この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
スイッチは、1 台または 2 台のアクティブな電源モジュールで動作します。StackPower スタックに属する Catalyst 3850 スイッチは、スタックにある他のスイッチから電源供給を受けて動作します。
AC モジュールを 2 つ、DC モジュールを 2 つ、または AC モジュール 1 つと DC モジュール 1 つを使用するか、モジュール 1 つとブランク カバーを使用できます。
(注) |
NEBS のインストールでは、DC モジュール を 2 つ、または DC モジュール 1 つとブランク カバー 1 つを使用できます。 |
すべての電源モジュールにはファンが内蔵されています。すべてのスイッチは、2 番目の電源モジュール スロットにブランク カバーが付いた状態で出荷されます。
部品番号 | 説明 |
---|---|
PWR-C1-1100WAC= |
1100 W AC 電源モジュール |
PWR-C1-715WAC= |
715 W AC 電源モジュール |
PWR-C1-350WAC= |
350 W AC 電源モジュール |
CPWR-C1-440WDC= |
440 W DC 電源モジュール |
PWR-C3-750WAC-R |
750 W AC 電源モジュール |
PWR-C3-750WAC-F |
750 W AC 電源モジュール |
PWR-C3-750WDC-R |
750 W DC 電源モジュール |
PWR-C3-750WDC-F |
750 W DC 電源モジュール |
PWR-C1-BLANK |
ブランク カバー |
使用可能な PoE、PoE+、UPOE および PoE の要件については、電源モジュールを参照してください。
350 W および 715 W の AC 電源モジュールは、100 ~ 240 VAC の入力電圧をサポートするオートレンジング ユニットです。1100 W 電源モジュールは、115 ~ 240 VAC の入力電圧をサポートするオートレンジング ユニットです。440 W DC 電源モジュールには給電入力が 2 系統(A および B)あり、36 ~ 72 VDC の入力電圧をサポートします。出力電圧の範囲は 51 ~ 57 V です。
AC 電源モジュールには AC 電源コンセントに接続するための電源コードが、それぞれ付属しています。1100 W および 715 W モジュールは、16 AWG コードを使用します(北米のみ)。他のすべてのモジュールは、18 AWG コードを使用します。DC 電源モジュールは DC 電源に接続する必要があります。
次の図に、電源モジュールを示します。
1 |
1100 W AC 電源モジュール |
5 |
リリース ラッチ |
2 |
AC OK LED |
6 |
電源コード保持具 |
3 |
PS OK LED |
7 |
キーイング機構 |
4 |
AC 電源コード コネクタ |
1 |
715 W AC 電源モジュール |
5 |
リリース ラッチ |
2 |
AC OK LED |
6 |
電源コード保持具 |
3 |
PS OK LED |
7 |
キーイング機構 |
4 |
AC 電源コード コネクタ |
1 |
350 W AC 電源モジュール |
5 |
リリース ラッチ |
2 |
AC OK LED |
6 |
電源コード保持具 |
3 |
PS OK LED |
7 |
キーイング機構 |
4 |
AC 電源コード コネクタ |
1 |
440 W DC 電源モジュール |
6 |
アース端子 |
2 |
AC OK LED |
7 |
リリース ラッチ |
3 |
PS OK LED |
8 |
取手 |
4 |
入力電源端子(プラス) |
9 |
端子ブロックの安全カバー |
5 |
入力電源端子(マイナス) |
10 |
キーイング機構 |
電源モジュール スロットに電源モジュールを取り付けない場合は、電源モジュール スロット カバーを取り付けてください。
1 |
リリース ハンドル |
2 |
固定クリップ |
AC OK DC OK |
説明 |
PS OK |
説明 |
---|---|---|---|
消灯 |
AC 電源が入力されていません。 DC 入力電源が供給されていません。 |
消灯 |
出力がディセーブルであるか、入力が動作範囲外です(AC LED は消灯)。 出力がディセーブルであるか、入力が動作範囲外です(DC LED は消灯)。 |
グリーン |
AC 入力電源が供給されています。 DC 入力電源が供給されています。 |
グリーン |
スイッチへ電力を供給しています。 |
赤 |
出力が停止しました。 |
電源モジュールまたはファン モジュールの取り外しまたは取り付け時は、次の注意事項に従ってください。
電源モジュールまたはファン モジュールは、無理にスロットに押し込まないでください。スイッチのピンがモジュール側と合っていない場合に、ピンを破損するおそれがあります。
電源モジュールがスイッチにしっかり取り付けられていないと、システムの動作が停止することがあります。
電源モジュールの電源を遮断してから、電源モジュールの取り外しまたは取り付けを行ってください。
電源モジュールはホットスワップ可能です。全 PoE+ または電源共有モードなどの一部の設定では、電源モジュールを取り外すと、1 台の電源装置の入力電力に合った電力バジェットになるよう、受電装置がシャットダウンされます。ネットワークの中断を最小限に抑えるため、次の状況では電源モジュールをホット スワップしてください。
電力バジェットを表示するスイッチ コマンドについては、ソフトウェアのコンフィギュレーション ガイドを参照してください。
C3850-48XS スイッチのエアーフローは、取り付けられている電源装置とファンによって異なります。対応するファンに適した電源装置が取り付けられていることを確認します。青いハンドル付きの電源装置は青いハンドル付きのファンに対応し、赤いハンドル付きの電源装置は赤いハンドル付きのファンに対応します。
注意 |
一方の電源モジュール スロットが空の状態で、スイッチを動作させないでください。シャーシを正しく冷却するためには、2 つのモジュール スロットに電源またはブランク モジュールを取り付ける必要があります。 |
警告 |
ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉(EMI)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。 ステートメント 1029 |
警告 |
モジュールの取り付け中または取り外し中は、空いているスロットやシャーシに手を入れないでください。回路の露出部分に触れると、感電のおそれがあります。 ステートメント 206 |
警告 |
この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。 ステートメント 1030 |
警告 |
シスコの外部電源システムをスイッチに接続していない場合は、付属のコネクタ カバーをスイッチの背面に取り付けてください。 ステートメント 386 |
警告 |
DC 入力電源装置から伸びる露出したリード線は、感電を引き起こす可能性があります。DC 入力電源線の露出部分が端子ブロック プラグからはみ出ていないことを確認してください。ステートメント 122 |
警告 |
次の手順を実行する前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。ステートメント 1003 |
警告 |
この製品は設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。回線保護装置の定格が 20 A を超えないことを確認してください。ステートメント 1005 |
警告 |
容易にアクセス可能な二極切断装置を固定配線に組み込む必要があります。ステートメント 1022 |
警告 |
電源端子には危険な電圧またはエネルギーが出ている場合があります。端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。ステートメント 1086 |
(注) |
この製品の接地アーキテクチャは、DC 絶縁(DC-I)です。 |
最大トルクが 15 lbf-in(pound-force-inch)の、No. 2 プラス ヘッド付きのラチェット式ドライバ
オプションで回転制御機構を備えた Panduit 製圧着工具(モデル CT-720、CT-920、CT-920CH、CT-930、または CT-940CH)
ワイヤ ストリッパ
単一孔アース接続の場合は、12 ゲージの銅製アース線(絶縁被膜付きまたは絶縁被膜なし)
二重孔アース接続の場合は、8 ゲージの銅製アース線(絶縁被膜付きまたは絶縁被膜なし)
二重孔アース ラグおよび 2 本のネジ(DC 電源モジュールのアクセサリ キット内に含まれます)および単一孔アース ラグおよびネジ(スイッチ アクセサリ キット内に含まれます)二重孔ラグは、DC 電源が唯一の NEBS 準拠の電源オプションである NEBS インストール時のスイッチの接地に必要です。
14 ゲージの銅線(× 4)
DC 電源モジュールのアクセサリ キット内のフォークタイプ端子(× 4)。Dinkle 製 DT-35-B25 式の端子ブロックの M3 ネジに適合するサイズの端子が必要です。
次の手順に従って、単一孔アース ラグまたは二重孔アース ラグをスイッチに取り付けます。設置場所のすべての接地要件が満たされていることを確認します。
設置場所のアース接続手順、および次の警告事項に従ってください。
警告 |
この装置は、アースさせる必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024 |
警告 |
装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046 |
注意 |
次のアース接続手順に従って、UL 規格のラグ端子(アクセサリ キットに付属)を使用してください。 |
注意 |
電磁適合性と安全性に関する Telcordia GR-1089 NEBS 標準に準拠するために、(管理イーサネット)ポートは屋内または屋外の配線またはケーブルのみに接続してください。屋内ケーブルは、シールドした上で、シールドを両端でアースに接続する必要があります。機器またはサブアセンブリの屋内ポートは、OSP またはその配線につながるインターフェイスに金属的に接続しないでください。これらのインターフェイスは、屋内インターフェイス専用(GR-1089-CORE に記載されたタイプ 2 ポートまたはタイプ 4 ポート)に設計されており、屋外用の OSP ケーブルと区別する必要があります。一次保護装置を追加しても、これらのインターフェイスを OSP 配線に金属的に接続するには不十分です。 |
ステップ 1 | シングル アース接続の場合は、アース ラグ用ネジとラグ リングを使用します。NEBS のインストールではアース接続用の二重孔ラグを使用します。 | ||||
ステップ 2 |
12 ゲージまたは 8 ゲージのアース線の被覆を、0.5 インチ(12.7 mm)± 0.02 インチ(0.5 mm)取り除きます。推奨されている長さ以上に被覆を剥がすと、コネクタからむき出しの導線がはみ出る可能性があります。シングルアース接続には 12 ゲージの銅製アース線を使用します。デュアルアース接続には 8 ゲージの銅製アース線を使用します。
|
||||
ステップ 3 | アース ラグの開放端に、アース線の絶縁体を取り除いた部分を差し込みます。 | ||||
ステップ 4 |
Panduit 製圧着工具を使用して、アース ラグをアース線に圧着します。
|
||||
ステップ 5 |
アース用ネジで、シングルアース ラグをスイッチの背面パネルに取り付けます。または 2 本のアース用ネジを使用して、デュアルホール ラグをスイッチの背面パネルに取り付けます。
|
||||
ステップ 6 | ラチェット式トルク ドライバを使用して、アースラグ ネジを 60 lbf-in(960 ozf-in)のトルクで締めます。 | ||||
ステップ 7 | アース線の反対側の端を、設置場所の適切な接地点またはラックに接続します。 |
電源装置を取り付ける前に、インストールのガイドラインを参照してください。
ステップ 1 | DC 電源をオフします。電源を確実に切断するには、回路ブレーカーを OFF の位置に切り替え、その回路ブレーカーのスイッチを OFF の位置のままテープで固定します。 | ||
ステップ 2 |
電源端子ブロックから、プラスチックの保護カバーを取り外します。
|
||
ステップ 3 | No. 2 プラス ドライバを使用して、電源端子から DC 入力電源線を取り外します。 | ||
ステップ 4 | 電源モジュール右側のリリース ラッチを押し、電源モジュールを引き出します。 | ||
ステップ 5 |
電源モジュールを電源モジュール スロットに差し込み、スロットの奥にゆっくり押し込みます。正しく挿入されれば、DC 電源モジュール(取手は含まない)とスイッチの背面パネルの面が揃います。
|
||
ステップ 6 |
DC 入力電源の配線の説明に従い、入力電源を接続します。 |
ステップ 1 |
ワイヤ ストリッパを使用して、DC 入力電源の 4 本の導線の端から、端子に見合う長さの被覆を取り除きます。
|
||
ステップ 2 | Panduit 製圧着工具を使用して、フォークタイプ端子に銅の導体(90 °C耐熱、12 AWG)の DC 入力電源線を圧着します。 | ||
ステップ 3 |
DC 入力電源端子を端子ブロックに接続します。入力導線を端子ブロックに接続する際は、極性を必ず一致(マイナスとマイナス、プラスとプラス)させてください。スイッチのラックがアースされていない場合は、アース線をアース処理された金属ラックに接続するか、またはアースに接続します。
|
||
ステップ 4 | すべての端子ブロックのネジを 11 lbf-in のトルクで締めます。 | ||
ステップ 5 | 端子ブロックの安全カバーを元に戻します。 | ||
ステップ 6 | DC 入力電源の回路ブレーカーのスイッチを ON の位置に動かします。 | ||
ステップ 7 | 電源モジュールの DC OK および PS OK の LED が緑に点灯していることを確認します。 |
電源モジュールについてシスコのテクニカル サポートに連絡する場合は、シリアル番号が必要です。シリアル番号の場所は、次の図を参照してください。CLI を使用してシリアル番号を確認することもできます。
目次
電源モジュールの概要
スイッチは、1 台または 2 台のアクティブな電源モジュールで動作します。StackPower スタックに属する Catalyst 3850 スイッチは、スタックにある他のスイッチから電源供給を受けて動作します。
AC モジュールを 2 つ、DC モジュールを 2 つ、または AC モジュール 1 つと DC モジュール 1 つを使用するか、モジュール 1 つとブランク カバーを使用できます。
(注)
NEBS のインストールでは、DC モジュール を 2 つ、または DC モジュール 1 つとブランク カバー 1 つを使用できます。
すべての電源モジュールにはファンが内蔵されています。すべてのスイッチは、2 番目の電源モジュール スロットにブランク カバーが付いた状態で出荷されます。
次の表に、サポートされる内部電源モジュールを示します。
表 1 電源モジュールの部品番号と説明部品番号 説明 PWR-C1-1100WAC=
1100 W AC 電源モジュール
PWR-C1-715WAC=
715 W AC 電源モジュール
PWR-C1-350WAC=
350 W AC 電源モジュール
CPWR-C1-440WDC=
440 W DC 電源モジュール
PWR-C3-750WAC-R
750 W AC 電源モジュール
PWR-C3-750WAC-F
750 W AC 電源モジュール
PWR-C3-750WDC-R
750 W DC 電源モジュール
PWR-C3-750WDC-F
750 W DC 電源モジュール
PWR-C1-BLANK
ブランク カバー
使用可能な PoE、PoE+、UPOE および PoE の要件については、電源モジュールを参照してください。
350 W および 715 W の AC 電源モジュールは、100 ~ 240 VAC の入力電圧をサポートするオートレンジング ユニットです。1100 W 電源モジュールは、115 ~ 240 VAC の入力電圧をサポートするオートレンジング ユニットです。440 W DC 電源モジュールには給電入力が 2 系統(A および B)あり、36 ~ 72 VDC の入力電圧をサポートします。出力電圧の範囲は 51 ~ 57 V です。
AC 電源モジュールには AC 電源コンセントに接続するための電源コードが、それぞれ付属しています。1100 W および 715 W モジュールは、16 AWG コードを使用します(北米のみ)。他のすべてのモジュールは、18 AWG コードを使用します。DC 電源モジュールは DC 電源に接続する必要があります。
次の図に、電源モジュールを示します。
1
440 W DC 電源モジュール
6
アース端子
2
AC OK LED
7
リリース ラッチ
3
PS OK LED
8
取手
4
入力電源端子(プラス)
9
端子ブロックの安全カバー
5
入力電源端子(マイナス)
10
キーイング機構
電源モジュール スロットに電源モジュールを取り付けない場合は、電源モジュール スロット カバーを取り付けてください。
インストールのガイドライン
電源モジュールまたはファン モジュールの取り外しまたは取り付け時は、次の注意事項に従ってください。
電源モジュールまたはファン モジュールは、無理にスロットに押し込まないでください。スイッチのピンがモジュール側と合っていない場合に、ピンを破損するおそれがあります。
電源モジュールがスイッチにしっかり取り付けられていないと、システムの動作が停止することがあります。
電源モジュールの電源を遮断してから、電源モジュールの取り外しまたは取り付けを行ってください。
電源モジュールはホットスワップ可能です。全 PoE+ または電源共有モードなどの一部の設定では、電源モジュールを取り外すと、1 台の電源装置の入力電力に合った電力バジェットになるよう、受電装置がシャットダウンされます。ネットワークの中断を最小限に抑えるため、次の状況では電源モジュールをホット スワップしてください。
電力バジェットを表示するスイッチ コマンドについては、ソフトウェアのコンフィギュレーション ガイドを参照してください。
C3850-48XS スイッチのエアーフローは、取り付けられている電源装置とファンによって異なります。対応するファンに適した電源装置が取り付けられていることを確認します。青いハンドル付きの電源装置は青いハンドル付きのファンに対応し、赤いハンドル付きの電源装置は赤いハンドル付きのファンに対応します。
注意
一方の電源モジュール スロットが空の状態で、スイッチを動作させないでください。シャーシを正しく冷却するためには、2 つのモジュール スロットに電源またはブランク モジュールを取り付ける必要があります。
警告
ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉(EMI)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。
ステートメント 1029
警告
モジュールの取り付け中または取り外し中は、空いているスロットやシャーシに手を入れないでください。回路の露出部分に触れると、感電のおそれがあります。
ステートメント 206
警告
この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。
ステートメント 1030
警告
シスコの外部電源システムをスイッチに接続していない場合は、付属のコネクタ カバーをスイッチの背面に取り付けてください。
ステートメント 386
AC 電源モジュールの取り付けまたは交換
手順
ステップ 1 元電源側の電源を切ります。 ステップ 2 電源コードを電源コード保持具から外します。 ステップ 3 電源コードを電源コネクタから外します。 ステップ 4 電源モジュール右側のリリース ラッチを押し、電源モジュールを引き出します
注意 スイッチの動作中は、電源スロットを 90 秒以上空けたままにしないでください。
警告 この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。すべての接続を取り外し、装置の電源を遮断する必要があります。ステートメント 1028 ステップ 5 新しい電源を電源スロットに差し込み、スロットの中にゆっくり押します。正しく挿入されれば、350 W および 715 W 電源モジュール(電源コード保持具は含まない)は、スイッチの背面パネルと面が揃います。1100 W 電源モジュールは、スイッチの背面パネルから 1.5 インチ(3.81 cm)突き出ます。 ステップ 6 (任意)電源コードをループ状にして、電源コード保持具に通します。 ステップ 7 電源コードを電源モジュールに接続してから AC 電源コンセントに接続します。元電源側の電源を投入します。 ステップ 8 電源モジュールの AC OK および PS OK の LED がグリーンに点灯したことを確認します。
DC 電源装置の取り付け
警告
DC 入力電源装置から伸びる露出したリード線は、感電を引き起こす可能性があります。DC 入力電源線の露出部分が端子ブロック プラグからはみ出ていないことを確認してください。ステートメント 122
警告
次の手順を実行する前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。ステートメント 1003
警告
この製品は設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。回線保護装置の定格が 20 A を超えないことを確認してください。ステートメント 1005
警告
容易にアクセス可能な二極切断装置を固定配線に組み込む必要があります。ステートメント 1022
警告
電源端子には危険な電圧またはエネルギーが出ている場合があります。端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。ステートメント 1086
(注)
この製品の接地アーキテクチャは、DC 絶縁(DC-I)です。必要な工具類
最大トルクが 15 lbf-in(pound-force-inch)の、No. 2 プラス ヘッド付きのラチェット式ドライバ
オプションで回転制御機構を備えた Panduit 製圧着工具(モデル CT-720、CT-920、CT-920CH、CT-930、または CT-940CH)
ワイヤ ストリッパ
単一孔アース接続の場合は、12 ゲージの銅製アース線(絶縁被膜付きまたは絶縁被膜なし)
二重孔アース接続の場合は、8 ゲージの銅製アース線(絶縁被膜付きまたは絶縁被膜なし)
二重孔アース ラグおよび 2 本のネジ(DC 電源モジュールのアクセサリ キット内に含まれます)および単一孔アース ラグおよびネジ(スイッチ アクセサリ キット内に含まれます)二重孔ラグは、DC 電源が唯一の NEBS 準拠の電源オプションである NEBS インストール時のスイッチの接地に必要です。
14 ゲージの銅線(× 4)
DC 電源モジュールのアクセサリ キット内のフォークタイプ端子(× 4)。Dinkle 製 DT-35-B25 式の端子ブロックの M3 ネジに適合するサイズの端子が必要です。
スイッチのアース接続
はじめる前に手順設置場所のアース接続手順、および次の警告事項に従ってください。
警告
この装置は、アースさせる必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024
警告
装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046
注意
次のアース接続手順に従って、UL 規格のラグ端子(アクセサリ キットに付属)を使用してください。
注意
電磁適合性と安全性に関する Telcordia GR-1089 NEBS 標準に準拠するために、(管理イーサネット)ポートは屋内または屋外の配線またはケーブルのみに接続してください。屋内ケーブルは、シールドした上で、シールドを両端でアースに接続する必要があります。機器またはサブアセンブリの屋内ポートは、OSP またはその配線につながるインターフェイスに金属的に接続しないでください。これらのインターフェイスは、屋内インターフェイス専用(GR-1089-CORE に記載されたタイプ 2 ポートまたはタイプ 4 ポート)に設計されており、屋外用の OSP ケーブルと区別する必要があります。一次保護装置を追加しても、これらのインターフェイスを OSP 配線に金属的に接続するには不十分です。
ステップ 1 シングル アース接続の場合は、アース ラグ用ネジとラグ リングを使用します。NEBS のインストールではアース接続用の二重孔ラグを使用します。 ステップ 2 12 ゲージまたは 8 ゲージのアース線の被覆を、0.5 インチ(12.7 mm)± 0.02 インチ(0.5 mm)取り除きます。推奨されている長さ以上に被覆を剥がすと、コネクタからむき出しの導線がはみ出る可能性があります。シングルアース接続には 12 ゲージの銅製アース線を使用します。デュアルアース接続には 8 ゲージの銅製アース線を使用します。 ステップ 3 アース ラグの開放端に、アース線の絶縁体を取り除いた部分を差し込みます。 ステップ 4 Panduit 製圧着工具を使用して、アース ラグをアース線に圧着します。 ステップ 5 アース用ネジで、シングルアース ラグをスイッチの背面パネルに取り付けます。または 2 本のアース用ネジを使用して、デュアルホール ラグをスイッチの背面パネルに取り付けます。 ステップ 6 ラチェット式トルク ドライバを使用して、アースラグ ネジを 60 lbf-in(960 ozf-in)のトルクで締めます。 ステップ 7 アース線の反対側の端を、設置場所の適切な接地点またはラックに接続します。
スイッチへの DC 電源の取り付け
はじめる前に手順電源装置を取り付ける前に、インストールのガイドラインを参照してください。
ステップ 1 DC 電源をオフします。電源を確実に切断するには、回路ブレーカーを OFF の位置に切り替え、その回路ブレーカーのスイッチを OFF の位置のままテープで固定します。 ステップ 2 電源端子ブロックから、プラスチックの保護カバーを取り外します。
(注) DC 電源モジュールを交換しない場合は、ステップ 5 に進みます。 ステップ 3 No. 2 プラス ドライバを使用して、電源端子から DC 入力電源線を取り外します。 ステップ 4 電源モジュール右側のリリース ラッチを押し、電源モジュールを引き出します。 ステップ 5 電源モジュールを電源モジュール スロットに差し込み、スロットの奥にゆっくり押し込みます。正しく挿入されれば、DC 電源モジュール(取手は含まない)とスイッチの背面パネルの面が揃います。 ステップ 6 DC 入力電源の配線の説明に従い、入力電源を接続します。
DC 入力電源の配線
手順
ステップ 1 ワイヤ ストリッパを使用して、DC 入力電源の 4 本の導線の端から、端子に見合う長さの被覆を取り除きます。
警告 必ず銅の導体を使用してください。ステートメント 1025 ステップ 2 Panduit 製圧着工具を使用して、フォークタイプ端子に銅の導体(90 °C耐熱、12 AWG)の DC 入力電源線を圧着します。 ステップ 3 DC 入力電源端子を端子ブロックに接続します。入力導線を端子ブロックに接続する際は、極性を必ず一致(マイナスとマイナス、プラスとプラス)させてください。スイッチのラックがアースされていない場合は、アース線をアース処理された金属ラックに接続するか、またはアースに接続します。 ステップ 4 すべての端子ブロックのネジを 11 lbf-in のトルクで締めます。 ステップ 5 端子ブロックの安全カバーを元に戻します。 ステップ 6 DC 入力電源の回路ブレーカーのスイッチを ON の位置に動かします。 ステップ 7 電源モジュールの DC OK および PS OK の LED が緑に点灯していることを確認します。