

area default-cost

スタブエリアまたは NSSA(Not So Stubby Area)に送信されるデフォルト集約ルートのコストを指定するには、ルータ アドレス ファミリ トポロジまたはルータ コンフィギュレーション モードで area default-cost コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

area area-id default-cost cost

no area area-id default-cost

パラメータ

  • area-id:スタブエリアまたは NSSA の ID。ID は、10 進数値または IP アドレスで指定します。

  • cost:スタブまたは NSSA に使用されるデフォルト集約ルートのコスト。設定できる値は 24 ビットの数値です。

デフォルト設定

cost:1。

コマンド モード

ルータ OSPF コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

エリアが存在しない場合は、area default-cost コマンドの適用時に作成されます。

このコマンドは、スタブエリアまたは NSSA に接続されたエリア境界ルータ(ABR)でのみ使用されます。エリアがスタブエリアまたは NSSA ではない場合や、ルータがスタブエリアまたは NSSA に接続された ABR ではない場合は、設定は保存されますが適用されません。

スタブ エリア ルータ コンフィギュレーション コマンドには、area stub および area default-cost という 2 つのコマンドがあります。スタブエリアに接続されているすべてのルータで、area stub コマンドを使用して、エリアをスタブエリアとして設定する必要があります。area default-cost コマンドは、スタブエリアに接続された ABR にのみ影響を与えます。エリアに接続された ABR 以外のルータで area default-cost コマンドが設定される場合は、設定は保存されますが適用されません。area default-cost コマンドは、ABR によって生成される集約デフォルト ルートのメトリックをスタブ エリアに提供します。


(注)  


指定したエリアをソフトウェア設定から削除するには、no area area-id コマンドを使用します(他のキーワードは指定しません)。つまり、no area area-id コマンドにより、すべてのエリアオプション(area authentication、area default-cost、area nssa、area range、area stub、area virtual-link など)が削除されます。


次に、スタブネットワーク 10.0.0.0 にデフォルトコスト 20 を割り当てる例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 router ospf 1
switchxxxxxx(config-ospf)# area 10.0.0.0 stub
switchxxxxxx(config-ospf)# area 10.0.0.0 default-cost 20
switchxxxxxx(config-ospf)# exit

area filter-list

エリア境界ルータ(ABR)の Open Shortest Path First(OSPF)エリア間のタイプ 3 リンクステート アドバタイズメント(LSA)でアドバタイズされたプレフィックスをフィルタリングするには、ルータ コンフィギュレーション モードで area filter-list コマンドを使用します。フィルタをキャンセルするには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

area area-id filter-list prefix prefix-list-name {in | out}

no area area-id filter-list prefix {in | out}

パラメータ

  • area-id:フィルタリングを設定するエリアの識別子。この識別子は、10 進数値または IP アドレスで指定できます。

  • prefix-list-name:IPv6 プレフィックスリストの名前。

  • in:プレフィックスリストは、他のエリアから指定されたエリアにアドバタイズされるプレフィックスに適用されます。

  • out:プレフィックスリストは、指定されたエリアから他のエリアにアドバタイズされるプレフィックスに適用されます。

デフォルト設定

このコマンドは、デフォルトで無効になっています。ルータはプレフィックスをフィルタリングしません。

コマンド モード

ルータ OSPF コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

エリアが存在しない場合は、area filter-list コマンドの適用時に作成されます。

area filter-list コマンドは、ABR にのみ影響を与えます。ABR 以外のルータで area filter-list コマンドが設定される場合は、設定は保存されますが適用されません。

この機能を「in」方向で有効にすると、他のすべてのエリアからの情報に基づいて、ABR によってこのエリアに対して生成されるすべてのタイプ 3 LSA が、プレフィックスリストでフィルタリングされます。別のエリアで area range コマンドの結果として生成されたタイプ 3 LSA は、個別に生成された他のタイプ 3 LSA と同様に扱われます。プレフィックスリストのエントリと一致しないプレフィックスはすべて、暗黙的に拒否されます。

この機能を「out」方向で有効にすると、このエリアからの情報に基づいて、ABR によって他のすべてのエリアにアドバタイズされるすべてのタイプ 3 LSA が、プレフィックスリストでフィルタリングされます。そのエリアに対して area range コマンドが設定されている場合、エリア範囲内の少なくとも 1 つのプレフィックスがプレフィックスリストのエントリと一致する場合にのみ、エリア範囲に対応するタイプ 3 LSA が他のすべてのエリアに送信されます。

特定のプレフィックスがすべてプレフィックスリストによって拒否される場合、area range コマンドに対応するタイプ 3 LSA は他のどのエリアにも送信されません。プレフィックスリストで許可されていないプレフィックスは、暗黙的に拒否されます。

次に、他のすべてのエリアからエリア 1.0.0.0 に送信されるプレフィックスをフィルタリングする例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 router ospf 1
switchxxxxxx(config-ospf)# area 1.0.0.0 filter-list prefix AREA_1 in
switchxxxxxx(config-ospf)# exit

area nssa

NSSA(Not So Stubby Area)を設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで area nssa コマンドを使用します。エリアから NSSA の区別を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

area area-id nssa [no-summary] [translator-role {always | candidate}]

[translator-stability-interval seconds]

no area area-id nssa

パラメータ

  • area-id:スタブエリアまたは NSSA の ID。この識別子は、10 進数値または IP アドレスで指定できます。

  • no-summary:エリアを NSSA にすることを許可しますが、サマリールートを注入しません。

  • translator-role:NSSA 境界ルータがタイプ 7 LSA をタイプ 5 LSA に無条件に変換するかどうかを指定します。デフォルト値は candidate です。

  • always:他の NSSA 境界ルータのトランスレータ状態に関係なく、NSSA 境界ルータが常にタイプ 7 LSA をタイプ 5 LSA に変換することを指定します。

  • candidate:NSSA 境界ルータが RFC 3101 のセクション 3.1 で説明されているトランスレータ選択プロセスに参加するように指定します。

  • seconds:選出されたトランスレータが、もはや自身のサービスが不要であると判断した後も、変換業務を継続する必要がある秒数を指定します。デフォルト値は 40 秒です。

デフォルト設定

NSSA エリアは未定義です。

コマンド モード

ルータ OSPF コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

エリアが存在しない場合は、area nssa コマンドの適用時に作成されます。

no 形式の area nssa コマンドではエリアが削除されず、単にエリアタイプが中継に変更されます。

指定したエリアをソフトウェア設定から削除するには、no area area-id コマンドを使用します(他のキーワードは指定しません)。つまり、no area area-id コマンドにより、すべてのエリアオプション(area authentication、area default-cost、area nssa、area range、area stub、area virtual-link など)が削除されます。

次に、エリア 1.0.0.0 を NSSA エリアにする例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 router ospf 1
switchxxxxxx(config-ospf)# area 1.0.0.0 nssa
switchxxxxxx(config-ospf)# exit

area range

エリア境界でルートを統合および集約するには、ルータ コンフィギュレーション モードで area range コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

area area-id range ipv6-prefix /prefix-length [advertise | not-advertise]

no area area-id range ipv6-prefix /prefix-length

パラメータ

  • area-id:ルートをサマライズするエリアの ID。10 進数または IPv6 プレフィックスのどちらかを指定できます。

  • ipv6-prefix:IPv6 プレフィックス。

  • /prefix-length:IPv6 プレフィックスの長さ。

  • advertise:アドレス範囲のステータスをアドバタイズに設定し、タイプ 3 サマリー リンクステート アドバタイズメント(LSA)を生成します。

  • not-advertise:アドレス範囲のステータスを DoNotAdvertise に設定します。Type 3 サマリー LSA は抑制され、コンポーネント ネットワークは他のネットワークから隠された状態のままです。

デフォルト設定

このコマンドは、デフォルトで無効になっています。

コマンド モード

ルータ OSPF コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

area range コマンドは、エリア境界ルータ(ABR)でのみ使用されます。このコマンドによって、エリアのルートが統合または集約されます。その結果、1 つの集約ルートが ABR によって他のエリアにアドバタイズされます。ルーティング情報は、エリア境界でまとめられます。エリアの外部では、アドレス範囲ごとに 1 つのルートがアドバタイズされます。この動作は、「経路集約」と呼ばれます。

[advertise | not-advertise] キーワードが定義されていない場合は、advertise オプションがデフォルトで適用されます。range オプションを指定した複数の area ルータ コンフィギュレーション コマンドを設定できます。そのため、OSPF は多くの異なるアドレス範囲セットのアドレスを集約できます。


(注)  


指定したエリアをソフトウェア設定から削除するには、no area area-id コマンドを使用します(他のキーワードは指定しません)。つまり、no area area-id コマンドにより、すべてのエリアオプション(area default-cost、area nssa、area range、area stub、area virtual-link など)が削除されます。


次に、ネットワーク 2001:0DB8:0:1::/64 上のすべてのサブネットに対する 1 つの集約ルートを、ABR によって他のエリアにアドバタイズするように指定する例を示します。

switchxxxxxx(config)# interface vlan 100
switchxxxxxx(config-if)# ipv6 enable
switchxxxxxx(config-if)# ipv6 ospf 1 area 1.0.0.0
switchxxxxxx(config-if)# exit
switchxxxxxx(config)# ipv6 router ospf 1
switchxxxxxx(config-ospf)# router-id 192.168.255.5
switchxxxxxx(config-ospf)# area 1.0.0.0 range 2001:0DB8:0:1::/64
switchxxxxxx(config-ospf)# exit

area shutdown

現在のエリアで Open Shortest Path First(OSPF)プロトコルの正常なシャットダウンを開始するには、ルータ コンフィギュレーション モードで area shutdown コマンドを使用します。OSPF プロトコルを再起動するには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

area area-id shutdown

no area area-id shutdown

パラメータ

  • area-id:エリアの ID。ID は、10 進数値または IP アドレスで指定します。

デフォルト設定

OSPF は現在のエリアでアクティブのままになります。

コマンド モード

ルータ OSPF コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

最も中断の少ない方法でプロトコルを一時的にシャットダウンし、プロトコルが終了することをネイバーに通知するには、ルータ コンフィギュレーション モードで area shutdown コマンドを使用します。ネットワークに別のパスがあるすべてのトラフィックは、その代替パスに送信されます。

次に、エリア 10.0.0.0 での OSPF プロトコルの正常なシャットダウンを有効にする例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 router ospf 1
switchxxxxxx(config-ospf)# area 10.0.0.0 shutdown
switchxxxxxx(config-ospf)# exit

area stub

エリアをスタブエリアとして定義するには、ルータ アドレス ファミリ トポロジまたはルータ コンフィギュレーション モードで area stub コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

area area-id stub [no-summary]

no area area-id stub

パラメータ

  • area-id:スタブエリアの ID。ID は、10 進数値または IP アドレスで指定します。

  • no-summary:エリア境界ルータ(ABR)がサマリー リンク アドバタイズメントをスタブエリアに送信しないようにします。

デフォルト設定

スタブエリアは定義されていません。

コマンド モード

ルータ OSPF コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

エリアが存在しない場合は、area stub コマンドの設定時に作成されます。

no 形式の area stub コマンドではエリアが削除されず、単にエリアタイプが中継に変更されます。

スタブエリア内のすべてのルータおよびアクセスサーバーで、area stub コマンドを設定する必要があります。ABR によってスタブエリアに送信されるデフォルトの内部ルートのコストを指定するには、default-cost キーワードを指定して area ルータ コンフィギュレーション コマンドを使用します。

スタブ エリア ルータ コンフィギュレーション コマンドには、area stub および area default-cost という 2 つのコマンドがあります。スタブエリアに接続されているすべてのルータで、area stub コマンドを使用してエリアをスタブエリアとして設定する必要があります。スタブエリアに接続された ABR でのみ area default-cost コマンドを使用する必要があります。エリアに接続された ABR 以外のルータで area default-cost コマンドが設定される場合は、設定は保存されますが有効になりません。area default-cost コマンドは、ABR によって生成される集約デフォルトルートのメトリックをスタブエリアに提供します。

スタブエリアに送信されるリンクステート アドバタイズメント(LSA)の数をさらに減らすには、ABR で no-summary キーワードを設定して、スタブエリアに集約 LSA(LSA タイプ 3)が送信されないようにします。ABR 以外のルータで設定された no-summary キーワードは保存されますが有効になりません。


(注)  


指定したエリアをソフトウェア設定から削除するには、no area area-id コマンドを使用します(他のキーワードは指定しません)。つまり、no area area-id コマンドにより、すべてのエリアオプション(area authentication、area default-cost、area nssa、area range、area stub、area virtual-link など)が削除されます。


次に、スタブネットワーク 10.0.0.0 にデフォルトコスト 20 を割り当てる例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 router ospf
switchxxxxxx(config-ospf)# area 10.0.0.0 default-cost 20
switchxxxxxx(config-ospf)# area 10.0.0.0 stub
switchxxxxxx(config-ospf)# exit

clear ipv6 ospf process

Open Shortest Path First(OSPF)プロセスを再起動するには、特権 EXEC モードで clear ip ospf process コマンドを使用します。

構文

clear ipv6 ospf [process-id] process

パラメータ

  • process-idプロセス ID。パラメータを省略すると、すべての OSPF プロセスが再起動されます。

デフォルト設定

該当なし

コマンド モード

特権 EXEC モード

使用上のガイドライン

1 つの OSPF プロセスのみを再起動するには、process-id 引数を使用します。process-id 引数を指定しない場合、すべての OSPF プロセスが再起動されます。

clear ipv6 ospf process コマンドは、OSPF プロセスのルータ ID がユーザーによって再設定されている場合、それを変更します。現在使用されているルータ ID がデフォルト値である場合、このコマンドはルータ ID 再選出アルゴリズムを実行します。

例 1。次に、すべての OSP プロセスを再起動する例を示します。

switchxxxxxx# clear ipv6 ospf process

例 2。次に、process-id 1 を指定して 1 つの OSP プロセスを再起動する例を示します。

switchxxxxxx# clear ipv6 ospf 1 process

デフォルトメトリック IPv6 OSPF

ipv6 ospf area

インターフェイスで OSPF for IPv6 を有効にするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ipv6 ospf area コマンドを使用します。定義されたインターフェイスの OSPF ルーティングを無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

[shutdown]

no ipv6 ospf process-id area area-id

パラメータ

  • process-id:内部 ID。ローカルで割り当てられ、任意の正の整数を使用できます。ここで使用される数は、OSPF ルーティングプロセスをイネーブルにするときに管理目的で割り当てられた数です。この数は 1 ~ 65535 の範囲である必要があります。

  • area-id:OSPF インターフェイスに関連付けられるエリア。

  • shutdown:シャットダウン状態のインターフェイスで OSPF が有効になります。

デフォルト設定

OSPF for IPv6 は無効になっています。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

ipv6 ospf area コマンドを使用してインターフェイスで OSPF for IPv6 を有効にする前に、そのインターフェイスで IPv6 を有効にする必要があります。

OSPFv3 プロセスが作成されていない場合は、自動的に作成されます。

IPv6 では、ユーザーは 1 つのインターフェイスに多くのアドレスを設定できます。OSPF for IPv6 では、インターフェイス上のすべてのアドレスがデフォルトで含まれます。ユーザーは OSPF for IPv6 にインポートするアドレスを選択できません。1 つのインターフェイス上のすべてのアドレスがインポートされるか、1 つのインターフェイス上のどのアドレスもインポートされないかのいずれかです。

OSPF 設定のデフォルト値を変更する場合は、shutdown キーワードを指定して ipv6 ospf area コマンドを使用することにより、インターフェイスで OSPFv3 プロセスを作成します。その後、no ipv6 ospf shutdown コマンドを使用します。

ルータで使用できる ipv6 ospf area コマンドの数に制限はありません。OSPF for IPv6 を動作させるには、少なくとも 2 つのインターフェイスを設定する必要があります。

次に、インターフェイスで OSPF for IPv6 を有効にする例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 unicast-routing
switchxxxxxx(config)# interface vlan 100
switchxxxxxx(config-if)# ipv6 enable
switchxxxxxx(config-if)# ipv6 ospf 1 area 0.0.0.0
switchxxxxxx(config-if)# exit
switchxxxxxx(config)# interface vlan 200
switchxxxxxx(config-if)# ipv6 enable
switchxxxxxx(config-if)# ipv6 ospf 120 area 1.0.0.0.4.20.9
switchxxxxxx(config-if)# exit

ipv6 ospf cost

インターフェイスでパケットを送信するコストを明示的に指定するには、IP インターフェイス コンフィギュレーション モードで ipv6 ospf cost コマンドを使用します。パスコストをデフォルト値にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

ipv6 ospf cost interface-cost

no ipv6 ospf cost

パラメータ

  • interface-cost:リンクステートメトリックとして表される符号なし整数値。この値は 1 ~ 65535 の範囲で指定できます。

デフォルト設定

デフォルト値は、インターフェイスの ifSpeed によって異なります(ユーザーガイドラインを参照)。

コマンド モード

IP コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

インターフェイスで ipv6 ospf cost コマンドを使用する前に、そのインターフェイスで ipv6 ospf area コマンドを使用して OSPFv3 を定義する必要があります。

デフォルトを変更する必要がある場合は、このコマンドを使用してメトリックを手動で設定できます。

一般的に、パスコストは次の式を使用して計算されます。

10^10 / ifSpeed

この式を使用して、次のリストで示すように、デフォルトのパスコストが計算されています。これらの値が使用しているネットワークに適していない場合は、独自のパス コストの計算方法を使用できます。

10G イーサネットのデフォルトコストは 1

1G イーサネットのデフォルトコストは 10

100M イーサネットのデフォルトコストは 100

10M イーサネットのデフォルトコストは 1000

次に、インターフェイスコスト値を 65 に設定する例を示します。

switchxxxxxx(config)# interface vlan 200
switchxxxxxx(config-if)# ipv6 ospf cost 65
switchxxxxxx(config-if)# exit

ipv6 ospf dead-interval

hello パケットを確認できないときにネイバーがルータのダウンを宣言するまでの時間を設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ipv6 ospf dead-interval コマンドを使用します。デフォルト時間に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

ipv6 ospf dead-interval seconds

no ipv6 ospf dead-interval

パラメータ

  • seconds:ルータがネイバーから少なくとも 1 つの Hello パケットを受信する必要がある期間(秒単位)。受信できなかった場合、そのネイバーはピアリストから削除され、ルーティングに参加しません。指定できる範囲は 1 ~ 65535 です。この値はネットワーク上のすべてのノードで同じにする必要があります。

デフォルト設定

ip ospf hello-interval コマンドで設定された間隔の 4 倍。

コマンド モード

IP コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

デッド インターバルは、OSPF hello パケットでアドバタイズされます。この値は、特定のネットワーク上の全ネットワーキング デバイスに対して同じにする必要があります。

次に、OSPF のデッドインターバルを 60 秒に設定する例を示します。

switchxxxxxx(config)# interface vlan 100
switchxxxxxx(config-if)# ipv6 ospf dead-interval 60
switchxxxxxx(config-if)# exit

ipv6 ospf hello-interval

IP インターフェイスでの hello パケットの送信間隔を指定するには、IP インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip ospf hello-interval コマンドを使用します。デフォルト時間に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

ipv6 ospf hello-interval seconds

no ipv6 ospf hello-interval

パラメータ

  • seconds:間隔を秒単位で指定します。この値は、特定ネットワーク上のすべてのノードについて同じにする必要があります。

デフォルト設定

10 秒

コマンド モード

IP コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

この値は、hello パケットでアドバタイズされます。hello 間隔を小さくするほど、トポロジの変更が速く検出されますが、ルーティング トラフィックの増加につながります。この値は、特定のネットワーク上のすべてのルータおよびアクセス サーバーで同じにする必要があります。

次に、hello パケットの間隔を 15 秒に設定する例を示します。

switchxxxxxx(config)# interface vlan 100
switchxxxxxx(config-if)# ipv6 ospf hello-interval 15
switchxxxxxx(config-if)# exit

ipv6 ospf mtu-ignore

データベース識別子(DBD)パケットを受信した際の Open Shortest Path First(OSPF)最大伝送ユニット(MTU)不一致検出を無効にするには、IP インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip ospf mtu-ignore コマンドを使用します。デフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

ipv6 ospf mtu-ignore

no ipv6 ospf mtu-ignore

パラメータ

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

デフォルト設定

このコマンドは無効です。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

OSPF は、ネイバーが共通インターフェイスで同じ MTU を使用しているかどうかをチェックします。このチェックは、ネイバーによる DBD パケットの交換時に行われます。DBD パケットに受信した MTU が着信インターフェイスに設定されている IP MTU より高い場合、OSPF の隣接性は確立されません。

次に、DBD パケットを受信した際の MTU 不一致検出を無効にする例を示します。

switchxxxxxx(config)# interface ip 1.1.1.1
switchxxxxxx(config-if)# ipv6 ospf mtu-ignore
switchxxxxxx(config-if)# exit

ipv6 ospf name-lookup

Open Shortest Path First(OSPF)ルータ ID をドメインネームシステム(DNS)名として表示するには、グローバル コンフィギュレーション モードで ipv6 ospf name-lookup コマンドを使用します。OSPF ルータ ID を DNS 名として表示することを停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

ipv6 ospf name-lookup

no ipv6 ospf name-lookup

パラメータ

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

デフォルト設定

このコマンドは無効です。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するとルータがルータ ID やネイバー ID ではなく名前で表示されるため、ルータを識別しやすくなります。

次に、DBD パケットを受信した際の MTU 不一致検出を無効にする例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 ospf name-lookup

ipv6 ospf prefix-suppression

OSPF がインターフェイス IPv6 プレフィックスをアドバタイズしないようにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ipv6 ospf prefix-suppression コマンドを使用します。インターフェイスごとの設定をインターフェイスから削除し、インターフェイスがルータ設定から IP プレフィックス抑制設定を継承できるようにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

ipv6 ospf prefix-suppression [disable]

no ipv6 ospf prefix-suppression

パラメータ

  • disable:IP プレフィックス抑制のルータモード設定に関係なく、OSPF がインターフェイス IP プレフィックスをアドバタイズすることを指定します

デフォルト設定

ルーティング更新がインターフェイスで送信されます。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

インターフェイスの Ipv6 プレフィックス アドバタイズメントを抑制するには、このコマンドを使用します。このコマンドは、パッシブインターフェイスおよびループバック インターフェイスのプレフィックスを抑制する場合にも使用できます。

デフォルトでは、IPv6 プレフィックス抑制はインターフェイスで設定されません。この場合、インターフェイスは、OSPFv3 プロセスに対して prefix-suppression ルータ コンフィギュレーション モード コマンドで設定された動作を継承します。ipv6 ospf prefix-suppression コマンドを入力すると、prefix-suppression ルータ コンフィギュレーション モード コマンドが上書きされます。ルータ コンフィギュレーション モードの設定に関係なく、インターフェイスでのすべての IPv6 プレフィックス抑制を無効にするには、disable オプションを指定したコマンドを使用します。

次に、インターフェイス VLAN 100 で IP プレフィックス抑制を有効にする例を示します。

switchxxxxxx(config)# interface vlan 100
switchxxxxxx(config-ip)# ip ospf prefix-suppression
switchxxxxxx(config-ip)# exit

ipv6 ospf priority

このネットワークにおいて指定ルータを特定するためのルータのプライオリティを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ipv6 ospf priority コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

ipv6 ospf priority number-value

no ipv6 ospf priority

パラメータ

  • number-value:ルータのプライオリティを指定する数値。有効な範囲は 0 ~ 255 です。

デフォルト設定

ルータのプライオリティは 1 です。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

ネットワークにアタッチされている 2 つのルータがともに指定ルータになろうとした場合、ルータのプライオリティの高い方が優先されます。プライオリティが同じ場合、より高位のルータ ID を持つルータが優先されます。ルータのプライオリティがゼロに設定されているルータには、指定ルータまたはバックアップ指定ルータになる資格がありません。ルータのプライオリティは、マルチアクセス ネットワークへのインターフェイス専用に設定されます(つまり、ポイントツーポイント ネットワークへのインターフェイスには設定されません)。

このプライオリティ値は、ipv6 ospf neighbor コマンドを使用して非ブロードキャスト ネットワークの Open Shortest Path First(OSPF)を設定する場合に使用されます。

次に、ルータのプライオリティ値を 4 に設定する例を示します。

switchxxxxxx(config)# interface ip 1.1.1.1
switchxxxxxx(config-if)# ipv6 ospf priority 4
switchxxxxxx(config-if)# exit

ipv6 ospf retransmit-interval

IP インターフェイスに属する隣接のリンクステート アドバタイズメント(LSA)再送信の間隔を指定するには、IP インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip ospf retransmit-interval コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

ipv6 ospf retransmit-interval seconds

no ipv6 ospf retransmit-interval

パラメータ

  • seconds:再送信の間隔(秒単位)を指定します。接続ネットワーク上の任意の 2 台のルータ間で想定される往復遅延より大きな値にする必要があります。範囲は 1 ~ 65535 秒です。デフォルトは 5 秒です。

デフォルト設定

デフォルトは 5 秒です。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

ルータが自身のネイバーに LSA を送信する場合、ルータは確認応答メッセージを受信するまでその LSA を保持します。ルータは、確認応答メッセージを受信しないと、LSA を再び送信します。

seconds 引数の設定値は、接続ネットワーク上の任意の 2 台のルータ間で想定される往復遅延より大きな値にする必要があります。また、このパラメータの設定値はあまり小さくしないでください。小さくすると、不要な LSA の再送信が発生する可能性があります。シリアル回線および仮想リンクの場合は、値を大きくする必要があります。

次に、再送信間隔の値を 8 秒に設定する例を示します。

switchxxxxxx(config)# interface ip 1.1.1.1
switchxxxxxx(config-if)# ipv6 ospf retransmit-interval 8
switchxxxxxx(config-if)# exit

ipv6 ospf shutdown

IP インターフェイスレベルで Open Shortest Path First(OSPF)プロトコルの正常なシャットダウンを開始するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip ospf shutdown コマンドを使用します。インターフェイスで OSPF プロトコルを再起動するには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

ip ospf shutdown

no ip ospf shutdown

パラメータ

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

デフォルト設定

このコマンドは無効です。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

特定のインターフェイスで OSPF をシャットダウンモードにするには、ipv6 ospf shutdown コマンドを使用します。

次に、IP インターフェイス 1.1.1.1 で OSPF プロトコルのシャットダウンを開始する例を示します。

switchxxxxxx(config)# interface vlan 100
switchxxxxxx(config-if)# ip ospf shutdown
switchxxxxxx(config-if)# exit

ipv6 ospf transmit-delay

IP インターフェイス上でリンクステート更新パケットを送信するために必要な推定時間を設定するには、IP インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip ospf transmit-delay コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

ipv6 ospf transmit-delay seconds

no ipv6 ospf transmit-delay

パラメータ

  • seconds:リンクステート更新を送信するために必要な時間(秒単位)。範囲は 1 ~ 65535 秒です。デフォルト値は 1 秒です。

デフォルト設定

デフォルト値は 1 秒です。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

更新パケット内のリンクステート アドバタイズメント(LSA)には、送信前に、seconds 引数で指定した値によって増加された経過時間が格納されます。値は、インターフェイスの送信および伝播遅延を考慮して割り当てる必要があります。

リンクでの送信前に遅延が加算されていない場合、LSA がリンクを介して伝播する時間は考慮されません。この設定は、非常に低速のリンクでより重要な意味を持ちます。

次に、再送信遅延の値を 3 秒に設定する例を示します。

switchxxxxxx(config)# interface vlan 100
switchxxxxxx(config-ip)# ipv6 ospf transmit-delay 3
switchxxxxxx(config-ip)# exit

ipv6 router ospf

Open Shortest Path First(OSPF)for IPv6 ルータ コンフィギュレーション モードを有効にするには、グローバル コンフィギュレーション モードで ipv6 router ospf コマンドを使用します。

構文

ipv6 router ospf process-id

パラメータ

  • process-id:内部 ID。この ID はローカルに割り当てられ、1 ~ 65535 の正の整数を指定できます。ここで使用される数は、OSPF for IPv6 ルーティングプロセスを有効にするときに管理目的で割り当てられた数です。

デフォルト設定

OSPF for IPv6 ルーティングプロセスは定義されていません。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

OSPF for IPv6 ルータ コンフィギュレーション モードを開始するには、このコマンドを使用します。OSPFv3 プロセスが作成されていない場合は作成されます。このモードから、いくつかのコマンドを入力して、OSPF for IPv6 をカスタマイズできます。

次に、OSPF for IPv6 ルータ コンフィギュレーション モードで有効にして、プロセスを番号 1 で識別する例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 router ospf 1

log-adjacency-changes ipv6

Open Shortest Path First(OSPF)for IPv6 ネイバーが起動または停止したときに syslog メッセージを送信するようにルータを設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで log-adjacency-changes コマンドを使用します。この機能をオフにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

log-adjacency-changes [detail]

no log-adjacency-changes

パラメータ

  • detail:ネイバーが起動または停止した場合だけでなく、状態が変わるたびに syslog メッセージを送信します。

デフォルト設定

有効

コマンド モード

ルータ OSPF コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

このコマンドを使用すると、OSPF ネイバーが稼働またはダウン状態になったことを確認できます。log-adjacency-changes コマンドにより、ピア関係におけるそれらの変化の概要が示されます。log-adjacency-changes コマンドはデフォルトで有効になっていますが、detail キーワードを併用しない限り、稼働/ダウン(フル/ダウン)イベントのみが報告されます。

次に、OSPF ネイバーの状態が変化したときに syslog メッセージを送信するようにルータを設定する例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 router ospf 1
switchxxxxxx(config-ospf)# log-adjacency-changes detail
switchxxxxxx(config-ospf)# exit

no area

指定したエリアをソフトウェア設定から削除するには、ルータ コンフィギュレーション モードで no area コマンドを使用します。

構文

no area area-id

パラメータ

  • area-id:削除されるエリアの ID。ID は、10 進数値または IP アドレスで指定します。

デフォルト設定

エリアが定義されています。

コマンド モード

ルータ OSPF コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

指定したエリアをソフトウェア設定から削除するには、no area area-id コマンドを使用します。つまり、no area area-id コマンドにより、すべてのエリアオプション(area authentication、area default-cost、area nssa、area range、area stub、area virtual-link など)が削除されます。また、そのエリアに関連付けられていたネットワーク(network ip-address area area-id)もすべて削除されます。

次に、エリア 1 を削除する例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 router ospf 1
switchxxxxxx(config-ospf)# no area 0.0.0.1
switchxxxxxx(config-ospf)# exit

passive-interface ipv6

インターフェイスでルーティング更新の送信を無効にするには、ルータ コンフィギュレーション モードで passive-interface コマンドを使用します。ルーティング更新の送信を再び有効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

passive-interface {default | interface-id}

no passive-interface {default | interface-id}

パラメータ

  • default:すべてのインターフェイスがパッシブになります。

  • interface-id:インターフェイス識別子。

デフォルト設定

パッシブに設定されたインターフェイスはありません。ルーティング更新は、ルーティングプロトコルが有効になっているすべてのインターフェイスに送信されます。

コマンド モード

ルータ OSPF コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

あるインターフェイスでルーティング更新の送信を無効にしても、その特定のアドレスプレフィックスは引き続き他のインターフェイスにアドバタイズされます。また、そのインターフェイスでは、他のルータからの更新が引き続き受信され、処理されます。

default キーワードを指定すると、すべてのインターフェイスがデフォルトでパッシブに設定されます。その後、no passive-interface コマンドを使用して隣接関係が必要な個々のインターフェイスを設定できます。default キーワードは、多くのディストリビューション ルータが 200 を超えるインターフェイスを持つインターネット サービス プロバイダー(ISP)および大規模な企業のネットワークで役立ちます。

OSPF for IPv6 のルーティング情報は、指定されたルータインターフェイスを通じて送受信されません。指定されたインターフェイスアドレスは、OSPF for IPv6 ドメインでスタブネットワークとして認識されます。

次に、すべてのインターフェイスをパッシブに設定してから VLAN 100 をアクティブにする例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 router ospf 1
switchxxxxxx(config-ospf)# passive-interface default
switchxxxxxx(config-ospf)# no passive-interface vlan100
switchxxxxxx(config-ospf)# exit

prefix-suppression

OSPFv3 で、特定の OSPFv3 プロセスにおいて、ループバックおよびパッシブインターフェイスに関連付けられたプレフィックスを除くすべての IP プレフィックスがアドバタイズされないようにするには、ルータ コンフィギュレーション モードで prefix-suppression コマンドを使用します。すべての IPv6 プレフィックスをアドバタイズするには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

prefix-suppression

no prefix-suppression

パラメータ

該当なし

デフォルト設定

すべての IPv6 プレフィックスがアドバタイズされます。

コマンド モード

ルータ OSPF コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

OSPFv3 プロセス全体で、すべての IPv6 プレフィックス(ループバックおよびパッシブインターフェイスに関連付けられたプレフィックスを除く)のアドバタイズメントをグローバルに抑制するには、ルータ コンフィギュレーション モードで prefix-suppression コマンドを使用します。また、IPv6 インターフェイス コンフィギュレーション モードで ipv6 ospf prefix-suppression コマンドを使用することにより、特定の IPv6 プレフィックスを抑制することもできます。ipv6 ospf prefix-suppression コマンドが設定されている場合、ルータ コンフィギュレーション モードの prefix-suppression コマンドよりも優先されます。

次に、OSPFv3 プロセス 248 において、ループバックおよびパッシブインターフェイスに関連付けられたプレフィックスを除くすべての IPv6 プレフィックスをグローバルに抑制する例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 router ospf 248
switchxxxxxx(config-ospf)# prefix-suppression
switchxxxxxx(config-ospf)# exit

redistribute(OSPFv3)

あるルーティングドメインから別のルーティングドメインに IPv6 ルートを再配布するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードまたはルータ コンフィギュレーション モードで redistribute コマンドを使用します。再配布を無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

redistribute source-protocol [process-id] [include-connected] [metric metric-value] [metric-type type-value] [match {internal | external [1 | 2] | nssa-external [1 | 2]}] [route-map map-tag]

no redistribute source-protocol [process-id] [include-connected] [metric metric-value] [metric-type type-value] [match {internal | external [1 | 2] | nssa-external [1 | 2]}] [route-map map-tag]

パラメータ

  • source-protocol:ルートの再配布元となるソースプロトコル。connected、static、または ospf のいずれかのキーワードを指定できます。

  • process-id:process-id 引数は、ospf キーワードとともにのみ使用され、ルートの再配布元となる適切な OSPF プロセス ID を指定します。この値により、ルーティング プロセスを識別します。この値は 0 以外の 10 進数で指定します。省略すると、値が 1 であると想定されます。

  • include-connected:ソースプロトコルから学習したルートと、ソースプロトコルが動作しているインターフェイス上の接続先プレフィックスを、ターゲットプロトコルが再配布できるようにします。

  • metric metric-value:再配布されたルートに割り当てられるメトリックを指定します。メトリック値をルート マップで(set metric コマンドで)設定する場合、この値は metric-value 引数で指定されたメトリック値よりも優先されます。

    メトリックを指定しない場合、ソースプロトコルに応じて次のメトリックが割り当てられます。

    • OSPF から

      1. 再配布元プロセスの内部 OSPF メトリックが再配布先プロセスの外部メトリックとしてアドバタイズされます。

      2. 再配布元プロセスの外部 OSPF メトリックが、値が 1 の外部メトリックとしてアドバタイズされます。

    • OSPF を除くすべてのプロトコルから:20

  • metric-type type-value:ospf キーワードとともにのみ使用され、OSPF ルーティングドメインにアドバタイズされるデフォルトルートに関連付けられる外部リンクタイプを指定します。次の 2 つの値のいずれかにすることができます。

    • 1:タイプ 1 外部ルート

    • 2:タイプ 2 外部ルート

    metric-type を指定しない場合、タイプ 2 外部ルートが適用されます。
  • match {internal | external [1 | 2] | nssa-external [1 | 2]}:match キーワードは、ospf キーワードとともにのみ使用され、OSPF ルートをターゲット OSPF プロセスに再配布する基準を指定します。次のいずれかを設定できます。

    • internal:特定の自律システムの内部にあるルート。

    • external 1:自律システムの外部であるが、OSPF にタイプ 1 外部ルートとしてインポートされるルート。

    • external 2:自律システムの外部であるが、OSPF にタイプ 2 外部ルートとしてインポートされるルート。

    • nssa-external 1:自律システムの外部であるが、IPv6 用の NSSA(Not So Stubby Area)の OSPF にタイプ 1 外部ルートとしてインポートされるルート。

    • nssa-external 2:自律システムの外部であるが、IPv6 用の NSSA(Not So Stubby Area)の OSPF にタイプ 2 外部ルートとしてインポートされるルート。

    デフォルトでは、internal 1 と external 1 のルートが再配布されます。

    (注)  


    match キーワードの値が異なる複数の redistribute コマンドを定義できます。


  • route-map:この送信元ルーティングプロトコルから現在のルーティングプロトコルへのルートのインポートをフィルタリングするために照会するルートマップを指定します。route-map キーワードを指定しない場合、すべてのルートが再配布されます。このキーワードを指定し、ルートマップタグを 1 つも指定しないと、いずれのルートもインポートされません。

  • map-tag:設定されるルートマップの識別子。

デフォルト設定

ルートの再配布はディセーブルです。

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モード

ルータ OSPF コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

配布元プロトコルに配布されたルートは、これにより再配布されることはありません。connected キーワードは、宛先の OSPF プロセスが有効になっていない定義済みの IP インターフェイスに対応するルートをターゲット OSPF 自律システムに再配布するために使用します。デフォルトでは、OSPF プロセスで、OSPF プロセスが有効になっている IP インターフェイスのみがアドバタイズされます。

static キーワードは、スタティックルートをターゲット OSPF プロセスに再配布するために使用します。デフォルトでは、スタティックルートは OSPF に再配布されません。

キーワードを変更または無効にしても、他のキーワードの状態には影響しません。

内部メトリックが指定されたリンクステート プロトコルを受信するルータの場合、ルートのコストには、そのルータから再配布するルータまでのコストと宛先に達するまでのアドバタイズされたコストの合計が考慮されます。外部メトリックでは、宛先に達するまでのアドバタイズされたコストだけを考慮します。

redistribute または default-information ルータ コンフィギュレーション コマンドを使用して OSPF ルーティングドメインにルートを再配布する場合、ルータは必ず自動的に ASBR になります。ただし、デフォルトでは、ASBR はデフォルト ルートを OSPF ルーティング ドメインに生成しません。

redistribute コマンドに設定したオプションを削除するには、期待する結果が得られるように redistribute コマンドの no 形式を慎重に使用する必要があります。


(注)  


IPv4 では、プロトコルを再配布する場合、プロトコルが実行されているインターフェイスのサブネットもデフォルトで再配布されます。IPv6 では、これはデフォルトの動作ではありません。IPv6 でプロトコルが実行されているインターフェイスのサブネットを再配布するには、include-connected キーワードを使用します。


次に、OSPF 100 for IPv6 ルートを OSPF for IPv6 ルーティングプロセス 1 に再配布する例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 router ospf 1
switchxxxxxx(config-ospf)# redistribute ospf 100 metric 32 metric-type 1
switchxxxxxx(config-ospf)# exit

router-id IPv6

固定ルータ ID を使用するには、ルータ コンフィギュレーション モードで router-id コマンドを使用します。デフォルトに戻るには、no 形式のコマンドを使用します。

構文

router-id ipv4-address

no router-id

パラメータ

  • ipv4-address:IPv4 アドレス形式のルータ ID。

デフォルト設定

ルータに設定されている最小 IPv4 アドレス。

コマンド モード

ルータ OSPF コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

IP アドレス形式で任意の値を設定できます。ただし、それぞれ固有のルータ ID にする必要があります。

OSPF プロセスのルータ ID が定義されておらず、スイッチに IPv4 アドレスがない場合、その OSPF プロセスの動作状態はダウンになります。

すでにアクティブになっている(ネイバーが存在する)OSPF ルータ プロセスでこのコマンドを使用すると、次回のリロード時または手動の OSPF プロセスの再起動時に、新しいルータ ID が使用されます。OSPF プロセスを手動で再起動するには、clear ipv6 ospf process コマンドを使用します。

次に、固定ルータ ID を指定する例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 router ospf 1
switchxxxxxx(config-ospf)# router-id 10.1.1.1
switchxxxxxx(config-ospf)# exit

show ipv6 ospf

Open Shortest Path First(OSPF)ルーティングプロセスに関する一般情報を表示するには、ユーザー EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show ipv6 ospf コマンドを使用します。

構文

show ipv6 ospf [process-id [area-id]]

パラメータ

  • process-id:内部 ID。ローカルで割り当てられ、任意の正の整数を使用できます。ここで使用される番号は、OSPF ルーティング プロセスが有効になっているときに管理する目的で割り当てられた番号です。

  • area-id:エリア ID。この引数により、指定したエリアに関する情報のみが表示されます。

デフォルト設定

該当なし

コマンド モード

ユーザ EXEC モード

特権 EXEC モード

次に、show ipv6 ospf コマンドの出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf
OSPFv3 Routing Process 1 with ID 192.168.0.0
Administrative state is UP
Operational state is UP
Default Redistribute Metric is 100
Redistributing is enabled from
Connected:
metric value is default metric
metric type is external 2
route-map name is alpha
with subnets
nssa only
Connected:
metric value is default metric
metric type is external 2
route-map name is alpha
with subnets
nssa only
static:
metric value is 50
metric type is external 1
no route-map
without subnets
OSPF 109:
internal:
internal metric value is preserved, metric type is external 1
metric value is preserved, metric type is external 1
route-map name is alp
with subnets
exteranl 1
metric value is 100, metric type is external 1
no route-map
with subnets
exteranl 2
metric is value 100, metric type is external 2
no route-map
with subnets
OSPF 120:
from metric type:
internal: metric value is default metric, metric type is external 1
metric value is default metric, metric type is external 1
no route-map
with subnets
exteranl 1: metric value is default metric, metric type is external 2
metric value is default metric, metric type is external 2
no route-map
with subnets
It is an Autonomous System Boundary Router
It is an Area Boundary Router
SPF schedule delay 5000 ms
Maximum Number of Equal Cost Paths 4
Number of External LSAs (Type 5) is 6, Checksum is 0x11029BEB
Number of originated LSAs is 126
Number of received LSAs is 1006
Number of areas in this router is 4. 2 normal 1 stub 1 nssa
Area BACKBONE(0)
Administrative state is UP
Operational state is UP
Number of interfaces in this area is 2
Area has message digest authentication
SPF algorithm executed 4 times
Area ranges are
192.168.0.0/16 Advertise
192.100.0.0/16 Not Advertise
Number of ASBR is 0
Number of ABR is 2
Number of LSA 31. Checksum Sum 0x107493
Number of DCbitless LSA 0
Number of indication LSA 0
Number of DoNotAge LSA 20
Area 24
Administrative state is UP
Operational state is UP
Number of interfaces in this area is 2
SPF algorithm executed 10 times
Area ranges are
Number of ASBR is 1
Number of ABR is 3
Number of LSA 20. Checksum Sum 0x095E6A
Number of DCbitless LSA 0
Number of indication LSA 0
Number of DoNotAge LSA 0
Area 10.0.0.0
It is a NSSA area
Administrative state is UP
Operational state is UP
Number of interfaces in this area is 4
Area default metric is 100
Perform type-7/type-5 LSA translation, suppress forwarding address
Number of LSA 20. Checksum Sum 0x095E6A
Number of DCbitless LSA 0
Number of indication LSA 0
Number of DoNotAge LSA 0
Area 192.168.1.1
It is a stub area, no summary
Administrative state is UP
Operational state is UP
Number of interfaces in this area is 4
Area default metric is 100
Number of LSA 20. Checksum Sum 0x095E6A
Number of DCbitless LSA 0
Number of indication LSA 0
Number of DoNotAge LSA 0

show ipv6 ospf database

特定のルータの Open Shortest Path First(OSPF)データベースに関連する情報のリストを表示するには、ユーザー EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show ipv6 ospf database コマンドを使用します。このコマンドは、さまざまな形式で、異なる OSPF リンクステート アドバタイズメント(LSA)に関する情報を提供します。

構文

show ipv6 ospf [process-id [area-id]] database

show ipv6 ospf [process-id [area-id]] database adv-router router-id

show ipv6 ospf [process-id [area-id]] database database-summary

show ipv6 ospf [process-id [area-id]] database external

show ipv6 ospf [process-id [area-id]] database grace

show ipv6 ospf [process-id [area-id]] database inter-area-prefix

show ipv6 ospf [process-id [area-id]] database inter-area router

show ipv6 ospf [process-id [area-id]] database link

show ipv6 ospf [process-id [area-id]] database network

show ipv6 ospf [process-id [area-id]] database nssa-external

show ipv6 ospf [process-id [area-id]] database prefix

show ipv6 ospf [process-id [area-id]] database [router]

パラメータ

  • process-id:指定されたプロセスに関する情報のみを表示します。

  • area-id:指定されたエリアに関する情報のみを表示します。area-id 引数は、process-id 引数が指定されている場合にのみ使用できます。

  • adv-router [router-id]:アドバタイズするルータのすべての LSA を表示します。この引数は、RFC 2740 に記述されている形式にする必要があります。コロン区切りの 16 ビット値を使用して、アドレスを 16 進数で指定します。

  • internal:内部 LSA 情報。

  • database-summary:データベース内のエリアごとに、存在する各タイプの LSA の数を表示し、その合計も表示します。

  • external:外部 LSA に関する情報のみを表示します。

  • ipv6-prefix:ネイバーのリンクローカル IPv6 アドレス。この引数は、RFC 2373 に記述されている形式にする必要があります。コロン区切りの 16 ビット値を使用して、アドレスを 16 進数で指定します。

  • link-state-id:LSA を区別するために使用される整数。ネットワーク LSA およびリンク LSA では、リンクステート ID はインターフェイス インデックスに一致します。

  • inter-area prefix:エリア間プレフィックス LSA に基づいた LSA に関する情報のみを表示します。

  • inter-area router:エリア間ルータ LSA に基づいた LSA に関する情報のみを表示します。network:ネットワーク LSA に関する情報のみを表示します。

  • destination-router-id:指定された接続先 ルータ ID。

  • link:ルータ LSA に関する情報のみを表示します。

  • interface:インターフェイス コンテキストでフィルタリングされた LSA に関する情報を表示します。

  • interface-name:LSA インターフェイスを指定します。

  • network:ネットワーク LSA に関する情報のみを表示します。

  • nssa-external:NSSA(Not So Stubby Area)の外部 LSA に関する情報のみを表示します。

  • prefix:エリア内プレフィックス LSA に関する情報を表示します。

  • ref-lsa {router | network}:プレフィックス LSA タイプをさらにフィルタリングします。

  • router:ルータ LSA に関する情報のみを表示します。

  • unknown:不明なタイプのすべての LSA を表示します。

  • area:不明なエリア LSA をフィルタリングします。

  • as:不明な自律システム(AS)LSA をフィルタリングします。

  • link:unknown キーワードの後に続く場合の link キーワード。

コマンド モード

ユーザ EXEC モード

特権 EXEC モード

使用上のガイドライン

該当なし

例 1。次に、引数やキーワードが使用されていないときの show ipv6 ospf database コマンドの出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf database
OSPFv3 Router with ID (172.16.4.4) (Process ID 1)
Router Link States (Area 0.0.0.0)
ADV Router Age Seq# Fragment ID Link count Bits
172.16.4.4 239 0x80000003 0 1 B
172.16.6.6 239 0x80000003 0 1 B
Inter Area Prefix Link States (Area 0.0.0.0)
ADV Router Age Seq# Prefix
172.16.4.4 249 0x80000001 FEC0:3344::/32
172.16.4.4 219 0x80000001 FEC0:3366::/32
172.16.6.6 247 0x80000001 FEC0:3366::/32
172.16.6.6 193 0x80000001 FEC0:3344::/32
172.16.6.6 82 0x80000001 FEC0::/32
Inter Area Router Link States (Area 0.0.0.0)
ADV Router Age Seq# Link ID Dest RtrID
172.16.4.4 219 0x80000001 50529027 172.16.3.3
172.16.6.6 193 0x80000001 50529027 172.16.3.3
Link (Type-8) Link States (Area 0.0.0.0)
ADV Router Age Seq# Link ID Interface
172.16.4.4 242 0x80000002 14 VLAN 100
172.16.6.6 252 0x80000002 14 VLAN 100
Intra Area Prefix Link States (Area 0.0.0.0)
ADV Router Age Seq# Link ID Ref-lstype Ref-LSID
172.16.4.4 242 0x80000002 0 0x2001 0
172.16.6.6 252 0x80000002 0 0x2001 0
The description of thesignificant fields shown in the display.
ADV Router—Advertising router ID.
Age—Link-state age.
Seq#—Link-state sequence number (detects old or duplicate LSAs).
Link ID—Interface ID number.
Ref-lstype—Referenced link-state type.
Ref-LSID—Referenced link-state ID.

例 2。次に、show ipv6 ospf database コマンドに router キーワードを指定した場合の出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf database router
OSPFv3 Router with ID (172.16.6.6) (Process ID 1)
Router Link States (Area 0.0.0.0)
LS age: 383
Options: (V6-Bit E-Bit R-bit DC-Bit)
LS Type: Router Links
Link State ID: 0
Advertising Router: 172.16.6.6
LS Seq Number: 80000003
Checksum: 0x7543
Length: 40
Area Border Router
Number of Links: 1
Link connected to: another Router (point-to-point)
Link Metric: 1
Local Interface ID: 14
Neighbor Interface ID: 14
Neighbor Router ID: 172.16.4.4

例 3。次に、show ipv6 ospf database コマンドに network キーワードを指定した場合の出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf database network
Router Link States (Area 0.0.0.1)
ADV Router Age Seq# Fragment ID Link count Bits
172.16.4.4 239 0x80000003 0 1 B
172.16.6.6 239 0x80000003 0 1 B
Net Link States (Area 0.0.0.1)
ADV Router Age Seq# Attached Router
172.16.6.6 419 0x80000001 172.16.6.3
172.16.6.6 239 0x80000001 172.16.6.6

例 4。次に、show ipv6 ospf database コマンドに link self-originate キーワードを指定した場合の出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf database link
OSPFv3 Router with ID (172.16.6.6) (Process ID 1)
Link (Type-8) Link States (Area 0.0.0.0)
LS age: 505
Options: (V6-Bit E-Bit R-bit DC-Bit)
LS Type: Link-LSA (Interface: POS4/0)
Link State ID: 14 (Interface ID)
Advertising Router: 172.16.6.6
LS Seq Number: 80000002
Checksum: 0xABF6
Length: 60
Router Priority: 1
Link Local Address: FE80::205:5FFF:FED3:6408
Number of Prefixes: 2
Prefix Address: FEC0:4466::
Prefix Length: 32, Options: None
Prefix Address: FEC0:4466::
Prefix Length: 32, Options: None

例 5。次に、show ipv6 ospf database コマンドに prefix キーワードを指定した場合の出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf database prefix
OSPFv3 Router with ID (172.16.6.6) (Process ID 1)
Intra Area Prefix Link States (Area 0.0.0.0)
Routing Bit Set on this LSA
LS age: 552
LS Type: Intra-Area-Prefix-LSA
Link State ID: 0
Advertising Router: 172.16.6.6
LS Seq Number: 80000002
Checksum: 0xA910
Length: 48
Referenced LSA Type: 2001
Referenced Link State ID: 0
Referenced Advertising Router: 172.16.6.6
Number of Prefixes: 2
Prefix Address: FEC0:4466::
Prefix Length: 32, Options: None, Metric: 1
Prefix Address: FEC0:4466::
Prefix Length: 32, Options: None, Metric: 1

例 6。次に、show ipv6 ospf database コマンドに inter-area-prefix キーワードを指定した場合の出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf database inter-area-prefix
OSPF Routing Process 1 with ID 1.1.1.1
Router Link States(Area 0.0.0.1)
ADV Router Age Seq# Fragment ID Link count Bits
1.1.1.1 510 0x80000004 0 1 E
2.2.2.2 506 0x8000000a 0 1 B
Network Link States(Area 0.0.0.1)
ADV Router Age Seq# Attached Router
2.2.2.2 511 0x80000001 1.1.1.1
2.2.2.2 511 0x80000001 2.2.2.2
Type8 Link States(Area 0.0.0.1)
ADV Router Age Seq# Link ID Interface
1.1.1.1 510 0x80000001 gi1/0/1
Type8 Link States(Area 0.0.0.1)
ADV Router Age Seq# Link ID Interface
2.2.2.2 960 0x80000006 gi1/0/1

例 7。次に、show ipv6 ospf database コマンドに inter-area-router キーワードを指定した場合の出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf database inter-area-router
OSPF Routing Process 1 with ID 1.1.1.1
Router Link States(Area 0.0.0.1)
ADV Router Age Seq# Fragment ID Link count Bits
1.1.1.1 514 0x80000004 0 1 E
2.2.2.2 510 0x8000000a 0 1 B
Network Link States(Area 0.0.0.1)
ADV Router Age Seq# Attached Router
2.2.2.2 515 0x80000001 1.1.1.1
2.2.2.2 515 0x80000001 2.2.2.2
Type8 Link States(Area 0.0.0.1)
ADV Router Age Seq# Link ID Interface
1.1.1.1 514 0x80000001 gi1/0/1
Type8 Link States(Area 0.0.0.1)
ADV Router Age Seq# Link ID Interface
2.2.2.2 964 0x80000006 gi1/0/1

例 8。次に、show ipv6 ospf database コマンドに external キーワードを指定した場合の出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf database external
OSPFv3 Router with ID (172.16.6.6) (Process ID 1)
Type-5 AS External Link States
Routing Bit Set on this LSA
LS age: 654
LS Type: AS External Link
Link State ID: 0
Advertising Router: 172.16.3.3
LS Seq Number: 80000001
Checksum: 0x218D
Length: 32
Prefix Address: FEC0:3333::
Prefix Length: 32, Options: None
Metric Type: 2 (Larger than any link state path)
Metric: 20

例 9。次に、グレースフルリスタート対応ルータに関する show ipv6 ospf database コマンドの出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf 1 database
OSPFv3 Router with ID (10.2.2.2) (Process ID 1)
Router Link States (Area 0.0.0.0)
ADV Router Age Seq# Fragment ID Link count Bits
10.1.1.1 1949 0x8000000e 0 1 None
10.2.2.2 2007 0x80000011 0 1 None
Link (Type-8) Link States (Area 0.0.0.0)
ADV Router Age Seq# Link ID Interface
10.1.1.1 180 0x80000006 1 VLAN 100
10.2.2.2 2007 0x80000006 1 VLAN 100
Intra Area Prefix Link States (Area 0.0.0.0)
ADV Router Age Seq# Link ID Ref-lstype Ref-LSID
ADV Router Age Seq# Link ID Ref-lstype Ref-LSID
10.1.1.1 180 0x80000006 0 0x2001 0
10.2.2.2 2007 0x80000006 0 0x2001 0
Grace (Type-11) Link States (Area 0.0.0.0)
ADV Router Age Seq# Link ID Interface
10.2.2.2 2007 0x80000005 1 VLAN 100

例 10。次に、show ipv6 ospf database コマンドに grace キーワードを指定した場合の出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf database grace
OSPF Routing Process 1 with ID 1.1.1.1
Router Link States(Area 0.0.0.1)
ADV Router Age Seq# Fragment ID Link count Bits
1.1.1.1 498 0x80000004 0 1 E
2.2.2.2 494 0x8000000a 0 1 B
Network Link States(Area 0.0.0.1)
ADV Router Age Seq# Attached Router
2.2.2.2 499 0x80000001 1.1.1.1
2.2.2.2 499 0x80000001 2.2.2.2
Type8 Link States(Area 0.0.0.1)
ADV Router Age Seq# Link ID Interface
1.1.1.1 498 0x80000001 gi1/0/1
Type8 Link States(Area 0.0.0.1)
ADV Router Age Seq# Link ID Interface
2.2.2.2 948 0x80000006 gi1/0/1

show ipv6 ospf interface

Open Shortest Path First(OSPF)関連のインターフェイス情報を表示するには、ユーザー EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show ipv6 ospf interface コマンドを使用します。

構文

show ipv6 ospf [process-id [area-id]] interface [interface-id] [brief]

パラメータ

  • process-id:内部 ID。ローカルで割り当てられ、任意の正の整数を使用できます。ここで使用される番号は、OSPF ルーティング プロセスが有効になっているときに管理する目的で割り当てられた番号です。

  • area-id:指定されたエリアに関する情報のみを表示します。

  • interface-id:インターフェイス識別子。

  • brief:ルータの OSPF インターフェイス、状態、アドレスとマスク、およびエリアに関する概要情報を表示します。

コマンド モード

ユーザ EXEC モード

特権 EXEC モード

例 1。次に、show ipv6 ospf interface コマンドの出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf interface
tunnel 1 is up
Link Local Address 2001:0DB1:205:5FFF:FED3:5808, Interface ID 13
Area 1.0.0.0, Process ID 1, Instance ID 0, Router ID 172.16.3.3
Adminastrative state is up, Operational state is up
Network Type POINT_TO_POINT, Cost: 1
Transmit Delay is 1 sec, State POINT_TO_POINT,
Prefix-suppression is enabled
Timer intervals configured, Hello 10, Dead 40, Wait 40, Retransmit 5
Hello due in 00:00:06
Neighbor Count is 1, Adjacent neighbor count is 1
Adjacent with neighbor 172.16.4.4
Suppress hello for 0 neighbor(s)
VLAN 100 is up
Link Local Address 2001:0DB1:205:5FFF:FED3:5808, Interface ID 3
Area 1.0.0.0, Process ID 1, Instance ID 0, Router ID 172.16.3.3
Adminastrative state is up, Operational state is up
Network Type BROADCAST, Cost: 1
Transmit Delay is 1 sec, State BDR, Priority 1
Designated Router (ID) 172.16.6.6, local address 2001:0DB1:205:5FFF:FED3:6408
Backup Designated router (ID) 172.16.3.3, local address 2001:0DB1:205:5FFF:FED3:5808
Timer intervals configured, Hello 10, Dead 40, Wait 40, Retransmit 5
Hello due in 00:00:05
Adjacent with neighbor 172.16.6.6 (Designated Router)
Suppress hello for 0 neighbor(s
The description of thesignificant fields shown in the display.
tunnel 1, vlan 100—Status of the network interface.
Link Local Address—Interface IPv6 address.
Area 1.0.0.0, Process ID 1, Instance ID 0, Router ID 172.16.3.3—The area ID, process ID,
instance ID, and router ID of the area from which this route is learned.
Network Type POINT_TO_POINT, Cost: 1—Network type and link-state cost.
Transmit Delay—Transmit delay, interface state, and router priority.
Designated Router—Designated router ID and respective interface IP address.
Backup Designated router—Backup designated router ID and respective interface IP address.
Timer intervals configured—Configuration of timer intervals.
Hello—Number of seconds until the next hello packet is sent out this interface.

例 2。次の show ipv6 ospf interface brief コマンドの出力例は、情報の概要を示しています。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf interface brief
Interface Process ID Area ID Cost OSPF Oper St Passive
----------------- ------------- --------------------- -------- ------------------- -----------
tunnel 2 1 172.116.211.116 100 up Yes
VLAN 1000 1 1.1.2.1 35 down
VLAN 1 1 20 55 up

show ipv6 ospf neighbor

Open Shortest Path First(OSPF)ネイバー情報をインターフェイス単位で表示するには、ユーザー EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show ipv6 ospf neighbor コマンドを使用します。

構文

show ipv6 ospf [process-id [area-id]] neighbor [interface-id] [neighbor-id] [detail]

パラメータ

  • process-id:内部 ID。ローカルで割り当てられ、任意の正の整数を使用できます。ここで使用される番号は、OSPF ルーティング プロセスが有効になっているときに管理する目的で割り当てられた番号です。

  • area-id:指定されたエリアに関する情報のみを表示します。

  • interface-id:インターフェイス識別子。

  • neighbor-id:ネイバー ID。

  • detail:すべてのネイバーの詳細を表示します(すべてのネイバーをリストします)。

コマンド モード

ユーザ EXEC モード

特権 EXEC モード

例 1。次に、show ipv6 ospf neighbor コマンドの出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf neighbor
Neighbor ID Pri State Dead Time Interface ID Interface
172.16.4.4 1 FULL/ - 00:00:31 14 POS4/0
172.16.3.3 1 FULL/BDR 00:00:30 3 FastEthernet00
172.16.5.5 1 FULL/ - 00:00:33 13 ATM3/0

例 2。次に、detail キーワードを指定した場合の show ipv6 ospf neighbor コマンドの出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf neighbor detail
Neighbor 172.16.4.4
In the area 0.0.0.0 via interface POS4/0
Neighbor: interface-id 14, link-local address FE80::205:5FFF:FED3:5406
Neighbor priority is 1, State is FULL, 6 state changes
Options is 0x63AD1B0D
Dead timer due in 00:00:33
Neighbor 172.16.3.3
In the area 1.0.0.0 via interface FastEthernet0/0
Neighbor: interface-id 3, link-local address FE80::205:5FFF:FED3:5808
Neighbor priority is 1, State is FULL, 6 state changes
DR is 172.16.6.6 BDR is 172.16.3.3
Options is 0x63F813E9
Dead timer due in 00:00:33
Neighbor 172.16.5.5
In the area 2 via interface ATM3/0
Neighbor: interface-id 13, link-local address FE80::205:5FFF:FED3:6006
Neighbor priority is 1, State is FULL, 6 state changes
Options is 0x63F7D249
Dead timer due in 00:00:38
The description of thesignificant fields shown in the display.
Neighbor ID; Neighbor—Neighbor router ID.
In the area—Area and interface through which the OSPF neighbor is known.
Pri; Neighbor priority—Router priority of the neighbor, neighbor state.
State—OSPF state.
State changes—Number of state changes since the neighbor was created.
Options—Hello packet options field contents. (E-bit only. Possible values are 0 and 2; 2 indicates
area is not a stub; 0 indicates area is a stub.)
Dead timer due in—Expected time before Cisco IOS software will declare the neighbor dead.

例 3。次に、detail キーワードを指定した場合の、グレースフルリスタート情報が表示されている show ipv6 ospf neighbor コマンドの出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf neighbor detail
Neighbor 10.1.1.1
In the area 0.0.0.0 via interface Ethernet0/0
Neighbor: interface-id 3, link-local address FE80::A8BB:CCFF:FE00:200
Neighbor priority is 1, State is FULL, 6 state changes
DR is 10.1.1.1 BDR is 10.3.3.3
Options is 0x1C9AD11
Dead timer due in 00:00:36

show ipv6 ospf router-id

OSPF プロセスのルータ ID を表示するには、ユーザー EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show ipv6 ospf router-id コマンドを使用します。

構文

show ipv6 ospf [process-id] router-id

パラメータ

  • process-id:内部 ID。ローカルで割り当てられ、任意の正の整数を使用できます。ここで使用される番号は、OSPF ルーティング プロセスが有効になっているときに管理する目的で割り当てられた番号です。

コマンド モード

ユーザ EXEC モード

特権 EXEC モード

使用上のガイドライン

process-id 引数は、10 進数または IPv6 アドレス形式で入力できます。

次に、show ipv6 ospf router-id コマンドの出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf router-id
Process-ID Current Router-ID Next Router-ID after Restart
Value Type Value Type
-------------- ------------------- --------- ------------------- ---------
1 1.1.1.192 default 1.1.1.1 default
2 1.1.1.192 default 100.100.100.100 manual
3 2.2.2.2 manual 2.2.2.2 default
4 10.10.10.10 manual 1.1.1.1 default
5 10.10.10.10 manual 2.2.2.2 manual

show ipv6 ospf snmp

OSPF SNMP 設定を表示するには、ユーザー EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show ipv6 ospf snmp コマンドを使用します。

構文

show ipv6 ospf snmp

コマンド モード

ユーザ EXEC モード

特権 EXEC モード

使用上のガイドライン

OSPF SNMP 設定を表示するには、show ipv6 ospf snmp コマンドを使用します。

次に、show ipv6 ospf snmp コマンドの出力例を示します。

switchxxxxxx# show ipv6 ospf snmp
The standard OSPF MIB is mapped to OSPF process 2
SNMP notifications for OSPF are enabled
SNMP notifications Rate Limit: 10 seconds and 7 notifications during the window time
Authentication Failure Notifications are enabled
Bad Packet Notifications are disabled
Virtual Link Bad Packet Notifications are enabled
SNMP IF State Change Notifications are enabled
SNMP Neighbor State Change Notifications are enabled
SNMP Virtual IF State Change Notifications are enabled
SNMP Virtual Neighbor State Change Notifications are enabled

shutdown ipv6 ospf

現在のインスタンスで Open Shortest Path First(OSPF)プロトコルの正常なシャットダウンを開始するには、ルータ コンフィギュレーション モードで shutdown コマンドを使用します。OSPF プロトコルを再起動するには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

shutdown

no shutdown

パラメータ

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

デフォルト設定

OSPF は現在のインスタンスでアクティブのままになります。

コマンド モード

ルータ OSPF コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

最も中断の少ない方法でプロトコルを一時的にシャットダウンし、プロトコルが終了することをネイバーに通知するには、ルータ コンフィギュレーション モードで shutdown コマンドを使用します。ネットワークに別のパスがあるすべてのトラフィックは、その代替パスに送信されます。

no shutdown コマンドは、OSPF プロセスのルータ ID がユーザーによって再設定されている場合、それを変更します。現在使用されているルータ ID がデフォルト値である場合、このコマンドはルータ ID 再選出アルゴリズムを実行します。

次に、OSPF プロトコルの正常なシャットダウンを有効にする例を示します。

switchxxxxxx(config)# ipv6 router ospf 1
switchxxxxxx(config-ospf)# shutdown
switchxxxxxx(config-ospf)# exit

snmp-process ipv6 ospf

標準 OSPF MIB を介してアクセスされる OSPF プロセスを指定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで snmp-process ipv6 ospf コマンドを使用します。デフォルトに戻るには、no 形式のコマンドを使用します。

構文

snmp-process ipv6 ospf process-id

no snmp-process ipv6 ospf

パラメータ

  • process-id:OSPF プロセス ID。

デフォルト設定

存在する最小の OSPF プロセス。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

標準 MIB には OSPF プロセス ID は含まれておらず、デフォルトでは最小の OSPF プロセスにマッピングされます。マッピングを変更するには、snmp-process ipv6 コマンドを使用します。

次に、標準 MIB を OSPF プロセス 100 にマッピングする例を示します。

switchxxxxxx(config)# snmp-process ipv6 ospf 100

snmp-server enable traps ipv6 ospf errors

Open Shortest Path First(OSPF)エラーに関する Simple Network Management Protocol(SNMP)通知を有効にするには、グローバル コンフィギュレーション モードで snmp-server enable traps ipv6 ospf errors コマンドを使用します。OSPF エラーに関する SNMP 通知を無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

snmp-server enable traps ipv6 ospf errors [bad-packet] [virt-bad-packet]

no snmp-server enable traps ipv6 ospf errors [bad-packet][virt-bad-packet]

パラメータ

  • authentication-failure:ospfIfFailure トラップのみを有効にします。このルータの認証キーまたは認証タイプと競合する認証キーまたは認証タイプを持つネイバールータからのパケットを非仮想インターフェイスで受信した場合に SNMP 通知を送信できるようになります。

  • bad-packet:ospfIfRxBadPacket トラップのみを有効にします。解析されていない OSPF パケットを非仮想インターフェイスで受信した場合に SNMP 通知を送信できるようになります。

  • config-error:ospfIfConfigError トラップのみを有効にします。このルータの設定パラメータと競合する設定パラメータを持つネイバールータから非仮想インターフェイスでパケットを受信した場合に SNMP 通知を送信します。

  • virt-authentication-failure:ospfVirtIfFailure トラップのみを有効にします。このルータの認証キーまたは認証タイプと競合する認証キーまたは認証タイプを持つネイバールータからのパケットを仮想インターフェイスで受信した場合に SNMP 通知を送信できるようになります。

  • virt-bad-packet:ospfVirtIfRxBadPacket トラップのみを有効にします。解析されていない OSPF パケットを仮想インターフェイスで受信した場合に SNMP 通知を送信できるようになります。

  • virt-config-error:ospfVirtIfConfigError トラップのみを有効にします。このルータの設定パラメータと競合する設定パラメータを持つネイバールータから仮想インターフェイスでパケットを受信した場合に SNMP 通知を送信します。

デフォルト設定

OSPF エラーに関する SNMP 通知は無効になっています。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

オプションキーワードを指定せずに snmp-server enable traps ipv6 ospf errors コマンドを入力すると、すべての OSPF エラートラップが有効になります。1 つまたは複数の OSPF エラートラップのみを有効にするには、1 つまたは複数のオプションキーワードを入力します。

次に、ルータがすべての OSPF エラー通知を送信できるようにする例を示します。

switchxxxxxx(config)# snmp-server enable traps ipv6 ospf errors

snmp-server enable traps ipv6 ospf rate-limit

指定した秒数の間に送信される Open Shortest Path First(OSPF)トラップの数を制限するには、グローバル コンフィギュレーション モードで snmp-server enable traps ipv6 ospf rate-limit コマンドを使用します。指定された秒数の間に送信される OSPF トラップの数に関して設定された制限を無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

snmp-server enable traps ipv6 ospf rate-limit [seconds [trap-number]

no snmp-server enable traps ipv6 ospf rate-limit

パラメータ

  • seconds:レート制限ウィンドウサイズを秒単位で設定します。2 ~ 60 の数値で指定します。デフォルト値は 10 です。

  • trap-number:ウィンドウ時間中に送信されるトラップの最大数を設定します。0 ~ 300 の数値で指定します。デフォルト値は 7 です。

デフォルト設定

送信される OSPF トラップの数に制限はありません。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

ルータがトラップバーストを送信する場合があり、これによって短時間でネットワークリソースを使い果たす可能性があります。snmp-server enable traps ipv6 ospf rate-limit コマンドを入力して、指定された秒数内で送信されるトラップの数を制限するスライディング ウィンドウ メカニズムを設定することを推奨します。

次に、40 秒のウィンドウで 50 個を超えるトラップが送信されないように、トラップレート制限ウィンドウを設定する例を示します。

switchxxxxxx(config)# snmp-server enable traps ipv6 ospf rate-limit 40 50

snmp-server enable traps ipv6 ospf state-change

Open Shortest Path First(OSPF)の遷移状態の変化に関する Simple Network Management Protocol(SNMP)通知を有効にするには、グローバル コンフィギュレーション モードで snmp-server enable traps ipv6 ospf state-change コマンドを使用します。OSPF の遷移状態の変化に関する SNMP 通知を無効にするには、コマンドの no 形式を使用します。

構文

snmp-server enable traps ipv6 ospf state-change [if-state-change] [neighbor-state-change] [virtif-state-change] [virtneighbor-state-change]

no snmp-server enable traps ipv6 ospf state-change [if-state-change] [neighbor-state-change] [virtif-state-change] [virtneighbor-state-change]

パラメータ

  • if-state-change:ospfIfStateChange トラップのみを有効にします。非仮想 OSPF インターフェイスの状態に変化があった場合に、SNMP 通知を送信します。

  • neighbor-state-change:ospfNbrStateChange トラップのみを有効にします。非仮想 OSPF ネイバーの状態に変化があった場合に、SNMP 通知を送信します。

  • virtif-state-change:ospfVirtIfStateChange トラップのみを有効にします。仮想 OSPF インターフェイスの状態に変化があった場合に、SNMP 通知を送信します。

  • virtneighbor-state-change:ospfVirtNbrStateChange トラップのみを有効にします。仮想 OSPF ネイバーの状態に変化があった場合に、SNMP 通知を送信します。

デフォルト設定

OSPF の遷移状態の変化に関する SNMP 通知は無効になっています。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

遷移状態の変化に関するすべてのトラップを有効にするには、オプションキーワードを指定せずに snmp-server enable traps ipv6 ospf state-change コマンドを入力します。

次に、仮想インターフェイスおよび仮想ネイバーの遷移状態の変化に関する SNMP 通知をルータが送信できるようにする例を示します。

switchxxxxxx(config)# snmp-server enable traps ipv6 ospf state-change virtif-state-change
virtneighbor-state-change