この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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目次
この章の内容は、次のとおりです。
システム メッセージ ロギングを使用して宛先を制御し、システム プロセスが生成するメッセージの重大度をフィルタリングできます。 端末セッション、ログ ファイル、およびリモート システム上の Syslog サーバへのロギングを設定できます。
システム メッセージ ロギングは RFC 3164 に準拠しています。 システム メッセージのフォーマットおよびデバイスが生成するメッセージの詳細については、『Cisco NX-OS System Messages Reference』を参照してください。
デバイスはデフォルトで、端末セッションにメッセージを出力します。
次の表に、システム メッセージで使用されている重大度を示します。 重大度を設定する場合、システムはそのレベル以下のメッセージを出力します。
レベル | 説明 |
---|---|
0:緊急 |
システムが使用不可 |
1:アラート |
即時処理が必要 |
2:クリティカル |
クリティカル状態 |
3:エラー |
エラー状態 |
4:警告 |
警告状態 |
5:通知 |
正常だが注意を要する状態 |
6:情報 |
単なる情報メッセージ |
7:デバッグ |
デバッグ実行時にのみ表示 |
デバイスは、重大度 0、1、または 2 のメッセージのうち、最新の 100 個をログに記録します。
メッセージを生成したファシリティと重大度に基づいて記録するシステム メッセージを設定できます。
Syslog サーバは、Syslog プロトコルに基づいてシステム メッセージを記録するよう設定されたリモート システムで稼働します。 最大で 3 台の Syslog サーバを設定できます。
(注) |
最初のデバイス初期化時に、メッセージが syslog サーバに送信されるのは、ネットワークの初期化後です。 |
次の表に、システム メッセージ ロギング コンフィギュレーションで使用できるファシリティを示します。
ファシリティ | 説明 |
---|---|
aaa |
AAA マネージャ |
aclmgr |
ACL マネージャ |
adjmgr |
隣接マネージャ |
all |
すべてのファシリティを表すキーワード |
arbiter |
アービター マネージャ |
arp |
ARP マネージャ |
auth |
許可システム |
authpriv |
プライベート許可システム |
bootvar |
Bootvar |
callhome |
Call home マネージャ |
capability |
MIG ユーティリティ デーモン |
cert-enroll |
証明書登録デーモン |
cfs |
CFS マネージャ |
clis |
CLIS マネージャ |
cmpproxy |
CMP プロキシ マネージャ |
copp |
CoPP マネージャ |
core |
コア デーモン |
cron |
cron および at スケジューリング サービス |
daemon |
システム デーモン |
dhcp |
DHCP マネージャ |
diagclient |
GOLD 診断クライアント マネージャ |
diagmgr |
GOLD 診断マネージャ |
eltm |
ELTM マネージャ |
evmc |
EVMC マネージャ |
evms |
EVMS マネージャ |
feature-mgr |
Feature マネージャ |
fs-daemon |
Fs デーモン |
FTP |
ファイル転送システム |
glbp |
GLBP マネージャ |
hsrp |
HSRP マネージャ |
im |
IM マネージャ |
ipconf |
IP コンフィギュレーション マネージャ |
ipfib |
IP FIB マネージャ |
kernel |
OS カーネル |
l2fm |
L2 FM マネージャ |
l2nac |
L2 NAC マネージャ |
l3vm |
L3 VM マネージャ |
license |
ライセンス マネージャ |
local0 |
ローカル使用デーモン |
local1 |
ローカル使用デーモン |
local2 |
ローカル使用デーモン |
local3 |
ローカル使用デーモン |
local4 |
ローカル使用デーモン |
local5 |
ローカル使用デーモン |
local6 |
ローカル使用デーモン |
local7 |
ローカル使用デーモン |
lpr |
ライン プリンタ システム |
m6rib |
M6RIB マネージャ |
メール システム |
|
mfdm |
MFDM マネージャ |
module |
モジュール マネージャ |
mrib |
MRIB マネージャ |
mvsh |
MVSH マネージャ |
news |
USENET ニュース |
nf |
NF マネージャ |
ntp |
NTP マネージャ |
otm |
GLBP マネージャ |
pblr |
PBLR マネージャ |
pfstat |
PFSTAT マネージャ |
pixm |
PIXM マネージャ |
pixmc |
PIXMC マネージャ |
pktmgr |
パケット マネージャ |
platform |
プラットフォーム マネージャ |
pltfm_config |
PLTFM コンフィギュレーション マネージャ |
plugin |
プラグイン マネージャ |
port_client |
ポート クライアント マネージャ |
port_lb |
診断ポート ループバック テスト マネージャ |
qengine |
Q エンジン マネージャ |
radius |
RADIUS マネージャ |
res_mgr |
リソース マネージャ |
rpm |
RPM マネージャ |
security |
セキュリティ マネージャ |
session |
セッション マネージャ |
spanning-tree |
スパニングツリー マネージャ |
syslog |
内部 syslog マネージャ |
sysmgr |
システム マネージャ |
tcpudp |
TCP および UDP マネージャ |
u2 |
U2 マネージャ |
u6rib |
U6RIB マネージャ |
ufdm |
UFDM マネージャ |
urib |
URIB マネージャ |
user |
ユーザ プロセス |
uucp |
UNIX 間コピー システム |
vdc_mgr |
VDC マネージャ |
vlan_mgr |
VLAN マネージャ |
vmm |
VMM マネージャ |
vshd |
VSHD マネージャ |
xbar |
XBAR マネージャ |
xbar_client |
XBAR クライアント マネージャ |
xbar_driver |
XBAR ドライバ マネージャ |
xml |
XML エージェント |
システム メッセージは、デフォルトでコンソールおよびログ ファイルに記録されます。
パラメータ | デフォルト |
---|---|
コンソール ロギング |
重大度 2 でイネーブル |
モニタ ロギング |
重大度 5 でイネーブル |
ログ ファイル ロギング |
重大度 5 のメッセージ ロギングがイネーブル |
モジュール ロギング |
重大度 5 でイネーブル |
ファシリティ ロギング |
有効 |
タイムスタンプ単位 |
Seconds |
Syslog サーバ ロギング |
無効 |
Syslog サーバ設定の配布 |
無効 |
この項では、次のトピックについて取り上げます。
重大度に基づいて、コンソール、Telnet、および SSH セッションにメッセージを記録できます。 デフォルトでは、ターミナル セッションでロギングはイネーブルです。
switch# terminal monitor switch# configure terminal switch(config)# logging console 2 switch(config)# show logging console Logging console: enabled (Severity: critical) switch(config)# logging monitor 3 switch(config)# show logging monitor Logging monitor: enabled (Severity: errors) switch(config)# copy running-config startup-config switch(config)#
CLI グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを実行して、端末セッションのシステム メッセージ ロギングのデフォルト設定を復元できます。
コマンド | 説明 |
---|---|
no logging console [severity-level] |
デバイスによるコンソールへのメッセージのロギングをディセーブルにします。 |
no logging monitor [severity-level] |
Telnet および SSH セッションへのメッセージのロギングをディセーブルにします。 |
モジュールが記録するメッセージの重大度およびタイムスタンプの単位を設定できます。
次に、モジュールのシステム メッセージ ロギングを設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# logging module 3 switch(config)# show logging module Logging linecard: enabled (Severity: errors) switch(config)# logging timestamp microseconds switch(config)# show logging timestamp Logging timestamp: Microseconds switch(config)# copy running-config startup-config switch(config)#
CLI グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを実行して、モジュールのシステム メッセージ ロギングのデフォルト設定を復元できます。
コマンド | 説明 |
---|---|
no logging module [severity-level] |
モジュールのシステム メッセージ ロギングのデフォルトの重大度を復元します。 |
no logging timestamp {microseconds | milliseconds | seconds} |
ロギング タイムスタンプ ユニットをデフォルトの秒にリセットします。 |
ファシリティごとに記録されるメッセージの重大度とタイムスタンプ ユニットを設定するには、ここに示す手順を実行します。
次に、モジュールのシステム メッセージ ロギングを設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# logging module 3 switch(config)# show logging module Logging linecard: enabled (Severity: errors) switch(config)# logging timestamp microseconds switch(config)# show logging timestamp Logging timestamp: Microseconds switch(config)# copy running-config startup-config switch(config)#
次のコマンドを使用して、ファシリティのシステム メッセージ ロギングのデフォルトを復元できます。
コマンド | 説明 |
---|---|
no logging level [facility severity-level] |
指定したファシリティのデフォルトのロギング重大度を復元します。 ファシリティおよび重大度を指定しなかった場合、すべてのファシリティがそれぞれのデフォルト重大度にリセットされます。 |
no logging timestamp {microseconds | milliseconds | seconds} |
ロギング タイムスタンプ ユニットをデフォルトの秒にリセットします。 |
システム メッセージ ロギングのための syslog サーバを設定するには、ここに示す手順を実行します。
次に、ファシリティ local7 のすべてのメッセージを転送する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# logging server 10.10.2.2 7 switch(config)# show logging server Logging server: enabled {10.10.2.2} server severity: debugging server facility: local7 switch(config)# copy running-config startup-config switch(config)#
ここに示す手順を実行して、サーバのシステム メッセージ ロギングのデフォルトを復元できます。
コマンド | 説明 |
---|---|
no logging server host |
指定されたホストのロギング サーバを削除します。 |
次の UNIX または Linux フィールドを syslog 用に設定する必要があります。
フィールド | 説明 | ||
---|---|---|---|
Facility |
メッセージの作成者。auth、authpriv、cron、daemon、kern、lpr、mail、mark、news、syslog、user、local0 ~ local7 です。アスタリスク(*)を使用するとすべてを指定します。 これらのファシリティ指定により、発信元に基づいてメッセージの宛先を制御できます。
|
||
Level |
メッセージを記録する最小重大度。debug、info、notice、warning、err、crit、alert、emerg です。アスタリスク(*)を使用するとすべてを指定します。 none を使用するとファシリティをディセーブルにできます。 |
||
Action |
メッセージの宛先。ファイル名、前にアット マーク(@)が付いたホスト名、カンマで区切られたユーザ リストです。アスタリスク(*)を使用するとすべてのログイン ユーザを指定します。 |
ログ ファイル中のメッセージを表示するには、ここに示す手順を実行します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | show logging last number-lines |
ロギング ファイルの最終行番号を表示します。 最終行番号には 1 ~ 9999 を指定できます。 |
次に、ログ ファイル内の最後の 5 行を表示する例を示します。
switch# show logging last 5 2008 Aug 31 09:37:04 CP-beta2 %KERN-3-SYSTEM_MSG: packet_recvms g: truncated packet (size=1514 left=1500) - kernel 2008 Aug 31 09:37:04 CP-beta2 %KERN-3-SYSTEM_MSG: packet_recvms g: truncated packet (size=1514 left=1500) - kernel 2008 Aug 31 09:37:05 CP-beta2 %KERN-3-SYSTEM_MSG: packet_recvms g: truncated packet (size=1514 left=1500) - kernel 2008 Aug 31 09:37:05 CP-beta2 %KERN-3-SYSTEM_MSG: packet_recvms g: truncated packet (size=1514 left=1500) - kernel 2008 Aug 31 09:37:05 CP-beta2 %KERN-3-SYSTEM_MSG: packet_recvms g: truncated packet (size=1514 left=1500) - kernel switch#
次のいずれかのコマンドを使用して、設定を確認します。
コマンド | 目的 |
---|---|
show logging console |
コンソール ロギング設定を表示します。 |
show logging info |
ロギング設定を表示します。 |
show logging last number-lines |
ログ ファイルの末尾から指定行数を表示します。 |
show logging level [facility] |
show logging level [facility] |
show logging module |
モジュール ロギング設定を表示します。 |
show logging monitor |
モニタ ロギング設定を表示します。 |
show logging server |
Syslog サーバ設定を表示します。 |
show logging session |
ロギング セッションのステータスを表示します。 |
show logging status |
ロギング ステータスを表示します。 |
show logging timestamp |
ロギング タイムスタンプ単位設定を表示します。 |
機能名 |
リリース |
機能情報 |
---|---|---|
システム メッセージ ロギング |
Release 5.2(1)IC1(1.1) |
この機能が導入されました。 |
目次
- システム メッセージ ロギングの設定
- システム メッセージ ロギングについて
- システム メッセージ ロギング ファシリティ
- システム メッセージ ロギングの注意事項および制約事項
- デフォルトのシステム メッセージ ロギングの設定
- システム メッセージ ロギングの設定
- ターミナル セッションへのシステム メッセージ ロギングの設定
- 端末セッションのシステム メッセージ ロギングのデフォルトの復元
- モジュールのシステム メッセージ ロギングの設定
- モジュールのシステム メッセージ ロギングのデフォルトの復元
- ファシリティのシステム メッセージ ロギングの設定
- ファシリティのシステム メッセージ ロギングのデフォルトの復元
- syslog サーバの設定
- サーバのシステム メッセージ ロギングのデフォルトの復元
- UNIX または Linux システムを使用したロギングの設定
- ログ ファイルの表示
- システム メッセージ ロギングの設定確認
- システム メッセージ ロギングの機能履歴
この章の内容は、次のとおりです。
- システム メッセージ ロギングについて
- システム メッセージ ロギング ファシリティ
- システム メッセージ ロギングの注意事項および制約事項
- デフォルトのシステム メッセージ ロギングの設定
- システム メッセージ ロギングの設定
- システム メッセージ ロギングの設定確認
- システム メッセージ ロギングの機能履歴
システム メッセージ ロギングについて
システム メッセージ ロギングを使用して宛先を制御し、システム プロセスが生成するメッセージの重大度をフィルタリングできます。 端末セッション、ログ ファイル、およびリモート システム上の Syslog サーバへのロギングを設定できます。
システム メッセージ ロギングは RFC 3164 に準拠しています。 システム メッセージのフォーマットおよびデバイスが生成するメッセージの詳細については、『Cisco NX-OS System Messages Reference』を参照してください。
デバイスはデフォルトで、端末セッションにメッセージを出力します。
次の表に、システム メッセージで使用されている重大度を示します。 重大度を設定する場合、システムはそのレベル以下のメッセージを出力します。
レベル 説明 0:緊急
システムが使用不可
1:アラート
即時処理が必要
2:クリティカル
クリティカル状態
3:エラー
エラー状態
4:警告
警告状態
5:通知
正常だが注意を要する状態
6:情報
単なる情報メッセージ
7:デバッグ
デバッグ実行時にのみ表示
デバイスは、重大度 0、1、または 2 のメッセージのうち、最新の 100 個をログに記録します。
メッセージを生成したファシリティと重大度に基づいて記録するシステム メッセージを設定できます。
Syslog サーバは、Syslog プロトコルに基づいてシステム メッセージを記録するよう設定されたリモート システムで稼働します。 最大で 3 台の Syslog サーバを設定できます。
(注)
最初のデバイス初期化時に、メッセージが syslog サーバに送信されるのは、ネットワークの初期化後です。
システム メッセージ ロギング ファシリティ
次の表に、システム メッセージ ロギング コンフィギュレーションで使用できるファシリティを示します。
ファシリティ 説明 aaa
AAA マネージャ
aclmgr
ACL マネージャ
adjmgr
隣接マネージャ
all
すべてのファシリティを表すキーワード
arbiter
アービター マネージャ
arp
ARP マネージャ
auth
許可システム
authpriv
プライベート許可システム
bootvar
Bootvar
callhome
Call home マネージャ
capability
MIG ユーティリティ デーモン
cert-enroll
証明書登録デーモン
cfs
CFS マネージャ
clis
CLIS マネージャ
cmpproxy
CMP プロキシ マネージャ
copp
CoPP マネージャ
core
コア デーモン
cron
cron および at スケジューリング サービス
daemon
システム デーモン
dhcp
DHCP マネージャ
diagclient
GOLD 診断クライアント マネージャ
diagmgr
GOLD 診断マネージャ
eltm
ELTM マネージャ
evmc
EVMC マネージャ
evms
EVMS マネージャ
feature-mgr
Feature マネージャ
fs-daemon
Fs デーモン
FTP
ファイル転送システム
glbp
GLBP マネージャ
hsrp
HSRP マネージャ
im
IM マネージャ
ipconf
IP コンフィギュレーション マネージャ
ipfib
IP FIB マネージャ
kernel
OS カーネル
l2fm
L2 FM マネージャ
l2nac
L2 NAC マネージャ
l3vm
L3 VM マネージャ
license
ライセンス マネージャ
local0
ローカル使用デーモン
local1
ローカル使用デーモン
local2
ローカル使用デーモン
local3
ローカル使用デーモン
local4
ローカル使用デーモン
local5
ローカル使用デーモン
local6
ローカル使用デーモン
local7
ローカル使用デーモン
lpr
ライン プリンタ システム
m6rib
M6RIB マネージャ
メール システム
mfdm
MFDM マネージャ
module
モジュール マネージャ
mrib
MRIB マネージャ
mvsh
MVSH マネージャ
news
USENET ニュース
nf
NF マネージャ
ntp
NTP マネージャ
otm
GLBP マネージャ
pblr
PBLR マネージャ
pfstat
PFSTAT マネージャ
pixm
PIXM マネージャ
pixmc
PIXMC マネージャ
pktmgr
パケット マネージャ
platform
プラットフォーム マネージャ
pltfm_config
PLTFM コンフィギュレーション マネージャ
plugin
プラグイン マネージャ
port_client
ポート クライアント マネージャ
port_lb
診断ポート ループバック テスト マネージャ
qengine
Q エンジン マネージャ
radius
RADIUS マネージャ
res_mgr
リソース マネージャ
rpm
RPM マネージャ
security
セキュリティ マネージャ
session
セッション マネージャ
spanning-tree
スパニングツリー マネージャ
syslog
内部 syslog マネージャ
sysmgr
システム マネージャ
tcpudp
TCP および UDP マネージャ
u2
U2 マネージャ
u6rib
U6RIB マネージャ
ufdm
UFDM マネージャ
urib
URIB マネージャ
user
ユーザ プロセス
uucp
UNIX 間コピー システム
vdc_mgr
VDC マネージャ
vlan_mgr
VLAN マネージャ
vmm
VMM マネージャ
vshd
VSHD マネージャ
xbar
XBAR マネージャ
xbar_client
XBAR クライアント マネージャ
xbar_driver
XBAR ドライバ マネージャ
xml
XML エージェント
システム メッセージ ロギングの設定
この項では、次のトピックについて取り上げます。
- ターミナル セッションへのシステム メッセージ ロギングの設定
- 端末セッションのシステム メッセージ ロギングのデフォルトの復元
- モジュールのシステム メッセージ ロギングの設定
- モジュールのシステム メッセージ ロギングのデフォルトの復元
- ファシリティのシステム メッセージ ロギングの設定
- ファシリティのシステム メッセージ ロギングのデフォルトの復元
- syslog サーバの設定
- サーバのシステム メッセージ ロギングのデフォルトの復元
- UNIX または Linux システムを使用したロギングの設定
- ログ ファイルの表示
ターミナル セッションへのシステム メッセージ ロギングの設定
手順
switch# terminal monitor switch# configure terminal switch(config)# logging console 2 switch(config)# show logging console Logging console: enabled (Severity: critical) switch(config)# logging monitor 3 switch(config)# show logging monitor Logging monitor: enabled (Severity: errors) switch(config)# copy running-config startup-config switch(config)#モジュールのシステム メッセージ ロギングの設定
手順
次に、モジュールのシステム メッセージ ロギングを設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# logging module 3 switch(config)# show logging module Logging linecard: enabled (Severity: errors) switch(config)# logging timestamp microseconds switch(config)# show logging timestamp Logging timestamp: Microseconds switch(config)# copy running-config startup-config switch(config)#ファシリティのシステム メッセージ ロギングの設定
手順
次に、モジュールのシステム メッセージ ロギングを設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# logging module 3 switch(config)# show logging module Logging linecard: enabled (Severity: errors) switch(config)# logging timestamp microseconds switch(config)# show logging timestamp Logging timestamp: Microseconds switch(config)# copy running-config startup-config switch(config)#syslog サーバの設定
手順
UNIX または Linux システムを使用したロギングの設定
はじめる前に手順次の UNIX または Linux フィールドを syslog 用に設定する必要があります。
フィールド 説明 Facility
メッセージの作成者。auth、authpriv、cron、daemon、kern、lpr、mail、mark、news、syslog、user、local0 ~ local7 です。アスタリスク(*)を使用するとすべてを指定します。 これらのファシリティ指定により、発信元に基づいてメッセージの宛先を制御できます。
(注) ローカル ファシリティを使用する前に設定をチェックします。
Level
メッセージを記録する最小重大度。debug、info、notice、warning、err、crit、alert、emerg です。アスタリスク(*)を使用するとすべてを指定します。 none を使用するとファシリティをディセーブルにできます。
Action
メッセージの宛先。ファイル名、前にアット マーク(@)が付いたホスト名、カンマで区切られたユーザ リストです。アスタリスク(*)を使用するとすべてのログイン ユーザを指定します。
ログ ファイルの表示
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 show logging last number-lines
ロギング ファイルの最終行番号を表示します。 最終行番号には 1 ~ 9999 を指定できます。
次に、ログ ファイル内の最後の 5 行を表示する例を示します。
switch# show logging last 5 2008 Aug 31 09:37:04 CP-beta2 %KERN-3-SYSTEM_MSG: packet_recvms g: truncated packet (size=1514 left=1500) - kernel 2008 Aug 31 09:37:04 CP-beta2 %KERN-3-SYSTEM_MSG: packet_recvms g: truncated packet (size=1514 left=1500) - kernel 2008 Aug 31 09:37:05 CP-beta2 %KERN-3-SYSTEM_MSG: packet_recvms g: truncated packet (size=1514 left=1500) - kernel 2008 Aug 31 09:37:05 CP-beta2 %KERN-3-SYSTEM_MSG: packet_recvms g: truncated packet (size=1514 left=1500) - kernel 2008 Aug 31 09:37:05 CP-beta2 %KERN-3-SYSTEM_MSG: packet_recvms g: truncated packet (size=1514 left=1500) - kernel switch#システム メッセージ ロギングの設定確認
次のいずれかのコマンドを使用して、設定を確認します。
コマンド 目的 show logging console
コンソール ロギング設定を表示します。
show logging info
ロギング設定を表示します。
show logging last number-lines
ログ ファイルの末尾から指定行数を表示します。
show logging level [facility]
show logging level [facility]
show logging module
モジュール ロギング設定を表示します。
show logging monitor
モニタ ロギング設定を表示します。
show logging server
Syslog サーバ設定を表示します。
show logging session
ロギング セッションのステータスを表示します。
show logging status
ロギング ステータスを表示します。
show logging timestamp
ロギング タイムスタンプ単位設定を表示します。