次の表は、システム内の 9 つの温度検知ポイントの黄色と赤のアラームしきい値を示します(ボード上の 4 つのボードセンサー、1 つの CPU ジャンクション温度センサー、2 つの DRAM 温度センサー、2 つの PIM 温度センサー)。ファン障害状態も検出された場合は、下限しきい値(不良ファン)が適用されます。それ以外の場合は、高い方のしきい値が適用されます(標準)。
表 22.
項目
黄色のアラーム(° C)
赤のアラーム(° C)
標準
不良ファン
標準
不良ファン
シャーシボードセンサー 1
65
60
80
75
シャーシボードセンサー 2
65
60
80
75
シャーシボードセンサー 3
65
60
80
75
シャーシボードセンサー 4
65
60
80
75
CPU ジャンクション温度
85
80
100
95
DRAM DIMM 0
65
60
80
75
DRAM DIMM 1
65
60
80
75
PIM 0
65
60
80
75
PIM 1
65
60
80
75
アラームと通知の確認
現在のシャーシ環境条件を確認するには、システムプロンプトで show hardware environment コマンドを入力します。システムには、電源のステータス、温度センサーの測定値、ファンの速度、および関連するアラームステータス(あれば)が表示されます。
アクティブなアラームの重大度を確認するには、システムプロンプトで show hardware alarm コマンドを入力します。アラームの重大度と、各アクティブアラームの原因の簡単な説明が表示されます。
緑色、黄色、赤色のアラームが生成される温度しきい値を確認するには、システムプロンプトで show hardware temperature-thresholds コマンドを入力します。ルータ内の特定のボードまたはすべてのボード、およびルータの CPU と DRAM のアラーム温度しきい値情報が表示されます。
ルータで 1 つ以上のメジャーアラームがアクティブになっている場合、SYS LED は赤色に点灯します。ルータで 1 つ以上のマイナーアラームがアクティブになっている場合、SYS LED はオレンジ色に点灯します。LED の詳細とそれらが示すステータスについては、前面パネルのコンポーネントを参照してください。