次のステップ

この章は、次の項で構成されています。

Cisco Prime Network Registrar の設定

Cisco Prime Network Registrar のインストール後、次のタスクを実行できます。

Cisco Prime Network Registrar の使用

インストールしたローカルクラスタとリージョナルクラスタを管理するには、スーパーユーザー管理者を作成し、適切なライセンス情報を入力する必要があります。これを行うには、Cisco Prime Network Registrar に初めて接続するときに、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

Cisco Prime Network Registrar の Web UI または CLI を起動します。

  • Web UI にアクセスするには、Web ブラウザを開き、HTTPS(セキュアログイン)の Web サイトを使用します。

    https://hostname:https-port
    

    値は、次のとおりです。

    • hostname はターゲットホストの実際の名前です。

    • https-port はデフォルトの HTTPS ポートです(ローカルの場合は8443、リージョナルの場合は 8453)。

  • CLI を起動するには、次のように入力して nrcmd を起動します。

    install-path/usrbin/nrcmd -R -N username -P password 

    作成する管理者アカウントのユーザー名とパスワードを指定します。スーパーユーザー管理者アカウントを作成する必要がある場合は、パスワードの確認を求められます(初回ログイン時)。

    (注)  

     

    -R は、リージョナルクラスタに接続する場合にのみ指定します。

ステップ 2

ユーザー名とパスワードを入力して、スーパーユーザー管理者を作成します。

  • Web UI:[管理者(Admin)] フィールドと[パスワード(Password)] フィールドにそれぞれユーザー名とパスワードを入力します。次に、[追加(Add)] ボタンをクリックします。

ステップ 3

デフォルトでは、スマートライセンスは Cisco Prime Network Registrar 11.0 で有効になっています。アラートウィンドウの [スマートライセンスの設定(Configure Smart Licensing)] リンクをクリックして、[スマート ソフトウェア ライセンス(Smart Software Licensing)] ページを開き、スマートライセンスを設定します。詳細については、『Cisco Prime Network Registrar 11.0 アドミニストレーション ガイド』の「Use Cisco Smart Licensing」の項を参照してください。

従来のライセンスを使用する場合は、スマートライセンスを無効にする必要があります(『Cisco Prime Network Registrar 11.0 アドミニストレーション ガイド』の「Disabling Smart Licensing」の項を参照してください)。次に、[従来のライセンスの使用(Use Traditional Licensing)] をクリックし、次のようにライセンス情報を入力します。

  • Web UI:[参照(Browse)] をクリックし、ライセンスファイルを探します。

  • CLI:次のように、ライセンスファイル名の絶対パスまたは相対パスを入力します。

    nrcmd> license create filename

(注)  

 

リージョナルクラスタにライセンスを追加する必要があります。つまり、リージョナルを最初にインストールする必要があります。ローカルクラスタは、最初のログイン時にリージョナルクラスタに登録する必要があります。リージョナルクラスタに追加されたライセンスに基づいて、ローカルのサービス(dhcp、dns、および cdns)を選択できます。

ステップ 4

ステップ 2 で作成されたスーパーユーザーのユーザー名とパスワードを入力して、Web UI と CLI にログインします。

他の管理者アカウントを作成して、割り当てられたロールに基づいて特定の機能を実行することができます。詳細については、『Cisco Prime Network Registrar 11.0 アドミニストレーション ガイド』の「Managing Administrators」の章を参照してください。


サーバの起動と停止

インストールが正常に完了し、サーバを有効にした場合は、マシンを再起動するたびに Cisco Prime Network Registrar の DNS サーバおよび DHCP サーバが自動的に起動します。

TFTP サーバの場合、次の Cisco Prime Network Registrar CLI コマンドを使用して、ブートアップ時に再起動できるようにする必要があります。

nrcmd> tftp enable start-on-reboot 

クラスタ内のすべてのサーバは、Cisco Prime Network Registrar のリージョナルサーバ エージェントまたはローカルサーバエージェントによって制御されます。サーバを停止または起動するには、サーバエージェントを停止または起動します。

サーバの停止と起動の詳細については、『Cisco Prime Network Registrar 11.0 アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

インストールまたはアップグレードが成功すると、Cisco Prime Network Registrar サーバーが自動的に起動します。システムを再起動する必要はありません。

サーバーを起動および停止するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

SuperUser としてログインします。

ステップ 2

start 引数を指定して nwreglocal スクリプトまたは nwregregional スクリプトを実行し、サーバーエージェントを起動します。

ローカルクラスタの場合
# systemctl start nwreglocal

リージョナルクラスタの場合
# systemctl start nwregregional

ステップ 3

Cisco Prime Network Registrar サーバーのステータスを確認します。次のコマンドのいずれかを実行します。

# ./cnr_statusinstall-path/usrbin ディレクトリで使用可能)

または

# systemctl status nwreglocal(ローカルクラスタの場合)

# systemctl status nwregregional(リージョナルクラスタの場合)

ステップ 4

stop 引数を指定して nwreglocal スクリプトまたは nwregregional スクリプトを実行し、サーバーエージェントを停止します。

ローカルクラスタの場合
# systemctl stop nwreglocal

リージョナルクラスタの場合
# systemctl stop nwregregional

ローカル Web UI を使用したサーバの起動または停止

ローカル Web UI でサーバーを起動または停止するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

[操作(Operate)] メニューから、[サーバ(Servers)] サブメニューの [サーバの管理(Manage Servers)] を選択して、[サーバの管理(Manage Servers)] ページを開きます。

ステップ 2

DHCP サーバ、DNS サーバ、CDNS サーバ、TFTP サーバ、BYOD サーバまたは SNMP サーバを起動または停止するには、[サーバの管理(Manage Servers)] ペインでサーバを選択し、次のいずれかを実行します。

  • [サーバの起動(Start Server)] ボタンをクリックして、サーバを起動します。
  • [サーバの停止(Stop Server)] ボタンをクリックして、サーバを停止します。

ステップ 3

サーバをリロードするには、[サーバの再起動(Restart Server)] ボタンをクリックします。


リージョナル Web UI を使用したサーバの起動と停止

リージョナル Web UI でサーバーを起動または停止するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

[操作(Operate)] メニューから、[サーバー(Servers)] サブメニューの [サーバーの管理(Manage Servers)] を選択して、[サーバーの管理(Manage Servers)] ページを開きます。

ステップ 2

SNMP サーバーを起動または停止するには、[サーバーの管理(Manage Servers)] ペインでサーバーを選択し、次のいずれかを実行します。

  • [サーバの起動(Start Server)] ボタンをクリックして、サーバを起動します。
  • [サーバの停止(Stop Server)] ボタンをクリックして、サーバを停止します。

ステップ 3

サーバをリロードするには、[サーバの再起動(Restart Server)] ボタンをクリックします。


サーバのイベントロギング

Cisco Prime Network Registrar を起動すると、システムアクティビティのロギングが開始されます。サーバは、デフォルトで次のディレクトリにすべてのログを保持します。

  • ローカルクラスタ:/var/nwreg2/local/logs

  • リージョナルクラスタ:/var/nwreg2/regional/logs

ログをモニタするには、tail -f コマンドを使用します。

REST API の無効化

Cisco Prime Network Registrar 11.0 をインストールするか、以前のバージョンから 11.0 にアップグレードすると、REST API はデフォルトで有効になります。REST API を無効にする場合は、次の手順を実行します。

ローカルおよびリージョンの詳細 Web UI

手順


ステップ 1

[操作(Operate)] メニューの [サーバー(Servers)] サブメニューで [サーバーの管理(Manage Servers)] を選択して [サーバーの管理(Manage Servers)] ページを開きます。

ステップ 2

左側の [サーバーの管理(Manage Servers)] ペインの [CCM] をクリックします。[ローカルCCMサーバーの編集(Edit Local CCM Server)] ページが表示されます。このページには、すべての CCM サーバー属性が表示されます。

ステップ 3

[制御設定(Control Settings)] セクションで、[is-rest-enabled] 属性値を [false] に設定して REST API を無効にします。

ステップ 4

[保存(Save)] をクリックして、変更内容を保存します。


CLI コマンド

REST を無効にするには、ccm disable is-rest-enabled を使用します。

REST を有効にするには、ccm enable is-rest-enabled を使用します。