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目次
このモジュールでは、ルータ上に MPLS トランスポート プロファイル(MPLS-TP)を実装する方法について説明します。 IETF によりサポートされた MPLS-TP を使用することで、転送ネットワークを、簡潔でコスト効率の良い方法でパケット サービスをサポートできるようにスケールできるパケットベース ネットワークに移行できます。 MPLS-TP は、トランスポート ロールで使用できるように、MPLS の必要な既存の機能を追加の最小限のメカニズムと組み合わせます。
MPLS トランスポート プロファイルを使用することで、IP および MPLS トラフィックが通過する転送ネットワーク層を提供するトンネルを作成できます。
リリース |
変更内容 |
リリース 4.2.0 |
この機能が導入されました。 |
MPLS-TP を実装するには、次の概念を理解する必要があります。
MPLS トランスポート プロファイル(TP)を使用することで、IP および MPLS トラフィックが通過する転送ネットワーク層を提供するトンネルを作成できます。 MPLS-TP トンネルは、帯域幅を高使用率、低コストでサービスをサポートするため、同期光ネットワーク(SONET)および同期デジタル階層(SDH)時分割多重(TDM)テクノロジーから、パケット スイッチングのへの遷移を可能にします。 転送ネットワークは、接続指向型で静的にプロビジョニングされ、寿命の長い接続を持ちます。 通常、転送ネットワーク、ラベルのような ID を変更する制御プロトコルを回避します。 MPLS-TP トンネルは、静的にプロビジョニングされた双方向ラベル スイッチド パス(LSP)を介してこの機能を提供します。 次の図に、MPLS-TP トンネルを示します。
MPLS-TP は、トランスポート ロールで使用できるように、MPLS の必要な既存の機能を追加の最小限のメカニズムと組み合わせます。 CLI またはネットワーク管理システムから MPLS-TP を設定できます。
MPLS トランスポート プロファイル(MPLS-TP)LSP は双方向であり、LSP が同一のパス上で双方向に通過します。 MPLS-TP トンネルは、動作 MPLS-TP LSP、保護 MPLS-TP LSP、またはその両方に関連付けることができます。 動作 LSP は、保護 LSP にバックアップされたプライマリ LSP です。 動作 LSP がダウンすると、保護 LSP が自動的にアクティブになります。 オプションで MPLS-TP トンネルをアップ状態にするには、そのトンネルに 1 つ以上の LSP を設定しておく必要があります。
パス保護では、MPLS-TP トンネルに対してエンドツーエンドのディザスタ リカバリ メカニズム(完全なパス保護)を提供します。 MPLS-TP LSP は 1:1 保護をサポートします。 動作および保護 LSP は、MPLS-TP トンネル設定の一環で設定できます。 動作 LSP はトラフィックのルーティングに使用されるプライマリ LSP で、保護 LSP は動作 LSP のバックアップです。 動作 LSP に障害が発生すると、動作 LSP が復旧するまでトラフィックは保護 LSP に切り替わります。復旧すると、トラフィック転送は動作 LSP に戻されます(リバーティブ モード)。
障害 OAM プロトコルおよびメッセージは、MPLS-TP トンネルおよび双方向 LSP のプロビジョニングとメンテナンスをサポートしています。
Generic Associated Channel(G-ACh)は、MPLS 疑似配線に加えて、MPLS LSP とも関連付けられた制御チャネル メカニズムです。 G-ACh ラベル(GAL)(ラベル 13)は、ラベル パケット内に G-ACh が存在するかどうかを特定するための汎用アラート ラベルです。 これは、予約済みの MPLS ラベル スペースから取得されます。
G-ACh または GAL は、MPLS-TP LSP および疑似配線のインバンド OAM のサポートに使用されます。 OAM メッセージは、障害管理、接続検証、連続性チェックなどの機能に使用されます。
次のメッセージは、指定された MPLS LSP 経由で転送されます。
次のメッセージは、指定された疑似配線経由で転送されます。
LDI メッセージは、障害が検出されたときに、ミッドポイント ノードで生成されます。 ミッドポイントは、障害が存在しても到達可能なエンドポイントに、LDI メッセージを送信します。 また、ミッドポイント ノードは、インターフェイスが管理上のダウン状態である場合は、LKR メッセージも到達可能なエンドポイントに送信します。 AIS メッセージはシスコ プラットフォームでは生成されませんが、受信した場合は処理されます。 デフォルトでは、エンドポイントのアクティブな LSP で LDI および LKR を受信すると、パス保護の切り替えが発生しますが、AIS では切り替えは発生しません。
カスタマイズされた障害メッセージを使用して、LSP ロックアウトをサポートする一種のエミュレート保護スイッチングを実装できます。 シスコ ロックアウト メッセージが送信されても、LSP は管理上のダウン状態にはなりません。 シスコ ロックアウト メッセージは、パス保護切り替えを発生させて、データ トラフィックが LSP を使用しないようにします。 LSP のデータ パスは、BFD およびその他の OAM メッセージがそのパスを継続して通過できるように、アップ状態のままとなります。 LSP のメンテナンスでは、ミッドポイント LSR の再設定または再配置などを実行できます。 ロックアウトを削除してサービスを再開するには、LSP 上の BFD がアップ状態であり、MPLS ping および traceroute を使用して LSP の接続を確認できる必要があります。 動作 LSP と保護 LSP を同時にロックアウトすることはできません。
MPLS-TP の接続性検証のため、ping mpls traffic-eng tunnel-tp および traceroute mpls traffic-eng tunnel-tp コマンドを使用できます。 エコー要求は、動作 LSP または保護 LSP 経由で送信されるように指定できます。 また、動作 LSP または保護 LSP が明示的に指定されている場合は、ロックアウトされた MPLS-TP トンネル LSP(動作または保護のいずれか)にエコー要求が送信されるように指定することもできます。
BFD セッションは、デフォルトのパラメータを使用して MPLS-TP LSP 上で自動的に作成されます。 デフォルトの BFD パラメータは、グローバル コマンドまたはトンネル単位のコマンドを使用して上書きできます。 さらに、スタンバイ LSP に対して、オプションで異なる BFD パラメータを設定することもできます。 たとえば、LSP がスタンバイの場合、BFD hello メッセージを送信する頻度を少なくして、ラインカード CPU の使用率を低減できます。 ただし、スタンバイ LSP が(保護スイッチングなどのために)アクティブのときは、その LSP には公称 BFD パラメータが使用されます(たとえば、BFD hello メッセージを高い頻度で実行するため)。 BFD の詳細については、『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Interface and Hardware Component Configuration Guide』の「Configuring Bidirectional Forwarding Detection on the Cisco ASR 9000 Series Router」を参照してください。
MPLS-TP リンク ID は、物理インターフェイスのみに割り当てることができます。 バンドル インターフェイスと仮想インターフェイスは、MPLS-TP リンク ID ではサポートされません。
MPLS-TP リンクは、MPLS-TP トンネルとミッドポイント LSP の設定、および物理インターフェイスとの間の間接レベルを作成するために使用されます。 MPLS-TP の link-id コマンドは、物理インターフェイスとネクスト ホップ ノード アドレスに MPLS-TP リンク ID を関連付けるために使用されます。
複数のトンネルおよび LSP は、そのインターフェイスを通過していることを示すため、MPLS-TP リンクを参照する場合があります。 MPLS-TP リンクを参照しているすべての MPLS-TP トンネルおよび LSP を再設定することなく、そのリンクをあるインターフェイスから別のインターフェイスに移動できます。
リンク ID は、ルータまたはノードで固有でなければなりません。 詳細については、「MPLS-TP リンクおよび物理インターフェイスの設定」の項を参照してください。
トンネル LSP は、エンドポイントかミッドポイントかにかかわらず、同じ ID 情報を使用します。 ただし、入力方法は異なります。
通常、MPLS-TP 機能は IP アドレスの有無に関係なく展開できます。 ただし、IP-less モデルの主な動機は、隣接 LSR の設定を変更せずに、LSR を MPLS-TP ネットワークに挿入できます。 これまでの Cisco IOS-XR MPLS-TP リリースでは、インターフェイスに有効な IP アドレスが存在しない場合、BFD パケットはそのリンクには送信されず、リンク上の MPLS-TP LSP はアップ状態になりませんでした。 このリリースでは、IP-less TP リンクはポイントツーポイント モードだけで動作します。
そのため、この機能では TP リンクの IP アドレスの必要性は任意になりました。 IP アドレスの有無にかかわらず、MPLS-TP ネットワークで Cisco IOS-XR を実行する LSR を配置できます。 このような追加の柔軟性により、Cisco IOS-XR を実行する LSR は、IOS を実行する LSR だけでなく、他のベンダーの LSR でも簡単に配置できます。
IETF によりサポートされた MPLS トランスポート プロファイルを使用することで、転送ネットワークを、簡潔でコスト効率の良い方法でパケット サービスをサポートできるようにスケールできるパケットベース ネットワークに移行できます。
MPLS-TP を実装するには、次の手順に従います。
ルータ上にノード ID およびグローバル ID を設定するには、次の作業を実行します。
1. configure
2. mpls traffic-eng
3. tp
4. node-id node-id
5. global-id num
疑似配線 OAM 属性を設定するには、次の作業を実行します。
1. configure
2. l2vpn
3. pw-oam refresh transmit value
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | l2vpn 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# l2vpn
|
L2VPN コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | pw-oam refresh transmit value 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-l2vpn)# pw-oam refresh transmit 20
|
OAM タイムアウトのリフレッシュ インターバルを指定します。 |
疑似配線クラスを作成する場合、コントロール ワードと優先パスの使用など、疑似配線のパラメータを指定します。
1. configure
2. l2vpn
3. pw-class name
4. encapsulation mpls
5. preferred-path interface tunnel-tp tunnel-number
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | l2vpn 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# l2vpn
|
L2VPN コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | pw-class name 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-l2vpn)# pw-class foo
|
foo という名前の疑似配線 OAM クラスを作成し、疑似配線 OAM クラスコンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 | encapsulation mpls 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-l2vpn-pwc)# encapsulation mpls
|
MPLS に疑似配線カプセル化を設定します。 |
ステップ 5 | preferred-path interface tunnel-tp tunnel-number 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-l2vpn-pwc-mpls)# preferred-path interface tunnel-tp 10
|
優先パスに TP トンネル インターフェイス 10 を指定します。 |
疑似配線を設定するには、次の作業を実行します。
1. configure
2. interface type interface-path-id
3. pseudowire-class class-name
4. encapsulation mpls
5. preferred-path interface tunnel-tp tunnel-number
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | configure 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | interface type interface-path-id 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface tunnel-tp 20
|
MPLS トランスポート プロトコル トンネル インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 3 | pseudowire-class class-name 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# pseudowire-class foo
|
疑似配線クラスを作成して、疑似配線クラス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 4 | encapsulation mpls 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router# encapsulation mpls
|
カプセル化のタイプを指定します。 |
||
ステップ 5 | preferred-path interface tunnel-tp tunnel-number 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router# preferred-path interface tunnel-tp 10
|
優先パスに TP トンネル インターフェイス 10 を指定します。
|
エンドポイント ルータ上で、MPLS TP トンネルを作成してパラメータを設定します。
1. configure
2. interface tunnel-tp number
3. description tunnel-desc
4. bandwidth num
5. source source node-ID
6. destination destination node-ID [global-id destination global ID] tunnel-id destination tunnel ID]
7. working-lsp
8. in-label num
9. out-label mpls label out-link link ID
10. lsp-number value
11. exit
12. protect-lsp
13. in-label num
14. out-label mpls label out-link link ID
15. lsp-number value
16. exit
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | interface tunnel-tp number 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface tunnel-tp 10
|
トンネル TP インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 有効な範囲は 0 ~ 65535 です。 |
ステップ 3 | description tunnel-desc 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# description head-end tunnel
|
トンネル TP の説明を指定します。 |
ステップ 4 | bandwidth num 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# tp bandwidth 1000
|
帯域幅を kbps 単位で指定します。 範囲は 0 ~ 4294967295 です。 |
ステップ 5 | source source node-ID 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# source 10.0.0.1
|
トンネルの送信元ノードを指定します。 |
ステップ 6 | destination destination node-ID [global-id destination global ID] tunnel-id destination tunnel ID] 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# destination 10.0.0.1 global-id 10 tunnel-id 2
|
トンネルの宛先ノードを指定します。 |
ステップ 7 | working-lsp 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# working-lsp
|
動作 LSP(プライマリ LSP とも呼ばれます)を指定します。 この LSP は、トラフィックのルーティングに使用されます。 |
ステップ 8 | in-label num 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if-work)# in-label 111
|
内部ラベルを指定します。 |
ステップ 9 | out-label mpls label out-link link ID 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if-work)# out-label 111 out-link 10
|
外部ラベルを指定します。 |
ステップ 10 | lsp-number value 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if-work)# lsp-number 10
|
動作 LSP の LSP ID を指定します。 |
ステップ 11 | exit 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if-work)# exit
|
動作 LSP インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 12 | protect-lsp 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# protect-lsp
|
動作 LSP のバックアップを指定します。 動作 LSP に障害が発生すると、動作 LSP が復旧するまでトラフィックは保護 LSP に切り替わります。復旧すると、トラフィック転送は動作 LSP に戻されます。 |
ステップ 13 | in-label num 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if-protect)# in-label 113
|
内部ラベルを指定します。 |
ステップ 14 | out-label mpls label out-link link ID 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if-protect)# out-label 112 out-link 2
|
外部ラベルおよび外部リンクを指定します。 |
ステップ 15 | lsp-number value 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if-protect)# lsp-number 10
|
保護 LSP の LSP ID を指定します。 |
ステップ 16 | exit 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if-protect)# exit
|
保護 LSP インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ミッドポイント ルータで MPLS-TP LSP を設定するには、次の作業を実行します。
(注) |
ミッドポイント ルータで LSP を設定する場合、発信元ノードにトラフィックが返送されない設定になっていることを確認してください。 |
1. configure
2. mpls traffic-eng
3. tp mid name
4. tunnel-name name
5. lsp-number value
6. source node -ID tunnel-id number
7. destination node -ID tunnel-id number
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | mpls traffic-eng 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# mpls traffic-eng
|
MPLS TE コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | tp mid name 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpls-te)# tp mid foo
|
MPLS-TP トンネルのミッドポイント ID を指定します。 |
ステップ 4 | tunnel-name name 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpls-te-tp-mid)# tunnel-name midtunnel
|
ミッドポイントを設定するトンネルの名前を指定します。 |
ステップ 5 | lsp-number value 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpls-te-tp-mid)# lsp-number 10
|
LSP ID を指定します。 |
ステップ 6 | source node -ID tunnel-id number 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpls-te-tp-mid-fwd)# source 10.0.0.1 tunnel-id 12
|
送信元ノード ID およびトンネル ID を指定します。 |
ステップ 7 | destination node -ID tunnel-id number 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpls-te-tp-mid-rev)# source 10.0.0.2 tunnel-id 12
|
宛先ノード ID およびトンネル ID を指定します。 |
ステップ 8 | 次のいずれかのコマンドを使用します。
例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# end または
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# commit |
設定変更を保存します。 |
MPLS-TP リンク ID は、物理インターフェイスのみに割り当てることができます。
(注) |
バンドル インターフェイスと仮想インターフェイスは、MPLS-TP リンク ID ではサポートされません。 |
1. configure
2. mpls traffic-eng
3. interface type interface-path-id
4. link-id value next-hop address
コマンドまたはアクション | 目的 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
ステップ 1 | configure 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||||
ステップ 2 | mpls traffic-eng 例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpls-te)# mpls traffic-eng
|
MPLS TE コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||||
ステップ 3 | interface type interface-path-id 例: RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpls-te)# interface POS 0/6/0/0 |
MPLS TE モードに関連付けるインターフェイス タイプおよびパス ID を設定します。 |
||||
ステップ 4 | link-id value next-hop address 例: RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpls-te-if)# link-id 22 next-hop 10.1.1.2 |
MPLS TE モードに関連付けるインターフェイス タイプおよびパス ID を設定します。
|
||||
ステップ 5 | 次のいずれかのコマンドを使用します。
例:
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# end または
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# commit |
設定変更を保存します。 |