Cisco Elastic Services Controller のアクティブ/アクティブ HA の概要
ESC は、アクティブ/アクティブモデルの形式で高可用性(HA)をサポートします。ESC アクティブ/アクティブ HA は、1 つのデータセンター内に 3 つの VM をクラスタとして備えています。。2 つのデータセンターがあります。2 つのデータセンターの内、1 つはアクティブなデータセンターとして機能し、もう 1 つはスタンバイとして機能しますESC アクティブ/アクティブ HA は、Openstack Heat テンプレートを使用して、3 つの VM クラスタをデータセンターに展開します。
データセンターでは、ESC サービスが各 VM で稼働します。ただし、データセンターでクラスタリーダーとして稼働する ESC は 1 つだけです。DB サービスはクラスリーダーでのみ稼働します。他の 2 つの ESC VM では、ESC サービスがクラスタフォロワーとして稼働します。DB サービスは、ESC サービスリーダーの VM でのみアクティブになります。
DRBD は、ESC VM 間でデータを同期化します。3 つの ESC VM に搭載された ESC サービスは、アクティブな DB サービスに接続されます。リーダーのスイッチオーバーが発生すると、すべての ESC サービスは新たにアクティブになった DB サービスに接続されます。