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目次
この章の内容は、次のとおりです。
Cisco Nexus 1000V ファイル システムは、Cisco Nexus 1000V スイッチが使用するすべてのファイル システムに単一のインタフェースを提供します。次のシステムが含まれます。
ここでは、ファイル システム内の移動方法について説明します。具体的な内容は次のとおりです。
ファイル システムを指定するための構文は、 <file system name>:[//server/] です。 次の表に、ファイル システムの構文を示します。
ファイル システム名 |
サーバ |
説明 |
---|---|---|
bootflash |
sup-active sup-local sup-1 module-1 |
アクティブ スーパーバイザにある内部メモリ。システム イメージ、コンフィギュレーション ファイル、およびその他のファイルの格納に使用されます。 Cisco Nexus 1000VCLI のデフォルトでは、bootflash: ファイル システムになります |
sup-standby sup-remote sup-2 module-2 |
スタンバイ スーパーバイザにある内部メモリ。システム イメージ、コンフィギュレーション ファイル、およびその他のファイルの格納に使用されます。 |
|
volatile |
— |
スーパーバイザ モジュールにある、一時的または保留中の変更のために使用される揮発性 RAM(VRAM)。 |
現在の CLI 位置のディレクトリ名を表示できます。
この手順を開始する前に、任意のコマンド モードで CLI にログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# pwd | 現在の作業ディレクトリを表示します。 |
switch# pwd bootflash:
CLI で、あるディレクトリまたはファイル システムから別のディレクトリまたはファイル システムに場所を変更できます。
Cisco Nexus 1000VCLI のデフォルトでは、bootflash: ファイル システムになります。
(注) |
volatile: ファイル システムに保存されたファイルは、スイッチのリブート時にすべて消去されます。 |
この手順を開始する前に、任意のコマンド モードで CLI にログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# pwd | CLI の現在のディレクトリ名を表示します。 |
ステップ 2 | switch# cd directory name | CLI の場所を、bootflash: ファイル システムのルート ディレクトリに変更します。 |
switch# pwd volatile: switch# cd bootflash:
switch# pwd volatile: switch# cd bootflash:mydir
switch# pwd volatile: switch# cd mystorage
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# dir [directory | filename] | ディレクトリまたはファイルの内容を表示します。 |
switch# dir lost+found/ 49241 Jul 01 09:30:00 2008 diagclient_log.2613 12861 Jul 01 09:29:34 2008 diagmgr_log.2580 31 Jul 01 09:28:47 2008 dmesg 1811 Jul 01 09:28:58 2008 example_test.2633 89 Jul 01 09:28:58 2008 libdiag.2633 42136 Jul 01 16:34:34 2008 messages 65 Jul 01 09:29:00 2008 otm.log 741 Jul 01 09:29:07 2008 sal.log 87 Jul 01 09:28:50 2008 startupdebug Usage for log://sup-local 51408896 bytes used 158306304 bytes free 209715200 bytes total switch#
この手順を開始する前に、EXEC モードで CLI にログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# copy ? | copy コマンドで使用できるコピー元ファイル システムを表示します。 |
ステップ 2 | switch# copy filename ? | copy コマンドで特定のファイルに対して使用できるコピー先ファイル システムを表示します。 |
switch# copy ? bootflash: Select source filesystem core: Select source filesystem debug: Select source filesystem ftp: Select source filesystem licenses Backup license files log: Select source filesystem nvram: Select source filesystem running-config Copy running configuration to destination scp: Select source filesystem sftp: Select source filesystem startup-config Copy startup configuration to destination system: Select source filesystem tftp: Select source filesystem volatile: Select source filesystem
CLI を使用してコマンド内の部分的なファイル名を補完できます。
n1000v# show file bootflash: nexus-1000v- bootflash:nexus-1000v-dplug-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin bootflash:nexus-1000v-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin bootflash:nexus-1000v-kickstart-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin n1000v# show file bootflash:c<Tab> -----BEGIN RSA PRIVATE KEY----- MIICXgIBAAKBgQDSq93BrlHcg3bX1jXDMY5c9+yZSST3VhuQBqogvCPDGeLecA+j ... ... n1000v#
コンフィギュレーション ファイルなどのファイルをコピーし、保存するか、または別の場所で再利用することができます。 内部ファイル システムが壊れると、コンフィギュレーションが失われるおそれがあります。 コンフィギュレーション ファイルは定期的に保存およびバックアップしてください。 また、新しいソフトウェア コンフィギュレーションをインストールしたり、新しいソフトウェア コンフィギュレーションに移行する前に、既存のコンフィギュレーション ファイルをバックアップしてください。
(注) |
dir コマンドを使用して、コピー先のファイル システムに十分なスペースがあることを確認してください。 十分な領域が残っていない場合は、delete コマンドを使用して不要なファイルを削除します。 |
この手順を開始する前に、次のことを確認してください。
switch# copy system:running-config tftp://10.10.1.1/home/configs/switch3-run.cfg
switch# copy bootflash:system_image bootflash://sup-2/system_image
switch# copy system:running-config bootflash:my-config
switch# copy scp://user@10.1.7.2/system-image bootflash:system-image
switch# copy sftp://172.16.10.100/myscript.txt volatile:myscript.txt
switch# copy system:running-config bootflash:my-config
switch# copy bootflash:samplefile bootflash:mystorage/samplefile
switch# copy samplefile mystorage/samplefile
switch# copy tftp://10.10.1.1/home/configs/switch3-run.cfg system:running-config
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# mkdir directory name | 現在のディレクトリ レベルにディレクトリを作成します。 |
switch# mkdir test
switch# mkdir bootflash:test
このコマンドは、フラッシュ ファイル システムだけで有効です。
この手順を開始する前に、次のことを確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# rmdir [filesystem:[//module/]]directory | ディレクトリを削除します。 ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。 |
switch# rmdir test
switch# rmdir bootflash:test
注意 |
宛先ディレクトリに同名のファイルがすでに存在する場合は、そのファイルは移動対象のファイルによって上書きされます。 |
移動先のディレクトリに十分なスペースがない場合、移動は完了しません。
この手順を開始する前に、CLI にログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# move {source path and filename} {destination path and filename} | あるディレクトリから同じファイル システム(bootflash:)内の別のディレクトリにファイルを移動します。 |
switch# move bootflash:samplefile bootflash:mystorage/samplefile
switch# move samplefile mystorage/samplefile
フラッシュ メモリ デバイス上のファイルまたはディレクトリを削除できます。
注意 |
削除する際にファイル名の代わりにディレクトリ名を指定すると、ディレクトリとその内容がすべて削除されます。 |
次のことを理解しておく必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# delete [bootflash: | debug: | log: | volatile:] filename or directory name | 指定したファイルまたはディレクトリを削除します。 |
switch# delete bootflash:dns_config.cfg
switch# delete dns_config.cfg
この手順を開始する前に、CLI にログインする必要があります。
switch# show system internal l2fm event-history errors >errorsfile switch# dir 2687 Jul 01 18:17:20 2008 errorsfile 16384 Jun 30 05:17:51 2008 lost+found/ 4096 Jun 30 05:18:29 2008 routing-sw/ 49 Jul 01 17:09:18 2008 sample_test.txt 1322843 Jun 30 05:17:56 2008 nexus-1000v-dplug-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin 21629952 Jun 30 05:18:02 2008 nexus-1000v-kickstart-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin 39289400 Jun 30 05:18:14 2008 nexus-1000v-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin Usage for bootflash:// 258408448 bytes used 2939531264 bytes free 3197939712 bytes total switch# gzip bootflash:errorsfile switch# dir 1681 Jun 30 05:21:08 2008 cisco_svs_certificate.pem 703 Jul 01 18:17:20 2008 errorsfile.gz 16384 Jun 30 05:17:51 2008 lost+found/ 4096 Jun 30 05:18:29 2008 routing-sw/ 49 Jul 01 17:09:18 2008 sample_test.txt 1322843 Jun 30 05:17:56 2008 nexus-1000v-dplug-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin 21629952 Jun 30 05:18:02 2008 nexus-1000v-kickstart-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin 39289400 Jun 30 05:18:14 2008 nexus-1000v-mzg.4.0.0.S1.0.34.bin Usage for bootflash:// 258408448 bytes used 2939531264 bytes free 3197939712 bytes total switch#
LZ77 コーディングを使用して、圧縮済みの指定したファイルを圧縮解除(unzip)できます。
この手順を開始する前に、CLI にログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# gunzip [path] filename | 指定したファイルを圧縮解除します。 ファイル名では、大文字と小文字が区別されます。 |
ステップ 2 | switch# dir | 新たに圧縮解除したファイルを含め、ディレクトリの内容を表示します。 |
switch# gunzip bootflash:errorsfile.gz switch# dir bootflash: 2687 Jul 01 18:17:20 2008 errorsfile 16384 Jun 30 05:17:51 2008 lost+found/ 4096 Jun 30 05:18:29 2008 routing-sw/ 49 Jul 01 17:09:18 2008 sample_test.txt 1322843 Jun 30 05:17:56 2008 nexus-1000v-dplug-mzg.4.0.0.SV1.0.42.bin 21629952 Jun 30 05:18:02 2008 nexus-1000v-kickstart-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin 39289400 Jun 30 05:18:14 2008 nexus-1000v-mzg.4.0.0.SV1.0424.bin Usage for bootflash://sup-local 258408448 bytes used 2939531264 bytes free 3197939712 bytes total DCOS-112-R5#
switch# show running-config > volatile:switch1-run.cfg
switch# show running-config > bootflash:switch2-run.cfg
switch# show running-config > tftp://10.10.1.1/home/configs/switch3-run.cfg
switch# show interface > samplefile
ロード前にシステムまたはキックスタート イメージの完全性を確認するには、次のコマンドを使用します。
コマンド |
説明 |
---|---|
copy source path and file system:running-config |
コピー元ファイルをスイッチの実行コンフィギュレーションにコピーします。ファイルは行単位で解析され、スイッチが設定されます。 |
show version image [bootflash: | modflash: |volatile:] |
指定したイメージを検証します。 bootflash::ディレクトリ名として bootflash を指定します。 volatile::ディレクトリ名として volatile を指定します。 modflash::ディレクトリ名として modflash を指定します。 |
switch# copy tftp://10.10.1.1/home/configs/switch3-run.cfg system:running-config switch# show version image bootflash:isan.bin image name: nexus-1000v-mz.4.0.4.SV1.1.bin bios: version unavailable system: version 4.0(4)SV1(1) compiled: 4/2/2009 23:00:00 [04/23/2009 09:55:29]
以前保存したバージョンからコンフィギュレーションを復元できます。
(注) |
copy running-config startup-config コマンドを使用するたびに、バイナリ ファイルが作成され、ASCII ファイルが更新されます。 有効なバイナリ コンフィギュレーション ファイルを使用すると、ブート全体の時間が大幅に短縮されます。 バイナリ ファイルはアップロードできませんが、その内容を使用して既存のスタートアップ コンフィギュレーションを上書きできます。 write erase コマンドを実行すると、バイナリ ファイルが消去されます。 |
switch# copy running-config bootflash:June03-Running
switch# copy bootflash:my-config startup-config
ここでは、ファイルに関する情報の表示方法について説明します。具体的には次の手順について説明します。
この手順を開始する前に、CLI にログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# show file [bootflash: | debug: | volatile:] filename | 指定されたファイルの内容を表示します。 |
switch# show file bootflash:sample_test.txt config t Int veth1/1 no shut end show int veth1/1 switch#
ディレクトリまたはファイル システムの内容を表示できます。
この手順を開始する前に、CLI にログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# pwd | 現在の作業ディレクトリを表示します。 |
ステップ 2 | switch# dir | ディレクトリの内容を表示します。 |
switch# pwd bootflash: switch# dir Usage for volatile:// 0 bytes used 20971520 bytes free 20971520 bytes total switch#
ファイルの完全性を確認するためのチェックサムを表示できます。
switch# show file bootflash:cisco_svs_certificate.pem cksum 266988670
switch# show file bootflash:cisco_svs_certificate.pem md5sum d3013f73aea3fda329f7ea5851ae81ff
この手順を開始する前に、EXEC モードで CLI にログインする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# tail {path}[filename] {Number of lines} | 指定したファイルの末尾から、要求された数の行を表示します。 行数の範囲は 0 ~ 80 です。 |
switch# tail bootflash:errorsfile 5 20) Event:E_DEBUG, length:34, at 171590 usecs after Tue Jul 1 09:29:05 2008 [102] main(326): stateless restart
機能名 |
リリース |
機能情報 |
---|---|---|
ファイル管理 |
Release 5.2(1)IC1(1.1) |
この機能が導入されました。 |
目次
- ファイルの使用
- ファイルについて
- ファイル システム内の移動
- ファイル システムの指定
- 作業ディレクトリの特定
- ディレクトリの変更
- ファイル システム内のファイルの一覧表示
- ファイルをコピーするために使用できるファイル システムの特定
- タブ補完の使用
- ファイルのコピーとバックアップ
- ディレクトリの作成
- 既存のディレクトリの削除
- ファイルの移動
- ファイルまたはディレクトリの削除
- ファイルの圧縮
- ファイルの圧縮解除
- コマンド出力のファイル保存
- ロード前のコンフィギュレーション ファイルの確認
- 以前のコンフィギュレーションへのロールバック
- ファイルの表示
- ファイル内容の表示
- ディレクトリの内容の表示
- ファイル チェックサムの表示
- ファイルの最終行の表示
- ファイル管理機能の履歴
この章の内容は、次のとおりです。
- ファイルについて
- ファイル システム内の移動
- ファイルのコピーとバックアップ
- ディレクトリの作成
- 既存のディレクトリの削除
- ファイルの移動
- ファイルまたはディレクトリの削除
- ファイルの圧縮
- ファイルの圧縮解除
- コマンド出力のファイル保存
- ロード前のコンフィギュレーション ファイルの確認
- 以前のコンフィギュレーションへのロールバック
- ファイルの表示
- ファイル管理機能の履歴
ファイル システム内の移動
ここでは、ファイル システム内の移動方法について説明します。具体的な内容は次のとおりです。
ファイル システムの指定
ファイル システムを指定するための構文は、 <file system name>:[//server/] です。 次の表に、ファイル システムの構文を示します。
ファイル システム名
サーバ
説明
bootflash
sup-active
sup-local
sup-1
module-1
アクティブ スーパーバイザにある内部メモリ。システム イメージ、コンフィギュレーション ファイル、およびその他のファイルの格納に使用されます。 Cisco Nexus 1000VCLI のデフォルトでは、bootflash: ファイル システムになります
sup-standby
sup-remote
sup-2
module-2
スタンバイ スーパーバイザにある内部メモリ。システム イメージ、コンフィギュレーション ファイル、およびその他のファイルの格納に使用されます。
volatile
—
スーパーバイザ モジュールにある、一時的または保留中の変更のために使用される揮発性 RAM(VRAM)。
ディレクトリの変更
手順CLI で、あるディレクトリまたはファイル システムから別のディレクトリまたはファイル システムに場所を変更できます。
Cisco Nexus 1000VCLI のデフォルトでは、bootflash: ファイル システムになります。
(注)
volatile: ファイル システムに保存されたファイルは、スイッチのリブート時にすべて消去されます。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 switch# pwd CLI の現在のディレクトリ名を表示します。
ステップ 2 switch# cd directory name CLI の場所を、bootflash: ファイル システムのルート ディレクトリに変更します。
ファイル システム内のファイルの一覧表示
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 switch# dir [directory | filename] ディレクトリまたはファイルの内容を表示します。
switch# dir lost+found/ 49241 Jul 01 09:30:00 2008 diagclient_log.2613 12861 Jul 01 09:29:34 2008 diagmgr_log.2580 31 Jul 01 09:28:47 2008 dmesg 1811 Jul 01 09:28:58 2008 example_test.2633 89 Jul 01 09:28:58 2008 libdiag.2633 42136 Jul 01 16:34:34 2008 messages 65 Jul 01 09:29:00 2008 otm.log 741 Jul 01 09:29:07 2008 sal.log 87 Jul 01 09:28:50 2008 startupdebug Usage for log://sup-local 51408896 bytes used 158306304 bytes free 209715200 bytes total switch#ファイルをコピーするために使用できるファイル システムの特定
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 switch# copy ? copy コマンドで使用できるコピー元ファイル システムを表示します。
ステップ 2 switch# copy filename ? copy コマンドで特定のファイルに対して使用できるコピー先ファイル システムを表示します。
switch# copy ? bootflash: Select source filesystem core: Select source filesystem debug: Select source filesystem ftp: Select source filesystem licenses Backup license files log: Select source filesystem nvram: Select source filesystem running-config Copy running configuration to destination scp: Select source filesystem sftp: Select source filesystem startup-config Copy startup configuration to destination system: Select source filesystem tftp: Select source filesystem volatile: Select source filesystemタブ補完の使用
手順
n1000v# show file bootflash: nexus-1000v- bootflash:nexus-1000v-dplug-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin bootflash:nexus-1000v-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin bootflash:nexus-1000v-kickstart-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin n1000v# show file bootflash:c<Tab> -----BEGIN RSA PRIVATE KEY----- MIICXgIBAAKBgQDSq93BrlHcg3bX1jXDMY5c9+yZSST3VhuQBqogvCPDGeLecA+j ... ... n1000v#ファイルのコピーとバックアップ
コンフィギュレーション ファイルなどのファイルをコピーし、保存するか、または別の場所で再利用することができます。 内部ファイル システムが壊れると、コンフィギュレーションが失われるおそれがあります。 コンフィギュレーション ファイルは定期的に保存およびバックアップしてください。 また、新しいソフトウェア コンフィギュレーションをインストールしたり、新しいソフトウェア コンフィギュレーションに移行する前に、既存のコンフィギュレーション ファイルをバックアップしてください。
(注)
dir コマンドを使用して、コピー先のファイル システムに十分なスペースがあることを確認してください。 十分な領域が残っていない場合は、delete コマンドを使用して不要なファイルを削除します。はじめる前に手順この手順を開始する前に、次のことを確認してください。
- Telnet または SSH 接続を通じて CLI にログインしていること。
- リモートの場所にコピーする場合、デバイスからコピー先へのルートがある。 サブネット間でトラフィックをルーティングするルータまたはデフォルト ゲートウェイがない場合は、使用デバイスとリモートのコピー先が同じサブネットワーク内にあることが必要です。
- デバイスからコピー先への接続がある。 確認には、ping コマンドを使用します。
- コピー元のコンフィギュレーション ファイルがリモート サーバ上の正しいディレクトリにある。
- コピー元のファイルに対するアクセス権が正しく設定されている。 ファイルのアクセス権は、誰でも読み取り可能に設定されている必要があります。
switch# copy system:running-config tftp://10.10.1.1/home/configs/switch3-run.cfgswitch# copy bootflash:system_image bootflash://sup-2/system_imageswitch# copy system:running-config bootflash:my-configswitch# copy scp://user@10.1.7.2/system-image bootflash:system-imageswitch# copy sftp://172.16.10.100/myscript.txt volatile:myscript.txtswitch# copy system:running-config bootflash:my-configswitch# copy bootflash:samplefile bootflash:mystorage/samplefileswitch# copy samplefile mystorage/samplefileswitch# copy tftp://10.10.1.1/home/configs/switch3-run.cfg system:running-config既存のディレクトリの削除
ファイルの移動
ファイルまたはディレクトリの削除
ファイルの圧縮
手順
switch# show system internal l2fm event-history errors >errorsfile switch# dir 2687 Jul 01 18:17:20 2008 errorsfile 16384 Jun 30 05:17:51 2008 lost+found/ 4096 Jun 30 05:18:29 2008 routing-sw/ 49 Jul 01 17:09:18 2008 sample_test.txt 1322843 Jun 30 05:17:56 2008 nexus-1000v-dplug-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin 21629952 Jun 30 05:18:02 2008 nexus-1000v-kickstart-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin 39289400 Jun 30 05:18:14 2008 nexus-1000v-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin Usage for bootflash:// 258408448 bytes used 2939531264 bytes free 3197939712 bytes total switch# gzip bootflash:errorsfile switch# dir 1681 Jun 30 05:21:08 2008 cisco_svs_certificate.pem 703 Jul 01 18:17:20 2008 errorsfile.gz 16384 Jun 30 05:17:51 2008 lost+found/ 4096 Jun 30 05:18:29 2008 routing-sw/ 49 Jul 01 17:09:18 2008 sample_test.txt 1322843 Jun 30 05:17:56 2008 nexus-1000v-dplug-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin 21629952 Jun 30 05:18:02 2008 nexus-1000v-kickstart-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin 39289400 Jun 30 05:18:14 2008 nexus-1000v-mzg.4.0.0.S1.0.34.bin Usage for bootflash:// 258408448 bytes used 2939531264 bytes free 3197939712 bytes total switch#ファイルの圧縮解除
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 switch# gunzip [path] filename 指定したファイルを圧縮解除します。
ファイル名では、大文字と小文字が区別されます。
ステップ 2 switch# dir 新たに圧縮解除したファイルを含め、ディレクトリの内容を表示します。
switch# gunzip bootflash:errorsfile.gz switch# dir bootflash: 2687 Jul 01 18:17:20 2008 errorsfile 16384 Jun 30 05:17:51 2008 lost+found/ 4096 Jun 30 05:18:29 2008 routing-sw/ 49 Jul 01 17:09:18 2008 sample_test.txt 1322843 Jun 30 05:17:56 2008 nexus-1000v-dplug-mzg.4.0.0.SV1.0.42.bin 21629952 Jun 30 05:18:02 2008 nexus-1000v-kickstart-mzg.4.0.4.SV1.0.42.bin 39289400 Jun 30 05:18:14 2008 nexus-1000v-mzg.4.0.0.SV1.0424.bin Usage for bootflash://sup-local 258408448 bytes used 2939531264 bytes free 3197939712 bytes total DCOS-112-R5#コマンド出力のファイル保存
手順
ロード前のコンフィギュレーション ファイルの確認
ロード前にシステムまたはキックスタート イメージの完全性を確認するには、次のコマンドを使用します。
コマンド
説明
copy source path and file system:running-config
コピー元ファイルをスイッチの実行コンフィギュレーションにコピーします。ファイルは行単位で解析され、スイッチが設定されます。
show version image [bootflash: | modflash: |volatile:]
指定したイメージを検証します。
bootflash::ディレクトリ名として bootflash を指定します。
volatile::ディレクトリ名として volatile を指定します。
modflash::ディレクトリ名として modflash を指定します。
以前のコンフィギュレーションへのロールバック
手順以前保存したバージョンからコンフィギュレーションを復元できます。
(注)
copy running-config startup-config コマンドを使用するたびに、バイナリ ファイルが作成され、ASCII ファイルが更新されます。 有効なバイナリ コンフィギュレーション ファイルを使用すると、ブート全体の時間が大幅に短縮されます。 バイナリ ファイルはアップロードできませんが、その内容を使用して既存のスタートアップ コンフィギュレーションを上書きできます。 write erase コマンドを実行すると、バイナリ ファイルが消去されます。
ファイルの表示
ファイル チェックサムの表示