移行ツールを開始できない
条件
移行ツールを開始できません。
アクション
Java JRE バージョン 1.6 以降が移行マシンにインストールされており、システム パスおよびクラスパスで正しく設定されていることを確認します。
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
移行ツールを開始できません。
Java JRE バージョン 1.6 以降が移行マシンにインストールされており、システム パスおよびクラスパスで正しく設定されていることを確認します。
ログにエラー メッセージが表示される
次のエラー メッセージがログに表示されます。「ホスト:https://hostname-or-ip への接続が拒否されました:null(Hosts: Connection to https://hostname-or-ip refused: null)」。さらに、Cisco ISE への移行時にオブジェクトがレポートされます。
移行のアプリケーション マシンがネットワークに接続されており、正しく設定されていることを確認します。
Cisco ISE アプライアンスがネットワークに接続されており、正しく設定されていることを確認します。
Cisco ISE アプライアンスおよび移行マシンが、ネットワークを介して相互に接続可能であることを確認します。
移行ツールが Cisco ISE に接続している場合は、Cisco ISE プライマリ ノードで使用されているホスト名が(もしあれば)、DNS で解決可能であることを確認します。
Cisco ISE アプライアンスがアクティブで、稼働中であることを確認します。
Cisco ISE アプリケーション サーバのサービスがアクティブで、稼働中であることを確認します。
ログに以下のエラー メッセージが表示されます。
「要求の処理中に、I/O 例外(org.apache.http.NoHttpResponseException)がキャッチされました。ターゲット サーバが応答に失敗しました。(I/O exception (org.apache.http.NoHttpResponseException) caught when processing request: The target server failed to respond.)」
Cisco ISE アプリケーション サーバのサービスがアクティブで、稼働中であることを確認します。
Cisco ISE の Web サーバのしきい値を超過していないこと、またはメモリの例外がないことを確認します。
Cisco ISE アプライアンスで CPU 消費が 100 % でないこと、および CPU がアクティブであることを確認します。
ログに以下のエラー メッセージが表示されます。
「OutOfMemory」。
Java のヒープ サイズを 1 GB 以上に増やします。
移行ツールで、デフォルトのフォルダ、ログ ファイル、レポート、および永続的なデータ ファイルを作成できません。
ユーザが、ファイル システムの書き込み権限を持っていること、および十分なディスク領域があることを確認します。
移行プロセスのエクスポート フェーズで処理が非常に遅くなっています。
移行プロセスを開始する前に、Cisco Secure ACS アプライアンスを再起動してメモリ領域を解放します。
技術的な問題に対して、原因および考えられる解決方法を見つけられない場合は、Cisco カスタマー サービスの担当者に連絡して、問題の解決方法を入手します。Cisco Technical Assistance Center(TAC)に関する情報については、アプライアンスに付随している『Cisco Information Packet』の資料を参照するか、または以下の Web サイトにアクセスしてください。
http://www.cisco.com/cisco/web/support/index.html
Cisco TAC に連絡する前に、以下の情報を用意しておいてください。
アプライアンスのシャーシ タイプおよびシリアル番号。
保守契約または保証書(『Cisco Information Packet』を参照)。
ソフトウェアの名前とタイプ、バージョンまたはリリースの番号(該当する場合)。
新しいアプライアンスを入手した日付。
問題または状況が発生したときの簡単な説明、問題を切り分けまたは再現するための手順、問題を解決するために実行する手順の説明。
移行ログファイル(...migration/bin/migration.log)。
config フォルダのすべてのレポート(...migration/config)。
Cisco Secure ACS リリース 5.5 以降のログファイル。
Cisco Secure ACS Release 5.5 以降のビルド番号。
(注) |
カスタマー サービス担当者には、必ず Cisco ISE 3300 シリーズ アプライアンスの初期インストール後に行ったアップグレードまたは保守の情報をすべてお伝えください。 |