この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ここでは、IoT FND におけるファームウェア アップグレードの設定の管理について説明します。具体的な内容は次のとおりです。
IoT FND を使用して、ルータ(CGR1000、C800、IR800)、AP800、メッシュ エンドポイント(CGE および Range Extender)で実行されているファームウェアをアップグレードします。IoT FND は、後で IoT FND および IoT-DM ファイル転送を通じてファームウェア グループ内のルータに転送するため、また、IoT FND を使用して ME に転送するため、ファームウェア バイナリをそのデータベースに保存します。
シスコではファームウェア バンドルを zip ファイルとして提供しています。Cisco IOS では、ソフトウェア バンドルにハイパーバイザ、システム イメージ、および IOx イメージ(ゲスト OS、ホスト OS など)が含まれています。
Cisco CG-OS では、IoT FND により、バンドルに含まれるキックスタートとシステム イメージが自動的に解凍されます。ファームウェア システム イメージはサイズが大きく(約 130 MB)、キックスタート イメージは約 30 MB です。すべてのファームウェア バンドルには、マニフェスト ファイルとバンドル内のイメージに関するメタデータが含まれています。アップロード プロセスは一時停止、停止、または再開できます。
IoT FND では次の 2 ステップでルータ ファームウェアをアップデートします。
1. IoT FND からデバイスにファームウェア イメージをアップロードします。
ファームウェア イメージのサイズが大きいため、インターフェイスの速度によっては、ルータへのアップロードに 30 分程かかります。
2. デバイスにファームウェアをインストールしてリロードします。
(注)インストール プロセスを開始する必要があります。イメージのアップロード後に、IoT FND によってプロセスが自動的に開始されることはありません。
トンネル プロビジョニングの登録と要求のためにルータが IoT FND に初めてコンタクトすると、IoT FND はルータをデフォルトの工場出荷時の設定(ps-start-config)にロールバックしてから、新しいファームウェア イメージのアップロードとインストールを行います。
(注)このロールバックには、ps-start-config でブート パラメータを更新し、最新の設定を適用するために 2 回目のリロードが必要になります。この 2 回目のリロードにより、インストールおよびリロードの操作にさらに 10 ~ 15 分程かかります。
CGR の工場出荷時の設定によっては、ゲスト OS(GOS)が VM インスタンス内に存在している場合があります。Cisco IOS のインストールまたはアップグレードは、[CONFIG] > [Firmware Update] ページでできます(「ルータ ファームウェアのアップデート」を参照)。Cisco IOS イメージ バンドルのインストールまたはアップグレードを実行すると、GOS、ハイパーバイザ、Cisco IOS イメージがすべてアップグレードされます。
任意の Cisco IOS をインストールまたはアップグレードすると、IoT FND が GOS を検出した際に、初期通信が設定されていることを確認してから、必要な設定を行います。CGR が IP アドレスを提供し、GOS のゲートウェイとして機能するには、DHCP プールがあり、GigabitEthernet 0/1 インターフェイスが設定されている必要があります。新しい GOS イメージによって既存の設定が上書きされます。IoT FND には、既存のアプリをアップグレードされたゲスト OS に移植する内部バックアップと復元メカニズムがあります(「ゲスト OS の管理」を参照)。
CGR の設定の詳細については、『 Cisco 1000 Series Connected Grid Routers Configuration Guides 』を参照してください。
(注)IoT FND が VM に Cisco 以外の OS がインストールされていることを検出すると、ファームウェア バンドルはアップロードされず、シスコ参照 GOS はインストールされません。
[CONFIG] > [Firmware Update] ページで、他のイメージのアップグレードと同じように、[Images] サブタブ(左側)と [Upload Image] ボタンを使用して、独立した WPAN イメージ(IOS-WPAN-RF または IOS-WPAN-PLC)を IoT FND にアップロードできます。このプロセスは「統合されていない WPAN ファームウェア アップグレード」と呼ばれます。
IOS CGR イメージ オプションと統合された WPAN ファームウェア イメージはまだサポートされています。
また、IOS イメージにバンドルされたイメージから WPAN ファームウェアのみアップグレードしたい場合(たとえば、IOS のアップグレード時に WPAN ファームウェア アップグレード オプションがオンになっていなかった場合)は、各 WPAN イメージのタイプ(IOS-WPAN-RF または IOS-WPAN-PLC)の下に [Install from Router] オプションも提供されます。
詳細なステップについては、ルータ ファームウェア イメージの使用を参照してください。
cgnms_preferences.sh スクリプトを使用して、IoT FND データベース内のアクションの有効期限タイマーを設定または取得することができます。
■set <pkg>actionExpirationTimeoutMins<value>
– <pkg> はプリファレンス パッケージです( set および get の操作に必要)。
– actionExpirationTimeoutMins はプリファレンス キーです( set および get の操作に必要)。
– <value> は分単位の優先値です( set および setCgrActionExpirationTimeout の操作に必要)。
■setCgrActionExpirationTimeout <value>
■get <pkg>actionExpirationTimeoutMins
■ getCgrActionExpirationTimeout
次の例では、アクション タイマー値を取得、設定し、現在の値を再度取得し、値を削除し、null 値を取得します。
IoT FND にファームウェア イメージを ME ファームウェア グループまたはサブネットのメンバーにアップロードするように指示すると、IoT FND はバックグラウンドでそのイメージをグループ メンバーにプッシュして、アップロードの進捗を追跡し、デバイスがイメージを確実に受け取れるようにします。
メッシュ エンドポイントは次の 3 つのファームウェア イメージを保存します。
■アップロードされたイメージ:最後にアップロードされたイメージ
■バックアップ イメージ:動作しているイメージに問題がある場合に、エンドポイントのゴールデン(フォールバック)イメージとして機能します。
(注)Cisco Mesh へのメッシュ ファームウェアの移行は、CG-OS バージョン CG4(4) を実行する CGR ではサポートされません。
IoT FND では、CGR ファームウェアの旧バージョンを更新して、次の IoT FND North Bound API を使用して Cisco Mesh のネットワークを許可することができます。
■startReprovisionByEidListAbridged
■startReprovisionByGroupAbridged
使用方法ついては、『 Cisco Connected Grid NMS North Bound API Programming Guide 』を参照してください。
ここでは、ファームウェア グループの追加、削除、および設定方法について説明します。具体的な内容は次のとおりです。
(注)アップロード操作は、[Resume] ボタンをクリックした場合にのみ開始されます。
ルータまたはメッシュ エンドポイントを IoT FND に追加すると、アプリケーションによってデバイスが対応するデフォルトのファームウェア グループ(default- <router> または default-cgmesh)にソートされます。これらのグループを使用して、ファームウェア イメージをメンバーのデバイスにアップロードおよびインストールします。ファームウェア グループを追加して、デバイスのカスタム セットを管理します。ファームウェア グループへのデバイスの割り当ては、手動または一括で行えます。ファームウェア グループを削除する前に、グループ内のすべてのデバイスを別のグループに移動する必要があります。空ではないグループを削除することはできません。
(注)ファームウェア グループを作成するときには、次のガイドラインに従ってください。
■CGR、IR800、および C800 は、ネットワーク上に共存することはできますが、ファームウェア管理では、これらが同じファームウェア グループに属することはできません。
■IR500 とその他のメッシュ エンドポイント デバイスは、ネットワーク上に共存することはできますが、ファームウェア管理では、これらが同じグループに属することはできません。
[CONFIG] > [Firmware Update] ページの [Groups] タブには、さまざまなデバイスのメトリックが表示されます。
IoT FND は、選択したファームウェア グループ内のルータ上のイメージに関するこの情報を表示します。
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アップロード中のイメージのステータス。次のようなステータスがあります。 ■ ■ ■ |
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グループ内のデバイスの総数のうち、イメージを受け取るまたはイメージをインストールするデバイスの数を指定します。 たとえば 1/3 は、グループ内の 3 つのデバイスのうち、1 つのデバイスがファームウェア イメージを受け取ったことを意味します。 |
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グループ内のデバイスの総数のうち、イメージを受け取るまたはイメージをインストールするのに失敗したデバイスの数を指定します。たとえば 2/3 は、グループ内の 3 つのデバイスのうち、2 つのデバイスがイメージのインストールに失敗したことを意味します。 ヒント: エラー状態にあるデバイスを表示するには、[Error/Devices] リンク([Firmware Update] ページ:エラーが発生したデバイスの表示 の 1)をクリックします。 |
IoT FND はグループ内のすべてのルータについてこの情報を表示します。
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ヒント: [Firmware Update] ページで [Error/Devices] リンク([Firmware Update] ページ:エラーが発生したデバイスの表示 には示されていない)をクリックし、フィルタを適用します。選択したデバイス グループのフィルタされていないビューに戻すには、[Clear Filter] をクリックします。
図 1 [Firmware Update] ページ:エラーが発生したデバイスの表示
ファームウェア グループを追加するには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
3. [FIRMWARE GROUPS] ペインで、[default-cgr1000]、[default-c800]、[default-ir500]、[default-ir800]、または [default-cgmesh] を選択します。
グループを追加するには、[Groups] ペインの [Firmware Groups] の横にある [+] をクリックします。
4. [Add Group] ダイアログ ボックスに、ファームウェア グループの名前を入力します。[Device Category] のオプションは、[FIRMWARE GROUPS] ペインで、[default-cgr1000]、[default-c800]、[default-ir500]、[default-ir800]、または [default-cgmesh] を選択します。 で選択したデバイス タイプによって異なります。
新しいグループ ラベルが、[FIRMWARE GROUPS] ペインの対応するデバイス タイプの下に表示されます。
新しいグループにデバイスを割り当てるには、「ファームウェア グループへのデバイスの割り当て」を参照してください。
グループに手動でデバイスを移動するには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
3. [FIRMWARE GROUPS] ペインで、デバイス タイプに基づいて、目的のファームウェア グループを選択します。
(注)これが ENDPOINT ファームウェア グループの場合は、メイン ペインの上部にある [Devices] タブをクリックします。
5. [Change Firmware Group] をクリックします。ポップアップ ウィンドウが表示されます。
6. [Firmware Group] ドロップダウン メニューから、デバイスの移動先のファームウェア グループを選択するか、新しいグループ名を入力します。
グループ間でデバイスを一括で移動するには、次の手順を実行します。
1. 次の例に示す形式を使用して、移動するデバイスをリストした CSV ファイルまたは XML ファイルを作成します。
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(注)ファイルごとに 1 つのデバイス タイプのみをリストできます。
2. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
4. ([Groups] タブの上にある)[Assign devices to Group] ボタンをクリックします。
5. 表示されるウィンドウで [Browse] をクリックして、デバイス リストの CSV ファイルまたは XML ファイルを参照します。
6. [Group] ドロップダウン メニューから、目的のグループを選択します。
7. [Assign to Group] をクリックします。
ファームウェア グループを名前変更するには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
3. [FIRMWARE GROUPS] ペインで、名前変更するファームウェア グループを選択します。
4. グループの上にカーソルを移動し、[Edit Group Name] の鉛筆アイコンをクリックします。
5. [Rename Group] ウィンドウで、新しい名前を入力して [OK] をクリックします。
(注)[Rename Group] フィールド内に無効な文字エントリ(@、#、!、+ など)を入力すると、IoT FND では赤いアラート アイコンが表示され、フィールドが赤で強調表示され、[OK] ボタンが無効化されます。
(注)ファームウェア グループを削除する前に、グループ内のすべてのデバイスを別のグループに移動する必要があります。空ではないグループを削除することはできません。
ファームウェア グループを削除するには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
3. [FIRMWARE GROUPS] ペインで、削除するファームウェア グループの横にあるボックスをオンにします。
ここでは、ルータ ファームウェア イメージを IoT FND に追加する方法と、ルータにイメージをアップロードおよびインストールする方法について説明します。具体的な内容は次のとおりです。
■IoT FND でのファームウェア イメージ ファイルの表示
■ルータ グループへのファームウェア イメージのアップロード
■ルータ ファームウェア イメージのアップロードのキャンセル
■ルータ ファームウェア イメージのアップロードの一時停止と再開
■ルータ ファームウェア イメージのインストールの一時停止と再開
[CONFIG] > [Firmware Update] ページの [Images] ペインからファームウェア イメージ情報を表示できます。[ROUTER] または [ENDPOINT] を選択し、IoT FND データベース内のこれらのデバイスのすべてのファームウェア イメージを表示します。表示を改善するファームウェア イメージのタイプを選択します。たとえば、[CONFIG] > [Firmware Update Images] ペイン には、[ENDPOINT] > [BBU] が選択され、使用可能な BBU ファームウェア イメージ ファイルの名前とバージョン、サポートされるハードウェア ID が表示されています。
図 2 [CONFIG] > [Firmware Update Images] ペイン
IoT FND はリスト内のすべてのイメージに対し、この情報を提供します。
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ファームウェア バンドルのバージョン。ファームウェア バージョンのリスト方法(昇順と降順)を切り替えるには、矢印アイコンをクリックします。 |
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ファームウェア イメージをデバイスにアップロードしてインストールするには、先にイメージ ファイルを(zip アーカイブとして)IoT FND に追加する必要があります。IoT FND はイメージを自身のデータベースに保存します。
(注)イメージ ファイルは解凍しないでください。IoT FND によりファイルが解凍されます。
IoT FND にファームウェア イメージを追加するには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
2. [Images] タブをクリックします([CONFIG] > [Firmware Update Images] ペイン)。
3. [Images] ペインで、[ROUTER] または [ENDPOINT] と、デバイス グループのタイプを選択します。
4. [+] アイコンをクリックして、イメージを選択します。
5. [Browse] をクリックして、ファームウェア イメージを見つけます。イメージを選択し、[Choose] をクリックします。
イメージが [Firmware Images] パネルに表示されます([CONFIG] > [Firmware Update Images] ペイン)。
ダウンロードが進行中のファームウェア イメージ([Active Download?] 列が [Yes] になっている)は、削除できません。 |
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ファームウェア イメージをルータ ファームウェア グループ メンバーにアップロードすると、IoT FND はバックグラウンドでそのイメージをグループ メンバーにプッシュして、アップロードの進捗を追跡し、デバイスがイメージを確実に受け取れるようにします。
ルータでは、ファームウェア イメージのアップロードおよびインストールには 200 MB の空きディスク領域が必要です。IoT FND はイメージ ファイルをルータの.../managed/images ディレクトリに保存します。
(注)ルータにファームウェア イメージのための十分なディスク領域がない場合、IoT FND はルータでディスクのクリーンアップ プロセスを開始して、新しいイメージをアップロードするのに十分なディスク領域ができるまで、次のファイルを順次削除します。
■現在実行されていない、または IOS CGR の before-tunnel-config、before-registration-config、express-setup-config、および factory-config ファイル、CG-OS CGR の golden-config、ps-start-config、express-setup-config、または factory-config で参照されていない.../managed/images ディレクトリ内の未使用のファイル
■CG-OS CGR の bootflash ディレクトリの未使用の.gbin ファイルと.bin ファイル
それでも十分な領域が確保できない場合は、ルータの未使用のファイルを手動で削除する必要があります。
ファームウェア イメージをルータ グループ メンバーにアップロードするには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
3. [Groups] ペインで、更新するファームウェア グループを選択します。
(注) CGR グループには、Cisco IOS および CG-OS を実行しているデバイスを含めることができます。したがって、Cisco IOS ソフトウェア イメージは、Cisco IOS を実行しているデバイス(IR800、ISR800、CGR)にのみアップロードします。CG-OS イメージを受け入れるのは CGR だけです。
IoT FND はルータに適用可能なファームウェア イメージのタイプを表示します。
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4. [Upload Image] をクリックして、エントリ パネルを開きます。
5. [Select Type:] ドロップダウン メニューから、使用中のデバイスのファームウェア タイプを選択します。
6. [Select an Image:] ドロップダウン メニューから、アップロードするファームウェア バンドルを選択します。
一部の IOS-CGR ソフトウェア バンドルについては、次のいずれかのオプションを選択することもできます。
–このバンドルから WPAN ファームウェアをインストールする
IoT FND によりアップロード プロセスが開始されます。イメージのアップロード後、「ファームウェア イメージのインストール」の説明に従ってイメージをインストールします。
ファームウェア ルータ グループへのイメージのアップロード プロセスは、いつでも停止できます。アップロードの停止には数分かかることがあります。イメージのアップロードをキャンセルすると、イメージのアップロード プロセスは、現在実行中のタスクをすぐに停止して、キューに入っているすべてのタスクをブロックします。
(注)実行中のタスクは完了せず、ファイルの一部がディスクに残り、アップロード操作を完了するまで、ファームウェア グループのステータスは「CANCELING」に設定されます。
グループへのファームウェア イメージのアップロードを停止するには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
ルータ ファームウェア グループへのイメージのアップロード プロセスは、いつでも一時停止・再開することができます。
(注)イメージのアップロード プロセスは、すぐに停止されることはありません。キューに入っている(ただし実行されていない)すべての操作は一時停止されますが、現在実行中のタスクは完了します。ステータスは、アクティブな操作が完了するまで「PAUSING」に変更されます。
ファームウェア イメージのアップロードを一時停止するには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
3. [Groups] ペインで、ファームウェア グループを選択します。
アクティブなアップロード操作が完了するまで、[Status] 列に「PAUSING」が表示されます。[Resume] ボタンをクリックするまで、新しいアップロード操作は開始されません。
アップロード プロセスを再開するには、[Resume] をクリックします。
(注)ファームウェア イメージをデバイスにアップロード中に IoT FND サーバがダウンすると、サーバの起動後に、スケジュール設定されたデバイスのアップロード プロセスが再開されます。IoT FND サーバ クラスタでは、アップロード プロセス時に 1 台のサーバがダウンすると、クラスタ内の別のサーバがプロセスを再開します。
ルータ ファームウェア グループ内のデバイスにイメージをインストールするには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
3. [Groups] ペインで、ファームウェア グループを選択します。
(注)IoT FND は、デバイスをファームウェア固有として認識し、適切なイメージを選択したデバイスにアップロードします。
4. [Images] ペインで、デバイス サブグループ(IOS-CGR、IOS-WPAN-RF、CDMA など)を選択し、これらのデバイス タイプに表示を絞り込みます。
上記のステップは、IoT FND がデバイスをファームウェア固有として認識し、システムにより適切なイメージが選択したデバイスに確実にアップロードされるようにするために必要です。
5. [CONFIG] > [Firmware Update] ページで、[Groups] タブをクリックし、[Firmware Upgrade] タブで [Install Image] をクリックします。
IoT FND はコマンドを送信して、アップロードされたイメージをインストールして機能するようにします。
IoT FND はインストールまたはリロード プロセスを開始します。
(注)イメージのインストール プロセス中に IoT FND を再起動すると、IoT FND は IoT FND がオフラインになる前に実行していたファームウェアのインストール操作を再開します。
次の説明に従って、インストール操作を一時停止または停止することができます。
■ルータ ファームウェア イメージのインストールの一時停止と再開
(注)一部のルータでは、ファームウェア インストール操作がタイムアウトになる場合があります。1 時間以上ルータからの応答がない場合、IoT FND はエラー メッセージをログに記録します。
ファームウェア イメージのインストールは、いつでも停止できます。イメージのインストールを停止すると、実行中のファームウェア バージョンがそのまま残ります。
(注)インストールを停止すると、キューに入っているすべてのタスクがキャンセルされます。現在実行中のタスクは完了します。
ファームウェア グループ内のデバイスへのファームウェア イメージのインストールを停止するには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
3. [Groups] ペインで、ファームウェア グループを選択します。
ファームウェア イメージのインストール プロセスは、いつでも一時停止できます。
(注)インストール プロセスを一時停止すると、キューに入っているすべてのタスクが一時停止されます。現在実行中のタスクは完了します。
ファームウェア グループ内のデバイスへのファームウェア イメージのインストールを一時停止するには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
2. [Groups] ペインで、ファームウェア グループを選択します。
CG-OS から IOS への CGR のアップグレードは、一括でもデバイスごとにでも行えます。移行パッケージは、IoT Field Network Director インストール パッケージ内にあり、[Select IOS Image] メニューで使用できます。
(注) グループ内の CGR がすべて IOS の場合、[Migration to IOS] ボタンは無効化されます。
CG-OS CGR を移行する場合、デバイス設定プロパティの CSV ファイルまたは XML ファイルに次の IOS プロパティを含めます(デバイス設定プロパティの変更を参照)。
(注) CG4(3) からの移行先は、そのデバイスの最小の IOS イメージに限られます。IOS イメージの最小要件については、表 1を参照してください。
CGR IOS イメージを IoT Field Network Director に追加して、移行イメージを CGR にアップロードしてインストールするには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択し、[Migration to IOS] タブをクリックします。
2. [ROUTERS] ペインで、CGR グループを選択します。
3. グループ移行または個別の CGR のデバイス リストの一番上のチェック ボックスを選択して、[Upload Image] をクリックします。
4. [Select IOS Image] ドロップダウン メニューから、目的のイメージを選択し、[Upload Image] をクリックします。
6. 次のプロパティ ファイルをアップロードします(『Cisco IoT FND Installation Guide4.0.x』の「Installing Cisco IoT FND」を参照)。
7. [Migrate To IOS] ボタンをクリックします。
8. [Yes] をクリックして確定し、移行プロセスを開始します。
デバイス リストで更新の進捗状況を確認できます。エラー メッセージもデバイス リストに表示されます。移行プロセスは、キャンセル、一時停止、または再開することができます。
ヒント: いずれかのルータがアップグレードに失敗した場合、そのグループで移行を再開します。IoT Field Network Director はアップグレード済みのルータをスキップします。
IoT Field Network Director は移行時に、さまざまなインターフェイスのメトリックと関連付けられているプロパティを保存します。CG-OS と IOS インターフェイスの移行マッピング に、CG-OS インターフェイスとメトリックを保存するための対応する IOS インターフェイスのマッピングを示します。
CG-OS インターフェイス |
対応する IOS インターフェイス |
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ここでは、ルータ ファームウェア イメージを IoT FND に追加する方法と、メッシュ エンドポイントにイメージをアップロードおよびインストールする方法について説明します。具体的な内容は次のとおりです。
■メッシュ エンドポイント グループへのファームウェア イメージのアップロード
■メッシュ デバイス ファームウェア イメージのアップロード ログの表示
■メッシュ エンドポイントのファームウェア アップデート情報の表示
(注)IR500 とその他のメッシュ エンドポイント デバイスは、ネットワーク上に共存することはできますが、ファームウェア管理では、これらが同じグループに属することはできません。
(注)エンドポイント デバイスは BL/ブート ローダ イメージのタイプを IoT FND に報告できますが、IoT FND はブート ローダ イメージをデバイスにアップロードできません。
ファームウェア イメージをメッシュ エンドポイント グループ メンバーにアップロードするには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
2. [Groups] タブ(左側ペイン)をクリックします。
4. [Upload Image] をクリックします。入力パネルが表示されます。
5. [Select Type] ドロップダウン メニューから、使用中のデバイスのファームウェア タイプを選択します。
IoT FND では、これらのイメージ タイプを ENDPOINT デバイスにアップロードできます。
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6. [Select an Image] ドロップダウン メニューから、アップロードするファームウェア バンドルを選択します。
IoT FND はイメージを [Firmware Management] ペインのイメージ リストに追加し、バックグラウンドでアップロード プロセスを開始します。棒グラフにアップロードの進行状況(完了パーセンテージ)が表示されます。[Subnet]、[PanId]、または [Group] に基づいて表示内容をフィルタリングできます。
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リスト内のすべてのイメージに対し、IoT FND は次の情報を表示します。
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このイメージをバックアップとして使用しているデバイスの数を指定します。数値をクリックすると、これらのデバイスのリストが表示されます。 |
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インストール スケジュールを設定するには、次の手順を実行します。
1. [Schedule Install and Reload] ボタンをクリックします。
2. イメージのインストールとデバイスを再起動する日時を指定します。
3. [Set Reboot Time] をクリックします。
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メッシュ デバイスのファームウェア イメージのアップロード ログを表示するには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
3. [Groups] ペインの [Firmware Groups] ヘッダーの下で、[Default-cgmesh] ファームウェア グループを選択します。
より見やすくするため、エンドポイント ファームウェア アップデート プロセスからサブネット レベルまでを表示できます。アップグレード プロセス中、またはファームウェアのアップグレードが完了した後に、メッシュ エンドポイント デバイスのファームウェア アップデートの詳細(Subnet、Pan ID または Group ごと)を表またはヒストグラムで表示するには、以下のステップに従います。
(注)Subnet および Pan ID の場合、表示されているテキスト ボックスに値を入力する必要があります。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
3. [Firmware Groups] ヘッダーの下でメッシュ デバイス グループを選択します。
4. [Firmware Management] タブをクリックします。
メッシュ デバイスのファームウェア情報を表示するには、次の手順を実行します。
1. [CONFIG] > [Firmware Update] の順に選択します。
3. [Groups] ペインの [Firmware Groups] ヘッダーの下でメッシュ デバイス グループを選択します。
IoT FND はグループ内のすべてのデバイスに対してこの情報を表示します。
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ファームウェア イメージのアップロードの進捗。アップロードの進捗が 100% になると、アップロードが完了したことを示します。 |
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