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目次
この章の内容は、次のとおりです。
vCenter Server または ESX サーバに接続するには、初めに Cisco Nexus 1000V で接続を定義する必要があります。この定義には、次の項目が含まれます。
インタークラウド エクステンダは、トンネル インターフェイスと VSM 管理が同じサブネット内にある場合、VSM モジュールとしての接続に失敗します。
この手順を開始する前に、EXEC モードで CLI にログインする必要があります。
次の情報を知っている必要があります。
次がセットアップされていることを確認する必要があります。
switch# config t switch(config)# svs connection VC switch(config-svs-conn)# protocol vmware-vim switch(config-svs-conn)# remote ip address 192.168.0.1 switch(config-svs-conn)# vmware dvs datacenter-name Hamilton-DC switch(config-svs-conn)# connect switch# show svs connections connection VC: ip address: 192.168.0.1 protocol: vmware-vim https certificate: default datacenter name: Hamilton-DC DVS uuid: ac 36 07 50 42 88 e9 ab-03 fe 4f dd d1 30 cc 5c config status: Enabled operational status: Connected switch#
この項では、次のトピックについて取り上げます。
VSM によって新しい VEM が検出されると、空きモジュール番号が自動的にその VEM に割り当てられ、このモジュール番号がホスト サーバの汎用固有識別子(UUID)にマッピングされます。 このマッピングによって、同じホスト サーバには同じモジュール番号が割り当てられるようになります。
この手順を開始する前に、次のことを確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
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ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードに切り替えます。 |
||
ステップ 2 | switch(config)# no vem module-number | 指定されたモジュールをソフトウェアから削除します。
|
||
ステップ 3 | switch(config)# show module vem mapping | (任意) モジュールからホスト サーバへのマッピングを表示します。 |
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ステップ 4 | switch(config)# copy running-config startup-config | 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
switch# configure terminal switch(config)# no vem 4 switch(config)# no vem 3 cannot modify slot 3: host module is inserted switch(config)# show module vem mapping Mod Status UUID License Status --- ----------- ------------------------------------ -------------- 3 powered-up 93312881-309e-11db-afa1-0015170f51a8 licensed switch(config-vem-slot)# copy running-config startup-config
この手順を開始する前に、次のことを確認してください。
(注) |
最初に既存のホスト サーバ マッピングを削除しなかった場合は、新しいホスト サーバに別のモジュール番号が割り当てられます。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードに切り替えます。 |
ステップ 2 | switch(config)# vem module number | VEM スロット コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-vem-slot)# host vmware id server-bios-uuid | 指定したモジュールに別のホスト サーバ UUID を割り当てます。 |
ステップ 4 | switch(config-vem-slot)# show module vem mapping | (任意) モジュールからホスト サーバへのマッピングを表示します。 |
ステップ 5 | switch(config-vem-slot)# copy running-config startup-config | 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
switch# config t switch(config)# vem 3 switch(config-vem-slot)# host vmware id 6dd6c3e3-7379-11db-abcd-000bab086eb6 switch(config-vem-slot)# show module vem mapping Mod Status UUID License Status --- ----------- ------------------------------------ -------------- 3 powered-up 93312881-309e-11db-afa1-0015170f51a8 licensed 4 absent 6dd6c3e3-7379-11db-abcd-000bab086eb6 licensed switch(config-vem-slot)# copy running-config startup-config
|
Mod Status UUID License Status --- ----------- ------------------------------------ -------------- 3 powered-up 93312881-309e-11db-afa1-0015170f51a8 licensed n1000v(config)#
設定されたドメインを確認するには、次のコマンドを使用します。
コマンド |
説明 |
---|---|
show svs domain |
Cisco Nexus 1000V で設定されたドメインを表示します。 |
n1000v# show svs domain SVS domain config: Domain id: 98 Control vlan: 70 Packet vlan: 71 Sync state: - n1000v#
次のいずれかのコマンドを使用して、設定を確認します。
コマンド |
説明 |
---|---|
show running-config |
現在の設定を表示します。 Cisco Nexus 1000V が vCenter Server または ESX サーバに接続していない場合は、接続関連情報だけが出力されます。 |
show svs domain |
Cisco Nexus 1000V で設定されたドメインを表示します。 |
show module |
モジュール情報を表示します。 |
show server_info |
サーバ情報を表示します。 |
show interface brief |
vCenter Server へのアップリンクを含むインターフェイス情報を表示します。 |
show interface virtual |
仮想インターフェイス情報を表示します。 |
show module vem mapping |
モジュールからホスト サーバへのマッピングを表示します。 |
次のいずれかのコマンドを使用して、設定を確認します。
コマンド |
説明 |
---|---|
show module |
モジュール情報を表示します。 |
show server_info [name] |
サーバ情報を表示します。 |
show interface brief |
vCenter Server へのアップリンクを含むインターフェイス情報を表示します。 |
show interface virtual |
仮想インターフェイス情報を表示します。 |
機能名 |
リリース |
機能情報 |
---|---|---|
サーバ接続 |
Release 5.2(1)IC1(1.1) |
この機能が導入されました。 |
目次
この章の内容は、次のとおりです。
vCenter Server への接続
はじめる前に手順この手順を開始する前に、EXEC モードで CLI にログインする必要があります。
次の情報を知っている必要があります。
次がセットアップされていることを確認する必要があります。
- vCenter Server 管理ステーションをインストールして実行します。
- ESX サーバをインストールして実行します。
- Cisco Nexus 1000V アプライアンスがインストールされている。
- 管理ポートを設定します。
- ホスト名を使用して接続を設定する場合、DNS がすでに設定されている。
- vCenter サーバとの拡張ファイルが登録されている。 この拡張ファイルには、VSM 用の拡張キーとパブリック証明書が格納されています。 vCenter Server は、拡張ファイルを使用して VSM から受信される要求の信憑性を確認します。 拡張ファイルの追加および登録の手順については、『Cisco Nexus 1000V Installation and Upgrade Guide』を参照してください。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 switch# configure terminal グローバル コンフィギュレーション モードに切り替えます。
ステップ 2 switch(config)# svs connection name Cisco Nexus 1000V と特定の ESX サーバまたは vCenter Server との間にこの接続を追加するため、接続コンフィギュレーション モードに切り替えます。 名前を使用して、複数接続情報をコンフィギュレーションに格納できます。
ステップ 3 switch(config-svs-conn)# protocol vmware-vim [http] この接続が VIM プロトコルを使用するように指定するには、http キーワードを使用します。 このコマンドはローカルに格納されます。
http:VIM プロトコルが HTTP で実行されるように指定します。 デフォルトでは HTTP over SSL(HTTPS)を使用します。
ステップ 4 次のどちらかを実行します。 ステップ 5 switch(config-svs-conn)# remote ip address ipaddress この接続で使用する ESX サーバまたは vCenter Server の IP アドレスを指定します。 このコマンドはローカルに格納されます。
データセンター名を設定するには、ステップ 7 に進みます。
ステップ 6 switch(config-svs-conn)# remote hostname hostname この接続で使用する ESX サーバまたは vCenter Server の DNS 名を指定します。 このコマンドはローカルに格納されます。
(注) DNS はすでに設定されています。
ステップ 7 switch(config-svs-conn)# vmware dvs datacenter-name name Cisco Nexus 1000V が分散仮想スイッチ(DVS)として作成される vCenter Server のデータセンター名を指定します。 接続前または接続後に、このコマンドを使用できます。 データセンター名はローカルに格納されます。
ステップ 8 switch(config-svs-conn)# connect 接続を開始します。 この接続のユーザ名とパスワードが設定されていない場合は、ユーザ名とパスワード入力プロンプトが表示されます。
デフォルトは no connect です。 一度にアクティブにできる接続は 1 つだけです。 定義済みの接続が有効な場合は、no connect コマンドを使用して定義済みの接続を閉じるまでエラー メッセージが表示され、コマンドが拒否されます。
switch# config t switch(config)# svs connection VC switch(config-svs-conn)# protocol vmware-vim switch(config-svs-conn)# remote ip address 192.168.0.1 switch(config-svs-conn)# vmware dvs datacenter-name Hamilton-DC switch(config-svs-conn)# connect switch# show svs connections connection VC: ip address: 192.168.0.1 protocol: vmware-vim https certificate: default datacenter name: Hamilton-DC DVS uuid: ac 36 07 50 42 88 e9 ab-03 fe 4f dd d1 30 cc 5c config status: Enabled operational status: Connected switch#ホスト マッピングの設定
ホスト マッピングについて
VSM によって新しい VEM が検出されると、空きモジュール番号が自動的にその VEM に割り当てられ、このモジュール番号がホスト サーバの汎用固有識別子(UUID)にマッピングされます。 このマッピングによって、同じホスト サーバには同じモジュール番号が割り当てられるようになります。
モジュールからのホスト マッピングの削除
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 switch# configure terminal グローバル コンフィギュレーション モードに切り替えます。
ステップ 2 switch(config)# no vem module-number 指定されたモジュールをソフトウェアから削除します。
(注) モジュールがまだスロット内に存在している場合は、この例で示すように、コマンドは拒否されます。
ステップ 3 switch(config)# show module vem mapping (任意) モジュールからホスト サーバへのマッピングを表示します。
ステップ 4 switch(config)# copy running-config startup-config 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。
switch# configure terminal switch(config)# no vem 4 switch(config)# no vem 3 cannot modify slot 3: host module is inserted switch(config)# show module vem mapping Mod Status UUID License Status --- ----------- ------------------------------------ -------------- 3 powered-up 93312881-309e-11db-afa1-0015170f51a8 licensed switch(config-vem-slot)# copy running-config startup-config新しいホストへのマッピング
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 switch# configure terminal グローバル コンフィギュレーション モードに切り替えます。
ステップ 2 switch(config)# vem module number VEM スロット コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 3 switch(config-vem-slot)# host vmware id server-bios-uuid 指定したモジュールに別のホスト サーバ UUID を割り当てます。
ステップ 4 switch(config-vem-slot)# show module vem mapping (任意) モジュールからホスト サーバへのマッピングを表示します。
ステップ 5 switch(config-vem-slot)# copy running-config startup-config 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。
switch# config t switch(config)# vem 3 switch(config-vem-slot)# host vmware id 6dd6c3e3-7379-11db-abcd-000bab086eb6 switch(config-vem-slot)# show module vem mapping Mod Status UUID License Status --- ----------- ------------------------------------ -------------- 3 powered-up 93312881-309e-11db-afa1-0015170f51a8 licensed 4 absent 6dd6c3e3-7379-11db-abcd-000bab086eb6 licensed switch(config-vem-slot)# copy running-config startup-config設定の確認
次のいずれかのコマンドを使用して、設定を確認します。
コマンド
説明
show running-config
現在の設定を表示します。
Cisco Nexus 1000V が vCenter Server または ESX サーバに接続していない場合は、接続関連情報だけが出力されます。
show svs domain
Cisco Nexus 1000V で設定されたドメインを表示します。
show module
モジュール情報を表示します。
show server_info
サーバ情報を表示します。
show interface brief
vCenter Server へのアップリンクを含むインターフェイス情報を表示します。
show interface virtual
仮想インターフェイス情報を表示します。
show module vem mapping
モジュールからホスト サーバへのマッピングを表示します。