この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco NX-OS で OBFL(Onboard Failure Logging)機能を設定する方法について説明します。
Cisco NX-OS には永続ストレージに障害データを記録する機能があるので、あとから記録されたデータを取得して表示し、分析できます。この OBFL 機能は、障害および環境情報をモジュールの不揮発性メモリに保管します。この情報は、障害モジュールの分析に役立ちます。
OBFL 情報を設定したり表示したりするには、デフォルトの VDC(Virtual Device Context; 仮想デバイス コンテキスト)を使用する必要があります。VDC の詳細については、『 Cisco NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide, Release 4.0 』を参照してください。
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OBFL にはライセンスは不要です。ライセンス パッケージに含まれていない機能は、Cisco NX-OS システム イメージにバンドルされて提供されます。追加料金は発生しません。NX-OS ライセンス方式の詳細については、『 Cisco NX-OS Licensing Guide, Release 4.0 』を参照してください。 |
VDC を設定する場合は、Advanced Services ライセンスをインストールし、所定の VDC を開始する必要があります(『 Cisco NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide, Release 4.0 』を参照)。
OBFL に関する注意事項および制約事項は、次のとおりです。
• OBFL フラッシュがサポートする書き込みおよび消去の回数には制限があります。イネーブルにするロギング数が多いほど、この書き込みおよび消去回数に早く達してしまいます。
(注) Cisco IOS CLI の詳しい知識がある場合は、この機能で使用する Cisco NX-OS コマンドが、よく使用される Cisco IOS コマンドとは異なる可能性があることに注意してください。
OBFL を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。
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OBFL の設定状況を表示するには、 show logging onboard status コマンドを使用します。
モジュールのフラッシュに保管されている OBFL 情報を表示するには、次のコマンドを使用します。
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(注) 上記の各 show コマンド オプションの OBFL 情報を消去するには、clear logging onboard コマンドを使用します。
表11-1 に、OBFL パラメータのデフォルト設定を示します。
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OBFL の実装に関連する詳細情報については、次の項を参照してください。
• 「関連資料」
• 「規格」
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この機能がサポートする新しい規格または変更された規格はありません。また、この機能で変更された既存規格のサポートはありません。 |