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この章では、Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ上で IP Version 4(IPv4)および IP Version 6(IPv6)のプレフィックス リストを設定するために使用する、Cisco IOS XR ソフトウェアコマンドについて説明します。
プレフィックスの概念、設定作業、および例の詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router IP Addresses and Services Configuration Guide』 を参照してください。
IP Version 4(IPv4)プレフィックス リストのヒット カウントをリセットするには、EXEC モードで clear prefix-list ipv4 コマンドを使用します。
clear prefix-list ipv4 name [sequence-number]
name |
ヒット カウントをクリアするプレフィックス リストの名前。 |
sequence-number |
(任意)プレフィックス リストのシーケンス番号。 範囲は 1 ~ 2147483646 です。 |
デフォルトの動作または値はありません。
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ヒット カウントは、特定のプレフィックス リスト エントリに一致する数を示す値です。 clear prefix-list ipv4 コマンドは、指定した設定済みプレフィックス リストのカウンタをクリアするために使用します。
特定のシーケンス番号を持つプレフィックス リストのカウンタをクリアするには、sequence-number 引数を使用します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り、書き込み |
次に、IPv4 プレフィックス リストを表示し、list3 のカウンタをクリアする例を示します。その後、IPv4 プレフィックス リストを再度表示して、list3 のカウンタがクリアされていることを確認します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv4 ipv4 prefix-list list1 10 permit 172.18.30.154/16 (8 matches) ipv4 prefix-list list2 20 deny 172.24.30.164/16 (12 matches) ipv4 prefix-list list3 30 permit 172.19.31.154/16 (32 matches) RP/0/RSP0/CPU0:router# clear prefix-list ipv4 list3 RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv4 ipv4 prefix-list list1 10 permit 172.18.30.154/16 (8 matches) ipv4 prefix-list list2 20 deny 172.24.30.164/16 (12 matches) ipv4 prefix-list list3 30 permit 172.19.31.154/16
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv4 または IPv6 プレフィックス リストの拒否条件を設定します。 |
|
IPv4 プレフィックス リストを定義します。 |
|
IPv4 または IPv6 プレフィックス リストの許可条件を設定します。 |
|
現在の IPv4 プレフィックス リストの設定を表示します。 |
IP Version 6(IPv6)プレフィックス リストのヒット カウントをリセットするには、EXEC モードで clear prefix-list ipv6 コマンドを使用します。
clear prefix-list ipv6 name [sequence-number]
name |
ヒット カウントをクリアするプレフィックス リストの名前。 |
sequence-number |
(任意)特定のシーケンス番号のプレフィックス リストのカウンタをクリアします。 範囲は 1 ~ 2147483646 です。 |
デフォルトの動作または値はありません。
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ヒット カウントは、特定のプレフィックス リスト エントリに一致する数を示す値です。 指定した設定済みプレフィックス リストのカウンタをクリアするには、clear prefix-list ipv6 コマンドを使用します。
特定のシーケンス番号を持つプレフィックス リストのカウンタをクリアするには、sequence-number 引数を使用します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り、書き込み |
次に、IPv6 プレフィックス リストを表示し、プレフィックス リスト list3 上のシーケンス番号 60 のカウンタをクリアする例を示します。その後、再度 IPv6 プレフィックス リストを表示し、シーケンス番号 60 のカウンタがクリアされていることを確認します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6 ipv6 prefix-list list1 40 permit 2000:1::/64 (5 matches) 60 deny 3000:1::/64 (7 matches) RP/0/RSP0/CPU0:router# clear prefix-list ipv6 list1 60 RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6 ipv6 prefix-list list1 40 permit 2000:1::/64 (5 matches) 60 deny 3000:1::/64
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv4 または IPv6 プレフィックス リストの拒否条件を設定します。 |
|
IPv6 プレフィックス リストを定義します。 |
|
IPv4 または IPv6 プレフィックス リストの許可条件を設定します。 |
|
現在の IPv6 プレフィックス リストの内容を表示します。 |
既存の IP Version 4(IPv4)プレフィックス リストのコピーを作成するには、EXEC モードで copy prefix-list ipv4 コマンドを使用します。
copy prefix-list ipv4 source-name destination-name
source-name |
コピー対象のプレフィックス リストの名前。 |
destination-name |
source-name の内容のコピー先のプレフィックス リスト。 |
デフォルトの動作または値はありません。
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
copy prefix-list ipv4 コマンドは、設定済みプレフィックス リストをコピーするために使用します。 source-name 引数でコピー対象のプレフィックス リストを指定し、destination-name 引数でコピー元プレフィックス リストの内容のコピー先を指定します。 destination-name 引数は、一意の名前であることが必要です。destination-name 引数名がプレフィックス リストまたはアクセス リストに存在する場合、プレフィックス リストはコピーされません。 copy prefix-list ipv4 コマンドは、コピー元プレフィックス リストが存在することを確認した後、既存のプレフィックス リストが上書きされることを防ぐために、既存のリスト名をチェックします。
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り、書き込み |
filesystem |
実行 |
次に、IPv4 プレフィックス リストを表示し、プレフィックス リスト list1 を list4 にコピーし、IPv4 プレフィックス リストを再表示して list4 を表示する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv4 ipv4 prefix-list list1 10 permit 172.24.20.164/16 ipv4 prefix-list list2 20 deny 172.18.30.154/16 ipv4 prefix-list list3 30 permit 172.29.30.154/16 RP/0/RSP0/CPU0:router# copy prefix-list ipv4 list1 list4 RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv4 ipv4 prefix-list list1 10 permit 172.24.20.164/16 ipv4 prefix-list list2 20 deny 172.18.30.154/16 ipv4 prefix-list list3 30 permit 172.29.30.154/16 ipv4 prefix-list list4 10 permit 172.24.20.164/16
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv4 プレフィックス リストを定義します。 |
|
現在の IPv4 プレフィックス リストの内容を表示します。 |
既存の IP Version 6(IPv6)プレフィックス リストのコピーを作成するには、EXEC モードで copy prefix-list ipv6 コマンドを使用します。
copy prefix-list ipv6 source-name destination-name
source-name |
コピー対象のプレフィックス リストの名前。 |
destination-name |
source-name の内容のコピー先のプレフィックス リスト。 |
デフォルトの動作または値はありません。
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
copy prefix-list ipv6 コマンドは、設定済みプレフィックス リストをコピーするために使用します。 source-name 引数でコピー対象のプレフィックス リストを指定し、destination-name 引数でコピー元プレフィックス リストの内容のコピー先を指定します。 destination-name 引数は、一意の名前であることが必要です。destination-name 引数名がプレフィックス リストまたはアクセス リストに存在する場合、プレフィックス リストはコピーされません。 copy prefix-list ipv6 コマンドは、コピー元プレフィックス リストが存在することを確認した後、既存のプレフィックス リストを上書きしないように、既存のリスト名を確認します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り、書き込み |
filesystem |
実行 |
次に、IPv6 プレフィックス リストを表示し、プレフィックス リスト list1 を list4 にコピーし、IPv6 プレフィックス リストを再表示して list4 を表示する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6 ipv6 prefix-list list1 40 permit 2000:1::/64 60 deny 3000:1::/64 ipv6 prefix-list list2 10 permit 5555::/24 RP/0/RSP0/CPU0:router# copy prefix-list ipv6 list1 list3 RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6 ipv6 prefix-list list1 40 permit 2000:1::/64 60 deny 3000:1::/64 ipv6 prefix-list list2 10 permit 5555::/24 ipv6 prefix-list list3 40 permit 2000:1::/64 60 deny 3000:1::/6
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv6 プレフィックス リストを定義します。 |
|
現在の IPv6 プレフィックス リストの内容を表示します。 |
IP Version 4(IPv4)または IP Version 6(IPv6)プレフィックス リストの拒否条件を設定するには、IPv4 プレフィックス リスト コンフィギュレーション モードまたは IPv6 プレフィックス リスト コンフィギュレーション モードで deny コマンドを使用します。 プレフィックス リストから条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
[sequence-number] deny network /length [ ge value ] [ le value ] [ eq value ]
no sequence-number deny
sequence-number |
(任意)特定のシーケンス番号を持つプレフィックス リストに対し拒否条件を設定します。 シーケンス番号を使用しない場合、デフォルトではプレフィックス リスト中の次に空いているシーケンス番号で条件が設定されます。 範囲は 1 ~ 2147483646 です。 デフォルトでは、最初のステートメントが番号 10 で、以降のステートメントは 10 ずつ増分されます sequence-number 引数は、コマンドの no 形式で使用する必要があります。 |
network / length |
ネットワーク マスクのネットワーク番号と長さ(ビット単位)。 |
ge value |
(任意)値に等しいかそれよりも長いプレフィックス長を指定します。 length の範囲の最小値です(長さの範囲の「から」の部分)。 |
le value |
(任意)値に等しいかそれよりも短いプレフィックス長を指定します。 length の範囲の最大値です(長さの範囲の「まで」の部分)。 |
eq value |
(任意)length の正確な値。 |
IPv4 または IPv6 プレフィックス リストでパケットが拒否される特定の条件はありません。
IPv4 プレフィックス リスト コンフィギュレーション
IPv6 プレフィックス リスト コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
deny コマンドは、パケットがプレフィックス リストに合格しない条件を指定するために使用します。
ge、le、eq の各キーワードを使用すると、照合するプレフィックス長の範囲を、network/length 引数よりも詳細に指定することができます。 ge も le も指定しない場合、完全一致と見なされます。 ge キーワードだけが指定されている場合、範囲は ge value から 32 と仮定されます。 le 属性だけが指定されている場合、範囲は length から le value 引数までと見なされます。
指定する ge value または le value は、次の条件を満たしている必要があります。
length < ge value < le value <= 32(IPv4 の場合)
length < ge value < le value <= 128(IPv6 の場合)
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り、書き込み |
次に、ルート 10.0.0.0/0 を拒否する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv4 prefix-list list1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# 50 deny 10.0.0.0/0
次に、プレフィックスが 10.3.32.154 のすべてのルートを拒否する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv4 prefix-list list1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# 80 deny 10.3.32.154 le 32
次に、プレフィックスが 172.18.30.154/16 の、25 ビットよりも長いルートのすべてのマスクを拒否する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv4 prefix-list list1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# 100 deny 172.18.30.154/16 ge 25
次に、すべてのアドレス空間で 25 ビットよりも大きいマスク長を拒否する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv6 prefix-list list2 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6_pfx)# 70 deny 2000:1::/64 ge 25
次に、list3 に拒否条件を追加し、no 形式のコマンドを使用して、シーケンス番号が 30 の条件を削除する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv6 prefix-list list3 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6_pfx)# deny 2000:1::/64 ge 25 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6_pfx)# deny 3000:1::/64 le 32 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6_pfx)# deny 4000:1::/64 ge 25 Uncommitted changes found, commit them? [yes]: y RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6 ipv6 prefix-list list3 10 deny 2000:1::/64 ge 25 20 deny 3000:1::/64 le 32 30 deny 4000:1::/64 ge 25 RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv6 prefix-list list3 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6_pfx)# no 30 Uncommitted changes found, commit them? [yes]: y RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6 ipv6 prefix-list list3 10 deny 2000:1::/64 ge 25 20 deny 3000:1::/64 le 32
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv4 プレフィックス リストを定義します。 |
|
IPv6 プレフィックス リストを定義します。 |
|
IPv4 または IPv6 プレフィックス リストの許可条件を設定します。 |
|
プレフィックス リスト エントリに関する有用な注釈を挿入します。 |
|
現在の IPv4 プレフィックス リストの内容を表示します。 |
|
現在の IPv6 プレフィックス リストの内容を表示します。 |
IP Version(IPv4)プレフィックス リストを名前で定義するには、グローバル コンフィギュレーション モードで ipv4 prefix-list コマンドを使用します。 プレフィックス リストを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv4 prefix-list name
no ipv4 prefix-list name
name |
プレフィックス リストの名前。 名前にはスペースや疑問符を使用できません。 |
IPv4 プレフィックス リストは定義されていません。
グローバル コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ipv4 prefix-list コマンドは、IPv4 プレフィックス リストを設定するために使用します。 このコマンドは、ルータをプレフィックス リスト コンフィギュレーション モードにします。このモードでは、deny または permit コマンドを使用して、許可または拒否アクセス条件を定義する必要があります。 プレフィックス リストを作成するには条件を追加する必要があります。
既存のステートメントの番号を再設定し、以降のステートメントを増分して、新しい IPv4 プレフィックス リスト ステートメント(permit、deny、remark)を追加できるようにするには、resequence prefix-list ipv4 コマンドを使用します。 最初のエントリ番号(base)とステートメントのエントリ番号を分けるための増分を指定します。 既存のステートメントの番号が再設定され、未使用のエントリ番号で新しいステートメントが追加できるようになります。
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り、書き込み |
ipv4 |
読み取り、書き込み |
次に、プレフィックス リストを表示し、list2 を設定し、両方のプレフィックス リストの条件を表示する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv4 ipv4 prefix-list list1 10 permit 172.20.10.171/16 le 24 20 permit 172.18.0.0/16 30 deny 172.24.20.164/16 ge 25 RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv4 prefix-list list2 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)#deny 172.18.30.154/16 ge 25 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# Uncommitted changes found, commit them? [yes]: y RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv4 ipv4 prefix-list list1 10 permit 172.20.10.171/16 le 24 20 permit 172.18.0.0/16 30 deny 172.24.20.164/16 ge 25 ipv4 prefix-list list2 10 deny 172.18.30.154/16 ge 25
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv4 または IPv6 プレフィックス リストの拒否条件を設定します。 |
|
IPv4 または IPv6 プレフィックス リストの許可条件を設定します。 |
|
プレフィックス リスト エントリに関する有用な注釈を挿入します。 |
|
既存のステートメントの番号を再設定し、以降のステートメントを増分します。 |
|
現在の IPv4 プレフィックス リストの内容を表示します。 |
IP Version(IPv6)プレフィックス リストを名前で定義するには、グローバル コンフィギュレーション モードで ipv6 prefix-list コマンドを使用します。 プレフィックス リストを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 prefix-list name
no ipv6 prefix-list name
name |
プレフィックス リストの名前。 名前にはスペースや疑問符を使用できません。 |
IPv6 プレフィックス リストは定義されていません。
グローバル コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り、書き込み |
ipv6 |
読み取り、書き込み |
次に、list-1 という名前のプレフィックス リストを作成する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv6 prefix-list list-1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6-pfx)# 40 permit 2000:1::/64 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6-pfx)# 60 deny 3000:1::/64 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6-pfx)# Uncommitted changes found, commit them? [yes]: y RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6 ipv6 prefix-list list1 40 permit 2000:1::/64 60 deny 3000:1::/64 RP/0/RSP0/CPU0:router#
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv4 または IPv6 プレフィックス リストの拒否条件を設定します。 |
|
IPv4 または IPv6 プレフィックス リストの許可条件を設定します。 |
|
プレフィックス リスト エントリに関する有用な注釈を挿入します。 |
|
現在の IPv6 プレフィックス リストの内容を表示します。 |
IP Version 4(IPv4)または IP Version 6(IPv6)プレフィックス リストの許可条件を設定するには、IPv4 プレフィックス リスト コンフィギュレーション モードまたは IPv6 プレフィックス リスト コンフィギュレーション モードで、permit コマンドを使用します。 プレフィックス リストから条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
[sequence-number] permit network /length [ ge value ] [ le value ] [ eq value ]
no sequence-number permit
sequence-number |
(任意)プレフィックス リスト中の permit ステートメントの番号。 この番号により、プレフィックス リスト中のステートメントの順番が決まります。 範囲は 1 ~ 2147483646 です。 デフォルトでは、最初のステートメントが番号 10 で、以降のステートメントは 10 ずつ増分されます |
network / length |
ネットワーク マスクのネットワーク番号と長さ(ビット単位)。 |
ge value |
(任意)値に等しいかそれよりも長いプレフィックス長を指定します。 length の範囲の最小値です(長さの範囲の「から」の部分)。 |
le value |
(任意)値に等しいかそれよりも短いプレフィックス長を指定します。 length の範囲の最大値です(長さの範囲の「まで」の部分)。 |
eq value |
(任意)length の正確な値。 |
デフォルトの動作または値はありません。
IPv4 プレフィックス リスト コンフィギュレーション
IPv6 プレフィックス リスト コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
パケットがプレフィックス リストに合格する条件を指定するには、permit コマンドを使用します。
ge、le、eq の各キーワードを使用すると、照合するプレフィックス長の範囲を、network/length 引数よりも詳細に指定することができます。 ge も le も指定しない場合、完全一致と見なされます。 ge キーワードだけが指定されている場合、範囲は ge value から 32 と仮定されます。 le 属性だけが指定されている場合、範囲は length から le value 引数までと見なされます。
指定する ge value または le value は、次の条件を満たしている必要があります。
length < ge value < le value <= 32(IPv4 の場合)
length < ge value < le value <= 128(IPv6 の場合)
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り、書き込み |
次に、プレフィックス 172.18.0.0/16 を許可する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv4 prefix-list list1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# permit 172.18.0.0/16
次に、プレフィックスが 172.20.10.171/16 のルートで、24 ビットまでのマスク長を許可する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv4 prefix-list list1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# permit 172.20.10.171/16 le 24
次に、すべてのアドレス空間で 8 ~ 24 ビットのマスク長を許可する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv6 prefix-list list1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6_pfx)# permit 2000:1::/64 ge 8 le 24
次に、list3 に許可条件を追加し、シーケンス番号 30 の条件を削除する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv6 prefix-list list3 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6_pfx)# permit 2000:1::/64 ge 25 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6_pfx)# permit 3000:1::/64 le 32 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6_pfx)# permit 3000:1::/64 ge 25 Uncommitted changes found, commit them? [yes]: y RP/0/RSP0/CPU0:router#show ipv6 prefix-list ipv6 prefix-list list3 10 permit 2000:1::/64 ge 25 20 permit 3000:1::/64 le 32 30 permit 4000:1::/64 ge 25 RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv6 prefix-list list3 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6_pfx)# no 30 Uncommitted changes found, commit them? [yes]: y RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6 ipv6 prefix-list list3 10 permit 2000:1::/64 ge 25 20 permit 3000:1::/64 le 32 10 deny 2000:1::/64 ge 25 20 deny 3000:1::/64 le 32 30 deny 4000:1::/64 ge 25
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv4 または IPv6 プレフィックス リストの拒否条件を設定します。 |
|
IPv4 プレフィックス リストを作成します。 |
|
IPv6 プレフィックス リストを作成します。 |
|
プレフィックス リスト エントリに関する有用な注釈を挿入します。 |
|
現在の IPv4 プレフィックス リストの内容を表示します。 |
|
現在の IPv6 プレフィックス リストの内容を表示します。 |
IP Version 4(IPv4)または IP Version 6(IPv6)プレフィックス リストに対して有用なコメント(注釈)を書き込むには、IPv4 プレフィックス リスト コンフィギュレーション モードまたは IPv6 プレフィックス リスト コンフィギュレーション モードで remark コマンドを使用します。 コメントを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
[sequence-number] remark remark
no sequence-number
sequence-number |
(任意)プレフィックス リスト中の remark ステートメントの番号。 この番号により、プレフィックス リスト中のステートメントの順番が決まります。 番号の範囲は 1 ~ 2147483646 です (デフォルトでは、最初のステートメントの番号が 10 で、以降のステートメントは 10 ずつ増分されます)。 |
remark |
プレフィックス リストのエントリを説明する、最大 255 文字のコメント。 |
プレフィックス リスト エントリに注釈はありません。
IPv4 プレフィックス リスト コンフィギュレーション
IPv6 プレフィックス リスト コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
remark コマンドは、プレフィックス リストのエントリに対し有用なコメントを書き込むために使用します。 注釈の長さは最大 255 文字で、これより長い注釈は切り捨てられます。
削除する注釈のシーケンス番号がわかっている場合は、no sequence-number コマンドで削除できます。
既存の IPv4 プレフィックス リストにステートメントを追加するには、resequence prefix-list ipv4 コマンドを使用します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り、書き込み |
次に、プレフィックス リスト エントリを説明する注釈を設定する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv4 prefix-list deny-ten RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# 10 remark Deny all routes with a prefix of 10/8 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# 20 deny 10.0.0.0/8 le 32 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# end
次に、使用方法を説明する注釈を設定する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6 ipv6 prefix-list list1 40 permit 2000:1::/64 60 deny 3000:1::/64 RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv6 prefix-list list1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6-pfx)# 10 remark use from july23 forward RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6-pfx)# Uncommitted changes found, commit them? [yes]: y RP/0/0/CPU0:Apr 4 02:20:34.851 : config[65700]: %LIBTARCFG-6-COMMIT : Configura tion committed by user 'UNKNOWN'. Use 'show commit changes 1000000023' to view the changes. RP/0/0/CPU0:Apr 4 02:20:34.984 : config[65700]: %SYS-5-CONFIG_I : Configured fr om console by console RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6 ipv6 prefix-list list1 10 remark use from july23 forward 40 permit 2000:1::/64 60 deny 3000:1::/64
コマンド |
説明 |
---|---|
プレフィックス リストにエントリを作成します。 |
|
既存のステートメントの番号を再設定し、以降のステートメントを増分します。 |
|
プレフィックス リストまたはプレフィックス リスト エントリに関する情報を表示します。 |
既存のステートメントの番号を再設定し、以降のステートメントを増分して、新しいプレフィックス リスト ステートメント(permit、deny、remark)を追加できるようにするには、EXEC モードで resequence prefix-list ipv4 を使用します。
resequence prefix-list ipv4 name [ base [increment] ]
name |
プレフィックス リストの名前。 |
base |
(任意)プレフィックス リスト中の順序を決定する、指定したプレフィックス リスト中の最初のステートメントの番号。 最大値は 2147483646 です。 |
increment |
(任意)以降のステートメントでの、ベース シーケンス番号に対する増分。 最大値は 2147483646 です。 |
base: 10
increment: 10
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
プレフィックス リスト エントリのシーケンス番号によって、リスト中のエントリの順番が決まります。 ルータは、ネットワーク アドレスとプレフィックス リスト エントリを比較します。 ルータは、プレフィックス リストの先頭(最も小さいシーケンス番号)から比較を開始します。
プレフィックス リストの複数のエントリがプレフィックスに一致する場合、シーケンス番号が最も小さいエントリが実際の一致と見なされます。 一致または拒否が発生すると、プレフィックス リストの残りのエントリは処理されません。
デフォルトでは、プレフィックス リストの最初のステートメントのシーケンス番号が 10 で、以降のステートメントは 10 ずつ増分されます。
既存の IPv4 プレフィックス リストの連続するエントリの間に permit、deny、remark のいずれかのステートメントを追加するには、resequence prefix-list ipv4 コマンドを使用します。 最初のエントリ番号(base)とステートメントのエントリ番号を分けるための増分を指定します。 既存のステートメントの番号が再設定され、未使用のエントリ番号で新しいステートメントが追加できるようになります。
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り、書き込み |
次に、プレフィックス リスト list1 のシーケンス番号の間隔を表示し、list1 のシーケンス番号を 10 から 30 間隔に再設定し、変更後のシーケンス番号を表示する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv4 ipv4 prefix-list list1 10 permit 172.20.10.171/16 le 24 20 permit 172.18.0.0/16 30 deny 172.24.20.164/16 ge 25 ipv4 prefix-list list2 10 deny 172.18.30.154/16 ge 25 RP/0/RSP0/CPU0:router# resequence prefix-list ipv4 list1 10 30 RP/0/0/CPU0:Apr 4 02:29:39.513 : ipv4_acl_action_edm[183]: %LIBTARCFG-6-COMMIT : Configuration committed by user 'UNKNOWN'. Use 'show commit changes 10000000 24' to view the changes. RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv4 ipv4 prefix-list list1 10 permit 172.20.10.171/16 le 24 40 permit 172.18.0.0/16 70 deny 172.24.20.164/16 ge 25 ipv4 prefix-list list2 10 deny 172.18.30.154/16 ge 25
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv4 または IPv6 プレフィックス リストの拒否条件を設定します。 |
|
IPv4 または IPv6 プレフィックス リストの許可条件を設定します。 |
|
プレフィックス リスト エントリに関する有用な注釈を挿入します。 |
|
現在の IPv4 プレフィックス リストの内容を表示します。 |
既存のステートメントの番号を再設定し、以降のステートメントを増分して、新しいプレフィックス リスト ステートメント(permit、deny、remark)を追加できるようにするには、EXEC モードで resequence prefix-list ipv6 を使用します。
resequence prefix-list ipv6 name [ base [ increment] ]
name |
プレフィックス リストの名前。 |
base |
(任意)プレフィックス リスト中の順序を決定する、指定したプレフィックス リスト中の最初のステートメントの番号。 最大値は 2147483644 です。 |
increment |
(任意)以降のステートメントでの、ベース シーケンス番号に対する増分。 最大値は 2147483644 です。 |
base: 10
increment: 10
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
プレフィックス リスト エントリのシーケンス番号によって、リスト中のエントリの順番が決まります。 ルータは、ネットワーク アドレスとプレフィックス リスト エントリを比較します。 ルータは、プレフィックス リストの先頭(最も小さいシーケンス番号)から比較を開始します。
プレフィックス リストの複数のエントリがプレフィックスに一致する場合、シーケンス番号が最も小さいエントリが実際の一致と見なされます。 一致または拒否が発生すると、プレフィックス リストの残りのエントリは処理されません。
デフォルトでは、プレフィックス リストの最初のステートメントのシーケンス番号が 10 で、以降のステートメントは 10 ずつ増分されます。
既存の IPv6 プレフィックス リストの連続するエントリの間に permit、deny、remark のいずれかのステートメントを追加するには、resequence prefix-list ipv6 コマンドを使用します。 最初のエントリ番号(base)とステートメントのエントリ番号を分けるための増分を指定します。 既存のステートメントの番号が再設定され、未使用のエントリ番号で新しいステートメントが追加できるようになります。
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り、書き込み |
次に、プレフィックス リスト 1 のシーケンス番号の間隔を表示し、list1 のシーケンス番号を 10 から 30 間隔に再設定し、変更後のシーケンス番号を表示する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6 ipv6 prefix-list list1 10 permit 2000:1:: /16 le 24 20 permit 3000:1::/16 le 32 20 permit 172.18.0.0/16 30 deny 3000:1:: /16 ge 25 ipv6 prefix-list list2 10 deny 4000:1:: /16 ge 25 RP/0/RSP0/CPU0:router# resequence prefix-list ipv4 list1 10 30 RP/0/RSP0/CPU0: Apr 4 02:29:39.513 : ipv6_acl_action_edm [183]: %LIBTARCFG-6-COMMIT : Configuration committed by user 'UNKNOWN'. Use 'show commit changes 10000000 24' to view the changes.
プレフィックス リストまたはプレフィックス リスト エントリに関する情報を表示するには、EXEC モードで show prefix-list コマンドを使用します。
show prefix-list [list-name] [sequence-number]
list-name |
(任意)プレフィックス リストの名前。 |
sequence-number |
(任意)プレフィックス リスト エントリのシーケンス番号。 範囲は 1 ~ 2147483646 です。 |
デフォルトの動作または値はありません。
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り |
次に、show prefix-list コマンドの出力例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list
すべてのアドレス ファミリのプレフィックス リストの内容を表示するには、EXEC モードで show prefix-list afi-all コマンドを使用します。
show prefix-list afi-all
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
デフォルトの動作または値はありません。
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り |
次に、show prefix-list afi-all コマンドの出力例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list afi-all
現在の IP Version 4(IPv4)プレフィックス リストの内容を表示するには、EXEC モードで show prefix-list ipv4 コマンドを使用します。
show prefix-list ipv4 [list-name] [sequence-number] [summary]
list-name |
(任意)プレフィックス リストの名前。 |
sequence-number |
(任意)プレフィックス リスト エントリのシーケンス番号。 範囲は 1 ~ 2147483646 です。 |
summary |
(任意)プレフィックス リストの内容の要約を出力します。 |
すべての IPv4 プレフィックス リストが表示されます。
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
すべての IPv4 プレフィックス リストの内容を表示するには、show prefix-list ipv4 コマンドを使用します。 特定の IPv4 プレフィックス リストの内容を表示するには、name 引数を使用します。 特定のプレフィックス リスト エントリを指定するには、sequence-number 引数を使用します。 プレフィックス リストの内容の要約を表示するには、summary キーワードを使用します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り |
次に、設定されているすべてのプレフィックス リストを表示する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv4
ipv4 prefix-list list1
10 permit 172.20.10.171/16 le 24
20 permit 172.18.0.0/16
30 deny 172.24.20.164/16 ge 25
ipv4 prefix-list list2
10 deny 172.18.30.154/16 ge 25
次に、list-name 引数を使用して、プレフィックス リスト list1 を表示する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv4 list1
ipv4 prefix-list list1
10 permit 172.20.10.171/16 le 24
20 permit 172.18.0.0/16
30 deny 172.24.20.164/16 ge 25
次に、list-name 引数と sequence-number 引数を使用して、プレフィックス リスト list1 のシーケンス番号 10 を表示する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv4 list1 30
ipv4 prefix-list list1
30 deny 172.24.20.164/16 ge 25
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv4 プレフィックス リストに対するヒット カウントをリセットします。 |
|
IPv4 プレフィックス リストを定義します。 |
|
現在の IPv6 プレフィックス リストの内容を表示します。 |
現在の IPv4 スタンバイ アクセス リストの内容を表示するには、EXEC モードで show access-lists ipv4 standby コマンドを使用します。
show prefix-list ipv4 standby [ prefix-list name ] [summary]
prefix-list name |
(任意)特定の IPv4 プレフィックス リストの名前。 prefix-list-name 引数の値は英数字の文字列で、スペースまたは引用符を含めることはできません。 |
summary |
(任意)現在のすべての IPv4 スタンバイ プレフィックス リストのサマリーを表示します。 |
デフォルトの動作または値はありません。
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
show prefix-list ipv4 standby コマンドを使用すると、現在の IPv4 スタンバイ プレフィックス リストの内容を表示することができます。 特定の IPv4 プレフィックス リストの内容を表示するには、name 引数を使用します。
show prefix-list ipv4 standby summary コマンドを使用すると、すべての IPv4 スタンバイ プレフィックス リストのサマリーを表示することができます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り |
次の例では、すべての IPv4 アクセス リストの内容が表示されています。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv4 standby summary
Prefix List Summary:
Total Prefix Lists configured: 2
Total Prefix List entries configured : 6
現在の IP Version 6(IPv6)プレフィックス リストの内容を表示するには、EXEC モードで show prefix-list ipv6 コマンドを使用します。
show prefix-list ipv6 [list-name] [sequence-number] [summary]
list-name |
(任意)プレフィックス リストの名前。 |
sequence-number |
(任意)プレフィックス リスト エントリのシーケンス番号。 範囲は 1 ~ 2147483646 です。 |
summary |
(任意)プレフィックス リストの内容の要約を出力します。 |
すべての IPv6 プレフィックス リストが表示されます。
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが導入されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
show prefix-list ipv6 コマンドは、すべての IPv4 プレフィックス リストの内容を表示するために使用します。
特定の IPv6 プレフィックス リストの内容を表示するには、name 引数を使用します。 特定のプレフィックス リスト エントリを指定するには、sequence-number 引数を使用します。 プレフィックス リストの内容の要約を表示するには、summary キーワードを使用します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
acl |
読み取り |
次に、設定されているすべてのプレフィックス リストを表示する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6
ipv6 prefix-list list1
10 permit 5555::/24
20 deny 3000::/24
30 permit 2000::/24
ipv6 prefix-list list2
10 permit 2000::/24
次に、list-name 引数を使用して、プレフィックス リスト list1 を表示する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6 list1
ipv6 prefix-list list1
10 permit 5555::/24
20 deny 3000::/24
30 permit 2000::/24
次に、list-name 引数と sequence-number 引数を使用して、プレフィックス リスト list1 のシーケンス番号 10 を表示する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6 list1 10
ipv6 prefix-list abc
10 permit 5555::/24
次に、プレフィックス リストの内容の要約を表示する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show prefix-list ipv6 summary
Prefix List Summary:
Total Prefix Lists configured: 2
Total Prefix List entries configured: 2
コマンド |
説明 |
---|---|
IPv4 プレフィックス リストに対するヒット カウントをリセットします。 |
|
既存の IPv6 プレフィックス リストのコピーを作成します。 |
|
IPv6 プレフィックス リストを作成します。 |