DLP D400 ~ D499
DLP-D420 公開鍵セキュリティ証明書のインストール
目的 |
この作業では、ITU 勧告 X.509 の公開鍵セキュリティ証明書をインストールします。ソフトウェア リリース 4.1 以降の実行には、公開鍵証明書が必要です。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
この作業は「D60 CTC へのログイン」中に行います。その作業以外でこの作業を行うことはできません。 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 Java Plug-in Security Warning ダイアログボックスが表示されたら、次のいずれかのオプションを選択します。
• Yes (Grant This Session) ― 現在のセッションに対してのみ、公開鍵証明書を PC にインストールします。証明書は、セッションが終了すると削除されます。このあとで ONS 15454 SDH に再度ログインしたときにも、このダイアログボックスが表示されます。
• No (Deny) ― 証明書のインストールを拒否します。このオプションを選択すると、ONS 15454 SDH にログインできなくなります。
• Always (Grant Always) ― 公開鍵証明書をインストールするだけでなく、セッションが終了したあともこの証明書が削除されないようにします。このオプションの使用を推奨します。
• More Details (View Certificate) ― 公開鍵セキュリティ証明書を表示します。
ステップ 2 Login ダイアログボックスが表示された場合は、ステップ 3 へ進みます。Change Java Policy File ダイアログボックスが表示された場合は、このステップを実行します。Change Java Policy File ダイアログボックスは、PC の CTC で Java ポリシー ファイル(.java.policy)の変更が検出されたときに表示されます。ソフトウェア R4.0 以前では、CTC ソフトウェア ファイルを PC へダウンロードできるように、Java ポリシー ファイルが変更されていました。ソフトウェア R4.1 以降のソフトウェアを実行している ONS 15454 SDH ノードでは、この変更された Java ポリシー ファイルは必要ありません。次のいずれかのオプションを選択します。
• Yes ― 変更された Java ポリシー ファイルを PC から削除します。このオプションを選択するのは、ソフトウェア R4.1 以降のソフトウェアを実行している ONS 15454 SDH ノードにログインする場合だけです。
• No ― 変更された Java ポリシー ファイルを PC から削除しません。このオプションを選択するのは、ソフトウェア R4.0 以前のソフトウェアを実行している ONS 15454 SDH ノードにログインする場合だけです。No を選択すると、ONS 15454 SDH へログインするたびに、このダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスを表示しないようにする場合は、 Do not show the message again チェックボックスをオフにします。
注意 Java ポリシー ファイルを削除すると、ソフトウェア R4.0 以前のソフトウェアを実行しているノードへログインできなくなります。このファイルを削除して、以前のリリースを実行している ONS 15454 SDH へログインする場合は、そのリリースのソフトウェア CD を PC の CD-ROM に挿入し、CTC のセットアップ ウィザードを実行して、Java ポリシー ファイルを再度インストールします。
ステップ 3 元の手順(NTP)に戻ります。
DLP-D421 STM-N PM パラメータの表示
目的 |
この作業では、STM-N カードおよびポートの Performance Monitoring(PM)カウントを表示して、パフォーマンスの問題を事前に検出します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示する STM-N カードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance タブをクリックします(図21-1)。
図21-1 STM-N カードの PM 情報の表示
ステップ 3 Line ドロップダウン リストで、モニタする回線を選択します。
ステップ 4 Refresh をクリックします。
ステップ 5 Param カラムを表示して、PM パラメータの名前が表示されていることを確認します。PM パラメータの値は、Curr(現在)および Prev- n (過去)の各カラムに表示されます。PM パラメータの定義については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Performance Monitoring」の章を参照してください。
ステップ 6 マルチポート カードで別のポートをモニタする場合は、Line ドロップダウン リストで別の回線を選択して、 Refresh をクリックします。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D422 JRE バージョンの入れ替え
目的 |
この作業では、Java Runtime Environment(JRE)のバージョンを入れ替えます。この作業は、ソフトウェア CD を使用しないで旧バージョンから新しい JRE バージョンへアップグレードする場合に役立ちます。この作業は、デフォルト ブラウザのバージョンには影響しません。使用する JRE バージョンを選択したら、CTC を終了してください。ノードへ次回ログインしたときに、新しい JRE バージョンが使用されます。 |
工具 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 Edit メニューから Preferences を選択します。
ステップ 2 JRE タブをクリックします。JRE タブに、現在の JRE バージョンと推奨バージョンが表示されます。
ステップ 3 Browse ボタンをクリックし、コンピュータ上の JRE ディレクトリに移動します。
ステップ 4 JRE のバージョンを選択します。
ステップ 5 OK をクリックします。
ステップ 6 File メニューから Exit を選択します。
ステップ 7 確認用のダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 8 「D60 CTC へのログイン」を実行します。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D424 アラーム履歴またはイベント履歴の表示
目的 |
この作業では、カード、ノード、またはネットワーク レベルで、クリア済みまたはクリアされていない ONS 15454 SDH アラーム メッセージを表示します。この作業は、アラームで示されている、設定、トラフィック、または接続の問題をトラブルシューティングするときに役立ちます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
(注) アラームは、いずれかのタブにある Filter ボタンを使用して表示の対象外にすると、報告されなくなります。詳細については、「D225 アラーム フィルタのイネーブル化」を参照してください。
ステップ 1 ノード、ネットワーク、またはカードのどのレベルでアラーム メッセージの履歴を表示するかを決定します。
ステップ 2 ノードのアラーム履歴を表示する場合は、次の手順を実行します。
a. 現在のセッション中に発生したアラームと状態(イベント)を表示する場合は、History > Session タブをクリックします。
b. ノードのアラーム履歴と状態の履歴を表示する場合は、History > Shelf タブをクリックします。
Alarms チェックボックスをオンにすると、ノードのアラーム履歴が表示されます。Events チェックボックスをオンにすると、ノードの非アラーム履歴と一時的なイベントの履歴が表示されます。両方のチェックボックスをオンにすると、ノードのアラーム履歴とイベントの履歴が表示されます。
c. History > Shelf タブのすべてのメッセージを表示する場合は、Retrieve をクリックします。
ヒント アラーム メッセージに対応したビューを表示する場合は、アラーム テーブル内のアラームまたは履歴テーブル内のイベント(状態)メッセージをダブルクリックします。たとえば、カード アラームをダブルクリックすると、カード ビューが表示されます。ネットワーク ビューでノード アラームをダブルクリックすると、ノード ビューが表示されます。
ステップ 3 ネットワークのアラーム履歴を表示する場合は、ノード ビューで次の手順を実行します。
a. View メニューから Go to Network View を選択します。
b. History タブをクリックします。
現在のセッション中に発生したアラームと状態(イベント)が表示されます。
ステップ 4 ノード ビューからカードのアラーム履歴を表示する場合は、次の手順を実行します。
a. View メニューから Go to Previous View を選択します。
b. シェルフの図でカードをダブルクリックし、カードレベルのビューを開きます。
(注) TCC2/TCC2P カードと相互接続カードにはカード ビューがありません。
c. 現在のセッション中に発生したアラーム メッセージを表示する場合は、History > Session タブをクリックします。
d. カードのすべてのアラーム メッセージを検索する場合は、History > Card タブをクリックし、Retrieve をクリックします。
Alarms チェックボックスをオンにすると、ノードのアラーム履歴が表示されます。Events チェックボックスをオンにすると、ノードの非アラーム履歴と一時的なイベントの履歴が表示されます。両方のチェックボックスをオンにすると、ノードのアラーム履歴とイベントの履歴が表示されます。
(注) ONS 15454 SDH は、640 件までのクリティカル アラーム メッセージ、640 件までのメジャー アラーム メッセージ、640 件までのマイナー アラーム メッセージ、および 640 件までの状態メッセージを格納できます。これらのいずれかの上限値に達すると、ONS 15454 SDH はそのカテゴリの中で最も古いイベントを廃棄します。
発生したアラーム メッセージと、クリアされたアラーム メッセージ(および選択した場合はイベント)が表示されます。
ステップ 5 元の手順(NTP)に戻ります。
DLP-D425 アラーム重大度プロファイルの新規作成または複製
目的 |
この作業では、カスタム重大度プロファイルの作成と、デフォルト重大度プロファイルの複製および変更を行います。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1
アラーム プロファイル エディタを開きます。そのために、次のいずれかの方法を使用します。
• ネットワーク ビューで、Provisioning > Alarm Profiles タブをクリックします。図21-2 に、そのネットワーク ビューを示します。
• ノード ビューで、Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Profile Editor タブをクリックします。
• FC_MR-4、E シリーズ イーサネット、G シリーズ イーサネット、STM-N、または電気回路(DS3i-N-12、E-1、E1-42、または E-3)の各カード ビューで Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Profile Editor タブをクリックします。
• ML シリーズ イーサネット(トラフィック)のカード ビューで、Provisioning > Ether Alarming > Alarm Profile Editor タブ、または Provisioning > POS Alarming > Alarm Profile Editor タブをクリックします(プロファイルを前面物理ポート(「イーサ アラーム」)に適用するか、Packet over SDH(「POS アラーム」)に適用するかによって、手順が異なります)。ML シリーズ カードのポートとサービスについては、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』を参照してください。
ステップ 2 使用中のデフォルト プロファイルを基にして新しいプロファイルを作成する場合は、New をクリックして、次にステップ 8 へ進みます。
ステップ 3 ノードにある既存のプロファイルを使用してプロファイルを新規作成する場合は、次の手順を実行します。
a. Load Profile(s) ダイアログボックスの Load と From Node をクリックします。
b. Node Names リストで、ログイン中のノード名をクリックします。
c. Profile Names リストで、Default などの既存のプロファイル名をクリックします。次にステップ 5 へ進みます。
ステップ 4 ローカル ドライブまたはネットワーク ドライブにファイルとして格納されている既存のプロファイルを使用してプロファイルを作成する場合は、次の手順を実行します。
a. Load Profile(s) ダイアログボックスの From File をクリックします。
b. Browse をクリックします。
c. Open ダイアログボックスでファイルの格納場所に移動します。
d. Open をクリックします。
(注) デフォルトの定義またはユーザの定義で重大度がクリティカル(CR)またはメジャー(MJ)に設定されているものでも、サービスに影響しない(NSA)ものはすべて、Telcordia GR-474 の定義に従ってマイナー(MN)に格下げされます。
ステップ 5 OK をクリックします。
Alarm Profiles ウィンドウにアラーム重大度プロファイルが表示されます(図21-2)。アラーム プロファイル リストには、混合ノード ネットワークで使用されるアラームのマスター リストが含まれています。これらのアラームの一部は、ONS ノードでは使用されない場合があります。
図21-2 ネットワーク ビューの Alarm Profiles ウィンドウ
ステップ 6 プロファイルのカラムで任意の場所を右クリックして、プロファイル編集のショートカット メニューを表示します。(Default プロファイルの詳細については、ステップ 9を参照してください)。
ステップ 7 ショートカット メニューから Clone をクリックします。
ヒント ロードまたは複製に使用可能なものも含めて、すべてのプロファイルをリストにして表示する場合は、Available をクリックします。プロファイルを複製する場合は、その前にプロファイルをロードする必要があります。
ステップ 8 New Profile または Clone Profile ダイアログボックスで、New Profile Name フィールドに名前を入力します。
プロファイル名は一意でなければなりません。別のプロファイルと同じ名前のプロファイルをインポートしたり、指定したりしようとすると、CTC は接尾辞を付けて新しい名前を作成します。ロング ファイル名もサポートされています。
ステップ 9 OK をクリックします。
新しいアラーム プロファイル(ステップ 8で指定)が作成されます。このプロファイルはデフォルト プロファイルの重大度を複製したもので、Alarm Profiles ウィンドウでは、以前のプロファイル カラムの右側に表示されます。このプロファイルは、選択して別の場所にドラッグできます。
(注) 2 つの予約済みプロファイル(Inherited と Default)も含めて、最大 10 個のプロファイルを CTC に格納できます。
Default プロファイルでは、重大度が IEEE の標準設定に合わせて設定されています。アラームに Inherited プロファイルがある場合は、上位レベルの同じアラームからその重大度を継承(コピー)します。たとえば、ネットワーク ビューで Inherited プロファイルを選択すると、下位レベルの重大度(ノード、カード、およびポート)は、この選択内容からコピーされます。Inherited プロファイルが設定されているカードには、そのカードのあるノードで使用している重大度がコピーされます(プロファイルを作成している場合は、それらをネットワーク レベルまたはカード レベルで別々に適用できます。適用するときは、「D117 カードおよびノードへのアラーム プロファイルの適用」を参照してください)。
ステップ 10 次の手順で、新しいアラーム プロファイルを変更(カスタマイズ)します。
a. 新しいアラーム プロファイルのカラムで、プロファイルをカスタマイズするときに変更するアラーム重大度をダブルクリックします。
b. ドロップダウン リストから重大度を選択します。
c. カスタマイズする重大度ごとにステップ 10 a と 10 b を繰り返します。変更したあとにアラームや状態を表示するときは、次の注意事項を参照してください。
• デフォルト定義またはユーザ定義で重大度の設定がクリティカル(CR)またはメジャー(MJ)になっているものでも、サービスに影響しない(NSA)状況ではすべてマイナー(MN)に格下げされます。
• 新しいプロファイルを作成して適用するまでは、デフォルトの重大度がすべてのアラームと状態に適用されます。
• 重大度を継承(I)または未設定(U)に変更しても、アラームの重大度は変化しません。
ステップ 11 新しいアラーム プロファイルをカスタマイズしたあと、そのプロファイルのカラムを右クリックして選択します。
ステップ 12 Store をクリックします。
ステップ 13 プロファイルをノードに保存する場合は、次の手順を実行します。
a. Store Profile(s) ダイアログボックスで、To Node(s) をクリックします(図21-3参照)。
図21-3 Store Profile(s) ダイアログボックス
b. 1 つのノードにだけプロファイルを保存する場合は、Node Names リストでそのノードをクリックします。
c. すべてのノードにプロファイルを保存する場合は、Select All をクリックします。
d. どのノードにもプロファイルを保存しない場合は、Select None を選択します。
e. アラーム プロファイルの情報を更新する場合は、( Synchronize ) をクリックします。
ステップ 14 プロファイルをファイルに保存する場合は、次の手順を実行します。
a. Store Profile(s) ダイアログボックス(図21-3)で、To File をクリックします。
b. Browse をクリックしてプロファイルの保存先に移動します。
c. File name フィールドに名前を入力します。
d. Select をクリックして、この名前と場所を選択します。ロング ファイル名もサポートされています。CTC は *.pfl という接尾辞を付けてファイルを格納します。
e. OK をクリックしてプロファイルを格納します。
ステップ 15 必要に応じて次の操作を行います。
• 重大度の異なる行を表示するように Alarm Profiles ウィンドウを設定する場合は、 Hide Identical Rows チェックボックスをオンにします。
• Default プロファイルと一致していない重大度を表示するように Alarm Profiles ウィンドウを設定する場合は、 Hide Reference Values チェックボックスをオンにします。
• サービスに影響しないマイナー アラームと一部のメジャー アラームを表示しないように Alarm Profiles ウィンドウを設定する場合は、 Only show service-affecting severities チェックボックスをオンにします。
ステップ 16 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D426 アラーム プロファイルのポートへの適用
ステップ 1 ノード ビューでカードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
(注) 「D117 カードおよびノードへのアラーム プロファイルの適用」を行うことでも、アラーム プロファイルをカードに適用できます。
ステップ 2 プロファイルを適用するカードに合わせて、次のタブをクリックします。
• FC_MR-4、E シリーズ イーサネット、G シリーズ イーサネット、STM-N、または電気回路
(DS3i-N-12、E-1、E1-42、または E-3)カードの場合は、Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Profile Editor タブをクリックします。
• ML シリーズ イーサネット(トラフィック)カードの場合は、Provisioning > Ether Alarming > Alarm Profile Editor タブ、またはProvisioning > POS Alarming > Alarm Profile Editor タブをクリックします(プロファイルを前面物理ポート(「Ether アラーム」)に適用するか、Packet over SDH(「POS アラーム」)に適用するかによって異なります)。ML シリーズ カードのポートとサービスについては、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』を参照してください。
図21-4 に 8 ポート STM-1 カードのアラーム プロファイルを示します。CTC は [Force all ports to Profile: Inherited] を示しています。
図21-4 OC3 IR/STM1 SH 1310-8 カードのポート アラーム プロファイル
プロファイルを適用するポートが 1 つの場合は、ステップ 3 へ進みます。カード上のすべてのポートにプロファイルを適用する場合は、ステップ 4 へ進みます。
ステップ 3 ポート単位でプロファイルを適用する場合は、次の手順を実行します。
a. カード ビューの Profile カラムで対象となるポートの行をクリックします。
b. ドロップダウン リストから新しいプロファイルを選択します。
c. Apply をクリックします。
ステップ 4 カード上のすべてのポートにプロファイルを適用する場合は、次の手順を実行します。
a. カード ビューで、ウィンドウの下にある Force all ports to profile ドロップダウン メニューの矢印をクリックします。
b. ドロップダウン リストから新しいプロファイルを選択します。
c. Force (still need to "Apply") をクリックします。
d. Apply をクリックします。
ノード ビューの Port Level Profiles カラムに、「exist (1)」のような注記の付いたポートレベルのプロファイルが示されます( ノード ビューのアラーム プロファイル)。
ステップ 5 新しいプロファイルを適用したあとで、以前のアラーム プロファイルを再適用する場合は、そのプロファイルを選択してもう一度 Apply をクリックします。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D427 アラーム重大度プロファイルの削除
目的 |
この作業では、カスタムまたはデフォルトのアラーム重大度プロファイルを削除します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 次のいずれかの方法で、アラーム プロファイル エディタを開きます。
• ネットワーク ビューで、Provisioning > Alarm Profiles タブをクリックします。
• ノード ビューで、Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Profile Editor タブをクリックします。
• FC_MR-4、E シリーズ イーサネット、G シリーズ イーサネット、STM-N、または電気回路(DS3i-N-12、E-1、E1-42、または E-3)カードの場合は、カード ビューから Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Profile Editor タブをクリックします。
• ML シリーズ イーサネット(トラフィック)カードの場合は、Provisioning > Ether Alarming > Alarm Profile Editor タブ、またはProvisioning > POS Alarming > Alarm Profile Editor タブをクリックします(プロファイルを前面物理ポート(「Ether アラーム」)に適用するか、Packet over SDH(「POS アラーム」)に適用するかによって異なります)。ML シリーズ カードのポートとサービスについては、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』を参照してください。
ステップ 2 削除するプロファイルをクリックして、選択します。
ステップ 3 Delete をクリックします。
Select Node/Profile Combination for Delete ダイアログボックスが表示されます(図21-5)。
図21-5 Select Node/Profile Combination for Delete ダイアログボックス
(注) Inherited または Default アラーム プロファイルは削除できません。
(注) 以前に作成したアラーム プロファイルは、ノードに格納されていないかぎり削除できません。プロファイルが Alarm Profiles タブに表示されていても、Select Node/Profile Combinations to Delete ダイアログボックスにリストされていない場合は、ステップ 8 へ進みます。
ステップ 4 Node Names リストでノード名をクリックして、プロファイルの場所を選択します。
ヒント Shift キーを押したままにすると、ノード名を連続して選択できます。Ctrl キーを押したままにすると、ノードの任意の組み合わせを選択できます。
ステップ 5 Profile Names リストで削除するプロファイル名をクリックします。
ステップ 6 OK をクリックします。
ステップ 7 Delete Alarm Profile ダイアログボックスで Yes をクリックします。
(注) ノードからプロファイルを削除しても、次の手順を実行して削除しないかぎり、ネットワーク ビューの Provisioning > Alarm Profiles ウィンドウでは表示されたままになります。
ステップ 8 このウィンドウからアラーム プロファイルを削除する場合は、削除したプロファイルのカラムを右クリックし、ショートカット メニューから Remove を選択します。
(注) 選択したノードとプロファイルの組み合わせが存在しない場合は、[One or more of the
profile(s) selected do not exist on one or more of the node(s) selected] という警告メッセージが表示されます。たとえば、ノード A にプロファイル 1 だけが格納されている場合に、ユーザがノード A からプロファイル 1 と 2 を削除しようとすると、この警告メッセージが表示されます。ただし、この場合は、ノード A からプロファイル 1 が削除されます。
(注) Default と Inherited は、特殊なプロファイルなので削除できません。また、Select Node/Profile Combination for Delete ウィンドウにも表示されません。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D428 アラーム、状態、および履歴フィルタのパラメータ変更
ステップ 1 ノード、ネットワーク、またはカード ビューで、Alarms タブ、Conditions タブ、または History タブをクリックします。
ステップ 2 下部にあるツールバーで左下にある Filter ボタンをクリックします。
フィルタのダイアログボックスが General タブを選択した状態で表示されます。図21-6 に、Alarm Filter ダイアログボックスを示します。Conditions タブと History タブにも同様のダイアログボックスがあります。
図21-6 Alarm Filter ダイアログボックスの General タブ
General タブの Show Severity 領域では、アラーム フィルタにかけて表示するアラーム重大度と、フィルタを通過したアラームの表示期間を指定することができます。フィルタにかけて表示するアラーム重大度を変更する場合は、ステップ 3 へ進みます。アラームの表示期間フィルタを変更する場合は、ステップ 4 へ進みます。
ステップ 3 Show Severity 領域で、ネットワーク レベルでレポートする重大度(クリティカル、メジャー、マイナー、または非アラーム)のチェックボックスをオンにします。重大度を表示しない場合は、重大度チェックボックスの選択を解除(オフに)します。
アラーム フィルタをディセーブルにすると、すべてのアラームが表示されます。
ステップ 4 Time 領域で、Show alarms between time limits チェックボックスをオンにして、イネーブル化します。From Date、To Date、および Time の各フィールドにある上下の矢印をクリックして、アラームの表示期間を変更します。
状態フィルタのパラメータを変更する場合は、ステップ 5 へ進みます。変更の必要がない場合は、ステップ 6 へ進みます。
ステップ 5 フィルタのダイアログボックスで Conditions タブをクリックします(図21-7)。
図21-7 Alarm Filter ダイアログボックスで Conditions タブ
フィルタがイネーブルになっているときは、Show リストに状態が表示され、Hide リストには状態が表示されません。
• 状態を Show リストから Hide リストへ個別に移動する場合は、 > ボタンをクリックします。
• 状態を Hide リストから Show リストへ個別に移動する場合は、 < ボタンをクリックします。
• 状態を Show リストから Hide リストへまとめて移動する場合は、 >> ボタンをクリックします。
• 状態を Hide リストから Show リストへまとめて移動する場合は、 << ボタンをクリックします。
(注) 状態にはアラームも含まれます。
ステップ 6 Apply をクリックしてから OK をクリックします。
アラーム フィルタと状態フィルタのパラメータは、アラーム フィルタをイネーブルにすると強制的に適用され( D225 アラーム フィルタのイネーブル化を参照)、アラーム フィルタをディセーブルにすると解除されます( D227 アラーム フィルタのディセーブル化を参照)。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D430 アラーム レポートの抑制
目的 |
この作業では、ノード、カード、またはポート レベルで ONS 15454 SDH のアラーム レポートを抑制します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング |
注意 複数の CTC セッションが開かれている場合に 1 つのセッションのアラームを抑制すると、その他のすべてのセッションのアラームも抑制されます。
(注) ノードレベルのアラーム抑制よりも、カードまたはポート レベルのアラーム抑制の方が優先されます。抑制は、3 つのエンティティについてそれぞれ別個に設定することができます。つまり、各エンティティごとに Alarms Suppressed by User Command(AS-CMD)アラームが発生するということです。
ステップ 1 ノード ビューで、Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックします。
ステップ 2 ノード全体でアラームを抑制する場合は、次の手順を実行します。
a. Suppress Alarms チェックボックスをオンにします。
b. Apply をクリックします。
Alarms ウィンドウに表示されているそのノードのアラームの色がすべてホワイトに変わり、ステータスがクリア済みに変わります。アラームを抑制したあと、Alarms ウィンドウで Synchronize をクリックすると、ウィンドウからクリア済みのアラームが削除されます。ただし、ノードまたはカード ビューに AS-CMD アラームが表示されている場合は、ノードレベルでアラームが抑制されていることを示します。このアラームは Object カラムに System と表示されます。
(注) Building Integrated Timing Supply(BITS)、電源、またはシステム アラームを抑制するには、ノード全体のアラームを抑制するしかありません。これらのアラームは、個別には抑制できません。
ステップ 3 カードごとにアラームを抑制する場合は、次の手順を実行します。
a. 対象となるカードの行を特定します(スロット番号の Location カラムまたは装置名の Eqpt Type カラムを使用)。
b. その行の Suppress Alarms カラムにあるチェックボックスをオンにします( ノード ビューの Conditions ウィンドウ)。
そのカードに抑制が直接適用されて、アラームの外観が、ステップ 2 で説明したように変わります。たとえば、スロット 16 の STM-3 カードで発生するアラームを抑制した場合、このカードで発生したアラームのノード ビューまたはカード ビューでの表示方法が変わります。つまり、AS-CMD アラームが表示されて、そこに Object 番号としてスロット番号が示されます。スロット 16 の STM-3 カードのアラームを抑制した場合は、AS-CMD オブジェクトが「SLOT-16」になります。
c. Apply をクリックします。
ステップ 4 カードのポートごとにアラームを抑制する場合は、最初にノード ビューでそのカードをダブルクリックします。
ステップ 5 アラームの報告を抑制するカードのポートに合わせて、次のタブをクリックします。
• カードが E シリーズ イーサネット、G シリーズ イーサネット、MXP、TXP、TXPP、STM-N、または電気回路(DS-3I、E-1、E1-42、E-3)カードの場合は、Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックします。
• カードが ML シリーズ イーサネット(トラフィック)カードの場合は、Provisioning > Ether Alarming > Alarm Behavior タブ、またはProvisioning > POS Alarming > Alarm Behavior タブをクリックします(プロファイルを前面物理ポート(「イーサ アラーム」)に適用するか、Packet over SDH(「POS アラーム」)に適用するかによって異なります)。ML シリーズ カードのポートとサービスについては、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』を参照してください。
ステップ 6 アラームを抑制するポートの行で Suppress Alarms カラムのチェックボックスをオンにします(図21-4)。
ステップ 7 Apply をクリックします。
このポートに抑制が直接適用されて、アラームの外観がステップ 2 で説明したように変わります(ただし、カード全体にわたって発生しているアラームは表示されたままです)。どちらのアラーム ウィンドウにも AS-CMD アラームが表示され、オブジェクトとしてそのポートが示されます。たとえば、スロット 16 の STM-3カードのアラームを抑制した場合は、アラーム オブジェクトが「FAC-16-1」となります。
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D431 アラーム抑制の中止
注意 複数の CTC セッションが開かれている場合に 1 つのセッションのアラームを抑制すると、その他のすべてのセッションのアラームも抑制されます。
ステップ 1 ノード全体でアラームの抑制を中止する場合は、次の手順を実行します。
a. ノード ビューで、Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior の各タブをクリックします。
b. Suppress Alarms チェックボックスをオフにします。
抑制されていたアラームが、Alarms ウィンドウに再び表示されます(これらのアラームは Synchronize ボタンによってウィンドウから消去されていた可能性があります)。システム オブジェクト付きで表示されていた AS-CMD アラームが、すべてのビューからクリアされます。
ステップ 2 カードごとにアラーム抑制を中止する場合は、次の手順を実行します。
a. ノード ビューで、Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックします。
b. スロット リストで、抑制されていたカードを特定します。
c. そのスロットの Suppress Alarms カラムのチェックボックスをオフにします。
d. Apply をクリックします。
抑制されていたアラームが、Alarms ウィンドウに再び表示されます(これらのアラームは Synchronize ボタンによってウィンドウから消去されていた可能性があります)。スロット オブジェクト(SLOT-16 など)付きで表示されていた AS-CMD アラームが、すべてのビューからクリアされます。
ステップ 3 ポートのアラーム抑制を中止する場合は、次のタブをクリックします。
• カードが E シリーズ イーサネット、G シリーズ イーサネット、MXP、TXP、TXPP、STM-N、または電気回路(DS-3I、E-1、E1-42、E-3)カードの場合は、Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックします。
• カードが ML シリーズ イーサネット(トラフィック)カードの場合は、Provisioning > Ether Alarming > Alarm Behavior タブ、またはProvisioning > POS Alarming > Alarm Behavior タブをクリックします(プロファイルを前面物理ポート「イーサ アラーム」に適用するか、Packet over SDH「POS アラーム」に適用するかによって異なります)。ML シリーズ カードのポートとサービスについては、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』を参照してください。
ステップ 4 抑制を中止するポートの Suppress Alarms チェックボックスをオフにします。
ステップ 5 Apply をクリックします。
抑制されていたアラームが、Alarms ウィンドウに再び表示されます(これらのアラームは Synchronize ボタンによってウィンドウから消去されていた可能性があります)。ポート オブジェクト(FAC-16-1 など)付きで表示されていた AS-CMD アラームが、すべてのビューからクリアされます。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D432 LCD でのポート ステータスの表示
目的 |
この作業では、CTCを使用しないで STM-N ポート ステータスを表示します。LCD には、1+1 構成のポートと Multiplex Section-Shared Protection Ring(MS-SPRing)構成のポートに対する、現用/保護プロビジョニング ステータスとアクティブ/スタンバイ回線ステータスが表示されます。保護されていないポートと Subnetwork Connection Protection(SNCP)ポートに対しては、LCD に常に[Working/Active] というステータスが表示されます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D16 STM-N カードおよびコネクタの取り付け」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 対象となるスロットが LCD に表示されるまで、LCD パネルの Slot ボタンを押します。
ステップ 2 対象となるポートが LCD に表示されるまで、Port ボタンを押します。
ステップ 3 Status ボタンを押します。約 10 秒後に、ポートが現用モードか保護モードかを示す情報と、アクティブかスタンバイかを示す情報が LCD に表示されます。
図21-8 に、LCD パネルに表示されたポート ステータスの図を示します。
図21-8 LCD パネルに表示されたポート ステータス
(注) Alarm Interface Panel(AIP)のヒューズが飛ぶと、LCD はブランクになります。この場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡してください。詳細については、「テクニカル サポートに関する問い合わせ」を参照してください。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D433 Windows での CTC インストール ウィザードの実行
目的 |
この作業では、CTC のオンライン ユーザ マニュアル、Acrobat Reader 6.0.1、Java Runtime Environment(JRE; Java ランタイム環境)1.4.2、および CTC Java Archive(JAR)ファイルをインストールします。ソフトウェア リリース 7.2 の実行には、JRE 1.4.2 または 5.0 が必要です。CTC JAR ファイルを事前にインストールしておくと、初めてログインしたときに時間を節約ことができます。JAR ファイルがインストールされていない場合は、初めてログインしたときに TCC2/TCC2P カードからダウンロードされます。 |
工具/機器 |
Cisco ONS 15454 SDH リリース 7.2 ソフトウェア CD |
事前準備手順 |
なし |
必須/適宜 |
この作業は、次のいずれかに該当する場合に必要となります。 • JRE 1.4.2 または 5.0 がインストールされていない場合 • 必要な CTC オンライン ユーザ マニュアルがインストールされていない場合 • 必要な CTC JAR ファイルがインストールされていない場合 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) R4.6 より前の CTC ソフトウェアを実行中のノードにログインする場合は、JRE 1.4.2 または 5.0 をアンインストールして、JRE 1.3.1_2 を再インストールしてください。ソフトウェア R7.2 を実行する場合は、JRE 1.3.1_2 をアンインストールして、JRE 1.4.2 または 5.0 を再インストールしてください。ソフトウェア R7.2 は、JRE 1.4.2 または JRE 5.0 をサポートしており、JRE 1.4.2 はソフトウェア CD で提供されています。
(注) JRE 1.4.2 の実行には、Netscape 7.x または Internet Explorer 6.x が必要です。
ステップ 1 コンピュータが次の条件を満たしていることを確認します。
• プロセッサ ― Pentium III、700 Mhz 以上の速度
• RAM ― 384 MB(推奨)、512 MB(最適)
• ハード ドライブ ― 20 GB のハード ドライブ(推奨)、50 MB 以上の空き容量が必要
• オペレーティング システム ― Windows 98(First Edition と Second Edition)、Windows NT 4.0(Service Pack 6a)、Windows 2000(Service Pack 3)、または Windows XP Home Edition
オペレーティング システムが Windows NT 4.0 の場合は、Service Pack 6a 以降がインストールされていることを確認します。[スタート]メニューから[プログラム > 管理ツール(共通)> Windows NT 診断プログラム]の順に選択し、[Windows NT 診断プログラム]ダイアログボックスの[バージョン]タブでサービス パックを確認します。Service Pack 6a 以降がインストールされていない場合は、この手順を実行しないでください。サイトのコンピュータ アップグレード手順に従って Service Pack 6a をインストールします。
(注) プロセッサ要件と RAM 要件が基準になります。より高速なプロセッサとより大容量の RAM をコンピュータに搭載すると、CTC のパフォーマンスが上がります。
ステップ 2 コンピュータの CD ドライブに Cisco ONS 15454 SDH リリース 7.2 のソフトウェア CD を挿入します。インストール プログラムが自動的に起動します。起動しない場合は、コンピュータの CD ディレクトリに移動し、 setup.exe をダブルクリックします。
Cisco Transport Controller のインストール ウィザードに、コンピュータへインストールするコンポーネントして次のコンポーネントが表示されます。
• JRE 1.4.2
• Acrobat Reader 6.0.1
• オンライン ユーザ マニュアル
• CTC JAR ファイル
ステップ 3 Next をクリックします。
ステップ 4 次のいずれかを実行します。
• Java ランタイム環境とオンライン ユーザ マニュアルの両方をインストールする場合は、Typical をクリックします。
• JRE またはオンライン ユーザ マニュアルのいずれか一方をインストールする場合は、Custom をクリックします。
ステップ 5 Next をクリックします。
ステップ 6 状況に応じて、次の項目を実行してください。
• ステップ 4 で Typical を選択した場合は、このステップを省略して ステップ 7 へ進みます。
• Custom を選択した場合は、インストールする CTC コンポーネントを選択して、 Next をクリックします。
–オンライン ユーザ マニュアルを選択した場合は、ステップ 7 へ進みます。
–オンライン ユーザ マニュアルを選択しなかった場合は、ステップ 9 へ進みます。
ステップ 7 インストール ウィザードに CTC オンライン ユーザ マニュアルをインストールするディレクトリが表示されます。デフォルト ディレクトリは C:\Program Files\Cisco\CTC\Documentation です。
• CTC オンライン ユーザ マニュアルのディレクトリを変更する場合は、Directory Nameフィールドに新しいディレクトリのパスを入力するか、または Browse をクリックして該当するディレクトリに移動します。
• デフォルトのディレクトリを変更しない場合は、このステップを省略します。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 インストールするコンポーネントを確認します。選択内容を変更する場合は、次の手順を実行します。
• ステップ 4 で Typical を選択した場合は、 Back を 2 回クリックして、インストールのタイプを設定するページに戻ります。 Custom を選択し、ステップ 5 ~ 8 を繰り返します。
• ステップ 4 で Custom を選択した場合は、コンポーネントを選択するページが表示されるまで Back を 1 回または 2 回(選択したコンポーネントによって異なる)クリックします。ステップ 6 ~ 8 を繰り返します。
ステップ 10 Next をクリックします。JRE のインストール ウィザードが表示されるまでに数分かかることがあります。ステップ 4 で Custom を選択しており、JRE をインストールする必要がある場合は、ステップ 12 へ進みます。
ステップ 11 JRE をインストールする場合は、次の手順を実行します。
a. Java 2 Runtime Environment License Agreement ダイアログボックスで、使用許諾契約を表示し、次のいずれかを選択します。
• I accept the terms of the license agreement ― 使用許諾契約に同意します。ステップ b. へ進んでください。
• I do not accept the terms of the license agreement ― Java 2 Runtime Environment License Agreement ダイアログボックスにある Next ボタンがディセーブルになります。 Cancel をクリックして、CTC のインストール ウィザードに戻ります。CTC による JRE のインストールは実行されません。ステップ 12 へ進んでください。
(注) コンピュータに JRE 1.4.2 がすでにインストールされている場合、License Agreement ページは表示されません。Next をクリックしてから、Modify を選択して JRE のインストールを変更するか、または Remove を選択して JRE をアンインストールする必要があります。Modify を選択して Next をクリックした場合は、ステップ e. へ進みます。Remove を選択して Next をクリックした場合は、ステップ i. へ進みます。
b. Next をクリックします。
c. 次のいずれかを選択します。
• JRE の機能をすべてインストールする場合は、 Typical をクリックします。Typical を選択すると、インストールした JRE バージョンが自動的にブラウザのデフォルト JRE バージョンになります。
• インストールするコンポーネントを選択してその JRE バージョンを使用するブラウザを選択する場合は、 Custom をクリックします。
d. Next をクリックします。
e. Typical を選択した場合は、ステップ i. へ進みます。Custom を選択した場合は、インストールするプログラム機能ごとにドロップダウン リストをクリックして設定を選択します。プログラム機能には、次のような機能があります。
• Java 2 Runtime Environment ― (デフォルト)欧州言語がサポートされている JRE 1.4.2 をインストールします。
• Support for Additional Languages ― 欧州以外の言語のサポートを追加します。
• Additional Font and Media Support ― Lucida フォント、Java サウンド、および色管理機能を追加します。
各プログラム機能のドロップダウン リスト オプションは、次のとおりです。
• This feature will be installed on the local hard drive ― 選択した機能をローカルのハード ドライブにインストールします。
• This feature and all subfeatures will be installed on the local hard drive ― 選択した機能とすべての従属機能をローカルのハード ドライブにインストールします。
• Don't install this feature now ― この機能をインストールしません(Java 2 ランタイム環境に適したオプションでありません)。
JRE バージョンのインストール ディレクトリを変更する場合は、 Change をクリックし、目的のディレクトリに移動してから OK をクリックします。
f. Next をクリックします。
g. Browser Registration ダイアログボックスで、Java Plug-In に登録するブラウザをオンにします。この JRE バージョンが、選択したブラウザのデフォルトになります。両方のブラウザ チェックボックスをオフのままにすることもできます。
(注) この JRE をこれらのブラウザのデフォルトとして設定すると、これらのブラウザで問題が発生する可能性があります。
h. Next をクリックします。
i. Finish をクリックします。
(注) JRE をアンインストールする場合は、Remove をクリックします。
ステップ 12 Cisco Transport Controller のインストール ウィザードで、 Next をクリックします。オンライン ユーザ マニュアルがインストールされます。
ステップ 13 Finish をクリックします。
ステップ 14 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D434 UNIX での CTC インストール ウィザードの実行
目的 |
この作業では、CTC のオンライン ユーザ マニュアル、Acrobat Reader 6.0.1、JRE 1.4.2、および CTC JAR ファイルをインストールします。CTC ソフトウェア R7.2 の実行には、JRE 1.4.2 または 5.0 が必要です。CTC JAR ファイルを事前にインストールしておくと、初めてログインしたときに時間を節約ことができます。JAR ファイルがインストールされていない場合は、初めてログインしたときに TCC2/TCC2P カードからダウンロードされます。 |
工具/機器 |
Cisco ONS 15454 SDH リリース 7.2 ソフトウェア CD |
事前準備手順 |
なし |
必須/適宜 |
次のいずれかに該当する場合に必要となります。 • JRE 1.4.2 または 5.0 がインストールされていない場合 • 必要な CTC オンライン ユーザ マニュアルがインストールされていない場合 • 必要な CTC JAR ファイルがインストールされていない場合 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) R4.6 より前の CTC ソフトウェアを実行中のノードにログインする場合は、JRE 1.4.2 または 4.0 をアンインストールして、JRE 1.3.1_2 を再インストールしてください。ソフトウェア R7.2 を実行する場合は、JRE 1.3.1_2 をアンインストールして、JRE 1.4.2 または 5.0 を再インストールしてください。ソフトウェア R7.2 は、JRE 1.4.2 または JRE 5.0 をサポートしており、JRE 1.4.2 はソフトウェア CD で提供されています。
(注) JRE 1.4.2 の実行には、Netscape 7.x または Internet Explorer 6.x が必要です。
ステップ 1 コンピュータが次の条件を満たしていることを確認します。
• RAM ― 384 MB(推奨)、512 MB(最適)
• ハード ドライブ ― 20 GB のハード ドライブ(推奨)、50 MB 以上の空き容量が必要
• オペレーティング システム ― Solaris 8 または 9
(注) これらの要件が基準になります。より高速なプロセッサとより大容量の RAM をコンピュータに搭載すると、CTC のパフォーマンスが上がります。
ステップ 2 次のように入力して、ディレクトリを変更します。
ステップ 3 CD の techdoc454 デイレクトリに移動して、次のように入力します。
Cisco Transport Controller のインストール ウィザードに、コンピュータへインストールするコンポーネントして次のコンポーネントが表示されます。
• JRE 1.4.2
• Acrobat Reader 6.0.1
• オンライン ユーザ マニュアル
• CTC JAR ファイル
ステップ 4 Next をクリックします。
ステップ 5 次のいずれかを実行します。
• Java ランタイム環境とオンライン ユーザ マニュアルの両方をインストールする場合は、Typical をクリックします。コンピュータにすでに JRE 1.4.2 または 5.0 がインストールされているか、または JRE 1.4.2 をインストールしない場合は、 Custom を選択します。
• JRE またはオンライン ユーザ マニュアルのいずれか一方をインストールする場合は、Custom をクリックします。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 状況に応じて、次の項目を実行してください。
• ステップ 5 で Typical を選択した場合は、ステップ 8 へ進みます。
• Custom を選択した場合は、インストールする CTC コンポーネントを選択し、 Next をクリックします。
–オンライン ユーザ マニュアルを選択した場合は、ステップ 8 へ進みます。
–それ以外の場合は、ステップ 10 へ進みます。
ステップ 8 インストール ウィザードに、CTC オンライン ユーザ マニュアルをインストールするディレクトリが表示されます。デフォルトのディレクトリは/usr/doc/ctc です。
• CTC オンライン ユーザ マニュアルのディレクトリを変更する場合は、Directory Nameフィールドに新しいディレクトリのパスを入力するか、または Browse をクリックして該当するディレクトリに移動します。
• CTC オンライン ユーザ マニュアルのディレクトリを変更しない場合は、このステップを省略します。
ステップ 9 Next をクリックします。
ステップ 10 インストールするコンポーネントを確認します。これらのコンポーネントを変更する場合は、次のいずれかを実行してください。
• ステップ 5 で Typical を選択した場合は、 Back を 2 回クリックして、インストールのタイプを設定するページに戻ります。 Custom を選択し、ステップ 6 ~ 9 を繰り返します。
• ステップ 5 で Custom を選択した場合は、コンポーネント選択パネルが表示されるまで Back を 1 回または 2 回(選択したコンポーネントによって異なる)クリックします。ステップ 7 ~ 9 を繰り返します。
ステップ 11 Next をクリックします。JRE のインストール ウィザードが表示されるまでに数分かかることがあります。ステップ 4 で Custom を選択しており、JRE をインストールする必要がある場合は、ステップ 13 へ進みます。
ステップ 12 JRE をインストールする場合は、次の手順を実行します。
a. Java 2 Runtime Environment License Agreement ダイアログボックスで、使用許諾契約を表示し、次のいずれかを選択します。
• I accept the terms of the license agreement ― 使用許諾契約に同意します。ステップ b. へ進んでください。
• I do not accept the terms of the license agreement ― Java 2 Runtime Environment License Agreement ダイアログボックスにある Next ボタンがディセーブルになります。 Cancel をクリックして、CTC のインストール ウィザードに戻ります。CTC による JRE のインストールは実行されません。ステップ 13 へ進んでください。
(注) コンピュータに JRE 1.4.2 がすでにインストールされている場合、License Agreement ページは表示されません。Next をクリックしてから、Modify を選択して JRE のインストールを変更するか、または Remove を選択して JRE をアンインストールする必要があります。Modify を選択して Next をクリックした場合は、ステップ e. へ進みます。Remove を選択して Next をクリックした場合は、ステップ i. へ進みます。
b. Next をクリックします。
c. 次のいずれかを選択します。
• JRE の機能をすべてインストールする場合は、 Typical をクリックします。Typical を選択すると、インストールした JRE バージョンが自動的にブラウザのデフォルト JRE バージョンになります。
• インストールするコンポーネントを選択してその JRE バージョンを使用するブラウザを選択する場合は、 Custom をクリックします。
d. Next をクリックします。
e. Typical を選択した場合は、ステップ i. へ進みます。Custom を選択した場合は、インストールするプログラム機能ごとにドロップダウン リストをクリックして設定を選択します。プログラム機能には、次のような機能があります。
• Java 2 Runtime Environment ― (デフォルト)欧州言語がサポートされている JRE 1.4.2 をインストールします。
• Support for Additional Languages ― 欧州以外の言語のサポートを追加します。
• Additional Font and Media Support ― Lucida フォント、Java サウンド、および色管理機能を追加します。
各プログラム機能のドロップダウン リスト オプションは、次のとおりです。
• This feature will be installed on the local hard drive ― 選択した機能をローカルのハード ドライブにインストールします。
• This feature and all subfeatures will be installed on the local hard drive ― 選択した機能とすべての従属機能をローカルのハード ドライブにインストールします。
• Don't install this feature now ― この機能をインストールしません(Java 2 ランタイム環境に適したオプションでありません)。
JRE バージョンのインストール ディレクトリを変更する場合は、 Change をクリックし、目的のディレクトリに移動してから OK をクリックします。
f. Next をクリックします。
g. Browser Registration ダイアログボックスで、Java Plug-In に登録するブラウザをオンにします。この JRE バージョンが、選択したブラウザのデフォルトになります。両方のブラウザ チェックボックスをオフのままにすることもできます。
(注) この JRE バージョンをこれらのブラウザのデフォルトとして設定すると、これらのブラウザで問題が発生する可能性があります。
h. Next をクリックします。
i. Finish をクリックします。
(注) JRE をアンインストールする場合は、Remove をクリックします。
ステップ 13 Cisco Transport Controller のインストール ウィザードで、 Next をクリックします。オンライン ユーザ マニュアルがインストールされます。
ステップ 14 Finish をクリックします。
(注) JRE とオンライン ユーザ マニュアルをインストールしたデイレクトリの名前は、必ず記録しておいてください。
ステップ 15 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D435 ネットワーク ビューのデフォルト背景マップの変更
目的 |
この作業は、CTC ネットワーク ビューのデフォルト マップを変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) 背景イメージを変更する場合、変更はコンピュータの CTC ユーザ プロファイルに保存されます。変更は、他の CTC ユーザには影響しません。
ステップ 1 Edit メニューから Preferences > Map を選択し、 Use Default Map チェックボックスをオンにします。
ステップ 2 マップの左右の経度と緯度を変更します。
ステップ 3 Provisioning > Defaults タブをクリックします。
ステップ 4 Defaults Selector 領域で CTC を選択し、次に Network を選択します。
ステップ 5 Default Value フィールドをクリックし、ドロップダウン リストからデフォルトのマップを選択します。マップには、ドイツ、日本、オランダ、韓国、英国、および米国(デフォルト)があります。
ステップ 6 Apply をクリックします。新しいネットワーク マップが表示されます。
ステップ 7 OK をクリックします。
ステップ 8 ONS 15454 SDH のアイコンが表示されていない場合は、ネットワーク ビューを右クリックして、 Zoom Out を選択します。ONS 15454 のすべてのアイコンが表示されるまで繰り返します( Fit Graph to Window を選択することもできます)。
ステップ 9 ノード アイコンの位置を変更するには、アイコンをマップ上の新しい場所に 1 つずつドラッグ アンド ドロップします。
ステップ 10 アイコンの表示倍率を変更する場合は、ネットワーク ビューを右クリックして、 Zoom In を選択します。ONS 15454 SDH のアイコンが希望の倍率で表示されるまで繰り返します。
ステップ 11 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D436 イーサネットの RMON アラーム スレッシュホールドの削除
(注) ONS 15454 SDH ML シリーズ カードでは、Cisco IOS CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用して、RMON を管理します。
ステップ 1 RMON アラームのスレッシュホールドを削除するイーサネット カードをダブルクリックします。
ステップ 2 カード ビューで Provisioning > RMON Thresholds タブをクリックします。
ステップ 3 削除する RMON アラームのスレッシュホールドをクリックします。
ステップ 4 Delete をクリックします。Delete Threshold ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 5 Yes をクリックして、スレッシュホールドを削除します。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D437 ノード アクセス権限と PM クリア権限の変更
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH を接続するための物理的なアクセス ポイントとシェル プログラムをプロビジョニングして、ノード の PM データをクリアできるユーザのセキュリティ レベルを設定します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザ |
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Security > Access タブをクリックします。
ステップ 2 Access 領域で、次の項目をプロビジョニングします。
• LAN access ― 次のいずれかのオプションを選択して、ノードへのアクセス パスを設定します。
– No LAN Access ― Data Communication Channel(DCC; データ通信チャネル)接続を介したアクセスだけを許可します。TCC2/TCC2P RJ-45 ポートおよびバックプレーンを介したアクセスは許可されません。
– Front only ― TCC2/TCC2P RJ-45 ポートを介したアクセスを許可します。DCC およびバックプレーンを介したアクセスは許可されません。
– Backplane only ― DCC 接続およびバックプレーンを介したアクセスを許可します。TCC2/TCC2P RJ-45 ポートを介したアクセスは許可されません。
– Front and Backplane ― DCC、TCC2/TCC2P RJ-45、およびバックプレーン接続を介したアクセスを許可します。
• Restore Timeout ― LAN Access フィールドで 「DCC only」 が選択されている場合に、DCC 接続が中断してから、フロントおよびバックプレーン アクセスをイネーブルにするまでの遅延時間を設定します。フロントおよびバックプレーン アクセスは、復元タイムアウト時間が経過したあとでイネーブルになります。フロントおよびバックプレーン アクセスは、DCC 接続が復元するとただちにディセーブルになります。
ステップ 3 Shell Access 領域で、ノードのアクセスに使用するシェル プログラムを設定します。
• Access State ― シェル プログラム アクセス モードを Disable(シェル アクセスをディセーブル化)、Non-Secure、Secure に設定できます。Secure モードの場合は、Secure Shell(SSH; セキュア シェル)プログラムを使用してノードへアクセスできます。SSH は端末とリモート ホストとの間のインターネット プロトコルで、暗号化リンクを使用します。
• Telnet Port ― Telnet ポートを使用してノードへアクセスできます。Telnet は端末とリモート ホストとの間のインターネット プロトコルで、Advanced Agency Research Project Network(ARPANET)のために開発されました。ポート 23 がデフォルトです。
• Enable Shell Password ― オンの場合は、SSH パスワードがイネーブルになります。パスワードをディセーブルにするには、このチェックボックスをオンにして、Apply をクリックする必要があります。確認ダイアログにパスワードを入力し、OK をクリックして、ディセーブルにする必要があります。
ステップ 4 TL1 Access 領域で、目的の TL1 アクセス レベルを選択します。ディセーブルにすると、すべての TL1 アクセスが完全にディセーブルになります。Non-Secure または Secure を選択した場合は、SSH によるアクセスが可能です。
ステップ 5 PM Clearing Privilege フィールドで、ノードの PM データをクリアできる最小のセキュリティ レベルを選択します( プロビジョニング または スーパーユーザ )。
ステップ 6 Enable Craft Port チェックボックスを選択して、シェルフ コントローラのシリアル ポートをオンにします。
ステップ 7 リストから Element Management System(EMS)アクセス状態を選択します。Non-Secure および Secure(SSH によるアクセスを許可)から選択できます。
TCC CORBA (IIOP/SSLIOP) Listener Port 領域で、次のリスナー ポート オプションを選択します。
• TCC Fixed (デフォルト) ― ポート 57790 を使用します。ファイアウォールの同じ側にある ONS 15454 に接続する場合、またはファイアウォールを使用しない場合(デフォルト)に適したオプションです。ポート 57790 が開いている場合は、ファイアウォールを介したアクセスにこのオプションを使用することもできます。
• Standard Constant ― ポート 683(Internet Inter-ORB Protocol [IIOP])またはポート 684(SSLIOP)を使用します。これらは、Common Object Request Broker Architecture(CORBA)のデフォルト ポート パラメータです。
• Other Constant ― デフォルト ポートを使用しない場合は、ファイアウォール管理者が指定する IIOP または SSLIOP ポートを入力します。
ステップ 8 SNMP Access 領域で、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)アクセス状態を Non-Secure または Disabled(SNMP アクセスをディセーブル化)に設定します。
ステップ 9 Apply をクリックします。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D438 FC_MR-4 カードのポート設定の変更
目的 |
この作業では、FC_MR-4 カードのポート設定を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、ポートの設定を変更する FC_MR-4 カードをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning > Port タブをクリックします。
ステップ 3 表21-1 に記載されている設定を変更します。
表21-1 FC_MR-4 カード ポート設定
|
|
|
# |
(表示専用)ポート番号 |
1 ~ 4 |
Port Name |
指定したポートに名前を割り当てます。 |
ユーザ定義。名前を 32 文字以下の英数字または特殊文字で指定します。デフォルトはブランクです。 「D314 ポートへの名前の割り当て」を参照してください。 |
State |
ポートをイン サービス、アウト オブ サービス、またはアウト オブ サービス メンテナンスのいずれかにします。 |
• IS • OOS • OOS_MT |
Port Rate |
Fibre Channel インターフェイスを選択します。 |
• 1 Gbps • 2 Gbps |
Link Rate |
ポートの実際のレートです。 |
-- |
Max GBIC Rate |
GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)の最大レートです。シスコでは、FC_MR-4 カードに対して、2 つの GBIC をサポートしています(ONS-GX-2FC-SML および ONS-GX-2FC-MMI)。別の GBIC と一緒に使用する場合、このフィールドには [Contact GBIC vendor] が表示されます。 |
-- |
Enable Link Recovery |
ローカル ポートが動作していない場合は、リンク回復をイネーブルまたはディセーブルにします。イネーブルにすると、クロスコネクト スイッチ、保護スイッチ、またはアップグレードによる転送損失が発生した場合に、リンクがリセットされます。 |
-- |
ステップ 4 Apply をクリックします。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D441 イーサネットの RMON アラーム スレッシュホールドの作成
目的 |
この作業では、RMON をセットアップして、Network Management System(NMS; ネットワーク管理システム)でイーサネット ポートをモニタできるようにします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D24 カードの取り付けの確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) ONS 15454 SDH ML シリーズ カードでは、Cisco IOS CLI を使用して、RMON を管理します。
ステップ 1 リモート モニタリングをセットアップするノードで、「D60 CTC へのログイン」を行います。
ステップ 2 RMON アラームのスレッシュホールドを作成するイーサネット カードをダブルクリックします。
ステップ 3 カード ビューで Provisioning > RMON Thresholds タブをクリックします。
ステップ 4 Create をクリックします。
Create Ether Threshold ダイアログボックスが表示されます(図21-9)。
図21-9 イーサネットの RMON スレッシュホールドの作成
ステップ 5 Slot ドロップダウン リストで、該当するイーサネット カードを選択します。
ステップ 6 Port ドロップダウン リストで、選択したイーサネット カードで利用できるポートを選択します。
ステップ 7 Variable ドロップダウン リストで変数を選択します。このフィールドで選択できるイーサネットのスレッシュホールド変数については、 表21-2 を参照してください。
表21-2 イーサネットのスレッシュホールド変数(MIB)
|
|
iflnOctets |
インターフェイスで受信したオクテットの総数(フレーミング オクテットを含む) |
iflnUcastPkts |
対応するプロトコルに配送されたユニキャスト パケットの総数 |
ifInMulticastPkts |
(G シリーズのみ)正常に受信したマルチキャスト フレームの数 |
ifInBroadcastPkts |
(G シリーズのみ)この副層から上位(副)層に渡されたパケットの中で、この副層のブロードキャスト アドレスを使用して渡されたパケットの数 |
ifInDiscards |
(G シリーズのみ)正常に受信しても廃棄されて、上位レイヤのプロトコルに渡されなかった着信パケットの数 |
iflnErrors |
エラーがあるために廃棄された着信パケットの数 |
ifOutOctets |
送信オクテットの総数(フレーミング パケットを含む) |
ifOutUcastPkts |
単一のアドレスへ送信するように要求されていたユニキャスト パケットの総数 |
ifOutMulticastPkts |
(G シリーズのみ)正常に送信したマルチキャスト フレームの数 |
ifOutBroadcastPkts |
(G シリーズのみ)上位プロトコルから送信するように要求されたパケットのうち、この副層でブロードキャスト アドレスを使用したパケットの総数(廃棄、未送信も含む) |
ifOutDiscards |
(G シリーズのみ)エラーがなくても、廃棄されて送信されなかったパケットの数 |
dot3statsAlignmentErrors |
アライメント エラーがあったフレームの数。つまり、長さがオクテットの整数倍でないために、Frame Check Sequence(FCS)テストを通過できなかったフレームの数 |
dot3StatsFCSErrors |
フレーム チェック エラーがあったフレームの数。つまり、長さはオクテットの整数倍であったが FCS 検査で問題の判明したフレームの数 |
dot3StatsSingleCollisionFrames |
(E シリーズまたは G シリーズでは非サポート)衝突に 1 回だけ遭遇して、正常に送信されたフレームの数 |
dot3StatsMutlipleCollisionFrames |
(E シリーズまたは G シリーズでは非サポート)衝突に複数回遭遇して、正常に送信されたフレームの数 |
dot3StatsDeferredTransmissions |
(E シリーズまたは G シリーズでは非サポート)メディアが混雑していたために最初の送信が遅れた回数 |
dot3StatsLateCollisions |
(E シリーズまたは G シリーズでは非サポート)64 オクテットを送信したあとに衝突が検出された回数(衝突カウントにも追加) |
dot3StatsExcessiveCollisions |
(E シリーズまたは G シリーズでは非サポート)衝突回数が多くて送信に失敗したフレームの数 |
dot3StatsCarrierSenseErrors |
(G シリーズのみ)他のインターフェイスではカウントされていない、特定インターフェイス上の送信エラーの数 |
dot3StatsSQETestErrors |
(G シリーズのみ)特定のインターフェイスの Physical Signaling Sublayer(PLS)副層で SQE TEST ERROR メッセージが生成された回数 |
etherStatsBroadcastPkts |
正常に受信したブロードキャスト パケットの合計数。この数には、マルチキャスト パケットが含まれていません。 |
etherStatsCollisions |
このイーサネット セグメントで発生した衝突の推定合計回数。戻り値は、RMON プローブの場所によって異なります。IEEE 802.3 のセクション 8.2.1.3(10BASE5)およびセクション 10.3.1.3(10BASE2)には、3 つ以上の端末が同時に通信を行うと、受信モードの各端末は 1 回の衝突を検出する旨が記載されています。リピータの各ポートでは、2 つ以上の端末が同時に通信した場合、1 回の衝突を検出します。したがって、リピータのポートに配置されているプローブには、同じセグメントの 1 つの端末に接続されているプローブよりも多くの衝突が記録される可能性があります。 10BaseT の場合は、プローブ接続位置の重要性は低下します。IEEE 802.3 のセクション 14.2.1.4(10BaseT)では、DO 回路と RD 回路で信号が同時に存在している(つまり、同時に送受信している)ことを衝突と定義しています。10BaseT 端末では、送信時にだけ衝突が検出される可能性があります。したがって、端末とリピータに配置されたプローブのどちらでも、同じ数の衝突が記録されます。 リピータ内の RMON プローブでは、リピータと他の 1 つ以上のホストとの間の衝突(IEEE 802.3k で定義されている送信衝突)と、リピータが接続されている同軸セグメントにおいて検出されたレシーバーの衝突が報告されます。 |
etherStatsCollisionFrames |
このイーサネット セグメントで発生した衝突の推定合計回数。戻り値は、RMON プローブの場所によって異なります。IEEE 802.3 のセクション 8.2.1.3(10BASE5)およびセクション 10.3.1.3(10BASE2)には、3 つ以上の端末が同時に通信を行うと、受信モードの各端末は 1 回の衝突を検出する旨が記載されています。リピータの各ポートでは、2 つ以上の端末が同時に通信した場合、1 回の衝突を検出します。したがって、リピータのポートに配置されているプローブには、同じセグメントの 1 つの端末に接続されているプローブよりも多くの衝突が記録される可能性があります。 10BaseT の場合は、プローブ接続位置の重要性は低下します。IEEE 802.3 のセクション 14.2.1.4(10BaseT)では、DO 回路と RD 回路で信号が同時に存在している(つまり、同時に送受信している)ことを衝突と定義しています。10BaseT 端末では、送信時にだけ衝突が検出される可能性があります。したがって、端末とリピータに配置されたプローブのどちらでも、同じ数の衝突が記録されます。 リピータ内の RMON プローブでは、リピータと他の 1 つ以上のホストとの間の衝突(IEEE 802.3k で定義されている送信衝突)と、リピータが接続されている同軸セグメントにおいて検出されたレシーバーの衝突が報告されます。 |
etherStatsDropEvents |
リソース不足が原因で、パケットがプローブによって廃棄されたイベントの合計数。この数値は、必ずしも廃棄パケットの合計数を表すものではありません。この数値は、このような状況が検出された回数を示します。 |
etherStatsJabbers |
ネットワークから受信したデータのオクテット総数(不正なパケットを含む) |
etherStatsMulticastPkts |
正常に受信したマルチキャスト パケットの合計数。この数には、ブロードキャスト アドレスを使用して送信されたパケットが含まれていません。 |
etherStatsUndersizePkts |
64 オクテットより短い受信パケットの数 |
etherStatsFragments |
オクテットが整数倍でないか FCS にエラーのある、64 オクテットより短いパケットの総数 |
etherStatsPkts64Octets |
長さが 64 オクテットの受信パケットの総数(エラー パケットを含む) |
etherStatsPkts65to127Octets |
長さが 65 ~ 172 オクテットの受信パケットの総数(エラー パケットを含む) |
etherStatsPkts128to255Octets |
長さが 128 ~ 255 オクテットの受信パケットの総数(エラー パケットを含む) |
etherStatsPkts256to511Octets |
長さが 256 ~ 511 オクテットの受信パケットの総数(エラー パケットを含む) |
etherStatsPkts512to1023Octets |
長さが 512 ~ 1023 オクテットの受信パケットの総数(エラー パケットを含む) |
etherStatsPkts1024to1518Octets |
長さが 1024 ~ 1518 オクテットの受信パケットの総数(エラー パケットを含む) |
etherStatsJabbers |
オクテットが整数倍でないか FCS にエラーのある、1518 オクテットより長いパケットの総数 |
etherStatsCollisions |
セグメントで発生した衝突の総数に最も近い推定値 |
etherStatsCollisionFrames |
セグメントで発生したフレーム衝突の合計回数に最も近い推定値 |
etherStatsCRCAlignErrors |
長さが 64 ~ 1518 オクテットで、FCS にエラーがあるか、または長さがオクテットの整数倍でないパケットの総数 |
receivePauseFrames |
(G シリーズのみ)受信した IEEE 802.x ポーズ フレームの数 |
transmitPauseFrames |
(G シリーズのみ)送信した IEEE 802.x ポーズ フレームの数 |
receivePktsDroppedInternalCongestion |
(G シリーズのみ)フレーム バッファのオーバーフローやその他の理由によって廃棄された受信フレームの数 |
transmitPktsDroppedInternalCongestion |
(G シリーズのみ)フレーム バッファのオーバーフローやその他の理由によって廃棄された送信フレームの数 |
txTotalPkts |
送信パケットの総数 |
rxTotalPkts |
受信パケットの総数 |
ステップ 8 Alarm Type ドロップダウン リストで、イベントをトリガーするスレッシュホールドとして、上限スレッシュホールドと下限スレッシュホールドの一方または両方を指定します。
ステップ 9 Sample Type ドロップダウン リストで、 Relative または Absolute を選択します。Relative を指定すると、スレッシュホールドに使用する発生回数のサンプリング周期が、ユーザの設定したサンプリング周期に制限されます。Absolute を指定すると、スレッシュホールドは周期に関係なく、発生回数の合計を使用するように設定されます。
ステップ 10 Sample Period フィールドに適切な秒数を入力します。
ステップ 11 Rising Threshold フィールドに適切な発生回数を入力します。
上限タイプのアラームの場合は、測定値が下限スレッシュホールドより下から上限スレッシュホールドより上に変動したときにアラームが発生します。たとえば、ネットワークの衝突発生回数が 15 秒あたり 400 回という下限スレッシュホールドを下回っていたときに、ネットワークで問題が発生して 15 秒間に 1001 回の衝突が記録されると、そのこと(衝突の発生回数がスレッシュホールドを超えたということ)が契機になってアラームが生成されます。
ステップ 12 Falling Threshold フィールドに適切な発生回数を入力します。多くの場合、下限スレッシュホールドは上限スレッシュホールドより低く設定します。
下限スレッシュホールドと上限スレッシュホールドはペアで使用されます。発生回数が上限スレッシュホールドより高くなって、その後下限スレッシュホールド以下に下がると、上限スレッシュホールドはリセットされます。たとえば、15 秒間に 1001 回という衝突を起こしていたネットワークの問題が治まって、15 秒間に 799 回の衝突しか発生しなくなると、発生回数は 800 という下限スレッシュホールドより低くなります。この状態変化によって上限スレッシュホールドはリセットされますが、ネットワークの衝突が再び急増して 15 秒間に 1000 回という上限スレッシュホールドを超えると、その時点でまたアラームが生成されます。イベントの契機となるのは、上限スレッシュホールドを初めて超えたときだけです(この方法を使用しないと、1 つのネットワーク障害によって、上限スレッシュホールドを何度も超えて、イベントが大量に発生してしまうためです)。
ステップ 13 OK をクリックしてこの手順を完了します。
ステップ 14 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D442 スロットの事前プロビジョニング
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH にカードを物理的に取り付ける前に、CTC でカード スロットを事前プロビジョニングします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
第 3 章「PC の接続と GUI へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビュー内で、あとからカードを取り付ける空きスロットを右クリックします。
ステップ 2 Add Card ショートカット メニューから、取り付けるカードのタイプを選択します。Add Card ショートカット メニューには、そのスロットに取り付けることができるカードだけが表示されます。
(注) スロットを事前にプロビジョニングしておくと、カードがスロットに取り付けられたときに、CTC のシェルフ図でカードがホワイトではなくパープルで表示されます。カードの図に NP(not present、つまり存在しない)が表示されている場合は、当該カードが物理的に取り付けられていないことを示します。
ステップ 3 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D457 E シリーズおよび G シリーズ イーサネット カードの PM カウントのリフレッシュ
目的 |
指定した E シリーズ イーサネットと G シリーズ イーサネットの PM カウントが、選択したオプションに基づく間隔で表示されるようにウィンドウの表示を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示するカードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance > History タブをクリックします。
ステップ 3 Slot ドロップダウン リストから、次のいずれかを選択します。
• 1 min
• 15 min
• 1 hour
• 1 day
ステップ 4 Refresh をクリックします。PM の情報が、時刻と同期して、選択した間隔で表示されます。
ステップ 5 Prev カラムを表示して、最新の間隔(選択した間隔)の PM カウントが表示されていることを確認します。
モニタ対象の各パフォーマンス パラメータには、それぞれ最新の間隔に対するスレッシュホールドがあります。カウンタの値が個々の間隔(選択した間隔)のスレッシュホールドを超えると、TCA(スレッシュホールド超過アラート)が発生します。表示される数字は、各 PM パラメータのカウンタ値を表しています。
ステップ 6 Prev- n カラムを表示して、今までの間隔の PM カウントが表示されていることを確認します。
選択した間隔のカウントが不完全な場合は、値の背景色がイエローになります。たとえば、間隔として 1 日を選択した場合、不完全なカウントや不正確なカウントの原因としては、カウンタが開始されてからまだ 24 時間が経過していない、ノードのタイミングの設定が変更された、時間帯の設定が変更された、カードが交換された、カードがリセットされた、ポートの状態が変更された、などが考えられます。問題を解決すると、次の間隔(1 日)の値はホワイトの背景で表示されます。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D458 選択した信号の PM カウントのモニタ
目的 |
この作業では、信号の種類 1 つに絞り、近端または遠端の選択したカードおよびポートで、その信号の PM カウントをモニタします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示するカードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance タブをクリックします。
ポートと信号の種類を選択するためのドロップダウン リストは、カードと回線の種類によって異なります。カードを選択すると、そのカードに対応した信号の種類(DS3i、E1、E3、STM-N 回線、および VC4)が表示されます。たとえば STM16 LH AS 1550 カードを選択すると、回線だけでなく、信号の種類として VC4 PM パラメータが表示されます。このため、回線と回線内の VC4 の両方を選択できます。
ステップ 3 信号の種類を選択するドロップダウン リストで、次のいずれかのオプションをクリックします。
• Port ― n (カードのポート番号)
• Line ― n (STM 回線の番号)
• VC4 ― n (STM 回線内の VC パスの番号)
図21-10 に、STM-16 カードの Performance ウィンドウに Line ドロップダウン リストが表示されている様子を示します。
図21-10 STM-16 カードの Line ドロップダウン リスト
ステップ 4 Refresh をクリックします。近端または遠端ノードの選択したカードとポートで、指定した発信信号の種類に対する PM カウントの記録がすべて表示されます。PM パラメータの定義については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Performance Monitoring」の章を参照してください。
ステップ 5 Param カラムを表示して、PM パラメータの名前が表示されていることを確認します。PM パラメータの値は、Curr(現在)カラムと Prev- n (過去)のカラムに表示されます。PM パラメータの定義については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Performance Monitoring」の章を参照してください。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D459 選択した PM カウントのクリア
目的 |
この作業では、Clear ボタンを使用して特定の PM カウントをクリアします。クリアされる PM カウントは、選択したオプションによって決まります。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザ |
注意 Clear ボタンは、使い方を誤ると、問題を隠してしまうことにもなります。一般にこのボタンはテスト目的で使用します。このボタンをクリックすると、現在のビンに無効のマークが付けられます。また Unavailable Second(UAS)をカウントしている場合は、このボタンをクリックしても、UAS の状態がクリアされないので注意してください。したがって、UAS のカウントが増加しなくなった場合、そのカウントは信頼性が低くなります。
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示するカードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance タブをクリックします。
ステップ 3 Clear をクリックします。
ステップ 4 Clear Statistics ダイアログボックスから、次のいずれかのオプションを選択します。
• Displayed statistics ― 選択したポートの現在の統計情報の組み合わせに関連して、すべての PM カウントがカードとウィンドウから消去されます。つまり、選択した間隔、方向、および信号の種類のカウントがカードとウィンドウから消去されます。
• All statistics for port x ― 選択したポート( x )のすべての統計情報の組み合わせに関連して、すべての PM カウントがカードとウィンドウから消去されます。つまり、すべての間隔、方向、および信号の種類のカウントがカードとウィンドウから消去されます。
• All statistics for card ― すべてのポートのすべての PM カウントがカードとウィンドウから消去されます。
ステップ 5 OK を選択して、選択した統計情報をクリアします。
ステップ 6 選択した PM カウントがクリアされたことを確認します。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D460 PM パラメータの表示 ― FC_MR-4 の統計情報
目的 |
この作業では、FC_MR-4 カードとポートについて現在の統計の PM カウントを表示します。これにより、パフォーマンスの問題を事前に検出できます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示する FC_MR-4 カードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance > Statistics タブをクリックします(図21-11)。
図21-11 カード ビューの Performance ウィンドウの FC_MR-4 統計情報
ステップ 3 Refresh をクリックします。カード上の各ポートについて PM の統計情報が表示されます。
ステップ 4 Param カラムを表示して、PM パラメータの名前が表示されていることを確認します。Port number カラムには PM パラメータの現在の値が表示されます。PM パラメータの定義については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Performance Monitoring」の章を参照してください。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D461 PM パラメータの表示 ― FC_MR-4 の使用率
目的 |
この作業では、FC_MR-4 カードとポートについて回線使用率の PM カウントを表示します。これにより、パフォーマンスの問題を事前に検出できます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示する FC_MR-4 カードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance > Utilization タブをクリックします(図21-12)。
図21-12 カード ビューの Performance ウィンドウに表示された FC_MR-4 使用率
ステップ 3 Refresh をクリックします。カード上の各ポートについて使用率の値が表示されます。
ステップ 4 ポート番号カラムを表示して、モニタするポートを見つけます。
ステップ 5 今までの間隔の送信(Tx)および受信(Rx)の帯域使用率の値が Prev- n カラムに表示されます。PM パラメータの定義については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Performance Monitoring」の章を参照してください。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D462 PM パラメータの表示 ― FC_MR-4 の履歴
目的 |
この作業では、FC_MR-4 カードとポートについて選択した間隔における履歴の PM カウントを表示します。これにより、パフォーマンスの問題を事前に検出できます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示する FC_MR-4 カードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance > History タブをクリックします(図21-13)。
図21-13 カード ビューの Performance ウィンドウに表示された FC_MR-4 履歴
ステップ 3 Refresh をクリックします。カード上の各ポートについて PM の統計情報が表示されます。
ステップ 4 Param カラムを表示して、PM パラメータの名前が表示されていることを確認します。Prev- n カラムに PM パラメータの値が表示されます。PM パラメータの定義については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Performance Monitoring」の章を参照してください。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D463 FC_MR-4 PM カウントの別間隔でのリフレッシュ
目的 |
この作業では、指定した PM カウントが、選択したオプションに基づく間隔で表示されるようにウィンドウの表示を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示する FC_MR-4 カードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance タブをクリックします。
ステップ 3 Utilization タブまたは History タブをクリックします。
ステップ 4 Interval ドロップダウン リストで、次の 4 つのオプションのいずれかを選択します。
• 1 min ― 指定した PM カウントが 1 分間隔で表示されます。
• 15 min ― 指定した PM カウントが 15 分間隔で表示されます。
• 1 hour ― 指定した PM カウントが 1 時間間隔で表示されます。
• 1 day ― 指定した PM カウントが 1 日(24 時間)間隔で表示されます。
ステップ 5 Refresh をクリックします。選択した間隔に基づいて PM カウントの値がリフレッシュされます。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D465 FC_MR-4 RMON アラーム スレッシュホールドの作成
ステップ 1 ノード ビューで、RMON アラームのスレッシュホールドを作成する FC_MR-4 カードをダブルクリックします。
ステップ 2 カード ビューで Provisioning > RMON Thresholds タブをクリックします。
ステップ 3 Create をクリックします。Create Threshold ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 4 Slot ドロップダウン リストで、適切な FC_MR-4 カードを選択します。
ステップ 5 Port ドロップダウン リストで、選択した FC_MR-4 カードで利用できるポートを選択します。
ステップ 6 Variable ドロップダウン リストで変数を選択します。回線速度モードの場合にこのフィールドで選択できる FC_MR-4 のスレッシュホールド変数については、 表21-3 を参照してください。拡張モードの場合にこのフィールドで選択できる FC_MR-4 のスレッシュホールド変数については、 表21-4 を参照してください。
表21-3 FC_MR-4 のスレッシュホールド変数 ― ファイバ チャネル/FICON 回線速度モード(MIB)
|
|
iflnOctets |
インターフェイスで受信したオクテットの総数(フレーミング オクテットを含む) |
ifInDiscards |
正常に受信しても廃棄されて、上位レイヤのプロトコルに渡されなかった着信パケットの数 |
iflnErrors |
エラーがあるために廃棄された着信パケットの数 |
ifOutOctets |
送信オクテットの総数(フレーミング パケットを含む) |
ifOutDiscards |
エラーがなくても、廃棄されて送信されなかったパケットの数 |
txTotalPkts |
送信パケットの総数 |
rxTotalPkts |
受信パケットの総数 |
fibreStatsInvalidOrderedSets |
定義されているファイバ チャネル制御ワードの一部として認識できなかった受信オーダード セットの数 |
fibreStatsEncodingDispErrors |
不正なディスパリティが原因でデコードできなかった受信制御ワードの数 |
fibreStatsRxFramesTooLong |
サイズが> 2148 より長い受信ファイバ チャネル フレームの数(Cyclic Redundancy Check[CRC; 巡回冗長検査]を含む) |
fibreStatsRxFramesBadCRC |
CRC が不正な受信ファイバ チャネル フレーム数 |
fibreStatsRxFrames |
受信ファイバ チャネル フレームの総数 |
fibreStatsRxOctets |
受信ファイバ チャネル データの 1 フレームあたりのバイト数 |
fibreStatsTxFramesBadCRC |
CRC が不正な送信ファイバ チャネル フレーム数 |
fibreStatsTxFrames |
送信ファイバ チャネル フレームの総数 |
fibreStatsTxOctets |
送信ファイバ チャネル データの 1 フレームあたりのバイト数 |
fibreStatsLinkResets |
リンク回復のポート設定がイネーブルになっている場合に FCMR ポートによって行われたリンクのリセット回数 |
gfpStatsRxSBitErrors |
コア ヘッダーにシングル ビット エラーがあった受信 Generic Framing Protocol(GFP)フレーム数(これらのエラーは修正できます)の数 |
gfpStatsRxMBitErrors |
コア ヘッダーに複数ビット エラーがあった受信 GFP フレーム数(これらのエラーは修正できません)。 |
gfpStatsRxTypeInvalid |
種類が無効であった受信 GFP フレーム数(破棄されます)。たとえば、ファイバ チャネル データを受信するはずなのにイーサネット データを含む GFP フレームを受信した場合がこれにあたります。 |
gfpStatsRxSblkCRCErrors |
受信透過 GFP フレームで検出されたスーパーブロック のCRC エラーの総数。透過 GFP フレームには、それぞれにファイバ チャネル データを含む複数のスーパーブロックがあります。 |
gfpStatsCSFRaised |
クライアント信号エラーを示していた受信クライアント管理フレームの数 |
mediaIndStatsTxFramesTooLong |
長さが 1548 バイトを超えていた送信パケットの数 |
mediaIndStatsRxFramesTruncated |
5 バイト未満の受信フレーム数 |
表21-4 FC_MR-4 のスレッシュホールド変数 ― ファイバ チャネル/FICON 拡張モード(MIB)
|
|
iflnOctets |
インターフェイスで受信したオクテットの総数(フレーミング オクテットを含む) |
ifInDiscards |
正常に受信しても廃棄されて、上位レイヤのプロトコルに渡されなかった着信パケットの数 |
iflnErrors |
エラーがあるために廃棄された着信パケットの数 |
ifOutOctets |
送信オクテットの総数(フレーミング パケットを含む) |
ifOutDiscards |
エラーがなくても、廃棄されて送信されなかったパケットの数 |
fcIngressRxDistanceExtBuffers |
GFP レシーバーで使用可能な GFP バッファの最大数 |
fcEgressTxDistanceExtBuffers |
GFP トランスミッタで送信可能な GFP バッファの最大数。リモート GFP レシーバーから GFP トランスミッタに送信可能なバッファ数が通知されます。 |
fcStatsLinkRecoveries |
GFP でフレーム同期外れが発生してリンクのリセットが開始された回数。この値は、リンク回復がイネーブルな場合にだけ有効で、距離の延長がイネーブルな場合には無効です。 |
fcStatsRxCredits |
ファイバ チャネルまたは Fiber Connectivity(FICON)のリンク パートナーによって FCMR ファイバ チャネルまたはFICON トランスミッタから送信できるファイバ チャネル クレジットの最大数(リンク パートナーが受信できるフレームの最大数) |
fcStatsTxCredits |
FCMR ファイバ チャネルまたは FICON トランスミッタに残っているファイバ チャネル クレジットの数。ファイバ チャネルまたは FICON トランスミッタが送信できるフレームの数です。
(注) リンク パートナーからクレジットを受信すると、送信クレジットが増加します。一方、フレームが送信されると、送信クレジットが減少します。
|
fcStatsZeroTxCredits |
ファイバ チャネルまたは FICON の送信クレジットがゼロ以外の値からゼロに移行すると増加するカウントです。 |
fibreStatsInvalidOrderedSets |
定義されているファイバ チャネル制御ワードの一部として認識できなかった受信オーダード セットの数 |
fibreStatsEncodingDispErrors |
不正なディスパリティが原因でデコードできなかった受信制御ワードの数 |
fibreStatsRxFramesTooLong |
2148 より長い受信ファイバ チャネル フレーム数(CRC を含む) |
fibreStatsRxFramesBadCRC |
CRC が不正な受信ファイバ チャネル フレーム数 |
fibreStatsRxFrames |
受信ファイバ チャネル フレームの総数 |
fibreStatsRxOctets |
受信ファイバ チャネル データの 1 フレームあたりのバイト数 |
fibreStatsTxFramesBadCRC |
CRC が不正な送信ファイバ チャネル フレーム数 |
fibreStatsTxFrames |
送信ファイバ チャネル フレームの総数 |
fibreStatsTxOctets |
送信ファイバ チャネル データの 1 フレームあたりのバイト数 |
fibreStatsLinkResets |
リンク回復のポート設定がイネーブルになっている場合に FCMR ポートによって行われたリンクのリセット回数 |
gfpStatsRxSBitErrors |
コア ヘッダーに単一のビット エラーがあった受信 GFP フレーム数(これらのエラーは修正可能) |
gfpStatsRxMBitErrors |
コア ヘッダーに複数ビット エラーがあった受信 GFP フレーム数(これらのエラーは修正できません)。 |
gfpStatsRxTypeInvalid |
種類が無効であった受信 GFP フレーム数(破棄されます)。たとえば、ファイバ チャネル データを受信するはずなのにイーサネット データを含む GFP フレームを受信した場合がこれにあたります。 |
gfpStatsRxSblkCRCErrors |
受信透過 GFP フレームで検出されたスーパーブロック のCRC エラーの総数。透過 GFP フレームには、それぞれにファイバ チャネル データを含む複数のスーパーブロックがあります。 |
8b10bInvalidOrderedSets |
Gigabit Ethernet/Fibre Channel(GE/FC)規格に準拠していないオーダード セットの総数 |
8b10bStatsEncodingDispErrors |
GE/FC ディスパリティ エラーに違反しているコード グループの総数 |
ステップ 7 Alarm Type ドロップダウン リストで、イベントをトリガーするスレッシュホールドとして、上限スレッシュホールドと下限スレッシュホールドの一方または両方を指定します。
ステップ 8 Sample Type ドロップダウン リストで、 Relative または Absolute を選択します。Relative を指定すると、スレッシュホールドに使用する発生回数のサンプリング周期が、ユーザの設定したサンプリング周期に制限されます。Absolute を指定すると、スレッシュホールドは周期に関係なく、発生回数の合計を使用するように設定されます。
ステップ 9 Sample Period フィールドに適切な秒数を入力します。
ステップ 10 Rising Threshold フィールドに適切な発生回数を入力します。
上限タイプのアラームの場合は、測定値が下限スレッシュホールドより下から上限スレッシュホールドより上に変動したときにアラームが発生します。たとえば、ネットワークの衝突発生回数が 15 秒あたり 1000 回という上限スレッシュホールドを下回っていたときに、ネットワークで問題が発生して、15 秒間に 1001 回の衝突が記録されると、そのこと(衝突の発生回数がスレッシュホールドを超えたということ)が契機になってアラームが生成されます。
ステップ 11 Falling Threshold フィールドに適切な発生回数を入力します。多くの場合、下限スレッシュホールドは上限スレッシュホールドより低く設定します。
下限スレッシュホールドと上限スレッシュホールドはペアで使用されます。発生回数が上限スレッシュホールドより高くなって、その後下限スレッシュホールド以下に下がると、上限スレッシュホールドはリセットされます。たとえば、15 秒間に 1001 回という衝突を起こしていたネットワークの問題が治まって、15 秒間に 799 回の衝突しか発生しなくなると、発生回数は 800 という下限スレッシュホールドより低くなります。この状態変化によって上限スレッシュホールドはリセットされますが、ネットワークの衝突が再び急増して 15 秒間に 1000 回という上限スレッシュホールドを超えると、その時点でまたアラームが生成されます。イベントの契機となるのは、上限スレッシュホールドを初めて超えたときだけです(この方法を使用しないと、1 つのネットワーク障害によって、上限スレッシュホールドを何度も超えて、イベントが大量に発生してしまうためです)。
ステップ 12 OK をクリックしてこの手順を完了します。
ステップ 13 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D466 FC_MR-4 RMON のアラーム スレッシュホールドの削除
ステップ 1 ノード ビューで、RMON アラーム スレッシュホールドを削除する FC_MR-4 カードをダブルクリックします。
ステップ 2 カード ビューで Provisioning > Line Thresholds タブをクリックします。
ステップ 3 削除する RMON アラームのスレッシュホールドをクリックします。
ステップ 4 Delete をクリックします。Delete Threshold ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 5 Yes をクリックして、スレッシュホールドを削除します。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D468 MS-SPRing ウィザードによる 2 ファイバ MS-SPRing の作成
目的 |
この作業では、MS-SPRing ウィザードを使用して 2 ファイバ MS-SPRing を作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜。MS-SPRing を設定する場合に必要です。 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 3 Create MS-SPRing をクリックします。
ステップ 4 MS-SPRing Creation ダイアログボックスで、MS-SPRing のプロパティを設定します。
• Ring Type ― 2 ファイバ を選択します。
• Speed ― MS-SPRing の速度を選択します。選択できる値は、STM-4、STM-16、または STM-64 です。速度は MS-SPRing トランク(スパン)カードの STM-N 速度と一致する必要があります。
(注) STM-4 の MS-SPRing を作成しておいて、最終的に STM-16 または STM-64 にアップグレードする場合は、シングルポートの STM-4 カード(OC12 IR/STM4 SH 1310、OC12 IR/STM4 SH 1310、または OC12 IR/STM4 SH 1310)を使用します。STM-16 カードと STM-64 カードはシングルポート カードであるため、4 ポートの STM-4(OC12/STM4-4)で MS-SPRing をアップグレードすることはできません。
• Ring Name ― リング名を割り当てます。名前に使用できる文字数は、1 ~ 6 文字です。英数字で、大文字と小文字を組み合わせて指定できます。文字列「All」は、TL1 のキーワードであるため、大文字か小文字かに関係なく使用できません。すでに他の MS-SPRing に割り当てられている名前も指定できません。
• Reversion time ― リングを切り替えたあと、トラフィックが元の現用パスに復元されるまでの時間を設定します。デフォルトは 5 分です。リングの復元は、Never に設定することもできます。
ステップ 5 Next をクリックします。ネットワークの図が表示されたら、ステップ 6 へ進みます。取り付けられている光カードの数が不足している場合や SNCP セレクタを含む回線が検出された場合など、MS-SPRing を作成できないことが CTC で判明すると、[Cannot Create MS-SPRing] というメッセージが表示されます。このメッセージが表示された場合は、次のステップを実行します。
a. OK をクリックします。
b. Create MS-SPRing ウィンドウで、 Excluded Nodes をクリックします。MS-SPRing を作成できない理由を確認し、 OK をクリックします。
c. 障害の内容に応じて、 Back をクリックして始めから作業を繰り返すか、または Cancel をクリックして作業を取り消します。
d. 「D40 MS-SPRing ノードのプロビジョニング」を実行してすべてのステップが正しく完了していることを確認したあと、この手順を再度開始します。
ステップ 6 ネットワーク図で、MS-SPRing スパン ラインをダブルクリックします。このスパン ラインが、完全なリングを構成する他の MS-SPRing カードに DCC で接続されている場合は、このラインがブルーで表示され、Finish ボタンが表示されます。ラインをダブルクリックしてもまだ完全なリングを形成できていない場合は、完全なリングが作成されるまで別のスパン ラインをダブルクリックしていきます。リングが DCC に接続されたら、次のステップへ進みます。
ステップ 7 Finish をクリックします。MS-SPRing ウィンドウが開き、作成した MS-SPRing が表示されたら、ステップ 8 へ進みます。[Cannot Create MS-SPRing] または [Error While Creating MS-SPRing] というメッセージが表示された場合は、次の作業を行います。
a. OK をクリックします。
b. Create MS-SPRing ウィンドウで、 Excluded Nodes をクリックします。MS-SPRing を作成できない理由を確認し、 OK をクリックします。
c. 障害の内容に応じて、 Back をクリックして始めから作業を繰り返すか、または Cancel をクリックして作業を取り消します。
d. 「D40 MS-SPRing ノードのプロビジョニング」を実行してすべてのステップが正しく完了していることを確認したあと、この手順を再度開始します。
(注) MS-SPRing の設定時に、E-W MISMATCH、RING MISMATCH、APSCIMP、APSDFLTK、および MSSP-OSYNC のアラームのうちの一部または全部が一時的に表示されることがあります。
ステップ 8 次の点を確認します。
• ネットワーク ビューの図で、すべての MS-SPRing ノード間にグリーンのスパン ラインが表示されていること。
• E-W MISMATCH、RING MISMATCH、APSCIMP、DFLTK、および MSSP-OSYNC アラームがすべてクリアされていること。アラームのトラブルシューティングについては、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。
(注) ノード名の後ろにあるかっこ内の数字は、CTC によって割り当てられた MS-SPRing ノード ID です。1 つの MS-SPRing 内の各 ONS 15454 SDH には、0 ~ 31 の一意なノード ID が割り当てられています。ノード ID を変更する場合は、「D24 MS-SPRing ノード ID の変更」を行います。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D469 手動による 2 ファイバ MS-SPRing の作成
目的 |
この作業では、MS-SPRing を設定した各ノードで、MS-SPRing ウィザードを使用せずに 2 ファイバ MS-SPRing を作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Ring タブをクリックします。
ステップ 2 Create をクリックします。
ステップ 3 Suggestion ダイアログボックスで OK をクリックします。
ステップ 4 Create MS-SPRing ダイアログボックスで、MS-SPRing のプロパティを設定します。
• Ring Type ― 2 ファイバ を選択します。
• Ring Name ― リング名を割り当てます。MS-SPRing 内の各ノードには、同じリング名を使用する必要があります。英数字で、大文字と小文字を組み合わせて指定します。文字列 「All」は、TL1 のキーワードであるため、大文字か小文字かに関係なく使用できません。すでに他の MS-SPRing に割り当てられている名前も指定できません。
• Node ID ― ドロップダウン リストでノード ID(0 ~ 31)を選択します。Node ID は、MS-SPRing でノードを識別するための ID です。同じ MS-SPRing 内のノードの ID は一意でなければなりません。
• Reversion time ― トラフィックが元の現用パスに復元するまでの時間を設定します。デフォルトは 5 分です。同じ MS-SPRing 内のすべてのノードに同じ復元時間を設定する必要があります。
• West Line ― ドロップダウン リストからノードのウエスト MS-SPRing ポートを割り当てます。
「D40 MS-SPRing ノードのプロビジョニング」で設定したファイバ接続と DCC 終端の設定は、イースト ポートとウエスト ポートで一致している必要があります。
• East Line ― ドロップダウン リストからノードのイースト MS-SPRing ポートを割り当てます。
ステップ 5 OK をクリックします。
(注) MS-SPRing ノードがすべてプロビジョニングされるまでは、E-W MISMATCH、RING MISMATCH、APSCIMP、APSDFLTK、および MS-SPRingOSYNC のアラームのうちの一部または全部が表示されます。MS-SPRing のすべてのノードを設定すると、これらのアラームはクリアされます。
ステップ 6 View メニューから Go to Other Node を選択します。
ステップ 7 Select Node ダイアログボックスで、MS-SPRing に追加する次のノードを選択します。
ステップ 8 MS-SPRing に追加する各ノードで、ステップ 1 ~ 7 を繰り返します。すべてのノードを追加したら、ステップ 9 へ進みます。
ステップ 9 View メニューから、 Go to Network View を選択します。10 ~ 15 秒経過したら、次の点を確認します。
• すべての MS-SPRing ノード間に、グリーンのスパン ラインが表示されている。
• E-W MISMATCH、RING MISMATCH、APSCIMP、DFLTK、および MS-SPRINGOSYNC アラームがすべてクリアされていること。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D470 手動ルーティングによる SNCP 回線のトポロジー アップグレード
ステップ 1 Unprotected to UPSR ページの Circuit Routing Preferences 領域で、 Route Automatically をオフにします。
ステップ 2 Next をクリックします。Route Review and Edit 領域に、回線を手動でルーティングできるようにノード アイコンが表示されます。回線の始点ノードは選択されています。始点ノードから他のネットワーク ノードまでを示すグリーンの矢印は、回線のルーティングに使用できるスパンを表しています。
ステップ 3 Finish をクリックします。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D471 自動ルーティングによる SNCP 回線のトポロジー アップグレード
(注) この作業には自動ルーティングを使用する必要があります。Automatic Circuit Routing NE のデフォルト値およびNetwork Circuit Automatic Routing Overridable NE のデフォルト値が両方とも FALSE に設定されている場合は、自動ルーティングは使用できません。これらのデフォルト値の詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の「Network Element Defaults」付録を参照してください。
ステップ 1 Unprotected to SNCP ページの Circuit Routing Preferences 領域で、 Route Automatically をオンにします。
ステップ 2 回線を作成する前にその回線を確認して編集する場合は、 Review Route Before Creation チェックボックスをオンにします。
ステップ 3 次のいずかを選択します。
• Nodal Diversity Required ― 完全な回線パスの SNCP 部分にあるプライマリ パスと代替パスをノード ダイバースにします。
• Nodal Diversity Desired ― ノード ダイバーシティを優先することを指定します。ただし、ノード ダイバーシティが使用できない場合、CTC では完全な回線パスの SNCP 部分にファイバダイバース パスを作成します。
• Link Diversity Only ― 完全な回線パスの SNCP 部分ではファイバダイバース プライマリ パスおよび代替パスだけが必要であることを指定します。パス全体がノードダイバースになっていても、CTC ではそのことをチェックしません。
ステップ 4 ステップ 2 で Review Route Before Creation を選択した場合は、次のサブステップを実行します。それ以外の場合は、ステップ 5 へ進みます。
a. Next をクリックします。
b. 回線のルートを確認します。回線のスパンを追加または削除する場合は、回線のルートにあるノードを選択します。ブルーの矢印で回線のルートが示されます。グリーンの矢印は、追加できるスパンを表しています。スパンの矢じり部分をクリックしてから、 Include をクリックしてスパンを含めるか、 Remove をクリックしてスパンを削除します。
c. プロビジョニングした回線が予定のルート構成を反映していない場合は Back をクリックし、回線の情報を確認して変更します。回線を別のパスにルーティングする必要がある場合は、「D134 手動ルーティングによる低次トンネルの作成」を参照してください。
ステップ 5 Finish をクリックします。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。