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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この付録では、拡張 Cisco CRS-1 マルチシェルフの設置で使用する、マルチモジュールのケーブル接続プランについての情報を提供します。
• 2+1 マルチモジュールの設置 ― 将来の拡張に備えて Fabric Card Chassis(FCC; ファブリック カード シャーシ)システムに 24 S2 カードがフル搭載されている場合、2 台の Line Card Chassis(LCC; ラインカード)システムと 1 台の FCC システム
• 4+4 マルチモジュールの設置 ― LCC 4 台と FCC 4 台
(注) この付録で説明するケーブル接続計画は、あくまで推奨例です。実際のケーブル接続プランは違ったものになります。
ここでは、2+1 Cisco CRS-1 マルチシェルフ設置の際、各 LCC および FCC 間のファブリック プレーンを、マルチモジュール ケーブル接続方式で実際にケーブル接続する方法を説明します。
1 台構成の FCC システムでの制御ネットワークのケーブル接続方法については、「1 台構成の FCC システムの接続」を参照してください。
2+1 の設置で FCC システムは 1 台のみのため、また、マルチモジュール設置は水平方向への拡張をサポートしているため、FCC は 24 の S2 ファブリック カードをフル搭載しています。
2+1 マルチモジュール設置の場合の SM0 ― LCC ラック 0 にあるプレーン 0 の A0、A1、および A2 コネクタは、F0-OIM11、F0-OIM10、および F0-OIM9 スロットにある 3 つの OIM カードの J0 コネクタにそれぞれ接続する必要があります。
SM0 のコネクタ ― ラック 1 にあるプレーン 0 の A0、A1、および A2 コネクタは、J1 コネクタの F0-OIM11、F0-OIM10、および F0-OIM9 にそれぞれ接続する必要があります。すべてのケーブル接続プランについては、 表A-1 を参照してください。
マルチモジュール構成を使用した Cisco CRS-1 マルチシェルフ システムは、既存の 1 台の FCC システムに LCC を追加して拡張できます。
たとえば、4 + 1(LCC 4 台と FCC 1 台)のマルチシェルフ設置では、追加された 2 台の LCC(ラック 2 および ラック 3)から来ているプレーン 0 は F0-OIM11、F0-OIM10、および F0-OIM9 スロットにある 3 つの OIM カードのJ2 および J3 コネクタにそれぞれ接続する必要があります。
次のルールと特性は、S2 OIM をマルチシェルフ システムに配置し、LCC の S13 カードに接続する場合の要件を定義します。
• 各プレーンは、3 つの S2 ファブリック カード セット(合計 24 の S2 ファブリック カード)によってサポートされています。
• ファブリック ケーブルの LCC 側では、ケーブルが接続されているスロットによってプレーン番号が決まります。各ファブリック ケーブルの反対側は、同じプレーン番号が指定された 3 つの FCC S2 ファブリック カード セットに接続する必要があります。2+1 マルチシェルフ設置での全体的なファブリック ケーブル接続プランについては、表A-1 を参照してください。
• 2+1 設置で LCC のファブリック ケーブルを 3 つの FCC S2/OIM ファブリック カード セットに接続する場合、LCC ラック 0 ケーブルを、同一プレーンにある 3 つの OIM カードの J0 コネクタに接続する必要があります。LCC ラック 1 ケーブルを、同一プレーンにある 3 つの OIM カードの J1 コネクタに接続します。
表A-1 に、2+1 マルチシェルフ設置、8 プレーンでのマルチモジュール ファブリック ケーブル接続プランを示します。
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ここでは、4+4 Cisco CRS-1 マルチシェルフ設置の際、各 LCC および FCC 間のファブリック プレーンを、マルチモジュール ケーブル接続方式で実際にケーブル接続する方法を説明します。
4 台構成の FCC システムでの制御ネットワークのケーブル接続方法については、「4 台構成の FCC システムの接続」を参照してください。
4+4 マルチモジュール ファブリック ケーブル接続トポロジでは、各 FCC システムに 6 つの S2 ファブリック カードがあるため、4 台の FCC システムに合計 24 の S2 ファブリック カードが配布されます。
各 FCC システムに、6 つの S2 ファブリック カードをシャーシの上半分と下半分に分散し、次の SC のように異なる電力ゾーンに搭載する必要があります。
• 3 つの S2 ファブリック カードをスロット SM0、SM1、および SM2 に
• 3 つの S2 ファブリック カードをスロット SM12、SM13、および SM14 に
たとえば、S2 ファブリック カードを 表A-2 のように分散します。
(注) プレーンは設定済みであり、FCC ラック 0 にプレーン 0 およびプレーン 1 を搭載する必要はありません。これはあくまでも例です。
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4+4 設置の場合の SM0 ― LCC ラック 0 にあるプレーン 0 の A0、A1、および A2 コネクタは、F0-OIM0、F0-OIM1、および F0-OIM2 スロットにある 3 つの OIM カードの J0 コネクタにそれぞれ接続する必要があります。
SM0 のコネクタ ― ラック 1 にあるプレーン 0 の A0、A1、および A2 コネクタは、J1 コネクタの F0-OIM0、F0-OIM1、および F0-OIM2 にそれぞれ接続する必要があります。
SM0 のコネクタ ― ラック 2 にあるプレーン 0 の A0、A1、および A2 コネクタは、J2 コネクタの F0-OIM0、F0-OIM1、および F0-OIM2 にそれぞれ接続する必要があります。
SM0 のコネクタ ― ラック 3 にあるプレーン 0 の A0、A1、および A2 コネクタは、J3 コネクタの F0-OIM0、F0-OIM1、および F0-OIM2 にそれぞれ接続する必要があります。
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