この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
このマニュアルは、スタンドアロン インストーラを使用したインストール プロセスについて説明します。Cisco Prime Service Catalog は、Service Catalog および Service Link という 2 つの必須コンポーネント アプリケーションと、Reporting というオプション コンポーネント アプリケーションで構成されます。
このインストールは WildFly アプリケーション サーバおよび WebLogic アプリケーション サーバでサポートされ、スタンドアロンとクラスタ セットアップのどちらでも設定できます。
この章の後続の項では、WildFly アプリケーション サーバと WebLogic アプリケーション サーバの両方のさまざまな展開トポロジについて説明します。
12.0.1 Virtual Appliance(OVA ファイル)のインストールの詳細については、『 Cisco Prime Service Catalog Quick Start Guide 』を参照してください。
Prime Service Catalog は、スタンドアロンまたはクラスタ モードで設定できます。
– WebLogic のクラスタ環境では、トポロジ内に複数台のアプリケーション サーバ マシンを配置することができます。次の図は、Service Catalog コンポーネント アプリケーションがインストールされている 2 つのノードと、Service Link コンポーネント アプリケーションがインストールされている 1 つのノードで構成されるアプリケーション サーバ クラスタの例を示します。
– WildFly クラスタ環境では、使用可能なトポロジは 2 VM トポロジと 4 VM トポロジです。
次の図は、Service Catalog コンポーネント アプリケーションがインストールされている 2 つのノード、ドメイン コントローラがインストールされている 1 つのノード、および Service Link コンポーネント アプリケーションがインストールされている 1 つのノードで構成されるアプリケーション サーバ クラスタを持つ 4 VM トポロジの例を示します。
次の図は、WildFly クラスタ構成の 2 つの水平ノード(つまり、2 つの個別のホスト)がある 2 VM トポロジの例を示します。一方のノードに Service Catalog コンポーネント アプリケーションが含まれ、もう一方のノードにドメイン コントローラ、Service Link コンポーネント アプリケーション、および Service Catalog コンポーネント アプリケーションが含まれます。
2 ノード クラスタから始めて、必要に応じてクラスタにノード(つまり、ホスト)を追加できます。
(注) Prime Service Catalog インストーラは、最大 6 ノードのクラスタをサポートします。7 番目以降のノードを追加する場合は、「後続のホスト ノードの手動での WildFly クラスタへの追加」を参照してください。
次のフローチャートは Prime Service Catalog の全体的なインストールの流れを示します。
この項では、Prime Service Catalog のインストール プロセスのロード マップを説明します。
手順 1 インストール要件の説明に従い、ハードウェアおよびソフトウェアの最小要件に適切に対応しており、前提条件ソフトウェアがインストールされていることを確認します。
手順 2 Service Catalog データベースの設定の説明に従って Service Catalog データベースを作成し、データベース情報ワークシートに記入します。この情報は、Prime Service Catalog インストール ウィザードの実行時に必要となります。
手順 3 次のいずれかの項で説明する手順に従って、Prime Service Catalog で使用するアプリケーション サーバを準備します。
WildFly についてはインストール前の作業:WildFly を参照してください。
WebLogic についてはインストール前の設定:WebLogic を参照してください。
ワークシートの項の説明に従い、該当する「アプリケーション サーバ情報ワークシート」に記入します。この情報は、Prime Service Catalog インストール ウィザードの実行時に必要となります。
手順 4 「WildFly アプリケーション サーバでの Prime Service Catalog のインストール」または「WebLogic アプリケーション サーバでの Prime Service Catalog のインストール」に記載されている手順に従って、アプリケーション サーバ マシン上で Prime Service Catalog インストーラを実行します。以前のリリースからのアップグレード インストールを実行する場合は、この項と併せて Prime Service Catalog のアップグレードも参照してください。
手順 5 アプリケーション サーバのインストール後の作業を行い、次のいずれかの項の説明に従ってインストールした内容を確認します。
WildFly については WildFly のインストール後の作業を参照してください。
WebLogic についてはインストール後の設定:WebLogic を参照してください。
手順 6 Reporting の機能を有効にするには、Reporting ソフトウェア モジュールおよび Cognos ソフトウェアをインストールし、さらに Cognos サーバを Prime Service Catalog アプリケーションと統合するための設定を行う必要もあります。この作業ができる状態になったら、Reporting モジュールのインストールとアップグレードの手順に従って作業してください。